JP2004235549A - 薄板状物搬送ロボット及び薄板状物処理装置 - Google Patents

薄板状物搬送ロボット及び薄板状物処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウエハが大型化による、真空処理装置の大型化を抑制できる基板搬送ロボットを提供する。
【解決手段】1つのアーム22と1つのエンドエフェクタ23を持つ搬送ロボットにおいて、ロボット胴体24上のアーム回動軸25の中心を、ウエハ中心点の移動軌跡線からアーム全長の範囲内の距離だけ離し、且つ、アーム22とエンドエフェクタ23をそれぞれ別々のモータで駆動制御することによって、ウエハ投影移動軌跡とアーム22およびエンドエフェクタ23の回動投影軌跡がなるべく重なるようにする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、薄板状物を搬送する搬送ロボットに関し、特に、半導体ウエハ、液晶表示板用基板、プラズマディスプレー基板、有機エレクトロルミネッセンス基板、無機エレクトロルミネッセンス基板、プリント配線基盤等の薄板状物を、あらかじめ設定した経路に沿って移送、搬送する搬送ロボット及び、その搬送ロボットが組み込まれた薄板状物の処理装置にも関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハや液晶基板を、各種処理装置へ搬送するため、一般に、スカラ型ロボットが使用されている。特許公開平成6年第45425号公報では、処理装置に具えられ、真空処理室で使用されるウエハ搬送ロボットが示されている。この搬送ロボットは、胴体部上に回転可能に連結されたアームと、このアーム先端に回転可能に連結されたエンドエフェクタと、駆動手段と、駆動手段を動作させる制御手段と、を具えている。この搬送ロボットでは、胴体部とアームとを連結する回転軸から、アームとエンドエフェクタとを連結する回転軸(以下、肘点という)までの軸間の長さと、アームとエンドエフェクタとを連結する回転軸中心から、把持するウエハ中心までの長さとが、ほぼ等しく、1つの駆動手段によりアームが回動することで、エンドエフェクタは、アームとは逆方向に、二倍の角度だけ回転することで、把持したウエハを平面内で直線移動する。
【0003】
また、特許公開2002年第280437号公報に記載の搬送ロボットでは、アームと、アームの長さに比べて長いエンドエフェクタと、胴体部に具えられ、アームを回動させる駆動手段と、胴体部の別の場所に具えられ、エンドエフェクタを回動させる駆動手段と、これら駆動手段を動作させる制御手段と、を具える搬送ロボットが示されている。本文献では、ウエハ中心の移動軌跡は、3つの区間から成り立っている。不図示のP1からP2までの第1区間は直線移動であり、P2からP6までの第2区間は円弧状移動であり、P6からP7までの第3区間は再び直線移動である。ここで第2区間は円弧状移動部分で搬送ウエハの移動投影軌跡が広がっている。
【0004】
【特許文献1】特開平6−45425号公報
【特許文献2】特開平7−240406号公報
【特許文献3】特開平11−156771号公報
【特許文献4】特開平11−150173号公報
【特許文献5】特開2002−280437号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えばプラズマ処理装置では、搬送ロボットを擁する処理室内を真空にする必要があり、この場合、排気量ができるだけ少なくすることが必要である。また、真空状態に耐えることができ、圧力損失の少ない処理室であることが望ましい。さらに、処理室は、アルミニウム塊等の金属塊から削りだして、形成されるため、金属塊を加工する量が少なく、加工コストが低い処理室であるほうがよい。これらのことから処理装置内部の容積が小さく、安定した処理環境を保持できることが課題となっている。
【0006】
