JP2004239917A - 光学式位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直線性の得られた位置検出出力とすることのできる光学式位置検出装置を提供する。
【解決手段】反射板11p,11yと、該反射板へ光を投射しその反射光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、前記反射板は、その位置検出方向に沿って第1の反射率の第1の位置検出用パターン11aと第2の反射率の第2の位置検出用パターン11bを有し、これらが交番状に配置され、且つ、前記第1と第2の位置検出用パターンの面積比が位置検出方向に応じて変化していくように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、反射板へ光を投射しその反射光を受光することにより位置検出を行う、若しくは、透過板へ光を透過しその透過光を受光することにより位置検出を行う光学式位置検出装置の改良に関するものである。
現在のカメラは露出決定やピント合せ等の撮影にとって重要な作業は全て自動化されているため、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起す可能性は非常に少なくなっている。
また、最近では、カメラに加わる手振れを防ぐシステムも研究されており、撮影者の撮影失敗を誘発する要因は殆ど無くなってきている。
ここで、手振れを防ぐシステムについて簡単に説明する。
撮影時のカメラの手振れは、周波数として通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレリーズ時点においてこのような手振れを起していても像振れの無い写真を撮影可能とする為の基本的な考えとして、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。従って、カメラの振れが生じても像振れを生じない写真を撮影できることを達成するためには、第1にカメラの振動を正確に検出し、第2に手振れによる光軸変化を補正することが必要となる。
この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振動検出センサと、該センサの出力信号を電気的或は機械的に積分して角変位を出力する積分器等を含み、その角変位に相当する信号を出力する振動検出回路等をカメラに搭載することによって行うことができる。そして、この検出情報に基づいて撮影光軸を偏心させる補正光学装置を駆動させることにより、像振れ抑制が可能となる。
ここで、振動検出回路を用いた防振システムについて、図13を用いてその概要を説明する。
図13の例は、図示矢印81方向のカメラ縦振れ81p及び横振れ81yに由来する像振れを抑制するシステムの図である。
同図中、82はレンズ鏡筒、83p,83yは各々カメラ縦振れ振動、カメラ横振れ振動を検出する振動検出回路で、それぞれの振動検出方向を84p,84yで示してある。85は振れ補正系(87p,87yは各々振れ補正系85に推力を与えるコイル、86p,86yは振れ補正系85の位置を検出する位置検出素子)であり、該振れ補正系85には後述する位置制御ループを設けており、振動検出回路83p,83yの出力を目標値として駆動され、像面88での安定を確保する。
図14〜図16は以上説明した防振システムに用いられる振れ補正装置を示す図である。更に詳しくは、図14は振れ補正装置の正面図(図13のレンズ鏡筒82の物体側から見た図)、図15(a)は図14の矢印A方向から見た側面図、図15(b)は図14のD1−D1断面図、図15(c)は図14のD2−D2断面図、図16は図14の裏面図である。
これらの図において、71aは地板71に3ケ所に等分に設けられた嵌合枠であり、図13のレンズ鏡筒82の内周に嵌合し、両者を孔71b(図14(a),(b)参照)を利用して結合させている。この地板71には図14に示す様にボビンに巻かれたシフトコイル72p,72yが固定され、又ロックコイル73が巻かれたステータ74が固定されている。ロータ75はその軸まわりに回転可能に地板71に取り付けられ、該ロータ75,ステータ74及びロックコイル73により、公知のステップモータを構成している。
