JP2004239221A - ファン装置及び投射型表示装置及び電子機器 - Google Patents

ファン装置及び投射型表示装置及び電子機器 Download PDF

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JP2004239221A
JP2004239221A JP2003031533A JP2003031533A JP2004239221A JP 2004239221 A JP2004239221 A JP 2004239221A JP 2003031533 A JP2003031533 A JP 2003031533A JP 2003031533 A JP2003031533 A JP 2003031533A JP 2004239221 A JP2004239221 A JP 2004239221A
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Shoji Kawahara
河原  昭二
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】投射型表示装置の冷却ファンの隙間より、装置内の光が外部に漏れる、という問題があった。また、ファンの騒音が視聴の妨げになるという問題があった。
【解決手段】回転駆動源となるモータ11と、モータ11の回転によってモータ11の回転軸方向へ送風する、所定の光透過エリア20を有する送風手段12と、送風手段12の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分102、103とを有する、第1の導風部材101と、送風手段12の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分105、106とを有する、第2の導風部材104とを備え、送風手段12の空気吐出側正面から見て、光透過エリア20と、第1の導風部材101の開口部102、103と、第2の導風部材104の開口部105、106と、が同時に重なることはない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却目的に使用されるファン装置に関するものである。例えば、投写型表示装置、パーソナルコンピュータ等で使用されるファン装置である。
【0002】
【従来の技術】
近年、投写型表示装置は、画像情報をより鮮明に投影するために、高解像度のライトバルブデバイス、例えば液晶パネルユニットが用いられ、投影画面を更に明るくするための高輝度化が進められている。また、ノートパソコンなどのパーソナルコンピュータの普及拡大により、画像出力装置として、電子プレゼンテーションにも多く用いられるようになってきている。また、ホームシアター用などの投写型表示装置も普及してきている。
【0003】
高輝度化に伴い、光源ランプの定格入力電力も大きくなり、発光強度が大きくなり、光源ランプなどの冷却性能の確保が必要となっている。従来、その冷却用のファン装置として、電子機器等で使用されている軸流プロペラファンが多く採用されている。
【0004】
図11に、従来のファン装置である冷却ファンの概要を示している。モータ11のロータに一体的に形成された、複数のプロペラ羽根からなるプロペラ12が、モータ11の回転に伴って回転させられる。ハウジング10は、モータ11の回転中心と概ね一致した位置でモータ11を保持している。このハウジング10に形成された空気導風路13で、モータ11の回転軸方向に空気の流通が行われるものである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、パーソナルコンピュータ等の電子機器においては、処理速度の高速化などに伴い、CPU等の発熱量が大きくなってきている。その対応として、筐体に吸気及び排気口を設け、冷却ファンで排気を行い所望の冷却を達成している。また、CPU等の発熱量の増大に伴い、冷却ファンが大型化してきている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−329997号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の投写型表示装置は画像情報をより鮮明に投影するために、高解像・高精細のライトバルブデバイスが用いられるようになっている。さらに、視聴室内を暗くしなくても、スクリーン上の画像が鮮明に見えるようにするため、投影画面を更に明るくするための高輝度化、ひいては光源ランプユニットの高電力化が進められている。また、ホームシアター用なども普及してきており、映画等の視聴の妨げにならないよう、騒音が小さく、不要な光が装置外部に漏れない投写型表示装置が強く望まれている。
【0008】
しかしながら、従来、一般的に冷却用に使用されている軸流プロペラファンでは、プロペラの羽根の隙間等から、投射型表示装置内部の光が外部に漏れてしまう、という問題があった。
