JP2004234644A - 情報配信装置および情報配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報配信システムにおいて、従来よりも、ユーザの行動に対して的確に、情報を配信可能にする。
【解決手段】 ユーザが所有する複数の端末11毎に、ユーザの移動履歴が、移動履歴管理サーバ13に送信される。サーバ13は、情報提供者用端末14から表示条件付情報が送信されると、当該表示条件と記憶しているユーザの移動履歴とを参照したフィルタリングを行い、送信すべき表示条件付情報を特定し、送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介した情報配信に関する技術に属する。
従来から、ユーザの所有する端末から位置情報を取得して、取得した位置情報の周辺エリアの情報を配信する、といった方法について、いくつかの提案がなされている。これらの方法では、位置情報を利用してユーザに無関係と判断される情報を除外することによって、情報を取捨選択するユーザの手間を省くことができる、という利点がある。
例えば、GPSを搭載する携帯電話から取得した位置情報に基づいて、予め登録された地域毎の広告情報を読み出して、当該携帯電話に送信する情報配信システム(例えば、特許文献1を参照)や、携帯電話から送信される位置情報を行動履歴として記録したデータベースを用いて、情報を配信する対象者を絞り込むことを特徴とした情報配信システム(例えば、特許文献2を参照)が知られている。
また、端末の移動履歴から抽出した行動パターンと、配信対象条件から、ユーザに配信する情報を決定する(特許文献3を参照)技術や、端末の使用状況から利用者の行動特性情報を抽出して、取得すべき情報の内容や種類を決定する(特許文献4を参照)技術、または、配送条件と提示条件が付与された情報を配信し、端末側で適切な順序で提示する(特許文献5を参照)技術が、すでに知られている。
特開2001−217789号公報(第1図) 特開2002−149529号公報(第2図) 特開2002−342367号公報 特開2001−182851号公報 特開平11−250134号公報
従来の技術は、上述の特許文献1および特許文献2を含めて、携帯電話、PDAまたはカーナビゲーションシステムなどのモバイル端末のうち、いずれか1つの端末の利用を想定したものである。
ところが実際には、複数のモバイル端末を所有しているユーザは多く、例えば、通勤過程では携帯電話を持ち、会社内ではPDAを用い、休日はカーナビが搭載された車に乗って移動する、といったような利用のされ方をしている。このような複数のモバイル端末を利用するユーザに関しては、従来の技術では、各モバイル端末で取得された移動履歴を統合して利用することできず、このため、ユーザの行動範囲や行動パターンを必ずしも的確に把握することができない。また、情報を提供する側からすると、情報を配信するユーザのモバイル端末の種類を常に意識する必要があり、情報配信を簡易に行うことが困難である。
また、上述の特許文献1では、携帯端末から一定間隔で現在位置をサーバに通知して、サーバ側から関連情報をダウンロードする方式のため、サービスを利用している間は常にサーバとの通信が発生する。このため、携帯電話等に適用した場合は、サービス利用者に少なからぬ通信料金がかかるという問題があり、特に広告媒体として利用するには不適切であった。また、携帯端末のGPSをオンにして特定のサイトにアクセスした状態にしておくなど、ユーザが意識的にサービスを利用可能な状態にしておく必要があり、必ずしも利便性が高いとはいえない。
本発明は、情報配信システムにおいて、従来よりも、ユーザの行動に対して的確に、情報を配信可能にすることを目的とする。
本発明は、情報配信装置または方法として、ユーザが所有する複数の端末から当該ユーザの移動履歴、および各端末の使用履歴を受信して移動履歴データベースに格納し、情報提供者から、エリア条件およびタイミング条件を含む表示条件が付された表示条件付情報を受信して情報記憶部に格納し、前記情報記憶部に格納された表示条件付情報に対し、前記移動履歴データベースに格納された移動履歴から得られる当該ユーザの行動エリアと、エリア条件とを対比することによって、フィルタリングを行い、当該ユーザに送信すべき表示条件付情報を特定し、前記移動履歴データベースに格納された使用履歴を参照し、特定された表示条件付情報について、前記複数の端末の中からタイミング条件を充足する端末を決定し、当該端末に前記表示条件付情報を送信するものである。
本発明によると、ユーザの移動履歴、および当該ユーザが所有する複数の端末の使用履歴が、移動履歴データベースに格納される。そして、表示条件付情報に対し、そのエリア条件と、移動履歴データベースに格納された移動履歴から得られる当該ユーザの行動エリアとを対比することによって、フィルタリングが行われ、当該ユーザに送信すべき表示条件付情報が特定される。そして、特定された表示条件付情報について、移動履歴データベースに格納された使用履歴を基に、タイミング条件を充足する端末が決定され、当該端末にその表示条件付情報が送信される。これにより、エリア条件とユーザの移動履歴を基にして絞り込まれた情報が、タイミング条件を充足する端末に送信される。
本発明によると、ユーザにとって必要性の高い情報を、的確なタイミングで、ユーザに配信することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<全体構成>
図1は本発明の一実施形態における情報配信システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、11は携帯電話、カーナビまたはPDAなどのモバイル端末、12はモバイル端末11との通信インターフェースを有するWAN(Wide Area Network)への接続が可能なアクセスポイント、13はモバイル端末11から送信される移動履歴を受信して管理する移動履歴管理サーバ、14は情報提供者が情報を配信するための情報提供者用端末、15はLAN(Local Area Network)、16はWAN(インターネット)、17はLAN15をWAN16に接続するルータである。なお、WAN16へのアクセスのためにADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home )を利用する場合など、必要に応じて、対応するモデム機能をルータ17に持たせてもよい。情報提供者用端末14から配信された情報は、移動履歴管理サーバ13に一旦格納された後、移動履歴から推定されるユーザの行動に応じて、各モバイル端末11に配信される。