地板71には、その外周側面に3ケ所に等分の長孔71c(図15(a)にのみ図示し、図14及び図15(c)ではその位置を矢印で示している)が設けられている。また、地板71の裏面にはロックリング76(図16参照)が矢印78r回り(図14)に回転可能に取り付けられており、ロータ75のピニオン75aと歯車76bが噛み合って、該ロックリング76はステップモータにより図14の矢印78r回りに振動(回転)させられる。
補正レンズ(図示しない)を保持する支持枠77は、図14や図15(a)に示す様に外周放射方向に3等分に延出する支持軸77aを有しており、その先端部が地板71の長孔71cと嵌合している。
3ケ所の嵌合部は図15(a)に示す長孔71c,支持軸77aの関係とそれぞれ同一であり、図から明らかな様に、各々の関係は光軸70(図15(a)参照)の方向には固定され、光軸70と直角な方向には互いに摺動可能になっている(孔71cが長孔の為)。即ち、支持枠77は地板71に対し光軸方向には移動規制されるが、その垂直な平面内においては自由に動くことができる。この動く方向を分解すると、図14に示すピッチ方向78p,ヨー方向78y,ロール方向78rに分けられる。
図14に示す様に支持枠77のピン77bと地板のピン71dの間には対の引っ張りバネ79が掛けられており、支持枠77を両側から引っ張っている。又支持枠77にはシフトマグネット710が吸着されたシフトヨーク711が取り付けられており、地板71上のシフトコイル72p,72yと対向している(図15(b)参照)。
そして両者の関連により、シフトコイル72pに電流を流すと支持枠77は矢印78p方向に引っ張りバネ79の弾性力に逆らって駆動され、又シフトコイル72yに電流を流すと同様に引っ張りバネ79の弾性力に逆らって矢印78y方向に駆動される。ロール方向78rには回転力は生じない事、及び、支持枠77は引っ張りバネ79により両側から引っ張られてこの方向に弾性的に回転規制されている事から、支持枠77がこの方向に回転する事は無い。
今、カメラの振れを検出する振動検出回路からの振れ情報に基づき支持枠77を矢印78p,78y方向に駆動すると(シフトコイル72p,72yに通電して)、前述した様に像面の安定化が図れる訳であるが、防振システムを使用していない時には支持枠77が地板711に対し不動にしておく必要がある。何故ならば、携帯時等の外乱振動により支持枠77が揺れ、地板71との間で衝撃音が発生する事、及び、それによる破損を避ける為である。
図16がこの時(防振システムを使用しない時)の状態を示した図であり、支持枠77の4ケ所の突起77eはロックリング76の内周壁76aと当接している。従って、支持枠77は矢印78p,78y方向の移動は規制されている。
防振システムを使用する時は、ステップモータによりロックリング76を図16において時計回りに所定量回転させる。すると、突起77eと対向する面はカム部76cとなり、互いに当接が離れる。よって、支持枠77はロックリング76に対しフリーになり、矢印78p,78y方向に駆動可能となる。
以上説明した振れ補正装置を要素別にまとめると、支持枠77、シフトマグネット710、シフトヨーク711及び補正レンズが補正手段に相当し、地板71、シフトコイル72p,72y及び引っ張りバネ79が前記補正手段を支持する支持手段に相当し、ロックリング76及び支持枠77に設けられた突起77eが前記補正手段を係止する係止手段に相当し、ロックコイル73、ステータ74及びロータ75、即ちステップモータが上記係止手段を駆動する駆動手段に相当する。
前述した振れ補正装置を精度良く振れ補正駆動させる為には、その駆動状態を監視しておく必要がある。即ち、補正レンズを保持する支持枠77の位置検出を行い、その出力を駆動手段にフィードバックする。
従来例においては、その位置検出を反射型の光学式位置センサ(例えば、フォトリフレクタ)で行っており、図17(a)の支持枠77に取り付けられるヨーク711に反射率の高いパターン(白)と反射率の低いパターン(黒)を有する反射板61を設け、支持枠77の矢印P,Y方向の運動による反射板61の位置変化を対向する光学式位置センサで反射率の変化として検出する。
図18(a)は図17のD3−D3断面であり、図18(b)は図17の矢印B方向から見た側面図である。
図18(a)に示す様に、基板63(図17の紙面上方より支持枠77を挟んで地板71に固定される)に取り付けられた光学式位置センサ62は、反射板61の白,黒パターンのほぼ境界面に対向している。そして、光学式位置センサ62から反射板へ投光した反射光量を検出する。
その為、支持枠77の動きにつれて光学式位置センサ62へ戻る反射光量は変化し(対向面が白パターン,黒パターンと変化する為)、それにより支持枠77の位置(運動方向)を検出している。
図19は、横軸に支持枠77の変位を、縦軸に光学式位置センサ62の出力を、それぞれプロットした波形であるが、図示される様に直線性が得られていない。この様な特性であると、位置検出精度が低く、正確な振れ補正が出来ない。
又、この様な反射光量を検出するセンサの場合、上述したP,Y方向の位置検出の他に反射板61が図17の紙面方向に変動した場合(反射板が光学式位置センサに近づいたり、離れたりした場合)も出力する(光学式位置センサとの距離が変化することで反射光量が変化する為)。
図18(a)に示す様に、反射板61は支持枠77に対し片持ち梁形状に取り付けられており、矢印64方向に撓み振動を起す。その為、光学式位置センサ62と反射板61の距離Dが変化し、これも出力誤差の要因となり、振れ補正精度を劣化させていた。
(発明の目的)
本発明の目的は、直線性の得られた位置検出出力とすることのできる光学式位置検出装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1及び2記載の本発明は、反射板若しくは透過板と、前記反射板若しくは透過板へ光を投射しその反射光若しくは透過光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、前記反射板若しくは透過板が、その位置検出方向に沿って第1の反射率若しくは透過率の第1の位置検出用パターンと第2の反射率若しくは透過率の第2の位置検出用パターンを有し、これらが交番状に配置され、且つ、前記第1と第2の位置検出用パターンの面積比が位置検出方向に応じて変化していくように構成された光学式位置検出装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、請求項3〜5記載の本発明は、反射板若しくは透過板と、前記反射板若しくは透過板へ光を投射しその反射光若しくは透過光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、前記反射板若しくは透過板が、その位置検出方向に沿った一端に第1の反射率若しくは透過率の第1の位置検出用パターンを、他端に第2の反射率若しくは透過率の第2の位置検出用パターンを有し、前記第1及び第2の位置検出用パターンの境界面を、前記第1と第2の位置検出用パターンが重なり合った構成にし、つまり第1,第2の位置検出用パターンの境界面で各々を組み合わせることで、第1の反射率若しくは透過率から第2の反射率若しくは透過率への反射率若しくは透過率の変化をゆるやかにした光学式位置検出装置とするものである。
本発明によれば、直線性の得られた位置検出出力とすることができる光学式位置検出装置を提供することができるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、後述する実施例に記載の通りである。
図1は本発明の実施例1に係る振れ補正装置の要部を示す平面図であり、図17の従来例と異なるのは、反射板11が反射率の高い第1パターン11a(白)を内側に、反射率の低い第2のパターン11b(黒)を外径側に、それぞれ配置しており、第1のパターンと第2のパターンは検出方向(反射板11pでP方向,11yではY方向)に沿って第1のパターンと第2のパターンが交番状に配置され、且つ、第1のパターンと第2のパターンの面積比が位置検出方向に向って変化している(第1のパターンの方向に従って第1のパターンの構成比が大きくなる)ようになっている点である。
まず初めに、反射率の高い第1のパターン11a(白)を内側に配置した理由について説明する。
図18で説明した様に、反射板11は支持枠77との付け根部分より片持ち梁状に延出しており、この部分より撓み振動をする。この振動振幅は片持ち梁の先端(支持枠77の外径側)ほど大きく、根元(内側方向)ほど小さい。反射型の光学式位置検出装置の場合、この方向の振動(図18(a)の矢印64方向)も検出し、その感度は反射光量が多いほど(反射板の反射率が高いほど)大きくなる。
よって、この方向の感度を小さくしていく為には振動振幅の大きい先端側を反射率の低いパターンにし、振動振幅の小さい根元側を反射率の高いパターンにしている。これにより、この方向(検出したい方向と垂直な方向)の変動が検出方向の誤差出力として重畳する割合が低くなり、振れ補正装置の振れ補正精度を高く保てることになる。
また、図1の様に反射板11p,11yのパターンをバーコード状にし、検出方向につれて2つの反射率パターンの面積比を変更し、例えば黒パターンと白パターンの面積比「白/黒」を検出方向の白パターンに近づくにつれて大きくした場合、光学式位置検出装置の出力は、図2に示す様に、全ストローク(横軸)にわたって直線性(以下、本実施の形態の説明においては「リニアリティ」と記す)が得られる。
これは検出方向に向って反射率がしだいに変化している為である(光学式位置検出装置の投光スポット径はある程度の大きさを持っている為に、黒線と白線が並んでいても出力は階段状にはならない)。又、黒線と白線の間隔を部分的に適宜調整する事で、部分的なリニアリティ補正が行える。
尚、反射板11のパターンは検出方向に向って反射率がゆっくり変化すれば良いので、図1のパターンに限らず、図3(a)〜(c)の様に、2つの反射率のパターンが検出方向に複数延出して組み合う様にしても良い。
図3の(a)の様に第1のパターン12a,第2のパターン12bの部分を残し、中間の境界部を互いに組み合ったパターン12cにすると、第1のパターン,第2のパターンのみの部分が残っている為、反射光量差が大きく、感度を高く出来る。中間部(パターン12c)は両者を混合した中間反射率パターンにして反射率の急激な変化を防ぎ、リニアリティを確保する。
境界部での反射率変化をよりなだらかにする為に、図3(b)に示す様に、組み合ったパターン13cを三角形にしたり、図3(c)の様に、全面を組み合ったパターンにしても良い。
尚、反射板、例えば11pは、検出P方向に動くばかりでなく、Y方向にも動かされる(支持枠77は2軸方向に動く為)。
11pの様なバーコードパターンの場合、Y方向に動いても対向する光学式位置検出装置への反射光の変化は無い為、出力の変化は無いが、図3の様に組み合ったパターンの場合、Y方向に動くとパターンはパルス状に変化する。しかしながら、前述した様に投光スポット径はある程度の大きさを持っている為、上記組合せピッチが細かければ階段上の出力変動は生じない。
今、反射板と光学式位置検出装置の距離をL、組合せピッチをPとすると、「P/L≦0.5」程度にしておくと、Y方向の変化に伴う出力の変動は無視することが可能となる。
以上の様に、反射率の高いパターンを反射板の支持側(根元側)に配置する事で、支持枠の位置検出精度を上げることができ、又、反射板をその位置検出方向に沿って第1の反射率のパターンと第2の反射率のパターンを交番状に配置し、且つ、各々のパターンの面積比が位置検出方向に応じて変化させる事で、位置検出装置の出力感度リニアリティを高めることができる。
もしくは、第1のパターンと第2のパターンの境界面を各々のパターンが重なり合った(複数の延出パターンが組み合った)形状にすることでも、出力感度リニアリティを高めることができる。
以上の様に位置検出装置の検出精度を上げて、振れ補正精度を高めることができる。
尚、感度リニアリティの向上は反射方式に限られるものではなく、透過型の光学式位置検出装置(例えば、フォトインタラプタ)の場合においても、投光・受光間に透明フィルムを設け、透明フィルム上に第1の透過率のパターンと第2の透過率のパターンを上述説明の様に配置して感度リニアリティの向上を図っても良いのは云う迄もない。
上記の実施例1においては、リニアリティの向上を、反射/透過パターンの工夫のみで行ってきたが、位置センサを複数設けることによるリニアリティを向上させる構成を、実施例2として、図4〜図6を用いて以下に説明する。
図4に示す単一の反射板20(検出方向P)には、2種類の位置検出用パターンが設けられ、1つは高反射率の第1のパターン22aと低反射率の第2のパターン22bが検出方向に沿って並んでおり、他方は幅の狭い(パルス状出力用の)第3のパターン23bと、該第3のパターン23aと反射率の異なる第4のパターン23aとで構成され、各々の位置検出用パターンに対向して位置センサ21a,21bが設けられている。
位置センサ21aは対向する第1,第2のパターン22a,22bが検出方向Pに移動する事で、図5に示す波形26の様な出力をする。これは、従来例の説明と同様にリニアリティが得られていない。位置センサ21bの出力はパターン23bと対向する部分で出力が急激に変化する為に、このパターン23bと対向する位置を精度良く検出する(図5の波形28参照)。前記位置センサ21a,21bの出力は感度補正回路25に入力される。
ここで、感度補正回路25の動作について、図6のフローチャートにより説明する。
図6のフローチャートは、位置センサのオンと同時にスタートし、まずステップ#2001では、位置センサ21bの出力V変化を待機する。そして、出力変化があった時、即ち反射板20が動いて隣のパターン23bに移った時、ステップ#2002へ進む。このステップ#2002及び次のステップ#2003では、位置センサ21aの出力Vの大きさを比較している。
前述した様に位置センサ21aの出力Vはリニアリティに乏しい。しかしながらその出力の大きさを見る事で、ある程度の位置は把握できる。よって、位置センサ21bのパルス状の出力Vがある時の位置センサ21aの出力を見る事で、位置センサ21bがどのパルス(図4では3パルスが発生)のパターンと対向しているかを知る事ができる。
その為、ステップ#2002,#2003での比較により、位置センサ21aと反射板20の相対位置を知り、その位置に応じて位置センサ21aの増幅器24の増幅率を変化する。
図5において、矢印29aで示す位置に反射板20が移動している時は、位置センサ21bはパルス状の出力変化をし、又位置センサ21aの出力V(第1のパターン22aの時の出力)はVより大きい。この様な時はステップ#2002からステップ#2004へ進み、増幅感度をkにして、感度直線を27aから27cに変化させる。
同様に、矢印29bの時も位置センサ21bはパルス出力し、位置センサ21aの出力V(第2のパターン22bの時の出力)はVより小さい。この様な時はステップ#2003からステップ#2006へ進み、感度kの増幅を行い、感度直線を27bから27dにする。また、矢印29cの時も位置センサ21bはパルス出力し、この際位置センサ21aの出力VはVとVの間にある。この様な時はステップ#2003からステップ#2005へ進み、感度kの増幅を行い、感度直線の変更はしない。
以上の様な構成にする事で、位置センサ21aの検出リニアリティを向上させることができ、それにより像振れ補正精度を高める事ができる。
このように複数の位置センサ21a,21bと、これら各位置センサの出力より感度の補正を行う感度補正回路25を設け、一方の位置センサ21bをパルスパターンと対向させたパルス出力(位置検出精度は高いが、反射板の移動につれた出力の傾向が無い)、他方の位置センサ21aを2分割のパターンと対向させたアナログ出力(位置検出方向に応じた出力の勾配は有るが、リニアリティが不足して位置検出精度が低い)として、前者のセンサ出力で後者のセンサの増幅率を変更することで、リニアリティの補正を行うことができる。
図7は実施例3に係る振れ補正装置の要部構成を示す図であり、上記実施例2と異なるのは、各々の位置センサ32a,32bと対向する反射板31のパターンは、共に検出方向Pに2分割された反射率の異なるパターン31a,31bで構成されている点である。
但し、位置センサ32aに対向するパターンの境界線と位置センサ32bに対向するパターンの境界線は検出方向Pに対して位相がずれており、各々の位置センサ32a,32bの出力は差動増幅器33で差出力を求められる。
図8(a)は、反射板31の検出方向Pの移動に対する位置センサ32aの出力波形34aと位置センサ32bの出力波形34bを示した図であり、この図に示す様に、各々の出力は共にリニアリティ範囲は狭いが、これらの差出力は、図8(b)に示す様に、互いのリニアリティの不足している部分を補完してリニアリティ範囲を広くできる。
