JP2004229967A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ体を確実に固定できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】本体ケース内に集塵室12を設ける。電動送風機の吸込側に連通する連通孔41を集塵室12に貫通して設ける。連通孔41の集塵室12側を覆うように、フィルタ体42を上側から下側に向けてスライドさせて取り付ける。フィルタ体42を繰り返し着脱させてもフィルタ体42の固定が弱くなることがなく、フィルタ体42を集塵室12内に確実に固定できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塵埃を捕捉するフィルタ体を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体内には、集塵パックを収容する集塵室が設けられている。この集塵室は、電動送風機の吸込側に連通する連通部としての連通孔を備えている。この連通孔には、格子状のリブが設けられている。また、この連通孔の下部には、凹部が設けられている。さらに、連通孔の集塵室側には、集塵パックを通過した電動送風機による吸込風に含まれる微細な塵埃を捕捉するフィルタ体が着脱可能に取り付けられている。このフィルタ体は、格子状の枠体と、この枠体に取り付けられたフィルタとを有している。またさらに、枠体の連通孔側の側面の上部には、係合爪部が一体に設けられている。そして、フィルタ体を連通孔の集塵室側に取り付ける際には、枠体の下端部を凹部に嵌合させた後、枠体の係合爪部を連通孔の格子状のリブに係止する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−327595号公報(第3−4頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の電気掃除機では、長期間に亘りフィルタ体の着脱を繰り返すと係合爪部が劣化し、フィルタ体を確実に固定することが容易でないという問題点を有している。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、フィルタ体を確実に固定できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電動送風機の吸込側に連通する連通部を備えた集塵室と、連通部を覆うように、電動送風機による吸込風と交差する方向に摺動させて取り付けられ、塵埃を捕捉するフィルタ体とを具備したものである。そして、電動送風機による吸込風と交差する方向にフィルタ体を摺動させて取り付けることにより、フィルタ体を繰り返し着脱させてもこのフィルタ体の固定が弱くなることがなく、フィルタ体を確実に固定できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気掃除機の一実施の形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
【0008】
図4において、1はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この電気掃除機1は、中空な下部ケース体2、この下部ケース体2の上部に取り付けられた上部ケース体3、および、下部ケース体2の両側面に沿って取り付けられたバンパ4を有する掃除機本体としての本体ケース5を備えている。この上部ケース体3は、下部ケース体2の後側にねじ止めにて取り付けられた上部ケース体本体6と、この上部ケース体本体6の前側に上下方向に回動可能に取り付けられ、下部ケース体2の前側上部を開閉可能に覆う蓋体としての集塵蓋7とを有している。
【0009】
また、本体ケース5の前側下部には、図3に示すように、旋回輪8が旋回自在かつ回転自在に取り付けられている。さらに、本体ケース5の後側両側部には、図3および図4に示すように、大径の走行輪9がそれぞれ前後方向に回転自在に取り付けられている。これら旋回輪8および走行輪9により、本体ケース5は被掃除面としての床面上を走行可能となっている。
【0010】
そして、下部ケース体2内の底部には、図3に示すように、隔壁11が一体に設けられ、本体ケース5内に集塵室12、および、吸込用の電動送風機13が収容された電動送風機室14が、前後にそれぞれ区画形成されている。
【0011】
