JP2004238113A - エレベータ制御装置 - Google Patents

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栄治 内海
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Abstract

【課題】エレベータ乗場が混雑している場合であってもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に、且つ、トラブルなく快適に利用できるエレベータ制御装置を提供する。
【解決手段】建物の入口に設置され、操作により呼び登録情報を制御部5に送信し、制御部5から転送されて来る、最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を含むエレベータ利用指示情報を記載した優先カードを発券する優先カード発券装置1と、この優先カード発券装置1からの呼び登録情報を受信すると、乗りかご7a,7b,7cの運行情報より最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を割り出し、これらのエレベータ利用指示情報を優先カード発券装置1に送信する制御部5とを備えた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的にエレベータを利用できるエレベータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりエレベータ乗場での利用者の苛々感を極力少なくして、快適にエレベータを利用してもらう提案は数多くなされている。例えば、エレベータ乗場や乗りかごに混雑状況を検出するセンサを設け、このセンサの出力情報を各フロアに表示する方法がある。エレベータ利用者は、この表示内容を見てエレベータ利用のタイミングなどを選択し、乗り込み時の混乱を極力避けることができる。
【0003】
また、建物の出入口等に乗客が携帯する無線送受信手段との通信手段を設置し、建物の出入口などで乗客のエレベータ利用情報を無線送受信手段より受けて乗りかごの運行を制御する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。この方法では、乗客がエレベータ乗場で呼び登録情報を入力するよりも迅速な乗りかごの運行が可能になり、乗り込み時の苛々感を極力なくすることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−143106号公報、第3頁、図1
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エレベータ利用者の中にはベビーカー利用者や車椅子利用者等のようにエレベータを優先的に利用させるべき利用者が存在し、これらの利用者にエレベータを快適に利用してもらいたいという社会的要請等がある。
【0006】
上述したセンサの出力情報を各フロアに表示する方法では、建物の出入口等においてエレベータ乗場の混雑状況を把握できるものの、エレベータ乗場に到着した時点では状況が変わっている可能性もある。また、乗りかごが到着してもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に利用できるとは限らない。特に、エレベータ乗場が混雑している場合には利用が制限される場合もある。
【0007】
また、乗客のエレベータ利用情報を無線送受信手段より受けて乗りかごの運行を制御する方法では、単に建物の出入口で呼び登録情報を入力できるに過ぎず、乗りかごが到着してもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に利用できるものではない。特に、エレベータを利用する全員が無線送受信手段を有してエレベータ利用要求を出せば、ベビーカー利用者や車椅子利用者等にとって状況は全員が無線送受信手段を持ち合わせていない状況と何ら変わりがない。
【0008】
そこで、本発明は、エレベータ乗場が混雑している場合であってもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に、且つ、トラブルなく快適に利用できるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、建物の入口に設置され、操作により呼び登録情報を制御部に送信し、制御部から転送されて来る、最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を含むエレベータ利用指示情報を記載した優先カードを発券する優先カード発券装置と、この優先カード発券装置からの呼び登録情報を受信すると、乗りかごの運行情報より最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を割り出し、これらのエレベータ利用指示情報を前記優先カード発券装置に送信する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
