JP4806994B2 - 位置情報通知方式及び位置情報通知方法 - Google Patents

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Description

この発明は、車車間通信を利用して情報を送受信する情報通知方式関するものである。
近年、車車間通信網に関する技術が発展してきており、車車間で情報の交換を行うことで、車の運転をより安全に、より快適に行えることが期待されている。例えば、道路状況を前方の車両や対向車から受け取ることで、詳細な渋滞状況を知り、渋滞の回避が可能となる。特許文献1では車車間通信網を条件により複数の仮想論理ネットワークに分割することで必要な情報を効率的に通知する方式が開示されている。
また、車車間通信網はインフラ整備を必要としないローカルエリアネットワークであり、ローカル情報の伝達手段としても有用である。上述の渋滞状況もローカル情報の1つである。しかしながら、基本的に車車間通信網は車両のみが利用し、道路付近にいる歩行者などがそのネットワークを有効活用する事例は見受けられない。歩行者にとって有用であるローカル情報の1つとしてタクシーやバスなどの位置情報が挙げられるが、これらの情報を歩行者が取得するためには電話やインターネットなどのインフラを使用して情報の照会を行う必要がある。特許文献2では路面に沿って設置されたビーコンにメッセージを送ることによってサーバがタクシーを選択し、配車を行う方式が開示されている。
特開2004−78562号公報 特開2000−82199号公報
上述のように、従来は道路付近の歩行者は車車間通信網を利用できなかった。例えば、特許文献1では車両間の通信を効率的に行えるが、高速に移動する車両の間で構成される仮想論理ネットワークを歩行者が活用することは困難であるといった課題があった。また、特許文献2ではタクシーなどの配車を実現しているが、ビーコン、光ファイバ、サーバなどの設備が必要でありコストがかかるといった課題があった。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、走行中の車両もしくは離れた場所にいる他の歩行者に歩行者自身の現在地を通知することができ、また車両から歩行者に有用な情報を伝達することができ、さらに歩行者が車車間通信網を有効に活用することにより電話などの通信料金を使わない安価なサービスの実現を可能とすることを目的とする。
この発明に係る位置情報通知方式は、携帯端末自身を識別する識別子を格納する第1の記憶手段と、前記携帯端末自身の位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、メッセージとこのメッセージの送信先の車両の属性を表す属性情報として示される到達対象とを入力する入力手段と、前記入力手段で入力されたメッセージに前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納する第1の制御手段と、前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納した前記メッセージを車車間通信網に送信する第1の通信手段とを有する、前記携帯端末に備えられた第1の位置情報処理装置と、車車間通信網に送信された前記メッセージを受信する第2の通信手段と、車両自身の属性を表す属性情報と前記第2の通信手段が受信したメッセージに対する中継処理条件とを格納する第2の記憶手段と、前記第2の通信手段が受信したメッセージに格納された位置情報を表示する第1の表示手段と、前記受信したメッセージに格納された到達対象と前記第2の記憶手段に格納された属性情報とを比較することにより前記受信したメッセージの到達対象が前記車両自身であるか否か検査し、前記到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記受信したメッセージに格納された位置情報を前記第1の表示手段により表示させ、前記到達対象が前記車両自身の属性情報でないときに、前記第2の記憶手段に格納された中継処理条件により前記受信したメッセージに対して中継すると判断した場合、前記第2の通信手段により前記受信したメッセージを車車間通信網に送信させる第2の制御手段とを有する、前記車両に備えられた第2の位置情報処理装置とを含むものである。
この発明は、携帯端末がユーザにより入力されたメッセージに自らの位置情報とこのメッセージの到達対象とを格納し車車間通信網に送信し、車両が携帯端末により送信されたメッセージを受信し、このメッセージに格納された到達対象が自身である時に前記メッセージに格納された前記位置情報を表示することにより、走行中の車両に歩行者自身の現在地を通知することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を参照して説明する。
図1は、実施の形態1の位置情報通知方式の構成図である。図1において、車両100a、車両100b、車両100c、車両100dは、それぞれ位置情報処理装置200a、200b、200c、200dを備えており、ユーザ400xが所有する携帯端末300xも位置情報処理装置200xを備えている。
図2は、位置情報処理装置200の構成図である。位置情報処理装置200は、車車間通信を用いて他の位置情報処理装置と通信を行う通信手段としての通信部201、位置情報を取得する位置情報取得手段としての位置情報取得部202、データ送受信などの制御を行う制御手段としての制御部203、各種情報を記憶する記憶手段としての記憶部204、情報を表示する表示手段としての表示部205、入力を行う入力手段としてのユーザインターフェース206などからなる。
記憶部204には位置情報処理装置200を備えている車両や携帯端末の属性を表す属性情報207と、位置情報処理装置200を一意に特定可能な識別子208が格納されている。例えば、車両100aの記憶部204には、車両100a自らの属性を表す属性情報207と、車両100aが備える位置情報処理装置200aの識別子208が格納され、車両100bの記憶部204には、車両100b自らの属性を表す属性情報207と、車両100bが備える位置情報処理装置200bの識別子208が格納され、車両100cの記憶部204には、車両100c自らの属性を表す属性情報207と、車両100cが備える位置情報処理装置200cの識別子208が格納され、携帯端末300xの記憶部204には、携帯端末300x自らの属性を表す属性情報207と、携帯端末300xが備える位置情報処理装置200xの識別子208が格納されている。
なお、図1における位置情報処理装置200a、200b、200c、200dの構成は、図2に示す位置情報処理装置200の構成と同じである。
本実施の形態では、まず、ユーザ400xが携帯端末300xに備えられた位置情報処理装置200xを用いて近くにいるタクシーを呼び出す場合について説明する。ここで、図1において車両100dはタクシーであり、車両100a、車両100b、車両100cはタクシーではないとする。
本実施の形態における、位置情報処理装置200x、200b、200c、200dの動作の概要を、図3も参照しながら説明する。
図3は、位置情報処理装置200x、200b、200c、200dのおおまかな動作を示すシーケンス図である。
まず、ユーザ400xは、位置情報処理装置200xを用いてタクシー呼び出しのためのメッセージ500を入力し、車車間通信網に送信する。メッセージ500を受信した車両100bの位置情報処理装置200bは、メッセージ500を参照し、タクシー呼び出しのためのメッセージと判断する。車両100bはタクシーではないため、メッセージ500に含まれる位置情報処理装置200xの位置情報を表示せず(ステップS101)、単にメッセージ500を中継する。即ち、位置情報処理装置200bはメッセージ500を車車間通信網に送信する。
位置情報処理装置200bから送信されたメッセージ500を受信した車両100cの位置情報処理装置200cの動作は、位置情報処理装置200bの動作と同じであるため説明は省略する。
車両100cの位置情報処理装置200cから送信されたメッセージ500を受信した車両100dの位置情報処理装置200dは、メッセージ500を参照し、タクシー呼び出しのためのメッセージと判断する。車両100dはタクシーであるため、メッセージ500からユーザ400xの位置情報処理装置200xの位置情報を取り出して表示する(ステップS103)。
以下、前記動作について詳しく説明する。
まず、ユーザ400xが携帯端末300xに備えられている位置情報処理装置200xによりタクシー呼び出しのメッセージを送信する動作について、図1、図2、図4、図5を参照しながら説明する。
図4は、位置情報処理装置200がメッセージを作成し送信する動作手順を示すフローチャートである。
図5は、位置情報処理装置200が送信するメッセージの構造を示す図である。
ユーザ400xは、位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206を用いてタクシー呼び出しのメッセージ500を作成する(ステップS201)。メッセージ500には、位置情報処理装置200xの現在地を示す位置情報501(ここでは例として緯度と経度で表現している)、メッセージ500の到達対象502(本実施の形態ではタクシー)、位置情報処理装置200xを一意に特定する識別子503が格納されている。
ここで、位置情報501は、位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの位置情報取得部202から取得し、メッセージ500に格納する。到達対象502は、ユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により入力し、位置情報処理装置200xの制御部203がメッセージ500に格納する。識別子503は、位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている識別子208から取得し、メッセージ500に格納する。付加情報504は、ユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により入力する、もしくは位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの記憶部204を参照することにより、メッセージ500に格納する。なお、この例において付加情報504は空である。
メッセージ500の作成完了後、ユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により送信コマンドを実行すると(ステップS202)、位置情報処理装置200xの制御部203は位置情報処理装置200xの通信部201によりメッセージ500を送信する(ステップS203)。
次に、位置情報処理装置200bが、受信したメッセージ500を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ500を中継する動作について、図1、図5、図6、図7を参照しながら説明する。
図6は、位置情報処理装置200がメッセージを受信した時の動作手順を示すフローチャートである。
図7は、位置情報処理装置200が受信したメッセージを車車間通信網に送信する動作手順を示すフローチャートである。
位置情報処理装置200bが、位置情報処理装置200bの通信部201によりメッセージ500を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200bの制御部203はメッセージ500から到達対象502を取り出し、位置情報処理装置200bの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ500の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、車両200bは到達対象としてのタクシーではないため、位置情報処理装置200bの制御部203は表示を行わない。位置情報処理装置200bの記憶部204には中継処理を行うときの条件が格納されている(図示せず)。
位置情報処理装置200bの制御部203は、メッセージ500の中継を行う(ステップS207)。具体的には、位置情報処理装置200bの制御部203が位置情報処理装置200bの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ500を送信するか判断する(ステップS2071)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200bの制御部203は位置情報処理装置200bの通信部201を介してメッセージ500を送信する(ステップS2072)。
次に、位置情報処理装置200bの通信部201から送信されたメッセージ500を受信した車両100cの位置情報処理装置200cは、上述の車両100bの位置情報処理装置200bと同じように処理を実行する。ここで、位置情報処理装置200cの動作は、位置情報処理装置200bの動作と同じであるため説明は省略する。
次に、位置情報処理装置200dが、受信したメッセージ500を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ500に含まれる位置情報501を表示する動作について、図1、図2、図5、図6、図7を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200dが通信部201によりメッセージ500を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200dの制御部203はメッセージ500から到達対象502を取り出し、位置情報処理装置200bの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ500の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、車両200dは到達対象としてのタクシーであるため、位置情報処理装置200dの制御部203はメッセージ500から位置情報501を取り出し位置情報処理装置200dの表示部205にて位置情報501を表示する(ステップS206)。