前記文献に紹介されている搬送ロボットには、アーム及びエンドエフェクタの駆動を、1つのモータによって動力をベルトとプーリにより伝達して行うものがある。即ち、これらは、薄板状物を載置し、アームとエンドエフェクタとを引いて重ね合わせた後、搬送ロボット胴体上で方向転換し、アームとエンドエフェクタとを伸ばして、目的場所に送り出す。ここで、アームの肘部を回転させるスペースがあるため移載室の広さが必要であり、これを小さくしようという思想は伺われない。
【0007】
即ち、処理室の容積を最小にするため搬送ロボットの動作範囲を最小限にする要求、安定した真空度の処理環境の要求、移載室と処理室との間を大きくとって異物を持ち込まないために、より遠くまで搬送したいという要求がある。例えば、従来の処理装置2では、図9に示すように、第一載置台15上のウエハ7の中心点と、胴体部上のアーム回動軸25の中心点と、第二載置台16上のウエハ7の中心点と、これら3つの点が一直線上にあり、この直線上でウエハ7の中心点を移動させて搬送している。このように搬送経路では、アーム回動軸25上で、アームとエンドエフェクタとの結節点(肘点26)が回動する空間が必要で、処理室の最小化に寄与しない。このように、従来の方法では対応することが不十分であったが、本発明では、以下のように、これら要求を解決できる搬送ロボット、および、処理装置を開発した。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、胴体部と、水平面内で回動可能に前記胴体部へ一端が連結された1つのアームと、前記アームの他端に水平面内で回動可能に連結され薄板状物を保持できる1つのエンドエフェクタと、少なくとも二つの駆動手段と、前記駆動手段の動作を制御する制御手段とを有し、アームとエンドエフェクタが回動することで薄板状物を搬送する搬送ロボットにおいて、前記胴体部上のアーム回動中心から、前記エンドエフェクタ上の載置点(以下、載置点とのみ記す)の移動軌跡線への距離が、アーム全長以下であることを特徴とする。即ち、載置点の移動軌跡線から、前記胴体部上のアーム回動中心を離すことを特徴としている。前記載置点の移動軌跡線への距離がゼロ、即ち、移動軌跡線上に胴体部上のアーム回動中心が来る場合は、薄板状物の移動投影軌跡の幅から、アームとエンドエフェクタの運動投影軌跡が、従来よりも出ないようにするには、アームとエンドエフェクタの長さを極端に短くしなければならず、搬送距離が短くなって非現実的である。
【0009】
本発明では、アームと、これに連結しているエンドエフェクタとを自由に回動させるため、それぞれに駆動モータを配備するが、これらモータは胴体内に収め、同軸下にプーリとベルト或はギアで動力伝達することが好ましい。ここで、アームとエンドエフェクタとの連結点を肘点、連結部分を肘部分という。
前記アームの全長と前記載置点−アーム肘点間距離とを同じとしても、差を持たせてもよい。この時、アーム長とエンドエフェクタ長の比は、アームの2つの回動軸間距離とエンドエフェクタ回動軸−載置点間距離との比で表すと、実用的設計上は3:1から1:3とするが、1:1.2から1:2.5とすると搬送距離を長く取ることができ、好ましい。尚、前記アームの全長とは、アームの2つの軸間距離ではなく、2つの軸受けと肉厚を含む最大外形寸法をいう。
【0010】
また、本発明の薄板状物搬送ロボットは、前記アームの全長が薄板状物の移動投影軌跡幅より短くすることが好ましい。ここで、アームの全長が前記移動投影軌跡幅以下であれば、アーム及びエンドエフェクタの運動軌跡は薄板状物の移動投影軌跡幅内にほとんど、或いは完全に重ねることができ、最も好ましい。
【0011】
前記少なくとも二つの駆動手段のうちの二つが、それぞれアームとエンドエフェクタとを個別に回動させる働きをするが、駆動のためのモータは胴体内に納め、プーリとベルト、ギアの組み合わせ、ギアとドライブシャフトの組み合わせなどによって、胴体内から動力を同軸で出力することが好ましい。
【0012】