このエレベータ制御装置では、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が建物の入口で優先カード発券装置により優先カードの発券を受け、優先カードに記載された到着号機の付近に到着予定時刻に待機し、当該乗りかごが到着するとその乗りかごを優先的に利用する。つまり、建物の入口でベビーカー利用者や車椅子利用者等に乗り込みの優先権とエレベータ利用の適切な指示を与えることにより、エレベータ乗場が混雑している場合であってもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に、且つ、トラブルなく快適に利用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
(第1実施の形態)
図1〜図5は、本発明に係るエレベータ制御装置の第1実施の形態を示している。尚、図1は優先カード発券装置の斜視図、図2は優先カードの正面図、図3はエレベータ制御装置の要部回路ブロック図、図4は優先カードの発券時のフローチャート、図5は添乗員が乗っている乗りかごがエレベータ乗場に到着した状態を示す概略図である。
【0013】
エレベータ制御装置は、図1に示すように、優先カード発券装置1を有する。この優先カード発券装置1は、建物の出入口(出入口が異なる場合には、入口)に設置されている。優先カード発券装置1は、図1に示すように、装置本体2の上面に押しボタン3が設けられ、この押しボタン3の操作により優先カード4を発券する。
【0014】
また、優先カード発券装置1は、図3に示すエレベータの制御部5と無線又は有線にて情報の送受信が可能に構成されている。また、優先カード発券装置1は、制御部5より転送されてくるエレベータ利用指示情報を優先カード4に印刷して出力する機能を有する。送受信する情報の内容については、以下に説明する。
【0015】
優先カード4は、図2に示すように、エレベータを優先的に利用するための証明書であり、エレベータ利用指示情報が記載されている。この第1実施の形態における優先カード4のエレベータ利用指示情報は、優先カード4である旨と到着号機の番号と到着予定時刻とを内容とする。
【0016】
次に、エレベータ制御装置の制御系を説明する。図3に示すように、制御部5は、エレベータの機械室に設けられ、例えば3台の乗りかご7a,7b,6cの昇降を行う各モータ6a,6b,6c等を一括制御する。又、制御部5は、メモリ8の読み出しと書き込みを制御すると共にタイマ9より現在の時刻情報を得ることができる。そして、制御部5は、優先カード4の発券時に、図4に示すフローチャートを実行し、このフローチャートの内容については以下に説明する。
【0017】
次に、上記エレベータ制御装置の作用を図4のフローチャートに基づいて説明する。ベビーカー利用者や車椅子利用者等が建物の入口に入ると、ここで優先カード発券装置1の押しボタン3を押下する。すると、優先カード発券装置1より呼び登録情報が制御部5に出力される。制御部5は呼び登録情報を受信すると(ステップS1)、乗りかご7a,7b,7cの運行情報に当該呼び登録情報を組み入れる(ステップS2)。
【0018】
次に、乗りかご7a,7b,7cの最新の運行情報及びメモリ8内の先着の優先情報をチェックし、これらの情報に基づいて最寄りのエレベータ乗場(建物の出入口フロアのエレベータ乗場)において利用可能な乗りかご7a,7b,7cの到達号機及びその到達予定時刻を割り出す(ステップS3)。そして、割り出したエレベータ利用指示情報をメモリ8に記憶させる(ステップS5)。又、割り出したエレベータ利用指示情報を優先カード発券装置1に送信する(ステップS5)。
【0019】
優先カード発券装置1は、エレベータ利用指示情報を受信すると、このエレベータ利用指示情報を内容とする優先カード4を発券する。尚、優先カード4の発券は、建物の入館受付者や案内者等が行っても良い。
【0020】
優先カード4の発券を受けたベビーカー利用者や車椅子利用者等は、優先カード4に記載されたエレベータ乗場の到着号機の付近に到着予定時刻までに行って待機する。当該乗りかご7a(又は7b,7c)が到着すると、優先カード4に記載された到達予定時刻と現在時刻とを照合し、間違いがなければその乗りかご7a(又は7b,7c)に乗り込む。他の乗客は優先カード4を持った者の乗降を優先することから、ベビーカー利用者や車椅子利用者等は優先的に乗り込むことができる。ここで、図5に示すように、乗りかご7a(又は7b,7c)に添乗員10が乗り込んでいる場合には、添乗員10に優先カード4の内容を照合してもらい、且つ、添乗員10の誘導により他の乗客との間でトラブルなく優先的に確実に乗り込むことができる。
【0021】
