JP2004237809A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右一対のビード部3,3間にカーカス層4を装架し、該カーカス層4の両端部をそれぞれビードフィラー6を包み込むようにビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げると共に、ビード部3の外壁にリムフランジ8に沿って膨出部9を形成した空気入りタイヤにおいて、カーカス層4の巻き上げ部の外側で、かつ膨出部9に対応する位置に、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラー10を埋設し、該補助フィラー10の外側に該補助フィラー10に沿って湾曲する補強層11を埋設する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビード部の外壁にリムフランジに沿って膨出部を形成した空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、サイドウォール部の耐カット性を改善した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ビード部の外壁にリムフランジに沿ってリムプロテクトバーと呼ばれる膨出部を形成した空気入りタイヤが提案されている(例えば、参考文献1参照。)。このリムプロテクトバーは主としてリムフランジが縁石等の障害物と衝突して変形するのを防止するものである。しかしながら、リムプロテクトバーはリムフランジに対する保護効果を有するものの、サイドウォール部の耐カット性を高めるものではない。つまり、タイヤが縁石に乗り上げた際に、タイヤビード部がリムフランジの上端部を屈曲点として倒れ込み、サイドウォール部がリムフランジと縁石との間に挟まれることにより、サイドウォールゴムやカーカス層が切断されるのである。
【0003】
上述のような縁石カットの防止策として、図6に示すように、ビードフィラー6とカーカス層4の巻き上げ部との間に補強層12を挿入してビード部3を補強し、タイヤが縁石に乗り上げた際にビード部3がリムフランジの上端部を屈曲点として倒れ込むのを防止する構造が一般に採用されている。しかしながら、上記部位に補強層12を配置した場合であっても、ビード部3の倒れ込みを防止することは困難であり、耐カット性の改善効果が必ずしも十分ではなかった。
【0004】
また、サイドウォール部の耐カット性を改善するために、ショルダー部に環状リブからなるプロテクターを設けること(例えば、特許文献2参照。)、或いは、サイドゴム層を多層化すること(例えば、特許文献3参照。)が提案されているが、これら補強構造ではサイドウォール部がリムフランジと縁石との間に挟まれることに起因する縁石カットを防止する効果が少なかった。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−155206号公報
【特許文献2】
特開平8−99508号公報
【特許文献3】
特開平10−35212号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、サイドウォール部の耐カット性を改善することを可能にした空気入りタイヤを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部間にカーカス層を装架し、該カーカス層の両端部をそれぞれビードフィラーを包み込むようにビードコアの廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げると共に、前記ビード部の外壁にリムフランジに沿って膨出部を形成した空気入りタイヤにおいて、前記カーカス層の巻き上げ部の外側で、かつ前記膨出部に対応する位置に、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラーを埋設し、該補助フィラーの外側に該補助フィラーに沿って湾曲する補強層を埋設したことを特徴とするものである。
【0008】
このようにカーカス層の巻き上げ部の外側で、かつ膨出部に対応する位置に、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラーを埋設し、その補助フィラーの外側に該補助フィラーに沿って湾曲する補強層を埋設したことにより、走行中にタイヤが縁石等に乗り上げた際のビード部の倒れ込みを効果的に防止し、サイドウォール部の耐カット性を向上することができる。
【0009】
本発明において、ビード部の剛性を十分に確保するために、補強層の上端部はカーカス層の巻き上げ部と接するように配置することが好ましい。また、高負荷時の応力集中による故障を回避するために、補強層の下端部はカーカス層の巻き上げ部と接しながらリムフランジの上端部よりも低い位置まで延在するように配置することが好ましい。
【0010】