位置情報処理装置200dの制御部203は、位置情報処理装置200dの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ500を送信するか判断する(ステップS207)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200dの制御部203はメッセージ500を送信しない(タクシー呼び出しのメッセージが他のタクシーに到達することを防止するため)。
以上、携帯端末300xから車両100dへメッセージ送信する場合について説明したが、次に、タクシー呼び出しメッセージを受信した車両100d(タクシー)が携帯端末300xへメッセージを返信する場合について説明する。
このときの動作を、図1、図2、図5、図8、図9、図10を参照しながら説明する。
図8は、受信したメッセージに対する返信を行う場合の位置情報処理装置200の動作手順を示すフローチャートである。
図9は、位置情報処理装置200が受信したメッセージに対する返信メッセージを車車間通信網に送信する動作手順を示すフローチャートである。
図10は、位置情報処理装置200が作成する返信メッセージの構造を示す図である。
ユーザ400xが、携帯端末300xに備えられた位置情報処置装置200xからタクシー呼び出しのメッセージ500を送信し、車両100b、車両100cを経由して車両100dがメッセージ500を受信し、位置情報処理装置200dの表示部205により位置情報502を表示するまでの処理については、上述のとおりであるので説明を省略する。
位置情報処理装置200dの制御部203は、位置情報処理装置200dの記憶部204を参照し、メッセージ500の中継を行うか判断する。この例では、中継を行わないとする。また、ここでは、位置情報処理装置200dの記憶部204には、返信を行う条件が格納されているとする(図示せず)。
タクシー呼び出しメッセージを受信し、表示部205に携帯端末300xの位置情報処理装置200xの位置情報を表示した位置情報処理装置200dの制御部203は、メッセージ500に対する返信を行う(ステップS208)。具体的には、位置情報処理装置200dの制御部203が、位置情報処理装置200dの記憶部204に格納されている返信処理の条件を参照し、返信を行うか判断する(ステップS2081)。この例では、返信を行うとする。位置情報処理装置200dの制御部203は、返信メッセージ600を作成する(ステップS2082)。
次に、返信メッセージ600の内容について詳しく説明する。
位置情報処理装置200dの制御部203は、位置情報処理装置200dの位置情報取得部202から位置情報処理装置200dの位置情報を取得し、返信メッセージ600の位置情報601に格納する。
また、位置情報処理装置200dの制御部203はメッセージ500に格納されている識別子503を返信メッセージ600の到達対象602に格納する。さらに、位置情報処理装置200dの制御部203は、位置情報処理装置200dの記憶部204に格納されている識別子208をメッセージ600の識別子603に格納する。また、返信メッセージ600の付加情報604には返信メッセージ600の送り先に知らせるべき情報などが格納されている。この例においては、付加情報209は「後5分で参ります」とする。
位置情報処理装置200dの制御部203は、位置情報処理装置200dの通信部201を介して返信メッセージ600を送信する。
なお、返信メッセージ600が車両を経由して位置情報処理装置200xに到達するまでの処理は、メッセージの伝わる経路を除いて、位置情報処理装置200xが送信したメッセージ500が位置情報処理装置200dに到達する処理と同じであるため説明を省略する。
返信メッセージ600を受信した位置情報処理装置200xが、返信メッセージ600に含まれる位置情報601を表示する動作について、図1、図2、図7、図8、図9、図10を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200xが、通信部201により返信メッセージ600を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200xの制御部203は返信メッセージ600から到達対象602を取り出し、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信した返信メッセージ600の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、到達対象602は位置情報処理装置200xを表しているため、位置情報処理装置200xの制御部203は返信メッセージ600から位置情報601を取り出し位置情報処理装置200xの表示部205にて位置情報601を表示する。
なお、位置情報処理装置200xの制御部203は、返信メッセージ600に付加情報604がある時には返信メッセージ600から付加情報604を取り出し位置情報処理装置200xの表示部205にて付加情報604を表示する。
位置情報処理装置200xの制御部203は、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、返信メッセージ600を送信するか判断する(ステップS207)。ここでは、返信メッセージ600を送信しないこととする(位置情報処理装置200x以外にとっては不要なメッセージであるため)。
位置情報処理装置200xの制御部203は、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている返信処理の条件を参照し、返信メッセージ600に対して返信を行うか判断する(ステップS208)。ここでは、返信を行わないこととする。
なお、ここでは、ユーザ400xが到達対象502を入力するとしたが、位置情報処理装置200xの記憶部204に到達対象を1つ以上記憶しておき、ユーザが位置情報処理装置200xのインターフェース206により到達対象を選択するようにしてもよい。
また、到達対象は「タクシー」などのように車両の種類としたが、より詳細な記述をしてもよい。例えば、「クレジットカードで支払いができるタクシー」などの記述を行い、条件を満たすタクシーのみユーザの位置情報を表示するとしてもよい。
さらに、返信処理や中継処理は記憶部204に格納した条件により制御部203が判断するとしたが、制御部203は表示部205にユーザの判断を求めるように表示を行い、ユーザがユーザインターフェース206を用いてユーザの判断を入力するようにしてもよい。