この様に、高反射率と低反射率の対のパターンが位置検出方向に並んだ第1のパターンと、第1のパターンに対向する第1の位置センサと、第1のパターンと位置検出方向に位相をずらした第2のパターンと、第2のパターンに対向する第2の位置センサと、第1,第2の位置センサの出力を連続的に乗り換える感度補正回路(差動増幅器33)を設けることで、位置検出リニアリティを広くして振れ補正精度を高めることができた。
図9は実施例4に係る振れ補正装置の要部構成を示す図であり、位置センサ42に対向する反射板41は、従来例と同様に、検出方向に2分割された2つの反射率のパターンで構成されている為、その出力は、図10の様に、リニアリティが不足している。
位置センサ42の出力は、可変増幅器43とリニアリティ補正回路44に入力している。
前記位置センサ42の出力リニアリティ45(図10参照)は予め測定しておき、各々の出力V〜Vに対応する感度の補正値(可変増幅器43の増幅率を変更して、位置によらず感度を一定にする)をリニアリティ補正回路44に記憶する。
位置検出時にはリニアリティ補正回路44は、位置センサ42の出力を受けて、その補正感度を可変増幅器43に出力する。これにより、位置センサの出力感度は位置に依らず、一定になる(感度リニアリティ範囲が広がる)。
以上の様に、位置検出出力を基にその位置検出感度を補正するリニアリティ補正回路44を設け、初期調整時に位置センサ42の感度リニアリティを測定しておき、そのデータから感度補正量を求めて記憶し、位置検出時に利用することで、リニアリティ範囲を広げ、振れ補正精度を高めることができる。
上記実施例1においては、図18(a)の矢印64方向の振動の位置センサへの影響を少なくする方法を説明したが、図11はその別の例を示す実施例5に係る図であり、この図は図17のD3−D3断面である。
図18(a)と異なるのは、コイル72のボビン72aは地板71に磁性体のネジ51で固定されている。反射板61の背面には磁石710が取り付けられており、この磁石710とネジ51が引き合う事で、反射板61は光軸方向70に与圧される。
よって、反射板61の光軸方向の撓み振動量は少なくなり、位置検出精度が高くできる。
以上の様に、反射板61が位置センサ62との対向方向に付勢されている事で、位置検出精度を高く保てる。又、付勢の方法として補正レンズ駆動用の磁石を兼用している為、与圧方法は極めてコンパクトにできる。
尚、図11のネジ51の長さを変更することで、ネジと磁石の間隔が変化し、与圧力が調整でき、最適な与圧力を得ることができる(与圧力が強すぎると駆動摩擦が大きくなり、駆動精度が劣化する)。又、磁気を利用した与圧は図11に用いたビスに限られず、地板71側にも対向する磁石を用いても良い。
図12は実施例6に係る振れ補正装置の要部構成を示す図であり、上記実施例5と同様に、図18の矢印64方向の振動の位置センサへの影響を少なくする他の例を示すものである。
検出方向Pに対して2つの位置センサ53a,53bが設けられており、位置センサ53aに対向する反射板52の面は、反射率が検出方向Pで変化しない様に一色のパターンになっている。位置センサ53bに対向する反射板の面は、上記実施例1と同様にバーコード状になっている。そして、この位置センサ53aの出力は、可変増幅器54を経由して差動増幅器55に入力する。位置センサ53bの出力は差動増幅器55に入力するが、又位置センサ53bの出力に応じて可変増幅器54の増幅率が変化するようになっている。
位置センサ53aは対向する反射板52の面が一色の為に検出方向Pの反射板52の移動は検出しない。しかし、紙面上下方向(図18(a)の矢印64方向)の反射板52の振動は検出する。
位置センサ53bは、上記実施例1で説明した様に検出方向Pの反射板52の移動を検出する。しかし、紙面上下方向の振動も検出し、その感度は対向する反射板52の反射率で変化する。即ち、検出方向Pの一端で反射率の高いパターンと対向している時は上記振動方向の感度も高く、又、他端で反射率の低いパターンと対向している時は振動方向の感度は低い。