図2は図1のシステムにおいて各機器に搭載される主要なモジュールを示す図である。図2に示すように、まず移動履歴管理サーバ13には、情報提供者用端末14から配信された情報を受信するユーザエージェントマネージャ21と、ユーザ毎に設けられており、所定のタイミングで送信される移動履歴を受け付けて一元管理するユーザエージェント22とが搭載されている。また、モバイル端末11にはユーザの移動履歴を位置情報と時刻とを組にして記録するデバイスエージェント23が搭載されており、アクセスポイント12にはモバイル端末11からのアクセスを受け付けて移動履歴管理サーバ13へのデータ通信を仲介するメディエータ24が搭載されている。また、情報提供者用端末14には、情報サービスを提供するサービスコンシェルジェ25がそれぞれ搭載されている。ここでは、モバイル端末11およびアクセスポイント12は、それぞれのユーザ毎に少なくとも1つ存在するものとする。
なお、アクセスポイント12が802.11bなどの無線LANのアクセスポイントとしての機能を提供し、モバイル端末11が直接無線LANにアクセス可能な構成の場合は、デバイスエージェント23に加えてメディエータ24の機能をモバイル端末11に搭載してもよい。また、ホームサーバのようなデータ管理機能を有する装置が家庭内にある場合は、これにユーザエージェント22の機能を持たせて、移動履歴管理サーバ13の代わりに動作させても良い。さらに、ホームゲートウェイのようなアクセスポイント12相当の機能を持つ装置が家庭内にある場合は、これにメディエータ24の機能を持たせても良い。このように、図2に示す各モジュールは、ネットワーク上の機器の機能や構成に応じて、適当に配置してかまわない。
なお、アクセスポイント12は、家庭以外の場所でも、例えば会社のオフィスや、無線LANが利用可能なホットスポットと呼ばれるエリアなどに設置して、複数のユーザで共用できるようにしても良い。
次に、各モジュールの構成および動作について説明する。
<ユーザエージェントおよびユーザエージェントマネージャ>
−移動履歴管理サーバ−
図3は移動履歴管理サーバ13におけるユーザエージェントマネージャ21およびユーザエージェント22の構成を示すブロック図である。図3において、ユーザエージェントマネージャ21は、情報提供者用端末14のサービスコンシェルジェ25から送信された,表示条件が付与された表示条件付情報を受信する情報受信部101と、受信された表示条件付情報を記憶する情報記憶部102と、受信した表示条件付情報に係る表示条件を各ユーザエージェント22に通知する表示条件通知部103とを備えている。また、サービスコンシェルジェ25との通信のためのネットワークインターフェース(IF)104も備えている。
また、ユーザエージェント22は、モバイル端末11のデバイスエージェント23から送信された移動履歴を受信する移動履歴受信部201と、少なくとも1つのデバイスエージェント23の移動履歴を時系列に整理して格納する移動履歴データベース202と、受信された移動履歴を移動履歴データベース202に登録する移動履歴登録部203と、ユーザエージェントマネージャ21から通知された表示条件と移動履歴データベース202に格納されたユーザの移動履歴とを対比する表示条件対比部204と、対比の結果、ユーザに送信すると判断した表示条件付情報の識別子をリストとして記憶する情報リスト記憶部205と、ユーザエージェントマネージャ21の情報記憶部102から、情報リスト記憶部205に記憶された識別子の情報を取得する情報取得部206と、取得した表示条件付情報をモバイル端末11へ送信する情報送信部207とを備えている。
図4は表示条件付情報の一例である。図4に示した例では、2002年8月1日から8月10日までの10:00から20:00の間に、東経135度20分40.40秒、北緯34度44分10.30秒を重心とした一辺10mの正方形のエリア内にいることを、表示条件として付与している。
図5は移動履歴データベース202に格納されたデータの例である。図5のデータは、ユーザがモバイル端末11として登録した携帯電話とカーナビの移動履歴を表している。なお、モバイル端末11を登録する手順については後述する。
ここで、まず、サービスコンシェルジェ25から表示条件付情報が送信されたときの動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
(ステップa1)
ユーザエージェントマネージャ21の情報受信部101が、サービスコンシェルジェ25から送信された表示条件付情報を受信し、情報記憶部102に格納する。
(ステップa2)
表示条件通知部103が、情報記憶部102に格納された表示条件付情報の表示条件を抽出し、ユーザエージェント22に通知する。ここでは、表示条件の中で、位置に関連する条件を抽出するものとする。図4の例では、10:00から20:00までの時間帯に、東経135度20分40.40秒、北緯34度44分10.30秒を重心とした一辺10mの正方形のエリア内にいることが、条件として抽出される。
(ステップa3)
各ユーザエージェント22の表示条件対比部204は、ステップa2において抽出した位置条件を参照して移動履歴データベース202を検索し、この位置条件がユーザの過去の行動範囲に含まれるか否かを調べる。ユーザの行動範囲は、ユーザ毎の移動履歴を分析することによって推測される。
(ステップa4)
位置条件がユーザの行動範囲に含まれる場合は、当該表示条件付情報の識別子を情報リスト記憶部205に格納する。このとき、この行動範囲に係る移動履歴を送信してきたモバイル端末11の機器IDを、併せて格納する。
次に、メディエータ24との通信を行うときの動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
(ステップb1)
ユーザエージェント22の移動履歴受信部201は、メディエータ24から送信された移動履歴を受信する。
(ステップb2)
移動履歴登録部203は、移動履歴が正常に受信されたか否かを確認する。正常に受信されたときは、ステップb3にすすむ一方、そうでないときは、ステップb4にすすむ。
(ステップb3)
移動履歴登録部203は、ステップb1において受信した移動履歴を移動履歴データベース202に格納する。その後、ステップb5にすすむ。
(ステップb4)
情報送信部207は、受信エラーの応答メッセージをメディエータ24に送信する。その後、処理を終了する。
(ステップb5)
情報取得部206は、情報リスト記憶部205に格納された識別子を有する表示条件付情報を、ユーザエージェントマネージャ21の情報記憶部102から、送信すべき表示条件付情報として取得する。そして、送信すべき表示条件付情報があるときは、ステップb6にすすむ一方、そうでないときは、ステップb7にすすむ。
(ステップb6)
情報送信部207は、表示条件付情報の送信要求を含めた応答メッセージを、メディエータ24に送信する。その後、ステップb8にすすむ。
(ステップb7)
情報送信部207は、移動履歴受信完了の応答メッセージをメディエータ24に送信する。その後、処理を終了する。
(ステップb8)
情報送信部207は、送信すべき表示条件付情報を、機器IDと併せて、メディエータ24に送信する。すなわち、モバイル端末毎に、表示条件付情報が選択されて送信される。その後、処理を終了する。
このように、ユーザエージェント22は、ユーザが所有する複数のモバイル端末11に搭載されたデバイスエージェント23から移動履歴を収集して、一元管理する。そして、サービスコンシェルジェ25から配信された表示条件付情報の中から、ユーザの行動範囲に合う情報のみを選択して、メディエータ24に送信する。
すなわち、複数のモバイル端末11から得られた移動履歴がサーバ13において一元管理されるので、ユーザの行動範囲や行動パターンがより的確に把握でき、したがって、ユーザにとって必要性の高い情報を精度良く絞り込んで配信することができる。また、これまでカーナビ、携帯電話などのプラットホーム毎に情報配信を行っていた情報提供者は、どのユーザのどの端末に情報を送るべきかを考える必要がなくなり、条件に該当するユーザの適切な端末に、きわめて簡易に、情報を配信することができる。
なお、ユーザの年齢や性別などの属性情報をユーザエージェント22において管理しておき、ステップa3において、位置条件と同様に、属性条件を参照して情報のフィルタリングを行ってもよい。また、ユーザの所有するモバイル端末11は1個であってもよい。
また、移動履歴データベース202から、自宅から会社までというようなユーザの典型的な移動経路を抽出しておき、表示条件で指定された位置がその移動経路に含まれた情報については、ユーザがこの移動経路上のある地点を通過したときに前もって提示するようにしても良い。これにより、例えば、平日の朝に自宅の最寄り駅に向かうと相当高い確率で会社に行くユーザに対して、通勤経路上の位置が表示条件として付された情報を、ユーザが最寄り駅に達したときに表示する、といったことも可能になる。なお、移動履歴データベース202から典型的な移動経路を抽出する方法としては、次のようなものが考えられる。
(1)所定の時間、所定面積のエリア内に滞在している地点を目的地として抽出する。
(2)交差点や駅など経由地点となる主なポイントの位置情報を用いて、目的地間を結ぶ経路を抽出する。
<デバイスエージェントおよびメディエータ>
−モバイル端末側−
図8はデバイスエージェント23の構成を示すブロック図である。図8において、301は位置データとして経度と緯度による座標値を取得する位置データ取得部、302は現在時刻を提供する時計部、303は時刻データと位置データの組を時系列に移動履歴データとして記憶する移動履歴記憶部、304は位置データ取得部301によって得られた位置データと時計部302によって得られた時刻データとを組にして移動履歴記憶部303に記録する移動履歴記録部、305は移動履歴記憶部303に格納された移動履歴データをメディエータ24に送信する移動履歴送信部、306はアクセスポイント12との接続処理を行うとともに、接続の完了を移動履歴送信部305に通知するネットワーク接続処理部、307は2.4GHz帯の近距離無線技術を利用してアクセスポイント12との接続を行うローカルネットワークIF、308はメディエータ24を介して送付される表示条件付情報の受信を行う情報受信部、309は情報受信部308によって受信された表示条件付情報を格納する情報記憶部、310は位置データ取得部301によって得られた位置データと時計部302から得られた時刻データとを参照して、情報記憶部309から表示条件に合致した情報を取り出して、表示部311に表示する情報表示制御部である。
図9は移動履歴記憶部303に記録された位置データの一例である。なお、位置データの取得には、GPS(Global Positioning System)を利用するもの、基地局などの基準位置からの電波強度を利用するもの、局所無線局から送信される位置情報を利用するものなど、公知の技術を利用することができる。また、緯度および経度による座標値に変換可能なものであれば、位置データを、その他の座標系や住所などのラベルによって表現しても良い。
また、ローカルネットワークIF307としては、近距離無線技術の他に、RS232CやUSBなどの有線系のネットワークや、IrDAに代表される赤外線通信をモバイル端末11のユーザビリティに合わせて選択して良い。例えば、PDAであればアクセスポイント12とUSBによって接続されたクレードルを用いて接続を行ってもよいし、カーナビであれば車を駐車場に停車させたときに802.11bを用いてアクセスポイント12と無線接続するようにしてもよい。また、赤外線によるOBEX(Object Exchange )を用いて、カーナビなどから携帯電話を一旦経由して、アクセスポイント12から移動履歴サーバ13に移動履歴を送信するようにしてもよい。
図10はメディエータ24の構成を示すブロック図である。メディエータ24はデバイスエージェント23とユーザエージェント22との通信の仲介を行う。図10において、401はモバイル端末11との接続処理を行うネットワーク接続処理部、402はデバイスエージェント23から送信された移動履歴を受信する移動履歴受信部、403は受信した移動履歴を移動履歴管理サーバ13に送信する移動履歴送信部、404は移動履歴管理サーバ13から送信された表示条件付情報を受信する情報受信部、405は受信した表示条件付情報をデバイスエージェント23に送信する情報送信部、406はWAN16への接続を行うネットワークIF、407はデバイスエージェント23との通信のためのローカルネットワークIFである。
図8のデバイスエージェント23の動作について説明する。
まず、移動履歴を蓄積する動作について、図11(a)のフローチャートを参照して説明する。ここでは、最も簡易な方法として、一定時間おきに現在位置を記録するものとする。
(ステップc1)
所定の時間として例えば5分おきに、タイマー割り込みが発生するように設定する。
(ステップc2)
移動履歴記録部304は、タイマー割り込みが発生しているか否かを調べる。タイマー割り込みが発生しているときは、ステップc3にすすむ一方、そうでないときは、タイマー割り込みが発生するまで待機する。
(ステップc3)
移動履歴記録部304は、位置データ取得部301から位置データを受けるとともに、時計部302から現在時刻を読み出して、移動履歴記憶部303に記録する。これにより、図9に示すようなデータが移動履歴として蓄積される。その後、ステップa2に戻る。
次に、蓄積された移動履歴をメディエータ24に送信する動作について、図11(b)のフローチャートを参照して説明する。
(ステップc4)
ネットワーク接続処理部306は、アクセスポイント12を発見するために、アクセスポイント12からの問合せ信号の検出を試みる。問合せ信号を検出したときは、ステップc5にすすむ一方、そうでないときは、処理を継続する。
(ステップc5)
問合せ信号を検出したので、アクセスポイント12に応答信号を返信し、続いて所定のプロトコルに従ってアクセスポイント12との接続処理を行う。
(ステップc6)
接続が成立したときはステップc7にすすむ一方、そうでないときは、ステップc4に戻り、アクセスポイント12からの問合せ信号の検出を試みる。
(ステップc7)
ネットワーク接続処理部306は、移動履歴送信部305に接続完了を通知する。
(ステップc8)
移動履歴送信部305は、移動履歴記憶部303から移動履歴を読み出して、メディエータ24に送信する。
(ステップc9)
移動履歴送信部305は、メディエータ24からの応答を待つ。そして、エラーメッセージを含む応答が返ってきたとき、または、所定の時間応答が返ってこないときは、エラー処理をして動作を終了する。それ以外のときは、移動履歴の送信が成功したと判断して、ステップc10にすすむ。
(ステップc10)
移動履歴送信部305は、送信済みの移動履歴を移動履歴記憶部303から削除する。
(ステップc11)
移動履歴送信部305は、応答内容にメディエータ24からの表示条件付情報の送信要求が含まれているか否かを調べる。含まれているときは、ステップc12にすすむ一方、そうでないときは動作を終了する。
(ステップc12)
情報受信部308は、メディエータ24から送信された図4に示すような表示条件付情報を受信し、情報記憶部309に記録する。
次に、情報記憶部309に蓄積された表示条件付情報を表示する動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。
(ステップc13)
情報表示制御部310は、情報記憶部309に蓄積された表示条件付情報の表示日時条件を調べて、現在時刻から例えば6時間先までの時刻に表示日時条件が充足される情報をリストアップする。そして、表示位置条件を付与したインデックスを予め生成する。ここでは、この処理は6時間おきに実行されるものとする。これによって、マッチング対象となる情報の個数が絞り込まれるので、モバイル端末11におけるマッチング処理を効率化することができる。
(ステップc14)
情報表示制御部310は、位置データ取得部301から位置データを所定の周期で読み出し、ステップc13において作成したインデックスの表示位置条件とのマッチングを行う。ここでは、表示位置条件に記載された位置を対角線の中心とした1辺10mの正方形エリアの範囲に現在の位置データがあるとき、マッチングが成功したものとする。
(ステップc15)
ステップc14においてマッチングに成功したときは、ステップc16にすすむ一方、そうでないときは、ステップc14を継続する。
(ステップc16)
情報表示制御部310は、マッチングに成功した表示条件付情報を表示部311に表示する。図13はモバイル端末11が携帯電話であるときの表示画面の例である。
なお、ユーザエージェント22の説明ですでに述べたように、デバイスエージェント23に送信される表示条件付情報は、情報提供者から配信された表示条件付情報の中から、その表示条件が移動履歴データベース202から推測されたユーザの行動範囲と一致するものとして、選択されたものである。
次に、図10のメディエータ24の動作を図14のフローチャートを参照して説明する。
(ステップd1)
ネットワーク接続処理部401は、所定の間隔で問合せ信号を送出する。
(ステップd2)
モバイル端末11からの応答信号の検出を試みる。応答信号を検出したときはステップd3にすすむ一方、そうでないときはステップd1に戻り、問合せ信号を再度送出する。
(ステップd3)
所定のプロトコルに従って、モバイル端末11との接続処理を行う。
(ステップd4)
ステップd3において接続が成立したときはステップd5にすすみ、一方、そうでないときはステップd1に戻り、問合せ信号を再度送出する。
(ステップd5)
移動履歴受信部402は、デバイスエージェント23から送信された移動履歴を受信する。
(ステップd6)
移動履歴送信部403は、移動履歴受信部402によって受信した移動履歴をユーザエージェント22に送信する。
(ステップd7)
ユーザエージェント22からの応答を待つ。エラーメッセージを含む応答が返ってきたとき、または、所定の時間応答が返ってこないときは、エラー処理をして動作を終了する。それ以外のときは、ステップd8にすすむ。
(ステップd8)
応答内容に表示条件付情報の送信要求が含まれているか否かを調べる。送信要求が含まれているときはステップd9にすすみ、そうでないときはステップd12にすすむ。
(ステップd9)
情報送信部405は、表示条件付情報の送信要求を含めた応答メッセージをデバイスエージェント23に送信する。
(ステップd10)
情報受信部404は、ユーザエージェント22から送信された表示条件付情報を受信する。
(ステップd11)
情報送信部405は、情報受信部404によって受信された表示条件付情報をデバイスエージェント23に送信する。その後、動作を終了する。
(ステップd12)
情報送信部405は、移動履歴の送信が完了したことを示すメッセージをデバイスエージェント23に返信する。その後、動作を終了する。
このようにしてメディエータ24は、デバイスエージェント23とユーザエージェント22との間の移動履歴および表示条件付情報の通信を仲介する。すなわち、メディエータ24の働きによって、モバイル端末11のローカル入出力を利用して、移動履歴のアップロードと情報のダウンロードを行うことができる。すなわち、赤外線通信やブルートゥース(Bluetooth )などのワイヤレス、USBやIEEE1394などの有線、SDカードなどの半導体メモリによるデータ交換のいずれかの仕組みを有するモバイル端末であれば、本実施形態に係る方法を利用することができる。
以上のようにして、家庭内などに設置されたアクセスポイント12を利用して、モバイル端末11から移動履歴のアップロードを行うとともに、移動履歴管理サーバ13から移動履歴を考慮した表示条件付情報をダウンロードされる。そして、モバイル端末11において、情報受信部308によって受信された表示条件付情報は、情報記憶部309に記憶され、位置データ取得部301によって取得された位置データが当該表示条件を満たすとき、情報表示制御部310によって表示部311に表示される。このため、情報を利用する際にサーバとのリアルタイムの通信を行わなくても、ユーザの現在位置を考慮した情報を、適切なタイミングでユーザに提供することができる。
