JP2002065523A - 電気掃除機およびその吸込口体 - Google Patents

電気掃除機およびその吸込口体

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JP2002065523A
JP2002065523A JP2000264700A JP2000264700A JP2002065523A JP 2002065523 A JP2002065523 A JP 2002065523A JP 2000264700 A JP2000264700 A JP 2000264700A JP 2000264700 A JP2000264700 A JP 2000264700A JP 2002065523 A JP2002065523 A JP 2002065523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で吸塵口の開口状態を確保し吸い
残しなく確実に効率よく吸塵できる電気掃除機の吸込口
体を提供する。 【解決手段】 下面に吸込口を開口する吸込室31を区画
するケース体24に、前面および下面に亘って吸込室31に
連通する吸塵口37を開口形成する。ケース体24の底面に
連続する板状で下面に床面と略平行な走行面38を有し前
端縁で吸塵口37の下縁を構成し絨毯や畳表が持ち上がる
のを押付ける滑動部39を設ける。常時は下端縁が滑動部
39の前端縁とリーク間隙を介して対向して吸塵口37の一
部を開口する状態で閉塞し壁面に突起部49が当接すると
開口して壁際を吸塵させる開閉板47を設ける。常時はリ
ーク間隙にて一部が開口する状態で吸塵口37を閉塞し、
滑動部39にて押し出す塵埃を吸い込みつつ下面の負圧状
態を確保して効率よく掃除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下面に吸込口を開
口するとともに被掃除面に交差する面に当接することに
より開口する吸塵口を有した電気掃除機の吸込口体およ
びこの電気掃除機の吸込口体を備えた電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の吸込口体と
して、例えば実公昭61−37394号公報および特開
平1−181826号公報などに記載の各種構成が知ら
れている。
【0003】そして、実公昭61−37394号公報に
記載のものは、被掃除面である床面と対向する下面に空
気とともに塵埃を吸い込む吸込口を開口した吸込室を走
行方向の前側に区画形成するケース体を備えている。こ
のケース体の前側には、吸込口に亘って吸塵口が切欠形
成されている。また、ケース体の少なくとも前面を含む
周面に取り付けられるバンパには、吸塵口を覆い下端縁
が自由端の舌片状のシールリップが一体的に設けられて
いるとともに、このシールリップの前面にはバンパを含
むケース体の最外周より先端が外方に突出する突起部が
設けられ、家具や壁面に突起部が当接することによりシ
ールリップが弾性変形して吸塵口を開口させ、家具や壁
際の塵埃を吸塵口から吸塵する構成が採られている。
【0004】また、特開平1−181826号公報に記
載のものは、被掃除面である床面と対向する下面に吸込
口を開口した吸込室を走行方向の前側に区画形成するケ
ース体を備えている。そして、ケース体の前側下面に
は、走行方向の前方および下方に向けて開口し吸込口に
連通する凹部が設けられている。また、ケース体には、
前面に位置して先端部が進退可能にスプリングなどの付
勢手段により突出する突出部が配設されている。さら
に、ケース体には、凹部の前側を覆って位置する舌片状
のシールリップ部を備え、突出部が壁面や家具に当接す
ることにより後退する突出部により回動して、シールリ
ップ部にて覆う凹部の前側を開口する開閉体が配設さ
れ、この開閉体の回動により開口する凹部の前側から吸
込口に吸塵する構成が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭61−37394号公報および特開平1−1818
26号公報などに記載の従来の電気掃除機の吸込口体で
は、家具や壁面に当接した際に開口される開口部分の下
端は開放するので、例えば毛足の長い絨毯などを掃除す
る際に、絨毯の毛が開口に入り込んで開口を閉塞し、十
分に家具や壁際の塵埃を吸塵できないおそれがある。
【0006】そこで、公知ではないが例えばケース体の
周面に吸込室に連通して開口し開閉体にて開閉される吸
塵口を開口形成するとともに、この吸塵口の下方に下面
が床面と対向する走行面を有した板状の滑動部を設けて
吸塵口の開口下縁を構成させ、絨毯や畳が吸い込まれて
上方に向けて撓むことを滑動部にて押さえ付け、吸塵口
が閉塞されることを防止して効率よく家具や壁際の塵埃
まで吸塵する構成が提案されている。
【0007】しかしながら、開口下縁が下面に走行面を
有した板状の滑動部にて構成される吸塵口を開口する構
成では、吸塵口が閉塞された状態で吸込口体を前進させ
た際に、滑動部の前端縁にて塵埃が押し出され、壁際ま
で吸込口体が移動しないで開閉体が吸塵口を閉塞したま
まの状態で後退すると、押し出された塵埃がそのまま床
面上に残る状態となって吸塵できないおそれがある問題
がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で吸塵口の開口状態を確保するとともに
吸い残しなく確実に吸塵できる電気掃除機およびその吸
込口体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機の吸込口体は、被掃除面と対向する下面に吸込口を開
口する吸込室を有したケース体と、このケース体の外周
面および下面に亘って開口し前記吸込室に連通して設け
られる吸塵口と、前記ケース体に設けられ前記吸塵口の
下側に位置し上端縁が前記吸塵口の下縁を構成し下面に
被掃除面と対向する走行面が設けられた滑動部と、前記
ケース体に前記被掃除面と交差する面との当接により前
記吸塵口の開口量を大きくするよう可動自在に設けら
れ、前記当接がない状態で下端縁が前記滑動部の前端縁
との間に間隙を介して対向して前記吸塵口の一部を閉塞
する開閉体とを具備したものである。
【0010】そして、下面に被掃除面と対向する走行面
を有したケース体の滑動部の上端縁にて下縁が構成され
外周面および下面に亘って開口する吸塵口を、開閉体が
被掃除面と交差する面に当接することにより開口量を大
きくし、当接しない状態で下端縁が滑動部の前端縁との
間に間隙を介して対向して吸塵口の一部を閉塞すること
により、例えば家具や壁際を掃除する際には滑動部によ
り絨毯や畳が撓んで吸塵口を閉塞する状態を防止して開
口が確保された吸塵口から吸込口では吸塵し難いケース
体の前側に位置する家具や壁際の塵埃を確実に吸い込
み、床面上を掃除する際には吸塵口の一部を開口させ
て、滑動部の前端縁にて押し出される塵埃をも確実に吸
い込むので、吸塵口の一部を閉塞する開閉体を設けると
いう簡単な構成で、吸い残しなく効率よく吸塵して掃除
効率が向上する。
【0011】請求項2記載の電気掃除機は、掃除機本体
と、この掃除機本体に接続される請求項1記載の電気掃
除機の吸込口体とを具備したものである。
【0012】そして、簡単な構成で吸い残しなく効率よ
く吸塵して掃除効率が向上する請求項1記載の電気掃除
機の吸込口体を備えることにより、掃除性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を示
す電気掃除機の構成を図面を参照して説明する。
【0014】図2において、1は掃除機本体で、この掃
除機本体1は、上面を開口した下部本体ケース2a、およ
び、この下部本体ケース2aの後部上面を閉塞する上部本
体ケース2bが、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接
合されて前側上面を開口した本体ケース2を有してい
る。そして、掃除機本体1は、本体ケース2の前側上面
を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支してい
る。また、本体ケース2は、進行方向の前側下面に図示
しない旋回自在の旋回輪が取り付けられ、本体ケース2
の後側側面に大径の従動輪6が回転自在に設けられ、掃
除機本体1は旋回輪と従動輪6とにて被掃除面である床
面上を走行可能となっている。
【0015】そして、掃除機本体1内には、電動送風機
7が収容される図示しない電動送風機室が後側に区画形
成され、この電動送風機7の吸込側に連通しかつ上方が
開放して蓋体4にて開閉され集塵フィルタを収容する図
示しない集塵室が前側に区画形成されている。さらに、
掃除機本体1の前側には、集塵室に臨んで開口しホース
9が着脱可能に接続される接続口10が形成されている。
【0016】また、ホース9は、可撓なホース本体11
と、このホース本体11の一端に設けられ掃除機本体1の
接続口10に着脱可能に差し込み接続される接続管12と、
ホース本体11の他端に設けられ延長管13を介して吸込口
体14が接続される把持部15とを備えている。そして、把
持部15には、電動送風機7などの駆動状態を設定操作す
る各種スイッチ16,16を有した操作手段17が配設されて
いる。
【0017】一方、吸込口体14は、図3ないし図6に示
すように、前後方向である走行方向に対して横長矩形状
で、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(AB
S)樹脂などの合成樹脂製の上面を開口した下部ケース
21と、この下部ケース21の上部に上面の開口を覆い同材
質の下面を開口する上部ケース22とが、下部ケース21お
よび上部ケース22の前面を含む周面に沿って軟質部材の
緩衝体23を挟持して結合固定されて、後部略中央が後方
に向けて突出する凸字状のケース体24を備えている。
【0018】そして、下部ケース21は上面に略垂直にリ
ブ下部25aを有し、上部ケース22は下面に略垂直に下端
縁がリブ下部25aに接合する図示しないリブ上部を有
し、ケース体24はリブ下部25aおよびリブ上部により横
長矩形状の吸込部26とこの吸込部26の後部略中央に後方
に一対突出するハウジング部27,27とにて凸字状に形成
されている。また、吸込部26内には、リブ下部25aおよ
びリブ上部により、前側に横長に位置し下部ケース21の
下面に吸込口30が開口形成された吸込室31と、この吸込
室31の一端側に位置して区画形成された駆動伝達室32
と、吸込室31の一端側後部に位置して区画形成された電
動機室33と、吸込室31の他端側後部に位置して区画形成
された回路室34とを区画形成している。さらに、リブ下
部25aおよびリブ上部の略中央には、それぞれ対向して
凹状に形成された切欠保持凹部35a,35bがそれぞれ設け
られている。
【0019】さらに、下部ケース21は、吸込部26の下面
を構成する吸込下部21aと、この吸込下部21aの後部に一
体的に設けられハウジング部27,27とにて凸字状に形成
されている。そして、吸込下部21aの前部には、複数例
えば2カ所、ケース体の長手方向に長手状すなわち横長
状で外周面である前面から下面の2面に亘って開口する
吸塵口37,37が形成されている。そして、これら吸塵口
37,37の下部後方には、図1に示すように、吸込下部21
aの底面から一面上に連続する板状で下面に被掃除面で
ある床面と略平行に対向する走行面38を有し前側上端縁
で吸塵口37の下縁を構成する滑動部39が設けられてい
る。さらに、吸込下部21aの前部には、滑動部39,39間
に位置して先端縁が吸込下部21aの側部と同様に上方に
向けて湾曲して突出し外面側に反り面40を有した案内部
41が設けられている。なお、滑動部39の先端下縁には、
走行方向への抵抗を軽減するための円弧状に形成された
面取り42が設けられている。
【0020】また、吸込下部21aの前部には、上端縁が
略半円状に切り欠かれた軸支凹部43を有する支持リブ44
が複数設けられている。そして、これら支持リブ44の軸
支凹部43には、吸塵口37の開口量を可変する開閉体45が
設けられている。この開閉体45は、軸方向がケース体24
の長手方向に略沿う状態で支持リブ44の軸支凹部43に回
転可能に軸支される回転シャフト46を備えている。ま
た、回転シャフト46には、吸塵口37を開閉する開閉板47
が一体的に設けられている。この開閉板47は、上端縁に
回転シャフト46を嵌合する略円筒状の軸支部48が設けら
れ下端縁が後方である吸込室31に向けて湾曲した略板状
に形成されている。また、開閉板47の下端縁が湾曲する
側と反対側の前面には、前方に向けて略垂直に突出する
板状の突起部49が突設されている。そして、開閉体45
は、回転シャフト46に軸支された図示しないトーション
コイルばねなどの閉塞保持手段50により、常時図1に示
すように開閉板47が湾曲する下端縁を吸塵口37の滑動部
39の前端縁にリーク間隙を介して対向して吸塵口37の一
部を開口する状態で閉塞するように付勢され、突起部49
がケース体24の最外周に位置する緩衝体23より前方に突
出する状態で回動可能に保持されている。
【0021】一方、下部ケース21の吸込下部21aの前部
両端側には、図示しない従動前輪が回転自在に軸支され
た従動前輪室51が形成されている。また、下部ケース21
の一対のハウジング部27,27間には、従動後輪52を有し
た車輪軸53の両端部が架橋するように回転自在に軸支さ
れている。
【0022】また、ケース体24には、ハウジング部27,
27間に位置して下部ケース21および上部ケース22に挟持
固定され吸込室31の後部略中央に連通する風路室54を区
画する連結管部55が設けられている。この連結管部55
は、円筒状で軸方向の一端側が吸込室31に向けてラッパ
状に次第に径大となる吸込管部56を有した軸支管部57を
有している。また、連結管部55は、吸込管部56の外周縁
に外方に向けて鍔状に突出し周縁がそれぞれ下部ケース
21および上部ケース22のリブ下部25aおよびリブ上部の
各切欠保持凹部35a,35bに係合する取付板部58を備えて
いる。そして、連結管部55は、軸支管部57の一端側の吸
込管部56が吸込室31に向けてラッパ状に拡開し他端側が
ケース体24から後方に向けて略円筒状に突出し、軸支管
部57の軸方向が前後方向かつ水平方向に沿ってケース体
24に配設される。
【0023】さらに、連結管部55の軸支管部57には、回
転自在に嵌着する回動管としての継手部61が取り付けら
れている。また、この継手部61には、一端部に設けられ
た回転軸62が延長管13やホース9に接続される他端側を
上下方向に回動自在に継手部61に軸支された連通管とし
ての連通管部63が取り付けられ、継手部61および連通管
部63にて接続管64が構成されている。
【0024】また、ケース体24内には、吸込室31の左右
方向の両端部のリブ下部25aおよびリブ上部の接合する
位置にそれぞれ設けられた軸受66,66により回転自在に
軸支された回転体としての回転清掃体67が配設されてい
る。この回転清掃体67は、外周面に螺旋状に壁状のブレ
ード68aやブラシ68bが設けられたシャフト69を備えてい
る。そして、シャフト69の両端部には、回転自在に設け
られ軸受66に係脱可能に装着される軸支部材71が回転自
在に設けられているとともに、一端側にはプーリ72が一
体的に設けられている。
【0025】さらに、ケース体24の電動機室33内には、
出力プーリ75を設けた図示しない出力軸が駆動伝達室32
に位置する状態で電動機76が配設されている。そして、
出力プーリ75には回転清掃体67のプーリ72とにて無端ベ
ルト状の駆動伝達部材78が掛け渡され、電動機76の駆動
により回転清掃体67が回転する。
【0026】また、ケース体24の回路室34内には、床面
検出手段80が配設されている。この床面検出手段80は、
先端に床面に接地して回転する回転体81を軸支した腕部
82の基端を回転体81がケース体24の下面に対して上下動
するように軸支している。そして、ケース体24が床面か
ら離間することにより回転体81が最下位に位置する状態
に腕部82が回動することにより、ケース体24が持ち上げ
られたことを検出するスイッチ手段83が設けられてい
る。また、腕部82には、略U字状に屈曲する保持腕部84
が一体的に設けられているとともに、保持腕部84の上方
には、上下方向に移動可能に図示しない球体が配設され
ている。そして、ケース体24の下面を上方に向けて反転
させた状態では、球体が上部ケース22側に移動して保持
腕部84の先端が球体に当接し、腕部82に設けた回転体81
が自重によりケース体24内に移動することなくケース体
24が持ち上げられた状態の最下位に位置する状態と同様
の最下位に位置する状態で保持され、床面から持ち上げ
られていることをスイッチ手段83にて検出する。
【0027】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0028】掃除するに際して、掃除機本体1に延長管
13およびホース9を介して吸込口体14を接続する。この
状態で、ホース9の把持部15を持って操作手段17のスイ
ッチ16の操作により、適宜電動送風機7および電動機76
を所望の駆動状態で駆動し、把持部15を押動して吸込口
体14を床面上で前後に走行させる。
【0029】そして、電動送風機7の駆動により、適宜
電動機76の駆動により回転する回転清掃体67にて掻き出
された床面の塵埃を吸込口30から空気とともに吸い込
み、延長管13およびホース9を介して掃除機本体1の集
塵室内に装着した集塵袋に流入して捕捉する。さらに、
塵埃を集塵袋にて分離除去した空気は、電動送風機7か
ら電動送風機室内に流入し、本体ケース2に設けられた
図示しない排気口を介して外気に排気される。
【0030】なお、この床面上を走行させて掃除する状
態では、閉塞保持手段50の付勢により開閉体45の開閉板
47が下端縁を滑動部39の前端縁にリーク間隙を介して吸
塵口37の床面に対向する面の滑動部39の前側の一部が開
口する状態で吸塵口37のほぼ全面が閉塞される状態とな
っている。このため、床面と対向する面で一部開口する
吸塵口37から若干空気が吸い込まれる程度でケース体24
の下面における大気圧に対する負圧状態が確保され、効
率よく吸込口30および下方に向けて一部開口する吸塵口
37から塵埃が空気とともに吸い込まれる。さらに、吸込
口体の前進時に滑動部39の前端縁により床面上の塵埃が
押し出される状態となっても、滑動部39の前端部分では
吸塵口37の一部が開口する状態であることから、押し出
された塵埃は、吸塵口37から確実に吸い込まれ、吸い残
しなく掃除できる。なお、このケース体24の下面での大
気圧に対する負圧状態の確保により、例えば絨毯や畳の
畳表が滑動部39にて押さえ付けられて、吸い上げられて
上方に湾曲する状態を防止し、吸塵口37や吸込口30が閉
塞されることを防止して開口が確保される。
【0031】そして、掃除する床面が絨毯などの毛足が
長い場合、吸込口体14を前進させる際に、吸込口体14の
前側下縁に位置する反り面40および滑動部39の面取り42
により絨毯の毛が案内される状態となり、絨毯の毛が吸
込口体14の前側下縁部分に引っ掛かるなどを防止して吸
込口体14が円滑に走行する。
【0032】また、家具が載置された周縁、壁際などの
床面に対して交差して立ち上がる面を有する部分の近傍
を掃除する際、吸込口体14の前面が家具や壁面に当接す
ると、吸込口体14の最前に位置する開閉体45の突起部49
の先端が先ず当接する。そして、閉塞保持手段50の付勢
に抗して開閉板47が上端縁に軸支する回転シャフト46を
回転軸として回動し、吸塵口37の全面を開口する。
【0033】ここで、床面が毛足の長い絨毯などの場
合、吸塵口37の下縁は滑動部39にて構成され、絨毯の毛
が滑動部39により押さえ付けられる状態となって吸塵口
37にほとんど入り込まず、吸塵口37の開口状態が確保さ
れる。そして、家具や壁面により床面から吸塵口37まで
風路が構成される状態となって、家具や壁の際の塵埃を
吸塵口37から吸い込み、吸込口30から吸い込んだ空気と
吸込室31で合流して延長管13およびホース9を介して掃
除機本体1の集塵室内に装着した集塵袋に流入して捕捉
する。
【0034】なお、吸込口体14が家具や壁面から離間す
ると、再び閉塞保持手段50の付勢により図1に示すよう
に開閉板47が吸塵口37を床面に対向する一部が開口する
状態で閉塞し、吸込口体14の下面の大気圧に対する負圧
状態が保持される状態となる。
【0035】そして、ホース9を床面上においた場合、
あるいは吸込口30に閉塞した塵埃の除去、回転清掃体67
に絡み付いた糸ゴミなどの除去のために、吸込口体14の
下面が床面から離間すると、床面検出手段80の回転体81
が床面から離間して回転体81が最下位に位置する状態に
腕部82が回動し、スイッチ手段83がオン状態となって、
掃除機本体1に設けられた図示しない回路基板に搭載す
る制御手段にて吸込口体14の下面が床面から離間する状
態になったと判断して、電動機76の駆動を停止させて回
転清掃体67の回転を停止させる。
【0036】上述したように、上記実施の形態では、吸
込口30とは別に吸込口体14の前面および下面の2面に亘
って開口し、下面に被掃除面である床面と対向する走行
面38を有した滑動部39の前側上端縁にて下縁が構成され
る吸塵口37を設け、この吸塵口37を開閉体45にて壁や家
具などの床面と交差する面に当接することにより開口量
が増大し、通常時は滑動部39の前端縁に吸塵口37の一部
を開口するリーク間隙を介して下端縁が対向する状態で
開閉体45にて閉塞させる。このため、例えば家具や壁際
を掃除する際には滑動部39により絨毯や畳が撓んで吸塵
口37を閉塞したり絨毯の毛が入り込んで閉塞する状態を
防止し、開口が確保された吸塵口37から吸込口30では吸
塵し難いケース体24の前側に位置する家具や壁際の塵埃
を確実に吸い込む。また、床面上を走行して掃除する際
には吸塵口37の滑動部39の前端縁側の一部を開口させ
て、吸込室31内の大気圧に対する負圧状態を確保して効
率よく吸込口30および床面に対向する一部開口する吸塵
口37から床面の塵埃を吸い込むとともに滑動部39の前端
縁にて押し出される塵埃をも確実に吸い込む。したがっ
て、滑動部39の前端縁の一部を開口する状態で吸塵口37
を開閉可能に閉塞する簡単な構成で、吸い残しなくかつ
効率よく吸塵でき、掃除効率を向上できる。
【0037】そして、開閉体45を家具や壁などの被掃除
面である床面と交差する面に当接することにより前面お
よび下面に亘る吸塵口37を開口させる構成としたため、
下面部分の吸塵口37の一部に絨毯の毛が入り込んでも、
床面と交差する面により床面から吸塵口37の開口する前
面まで風路が構成されて、吸込口30からでは吸塵し難い
吸塵口37が開口するケース体24の前側の塵埃も効率よく
確実に吸塵でき、掃除性を向上できる。
【0038】また、開閉体45に先端がケース体24の外周
より外方に突出する突起部49を設けたため、簡単な構成
で家具や壁面などの床面に交差する面に当接した際に吸
塵口37が開口する構成が容易に得られ、吸込口30からで
は吸塵し難い吸塵口37が開口するケース体24の前側に位
置する塵埃も効率よく確実に吸塵でき、掃除性を向上で
きる。
【0039】さらに、吸塵口37を横長矩形状に形成した
ケース体24の前面に長手方向に横長状に設けたため、簡
単な構造で前側における吸塵口37からの吸塵領域が増大
し、吸込口30からでは吸塵し難い吸塵口37が開口するケ
ース体24の前側のほぼ全域に位置する塵埃も効率よく確
実に吸塵でき、掃除性を向上できる。
【0040】また、開閉体45に吸塵口37を常時閉塞して
家具や壁面などに当接した場合のみ吸塵口37の前面側を
開口させる閉塞保持手段50を設けたため、通常の床面上
を走行させて吸込口30から吸塵して掃除する状態では、
吸塵口37を吸込口30が開口する下面の一部のみ開口する
状態で閉塞するので、吸込口30が開口するケース体24の
下面の大気圧に対する負圧状態を確保でき、吸込室31内
に吸塵する吸塵効率が向上して、掃除性を向上できる。
【0041】そして、吸塵口37を複数、例えば2個開口
形成して吸塵口37,37間にケース体24の下面から周縁に
湾曲して連続する反り面40を設けたため、毛足の長い絨
毯などの凹凸を有した被掃除面である床面を掃除する場
合でも、絨毯の毛を反り面40で案内して押さえ付け反り
面40が絨毯の毛を乗り上げるようにして走行するので、
絨毯の毛が滑動部39の先端部に引っ掛かるなどを抑制で
き、ケース体24の走行性が向上して掃除作業性を向上で
きる。
【0042】さらに、滑動部39の先端下縁に面取り42を
設けたため、反り面40と同様に絨毯の毛を案内して引っ
掛かりにくくなり、ケース体24の走行性が向上して掃除
作業性を向上できる。
【0043】また、吸塵口37を下部ケース21に設けて緩
衝体23の下方に位置する状態としたため、家具や壁面に
開閉体45の突起部49が当接して開閉板47が回動して吸塵
口37が開口する状態では、緩衝体23がケース体24の最前
に位置するので、緩衝体23が家具や壁面に当接して吸塵
口37の上方が家具や壁面に当接する緩衝体23により覆わ
れた状態となって、家具や壁面にて床面から吸塵口37ま
で構成される風路の大気圧に対する負圧状態が確保さ
れ、吸塵口37からの吸塵効率が向上して確実に吸塵で
き、掃除性を向上できる。
【0044】さらに、吸塵口37の下縁を構成する滑動部
39を板状に形成したため、吸塵口37から床面までの距離
を最少にでき、吸塵口37から効率よく吸塵できるととも
に、吸込口体14の上下方向の寸法を短くでき、小型化で
きる。そしてさらに、滑動部39の前端縁と対向する開閉
体45の下端縁との対向方向が前後方向となることから、
吸込口体14の上下方向の寸法を短くでき、小型化でき
る。
【0045】なお、上記実施の形態において、キャニス
タ型の電気掃除機に限らず、吸込口体14が掃除機本体1
の下面に直接形成されたアップライト型や掃除機本体1
と吸込口体14とが一体化された自走式の電気掃除機、ハ
ンディ型などにも適用することができる。
【0046】そして、吸塵口37を家具や壁面などの床面
に対して交差する面に当接することにより開口させて説
明したが、例えばホース9の手許に設けた操作手段17の
設定操作により、適宜吸塵口37を開口させて吸塵するな
どしてもよい。
【0047】また、家具や壁面に当接した際に吸塵口37
を開口させる構成としては、上記突起部49を一体的に設
ける構成に限らず、例えばセンサなどにより当接したこ
とを認識することにより別途設けたソレノイドや電動機
などにて回動させて電気的に開口させたり、先端部が進
退可能に設けた棒状体を設け、この棒状体の後退により
この棒状体に連結した開閉板47や回動シャフト46を回動
させて機械的に開口させるなど、いずれの構成とするこ
とができる。
【0048】また、吸塵口37をケース体24の前面に開口
形成したが、側面に開口形成してもよい。
【0049】さらに、吸塵口37を複数、例えば2個開口
形成したが、1つのみあるいは3個以上設けてもよい。
【0050】また、横長状に開口形成したが、例えば円
形状に開口したものを複数並列状に設けたり格子状に設
けるなどしてもよい。
【0051】そして、トーションコイルバネなどの閉塞
保持手段50にて常時吸塵口37の一部を開口する状態で閉
塞したが、上述したように、任意に開口させるようにし
たり、トーションコイルバネに限らず、板ばねやスプリ
ング、ゴムなどの弾性部材を用いたり、上述したよう
に、ソレノイドや電動機にて適宜開閉させるようにして
もよい。
【0052】また、滑動部39は、板状に限らず、滑動部
39の先端部からケース体24の下面に反り面40を設けるな
どしてもよい。なお、滑動部39の先端部から反り面40を
設けることにより、より走行性を向上できる。
【0053】そして、回転清掃体67および電動機76を設
けて説明したが、これらを設けなくてもよい。また、回
転清掃体67の代わりに吸込口体14を走行させるあるいは
走行を補助する走行輪を電動機76にて回転させたり、電
動機76の代わりに吸気流により回転清掃体67を回転させ
るなどしてもよい。
【0054】さらに、開閉体45として開閉板47を回動さ
せて吸塵口37の開口量を可変したが、例えばシャッタの
ように摺動させるなど、いずれの構成で開口量を可変さ
せてもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機の吸込口体に
よれば、下面に走行面を有した滑動部の上端縁にて下縁
が構成され外周面および下面に亘って開口する吸塵口
を、開閉体により被掃除面と交差する面に当接すると開
口量が増大し当接しない状態で下端縁が滑動部の前端縁
に一部を開口する間隙を介して対向する状態で閉塞する
ため、例えば家具や壁際を掃除する際には滑動部により
絨毯や畳が撓んで吸塵口を閉塞する状態を防止して開口
が確保された吸塵口から吸込口では吸塵し難いケース体
の前側に位置する家具や壁際の塵埃を確実に吸い込み、
床面上を掃除する際には吸塵口の一部を開口させて滑動
部の前端縁にて押し出される塵埃をも確実に吸い込むの
で、吸塵口を開閉可能に閉塞する簡単な構成で、吸い残
しなく効率よく吸塵でき掃除効率を向上できる。
【0056】請求項2記載の電気掃除機によれば、簡単
な構成で吸い残しなく効率よく吸塵して掃除効率が向上
する請求項1記載の電気掃除機の吸込口体を備えるた
め、掃除性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す閉塞した吸塵口近
傍の吸込口体の断面図である。
【図2】同上電気掃除機を示す斜視図である。
【図3】同上吸込口体の上部ケースを取り外した平面図
である。
【図4】同上吸込口体の底面図である。
【図5】同上吸込口体の中央側面断面図である。
【図6】同上吸込口体の吸塵口での側面断面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 14 吸込口体 24 ケース体 30 吸込口 31 吸込室 37 吸塵口 38 走行面 39 滑動部 45 開閉体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掃除面と対向する下面に吸込口を開口
    する吸込室を有したケース体と、 このケース体の外周面および下面に亘って開口し前記吸
    込室に連通して設けられる吸塵口と、 前記ケース体に設けられ前記吸塵口の下側に位置し上端
    縁が前記吸塵口の下縁を構成し下面に被掃除面と対向す
    る走行面が設けられた滑動部と、 前記ケース体に前記被掃除面と交差する面との当接によ
    り前記吸塵口の開口量を大きくするよう可動自在に設け
    られ、前記当接がない状態で下端縁が前記滑動部の前端
    縁との間に間隙を介して対向して前記吸塵口の一部を閉
    塞する開閉体とを具備したことを特徴とした電気掃除機
    の吸込口体。
  2. 【請求項2】 掃除機本体と、 この掃除機本体に接続される請求項1記載の電気掃除機
    の吸込口体とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
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