【0009】
また、排気ファンにより投射型表示装置内部の冷却を行なっているが、高電力の光源ランプユニットの発熱量が大きくなるに伴って、排気ファンを高回転で駆動させるようになってきている。それにより、排気ファンの風切り音による騒音が大きくなり、視聴の妨げになるという問題があった。
【0010】
また、従来のパーソナルコンピュータ等の電子機器は、処理速度が大幅に向上し、CPUをはじめ、種々の駆動ICなどを実装した回路基板などの配置によって、筐体内部の温度上昇は増加する傾向にある。筐体内部の冷却を満足させるために、大きな軸流ファンを装着したり、セット内部へのほこりなどの侵入を防ぐための防塵構造を設けたりして、構造の複雑化や大型化は避けられない課題となっている。また、筐体の排気開口部に備えられたファン装置のプロペラと空気導風路の隙間から、筐体内部が使用者に露骨に見えるため、品位が落ちるという課題があった。
【0011】
本発明は、上記の従来の問題点を考慮し、装置内部の光が外部に漏れず、外部から装置の内部が見えない機構のファン装置等を提供することを目的とする。また別の本発明は、外部からのほこりの侵入を抑制するファン装置等を提供することを目的とする。また別の本発明は、冷却に伴う風切り騒音を低く抑えるファン装置等を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、第1の本発明は、
回転駆動源となるモータ(11)と、
前記モータ(11)の回転によって前記モータ(11)の回転軸方向へ送風する、所定の光透過エリア(20)を有する送風手段(12)と、
前記送風手段(12)の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分(102、103)とを有する、第1の導風部材(101)と、
前記送風手段(12)の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分(105、106)とを有する、第2の導風部材(104)とを備え、
前記送風手段(12)の空気吐出側正面から見て、前記光透過エリア(20)と、前記第1の導風部材(101)の開口部(102、103)と、前記第2の導風部材(104)の開口部(105、106)と、が同時に重なることはない、ファン装置である。
【0013】
第2の本発明は、
前記第1の導風部材(101)は、錐体形状を有し、先端部は前記送風手段(12)とは反対方向に向かい、側壁面に前記開口部(103)を有し、
前記第2の導風部材(104)は、有底筒状の形状であって、前記第1の導風部材(101)の外側に被せられており、その底面に前記開口部(106)を有する、第1の本発明のファン装置である。
【0014】
第3の本発明は、
前記送風手段(12)の空気吐出側正面から見て、
前記第1の導風部材(101)の開口部(102、103)の面積の総和は、前記送風手段(12)の面積の30%以上であり、
前記第2の導風部材(104)の開口部(105,106)の面積の総和は、前記送風手段(12)の面積の30%以上である、第1または第2の本発明のファン装置である。
【0015】
第4の本発明は、
前記第2の導風部材(405)は、前記第1の導風部材(401)と相対的に、前記モータ(11)の回転中心を中心として回動し、回動可能な範囲の任意の位置に係止し固定できる、第1乃至第3のいずれかの本発明のファン装置である。
【0016】
第5の本発明は、
前記第2の導風部材(405)が回動可能な範囲のいずれの位置においても、
前記送風手段(12)の空気吐出側正面から見て、前記光透過エリア(20)と、前記第1の導風部材(401)の開口部(402、403)と、前記第2の導風部材(405)の開口部(406、407)と、が同時に重なることはない、第4の本発明のファン装置である。
【0017】
第6の本発明は、
光源(1)と、
前記光源(1)からの出射光を受け光学像を形成するライトバルブ(3)と、
前記ライトバルブ(3)からの出射光が入射し前記光学像をスクリーン上に投写する投写レンズ(5)と、
前記光源(1)及び前記光源(1)の周辺を冷却する冷却手段(201)とを備え、
前記冷却手段(201)は、第1乃至第5のいずれかの本発明のファン装置である、投写型表示装置である。
【0018】
第7の本発明は、
一または複数の発熱部材(302)と、
前記発熱部材(302)を所望の状態まで強制空冷するための、空気の吸気開口部及び排気開口部(303)を有する筐体(301)と、
前記吸気開口部と前記排気開口部(303)の、いずれか一方または両方に、強制空冷させる冷却手段(304)とを備え、
少なくとも一の前記冷却手段(304)は、第1乃至第5のいずれかの本発明のファン装置である、電子機器である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のファン装置を示す。図1(a)は平面図であり、図1(b)はモータ11の回転軸方向、すなわち空気吐出側正面から見た正面図である。