またここで、前記エンドエフェクタ上の載置点の移動速度が、経路上の前記2つの点間を結ぶ直線上を所望する速度となる様算出する制御手段を有する薄板状物搬送ロボットであってもよい。本発明の搬送ロボットの動作は、制御手段により制御されている。制御手段は、通常、パーソナルコンピュータ等の制御装置に具えられ、演算手段や記憶手段等も同一のまたは、別々の制御装置に具えている。
【0013】
次に、エンドエフェクタ上の載置点を、座標上に演算表示する原理について、図6を参照に説明する。ここでは、長さLのアームと長さLのエンドエフェクタが、独立して回動できる搬送ロボットとする。胴体上のアーム回動中心Oを原点とするXY座標において、肘点Bを通るX軸への補助平行線を引くと、アームの角度αと、アームに対するエンドエフェクタの角度βとは測定によりわかる。従って、任意の載置点Am(Xm,Ym)の座標は、次のように表せる。
=Lcosα+Lcos(α+β)…(1)
=Lsinα+Lsin(α+β)…(2)
【0014】
エンドエフェクタ上の載置点の通過点は、予め複数の点(図8の黒丸点)を与え、それらの点をスムースに繋ぐために、自動補間法によって、さらに細分化して移動軌跡を定める。即ち、図8に示すように、載置点が、AからAに移動する際、時間Tに対して黒丸点を通過する速度Vを与える。次に、2つの隣り合った黒丸点の間を、指定した一定の短時間ΔTごとに細分化して白丸点が補間される。尚、X,Y軸上に対応する黒丸の載置点は、直線または円弧で結ぶようソフトウエア設計する。
【0015】
図8の任意の時刻における載置点Aから次の点Am+1への移動を、図7で説明する。図7のX,Y座標上で、A(X,Y)とAm+1(Xm+1,Ym+1)との位置関係はそれぞれ(1)式と(2)式とで表わされ、これら2点間の直線距離をSとすると、次のように表せる。
={(X−Xm+1+(Y−Ym+1}/2 ・・・・・(3)
従って、載置点Aと載置点Am+1との間の移動速度Vは次のように表される。
=S/ΔT…(4)
【0016】
(1)式、(2)式のアームの回動角αとエンドエフェクタの回動角βを測定してこれらを制御し、一定の短時間ΔTを与えて補間すれば、載置点Aの移動軌跡が確定し、(3)式、(4)式によって運動速度を制御することができる。
【0017】
次に本発明では、胴体部上に、回動可能に連結された1つのアームと、前記アームの先端に回動可能に連結され、薄板状物を保持できる1つのエンドエフェクタと、少なくとも二つの駆動手段と、前記駆動手段の動作を制御する制御手段とからなる搬送ロボットを具えた処理装置を提案する。ここで、前記搬送ロボットの胴体部上にあるアームの回転軸中心が、処理装置内の第一載置台と第二載置台とを結ぶ載置点の軌跡線から、前記胴体部上のアーム回動中心が離れていることを特徴とする。
【0018】
また本発明の薄板状物搬送ロボットは、上記式に従って、アームとエンドエフェクタとを独立に回動させることにより、薄板状物の前記水平面への投影軌跡を、アーム先端までの距離の幅内に存在させる制御手段を有することもでき、これらの駆動手段は同軸とすることもできる。また、本発明の搬送ロボットには、前記2つの載置台上への薄板状物を積み降ろしするための昇降手段、即ち、Z軸をもたせることもできる。このZ軸は、先に説明したX軸、Y軸と合わせて、搬送経路を3次元的にプログラム設計することができる。
【0019】
本発明の処理装置は、第二載置台上でレジスト塗布、露光、熱処理、プラズマ処理、その他各種処理を行う処理室と、前記本発明の薄板状物搬送ロボットを具えた移載室とからなる。移載室の入り口と出口(処理室の入り口を兼ねる)とは、ゲートを設けることもでき、移載室には第一載置台を設けることができる。これら載置台は一段であっても、複数段であってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1では、本発明の半導体製造設備1を示しており、収納カセット6からロードロック室10へウエハ7を搬送する搬送装置3と、ウエハの各種処理を行う処理装置2とを、具えている。