つまり、本発明では、建物の入口でベビーカー利用者や車椅子利用者等に乗り込みの優先権とエレベータ利用の適切な指示を与えることにより、エレベータ乗場が混雑している場合であってもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に、且つ、トラブルなく快適に利用できる。
【0022】
(第2実施の形態)
図6〜図8は本発明の第2実施の形態を示し、図6は優先カードの正面図、図7はエレベータ乗場の正面図、図8はエレベータ制御装置の要部回路ブロック図である。
【0023】
この第2実施の形態のエレベータ制御装置と上記第1実施の形態のエレベータ制御装置とを比較するに、優先カード4の内容が異なると共にエレベータ乗場に表示装置20が設置されている。つまり、優先カード4のエレベータ利用指示情報としては、図6に示すように、優先カード4である旨と到着号機の番号と到着予定時刻の他に、優先者の整理番号が含まれている。
【0024】
表示装置20は、図7に示すように、エレベータ乗場の三方枠21の上部に設けられている。
【0025】
制御部5は、図8に示すように、エレベータ利用指示情報を作成する際に整理番号を付して作成し、その整理番号をエレベータ利用指示情報の一部として優先カード発券装置1に送信する。エレベータ利用指示情報はメモリ8に記憶され、乗りかご7a,7b,7cが最寄りのエレベータ乗場に到着すると、制御部5は当該乗りかご7a,7b,7cに優先カード4の整理番号を表示装置20に表示するよう制御する。
【0026】
他の構成は、上記第1実施の形態のものと同一であるため、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。尚、図7において、22は乗場側ドア、23は乗場呼びボタンである。
【0027】
この第2実施の形態では、優先カード4に登録された乗りかご7a,7b,7cが最寄りのエレベータ乗場に到着すると、優先カード4の整理番号が表示装置20に表示されるので、優先カード4を持つ乗客と他の乗客との差違化を視覚的に図ることができる。従って、乗り込み時の混乱を極力避けることができる。
【0028】
(第3実施の形態)
図9及び図10は本発明の第3実施の形態を示し、図9はエレベータ乗場の正面図、図10はエレベータ制御装置の要部回路ブロック図である。
【0029】
この第3実施の形態のエレベータ制御装置と上記第2実施の形態のエレベータ制御装置とを比較するに、エレベータ乗場には表示装置20の他に音声発生装置24が設置されている。
【0030】
音声発生装置24は、図9に示すように、エレベータ乗場の三方枠21の上部で、且つ、表示部20の近傍に設けられている。
【0031】
制御部は、図10に示すように、上記第2実施の形態と同様に、エレベータ利用指示情報を作成する際に整理番号を付して作成し、その整理番号をエレベータ利用指示情報の一部として優先カード発券装置1に送信する。エレベータ利用指示情報はメモリ8に記憶され、乗りかご7a,7b,7cが最寄りのエレベータ乗場に到着すると、制御部5は当該乗りかご7a,7b,7cに優先カード4の整理番号を表示装置20に表示すると共に整理番号を音声発生装置24より出力するよう制御する。
【0032】
他の構成は、上記第2実施の形態のものと同一であるため、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】
この第3実施の形態では、優先カード4に登録された乗りかご7a,7b,7cが最寄りのエレベータ乗場に到着すると、優先カード4の整理番号が表示装置20に表示されると共に整理番号が音声発生装置24よりアナウンスされるので、優先カード4を持つ乗客と他の乗客との差違化を視覚的及び聴覚的に図ることができる。従って、乗り込み時の混乱を極力避けることができる。
【0034】
尚、上記第3実施の形態では、表示装置20と音声発生装置24を共に付設したが音声発生装置24のみを付設しても良いことはもちろんである。
【0035】
(第4実施の形態)
図11〜図14は本発明の第4実施の形態を示し、図11は優先カードの正面図、図12はエレベータ乗場の正面図、図13はエレベータ制御装置の要部回路ブロック図、図14はバーコード読み取り時のフローチャートである。
【0036】
この第4実施の形態のエレベータ制御装置と上記第2実施の形態のエレベータ制御装置とを比較するに、優先カード4の内容が異なると共にエレベータ乗場に識別コード読取装置としてのバーコード読取装置30が設置されている。つまり、優先カード4のエレベータ利用指示情報としては、図11に示すように、優先カード4である旨と到着号機の番号と到着予定時刻と登録者の整理番号の他に、これらエレベータ利用指示情報の内容を示すバーコードが含まれている。
【0037】
バーコード読取装置30は、図12に示すように、エレベータ乗場の三方枠21の乗場呼びボタン23の下部に設けられている。
【0038】