また、ここでは付加情報に対して暗号化などの処理を行っていないが、返信メッセージの場合のように到達対象が送信者に限定される場合、付加情報を暗号化しても良い。例えば、送信メッセージの識別子に送信者が用意した公開鍵を用い、返信メッセージの到達対象には前記公開鍵を、返信メッセージの付加情報には前記公開鍵で暗号化した情報を格納する。これにより、送信メッセージを送ったユーザのみが、前記公開鍵に対応した秘密鍵(秘密鍵は送信メッセージを送ったユーザのみが所持)を用いて、返信メッセージの付加情報を復号できることになる。また、公開鍵は一人のユーザに付き1つと限定しなくても良い。
さらに、本実施の形態では、位置情報処理装置200は車両100や携帯端末300xに備えられているとしたが、他のものに備えられていてもよい。例えば、電柱や建物に設置することで、道路を走行する車両の台数が少ない場合でも車車間通信網を構成することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、メッセージが複数の車両を経由して伝わるとしたが、位置情報処理装置を備えていれば中継するものに制限はない。例えば、複数の携帯端末を経由して車両にメッセージが届いてもよい。
また、本実施の形態では、メッセージに含まれる識別子は位置情報処理装置を一意に特定できるものとしたが、識別子は位置情報処理装置に固有の値(例:シリアル番号)である必要はない。図5や図10に示すように、携帯電話の電話番号や車両のナンバーを用いてもかまわない。
また、本実施の形態では、ユーザ400xの端末装置300xに備えられた位置情報処理装置200xが、位置情報処理装置200x自身が持つ通信部201、位置情報取得部202、記憶部204、表示部205、ユーザインターフェース206によりそれぞれ動作実行を行ったが、これらの動作は端末装置300xの持つ通信部、位置情報取得部、記憶部、表示部、ユーザインターフェースにより動作するようにしても良い。
以上のように本実施の形態によれば、走行中の車両もしくは離れた場所にいる他の歩行者に歩行者自身の現在地を通知することができ、また車両から歩行者に有用な情報を伝達することができ、さらに歩行者が車車間通信網を有効に活用することができることにより電話などの通信料金を使わない安価なサービスを実現することができる。
これにより、ユーザの所有(所持)する携帯端末からタクシー呼び出しのメッセージを車車間通信網に送信し、メッセージが車両を経由してタクシーに到達し、タクシーにユーザの位置情報を表示することができ、この結果、タクシーにユーザの現在地を通知することが可能となり、ユーザがタクシーを呼び出すことができる。
この際、ユーザはタクシー会社を選択する必要がないため、既存のタクシー呼び出しよりもユーザの手間が省けるといった利点がある。また、車車間通信網のみを使用するため、通信の中継機器やタクシーの位置情報を管理するサーバなどの設備が不要となり、安価にタクシー呼び出しを実現できるといった利点もある。さらに、携帯端末から最も近い位置にいるタクシーが最初に携帯端末からのメッセージを受信することが期待でき、結果として携帯端末のユーザがタクシーを待つ時間が短くなるといった利点もある。
また、携帯端末からのメッセージに対して車両が返信を行うことで、ユーザは自身が送信したメッセージが条件に合った車両に到達したことを知ることができ、結果としてより質の高いサービスを提供できるといった利点がある。なお、本実施の形態では、タクシー呼び出しに対してタクシーが返信することで、ユーザはその場所で待っていれば良いことを確認することができ、もし返信がない場合は周囲にタクシーがいないことがわかるといった利点がある。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図を参照して説明する。
実施の形態2の位置情報通知方式の構成図は図1と同様である。
実施の形態2では、車両100d(タクシー)が空車の状態で、「タクシーが空車である」という状況を、道路付近を歩行中のユーザが所有する携帯端末300xの位置情報処理装置200(この実施例では200x)に通知する場合について説明する。ここで、車両100a、100b、100cはタクシーではないものとする。
実施の形態2における、位置情報処理装置200x、200b、200c、200dの動作の概要を、図11も参照しながら説明する。
図11は、位置情報処理装置200x、200b、200c、200dのおおまかな動作を示すシーケンス図である。
図12は、実施の形態2において位置情報処理装置200が送信するメッセージの構造を示す図である。
まず、車両100d(タクシー)の位置情報処理装置200dは、タクシーが空車であることを意味するメッセージ700を作成し、車車間通信網に送信する。メッセージ700を受信した位置情報処理装置200cは、メッセージ700を参照し、空車情報のメッセージと判断する。一般車両にとってタクシーの空車情報は不要であるため、メッセージ700に含まれる位置情報を表示せず(ステップS104)、単にメッセージ700を中継する。
位置情報処理装置200cからのメッセージ700を受信した位置情報処理装置200bの動作は、位置情報処理装置200cの動作と同じであるため説明は省略する。
位置情報処理装置200bからのメッセージ700を受信した位置情報処理装置200xはメッセージ700を参照し、空車情報のメッセージと判断する。ここで、位置情報処理装置200xのユーザ400xにとってタクシーの空車情報が必要であるとする。このとき、位置情報処理装置200xはメッセージ700から位置情報を取り出して表示する(ステップS106)。
以下、前記動作について詳しく説明する。
まず、位置情報処理装置200dが空車情報のメッセージを送信する動作について、図1、図2、図4、図12を参照しながら説明する。
図12は、実施の形態2において位置情報処理装置200が送信するメッセージの構造を示す図である。
車両100dの運転手のユーザインターフェース206による入力、もしくは位置情報処理装置200dの制御部203により、空車情報のメッセージ700を作成する(ステップS201)。メッセージ700には、位置情報処理装置200dの現在地を示す位置情報701、メッセージの到達対象702、位置情報処理装置200dを一意に特定する識別子703、タクシーが空車であることなど車両状況を示す付加情報704が格納されている。
位置情報701は、位置情報処理装置200dの制御部203が位置情報処理装置200dの位置情報取得部202から取得し、メッセージ700に格納する。到達対象702は、車両100dの運転手がユーザインターフェース206により入力するか、もしくは位置情報処理装置200dの制御部203が位置情報処理装置200dの記憶部204を参照することにより、メッセージ700に格納する。
識別子703は、位置情報処理装置200dの制御部203が位置情報処理装置の記憶部204に格納されている識別子208から取得し、メッセージ700に格納する。