今、位置センサ53bの出力の大きさに応じて位置センサ53aの増幅率を変化させると(可変増幅器54により)、位置センサ53aの出力は位置センサ53bの紙面上下方向の振動のみ検出するようになる。そして、差動増幅器55で両センサの出力差を求めると、その出力は位置検出方向Pの感度のみ有する事になる。
以上の様に、反射光量で位置を検出する光学式位置検出装置において、対向する反射板52の第1方向の位置を検出する位置センサ53bと、第1の方向と異なる第2の方向(この例では振動方向)を検出する位置センサ53aを設け、位置センサ53aの出力より位置センサ53bの出力を補正する手段(可変増幅器54,差動増幅器55)を設ける事で、位置検出精度を高め、振れ補正精度を高くする事ができた。
以上が本発明の各実施例の説明であるが、最後にそれぞれの効果等について以下に列挙する。
1)対向する反射板11p,11yの対向方向の振動振幅の小さい方を高反射率のパターン11aにし、振動振幅の大きい方を低反射率のパターン11bとし、反射率の変化により駆動方向P,Yの位置検出を行うようにしている。具体的には、反射板が片持ち梁状に固定されている時、取付け根元側を高反射率のパターン11aにする。これにより、上記振動振幅が大きい所では感度が低くなり(低反射率パターンの為)、位置検出精度を向上させることができる。
2)対向する反射板11を対向方向に付勢することでこの方向の撓みを無くして位置検出精度を向上させている。上記付勢の方法として、反射板を磁気的に付勢(ネジ51を用いる吸引,反発)している為、簡単な構成でこと事を実現することができる。
3)一つの検出方向に対し二つの位置センサ53a,53bを設け、対向する反射板の対向方向(第2の方向P)及びその垂直方向(第1の方向64)を検出する。第1の位置センサは反射率の異なる(変化する)パターンに対向させ、第1の方向及び第2の方向を検出し、第2の位置センサは反射率の変化しないパターンに対向させて第2の方向のみ検出させ、前記第2の位置センサの出力で前記第1の位置センサの出力を補正(差を求め)して、第1の方向のみ出力させるようにしている。これにより、リニアリティの得られた位置検出出力を得ることができる。
4)反射光量で位置を検出する複数のセンサの各々に異なるパターンを対向させ、互いの出力を補完する事でリニアリティの得られた位置検出出力を得ようとするものであり、対向するパルスパターン23a,23bをカウントして位置を正確に検出するパルス出力センサ(21b)と対向し、反射率の変化するパターン22a,22bにより運動方向を検出するアナログ出力センサ(21a)とを設け、感度補正回路25でパルス出力センサによりアナログ出力センサの感度リニアリティの補正を行う。又は、検出方向に位相をずらした複数のパターン31a,31bの各々に対向する複数のセンサ32a,32bの出力を連続的に乗り換えて、感度リニアリティの補正を行うようにしている。これにより、リニアリティの得られた位置検出出力を得ることができる。
5)位置検出センサ42の出力のリニアリティ不足を予め記憶しておき、記憶値を基にリニアリティの補正を行う事で、リニアリティの得られた位置検出出力を得るようにしている。
6)対向する反射板/透過板をその検出方向に沿って第1の反射率11a/透過率のパターンと第2の反射率11b/透過率のパターンを有し、それらが交番状に配置され、第1パターン,第2パターンの面積比を位置検出方向に応じて変化させる。或いは、第1,第2のパターン境界部で各々を組み合わせる事で、第1の反射率/透過率から第2の反射率/透過率への反射率/透過率の変化を緩やかにしている。これにより、リニアリティの得られた位置検出出力を得ることができる。
本発明は、一眼レフカメラやビデオカメラ等のカメラに具備される防振システムに設けられる位置検出装置を例にしているが、これに限定されるものではなく、種々の位置検出情報を必要とする光学機器や装置への提供が可能である。
