JP2020052836A - 配送経路作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】配送業者が荷物を配送時に、配送先近隣の路上にて、配送車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐこと。【解決手段】実施形態に係る配送経路作成装置は、位置情報取得部と、駐車位置決定部と、経路作成部と、を備える。位置情報取得部は、配送先の位置情報を取得する。駐車位置決定部は、位置情報取得部が取得した配送先の位置情報に基づいて、配送車両を駐車する駐車位置を決定する。経路作成部は、駐車位置決定部が決定した駐車位置に基づいて、配送経路を作成する。【選択図】図1
Description
本発明は、配送経路作成装置に関する。
配送業者が自ら作成した配送経路や配送スケジュールに基づいて配送を行っている。特許文献1は、顧客の在宅確率に基づいて配送スケジュールを作成する配送スケジュール管理システムを開示している。
しかし、配送業者は、特許文献1の配送スケジュール管理システムによって作成された配送スケジュールに基づいて配送した場合、配送先の近隣路上に配送車両を駐車することになる。その結果、配送先近隣の路上にて、他車両の交通の妨げになる虞がある。
本発明の目的は、配送先近隣の路上にて、配送業者の車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐことができる配送経路作成装置を提供することである。
本発明による配送経路作成装置は、配送先の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて配送車両を駐車する駐車位置を決定する駐車位置決定部と、前記駐車位置に基づいて配送経路を作成する経路作成部と、を備える。
本発明は、配送先近隣の路上にて、配送業者の車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(システムの構成)
まず、図1を用いて、実施形態に係る配送経路作成装置を含むシステムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る配送経路作成装置1を含むシステムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、配送経路作成装置1と、配送管理サーバ2と、駐車場管理サーバ3と、配送先端末4とを備える。
まず、図1を用いて、実施形態に係る配送経路作成装置を含むシステムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る配送経路作成装置1を含むシステムの構成を示す図である。図1に示すシステムは、配送経路作成装置1と、配送管理サーバ2と、駐車場管理サーバ3と、配送先端末4とを備える。
配送経路作成装置1は、例えば、ナビゲーション装置である。ナビゲーション装置としての配送経路作成装置1は、例えば、荷物を配送する配送人(操作者)の入力を受け付けるタッチパネル等の入力インターフェース(図示せず)を備える。配送経路作成装置1は、入力インタフェースを操作して設定した目的地までの経路を探索し、探索した経路に従って目的地まで配送人を案内する機能を有する。
また、配送経路作成装置1は、インターネット等のネットワークを介して、各種施設等の情報の取得や、各種施設等を利用するための予約等を行う機能を有する。各種施設は、具体的には駐車場である。各種施設は、コインパーキングと、駐車場を併設した公共施設と、時間制限駐車区間等の路上にあるような駐車可能なスペースとを含む。つまり、配送経路作成装置1は、配送先の位置情報と各種施設の情報とに基づいて、配送先近隣の駐車場を特定する。配送経路作成装置1は、特定した駐車場の予約を要求する予約要求を、配送管理サーバ2を介して駐車場管理サーバ3に送信する。詳細については後述するが、予約要求は、予約を希望する駐車場を特定する情報と、予約希望時間帯とを含む。
なお、配送経路作成装置1は、上記したナビゲーション装置とは別体で構成され、ナビゲーション装置を制御する制御装置であってもよい。
図1に示すように、配送経路作成装置1は、配送管理サーバ2と、配送先端末4と、インターネット等のネットワークを介して通信する。また、配送管理サーバ2と、駐車場管理サーバ3とは、インターネット等のネットワークを介して通信する。