なお、表示される情報に所定のWebページへのリンクを含めておいて、ユーザの操作によって詳細情報または最新情報を取得できるようにしても良い。また、インデックスを生成する周期は、モバイル端末のメモリ容量やCPU性能に応じて自由に設定して良い。また、マッチングが成功するエリアの形状や大きさについては、任意に設定してかまわない。さらに、例えば、最寄りのJRと地下鉄の改札付近に来たときに情報を表示するなど、表示条件として指定する位置は、1つの情報に対して2つ以上設定しても良いことは言うまでもない。
なお、モバイル端末11と移動履歴管理サーバ13がIP(インターネットプロトコル)など共通のプロトコルを用いて直接通信可能な場合は、メディエータ24を省いてもかまわない。
また、今後は、ホームサーバで受信した情報のうち未視聴の情報を、モバイル端末に転送して視聴する、といった情報利用の形態が、主流になっていくことが予想される。例えば、特に戸建ての場合、無線LANを利用することによって、駐車場の車に設置されたカーナビとホームサーバとの間で通信が可能になる。
ただしこの場合、情報を転送するタイミングをどうするか、という問題が生じる。例えば、車のエンジンがかかっていないとき、通常はカーナビの電源も入っていないため、ホームサーバからカーナビへ情報を転送しようとしても、通信ができない。
この問題を解決するために、いくつかの方策が考えられる。例えば、カーナビにおいて、過去の利用履歴から車の出発時刻を予測し、出発前にタイマーで自動起動し、ホームサーバに情報受信要求を送信するようにしてもよい。または、車のドアの開閉動作に対応して自動起動し、ホームサーバに情報受信要求を送信するようにしてもよい。
また、別の観点からの方策として、ホームサーバが、カーナビへの情報転送(データ同期)が完了したことを携帯電話にメールで通知するようにしてもよい。あるいは、カーナビが、自宅付近でエンジンを停止後、所定の時間通電状態を維持し、ホームサーバに移動履歴情報を転送するようにしてもよい。情報転送のタイミングは、パーキングブレーキが引かれた後でもよい。
<サービスコンシェルジェ>
…情報提供者用端末
図15はサービスコンシェルジェ25の構成を示すブロック図である。図15において、501は情報を表示するための表示条件を入力する条件入力部、502は送信する情報を蓄積する情報データベース、503は条件入力部501から入力された表示条件を情報データベース502に格納された情報に付与して、表示条件付情報を作成する情報作成部、504は情報作成部503によって作成された表示条件付情報をユーザエージェントマネージャ21に送信する情報送信部、505はユーザエージェントマネージャ21との通信のためのネットワークIFである。
図15のサービスコンシェルジェ25の動作について、図16のフローチャートを参照して説明する。
(ステップe1〜e5)
表示条件の入力のために、図17に示すような入力画面を表示させる。情報配信者は、表示条件の入力を行う。
まず、配信する期間を指定する(e1)。セールなどに関する情報の場合は、セールの期間について入力する。配信する時間帯を設定する(e2)。お客様の呼び込みなど、お店の開店時間などを考慮して配信を行いたい場合は、ここで時間帯を設定する。なお、配信時間帯は必ずしも設定しなくてよい。次に、配信するエリアを指定する(e3)。ここでは、エリアの中心位置の緯度・経度を入力するとともに、「範囲の指定」ボタンによってエリアの形状と大きさ(半径100mの円など)を指定するものとする。指定するエリアの緯度経度が分からないときは、「地図を参照」ボタンを選択して地図上で位置を指定する。
そして、配信する情報を選択する(e4)。「参照」ボタンを押して、情報データベース502に格納されている情報ファイルを選択する。さらには、詳細情報へのリンク先を指定する(e5)。情報の配信はリアルタイムに行われないので、商品の残り数やタイムサービスなどリアルタイムな情報はリンク先に埋め込むことができる。なお、リンク先は必ずしも設定しなくてよい。
(ステップe6)
条件入力部501は、「確認」ボタンが押されたか否かを調べる。「確認」ボタンが押されたときはステップe7にすすむ一方、それ以外のときは、配信条件の入力を継続する。
(ステップe7)
条件入力部501は、入力内容に漏れや間違いがないかを調べる。ないときはステップe8にすすむ一方、それ以外のときは、配信条件の入力を継続する。例えば、サービスの契約内容に応じて情報の掲載期間が決められている場合は、この情報掲載期間に対して配信期間が正しく設定されているか否かを確認する。
(ステップe8)
情報作成部503は、入力された表示条件から図4に示すような表示条件付情報を自動生成する。そして、情報送信部504は生成された表示条件付情報をユーザエージェント22に送信する。その後、動作を終了する。
このように、情報提供者は画面の案内に従って条件を設定するだけで、表示条件付情報を生成してユーザエージェントマネージャ22に送信することができる。なお、位置条件を複数指定したい場合は、条件入力画面で複数の地点を指定可能にすればよい。また、不正な第3者からの情報の配信を防ぐにためは、サービスコンシェルジェ25毎に個別の暗号化キーを持たせておいて、表示条件付情報にサービス提供者のデジタル署名を行うと良い。
<モバイル端末の登録>
モバイル端末11を移動履歴管理サーバ13に登録する処理について説明する。ここでは、携帯電話を例にとって、図18のフローチャートおよび図19の表示画面例を参照して説明する。
(ステップf1)
図19(a)に示すような携帯電話のメニュー画面から、「サーバ登録」を選択する。
(ステップf2)
携帯電話はアクセスポイント12を探索する。アクセスポイント12を発見したときはステップf3にすすむ一方、そうでないときはステップf4にすすむ。
(ステップf3)
携帯電話から移動履歴管理サーバ13にアクセスし、図19(b)に示すような登録画面を取得して表示する。
(ステップf4)
図19(e)に示すようなエラーメッセージを表示して、処理を終了する。
(ステップf5)
新規ユーザ登録の場合はステップf6にすすむ一方、そうでないときはステップf7にすすむ。
(ステップf6)
新規ユーザ登録の場合は、図19(c)に示すような登録画面からユーザ情報を入力し、ユーザIDとパスワードを取得し、ステップd7にすすむ。
(ステップd7)
図19(d)に示すようなユーザ認証画面からユーザIDとパスワードを入力し、認証後、登録するモバイル端末11の機器IDとカテゴリーを入力する。機器IDはユーザ毎に個別に管理されており、登録済みのモバイル端末11と重複しなければ任意のIDが付与されるものとする。入力が完了すると、処理を終了する。
<ユーザエージェントのコンテンツ管理>