付加情報704は、車両100dの運転手がユーザインターフェース206により入力するか、もしくは位置情報処理装置200dの制御部203が位置情報処理装置200dの記憶部204を参照することにより、メッセージ700に格納する。
メッセージ700の作成完了後、車両100dの運転手がユーザインターフェース206により送信コマンドを実行するか、もしくは位置情報処理装置200dの制御部203がメッセージ700作成完了後に送信コマンドを実行すると(ステップS202)、位置情報処理装置200dの制御部203は位置情報処理装置200dの通信部201を介してメッセージ700を送信する(ステップS203)。
次に、位置情報処理装置200cがメッセージ700を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ700を中継する動作について、図1、図2、図6、図7、図12を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200cが位置情報処理装置200cの通信部201によりメッセージ700を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200cの制御部203はメッセージ700から到達対象702を取り出し、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ700の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、車両100cは到達対象としての携帯端末ではないため、位置情報処理装置200cの制御部203は表示を行わない。
位置情報処理装置200cの記憶部204には、中継処理を行うときの条件が格納されている(図示せず)。位置情報処理装置200cの制御部203は位置情報処理装置200cの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ700を送信するか判断する(ステップS2071)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200cの制御部203は位置情報処理装置200cの通信部201を介してメッセージ700を送信する(ステップS2072)。
次に、位置情報処理装置200cの通信部201から送信されたメッセージ700を受信した車両100bの位置情報処理装置200bは、上述の車両100cの位置情報処理装置200cと同じように処理を実行する。ここで、位置情報処理装置200bの動作は、位置情報処理装置200cの動作と同じであるため説明は省略する。
次に、位置情報処理装置200xが、受信したメッセージ700を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ700に含まれる位置情報を表示する動作について、図1、図2、図6、図7、図12を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200xが、通信部201によりメッセージ700を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200xの制御部203はメッセージ700から到達対象702を取り出し、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ700の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、携帯端末300xは到達対象であるため、位置情報処理装置200xの制御部203はメッセージ700から位置情報701と付加情報704を取り出し位置情報処理装置200xの表示部205にて位置情報701および付加情報704を表示する(ステップS206)。
続いて、位置情報処理装置200xの制御部203は、位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ700を送信するか判断する(ステップS2071)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200xの制御部203はメッセージ700を送信しない。
なお、本実施の形態では、タクシーの空車状況の送信について説明したが、タクシーに限らず他の車両がメッセージを送信してもよい。例えば、バスが位置情報を携帯端末に送信することで、携帯端末のユーザはバスの停留所にいなくてもバスの運行状況を知ることができ、停留所まで急ぐべきかそうでないかを判断することができる。
以上のように本実施の形態によれば、タクシーから空車情報のメッセージを車車間通信網に送信し、メッセージが車両を経由して携帯端末に到達し、携帯端末にタクシーの位置情報を表示することにより、携帯端末にタクシーの現在地を通知し、結果として携帯端末のユーザがタクシー呼び出しを行うことなくタクシーを容易に発見できる。
この際、ユーザは視認可能な範囲外にいるタクシーの空車状況を得られ、タクシーを探す手間が省けるといった利点がある。また、タクシーからのメッセージを受けて、実施の形態1に示すようにタクシー呼び出しを行うことで、確実にタクシーを呼び出せることができる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図を参照して説明する。
図13は、実施の形態3の位置情報通知方式の構成図である。図13において、車両100a、車両100b、車両100c、車両100dは、それぞれ位置情報処理装置200a、200b、200c、200dを備えており、ユーザ400xが所有する携帯端末300x、ユーザ400yが所有する携帯端末300yもそれぞれ位置情報処理装置200x、200yを備えている。
本実施の形態では、ユーザ400xが携帯端末300xに備えられた位置情報処理装置200xを用いてユーザ400yが所有する携帯端末300yに備えられた位置情報処理装置200yにユーザ400xの位置情報を通知する場合について説明する。ここで、それぞれのユーザは互いの位置情報処理装置の識別子をそれぞれの位置情報処理装置に記憶しているとする。
本実施の形態における、位置情報処理装置200x、200y、200a、200bの動作の概要を、図14を参照しながら説明する。
図14は、位置情報処理装置200x、200y、200a、200bのおおまかな動作を示すシーケンス図である。
まず、ユーザ400xは、携帯端末300xに備えられた位置情報処理装置200xを用いてメッセージ800を作成し、車車間通信網に送信する。メッセージ800を受信した車両100bの位置情報処理装置200bは、メッセージ800を参照し、自身が到達対象ではないと判断し、メッセージ800に含まれる位置情報を表示せず(ステップS107)、単にメッセージ800を中継する。即ち、位置情報処理装置200bはメッセージ800を車車間通信網に送信する。