搬送装置3は、清浄環境に保たれた筺体であり、ステージ11上に載置された収納カセット6の、蓋を開閉する機構を具えた、複数のロードポート8と、筺体内に具えられたスカラ型搬送ロボット5と、からなる。処理装置2は、ロードロック室10の第一ドア17を閉じ、真空バルブにより、ロードロック室10、移載室13および、処理室14を含む、室内を真空状態にした後、移載室13内の搬送ロボット4が、平板状物をロードロック室から処理室14へ搬送し、処理室内で各種処理を行う装置である。
【0021】
図2では、本発明の他の実施例で、ほぼ直線的に搬送ロボット4と移載室13の斜視図を示している。この処理装置2では、スカラ型搬送ロボット5等により、第一載置台15に、ウエハが載置される。第一ドア17は閉じられ、室内を真空状態にした後に、搬送ロボットが、ウエハを第一載置台15から第二載置台16がある処理室へ搬送する。
【0022】
従来の処理装置2では図9に示すように、第一載置台15上のウエハ7の中心点と、胴体部上のアーム回動軸25の中心点と、第二載置台16上のウエハ7の中心点と、これら3つの点が一直線上にあるが、本発明の図2の処理装置2では、移載室13の容積を最小限にするために、ウエハ中心の移動軌跡から離して、搬送ロボット4の動作範囲を最小限となる搬送経路の開発例を示した。ここでは、エンドエフェクタ上の載置点にウエハ中心を一致させる。図2では、アーム22とエンドエフェクタ23の長さは、薄板状物の大きさと略同じで、アーム回動軸25中心が、載置点の移動軌跡上にない処理装置2である。この処理装置2は、アーム22とエンドエフェクタ23が重なり合うことはなく、そのアーム22が載置点の移動軌跡と直角をなした状態と、エンドエフェクタ23が載置点の移動軌跡と直角をなした状態とで、アーム22とエンドエフェクタ23の連結部分25が載置点の移動軌跡からもっとも遠くなり、その回転空間を見積もることができる。即ち、図2は、薄板状物の移動投影軌跡面積に下に、アーム22及びエンドエフェクタ23の移動投影軌跡の大部分が隠され、移載室13の容積の最小化が図られたのである。
【0023】
図3では、本発明の搬送ロボット4の機構例を示す断面図である。この搬送ロボット4では、アームを回動させる駆動手段とエンドエフェクタ23駆動手段とが具えられている。アーム22駆動手段は、アーム回転軸25の下に個設したアーム用第二プーリ28を、ベルト31を介してアーム用モータ32に固設したアーム用第一プーリ27から動力を伝達する機構となっている。
エンドエフェクタ23は、エンドエフェクタ回動軸26に設けられた第二プーリ28と、アーム回動軸25と同軸上にあり、アーム22に回動自由に連結する従動軸35に設けられた第一プーリ27と、第一プーリ27および第二プーリ28を掛け渡すベルト31と、従動軸35上の、第一プーリ27とは別の場所に設けられた第三プーリ29と、基台21に固設したモータ32に設けられた第四プーリ30と、第三プーリ29および第四プーリ30とを掛け渡すベルト31と、からなる。
この搬送ロボット4において、エンドエフェクタ駆動手段38を動作させることで、エンドエフェクタ23は独立して回動できる。第一プーリ27と、第二プーリ28との、歯数の比は任意である。また、アーム22とエンドエフェクタ23とを、同方向に、同じ角度だけ回動させることで、基準点50は、アーム回動軸25を中心に回動する。
【0024】
図4は、ウエハ載置点をA点からE点まで直線状に搬送する本発明の例で、この直線までのアーム回動中心25からの距離はアーム22の長さより短くしてある場合を示している。即ち、A点から出発して、アームを回動させて肘点をB’に引くと載置点はBに、さらにアームを回動させて肘点はC’に載置点はCとなり、肘点がD’に回動すると載置点はDに、アームはD’を境に反転させ肘点をE’に返すと載置点はEに到達する。
【0025】