更に、縁石カットを効果的に防止するために、補強層の上端部とリムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔は30mm以上で、かつ補助フィラーの略三角形状断面の頂点部とリムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔は10mm以上であることが好ましい。同様の理由から、補助フィラーの略三角形状断面の頂点部におけるタイヤ幅方向の厚さは2mm以上であり、補助フィラーを構成するゴム組成物のJIS−A硬度は50〜95であると良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成につき添付の図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0012】
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示し、図2はそのビード部近傍を拡大して示すものである。本実施形態では、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架され、そのタイヤ幅方向の端部がビードフィラー6を包み込むようにビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。トレッド部1におけるカーカス層4の外周側にはベルト層7が配置されている。また、ビード部3の外壁にはリムフランジ8に沿って膨出部9が形成されている。この膨出部9はリムフランジ8よりもタイヤ外側に突出し、リムフランジ8が縁石等の障害物と衝突して変形するのを防止するものである。
【0013】
上記空気入りタイヤにおいて、カーカス層4の巻き上げ部の外側で、かつ膨出部9に対応する位置には、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラー10が埋設されている。補助フィラー10はビードフィラー6と同様に20℃でのJIS−A硬度が50〜95のゴム組成物から構成されている。この硬さが50未満であるとビード部3の剛性が不足するため耐カット性の改善効果が不十分になり、逆に95を超えるとビード部3の耐久性が低下する。
【0014】
補助フィラー10の外側には該補助フィラー10に沿って湾曲する補強層11が配置されている。補強層11はタイヤ補強材料として通常使用される有機繊維コード又は無機繊維コードから構成することができ、そのタイヤ周方向に対するコード角度は10°〜80°にすると良い。
【0015】
補強層11の上端部11aはカーカス層4の巻き上げ部と接するように配置されている。これにより、ビード部3の剛性を十分に確保することができる。一方、補強層11の下端部11bはカーカス層4の巻き上げ部と接しながらリムフランジ8の上端部8aよりも低い位置まで延在するように配置されている。これにより、タイヤが縁石等に乗り上げた際に補強層11の下端部11bに応力が集中して故障が生じるのを回避することができる。
【0016】
補助フィラー10の断面は略三角形状をなし、その頂点部10aがなだらかな湾曲面に形成され、これに伴い補助フィラー10に沿って配置される補強層11もなだらかな湾曲面を形成している。
【0017】
補助フィラー10に沿って湾曲する補強層11の上端部11aとリムフランジ8の上端部8aとのタイヤ径方向の間隔h1は30mm以上、より好ましくは30〜50mmで、かつ補助フィラー10の略三角形状断面の頂点部10aとリムフランジ上端部8とのタイヤ径方向の間隔h2は10mm以上、より好ましくは10〜20mmに調整されている。これら間隔h1,h2が不足するとビード部3の剛性が不十分になる。図中、h3はリムフランジ高さである。
【0018】
また、補助フィラー10の略三角形状断面の頂点部10aにおけるタイヤ幅方向の厚さdは2mm以上に調整されている。補助フィラー10の厚さdが2mm未満であるとビード部3の剛性が不十分になる。
【0019】
上述のようにビード部3の膨出部9に対応する位置に略三角形状の断面を有する補助フィラー10と、その補助フィラー10に沿って湾曲する補強層11とを埋設することにより、走行中にタイヤが縁石等に乗り上げた際にビード部3が倒れ込むのを効果的に防止することができる。つまり、カーカス層4に対して補助フィラー10を挟んでタイヤ外側に凸となる補強層11を積層することにより、ビード部3がリムフランジ8の上端部8aを屈曲点としてタイヤ外側に倒れ込み難くなるのである。これにより、サイドウォール部2がリムフランジ8と縁石との間に挟まれることに起因してサイドウォールゴムやカーカス層4が切断されるのを防止することができる。
【0020】
図3〜図5はそれぞれ間隔h1、間隔h2及び厚さdの値が耐カット性に及ぼす影響を示すグラフである。各グラフにおいて、縦軸は縁石に向かって進入したタイヤのサイドウォール部にカットを発生するに至った車速(カット発生速度)である。このカット発生速度が大きいほど耐カット性に優れている。
【0021】
上記空気入りタイヤによれば、耐カット性の改善効果に加えて、ロードノイズの低減効果も得ることができる。つまり、カーカス層4の巻き上げ部の外側に補助フィラー10を介して補強層11を積層しているので、カーカス層4に対して他の補強層を直接貼り合わせる場合に比べて、路面から受ける振動のカーカス層4への伝達が小さくなり、ロードノイズを低減することができる。また、補助フィラー10の存在によりカーカス層4と補強層11との間の剥離故障を抑制し、ビード部3の耐久性を向上することも可能である。
【0022】