位置情報処理装置200bから送信されたメッセージ800を受信した車両100aの位置情報処理装置200aは、上述の車両100bの位置情報処理装置200bと同じように処理を実行する。ここで、位置情報処理装置200aの動作は、位置情報処理装置200bの動作と同じであるため説明は省略する。
車両100bの位置情報処理装置200bから送信されたメッセージ800を受信したユーザ400yの位置情報処理装置200yは、メッセージ800を参照して自身が到達対象であると判断し、メッセージ800から位置情報を取り出して表示する(ステップS109)。
以下、前記動作について詳しく説明する。
まず、ユーザ400xが携帯端末300xに備えられている位置情報処理装置200xによりメッセージ800を送信する動作について、図2、図4、図13、図15を参照しながら説明する。
図15は、実施の形態3において位置情報処理装置200xが送信するメッセージの構造を示す図である。
ユーザ400xは、位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206を用いてメッセージ800を作成する(ステップS201)。メッセージ800には、位置情報処理装置200xの現在地を示す位置情報801、メッセージ800の到達対象802(本実施例では位置情報処理装置200y)、位置情報処理装置200xを一意に特定する識別子803、付加情報804が格納されている。
ここで、位置情報801は、位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの位置情報取得部202から取得し、メッセージ800に格納する。到達対象802は、ユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により入力、もしくは位置情報処理装置200xの記憶部204にある対象候補から選択し、位置情報処理装置200xの制御部203がメッセージ800に格納する。
識別子803は、位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの記憶部204に格納されている属性情報207から取得し、メッセージ800に格納する。
付加情報804はユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により入力する、もしくは位置情報処理装置200xの制御部203が位置情報処理装置200xの記憶部204を参照することにより、メッセージ800に格納する。なお、この例において付加情報804は空である。
メッセージ800の作成完了後、ユーザ400xが位置情報処理装置200xのユーザインターフェース206により送信コマンドを実行すると(ステップS202)、位置情報処理装置200xの制御部203は位置情報処理装置200xの通信部201を介してメッセージ800を送信する(ステップS203)。
次に、位置情報処理装置200bが受信したメッセージ800を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ800を中継する動作について、図2、図6、図7、図13、図15を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200bが位置情報処理装置200bの通信部201によりメッセージ800を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200bの制御部203はメッセージ800から到達対象802を取り出し、位置情報処理装置200bの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ800の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、位置情報処理装置200bは到達対象ではないため、位置情報処理装置200bの制御部203は表示を行わない。
位置情報処理装置200bの制御部203は、位置情報処理装置200bの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ800を送信するか判断する(ステップS2071)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200bの制御部203は位置情報処理装置200bの通信部201を介してメッセージ500を送信する(ステップS2072)。
次に、位置情報処理装置200bの通信部201から送信されたメッセージ800を受信した車両100aの位置情報処理装置200aは、上述の車両100bの位置情報処理装置200bと同じように処理を実行する。ここで、位置情報処理装置200aの動作は、位置情報処理装置200bの動作と同じであるため説明は省略する。
次に、位置情報処理装置200yが受信したメッセージ800を参照し、表示を行うか判断し、メッセージ800に含まれる位置情報801を表示する動作について、図2、図6、図7、図13、図15を参照しながら説明する。
位置情報処理装置200yが通信部201によりメッセージ800を受信すると(ステップS204)、位置情報処理装置200yの制御部203はメッセージ800から到達対象802を取り出し、位置情報処理装置200yの記憶部204に格納されている属性情報207および識別子208と比較することで、受信したメッセージ800の到達対象が自身であるか検査する(ステップS205)。
ここでは、位置情報処理装置200yは到達対象であるため、位置情報処理装置200yの制御部203はメッセージ800から位置情報801を取り出し位置情報処理装置200yの表示部205にて位置情報801を表示する(ステップS206)。
位置情報処理装置200yの制御部203は、位置情報処理装置200yの記憶部204に格納されている中継処理の条件を参照し、メッセージ800を送信するか判断する(ステップS2071)。本実施の形態においては、位置情報処理装置200yの制御部203はメッセージ800を送信しない(他の位置情報処理装置は到達対象ではないため)。
以上のように本実施の形態によれば、ユーザの所有する携帯端末から特定の携帯端末に対するメッセージを車車間通信網に送信し、メッセージが車両を経由して目的の携帯端末に到達し、その携帯端末にメッセージを送信した携帯端末の位置情報を通知することができる。
この際、携帯端末のユーザはインターネットなどの、接続するためには料金を支払う必要のあるネットワークに接続することなく、他の携帯端末の位置情報を取得することが可能となるといった利点がある。例えば、街中で待ち合わせをしている友人同士が互いの位置を知ることで、相手を探す手間を省くことができる。