図5は、ウエハ載置点の移動軌跡が直線ではなく、曲線である場合である。この場合も図4と同様にしてウエハを搬送することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の搬送ロボットは、アームとエンドエフェクタを独立して回動させることにより、任意の軌道でウエハなど薄板状物を搬送することができる。
搬送可能な距離を短くしないで、搬送すべき薄板状物の移動投影軌跡内に、アームとエンドエフェクタの回動範囲を可能な限り重複させるように制御手段にあらかじめ設定することができるため、処理装置の移載室の内部容積を最小にするができた。これによって、処理装置内を真空にする場合の排気量を削減し、排気時間を短縮することができ、生産性の向上も実現できた。
また、搬送距離範囲を長く取ることができることから、清浄環境が望まれる処理室から、発塵の可能性がある搬送ロボットの関節部分を極力遠ざけることができ、処理室内をほぼ無塵状態に保ったまま各種処理を行うことができるようになった。
さらに、移載室を小さくすることにより、相対的に肉厚が大きくとれ、真空耐圧性が増加した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各種処理を行う半導体製造設備の1例を示す斜視図。
【図2】本発明の搬送ロボットを有する処理装置示す斜視図。
【図3】本発明の搬送ロボットの一実施例を示す断面図。
【図4】本発明の搬送ロボットの搬送経路を示す平面図。
【図5】本発明の搬送ロボットの他の搬送経路を示す平面図。
【図6】本発明の搬送原理を説明する平面図である。
【図7】本発明の搬送原理を説明する他の平面図である。
【図8】エンドエフェクタ上の載置点の移動速度と時間の関係を示す図。
【図9】従来の搬送ロボットの搬送経路を示す平面図。
【符号の説明】
1 半導体製造設備
2 処理装置
3 搬送装置
4 搬送ロボット
5 スカラ型搬送ロボット
6 収納カセット
7 ウエハ
8 ロードポート
11 ステージ
13 移載室
14 処理室
15 第一載置台
16 第二載置台
17 第一ドア
18 第二ドア
21 基部
22 アーム
23 エンドエフェクタ
24 胴体部
25 アーム回動軸
26 エンドエフェクタ回動軸(肘点)
27 第一プーリ
28 第二プーリ
29 第三プーリ
30 第四プーリ
31 ベルト
32 モータ
34 胴体部回動軸
35 従動軸

Claims (5)

  1. 胴体部と、水平面内で回動可能に前記胴体部へ一端が連結された1つのアームと、前記アームの他端に水平面内で回動可能に連結され薄板状物を保持できる1つのエンドエフェクタと、少なくとも二つの駆動手段と、前記駆動手段の動作を制御する制御手段と、を有し、前記アームと前記エンドエフェクタが回動することによって薄板状物を搬送する搬送ロボットにおいて、
    前記胴体部上のアーム回動中心から前記エンドエフェクタ上の載置点の移動軌跡線への距離が、アーム全長以下であることを特徴とする薄板状物搬送ロボット。
  2. 前記アームの全長が、前記エンドエフェクタ上の載置点とアーム肘点間距離以下であって、且つ、薄板状物の移動投影軌跡幅より短いことを特徴とする請求項1に記載の薄板状物搬送ロボット。
  3. 前記少なくとも二つの駆動手段のうちの二つが、同軸であることを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の薄板状物搬送ロボット。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の薄板状物搬送ロボットを有することを特徴とする薄板状物処理装置。
  5. 一段または二段以上の薄板状物載置台と、
    請求項1から3いずれかに記載の薄板状物搬送ロボットと、
    が同室に配置されることを特徴とする薄板状物処理装置。
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