本発明の実施例1に係る振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 図1の振れ補正装置に具備される位置センサの検出出力を示す図である。 図1の位置検出用パターンの他の例を示す図である。 本発明の実施例2に係る振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 図4の各位置センサの出力波形について説明する為の図である。 本発明の実施例2における位置検出時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 図7の各位置センサの出力波形について説明する為の図である。 本発明の実施例4に係る振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 図9の各位置センサの出力波形について説明する為の図である。 本発明の実施例5に係る振れ補正装置の要部構成を示す断面図である。 本発明の実施例6に係る振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 従来の防振システムの概略構成を示す斜視図である。 従来の振れ補正装置の要部を示す平面図である。 図14の振れ補正装置の矢印A方向より見た側面及びD1−D1,D2−D2の断面を示す図である。 図14の振れ補正装置の裏面より見た平面図である。 従来の振れ補正装置の要部構成を示す平面図である。 図17の振れ補正装置の矢印B方向より見た側面及びD3−D3の断面を示す図である。 図17の振れ補正装置に具備される位置センサの検出出力を示す図である。
符号の説明
11p,11y,20,31,41,52 反射板
11a,11b パターン
12a,12b,12c パターン
21a,21b 位置センサ
22a,22b パターン
23a,23b パターン
24 増幅器
25 感度補正回路
31a,31b パターン
32a,32b 位置センサ
33 差動増幅器
42 位置センサ
43 可変増幅器
44 リニアリティ補正回路
51 ビス
53a,53b 位置センサ
54 可変増幅器
55 差動増幅器
71 地板
77 支持枠

Claims (5)

  1. 反射板と、該反射板へ光を投射しその反射光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、
    前記反射板は、その位置検出方向に沿って第1の反射率の第1の位置検出用パターンと第2の反射率の第2の位置検出用パターンを有し、これらが交番状に配置され、且つ、前記第1と第2の位置検出用パターンの面積比が位置検出方向に応じて変化していくように構成されていることを特徴とする光学式位置検出装置。
  2. 透過板と、該透過板へ光を投射しその透過光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、
    前記透過板は、その位置検出方向に沿って第1の透過率の第1の位置検出用パターンと第2の透過率の第2の位置検出用パターンを有し、これらが交番状に配置され、且つ、前記第1と第2の位置検出用パターンの面積比が位置検出方向に応じて変化していくように構成されていることを特徴とする光学式位置検出装置。
  3. 反射板と、該反射板へ光を投射しその反射光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、
    前記反射板は、その位置検出方向に沿った一端に第1の反射率の第1の位置検出用パターンを、他端に第2の反射率の第2の位置検出用パターンを有し、前記第1及び第2の位置検出用パターンの境界面は、前記第1と第2の位置検出用パターンが重なり合った構成であることを特徴とする光学式位置検出装置。
  4. 透過板と、該透過板へ光を投射しその透過光を受光する投受光部とを有する光学式位置検出装置において、
    前記透過板は、その位置検出方向に沿った一端に第1の透過率の第1の位置検出用パターンを、他端に第2の透過率の第2の位置検出用パターンを有し、前記第1及び第2の位置検出用パターンの境界面は、前記第1と第2の位置検出用パターンが重なり合った構成であることを特徴とする光学式位置検出装置。
  5. 前記第1の位置検出用パターンと前記第2の位置検出用パターンの境界面においては、互いに位置検出方向に延出した複数の延出パターンが組み合っていることを特徴とする請求項3又は4記載の光学式位置検出装置。
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