実施の形態1の位置情報通知方式の構成図。 実施の形態1における位置情報処理装置200の構成図。 実施の形態1における位置情報処理装置200x、200b、200c、200dの動作を示すシーケンス図。 実施の形態1において位置情報処理装置200がメッセージを作成し送信する動作手順を示すフローチャート。 実施の形態1において位置情報処理装置200が送信するメッセージの構造図。 実施の形態1において位置情報処理装置200がメッセージを受信した時の動作手順を示すフローチャート。 実施の形態1において位置情報処理装置200が受信したメッセージを車車間通信網に送信する動作手順を示すフローチャート。 実施の形態1において受信したメッセージに対する返信を行う場合の位置情報処理装置200の動作手順を示すフローチャート。 実施の形態1において位置情報処理装置200が受信したメッセージに対する返信メッセージを車車間通信網に送信する動作手順を示すフローチャート。 実施の形態1において位置情報処理装置200が作成する返信メッセージの構造図。 実施の形態2における位置情報処理装置200x、200b、200c、200dの動作を示すシーケンス図。 実施の形態2において位置情報処理装置200が送信するメッセージの構造図。 実施の形態3の位置情報通知方式の構成図。 実施の形態3における位置情報処理装置200x、200y、200a、200bの動作を示すシーケンス図。 実施の形態3において位置情報処理装置200xが送信するメッセージの構造図。
符号の説明
100 車両、200 位置情報処理装置、201 通信部、202 位置情報取得部、203 制御部、204 記憶部、205 表示部、206 ユーザインターフェース、207 属性情報、208 識別子、300 携帯端末、400 ユーザ、500 メッセージ、501 位置情報、502 到達対象、503 識別子、504 付加情報、600 返信メッセージ、601 位置情報、602 到達対象、603 識別子、604 付加情報、700 メッセージ、701 位置情報、702 到達対象、703 識別子、704 付加情報、800 メッセージ、801 位置情報、802 到達対象、803 識別子、804 付加情報。

Claims (10)

  1. 携帯端末自身を識別する識別子を格納する第1の記憶手段と、
    前記携帯端末自身の位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、
    メッセージとこのメッセージの送信先の車両の属性を表す属性情報として示される到達対象とを入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力されたメッセージに前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納する第1の制御手段と、
    前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納した前記メッセージを車車間通信網に送信する第1の通信手段と
    有する、前記携帯端末に備えられた第1の位置情報処理装置と、
    車車間通信網に送信された前記メッセージを受信する第2の通信手段と、
    車両自身の属性を表す属性情報と前記第2の通信手段が受信したメッセージに対する中継処理条件とを格納する第2の記憶手段と、
    前記第2の通信手段が受信したメッセージに格納された位置情報を表示する第1の表示手段と、
    前記受信したメッセージに格納された到達対象と前記第2の記憶手段に格納された属性情報とを比較することにより前記受信したメッセージの到達対象が前記車両自身であるか否か検査し、前記到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記受信したメッセージに格納された位置情報を前記第1の表示手段により表示させ、前記到達対象が前記車両自身の属性情報でないときに、前記第2の記憶手段に格納された中継処理条件により前記受信したメッセージに対して中継すると判断した場合、前記第2の通信手段により前記受信したメッセージを車車間通信網に送信させる第2の制御手段と
    有する、前記車両に備えられた第2の位置情報処理装置と
    を含む位置情報通知方式。
  2. 前記第1の位置情報処理装置の
    前記第1の制御手段は、前記入力手段で入力されたメッセージに前記送信先の車両に知らせる付加情報を格納し、
    前記第2の位置情報処理装置の
    前記第2の制御手段は、前記第2の通信手段が受信したメッセージに格納された到達対象と前記第2の記憶手段に格納された属性情報とを比較することにより前記受信したメッセージの到達対象が前記車両自身であるか否か検査し、前記到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記受信したメッセージに格納された付加情報を前記第1の表示手段により表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報通知方式。
  3. 前記第2の位置情報処理装置は、
    前記車両自身の位置情報を取得する第2の位置情報取得手段
    を備え、
    前記第2の記憶手段は、前記車両自身を識別する識別子と受信したメッセージに対する返信処理条件とを格納し、
    前記第2の制御手段は、前記前記第2の通信手段が受信したメッセージの到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記第2の記憶手段に格納された返信処理条件により前記受信したメッセージに対して返信すると判断した場合、前記第2の位置情報取得手段が取得した位置情報と前記受信したメッセージに格納されたその送信元の携帯端末を識別する識別子で示される到達対象と前記第2の記憶手段に格納された識別子とを格納したメッセージを作成し、
    前記第2の通信手段は、前記第2の制御手段により作成されたメッセージを車車間通信網に送信し、
    前記第1の位置情報処理装置は、
    前記第1の通信手段により車車間通信網から受信したメッセージに格納された位置情報を表示する第2の表示手段
    を備え、
    前記第1の通信手段は、車車間通信網に送信された前記メッセージを受信し、
    前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段が受信したメッセージに格納された到達対象と前記第1の記憶手段に格納された識別子とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された位置情報を前記第2の表示手段により表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の位置情報通知方式。
  4. 前記第2の位置情報処理装置の
    前記第2の制御手段は、作成するメッセージに返信先の携帯端末に知らせる付加情報を格納し、
    前記第1の位置情報処理装置の
    前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段が受信したメッセージに格納された到達対象と前記第1の記憶手段に格納された識別子とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された付加情報を前記第2の表示手段により表示させる