配送管理サーバ2は、 配送業者が使用するサーバであり、配送人が荷物を配送すべき配送先の位置情報を記憶する。また、配送管理サーバ2は、予約要求を配送経路作成装置1から受信した場合、受信した予約要求を駐車場管理サーバ3に転送する。配送管理サーバ2は、駐車場管理サーバ3から予約完了通知を受信した場合、受信した予約完了通知を配送経路作成装置1に転送する。
駐車場管理サーバ3は、コインパーキング等の駐車場を管理する。駐車場管理サーバ3は、駐車場の予約要求を、配送経路作成装置1から配送管理サーバ2を経由し受け付けた場合、予約要求に従って駐車場を予約する。駐車場管理サーバ3は、予約が完了した場合、予約完了通知を配送管理サーバ2に送信する。
配送先端末4は、荷物の配送先に設置された通信端末であり、例えば、携帯電話やスマートフォンである。
(配送経路作成装置1の構成)
図2は、図1に示す配送経路作成装置1の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、配送経路作成装置1は、位置情報取得部11と、駐車位置決定部12と、予約時刻取得部13と、経路作成部14と、経路案内部15と、記憶部16とを備える。記憶部16は、配送先情報51と、駐車場情報52と、地図情報53とを記憶する。
図2は、図1に示す配送経路作成装置1の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、配送経路作成装置1は、位置情報取得部11と、駐車位置決定部12と、予約時刻取得部13と、経路作成部14と、経路案内部15と、記憶部16とを備える。記憶部16は、配送先情報51と、駐車場情報52と、地図情報53とを記憶する。
ここで、配送経路作成装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、データフラッシュ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、位置情報取得部11、駐車位置決定部12、予約時刻取得部13、経路作成部14および経路案内部15として機能する。
位置情報取得部11、駐車位置決定部12、予約時刻取得部13、経路作成部14および経路案内部15の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
記憶部16は、たとえば、RAMやデータフラッシュに対応する。RAMやデータフラッシュは、配送先情報51、駐車場情報52、地図情報53および各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、配送経路作成装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
位置情報取得部11は、配送先の位置情報を記録した配送先情報51を配送管理サーバ2から取得する。配送先の位置情報は、例えば、配送先の緯度経度を記録した情報であってもよく、配送先の建物に関する情報であってもよい。建物に関する情報とは、例えば、自宅や、勤務先等の荷受人により登録された配送先の分類であってもよい。あるいは、建物に関する情報は、ホテルや、ショッピングモール、コンビニエンスストア等といった建物名あるいは店舗名であってもよい。
駐車位置決定部12は、位置情報取得部11が取得した配送先情報51に基づいて、配送車両を駐車するための駐車場を決定する。
予約時刻取得部13は、駐車位置決定部12が決定した駐車場の予約時刻を取得する。具体的には、予約時刻取得部13は、駐車位置決定部12が決定した駐車場の予約要求を、配送管理サーバ2を介して駐車場管理サーバ3に送信する。予約時刻取得部13は、配送管理サーバ2を介して駐車場管理サーバ3から予約完了通知を受信することにより、駐車場の予約時刻を取得する。予約時刻は、配送車両が該駐車場に到達可能な未来の日時である。予約要求に含まれる予約希望時間帯は、配送車両の現在位置や配送人により入力された配送予定時刻等に基づき算出される。
経路作成部14は、駐車位置決定部12が決定した駐車場の位置や名称の情報と、予約時刻取得部13が取得した予約時刻と、配送車両の現在位置とに基づいて、配送経路を作成する。
経路案内部15は、経路作成部14が作成した配送経路に基づいて、配送人に対して配送先までの経路案内を行う。
配送先情報51は、配送先の位置情報と、配送先の荷受人の情報とを含む。配送先の位置情報は、配送先の住所や、配送先の緯度経度の情報である。荷受人の情報とは、荷受人の氏名、荷受人の連絡先(電話番号、メールアドレス)である。