【0021】
図1(a)において、11は、回転駆動源となるモータである。ハウジング10の空気吸入側の面は、空気の流れの妨げにならないようスポーク状に形成されている。そのハウジング10のスポーク状の中心に、モータ11のステータ側の回転中心が係止されている。12は、モータ11の回転体となるロータの外周部に一体的に複数形成されたプロペラであり、本発明の送風手段としての一例である。空気導風路13は、ハウジング10の穴の空気が流通する部分である。第1の導風部材101は、フレームであって、モータ11の回転によって回転させられるプロペラ12によって吐出される空気の導風路を構成している。そして、第1の導風部材101は、ハウジング10に隙間無く接合されている。また、104も、フレームであって、プロペラ12によって吐出され第1の導風部材101を経由した空気が流通する、円筒形の第2の導風部材である。
【0022】
図2に第1の導風部材101の詳細を示している。図2(a)は平面図であり、図2(b)はモータ11の回転軸方向、すなわち空気吐出側正面から見た正面図であり、図2(c)は斜視図である。
【0023】
第1の導風部材101は、プロペラ12とは反対方向に先端を有する円錐形状である。そして、その円錐形状の先端部は開口しており、その開口面の面積は、空気吐出側正面から見たモータ11の外形の面積に概ね一致している。そして、第1の導風部材101で構成される導風路は、円錐形状の先端部分の開口部である第1の導風路102と、円錐形状壁面の開口部である第2の導風路103と、円錐形状内部の空間の主導風路110とから構成される。
【0024】
空気吐出側正面から見ると、第1の導風路102の面積はモータ11の外形の面積程度しかないため、第1の導風部材101の開口部である第1の導風路102からはプロペラ12は見えない。ここで、第1の導風路102を、図2(b)ではクロス斜線で示している。
【0025】
そして、第1の導風部材101の円錐状壁面の2箇所の開口部(図2(b)の斜線部分)が、第2の導風路103である。従って、第1の導風部材101の主導風路110を流通するプロペラ12から吐出された空気は、図1(a)に示す矢印の方向すなわち空気吐出側に向かって、第1の導風路102及び第2の導風路103の3箇所の開口部から流れ出す。また、空気吐出側正面から投影的に見た、第1の導風路102と第2の導風路103との3箇所の開口部の面積の総和は、ハウジング10の導風路面積に比べ、少なくとも30%以上確保するようにしている。ここで、ハウジング10の導風路とは、モータ11及びプロペラ12が収まるハウジング10の穴の部分を示しており、ハウジング10の導風路面積とは、その穴の部分の断面積を示している。
【0026】
次に、図3に第2の導風部材104の詳細を示している。図3(a)は平面図であり、図3(b)はモータ11の回転軸方向、すなわち空気吐出側正面から見た正面図であり、図3(c)は斜視図である。
【0027】
第2の導風部材104は、図1(a)に示すように、第1の導風部材101の円錐状壁面の最大外径の円周部分で、空気吐出側から密閉的に装着及び嵌合されている。従って、第1の導風部材101の外壁と第2の導風部材104の内壁とで、複数の開口部(第2の導風路103及び第4の導風路106)を除き、図1(a)に示す密閉的なすり鉢状の空間107が形成される。
【0028】
そして、第2の導風部材104の円筒形の底面部に、第1の導風部材101の第1の導風路102に概ね一致する開口部を有する。この第2の導風部材104の開口部が、第3の導風路105(図3(b)においてクロス斜線で示す)である。そして、円筒形の同じ底面部に、図3(b)の斜線で示す2箇所の開口部を有する。この2箇所の開口部が、第4の導風路106である。
【0029】
ここで、空気吐出側正面から投影的に見た、第3の導風路105と第4の導風路106との3箇所の開口部の面積の総和は、ハウジング10の導風路面積に比べ、少なくとも30%以上確保するようにしている。
【0030】
なお、第1の導風路102、第2の導風路103、第3の導風路105及び第4の導風路106は、本発明の開口部分としての一例である。そして、第1の導風部材101及び第2の導風部材104の、これらの開口部分以外のフレームの部分が、本発明の遮光部分となる。
【0031】
本実施の形態1のファン装置は、第1の導風部材101及び第2の導風部材104が装着されていない状態では、従来のファン装置と同様の図4に示す構造となる。この状態で、空気吐出側正面から見ると、ハウジング10の穴の部分に、空気吸入側の光が見える部分が存在する。この空気吸入側の光が見える部分である光透過エリア20は、第1の光透過エリア21と第2の光透過エリア22から構成される。第1の光透過エリア21は、プロペラ12とハウジング10との隙間の部分であり、図4の右下がり斜線で示す部分である。第2の光透過エリア22は、図4の右上がり斜線で示すプロペラ12の移動する領域であり、プロペラ12が回転している際には、この領域から空気吐出側の光が見える。
【0032】
本実施の形態1のファン装置では、空気吐出側正面から見た場合には、第1の光透過エリア21は、第1の導風部材101の開口部である第2の導風路103とは重ならない構成になっている。つまり、第1の光透過エリア21は、第1の導風部材101の円錐形状の側壁の部分に重なるため、空気吐出側正面からは第1の光透過エリア21は見えない。
【0033】
また、図1(b)のように、第2の導風路103(クロス斜線部分)と第4の導風路106(斜線部分)は、空気吐出側正面から見た場合に、重ならない構造となっている。つまり、第2の導風部材104の開口部である第4の導風路106からは、第2の光透過エリア22は見えない。
【0034】
また、空気吐出側正面から見た場合、第2の導風部材104の開口部である第3の導風路105からは、モータ11のロータの部分しか見えず、プロペラ12の部分すなわち第2の光透過エリア22は見えない構造となっている。
【0035】
従って、本実施の形態1のファン装置では、空気吐出側正面から見た場合、光透過エリア20は全く見えないことになる。つまり、空気吸入側の光は空気吐出側には全く漏れず、空気吸入側からの光を完全に遮光できる。
【0036】
次に、本実施の形態1のファン装置における空気の流れについて、図1から図3を用いて説明する。
【0037】
図2において、駆動源であるモータ11に所望の回転駆動条件が与えられると、モータ11は所望の回転数で回転させられ、モータ11と一体となったプロペラ12も一体的に回転する。ハウジング10にて形成される導風路13において、プロペラ12の上下流で圧力差が生じ、空気は、円錐状の第1の導風部材101内の主導風路110を案内させられて導風される。そして、主導風路110を案内された空気は、第1の導風路102と第2の導風路103に分かれて流出する。
【0038】
また、図1(a)において、第1の導風部材101から流出した空気は、第2の導風部材104の開口部である、第3の導風路105および第4の導風路106を経由して、矢印の方向へ吐出される。
【0039】
従って、第1の導風部材101の第1の導風路102から流出した空気は、第3の導風路105により開口を確保され、そのままファン装置外に吐出されることになる。そして、第1の導風部材101の第2の導風路103から流出した空気(図1(b)のクロス斜線部分)は、すり鉢状の空間107を経由して、第2の導風部材104の2箇所の開口部である第4の導風路106(図1(b)の斜線部分)から吐出される。
【0040】
なお、第1の導風部材101を円錐形状、第2の導風部材104を円筒形状としたが、これらは必ずしもこのような形状である必要は無く、空気吐出側正面から見て、これらの開口部分の重複する部分がファン装置の光透過エリアに重ならない構成であればよく、例えば、共に送風手段と平行に配置された板状であってもよい。
【0041】
また、第1の導風部材101は、ハウジング10と一体的に形成されたものであってもよい。
【0042】
また、円筒形状の第2の導風部材104の円筒面には開口部分が無い構成としたが、必ずしも円筒面に開口部分が無い必要は無く、開口部分があってもよい。
【0043】
以上より、投写型表示装置やパーソナルコンピュータ等の電子機器の冷却用ファンとして、簡単な構成の本発明のファン装置を使用することにより、投写型表示装置やパーソナルコンピュータ等の電子機器に遮光部材あるいは防塵部材を本発明のファン装置とは別に設ける必要なく、光源ランプユニットなどの不要な光を外部に出すことなく、効率よく冷却できる。また、第1の導風部材101と第2の導風部材104とで形成されたすり鉢状空間107によって、プロペラ12から発生する周期的な羽根の風切り騒音を、共鳴あるいは干渉することによって大幅に減少させることができ、騒音を極めて小さくすることができる。また、プロペラ12は、投影的に空気吐出側からは見えないため、直接的なNz騒音(冷却に伴う羽根の回転によって発生する風切り騒音成分)が遮音でき、ファン装置の送風に伴う騒音を大幅に抑制することができる。また、使用者に対し、投写型表示装置やパーソナルコンピュータ等の電子機器の内部を見せたくない場合の冷却ファンとして使用でき、投写型表示装置やパーソナルコンピュータ等の電子機器の品位を大きく向上させることができる。
【0044】
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の投写型表示装置の平面図を示し、図6は、側面図を示している。
【0045】