    ことを特徴とする請求項記載の位置情報通知方式。
  5. 前記第2の位置情報処理装置の
    前記第2の制御手段は、作成するメッセージに前記第2の通信手段が受信したメッセージに格納された識別子を公開鍵として暗号化した付加情報と前記公開鍵とした識別子で示される到達対象とを格納し、
    前記第1の位置情報処理装置の
    前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段が送信するメッセージに前記公開鍵とする識別子を格納し、前記第1の通信手段が受信したメッセージに格納された到達対象と前記公開鍵とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された暗号化された付加情報を前記公開鍵に対応した秘密鍵で復号して前記第2の表示手段により表示させる
    ことを特徴とする請求項記載の位置情報通知方式。
  6. 第1の記憶手段が携帯端末自身を識別する識別子を格納するステップと、
    第1の位置情報取得手段が前記携帯端末自身の位置情報を取得するステップと、
    入力手段がメッセージとこのメッセージの送信先の車両の属性を表す属性情報として示される到達対象とを入力するステップと、
    第1の制御手段が前記入力手段で入力されたメッセージに前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納するステップと、
    第1の通信手段が前記位置情報と前記到達対象と前記識別子とを格納した前記メッセージを車車間通信網に送信するステップと
    を有する、前記携帯端末に備えられた第1の位置情報処理装置が実行する第1の位置情報処理手順と
    第2の通信手段が車車間通信網に送信された前記メッセージを受信するステップと、
    第2の記憶手段が車両自身の属性を表す属性情報と前記第2の通信手段が受信したメッセージに対する中継処理条件とを格納するステップと、
    第1の表示手段が前記第2の通信手段で受信したメッセージに格納された位置情報を表示するステップと、
    第2の制御手段が前記受信したメッセージに格納された到達対象と前記第2の記憶手段に格納された属性情報とを比較することにより前記受信したメッセージの到達対象が前記車両自身であるか否か検査し、前記到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記受信したメッセージに格納された位置情報を前記第1の表示手段に表示させ、前記到達対象が前記車両自身の属性情報でないときに、前記第2の記憶手段に格納された中継処理条件により前記受信したメッセージに対して中継すると判断した場合、前記受信したメッセージを車車間通信網に送信させるステップと
    を有する、前記車両に備えられた第2の位置情報処理装置が実行する第2の位置情報処理手順と
    を含む位置情報通知方法。
  7. 前記第1の位置情報処理手順は、
    前記第1の制御部が前記入力手段で入力されたメッセージに前記送信先の車両に知らせる付加情報を格納するステップ
    を有し
    前記第2の位置情報処理手順は、
    前記第2の制御部が前記第2の通信手段で受信したメッセージに格納された到達対象と前記第2の記憶手段で格納された属性情報とを比較することにより前記受信したメッセージの到達対象が前記車両自身であるか否か検査し、前記到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記受信したメッセージに格納された付加情報を前記第1の表示手段により表示させるステップ
    を有することを特徴とする請求項6記載の位置情報通知方法。
  8. 前記第2の位置情報処理手順は、
    第2の位置情報取得手段が前記車両自身の位置情報を取得するステップと、
    前記第2の記憶手段が前記車両自身を識別する識別子と受信したメッセージに対する返信処理条件とを格納するステップと
    前記第2の制御手段が前記第2の通信手段で受信したメッセージの到達対象が前記車両自身の属性情報であるときに、前記第2の記憶手段で格納された返信処理条件により前記受信したメッセージに対して返信すると判断した場合、前記第2の位置情報取得手段で取得した位置情報と前記受信したメッセージに格納されたその送信元の携帯端末を識別する識別子で示される到達対象と前記第2の記憶手段で格納された識別子とを格納したメッセージを作成するステップと
    前記第2の通信手段が前記第2の制御手段により作成されたメッセージを車車間通信網に送信するステップと
    を有し、
    前記第1の位置情報処理手順は、
    第2の表示手段が前記第1の通信手段により車車間通信網から受信したメッセージに格納された位置情報を表示するステップと、
    前記第1の通信手段が車車間通信網に送信された前記メッセージを受信するステップと
    前記第1の制御手段が前記第1の通信手段で受信したメッセージに格納された到達対象と前記第1の記憶手段で格納された識別子とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された位置情報を前記第2の表示手段により表示させるステップと
    を有することを特徴とする請求項6または請求項7記載の位置情報通知方法。
  9. 前記第2の位置情報処理手順は、
    前記第2の制御手段が作成するメッセージに返信先の携帯端末に知らせる付加情報を格納するステップ
    を有し、
    前記第1の位置情報処理手順は、
    前記第1の制御手段が前記第1の通信手段で受信したメッセージに格納された到達対象と前記第1の記憶手段で格納された識別子とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された付加情報を前記第2の表示手段により表示させるステップ
    を有することを特徴とする請求項記載の位置情報通知方法。
  10. 前記第2の位置情報処理手順は、
    前記第2の制御手段が作成するメッセージに前記第2の通信手段で受信したメッセージに格納された識別子を公開鍵として暗号化した付加情報と前記公開鍵とした識別子で示される到達対象とを格納するステップ
    を有し、
    前記第1の位置情報処理手順は、
    前記第1の制御手段が前記第1の通信手段で送信するメッセージに前記公開鍵とする識別子を格納するステップと
    前記第1の制御手段が前記第1の通信手段で受信したメッセージに格納された到達対象と前記公開鍵とが一致したときに、前記受信したメッセージに格納された暗号化された付加情報を前記公開鍵に対応した秘密鍵で復号して前記第2の表示手段により表示させるステップと
    を有することを特徴とする請求項記載の位置情報通知方法。
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