また、下部ケース体2の前側には、本体吸込口15が貫通して設けられ、集塵室12に連通している。この本体吸込口15の上方には、係合体16が前後方向に回動可能に設けられている。この係合体16は、本体吸込口15の集塵室12側の開口に取り付けられた集塵パック17の上端部を着脱可能に保持してこの集塵パック17を集塵室12内に固定する。
【0012】
集塵室12の上端縁部には、例えばゴムなどの軟質の部材にて環状に形成されたシールパッキング21が、例えば接着剤などで全周に亘って固定されている。このシールパッキング21は、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際に、これら集塵蓋7と集塵室12との隙間を閉塞する。
【0013】
また、集塵蓋7は、本体ケース5の前方に向けて下方に傾斜している。この集塵蓋7の上面には、図3および図4に示すように、例えば紫外線を透過させる透光性の樹脂などで形成され、本体ケース5を持ち運び可能にするハンドル部31が例えば接着剤などで取り付けられている。さらに、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際のこの集塵室12の上部になる位置には、図3に示すように、窓部32が貫通して設けられている。この窓部32からは、ハンドル部31の一部を介して集塵室12の内部に本体ケース5の外部からの紫外線を含む光が導入される。
【0014】
またさらに、窓部32の下側には、上部フィルタ体33が窓部32に対向して着脱可能に取り付けられている。この上部フィルタ体33は、格子状の上部枠体34、および、この上部枠体34に取り付けられた、例えば抗菌性および消臭性などを有する酸化チタンなどの光触媒を用いた上部フィルタ35を有している。
【0015】
そして、集塵蓋7の下部には、下方に向けて突出したリブ36が設けられている。このリブ36は、集塵蓋7の下部の周縁に沿って全周に亘って設けられている。このリブ36は、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21の上部に当接する。
【0016】
隔壁11の本体ケース5の幅方向の一側寄りの位置には、図1に示すように、集塵室12と電動送風機室14とを互いに連通させる連通部としての円形状の連通孔41が設けられている。この連通孔41には、本体ケース5の上下方向に沿って複数の縦リブ41aが設けられている。これら縦リブ41aは、本体ケース5の幅方向に略等間隔に互いに平行に離間されている。また、これら縦リブ41aは、隔壁11の上端部に取り付けられたシールパッキング21の下方から、集塵室12の底部に亘って設けられている。
【0017】
さらに、連通孔41には、縦リブ41aと略直交する方向に沿って複数、例えば2本の横リブ41bが設けられている。これら横リブ41bは、本体ケース5の上下方向に互いに略平行に離間されている。したがって、連通孔41は、縦リブ41aと横リブ41bとで格子状になっている。
【0018】
そして、連通孔41の集塵室12側、すなわち前側には、集塵パック17で捕捉できなかったさらに微細な細塵、あるいは集塵パック17を集塵室12内で着脱させた際に集塵室12内に毀れて吸込風に混入した塵埃などを捕捉するフィルタ体42が着脱可能に取り付けられる。このフィルタ体42は、保持体としての枠体43およびこの枠体43に取り付けられたフィルタ44を有し、連通孔41を覆うように取り付けられている。
【0019】
また、枠体43は、図2に示すように、略矩形枠状の枠部45と、この枠部45内に例えば上下方向に沿って複数、例えば3本、幅方向に沿って複数、例えば5本の格子リブ46を備えた略矩形格子枠状に形成されている。さらに、枠体43の枠部45の両側部には、側方突起部47,47が突出して設けられている。これら側方突起部47,47は、枠体43の上下方向の中心部よりも上側に偏位して設けられており、上下方向に沿って水平方向に向けて突出している。
【0020】
またさらに、枠体43の枠部45の下端部には、突起部48が突出して設けられている。この突起部48は、枠体43の幅方向の中心域に、この枠体43の幅方向に沿って下方向に向けて突出している。さらに、枠部45の隔壁11側には、フィルタ44の周囲を保持する図示しない保持リブが複数設けられている。そして、枠体43の上下方向に沿った格子リブ46の幅方向の中心の上端部には、フィルタ体42を着脱する際のつまみとなるつまみ部49が一体に設けられている。
【0021】
また、集塵室12の連通孔41の周囲には、図1に示すように、フィルタ体42が着脱可能に固定される係止リブ部としてのフィルタ体固定部51が突出して設けられている。このフィルタ体固定部51は、枠体43の幅寸法と略等しい距離、互いに離間された側部リブ52,52、および、集塵室12の底部に側部リブ52,52の間に架け渡して設けられた底部リブ53を備えている。側部リブ52,52は、上下方向に沿って本体ケース5の前側に向けて隔壁11の集塵室12側の側面から突出している。これら側部リブ52,52の上端部の隔壁11側には、枠体43の側方突起部47,47がそれぞれ嵌合する嵌合凹部54,54が切り欠き形成されている。このため、側部リブ52,52は、上端部が側面視でL字状に形成されている。
【0022】
さらに、底部リブ53は、集塵室12の底部から本体ケース5の幅方向に沿って上方向に向けて突出しており、この底部リブ53の上端部と嵌合凹部54,54との上下方向の距離は、枠体43の枠部45の下端部から側方突起部47,47の下端部までの距離と略一致している。そして、この底部リブ53は、隔壁11から前側に離間されている。このため、底部リブ53と隔壁11との間には、フィルタ体42をフィルタ体固定部51に取り付けた際に枠体43の突起部48が嵌合する凹部55が設けられている。したがって、底部リブ53の上方向への突出寸法は、突起部48の突出寸法よりも大きく形成されている。言い換えると、凹部55の深さ寸法は、突起部48の突出寸法よりも大きく形成されている。
【0023】
またさらに、下部ケース体2の外側の底部には、図1および図5に示すように、保持凹部としてのスタンド穴部56が設けられている。このスタンド穴部56は、集塵室12の外側の底部に位置して集塵室12内に突出しており、このスタンド穴部56の集塵室12側の側壁の背面部、すなわち裏側が当接部57になっている。この当接部57は、集塵室12内で底部リブ53の前側にこの底部リブ53と直交する方向に沿って設けられている。また、この当接部57の上端部は、底部リブ53の上端部よりも下側に位置し、底部リブ53の上端部から当接部57の上端部までの距離は、突起部48の突出寸法よりも小さく形成されている。
【0024】
さらに、電動送風機室14内において、図3に示すように、電動送風機13は、図示しないパッキングなどが周囲に嵌着され、吸込側である負圧側が連通孔41に対して気密に接続されている。すなわち、電動送風機13は、負圧側が集塵室12に連通している。言い換えると、集塵室12は、電動送風機13の負圧側に連通している。
【0025】
また、電動送風機室14内には、図示しない電源コードを巻回したコードリール、および、電源コードおよび電動送風機13などと電気的に接続された図示しない回路基板なども収容されている。
【0026】
さらに、電動送風機室14の後部の電動送風機13の後側には、複数の排気孔58が貫通して設けられた排気パネル59が、下部ケース体2と上部ケース体3との間に挟持されて取り付けられている。この排気パネル59の各排気孔58は、電動送風機13の排気側である正圧側に連通されており、電動送風機13から排気された排気風を本体ケース5の外部に排気させる。そして、バンパ4の電動送風機室14側に位置した部分には、図4に示すように、複数の排気孔60が貫通して設けられている。
【0027】
一方、本体吸込口15には、可撓性を有するホース体61の基端が連通されて着脱可能に接続されている。このホース体61の先端には、このホース体61の基端側に向けて上側に突出した把持部63が一体に設けられている。この把持部63には、電動送風機13などの動作モードを設定する複数の設定ボタン64が設けられている。また、ホース体61の先端側には、伸縮可能な接続管としての延長管65が着脱可能に連通接続される。
【0028】
この延長管65は、この延長管65の先端側に屈曲して突出した被嵌合部としてのスタンドストッパ66を先端側の下部に備えている。このスタンドストッパ66は、図5に示すように、スタンド穴部56に嵌合可能である。言い換えると、スタンド穴部56は、延長管65の一部であるスタンドストッパ66が嵌合されることで、電気掃除機1の収納時に延長管65を本体ケース5の外側で保持可能である。そして、延長管65の先端側には、吸込口体としての床ブラシ67が着脱可能に連通接続されている。すなわち、延長管65および床ブラシ67は、ホース体61、本体吸込口15、集塵室12および連通孔41を介して電動送風機13の吸込側に連通される。
【0029】
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
【0030】
まず、掃除をする際には、集塵蓋7を回動させて集塵室12を開口させ、枠体43にフィルタ44を保持したフィルタ体42を連通孔41の集塵室12側に取り付ける。
【0031】