駐車場情報52は、全国の駐車場の位置情報と、収容可能な車両台数と、現時点での車両の収容状況と、予約の可否を示す情報とを含む。駐車場情報52は、全国の駐車場に係る情報ではなく、配送先エリア等の特定の範囲にある駐車場に係る情報を含んでいればよい。
地図情報53は、全国の建物や道路網の位置関係等に係る情報であり、所謂地図データである。地図情報53は、全国の地図データではなく、配送先エリア等の特定の範囲内の地図データを含んでいればよい。
(システムの動作)
次に、再度図1を参照して、配送経路作成装置1を含むシステムの処理の概略について説明する。
次に、再度図1を参照して、配送経路作成装置1を含むシステムの処理の概略について説明する。
配送経路作成装置1は、配送先近隣の駐車場を決定し、決定した駐車場の予約を要求する予約要求を配送管理サーバ2に送信する(ステップS11)。
配送管理サーバ2は、ステップS11で送信された予約要求を、駐車場管理サーバ3に転送する。(ステップS12)。
駐車場管理サーバ3は、配送管理サーバ2から転送された予約要求に基づいて、駐車場の予約処理を実行する。駐車場管理サーバ3は、駐車場の予約が完了したことを示す予約完了通知を配送管理サーバ2へ送信する(ステップS13)。
配送管理サーバ2は、駐車場管理サーバ3から予約完了通知を受信した場合、受信した予約完了通知を配送経路作成装置1へ転送する(ステップS14)。
配送経路作成装置1は、配送先情報51と、予約された駐車場の位置情報と、予約された駐車場の予約時刻に係る情報に基づいて、配送経路を作成する。配送経路を作成する際に、予約された駐車場の到着予想時刻が算出される。配送経路作成装置1は、算出された駐車場の到着予想時刻と、駐車場の位置情報と、配送先の位置情報とに基づいて、配送先への到着予想時刻を導出する。
配送経路作成装置1は、導出された配送先への到着予想時刻を、配送先端末4へ送信する(ステップS15)。
次に、図3を参照して、配送経路作成装置1を含むシステムの処理の詳細について説明する。図3は、図1に示すシステムの動作を示すシーケンス図である。なお、図3においては、図1の駐車場管理サーバ3を省略する。以下の説明では、駐車場管理サーバ3が、ステップS22で決定される全ての駐車場の予約を受付可能であると仮定する。
配送経路作成装置1において、位置情報取得部11が、配送先情報51を配送管理サーバ2から取得する(ステップS21)。なお、位置情報取得部11は、配送先情報51を配送管理サーバ2から取得するのではなく、配送人が配送経路作成装置1の入力インタフェースから配送先情報51を入力してもよい。あるいは、配送経路作成装置1は、配送先情報51を記録した記録媒体から、配送先情報51を読み出してもよい。
駐車位置決定部12は、位置情報取得部11により取得された配送先情報51に基づいて、配送先近隣の駐車場を決定する(ステップS22)。配送先情報51は、上述のように、配送先の位置情報と、配送先の荷受人の情報とを含む。なお、配送先情報は、荷受人が指定した配送希望時間帯を含んでいてもよい。ステップS22の詳細については後述する。予約要求は、ステップS22で決定された駐車場を特定する情報と、予約希望時間帯とを含む。
予約時刻取得部13は、ステップS22で決定した駐車場に係る情報を含む予約要求を配送管理サーバ2に送信する(ステップS23)。なお、図3のステップS23は、図1に示すステップS11(予約要求)に相当する処理である。
配送管理サーバ2は、配送経路作成装置1から受信した予約要求を、駐車場管理サーバ3に転送する(ステップS24)。なお、図3のステップS24は、図1のステップS12(予約要求)に相当する処理である。駐車場管理サーバ3は、配送管理サーバ2から受信した予約要求に基づいて、予約要求で指定された駐車場を予約する。駐車場管理サーバ3は、指定された駐車場の予約が完了した場合、予約完了通知を配送管理サーバ2に送信する。
配送管理サーバ2は、駐車場管理サーバ3から予約完了通知を受信する(ステップS25)。なお、図3のステップS25は、図1のステップS13(予約完了通知)に相当する処理である。予約完了通知には、予約された駐車場の所在地や名称、予約時間帯等の情報が含まれる。
配送管理サーバ2は、受信した予約完了通知を配送経路作成装置1へ転送する(ステップS26)。なお、図3のステップS26は、図1のステップS14(予約完了通知)に相当する処理である。
経路作成部14は、駐車位置決定部12により決定された駐車場の位置情報と、予約完了通知で指定された各駐車場の予約時間帯と、配送車両の現在位置とに基づいて、配送経路を作成する(ステップS27)。経路作成部14は、予約完了通知に含まれる駐車場に係る情報と、配送先情報51とに基づいて、配送先への到着予想時刻を導出する(ステップS28)。到着予想時刻導出(ステップS28)の詳細については、図4を用いて後述する。
経路作成部14は、導出された到着予想時刻を、例えば配送先の荷受人が所有する端末である、配送先端末4へ送信する(ステップS29)。なお、図3のステップS29は、図1のステップS15(到着予想時刻通知)に相当する処理である。
次に、図4を参照して、駐車場決定処理(図3に示すステップS22)の詳細を説明する。図4は、配送先近隣の駐車場の一例を示す図である。
位置情報取得部11が、図4に示す配送先A〜Cに係る配送先情報51を取得したと仮定する。例えば、配送先A〜Cは、所定の時間帯に荷物を配送すべき配送先として、複数の配送先の中から、配送人により選択される。あるいは、配送先A〜Cは、複数の配送先のうち、同一の配送希望時間帯が指定された配送先である。所定の時間帯及び配送希望時間帯は、例えば、午前中や、16時〜18時等の範囲である。
配送人は、配送経路作成装置1を操作して、配送する順序を配送先A、配送先B、配送先Cと指定する。なお、出発地は、配送車両の現在位置であり、目的地は、配送事業者の事業所である。
図4に示すように、駐車位置決定部12は、駐車場情報52に記録された駐車場のうち、配送先を中心に所定の距離Rを半径とする円の内側に位置する駐車場を決定候補に挙げる。なお、所定の距離Rは、過去に配送人が駐車した位置と、配送先との距離のデータに基づいて適切な距離として予め決められた値であってもよく、配送人が任意に決定する値でもよい。図4に示す例の場合、配送先Aの近隣駐車場の候補は、駐車場a1で一意に決まる。
駐車位置決定部12は、配送先Aの近隣駐車場の決定と同様に、配送先Bを中心に半径Rの内側に位置する駐車場を、配送先Bの決定候補に挙げる。図4に示す例では、駐車場b1と駐車場b2とが配送先Bの決定候補に挙がる。複数の決定候補が挙げられた場合、駐車位置決定部12は、所定の条件に基づいて、駐車場b1及びb2のうち一方を、配送先Bへの配送に使用する駐車場として決定する。
ここで、所定の条件とは、例えば、配送車両の進行方向左側に位置する駐車場を優先することである。この場合、駐車位置決定部12は、駐車場a1から駐車場b1に向かう第1の仮経路と、駐車場a1から駐車場b2に向かう第2の仮経路とを作成する。第1の仮経路は、矢印y1、矢印y2、矢印y3の順に進む経路である。第2の仮経路は、矢印y1、矢印y4、矢印y5の順に進む経路である。
この場合、矢印y1、矢印y4、矢印y5の順に進む第2の仮経路では、配送先Bから距離Rの範囲内にあり、先述の所定の条件に合致する駐車場は存在しない。しかし、矢印y1、矢印y2、矢印y3の順に進む第1の仮経路であれば駐車場b1が所定の条件に合致する。したがって、駐車場b1が、配送先Bの近隣駐車場として決定される。この場合、経路作成部14は、図3に示すステップS27において、第1の仮経路を含む配送経路を作成する。
駐車位置決定部12は、配送先Aの近隣駐車場として駐車場a1を決定した時と同様に、配送先Cの近隣駐車場として駐車場cを決定する。
複数の決定候補の中から1つを選択するための所定の条件として、配送車両の進行方向左側に位置する駐車場を優先する、とした。これは、法規上車両が道路の左側を通行する場合、路側へのアクセスは進行方向左側の方が行い易いためである。
所定の条件は、走行予定の道路上で進行方向を基準とした駐車場の位置に限定されず、例えば、配送先と駐車場との位置関係に係るものであってもよい。
具体的には、配送先に対して、道路を挟まない位置にある駐車場を優先する、という条件が挙げられる。この条件の場合、図4においては、配送先Bの近隣駐車場として、駐車場b2が決定される。これにより、配送人は、配送車両を駐車後に徒歩にて荷物を配送先へ運搬する際、道路を横断する必要が無くなる。あるいは、複数の決定候補が挙げられた場合、所定の条件は、配送先に最も近いことであってもよい。
このように、複数の決定候補の中から1つを選択する所定の条件は、配送人によって適宜選択されてもよい。
ここまで、配送先への配送順序を配送先A、配送先B、配送先Cである場合に、駐車位置決定部12が、各配送先に対応する駐車場を決定する方法について説明した。次に、予約時刻取得部12が、ステップS22で決定された駐車場の予約を要求するステップS23について説明する。
配送先A、配送先B、配送先Cの近隣駐車場として、駐車場a1、駐車場b1、駐車場cが決定された場合、予約時刻取得部13は、駐車場a1、b1、cの各々の予約を要求する予約要求を送信する。予約要求は、予約希望時間帯を含む。予約希望時間帯は、上述の所定の時間帯または配送先A〜Cに共通する配送希望時間帯である。
しかし、予約要求で指定した予約希望時間帯において、駐車場a1、b1、cを予約できない場合がある。この場合、予約時刻取得部13は、駐車位置決定部12が再度決定した駐車場を予約すればよい。例えば、予約時刻取得部13は、駐車場a1の予約希望時間帯に駐車場a1の空きがない場合は、次に配送先Aに近い駐車場a2の予約を再び要求すればよい。
一方で、各々の配送先近隣の駐車場を予約できた時間帯によっては、配送人が希望する配送順序の変更が必要な場合もある。この場合は、配送経路作成装置1が配送人に対して、各駐車場の予約可能な時間帯を掲示し、配送順序の見直しを促したり、配送順序や到着時刻等も含めた配送経路を配送人に提案したりすればよい。
次に、配送先への到着予想時刻の導出(ステップS28)について説明する。経路作成部14は、ステップS27において配送経路を作成することにより、各駐車場への到着時刻を予想する。各駐車場への到着予想時刻は、例えば、現在の時刻や、現在の配送車両位置から駐車場までの距離等に基づいて算出される。
そして、経路作成部14は、駐車場への到着予想時刻を用いて配送先への到着予想時刻を導出する。配送先への到着予想時刻は、予約された駐車場から配送先までの距離から、徒歩で要する時間を算出し、算出した時間を駐車場への到着予想時刻に加算することによって導出される。その際、道路を横断する必要がある場合は、信号での待ち時間等を考慮して、到着予想時刻を遅らせる処理を加えてもよい。また、配送する荷物の量や重さによる配送人への負担を考慮し、到着予想時刻を遅らせる等の処理を加えてもよい。
(変形例)
上述のように、配送経路作成装置1は、配送先の位置情報に基づいて、配送先近隣の駐車場を決定し、決定した駐車場の予約を配送管理サーバ2を介して駐車場管理サーバ3に要求する。配送経路作成装置1は、予約された駐車場の位置を用いて配送経路を作成する。これにより、配送車両を路上に駐車させることなく配送することが可能となるため、配送車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐことができる。
上述のように、配送経路作成装置1は、配送先の位置情報に基づいて、配送先近隣の駐車場を決定し、決定した駐車場の予約を配送管理サーバ2を介して駐車場管理サーバ3に要求する。配送経路作成装置1は、予約された駐車場の位置を用いて配送経路を作成する。これにより、配送車両を路上に駐車させることなく配送することが可能となるため、配送車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態では、配送経路作成装置1がナビゲーション装置である例を説明したが、これに限られない。配送管理サーバ2が、配送経路作成装置1の機能を備えていてもよい。
上記実施の形態では、配送先近隣の駐車場を予約する例を説明したが、これに限られない。配送経路作成装置1は、予約することなく利用できる駐車場を配送先の近隣駐車場として決定してもよい。この場合、配送経路作成装置1は、駐車場の予約要求を送信しなくてもよい。
上記実施の形態では、駐車位置決定部12が、全ての配送先の近隣駐車場を決定する例を説明したが、これに限られない。駐車位置決定部12は、配送先情報51により特定される配送先のうち、少なくとも1つの配送先の近隣駐車場を決定すればよい。この場合、経路作成部14は、少なくとも1つの配送先の近隣駐車場の位置を用いて、配送経路を作成すればよい。
上記実施の形態では、駐車位置決定部12が、配送先近隣の駐車場を決定する例を説明したが、これに限られない。駐車位置決定部12は、配送先近隣において駐車可能な位置を決定すればよい。駐車可能な位置とは、例えば、駐車禁止が設定されていない道路である。この場合、駐車場情報52が、駐車禁止が設定されていない道路を特定する情報を記録していればよい。
上記実施の形態では、経路作成部14が、駐車場が予約された後に配送経路を作成する例を説明したが、これに限られない。経路作成部14は、ステップS22により決定された駐車場の位置に基づいて配送経路を作成し、各駐車場への到着予想時刻を算出してもよい。予約時刻取得部13は、経路作成部14により算出された到着予想時刻を含む時間帯を予約希望時間帯として含む予約要求を送信すればよい。
上述のように、実施形態に係る配送経路作成装置1は、配送先の位置情報に基づいて配送車両を駐車する駐車位置を決定し、決定された駐車位置に基づいて配送経路を作成する。
したがって、実施形態に係る配送経路作成装置1によれば、配送先近隣の路上にて、配送業者の車両が他車両の交通の妨げになることを防ぐことができる。
また、配送経路作成装置1は、駐車場の予約時刻を取得し、該予約時刻に基づいて配送経路を作成する。
したがって、実施形態に係る配送経路作成装置1によれば、配送時の駐車場を予約することにより、配送人が配送車両の駐車スペースを確保できるため、交通の妨げになることをさらに防ぐことができる。
また、配送経路作成装置1は、配送先への到着予想時刻を導出し、該到着予想時刻を配送先へ通知する。
したがって、実施形態に係る配送経路作成装置1によれば、荷受人が配送時刻を知ることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 配送経路作成装置
2 配送管理サーバ
3 駐車場管理サーバ
4 配送先端末
11 位置情報取得部
12 駐車位置決定部
13 予約時刻取得部
14 経路作成部
15 経路案内部
16 記憶部
51 配送先情報
52 駐車場情報
53 地図情報
2 配送管理サーバ
3 駐車場管理サーバ
4 配送先端末
11 位置情報取得部
12 駐車位置決定部
13 予約時刻取得部
14 経路作成部
15 経路案内部
16 記憶部
51 配送先情報
52 駐車場情報
53 地図情報
Claims (3)
- 配送先の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に基づいて配送車両を駐車する駐車位置を決定する駐車位置決定部と、
前記駐車位置に基づいて配送経路を作成する経路作成部と、を備える配送経路作成装置。
- 請求項1に記載の配送経路作成装置であって、前記駐車位置は駐車場であり、さらに、
前記駐車場の予約時刻を取得する予約時刻取得部、を備え、
前記経路作成部は、前記予約時刻に基づいて配送経路を作成する配送経路作成装置。
- 請求項2に記載の配送経路作成装置であって、
前記経路作成部は、前記予約時刻に基づいて配送先への到着予想時刻を導出し、前記到着予想時刻を配送先へ通知する、配送経路作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018182822A JP2020052836A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 配送経路作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018182822A JP2020052836A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 配送経路作成装置 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2020052836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021210758A1 (ko) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | 주식회사 메쉬코리아 | 무선 단말을 통한 주차 위치 결정 방법 및 이를 수행하는 서버와 무선 단말 |
WO2022190341A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 日本電気株式会社 | 情報提供システム、情報提供方法、及び、記録媒体 |
-
2018
- 2018-09-27 JP JP2018182822A patent/JP2020052836A/ja active Pending
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KR20210128716A (ko) * | 2020-04-17 | 2021-10-27 | 주식회사 메쉬코리아 | 무선 단말을 통한 주차 위치 결정 방법 및 이를 수행하는 서버와 무선 단말 |
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WO2022190341A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | 日本電気株式会社 | 情報提供システム、情報提供方法、及び、記録媒体 |
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