モバイル端末11が携帯電話等の場合は、表示条件付情報を蓄積できる記憶容量に制限があるので、情報のメンテナンスやフィルタリングが必要になる。
デバイスエージェント23側では、例えば、次のようにメンテナンスをすればよい。
1)ユーザにすでに提示した情報は削除する。保存しておきたいときは、ユーザは所定の操作をする。
2)期限が切れている情報を削除する。所定の周期で削除を実行する。
3)ユーザが明示的に情報を削除する。削除理由の例としては、a.今日は不要、b.この情報は不要、c.この情報とその関連情報は不要、d.この発信者の情報は不要、などが挙げられるが、このような削除理由を、その後の情報取捨選択の基準として用いる。
4)欲しい情報のカテゴリーをユーザが選択する。選択されたカテゴリーの情報を優先する。カテゴリーの例としては、a.カフェ・レストラン、b.ファッション、c.雑貨、d.アミューズメント、e.交通情報・案内、などが挙げられる。
5)一定時間以上、蓄積している情報は削除する。
また、ユーザエージェント22側では、次のようなフィルタリング動作が考えられる。
1)ユーザの行動エリアの情報のみを取得対象とする。
2)ユーザが明示的に不要とした情報は対象から外す。
3)ユーザが希望するカテゴリーの情報を優先する。
4)期限が迫っている情報を優先する。
また例えば図20に示すように、表示条件付情報のメンテナンスを行ってもよい。すなわち、デバイスエージェント23が、不要な情報を削除した後に、移動履歴のアップロードとともに、情報を蓄積可能な記憶容量をユーザエージェント22に通知する。ユーザエージェント22は、ユーザの行動範囲から情報を絞り込んだ上で、さらに、通知された記憶容量に収まる範囲で優先度を考慮しつつ情報を選択する。その後、デバイスエージェント23が、情報をダウンロードして蓄積する。
<端末を連携させた情報通知>
また、本実施形態のように、複数のモバイル端末から取得した移動履歴を一元的に管理することによって、モバイル端末を連携させた情報通知を行うことも可能である。すなわち、移動履歴からユーザの行動を解析して、近い将来にユーザが行くと予測される場所に関する情報を、現在ユーザが利用可能な端末に表示する。
図21はモバイル端末を連携させた情報通知の一例である。移動履歴管理サーバ13に記録された移動履歴から、ユーザが、1)平日7:30頃までは自宅付近にいる(携帯電話)、2)平日7:30頃自宅を出発する(カーナビ)、3)平日8:00頃国道1号線上り枚方付近を通過する(カーナビ)、ことが予測されるものとする。ここで、情報提供者は、国道1号線上り枚方付近で事故があり通行止めである、という情報(A)を配信しようとしている。当日は平日であり、現在時刻は7:00とする。このとき、
(1) カーナビの移動履歴から、情報(A)がユーザの移動経路に関するものであると判断
(2) 現在時刻が7:00であるため、ユーザは自宅にいるものと判断
(3) 携帯電話に、情報(A)を電子メールで配信
これにより、ユーザは、車での移動経路における事故の情報を、自宅において、携帯電話を介して知ることができる。
また、モバイル端末の移動履歴だけでなく、モバイル端末を含む各情報端末の使用履歴も併せて一元的に把握し、これら複数の情報端末を連携させて、情報提供を行うようにしてもよい。
ここでは、サービスコンシェルジェが提供する情報には、位置に関連する条件であるエリア条件と、情報を提示するタイミングを示すタイミング条件とを、少なくとも含む表示条件が、付されているものとする。なお、エリア条件として、エリアが特に指定されていない場合もあり得る。
図22は複数の情報端末を連携させて情報提供を行う例である。図22の例では、ユーザは、モバイル端末として、カーナビ11Aおよび携帯電話11Bを有し、その他の情報端末として、自宅にテレビ11Cを、会社にPC11Dを、それぞれ有するものとする。そして、移動履歴管理サーバ13には、モバイル端末による移動履歴と、各情報端末の使用履歴とが、併せて一元管理されているものとする。
ここで、サービスコンシェルジェ25から、表示条件付きの情報(A)、情報(B)が送信されたとする。情報(A)は事故情報であり、エリア条件として通行止めの時間と場所が指定されているとともに、タイミング条件として「できるだけ早く」が指定されている。情報(B)は広告情報であり、エリア条件として、店からのプレゼントがある時間と場所が指定されているとともに、タイミング条件として「通過する少し前」が指定されている。
この場合、情報(A)は、ユーザの自宅にあるテレビ11Cに送信される。これは、エリア条件がユーザの移動履歴に合致し、かつ、タイミング条件として「できるだけ早く」が指定されており、移動履歴から、情報(A)の受信時刻にはユーザはまだ自宅にいてテレビ11Cを視聴していると推定されるためである。一方、情報(B)は、カーナビ11Aに送信される。これは、エリア条件がユーザの移動履歴に合致し、かつ、タイミング条件として「通過する少し前」が指定されているため、カーナビ11Aに送信するのが適切であると推定されるためである。
このように本例では、複数の情報端末の使用履歴を統合して履歴情報として管理し、表示条件付き情報が送信されたとき、タイミング条件を充足する端末を、履歴情報を参照して選択し、この選択した端末に情報を提供する。これにより、ユーザの行動に対して従来よりも的確に、情報を配信することができる。
図23は本例に係る移動履歴管理サーバ13におけるユーザエージェントマネージャ21およびユーザエージェント22の構成を示すブロック図である。図23の構成は図3の構成とほぼ同様であるが、情報送信部207Aが、移動履歴データベース202を参照して、情報を送信する端末を選択する機能を有する点が異なる。また、ここでは、移動履歴データベース202には、モバイル端末の移動履歴だけでなく、各情報端末の使用履歴も併せて蓄えられるものとする。移動履歴受信部201および移動履歴登録部203によって、履歴管理部が構成され、表示条件通知部103、表示条件対比部204、情報リスト記憶部205、情報取得部206によって、情報フィルタリング部が構成されている。
図23の構成の動作を、図24および図25のフローチャートを用いて説明する。図24はエージェントマネージャ21側の動作、図25はユーザエージェント側22の動作を示す。
図24に示すように、エージェントマネージャ21は、サービスコンシェルジェ25から表示条件付情報の送信要求があると(g1でYes)、情報受信部101がその表示条件付情報を受信して、情報記憶部102に格納する(g2)。そして、表示条件通知部103が、受信した表示条件付情報に付された表示条件を、ユーザエージェント22に通知する(g3)。