図5は、光源ランプユニット1と、光源ランプユニット1からの光を集光する照射光学ユニット2と、集光された光を光学的に画像情報として生成するR、G、Bの3枚の液晶パネルユニット3と、液晶パネルユニット3の光学情報を色合成する色合成系ユニット4と、画像情報をスクリーン上に拡大投射する投射光学ユニット5と、光源ランプユニット1や装置全体の電気系の駆動源となる図示しない電源ユニットと、光源ランプユニット1と装置全体の排気を行うファン装置201とを備えた投写型表示装置を示している。ここで、液晶パネルユニット3は、本発明のライトバルブとしての一例である。本実施の形態2の投写型表示装置は、光源ランプユニット1及び装置内部全体の冷却のためのファン装置201として、実施の形態1で説明した本発明のファン装置を使用するものである。
【0046】
図5及び図6を用いながら、本発明の投写型表示装置における冷却の仕組みについて説明する。
【0047】
照射光学ユニット2は、光源ランプユニット1からの出射光を、R,G,Bの色成分に分解して、R,G,Bの各成分の3枚の液晶パネルユニット3に導く。そして、液晶パネルユニット3は各成分毎の画像情報を形成する。画像情報は、色合成系ユニット4でR,G,Bの各成分が合成された後に、投射光学ユニット5により、スクリーンなどに投射される。
【0048】
ファン装置201は、光源ランプユニット1の周りの高温雰囲気を換気及び排気することにより、光源ランプユニット1の高温部を適当に冷却し温度調節する。実施の形態1で説明した動作と同様に、ファン装置201のプロペラ12の回転によって、光源ランプユニット1の高温雰囲気の排気による投写型表示装置の全体的な冷却と、光源ランプユニット1の部分的な所望の温度への調節とがなされる。
【0049】
排気される空気の流れは、実施の形態1に説明した通りである。つまり、図1に示すように、ファン装置201の第2の導風部材104の第3の導風路105と第4の導風路106の3箇所の開口部から空気が吐出される。そして、ファン装置201から吐出された空気が、図6に示す投写型表示装置の筐体8に設けられた排気開口部9を経由して投写型表示装置外部へ排出され、冷却が達成される。
【0050】
なお、以上の説明は、投写型表示装置として、光透過型の液晶パネルユニット3をライトバルブとしたもので説明したが、光学的特性として光学像を形成するライトバルブを用い、光源ランプユニットを用いるものであれば、どのような投写型表示装置にも使用できる。
【0051】
以上のように、本発明のファン装置を使用することにより、遮光部材を本発明のファン装置とは別に設けることなく、単一のファン装置によって、光源ランプユニットの不要な光成分が装置外部へ漏れ出すという課題を達成できる。従って、従来、排気ファンを高回転にして達成していた冷却が、低回転で実現できる。そのため、ファン装置のNz騒音を極めて低くでき、投写型表示装置全体の騒音を極めて低くできる。
【0052】
(実施の形態3)
図7に、本発明の実施の形態3の電子機器の概要を示す。
【0053】
図7において、301はパーソナルコンピュータなどの電子機器の筐体である。筐体301の内部には、強制空冷での冷却が必要になる程度の、大きな発熱量を有する複数の発熱部材302が配置されている。例えば、駆動ICを実装した回路基板やCPUなどがこれにあたる。筐体301には、発熱部材302の冷却を強制空冷により達成するため、筐体301の外部の空気を取り込む吸気開口部と、筐体301の内部の高温雰囲気を排出するための排気開口部303とが設けられている。304は、上記強制空冷するためのファン装置であり、実施の形態1で説明する本発明のファン装置である。
【0054】
簡単に電子機器の冷却の仕組みを説明する。筐体301には、内部の高温雰囲気を換気及び排気させるための、空気の流通口となる排気開口部303が設けられている。そして、排気開口部303に面する筐体301の内部には、本発明のファン装置304が設置されている。
【0055】
ここで、筐体301の内部に設置された発熱部材302の冷却を実現させるために、ファン装置304を駆動させる。そして、筐体301の内部の高温雰囲気を排出することにより、筐体301の内部及び発熱部材302は所望の状態に保たれ、発熱部材302の冷却が達成される。
【0056】
なお、吸気開口部に面する筐体301の内部に、本発明のファン装置304を設置してもよい。
【0057】
また、電子機器としてパーソナルコンピュータなどを例にあげて説明したが、オーディオ製品やAV関連機器など、冷却が必要な電子機器であればどのような機器に適用してもよい。
【0058】
これにより、電子機器の中身、例えば配線状態などが見えないため、電子機器の品位を大幅に向上させることができ、また、内部の配線処理や目隠し部材などを廃止できる。また、電子機器内部へのほこりの侵入を防止でき、冷却が可能になるため、性能劣化しにくく、信頼性の高い電子機器を提供する事ができる。
【0059】
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4のファン装置の、後述する第1の回動形態を示す。図8(a)は平面図であり、図8(b)はモータ11の回転軸方向、すなわち空気吐出側正面から見た正面図である。図9は、本実施の形態4のファン装置の第2の回動形態を示している。図9(a)は平面図であり、図9(b)はモータ11の回転軸方向から見た正面図である。
【0060】
図8において、11は、回転駆動源となるモータである。ハウジング10の空気吸入側の面は、空気の流れの妨げにならないようスポーク状に形成されている。そのハウジング10のスポーク状の中心に、モータ11のステータ側の回転中心が係止されている。12は、モータ11の回転体となるロータの外周部に一体的に複数形成された、本発明の送風手段の一例としてのプロペラである。第1の導風部材401は、モータ11の回転によって回転させられるプロペラ12によって吐出される空気の導風路を構成している。そして、第1の導風部材401で構成される導風路は、円錐形状の先端部分の開口部である第1の導風路402と、円錐形状壁面の開口部である第2の導風路403と、円錐形状内部の空間の主導風路410とから構成される。また、第1の導風部材401は、ハウジング10に隙間無く接合されている。
【0061】
第1の導風部材401の概要は、実施の形態1で説明した図2とほぼ同一であり、第2の導風部材405の概要は、同じく実施の形態1で説明した図3とほぼ同一である。ここで、実施の形態1のファン装置との相違点は、第1の導風部材401の、第2の導風部材405との嵌合部分に、第2の導風部材405を回転自在とする回動案内手段404が設けられていることである。本実施の形態4のファン装置では、第1の導風部材401と第2の導風部材405を嵌合させた後、第1の導風部材401に設けられた回動案内手段404に案内されて第2の導風部材405が回動自在になるよう係止されている。
【0062】
図8(b)及び図9(b)で示す矢印は、第2の導風部材405が第1の導風部材401に対して回動できる範囲を示している。
【0063】
図8(b)は、第1の回動形態を示している。空気吐出側正面から投影的に見て、第1の導風部材401の2箇所の開口部である第2の導風路403と、第2の導風部材405の2箇所の開口部である第4の導風路407とが、全く重ならない位置となる形態である。
【0064】
図9(b)は、第2の回動形態を示している。クロス斜線で示すように、空気吐出側正面から投影的に見て、第2の導風路403と第4の導風路407とが、概ね重なる位置となる形態である。
【0065】
第1の回動形態から第2の回動形態の位置まで、回動案内手段404によって第2の導風部材405は回動できるようになっている。
【0066】
次に、図8により、第1の回動形態におけるファン装置の空気の流れを説明する。図8において、駆動源であるモータ11に所望の回転駆動条件が与えられると、モータ11は所望の回転数で回転させられ、モータと一体となったプロペラ12も回転する。ハウジング10にて形成される導風路13において、プロペラ12の上下流で圧力差が生じ、空気は、円錐状の第1の導風部材401内の主導風路410を案内させられて導風される。
【0067】
第1の導風部材401の円錐状壁面の2箇所の開口部(右上がり斜線部)が、第2の導風路403である。従って、第1の導風部材401の主導風路410を流通するプロペラ12からの空気は、空気吐出側に向かって、第1の導風路402及び第2の導風路403の3箇所の開口部から流れ出す。
【0068】
第1の導風部材401の第1の導風路402から流出した空気は、第3の導風路406により開口を確保され、そのままファン装置外に吐出される。そして、第1の導風部材401の第2の導風路403から流出した空気(右上がり斜線部)は、すり鉢状の空間408を経由して、第2の導風部材405の2箇所の開口部である第4の導風路407(右下がり斜線部)から吐出される。
【0069】
第1の回動形態においては、実施の形態1のファン装置と同様に、空気吐出側正面から見た場合には、ファン装置の有する光透過エリアが見えない構成となっている。
【0070】
次に、図9により、第2の回動形態におけるファン装置の空気の流れを説明する。図9において、駆動源であるモータ11に所望の回転駆動条件が与えられると、モータ11は所望の回転数で回転させられ、モータと一体となったプロペラ12も回転する。ハウジング10にて形成される導風路13において、プロペラ12の上下流で圧力差が生じ、空気は、円錐状の第1の導風部材401内の主導風路410を案内させられて導風される。そして、第1の導風部材401の主導風路410を流通するプロペラ12からの空気は、空気吐出側に向かって、第1の導風路402及び第2の導風路403の3箇所の開口部から流れ出す。
【0071】
第1の導風部材401の第1の導風路402から流出した空気は、第3の導風路406により開口を確保され、そのままファン装置外に吐出される。そして、第1の導風部材401の第2の導風路403から流出した空気は、第2の導風部材405の2箇所の開口部である第4の導風路407を経由して、結果として図9(b)のクロス斜線部分から吐出される。
【0072】