【実施例】
タイヤサイズ215/45R17 87Wを共通にして、図6のビード部構造を有する従来タイヤと、図2のビード部構造を有する本発明タイヤとをそれぞれ製作した。本発明タイヤにおいて、補助フィラーを構成するゴム組成物のJIS−A硬度を93とし、d=2.5mm,h1=30mm,h2=10mmとした。
【0023】
これら試験タイヤについて、以下の方法により縁石乗り越し試験を行い、サイドウォール部の耐カット性を評価した。
【0024】
〔縁石乗り越し試験〕
各試験タイヤを空気圧120kPaとして車両に装着し、車速を段階的に変化させながら、高さ110mmの縁石に向かって進入角度30度で進入し、進入後のサイドウォール部でのカット発生状況を確認し、カットが発生するに至った車速(カット発生速度)を測定した。このカット発生速度が大きいほど耐カット性が優れていることを意味する。
【0025】
その結果、従来タイヤではカット発生速度が22.5km/hであったのに対し、本発明タイヤではカット発生速度が32.5km/hであり、本発明タイヤが耐カット性に優れていることを確認した。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ビード部の外壁にリムフランジに沿って膨出部を形成した空気入りタイヤにおいて、カーカス層の巻き上げ部の外側で、かつ膨出部に対応する位置に、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラーを埋設し、該補助フィラーの外側に該補助フィラーに沿って湾曲する補強層を埋設したから、走行中にタイヤが縁石等に乗り上げた際のビード部の倒れ込みを効果的に防止し、サイドウォール部の耐カット性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示すタイヤ子午線半断面図である。
【図2】図1の空気入りタイヤのビード部近傍を拡大して示す断面図である。
【図3】カット発生速度と、補強層の上端部とリムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔h1との関係を示すグラフである。
【図4】カット発生速度と、補助フィラーの頂点部とリムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔h2との関係を示すグラフである。
【図5】カット発生速度と、補助フィラーの厚さdとの関係を示すグラフである。
【図6】従来の空気入りタイヤのビード部近傍を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 リムフランジ
9 膨出部
10 補助フィラー
11 補強層
Claims (6)
- 左右一対のビード部間にカーカス層を装架し、該カーカス層の両端部をそれぞれビードフィラーを包み込むようにビードコアの廻りにタイヤ内側から外側へ巻き上げると共に、前記ビード部の外壁にリムフランジに沿って膨出部を形成した空気入りタイヤにおいて、前記カーカス層の巻き上げ部の外側で、かつ前記膨出部に対応する位置に、タイヤ外側へ凸となる略三角形状の断面を有する補助フィラーを埋設し、該補助フィラーの外側に該補助フィラーに沿って湾曲する補強層を埋設した空気入りタイヤ。
- 前記補強層の上端部を前記カーカス層の巻き上げ部と接するように配置した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記補強層の下端部を前記カーカス層の巻き上げ部と接しながら前記リムフランジの上端部よりも低い位置まで延在するように配置した請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記補強層の上端部と前記リムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔が30mm以上で、かつ前記補助フィラーの略三角形状断面の頂点部と前記リムフランジの上端部とのタイヤ径方向の間隔が10mm以上である請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記補助フィラーの略三角形状断面の頂点部におけるタイヤ幅方向の厚さが2mm以上である請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記補助フィラーを構成するゴム組成物のJIS−A硬度が50〜95である請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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JP2007038917A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
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2003
- 2003-02-04 JP JP2003027272A patent/JP4305622B2/ja not_active Expired - Lifetime
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