ユーザエージェント22は、図25に示すように、エージェントマネージャ21から表示条件の通知があると(h1でYes)、表示条件対比部204が、移動履歴データベース202から得られるユーザの行動エリアと、表示条件に含まれたエリア条件とを対比する(h2)。そして、エリア条件とユーザの行動エリアとが合致するとき(h3でYes)、当該表示条件付情報の識別子(ID)を情報リスト記憶部205に追加する(h4)。
また、ユーザエージェント22は、情報リスト記憶部205が空でないとき(h5でNo)、情報取得部206が、表示条件付情報のIDを情報リスト記憶部205から取り出し(h6)、その表示条件付情報の内容をエージェントマネージャ21から取得する(h7)。すなわち図24に戻り、エージェントマネージャ21は、ユーザエージェント22から表示条件付情報の取得要求があると(g4でYes)、指定されたIDの表示条件付情報を情報記憶部102から取り出し(g5)、これをユーザエージェント22に渡す(g6)。
図25に戻り、配信すべき表示条件付情報を受けたユーザエージェント22では、情報送信部207Aが、移動履歴データベース202を参照して、表示条件に含まれたタイミング条件を充足可能な情報端末(すなわちデバイスエージェント)を決定する(h8)。そして、情報送信部207Aは、決定した情報端末に、当該表示条件付情報を送信する(h9)。
また、ユーザエージェント22は、デバイスエージェント23から移動履歴の送信要求があると(h10でYes)、移動履歴受信部201が移動履歴を受信し、受信した移動履歴を移動履歴登録部203が移動履歴データベース202に登録する(h11)。
ステップh8における情報端末の決定について、具体例を挙げて説明する。図26はタイミング条件に基づいて端末を決定するルールの一例である。図26の例では、タイミング条件として、条件A「すぐに」、条件B「じっくり」、条件C「指定場所付近で」、条件D「指定時刻に」の4種類の条件を示している。
そして、条件Aのときは、ユーザが現在使用中の端末、または現在使用待機中の端末を優先して選択する。条件Bのときは、エリア条件で指定されたエリア内で、使用時間の長い端末を優先して選択する。条件Cのときは、エリア条件で指定されたエリア内で使用頻度の高い移動体端末を優先して選択する。条件Dのときは、エリア条件で指定されたエリア内で、指定された時刻を含む時間帯において使用頻度が高い端末を優先して選択する。
なお、エリア条件として具体的なエリアが特に指定されていない場合は、条件B,C,Dのとき、ユーザの移動履歴全体を見て、優先すべき端末を選択するものとする。
図27は図26のルールに従った端末選択の例を示す。いま、図27(a)に示すような情報1〜情報8が、サービスコンシェルジェから送信されたものとする。情報1〜3では、エリア条件として「エリアA」が指定され、かつ、タイミング条件として条件A,B,Cがそれぞれ指定されている。情報4〜6では、エリア条件として「エリアB」が指定され、かつ、タイミング条件として条件A,B,Cがそれぞれ指定されている。また、情報7,8では、エリア条件としては具体的なエリアは特に指定されておらず、かつ、タイミング条件として条件A,Bがそれぞれ指定されている。
図27(b)に示すように、ユーザ1は、行動エリアがエリアA,Bであり、エリアAではカーナビと携帯を利用し、エリアBではTVと携帯を利用するものとする。また現在はカーナビを使用中であるものとする。なお、図27(b)〜(d)において、各エリア内の端末の並びは使用頻度順とする。
このとき、情報1〜3は、エリア条件「エリアA」がユーザ1の行動エリアと合致するため、全てユーザ1に送信される。そして、情報1は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ1が現在使用中のカーナビに送信される。情報2は条件B「じっくり」が付されているため、エリアAで使用時間が長い端末としてのカーナビに送信される。情報3は条件C「指定場所付近で」が付されているため、エリアAで使用頻度が高い移動体端末としてのカーナビに送信される。
また、情報4〜6も、エリア条件「エリアB」がユーザ1の行動エリアと合致するため、全てユーザ1に送信される。そして、情報4は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ1が現在使用中のカーナビに送信される。情報5は条件B「じっくり」が付されているため、エリアBで使用時間が長い端末としてのTVに送信される。情報6は条件C「指定場所付近で」が付されているため、エリアBで使用頻度が高い移動体端末として携帯に送信される。
さらに、情報7,8も、エリア条件に具体的なエリアが特に示されていないため、全てユーザ1に送信される。そして、情報7は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ1が現在使用中のカーナビに送信される。情報8は条件B「じっくり」が付されているため、ユーザの行動エリア全体で使用時間が長い端末としてのカーナビに送信される。
この結果、情報1〜4,7,8はカーナビに送信され、情報5はTVに送信され、情報6は携帯に送信される。
また、図27(c)に示すように、ユーザ2は、行動エリアがエリアA,Dであり、エリアAではTVと携帯を利用し、エリアDでは携帯を利用するものとする。また現在はTVを使用中であるものとする。
このとき、情報1〜3は、エリア条件「エリアA」がユーザ2の行動エリアと合致するため、全てユーザ2に送信される。そして、情報1は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ2が現在使用中のTVに送信される。情報2は条件B「じっくり」が付されているため、エリアAで使用時間が長い端末としてのTVに送信される。情報3は条件C「指定場所付近で」が付されているため、エリアAで使用頻度が高い移動体端末としての携帯に送信される。
一方、情報4〜6は、エリア条件「エリアB」がユーザ2の行動エリアと合致しないため、ユーザ2には送信されない。
さらに、情報7,8は、エリア条件に具体的なエリアが特に示されていないため、全てユーザ2に送信される。そして、情報7は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ2が現在使用中のTVに送信される。情報8は条件B「じっくり」が付されているため、ユーザの行動エリア全体で使用時間が長い端末としてのTVに送信される。
この結果、情報1,2,7,8はTVに送信され、情報3は携帯に送信され、情報4〜6は送信されない。
また、図27(d)に示すように、ユーザ3は、行動エリアがエリアA,Eであり、エリアAでは携帯を利用し、エリアEでは携帯、TVを利用するものとする。また現在は携帯を使用中であるものとする。