第1の導風部材401の第2の導風路403から流出し、第2の導風部材405の第4の導風路407を経由して吐出される空気に対する通風抵抗は、第1の回動形態における通風抵抗よりも小さくなる。従って、第1の回動形態よりも冷却効率が上がる。
【0073】
ここで、空気吐出側正面から投影的に見た、第1の導風路402と第2の導風路403との3箇所の開口部の面積の総和、及び第3の導風路406と第4の導風路407との3箇所の開口部の面積の総和は、いずれも、ハウジング10の導風路面積に比べ、少なくとも30%以上確保するようにしている。
【0074】
また、第1の導風部材401の回動案内手段404は、第1の回動形態から第2の回動形態まで、第2の導風部材405を任意の位置で係止できるように構成されている。
【0075】
また、本実施の形態4では、第1の導風部材401は、実施の形態1の場合と同様に、円錐状に形成されていることとしたが、第2の導風部材405が回動できる構造であれば、第1の導風部材401は円錐状以外の形状であってもよい。
【0076】
また、回動案内手段404は第1の導風部材401に設けられている構造としたが、ハウジング10に設けられている構造であってもよい。また、第1の導風部材401がハウジング10と一体的に形成されていてもよく、その一体的に形成されたものに回動案内手段404が設けられている構造であってもよい。
【0077】
第2の導風部材405を第1の導風部材401に対して相対的に回動させることによって、第2の導風路403と第4の導風路407が、空気吐出側正面から見て、完全に重ならない位置から概ね重なる位置まで調整可能となる。従って、ファン装置の風量及び騒音が調整自在となり、冷却対象によって選定の自由度が格段に増加する。
【0078】
図5で説明した実施の形態2における投写型表示装置において、ファン装置201を本実施の形態4のファン装置に置き換えることができる。その場合、内部の光源ランプユニット1の不要な光成分を投写型表示装置の外部へ漏れ出させたくない場合は、第2の導風部材405を第1の回動形態の位置まで回動し係止する構成とすればよい。また、反対に、光が投写型表示装置の外部に漏れ出す心配がない場合は、ファン装置の通風抵抗が小さくなる状態、すなわち第2の導風部材405を第2の回動形態の位置まで回動し係止する構成とすればよい。
【0079】
従って、第2の導風部材405の回動して係止する位置を選択的に調整することによって、冷却のための風量及び騒音を調整することが可能となる。
【0080】
また、図7で説明した実施の形態3における電子機器において、ファン装置304を本実施の形態4のファン装置に置き換えた場合も、上記投写型表示装置のファン装置201を置き換えた場合と同様の効果が得られる。
【0081】
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5のファン装置を示す。図10(a)は平面図であり、図10(b)はモータ11の回転軸方向、すなわち空気吐出側正面から見た正面図である。
【0082】
本実施の形態5は、実施の形態4と同様に、第2の導風部材405が、第1の導風部材401に対して回動できるようになっている。ただし、第2の導風路403の形状、第4の導風路407の形状、及び回動可能な範囲が、実施の形態4のファン装置とは異なる。
【0083】
本実施の形態5のファン装置では、第2の導風部材405が回動できる範囲は、図10(b)の矢印の範囲のみである。そして、第2の導風部材405をこの回動範囲のいずれの位置に係止させた場合でも、空気吐出側正面から見て、第2の導風路403と第4の導風路407とは重ならない構造となっている。つまり、空気吐出側正面から見て、空気吸入側の光が透過しないという条件を常に満たす範囲内で、第2の導風部材405が回動自在となっている。
【0084】
本実施の形態5のファン装置の空気の流れは、第2の導風部材405が回動できる範囲のいずれの位置に係止させた場合でも、実施の形態4の第1の回動形態における空気の流れと同様となる。従って、本実施の形態5における空気の流れの説明は省略する。
【0085】
本実施の形態5のファン装置を、例えば図5に示す投射型表示装置の冷却ファンであるファン装置201と置き換えて使用することにより、冷却ファンの部分から光を漏らさない、という課題を達成しながら、第2の導風部材405を回動させて、自由に冷却のための風量及び騒音を調整することができる。
【0086】
なお、各実施の形態において、送風手段は軸流ファンのプロペラ形状(プロペラ12)で説明したが、遠心ファンのブロア形状またはターボファンによる羽根形状であっても差し支えない。
【0087】
また、空気吐出側正面から投影的に見た、第1の導風路と第2の導風路との開口部の面積の総和、及び第3の導風路と第4の導風路との開口部の面積の総和は、いずれも、ハウジング10の導風路面積に比べ、少なくとも30%以上確保することとした。しかし、これらの空気吐出側正面から投影的に見た開口部の面積の総和は、いずれか一方またはいずれもが、ハウジング10の導風路面積の30%未満であってもよい。