制御部5は、図13に示すように、エレベータ利用指示情報を作成する際に識別コード情報としてのバーコード情報を付して作成し、そのバーコード情報をエレベータ利用指示情報の一部として優先カード発券装置1に送信する。エレベータ利用指示情報はメモリ8に記憶され、乗りかご7a,7b,7cが最寄りのエレベータ乗場に到着すると、制御部5は当該乗りかご7a,7b,7cの乗り込み優先者によるバーコード情報の受信を条件として乗りかご7a,7b,7cの運行を制御する。具体的には、制御部5は、バーコード読み取り時には図14のフローチャートを実行する。このフローチャートの内容については下記する作用で説明する。
【0039】
次に、上記エレベータ制御装置のバーコード読み取り時の作用を図14のフローチャートに基づいて説明する。優先カード4の発券を受けたベビーカー利用者や車椅子利用者等は、優先カード4に記載されたエレベータ乗場の到着号機の付近に到着予定時刻までに行って待機する。当該乗りかご7a(又は7b,7c)が到着すると、バーコード読取装置30に優先カード4のバーコードを読み取らせる。すると、バーコード読取装置30が読み取ったバーコードが制御部5に送信され、制御部5がこれを受信する(ステップS10)。制御部5は、受信したバーコードのエレベータ利用指示情報が当該乗りかご7a,7b,7cに割り当てられたものか否かをチェックする(ステップS11)。
【0040】
割り当てられた整理番号と入力された整理番号が異なると、整理番号が異なる旨(例えば、NG表示、×表示)を出力する。これにより、ベビーカー利用者や車椅子利用者等は、乗るべき乗りかご7a,7b,7cが間違っていることを認識できる。このように整理番号が異なると、乗りかご7a,7b,7cの昇降運行のストップ状態を保持する(ステップS12)。一定時間の間は割り当てられた整理番号が再度入力されるのを待つが、一定時間の間に割り当てられた整理番号が入力されない場合には、当該乗りかご7a,7b,7cの昇降運行のストップ状態を解除する(ステップS13)。
【0041】
割り当てられた整理番号と入力された整理番号が同じであると、整理番号が正しい旨(例えば、OK表示、○表示)を出力する。これにより、ベビーカー利用者や車椅子利用者等は、乗るべき乗りかご7a,7b,7cが正しいことを認識できる。このように整理番号が正しいと、当該エレベータ利用指示情報をメモリ8より削除する(ステップS14)。そして、割り当てられた全ての整理番号が入力されると(ステップS15)、当該乗りかご7a,7b,7cの昇降運行のストップ状態を解除する(ステップS16)。その後、通常運行状態に戻る。
【0042】
以上、エレベータ乗場で優先カード4を持つ乗客が優先カード4のバーコードの読み取りで乗り込み許可を受けることにより、優先カード4を持つ乗客と他の乗客との差違化をより明確に図ることができる。従って、乗り込み時の混乱をより確実に避けることができる。
【0043】
(第5実施の形態)
図15は本発明の第5実施の形態を示し、図15はエレベータ乗場の正面図である。
【0044】
この第5実施の形態のエレベータ制御装置と上記第2実施の形態のエレベータ制御装置とを比較するに、優先カード発券装置(図示せず)からの呼び登録情報を制御部(図示せず)が受信すると、制御部は、複数台の乗りかご(図示せず)の内で予め特定された号機を指定する。そして、図15に示すように、表示装置20には当該乗りかごの号機がベビーカー利用者、車椅子利用者の専用号機である旨を表示する。第5実施の形態における他の構成は、上記第2実施の形態のものと同一であるため、その説明を省略する。
【0045】
この第5実施の形態では、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が乗り込む号機が特定のものに決まっているため、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が特定の優先号機に集中する。又、当該号機がベビーカー利用者や車椅子利用者等の優先号機であることを他の乗客にも認識させることができる。以上より、乗り込み時の混乱を避けることができる。
【0046】
本発明の他の実施の形態としては、次のものが考えられる。つまり、第1〜第5実施の形態では、優先カード発券装置は、建物の入口のみに設置したが、建物の入口と共に各フロアに設置しても良い。
【0047】
このようにすれば、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が各フロアで優先カードの発券を受けることができる。従って、フロア間の移動を効率良く行うことができる。
【0048】
尚、前記各実施の形態によれば、乗りかご7a,7b,7cの台数は3台であるが、本発明は乗りかごの台数に無関係に適用可能である。但し、本発明は、乗りかごの台数が多い場合により有効であるといえる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、建物の入口に設置され、操作により呼び登録情報を制御部に送信し、制御部から転送されて来る、最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を含むエレベータ利用指示情報を記載した優先カードを発券する優先カード発券装置と、この優先カード発券装置からの呼び登録情報を受信すると、乗りかごの運行情報より最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を割り出し、これらのエレベータ利用指示情報を前記優先カード発券装置に送信する制御部とを備えた。このエレベータ制御装置によれば、ベビーカー利用者や車椅子利用者等が建物の入口で優先カード発券装置により優先カードの発券を受け、優先カードに記載された到着号機の付近に到着予定時刻に待機して当該乗りかごが到着するとその乗りかごを優先的に利用する。つまり、建物の入口でベビーカー利用者や車椅子利用者等に乗り込みの優先権とエレベータ利用の適切な指示を与えることにより、エレベータ乗場が混雑している場合であってもベビーカー利用者や車椅子利用者等が優先的に、且つ、トラブルなく快適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す優先カード発券装置の斜視図。
【図2】本発明の第1実施の形態を示す優先カードの正面図。
【図3】本発明の第1実施の形態を示すエレベータ制御装置の要部回路ブロック図。
【図4】本発明の第1実施の形態を示す優先カードの発券時のフローチャート。
【図5】本発明の第1実施の形態を示す添乗員が乗っている乗りかごがエレベータ乗場に到着した状態を示す概略図。
【図6】本発明の第2実施の形態を示す優先カードの正面図。
【図7】本発明の第2実施の形態を示すエレベータ乗場の正面図。
【図8】本発明の第2実施の形態を示すエレベータ制御装置の要部回路ブロック図。
【図9】本発明の第3実施の形態を示すエレベータ乗場の正面図。
【図10】本発明の第3実施の形態を示すエレベータ制御装置の要部回路ブロック図。
【図11】本発明の第4実施の形態を示す優先カードの正面図。
【図12】本発明の第4実施の形態を示すエレベータ乗場の正面図。
【図13】本発明の第4実施の形態を示すエレベータ制御装置の要部回路ブロック図。
【図14】本発明の第4実施の形態を示すバーコード読み取り時のフローチャート。
【図15】本発明の第5実施の形態を示すエレベータ乗場の正面図。
【符号の説明】
1 優先カード発券装置
4 優先カード
5 制御部
7a,7b,7c 乗りかご
20 表示装置
24 音声発生装置
30 バーコード読取装置

Claims (6)

  1. 建物の入口に設置され、操作により呼び登録情報を制御部に送信し、制御部から転送される、最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を含むエレベータ利用指示情報を、記載した優先カードを発券する優先カード発券装置と、
    前記優先カード発券装置からの呼び登録情報を受信すると、乗りかごの運行情報より最寄りエレベータ乗場の到着号機及び到着予定時刻を割り出し、これらのエレベータ利用指示情報を前記優先カード発券装置に送信する制御部と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1記載のエレベータ制御装置であって、
    前記優先カードのエレベータ利用指示情報には優先者の整理番号を含み、エレベータ乗場には、乗りかごの到着時に乗り込み優先者の整理番号を表示する表示装置を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたエレベータ制御装置であって、
    前記優先カードのエレベータ利用指示情報には優先者の整理番号を含み、エレベータ乗場には、乗りかごの到着時に乗り込み優先者の整理番号をアナウンスする音声発生装置を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたエレベータ制御装置であって、
    優先カードのエレベータ利用指示情報にはエレベータ利用指示情報の内容を示す識別コードを含み、エレベータ乗場には優先カードの識別コードを読み取る識別コード読取装置を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたエレベータ制御装置であって、
    前記優先カード発券装置からの呼び登録情報を前記制御部が受信すると、制御部は、複数台の乗りかごの内で予め特定された号機を指定することを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載されたエレベータ制御装置であって、
    前記優先カード発券装置は、建物の入口以外の各フロアに設けられていることを特徴とするエレベータ制御装置。
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