このとき、情報1〜3は、エリア条件「エリアA」がユーザ3の行動エリアと合致するため、全てユーザ3に送信される。そして、情報1は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ3が現在使用中の携帯に送信される。情報2は条件B「じっくり」が付されているため、エリアAで使用時間が長い端末としての携帯に送信される。情報3は条件C「指定場所付近で」が付されているため、エリアAで使用頻度が高い移動体端末としての携帯に送信される。
一方、情報4〜6は、エリア条件「エリアB」がユーザ3の行動エリアと合致しないため、ユーザ3には送信されない。
さらに、情報7,8は、エリア条件に具体的なエリアが特に示されていないため、全てユーザ3に送信される。そして、情報7は条件A「すぐに」が付されているため、ユーザ3が現在使用中の携帯に送信される。情報8は条件B「じっくり」が付されているため、ユーザ3の行動エリア全体で使用時間が長い端末としての携帯に送信される。
この結果、情報1〜3,7,8は携帯に送信され、情報4〜6は送信されない。
以上のように本例によると、エリア条件とユーザの移動履歴を基にして絞り込まれた表示条件付情報が、そのタイミング条件を充足する端末に送信されるため、ユーザにとって必要性の高い情報を、的確なタイミングで、ユーザに配信することができる。
以上のように本発明によると、ユーザが所有する複数のモバイル端末から得られた移動履歴がサーバにおいて一元管理されるので、ユーザの行動範囲や行動パターンをより的確に把握することができ、したがって、ユーザにとって必要性の高い情報を精度良く絞り込んで配信することができる。また、情報提供者は、どのユーザのどのモバイル端末に情報を送るべきかといったことを意識する必要はなく、表示条件を情報に付するだけで、条件を満たすユーザに情報を配信することができる。さらには、リアルタイムに通信を行わなくても、ユーザの現在位置を考慮した情報を、適切なタイミングでユーザに提供することができる。
以上のように、本発明は、ユーザにとって必要性の高い情報を、的確なタイミングで、ユーザに配信することができるので、例えば、より利便性の高い情報配信サービスをユーザに提供することができる。
本発明の一実施形態における情報配信システムの全体構成を示すブロック図である。 図1のシステムにおいて各機器に搭載される主要なモジュールを示す図である。 本発明の一実施形態におけるユーザエージェントマネージャおよびユーザエージェントの構成を示すブロック図である。 表示条件付情報の一例である。 移動履歴データベースに格納されたデータの例である。 図3の構成の、表示条件付情報が送信されたときの動作を示すフローチャートである。 図3の構成がメディエータとの通信を行うときの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるデバイスエージェントの構成を示すブロック図である。 移動履歴記憶部に記録された位置データの一例である。 本発明の一実施形態におけるメディエータの構成を示すブロック図である。 図8のデバイスエージェントが、移動履歴を蓄積する動作、および蓄積された移動履歴をメディエータに送信する動作を示すフローチャートである。 図8のデバイスエージェントが表示条件付情報を表示する動作を示すフローチャートである。 モバイル端末が携帯電話であるときの表示画面の例である。 図10のメディエータの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるサービスコンシェルジェの構成を示すブロック図である。 図15のサービスコンシェルジェの動作を示すフローチャートである。 表示条件の入力画面の例である。 モバイル端末を登録する処理を示すフローチャートである。 図18に示す処理を携帯電話で行う場合の表示画面例である。 表示条件付情報のメンテナンスおよびフィルタリングの一例である。 モバイル端末を連携させた情報通知の例である。 複数の情報端末を連携させて情報提供を行う例である。 複数の情報端末を連携させる場合のユーザエージェントマネージャおよびユーザエージェントの構成を示すブロック図である。 図23のエージェントマネージャの動作を示すフローチャートである。 図23のユーザエージェントの動作を示すフローチャートである。 タイミング条件に基づいて、情報を送信する端末を決定するルールの一例である。 図26のルールに従った端末選択の例である。
符号の説明
11 モバイル端末
13 移動履歴管理サーバ
14 情報提供者用端末
21 ユーザエージェントマネージャ
22 ユーザエージェント
103 表示条件通知部
201 移動履歴受信部
202 移動履歴データベース
203 移動履歴登録部
204 表示条件対比部
205 情報リスト送信部
206 情報取得部
207A 情報送信部

Claims (2)

  1. ユーザが所有する複数の端末から、当該ユーザの移動履歴、および各端末の使用履歴を受信し、移動履歴データベースに格納する履歴管理部と、
    情報提供者から、エリア条件およびタイミング条件を含む表示条件が付された表示条件付情報を受信し、情報記憶部に格納する情報受信部と、
    前記情報記憶部に格納された表示条件付情報に対し、前記移動履歴データベースに格納された移動履歴から得られる当該ユーザの行動エリアと、エリア条件とを対比することによって、フィルタリングを行い、当該ユーザに送信すべき表示条件付情報を特定する情報フィルタリング部と、
    前記移動履歴データベースに格納された使用履歴を参照し、前記情報フィルタリング部によって特定された表示条件付情報について、前記複数の端末の中から、タイミング条件を充足する端末を決定し、当該端末に前記表示条件付情報を送信する情報送信部とを備えた
    ことを特徴とする情報配信装置。
  2. ユーザが所有する複数の端末から、当該ユーザの移動履歴、および各端末の使用履歴を受信し、移動履歴データベースに格納するステップと、
    情報提供者から、エリア条件およびタイミング条件を含む表示条件が付された表示条件付情報を受信し、情報記憶部に格納するステップと、
    前記情報記憶部に格納された表示条件付情報に対し、前記移動履歴データベースに格納された移動履歴から得られる当該ユーザの行動エリアと、エリア条件とを対比することによってフィルタリングを行い、当該ユーザに送信すべき表示条件付情報を特定するステップと、
    前記移動履歴データベースに格納された使用履歴を参照し、特定された表示条件付情報について、前記複数の端末の中から、タイミング条件を充足する端末を決定し、当該端末に前記表示条件付情報を送信するステップとを備えた
    ことを特徴とする情報配信方法。
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