【0088】
また、第2の導風路の開口部は2箇所としたが、1箇所であってもよいし、3箇所以上であってもよい。同様に、第4の導風路の開口部も2箇所としたが、1箇所であってもよいし、3箇所以上であってもよい。
【0089】
なお、各実施の形態のファン装置に対して、送風手段に導電処理を施せば、特別な輻射部材を用いることなく、外部に漏れる不要輻射としてのノイズを極めて少なくすることもできる。
【0090】
【発明の効果】
本発明により、装置内部の光が外部に漏れず、外部から装置の内部が見えない機構のファン装置等を提供することができる。また別の本発明により、外部からのほこりの侵入を抑制するファン装置等を提供することができる。また別の本発明により、冷却に伴う風切り騒音を低く抑えるファン装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のファン装置の平面図及び正面図
【図2】本発明の実施の形態1のファン装置の第1の導風部材の概要図
【図3】本発明の実施の形態1のファン装置の第2の導風部材の概要図
【図4】本発明のファン装置の光透過エリアの説明図
【図5】本発明の実施の形態2の投写型表示装置の平面図
【図6】本発明の実施の形態2の投写型表示装置の側面図
【図7】本発明の実施の形態3の電子機器を示す斜視図
【図8】本発明の実施の形態4のファン装置の第1の回動形態を示す概要図
【図9】本発明の実施の形態4のファン装置の第2の回動形態を示す概要図
【図10】本発明の実施の形態5のファン装置の概要図
【図11】従来技術のファン装置を示す概要図
【符号の説明】
1 光源ランプユニット
2 照射光学ユニット
3 液晶パネルユニット
4 色合成系ユニット
5 投射光学ユニット
8 筐体
9 排気開口部
10 ハウジング
11 モータ
12 プロペラ
13 空気導風路
20 光透過エリア
101、401 第1の導風部材
102、402 第1の導風路
103、403 第2の導風路
104、405 第2の導風部材
105、406 第3の導風路
106、407 第4の導風路
107、408 すり鉢状空間
110、410 主導風路
201、304 ファン装置
301 筐体
302 発熱部材
303 排気開口部
404 回動案内手段

Claims (7)

  1. 回転駆動源となるモータと、
    前記モータの回転によって前記モータの回転軸方向へ送風する、所定の光透過エリアを有する送風手段と、
    前記送風手段の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分とを有する、第1の導風部材と、
    前記送風手段の空気吐出側に設けられ、遮光部分と開口部分とを有する、第2の導風部材とを備え、
    前記送風手段の空気吐出側正面から見て、前記光透過エリアと、前記第1の導風部材の開口部と、前記第2の導風部材の開口部と、が同時に重なることはない、ファン装置。
  2. 前記第1の導風部材は、錐体形状を有し、先端部は前記送風手段とは反対方向に向かい、側壁面に前記開口部を有し、
    前記第2の導風部材は、有底筒状の形状であって、前記第1の導風部材の外側に被せられており、その底面に前記開口部を有する、請求項1記載のファン装置。
  3. 前記送風手段の空気吐出側正面から見て、
    前記第1の導風部材の開口部の面積の総和は、前記送風手段の面積の30%以上であり、
    前記第2の導風部材の開口部の面積の総和は、前記送風手段の面積の30%以上である、請求項1または請求項2に記載のファン装置。
  4. 前記第2の導風部材は、前記第1の導風部材と相対的に、前記モータの回転中心を中心として回動し、回動可能な範囲の任意の位置に係止し固定できる、請求項1乃至3のいずれかに記載のファン装置。
  5. 前記第2の導風部材が回動可能な範囲のいずれの位置においても、
    前記送風手段の空気吐出側正面から見て、前記光透過エリアと、前記第1の導風部材の開口部と、前記第2の導風部材の開口部と、が同時に重なることはない、請求項4に記載のファン装置。
  6. 光源と、
    前記光源からの出射光を受け光学像を形成するライトバルブと、
    前記ライトバルブからの出射光が入射し前記光学像をスクリーン上に投写する投写レンズと、
    前記光源及び前記光源の周辺を冷却する冷却手段とを備え、
    前記冷却手段は、請求項1乃至5のいずれかに記載のファン装置である、投写型表示装置。
  7. 一または複数の発熱部材と、
    前記発熱部材を所望の状態まで強制空冷するための、空気の吸気開口部及び排気開口部を有する筐体と、
    前記吸気開口部と前記排気開口部の、いずれか一方または両方に、強制空冷させる冷却手段とを備え、
    少なくとも一の前記冷却手段は、請求項1乃至5のいずれかに記載のファン装置である、電子機器。
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