このとき、作業者は、フィルタ体42のつまみ部49をつまみ、フィルタ体固定部51の側部リブ52,52の間にフィルタ体42を上側から嵌合させ、これら側部リブ52,52に沿ってフィルタ体42を連通孔41の開口方向と交差する方向、すなわち電動送風機13による吸込風と交差する方向である上側から下側に向けて、言い換えると縦リブ41aに沿って、摺動、すなわちスライドさせる。
【0032】
ここで、フィルタ体42の突起部48が底部リブ53の前側に出た際、すなわちフィルタ体42の取り付けが不正確であった際には、突起部48が当接部57の上端部に当接してフィルタ体42がフィルタ体固定部51から浮き上がり、フィルタ体42の誤装着を防止する。
【0033】
したがって、フィルタ体42の突起部48を凹部55に嵌合させてフィルタ体42を正確に取り付けると、フィルタ体42の枠部45の側方突起部47が側部リブ52,52の嵌合凹部54,54にそれぞれ嵌合して、フィルタ体42が集塵室12内に固定される。
【0034】
さらに、集塵室12内に集塵パック17を取り付けた後、集塵蓋7を回動させて集塵室12を閉塞するとともに、本体吸込口15にホース体61および延長管65を介して床ブラシ67を接続する。そして、設定ボタン64を操作して電動送風機13を駆動させ、ホース体61の把持部63を持って押動させて、床ブラシ67を床面上で前後に走行させる。
【0035】
このとき、電動送風機13の駆動により発生する吸込力によって、床ブラシ67の図示しない吸込口から空気とともに床面上の塵埃が吸い込まれる。
【0036】
この後、床ブラシ67の吸込口から塵埃とともに吸い込まれた空気は、延長管65およびホース体61を順次介して本体吸込口15へと吸い込まれた後、集塵パック17にて空気とともに吸い込んだ塵埃が捕捉されて集塵される。
【0037】
そして、集塵パック17を通過した吸込風は、集塵室12内で上部フィルタ体33により殺菌および消臭され、フィルタ体42にてさらに微細な塵埃を捕捉されて連通孔41および電動送風機13を通過して排気風となり、排気孔58,60から本体ケース5の外部へと排気される。
【0038】
また、フィルタ体42のフィルタ44が目詰まりした際には、集塵蓋7を回動させて集塵室12を開口させ、フィルタ体42のつまみ部49をつまんで集塵室12内からフィルタ体42を上側に向けてスライドさせて取り外し、フィルタ44を交換、あるいは洗浄した後、再度フィルタ体42を集塵室12内に取り付ける。
【0039】
さらに、掃除が終了した際には、図5に示すように、ハンドル部31を上方に起こして本体ケース5の後側を床面に対向させ、延長管65の長さを縮めた状態でスタンド穴部56に延長管65のスタンドストッパ66を嵌合させて、スタンド穴部56で延長管65を本体ケース5の外側で保持した状態で電気掃除機1を収納する。
【0040】
上述したように、上記一実施の形態によれば、連通孔41の集塵室12側にフィルタ体42を上側から下側に向けてスライドさせて取り付けることで、連通孔41に弾性力で係合させていた従来の爪部のような、繰り返し着脱させた際に弾性変形、あるいは経年変化などにより弱くなる部分がないから、フィルタ44の目詰まりなどによりフィルタ体42を繰り返し着脱させても、フィルタ体42の枠体43などが劣化することを抑制できる。
【0041】
このため、フィルタ体42のフィルタ体固定部51への固定が弱くなることがなく、フィルタ体42を確実に固定できる。
【0042】
また、本体ケース5の上下方向に沿った縦リブ41aを連通孔41に設けたことにより、フィルタ体42をフィルタ体固定部51に取り付ける際にフィルタ体42の枠部45が縦リブ41aに沿って線接触するため、縦リブ41aがフィルタ体42の取り付けを妨げることがなく、容易にフィルタ体固定部51に取り付けできる。
【0043】
また、フィルタ体42の枠部43の下端部に突起部48を突出させ、集塵室12内に設けた凹部55に嵌合させることで、フィルタ体42をより確実に集塵室12内に固定できるとともに、フィルタ体42を正確に取り付けできなかった場合には、凹部55に隣接させて設けた当接部57に突起部48が接触してフィルタ体42がフィルタ体固定部51から浮くため、フィルタ体42の取り付けが正確であるかどうかを容易に目視確認でき、フィルタ体42を誤装着した状態で電気掃除機1を使用することを防止できる。
【0044】
さらに、フィルタ体42の枠部45の両側部に側方突起部47,47を突出させ、これら側方突起部47,47を側部リブ52,52の嵌合凹部54,54にそれぞれ嵌合させることで、突起部48とともに3点でフィルタ体42をフィルタ体固定部51に固定でき、フィルタ体42を集塵室12内に、より確実に固定できる。
【0045】
したがって、フィルタ体42と連通孔41との間に隙間ができることを確実に防止し、集塵室12内の塵埃をフィルタ体42にて確実に捕捉でき、これら塵埃が電動送風機13内に入り込んでこの電動送風機13に不具合が生じることを確実に防止できる。
【0046】
そして、当接部57は、延長管65のスタンドストッパ66を保持して電動送風機1を省スペース化した状態で収納可能にするスタンド穴部56の背面部を利用しているから、当接部57を別途設ける必要がなく、製造性がより向上するとともに、集塵室12内に不必要に突出部を形成してこの集塵室12が狭くなることを防止できる。
【0047】
また、つまみ部49を格子リブ46に設けたことにより、作業者がこのつまみ部49をつまむことでフィルタ体42をより容易に着脱できる。
【0048】
なお、上記一実施の形態において、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、床ブラシ67が本体ケース5の下面に直接形成されたアップライト型、その他、本体ケース5と床ブラシ67とが一体化された自走式の電気掃除機あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
【0049】
また、突起部48は、例えば図6に示すように、突出寸法を小さく形成するなど、凹部55の深さ寸法などに応じて突出寸法を任意に設定可能である。
【0050】
さらに、側方突起部47,47を設ける位置は、フィルタ体固定部51の形状などに応じて任意に設定可能である。
【0051】
またさらに、フィルタ体42の取り付け方向は、通常の掃除状態で床面上に設置した本体ケース5の上下方向に限定されるものではなく、集塵室12の大きさとフィルタ体42の大きさとの関係、あるいは集塵室12の開口方向、すなわち集塵蓋7の回動方向などに応じて任意に設定可能である。
【0052】
そして、スタンドストッパ66は、床ブラシ67における延長管65の接続部の近傍に設けてもよい。
【0053】
また、電気掃除機1の細部の構成は、上記一実施の形態の構成に限定されるものではない。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、電動送風機による吸込風と交差する方向にフィルタ体を摺動させて取り付けることにより、フィルタ体を繰り返し着脱させてもこのフィルタ体の固定が弱くなることがなく、フィルタ体を確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態の一部を示す斜視図である。
【図2】同上電気掃除機のフィルタ体を示す平面図である。
【図3】同上電気掃除機を示す断面図である。
【図4】同上電気掃除機を示す斜視図である。
【図5】同上電気掃除機の収納状態を示す斜視図である。
【図6】同上電気掃除機の他のフィルタ体の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機
5 掃除機本体としての本体ケース
12 集塵室
13 電動送風機
41 連通部としての連通孔
42 フィルタ体
48 突起部
55 凹部
56 保持凹部としてのスタンド穴部
57 当接部
65 延長管
67 吸込口体としての床ブラシ

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に設けられ、前記電動送風機の吸込側に連通する連通部を備えた集塵室と、
    前記連通部を覆うように、前記電動送風機による吸込風と交差する方向に摺動させて着脱可能に取り付けられ、塵埃を捕捉するフィルタ体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. フィルタ体は、突起部を備え、
    前記フィルタ体を連通部に取り付けた際に前記突起部が嵌合する凹部と、
    この凹部の近傍に突出して設けられ、前記フィルタ体を連通部に取り付けた際に前記突起部が当接し誤装着を防止する当接部とを具備した
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 当接部は、集塵室の吸込側に連通される延長管および吸込口体のいずれか一方の少なくとも一部を収納時に掃除機本体の外側で保持可能な保持凹部の側壁の背面部である
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
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