JP2004232227A - 地盤改良工法 - Google Patents
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
【課題】排土なく、地盤改良しうる工法を提供する。
【解決手段】現状地盤の所要かんかくの多数箇所にネジ形状の圧入具を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞を形成し、その空洞に生コンクリート類を充填することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】現状地盤の所要かんかくの多数箇所にネジ形状の圧入具を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞を形成し、その空洞に生コンクリート類を充填することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は軟弱な地盤を改良して上部構造物を支承しうる地盤に改良する工法に関するもので、一般に地盤改良工法においては現状地盤の排土を生ずる場合が多く、廃土に相当の手間と費用を要することになる。
【0002】
【従来の技術】
ところで出願人は先に掘削具を回転し、削孔し、周辺地盤を側方地盤に圧入して削孔する方法に関連する発明を提案している。
この発明は下記発明を発展改良し、広範囲に実施できる地盤改良工法を提案する。
【0003】
【特許文献1】
特願2002−364692
【0004】
【課題を解決するための手段】
現状地盤の所要間隔の多数箇所にネジ形状の圧入具を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞を形成し、その空間に生コンクリート類を充填する。
【0005】
必要によりその上部に上部構造物のフーチング等を造成する。
【0006】
【実施例】
先ず、現状地盤の所要間隔の多数箇所にネジ形状の圧入具1を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞2を形成し、その各空洞2内に生コンクリート3を充填し、硬化させる。現状地盤および硬化した生コンクリート3上には適宜布基礎のスラブコンクリート4あるいは床スラブコンクリート4を造成し、必要により布基礎5を造成する。
【0007】
なお図1、2は圧入具1の一例を示したもので、錐形の本体の錐面に沿って圧入翼6が突設されている。そして圧入具1を回転することにより地盤を穿孔し、その際掘削土砂を掘削孔の周辺に圧入し、土砂の盛り上がりを防ぐ。
【0008】
図−5、6は実施例態様の一例を示したもので、径が600mmの生コンクリート3を120mm間隔に方形状に配したものであり、図−7,8は他の実施態様の一例を示したもので、格子の各交点に生コンクリート3を打設し、全面的に地盤改良を施している。必要によりまたスラブコンクリート4の下部には砂、または割栗と布設し、また生コンクリート3内スラブコンクリート4内および布基礎5内には補強筋7またはアンカー筋8を配筋する。
【0009】
【発明の効果】
この発明は以上の構成からなり、現状地盤にネジ形状の圧入具を回転圧入し、地盤土砂を側方に圧入することにより排土しないで多数の空洞を設け、その空洞に生コンクリートを充填することによって、それが硬化すれば多数の支持杭として作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工過程の圧入具の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】空洞の縦断面図である。
【図4】コンクリート充填状態の縦断面図である。
【図5】地盤改良状態の平面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】他の地盤改良状態の平面図である。
【図8】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…圧入具、2…空洞、3…生コンクリート、4…スラブコンクリート、5…布基礎、6…圧入翼、7…補強筋、8…アンカー筋。
【産業上の利用分野】
この発明は軟弱な地盤を改良して上部構造物を支承しうる地盤に改良する工法に関するもので、一般に地盤改良工法においては現状地盤の排土を生ずる場合が多く、廃土に相当の手間と費用を要することになる。
【0002】
【従来の技術】
ところで出願人は先に掘削具を回転し、削孔し、周辺地盤を側方地盤に圧入して削孔する方法に関連する発明を提案している。
この発明は下記発明を発展改良し、広範囲に実施できる地盤改良工法を提案する。
【0003】
【特許文献1】
特願2002−364692
【0004】
【課題を解決するための手段】
現状地盤の所要間隔の多数箇所にネジ形状の圧入具を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞を形成し、その空間に生コンクリート類を充填する。
【0005】
必要によりその上部に上部構造物のフーチング等を造成する。
【0006】
【実施例】
先ず、現状地盤の所要間隔の多数箇所にネジ形状の圧入具1を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞2を形成し、その各空洞2内に生コンクリート3を充填し、硬化させる。現状地盤および硬化した生コンクリート3上には適宜布基礎のスラブコンクリート4あるいは床スラブコンクリート4を造成し、必要により布基礎5を造成する。
【0007】
なお図1、2は圧入具1の一例を示したもので、錐形の本体の錐面に沿って圧入翼6が突設されている。そして圧入具1を回転することにより地盤を穿孔し、その際掘削土砂を掘削孔の周辺に圧入し、土砂の盛り上がりを防ぐ。
【0008】
図−5、6は実施例態様の一例を示したもので、径が600mmの生コンクリート3を120mm間隔に方形状に配したものであり、図−7,8は他の実施態様の一例を示したもので、格子の各交点に生コンクリート3を打設し、全面的に地盤改良を施している。必要によりまたスラブコンクリート4の下部には砂、または割栗と布設し、また生コンクリート3内スラブコンクリート4内および布基礎5内には補強筋7またはアンカー筋8を配筋する。
【0009】
【発明の効果】
この発明は以上の構成からなり、現状地盤にネジ形状の圧入具を回転圧入し、地盤土砂を側方に圧入することにより排土しないで多数の空洞を設け、その空洞に生コンクリートを充填することによって、それが硬化すれば多数の支持杭として作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工過程の圧入具の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】空洞の縦断面図である。
【図4】コンクリート充填状態の縦断面図である。
【図5】地盤改良状態の平面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】他の地盤改良状態の平面図である。
【図8】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1…圧入具、2…空洞、3…生コンクリート、4…スラブコンクリート、5…布基礎、6…圧入翼、7…補強筋、8…アンカー筋。
Claims (2)
- 現状地盤の所要間隔の多数箇所にネジ形状の圧入具を回転圧入させ、地盤土砂を側方に圧入することにより、多数の空洞を形成し、その各空洞に生コンクリート類を充填することを特徴とする地盤改良工法。
- 前記生コンクリート類の上方にコンクリートスラブを造成することを特徴とする地盤改良工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003018897A JP2004232227A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 地盤改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003018897A JP2004232227A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 地盤改良工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004232227A true JP2004232227A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32948909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003018897A Pending JP2004232227A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 地盤改良工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004232227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971722B1 (ko) | 2008-03-05 | 2010-07-22 | 주식회사 포스코건설 | 지지력이 증진된 쉘 기초구조물 |
-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003018897A patent/JP2004232227A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971722B1 (ko) | 2008-03-05 | 2010-07-22 | 주식회사 포스코건설 | 지지력이 증진된 쉘 기초구조물 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050215 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050927 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |