JP2004229819A - 電気掃除機 - Google Patents

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Noriaki Senda
典明 千田
Toshinobu Hidaka
利信 日高
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Abstract

【課題】集塵室の気密性を確保できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵蓋7に、シールパッキング21の集塵室12側の部分に当接する支持リブ38を設ける。集塵蓋7にて集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側の一部を支持リブ38で支持する。電動送風機13の駆動により集塵室12内が負圧となってシールパッキング21が集塵室12側に捲れることを支持リブ38で防止する。隔壁11が集塵室12側に撓んでシールパッキング21が集塵室側に移動した際には、集塵蓋7がシールパッキング21の移動に追従する。集塵蓋7と集塵室12との間に隙間を形成することを防止し、集塵室12の気密性を確保できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動送風機の吸込側に連通した集塵室を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機は、掃除機本体としての本体ケースを備えている。この本体ケース内には、隔壁が設けられている。この隔壁は、本体ケース内を、電動送風機を収容した電動送風機室と集塵室とに区画形成する。この集塵室は、電動送風機室と連通され、電動送風機の吸込側に気密に接続されている。また、本体ケースの上部には、集塵室を開閉可能に閉塞する蓋体としての集塵蓋が回動可能に取り付けられている。隔壁を含む集塵室の上端開口縁部には、集塵蓋にて集塵室を閉塞した際にこれら集塵蓋と集塵室の隙間を閉塞するシールパッキングが取り付けられている。このシールパッキングには、集塵蓋にて集塵室を閉塞した際に、集塵蓋の下面に設けられたリブにより下方向に押圧されて変形するリップ部が一体に設けられている。このリップ部には、突部が一体に設けられている。この突部は、電動送風機の駆動の際に集塵蓋のリブに係合してシールパッキングが集塵室側に捲れることを防止する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−7037号公報(第4−7頁、第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の電気掃除機では、電動送風機の吸込圧力により突部が比較的容易に集塵蓋のリブから外れてシールパッキングが集塵室側に捲れたり、隔壁が集塵室側に撓んでシールパッキングが集塵室側に移動したりして、シールパッキングと集塵蓋のリブとの間に隙間が生じ、集塵室の気密性を確保することが容易でないという問題点を有している。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、集塵室の気密性を確保できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、集塵室を開閉可能に閉塞する蓋体と、集塵室と蓋体との隙間を閉塞するシールパッキングと、蓋体に設けられ、この蓋体にて集塵室を閉塞した際にシールパッキングの集塵室側の少なくとも一部を支持する突起体とを具備したものである。そして、突起体にてシールパッキングの集塵室側を支持することで、電動送風機の駆動により集塵室内が負圧となってシールパッキングが集塵室側に捲れることを防止するとともに、シールパッキングが集塵室側に移動した際には、蓋体がシールパッキングの移動に追従するため、蓋体と集塵室との間に隙間が形成されることを防止して、集塵室の気密性を確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気掃除機の第1の実施の形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
【0008】
図4において、1はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この電気掃除機1は、中空な下部ケース体2、この下部ケース体2の上部に取り付けられた上部ケース体3、および、下部ケース体2の両側面に沿って取り付けられたバンパ4を有する掃除機本体としての本体ケース5を備えている。この上部ケース体3は、下部ケース体2の後側にねじ止めにて取り付けられた上部ケース体本体6と、この上部ケース体本体6の前側に上下方向に回動可能に取り付けられ、下部ケース体2の前側上部を開閉可能に覆う蓋体としての集塵蓋7とを有している。
【0009】
また、本体ケース5の前側下部には、図1に示すように、旋回輪8が旋回自在かつ回転自在に取り付けられている。さらに、本体ケース5の後側両側部には、図1および図4に示すように、大径の走行輪9がそれぞれ前後方向に回転自在に取り付けられている。これら旋回輪8および走行輪9により、本体ケース5は被掃除面としての床面上を走行可能となっている。
【0010】
そして、下部ケース体2内の底部には、図1に示すように、隔壁11が一体に設けられている。この隔壁11は、上方に向けてバンパ4の上端部よりも若干上方まで突出し、下部ケース体2の幅方向に沿って設けられている。また、この隔壁11は、旋回輪8と走行輪9との間、かつ上部ケース体本体6と集塵蓋7との間に、この下部ケース体2内の両側面の間に亘って設けられている。この隔壁11により、本体ケース5内には、上側開口が集塵蓋7により開閉可能に閉塞される集塵室12、および、吸込用の電動送風機13が収容された電動送風機室14が、前後にそれぞれ区画形成されている。言い換えると、隔壁11は、集塵室12および電動送風機室14の間に形成されている。
【0011】
また、下部ケース体2の前側には、本体吸込口15が貫通して設けられ、集塵室12に連通している。この本体吸込口15の上方には、係合体16が前後方向に回動可能に設けられている。この係合体16は、本体吸込口15の集塵室12側の開口に取り付けられた集塵パック17の上端部を着脱可能に保持してこの集塵パック17を集塵室12内に固定する。
【0012】
集塵室12の上端縁部の両側(図示せず)および前側には、隔壁11の上端部に連続してリブ状の嵌合突部18が形成されている。そして、隔壁11の上端部および嵌合突部18全体には、図1および図3に示すように、シールパッキング21が例えば接着剤などで固定されている。このシールパッキング21は、例えばゴムなどの軟質の部材にて環状に形成されている。シールパッキング21は、図3に示すように、被取付部22と、この被取付部22と一体に設けられたリップ部としてのリップ片23とを備えている。
【0013】
被取付部22は、下方に向けて突出した内側当接部24および外側当接部25を有している。内側当接部24は、隔壁11および嵌合突部18の集塵室側12の側面に当接している。また、外側当接部25は、内側当接部24と離間されており、隔壁11および嵌合突部18の集塵室12と反対側の側面に当接している。さらに、内側当接部24および外側当接部25は、これら内側当接部24および外側当接部25に交差する方向、すなわち水平方向に沿って形成された連結部26により一体となっている。
【0014】
またさらに、シールパッキング21の隔壁11の上端部に位置する部分には、外側当接部25よりもシールパッキング21の外側に、当接部27が一体に設けられている。この当接部27は、外側当接部25から電動送風機室14側に離間され、下方向に向けて突出している。したがって、シールパッキング21の被取付部22は、図1に示すように、集塵室12の前側に位置する部分が断面略N字状に形成され、隔壁11の上端部に位置する部分が断面略M字状に形成されている。すなわち、シールパッキング21は、集塵室12の前側に位置する部分と、隔壁11の上端部に位置する部分とで断面形状がそれぞれ異なっている。
【0015】
また、隔壁11の上端部に位置する外側当接部25は、図1および図3に示すように、隔壁11の電動送風機室14側の側面からL字状に上方向に突出したリブ状の嵌合部28の集塵室12側の側面に当接し、当接部27は、この嵌合部28の電動送風機室14側の側面に当接している。すなわち、隔壁11の上端部に位置する外側当接部25は、隔壁11の上端部と嵌合部28とで形成された凹部29に嵌合されている。
【0016】
さらに、隔壁11の上端部に位置するシールパッキング21の連結部26は、上部ケース体本体6の前側の下端部と隔壁11とで挟持されている。
【0017】
またさらに、リップ片23は、外側当接部25の上端部から、集塵室12と反対側に向けて突出して設けられている。このリップ片23は、先端側が外側当接部25の前後方向の略中心域まで延設されている。したがって、リップ片23は、集塵室12側の端部が、被取付部22の内側当接部24の上端部に一体に設けられ、電動送風機室14側の端部が、自由端になっている。
【0018】
また、集塵蓋7は、図1に示すように、本体ケース5の前方に向けて下方に傾斜している。この集塵蓋7の上面には、図1および図4に示すように、例えば紫外線を透過させる透光性の樹脂などで形成され、本体ケース5を持ち運び可能にするハンドル部31が例えば接着剤などで取り付けられている。さらに、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際のこの集塵室12の上部になる位置には、図1に示すように、窓部32が貫通して設けられている。この窓部32からは、ハンドル部31の一部を介して集塵室12の内部に本体ケース5の外部からの紫外線を含む光が導入される。
【0019】
またさらに、窓部32の下側には、上部フィルタ体33が窓部32に対向して着脱可能に取り付けられている。この上部フィルタ体33は、格子状の上部枠体34、および、この上部枠体34に取り付けられた、例えば抗菌性および消臭性などを有する酸化チタンなどの光触媒を用いた上部フィルタ35を有している。
【0020】
そして、集塵蓋7の下部には、図1および図3に示すように、下方に向けて突出したリブ36が設けられている。このリブ36は、集塵蓋7の下部の周縁に沿って全周に亘って設けられている。このリブ36は、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21のリップ片23の上部に当接する。
【0021】
また、後側のリブ36の前側面には、図3に示すように、集塵蓋7を補強する補強リブ37が、複数、集塵蓋7の幅方向に略等間隔に離間されて設けられている。これら補強リブ37は、集塵蓋7の下部から下方に向けてリブ36の下端部よりも若干上側の位置に亘って突出し、本体ケース5の前後方向に沿って設けられている。
【0022】
さらに、集塵蓋7の幅方向の中心域に位置した補強リブ37の側部には、突起体としてのリップ部吸込まれ防止リブである支持リブ38が設けられている。この支持リブ38は、略矩形状のリブ本体38aと、このリブ本体38aから下方に向けて突出した突起部38bとを有している。リブ本体38aは、集塵蓋7の下部からリブ36の下端部近傍に亘って突出しており、本体ケース5の前後方向に沿って設けられている。このリブ本体38aは、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21のリップ片23と被取付部22との連結部近傍に下端部が当接する。また、突起部38bは、リブ本体38aの前側の下端部から、リブ36の下端部よりも下方に突出している。この突起部38bは、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側に当接してこのシールパッキング21を支持する。したがって、支持リブ38は、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際に、隔壁11の上端部に取り付けられたシールパッキング21の被取付部22に対して交差する方向である直交方向に当接するように設けられている。
【0023】
隔壁11の本体ケース5の幅方向の一側寄りの位置には、集塵室12と電動送風機室14とを互いに連通させる連通部としての図示しない貫通孔が設けられている。この貫通孔の集塵室12側、すなわち前側には、図1に示すように、集塵パック17で捕捉できなかったさらに微細な細塵を捕捉する細塵捕捉手段としてのフィルタ体42が着脱可能に取り付けられている。このフィルタ体42は、格子状の枠体43およびこの枠体43に取り付けられたフィルタ44を有し、貫通孔全体を覆うように取り付けられている。
【0024】
また、電動送風機室14内において、電動送風機13は貫通孔の後側に収容されている。この電動送風機13は、図示しないパッキングなどが周囲に嵌着され、吸込側である負圧側が貫通孔に対して気密に接続されている。すなわち、電動送風機13は、負圧側が集塵室12に連通している。言い換えると、集塵室12は、電動送風機13の負圧側に連通している。
【0025】
またさらに、電動送風機室14内には、図示しない電源コードを巻回したコードリール、および、電源コードおよび電動送風機13などと電気的に接続された図示しない回路基板なども収容されている。
【0026】
さらに、電動送風機室14の後部の電動送風機13の後側には、複数の排気孔51が貫通して設けられた排気パネル52が、下部ケース体2と上部ケース体3との間に挟持されて取り付けられている。この排気パネル52の各排気孔51は、電動送風機13の排気側である正圧側に連通されており、電動送風機13から排気された排気風を本体ケース5の外部に排気させる。そして、バンパ4の電動送風機室14側に位置した部分には、図4に示すように、複数の排気孔53が貫通して設けられている。
【0027】
一方、本体吸込口15には、図4に示すように、可撓性を有するホース体61の基端が連通されて着脱可能に接続されている。このホース体61の先端には、このホース体61の基端側に向けて上側に突出した把持部63が一体に設けられている。この把持部63には、電動送風機13などの動作モードを設定する複数の設定ボタン64が設けられている。また、ホース体61の先端側には、伸縮可能な接続管としての延長管65を介して吸込口体としての床ブラシ66が着脱可能に連通接続されている。
【0028】
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
【0029】
まず、掃除をする際には、集塵蓋7を回動させて集塵室12を開口させ、この集塵室12内に集塵パック17を取り付けた後、集塵蓋7を回動させて集塵室12を閉塞するとともに、本体吸込口15にホース体61および延長管65を介して床ブラシ66を接続する。そして、設定ボタン64を操作して電動送風機13を駆動させ、ホース体61の把持部63を持って押動させて、床ブラシ66を床面上で前後に走行させる。
【0030】
このとき、電動送風機13の駆動により発生する吸込力によって、床ブラシ66の図示しない吸込口から空気とともに床面上の塵埃が吸い込まれる。
【0031】
この後、床ブラシ66の吸込口から塵埃とともに吸い込まれた空気は、延長管65およびホース体61を順次介して本体吸込口15へと吸い込まれた後、集塵パック17にて空気とともに吸い込んだ塵埃が捕捉されて集塵される。
【0032】
ここで、電動送風機13の駆動により、シールパッキング21が集塵室12内へと引き込まれて捲れようとする。また、電動送風機13が吸込圧力で隔壁11を集塵室12側に押圧し、この隔壁11が集塵室12側に若干弾性変形してシールパッキング21とともに集塵室12側に移動する。
【0033】
このとき、集塵蓋7の支持リブ38の突起部38bがシールパッキング21の集塵室12側に当接してシールパッキング21の捲れを防止するとともに、シールパッキング21の移動に集塵蓋7が追従し、集塵蓋7と集塵室12の間に隙間を生じさせなくする。
【0034】
同時に、シールパッキング21のリップ片23の自由端側が図3に示す想像線のように変形することで、このリップ片23がリブ36および支持リブ38のリブ本体38aに押圧されて、集塵蓋7と集塵室12との間の隙間をさらに閉塞する。
【0035】
この後、集塵パック17を通過した吸込風は、集塵室12内で上部フィルタ体33により殺菌および消臭され、フィルタ体42にてさらに微細な塵埃を捕捉されて貫通孔および電動送風機13を通過して排気風となり、排気孔51,53から本体ケース5の外部へと排気される。
【0036】
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、集塵蓋7にて集塵室12を閉塞した際にシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側の一部を支持リブ38で支持することで、電動送風機13の駆動により集塵室12内が負圧となってシールパッキング21が集塵室12側に捲れて隔壁11の上端部から外れることを防止するとともに、シールパッキング21が集塵室12側に移動した際に集塵蓋7がシールパッキング21の移動に追従して一体に移動するため、シールパッキング21が支持リブ38と隔壁11との間に常に位置し、集塵蓋7と集塵室12との間に隙間が形成されることを防止する。
【0037】
ここで、集塵室12は、塵埃を吸い込んで膨らむ集塵パック17を収容するためのスペースを確保するために、隔壁11を補強するリブなどを設けることが容易でないが、上記第1の実施の形態では、隔壁11を補強するリブなどを設けて集塵室12を狭くせずに隔壁11が電動送風機13の吸込圧力で変形しても、集塵蓋7と集塵室12との隙間からの空気漏れ、いわゆるリークを防止でき、集塵室12の気密性を確保できて、電動送風機13の吸込力を確保できる。
【0038】
また、シールパッキング21に、被取付部22とこの被取付部22の集塵室12側からこの集塵室12と反対側に向けて自由端になるようにリップ片23を突出して設けることにより、電動送風機13の駆動で集塵室12側が電動送風機室14に対して負圧となった際に、このリップ片23が変形してリブ36および支持リブ38のリブ本体38aに押圧されて隙間を閉塞するので、集塵室12の気密性をより向上できる。
【0039】
さらに、支持リブ38を集塵蓋7の下部から下方に向けて設け、隔壁11の上端部に取り付けられたシールパッキング21の被取付部22に直交する方向に当接するようにしたので、集塵蓋7の下側に予め設けられた補強リブ37を延長して形成できるため、別途リブを形成する場合と比較して設計が容易になり、製造性をより向上できる。
【0040】
次に、本発明の電気掃除機の第2の実施の形態を図5および図6を参照して説明する。
【0041】
この図5および図6に示す実施の形態は、上記図1ないし図4に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、支持リブ38は、図5に示すように、後側に位置したリブ36の前側に、集塵蓋7の幅方向に沿って下方向に向けて突出した略矩形板状に設けられている。この支持リブ38は、集塵蓋7の幅方向の略全体に亘って設けられている。すなわち、支持リブ38は、集塵蓋7で集塵室12を閉塞した際に、隔壁11の上端部に位置したシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側の側面に略沿って平行に当接するように設けられている。また、支持リブ38は、下端部がリブ36の下端部よりも下方に突出している。
【0042】
さらに、支持リブ38は、補強リブ37により補強されている。またさらに、支持リブ38は、図6に示すように、リブ36の集塵室12側の側面にリブ36から離間して一体的に設けられている。
【0043】
そして、上記第2の実施の形態によれば、上記図1ないし図4に示す実施の形態と同様の作用により、集塵蓋7と集塵室12との間に隙間が形成されることを防止するため、上記図1ないし図4に示す実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0044】
また、支持リブ38を矩形平板状とし、隔壁11の上端部に位置したシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側の側面に略沿って平行に当接するように設けることにより、支持リブ38でシールパッキング21の被取付部22の集塵室12側の側面の、より広い面積を支持リブ38で支持できるので、集塵蓋7と集塵室12との間に隙間ができることをより確実に防止できるとともに、シールパッキング21が捲れて隔壁11の上端部から外れることを、より確実に防止できる。
【0045】
なお、上記各実施の形態において、シールパッキング21は、リップ片23を設けずに図7に示すような断面略円弧状の被取付部22に形成するなど、他の様々な形状が可能である。
【0046】
また、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、床ブラシ66が本体ケース5の下面に直接形成されたアップライト型、その他、本体ケース5と床ブラシ66とが一体化された自走式の電気掃除機あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
【0047】
さらに、支持リブ38の形状は、シールパッキング21の集塵室側の面を支持できれば、他の様々な形状が可能である。
【0048】
そして、電気掃除機1の細部の構成は、上記各実施の形態の構成に限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、突起体にてシールパッキングの集塵室側を支持することで、電動送風機の駆動により集塵室内が負圧となってシールパッキングが集塵室側に捲れることを防止するとともに、シールパッキングが集塵室側に移動した際に、蓋体がシールパッキングの移動に追従するため、シールパッキングが蓋体と集塵室との間に位置し、蓋体と集塵室との間に隙間が形成されることを防止して、集塵室の気密性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の第1の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上電気掃除機の一部を示す斜視図である。
【図3】同上電気掃除機の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】同上電気掃除機を示す斜視図である。
【図5】本発明の電気掃除機の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】同上電気掃除機の一部を拡大して示す断面図である。
【図7】本発明の電気掃除機の他のシールパッキングの例を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機
5 掃除機本体としての本体ケース
7 蓋体としての集塵蓋
12 集塵室
13 電動送風機
14 電動送風機室
21 シールパッキング
22 被取付部
23 リップ部
38 突起体としての支持リブ

Claims (4)

  1. 掃除機本体と、
    吸込用の電動送風機と、
    前記掃除機本体に設けられ、前記電動送風機を収容する電動送風機室と、
    前記電動送風機の吸込側に連通して前記掃除機本体に設けられた集塵室と、
    前記掃除機本体に設けられ、前記集塵室を開閉可能に閉塞する蓋体と、
    前記集塵室と前記蓋体との隙間を閉塞するシールパッキングと、
    前記蓋体に設けられ、この蓋体にて前記集塵室を閉塞した際に前記シールパッキングの前記集塵室側の少なくとも一部を支持する突起体とを具備したしたことを特徴とした電気掃除機。
  2. シールパッキングは、集塵室側の少なくとも一部が突起体に支持される被取付部と、
    この被取付部の集塵室側からこの集塵室と反対側に向けて自由端になるように突出して設けられ、蓋体にて前記集塵室を閉塞した際に前記蓋体と前記集塵室との隙間を閉塞するリップ部とを備えたことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 突起体は、蓋体にて集塵室を閉塞した際に、シールパッキングの少なくとも一部に沿って当接するように設けられたことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 突起体は、蓋体にて集塵室を閉塞した際に、シールパッキングの少なくとも一部に、このシールパッキングに交差する方向に当接するように複数設けられたことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007202878A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機

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