JP2004229182A - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で、軽量化が図れる衛星放送受信用コンバータを提供する。
【解決手段】本発明の衛星放送受信用コンバータにおいて、回路基板3の両面には、導波管12の端面12bと対向する位置において、複数個のスルーホール10を設けた第1,第2のアースパターン9,4を有すると共に、スルーホール10は、導波管12の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、スルーホール10を通った半田によって、シールドケース1内に位置した第1のアースパターン9には、ショートキャップ13が半田付けされると共に、第2のアースパターン4には、導波管12の端面側が半田付けされたため、材料費と製造費が安く、安価であると共に、軽量化が図れる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の衛星放送受信用コンバータにおいて、回路基板3の両面には、導波管12の端面12bと対向する位置において、複数個のスルーホール10を設けた第1,第2のアースパターン9,4を有すると共に、スルーホール10は、導波管12の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、スルーホール10を通った半田によって、シールドケース1内に位置した第1のアースパターン9には、ショートキャップ13が半田付けされると共に、第2のアースパターン4には、導波管12の端面側が半田付けされたため、材料費と製造費が安く、安価であると共に、軽量化が図れる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は衛星から送信される電波を受信する衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータの構成を図8に基づいて説明すると、亜鉛ダイキャストからなる筺体51は、箱状の枠体52と、枠体52の前面壁52aから筒状に突出した導波管部53を有する。
【0003】
この枠体52内には、プローブ54を有する回路基板55が取り付けられると共に、導波管部53の開口端を塞ぐように、ショートキャップ56がネジ57止めされており、枠体52の開放部を塞ぐように取り付けられたカバー58と、箱状の枠体52によって、枠体52内が電気的にシールされている。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平10−233705号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛星放送受信用コンバータは、枠体52と導波管部53とが一体に形成された筺体51が亜鉛ダイキャストで構成されているため、コスト高になるばかりか、重量が重くなって、軽量化が図れないという問題がある。
また、ショートキャップ56がネジ57止めされるため、その組立性が悪くなり、コスト高になるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は安価で、軽量化が図れる衛星放送受信用コンバータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、金属板からなるシールドケースと、このシールドケースに取り付けられ、プローブを有する回路基板と、この回路基板に対して垂直に配置され、金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管と、前記シールドケース内に位置して、前記導波管の開口端を塞ぐショートキャップとを備え、前記回路基板の両面には、前記導波管の端面と対向する位置において、複数個のスルーホールを設けた第1,第2のアースパターンを有すると共に、前記スルーホールは、前記導波管の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、前記スルーホールを通った半田によって、前記シールドケース内に位置した前記第1のアースパターンには、前記ショートキャップが半田付けされると共に、前記シールドケースから露出した前記第2のアースパターンには、前記導波管の前記端面側が半田付けされた構成とした。
【0008】
また、第2の解決手段として、前記第1のアースパターン側に設けられたクリーム半田によって、前記ショートキャップが前記第1のアースパターンに半田付けされると共に、前記導波管が前記第2のアースパターンに半田付けされた構成とした。
【0009】
また、第3の解決手段として、前記導波管は、両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部を有し、前記スルーホールを通った前記半田が前記重なり部に沿って付着された構成とした。
【0010】
また、第4の解決手段として、前記回路基板は、前記プローブを設けた桟部を残して形成された孔を有し、前記導波管の前記端面が前記孔の外周に沿って配置された構成とした。
また、第5の解決手段として、前記シールドケースには、前記導波管の外周面を抱持する抱持部が設けられた構成とした。
【0011】
また、第6の解決手段として、前記導波管は、前記端面から突出する突片を有し、前記突片が前記回路基板の貫通孔を通って、前記ショートキャップに設けられた孔に挿通された構成とした。
【0012】
また、第7の解決手段として、前記第2のアースパターンは、前記回路基板のほぼ全面に設けられ、前記第2のアースパターンによって、前記シールドケースの前面壁に設けられた孔を塞いで、前記シールドケース内を電気的にシールドするようにした構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバータの図面を説明すると、図1は本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図、図2は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の取付状態を示す要部断面図、図3は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の要部断面図である。
【0014】
また、図4は衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の前面図、図5は衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の裏面図、図6は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図、図7は本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例に係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図である。
【0015】
次に、本発明の衛星放送受信用コンバータの構成を図1〜図6に基づいて説明すると、この実施例は、2つの衛星から送信された電波を受信可能となったもので、金属板がプレス加工と折り曲げ加工されて形成されたシールドケース1は、前面壁1aと、この前面壁1aの3辺から折り曲げられた3つの側壁3bと、前面壁1aの1辺に形成された傾斜壁1cを有する。
【0016】
また、前面壁1aには、橋絡片1dを残して形成された複数個の孔1e、及び一対の円形状の孔1fが設けられると共に、この一対の孔1fの周縁には、上方に突出した状態で、複数個の抱持部1gが設けられている。
2個の同軸型コネクタ2は、傾斜壁1cにカシメ等によって固着されている。
【0017】
プリント基板からなる第1の回路基板3は、間隔をおいて設けられた2個の円形状の孔3aと、この孔3aに設けられたK字状の桟部3bと、孔3aの周辺に設けられた複数個の矩形状の貫通孔3cを有する。
【0018】
この第1の回路基板3の前面には、桟部3bを除くほぼ全面に設けられたアースパターン4(第2のアースパターン)を有すると共に、第1の回路基板3の裏面には、配線パターン5と、90度の間隔で配置された二つの桟部3bにそれぞれ設けられた第1,第2のプローブ6,7と、もう一つの桟部3bに設けられた放射パターン8と、孔3aの外周に近接した状態で設けられた略環状のアースパターン9(第1のアースパターン)とが形成されている。
【0019】
そして、アースパターン4,9は、絶縁基板を挟んで互いに対向した状態となっており、このアースパターン4,9の位置には、孔1fの外周に沿って配置された複数個のスルーホール10が設けられている。
【0020】
このような第1の回路基板3の配線パターン5には、抵抗やコンデンサ等の種々の電子部品(図示せず)が実装されて、所望の電気回路が形成されると共に、この第1の回路基板3は、シールドケース1内に収納された状態で取り付けられている。
【0021】
そして、第1の回路基板3が取り付けられた際、シールドケース1の一対の孔1fには、孔3aが位置すると共に、その他の孔1eは、アースパターン4によって塞がれて、電気回路がアースパターン4によって電気的にシールドされる。
【0022】
また、プリント基板からなる回路基板11は、ここでは図示しないが、前面のほぼ全面にアースパターンが設けられると共に、裏面に設けられた配線パターンに種々の電子部品が実装されて、所望の電気回路が形成されており、この第2の回路基板11は、シールドケース1の孔1eをアースパターンで塞ぐようにした状態で、第1の回路基板3と一部が重なった状態でシールドケース1内に収納、取り付けされている。
【0023】
金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管12は、円筒状の筒状部12aと、この筒状部12aの一端側の端面12bと、この端面12bから突出したく字状の突片12cと、筒状部12aの両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部12dと、この重なり部12dに設けられた複数個のカシメ部12eを有する。
【0024】
この導波管12は、特に図3に示すように、重なり部12dの一方には孔が設けられると共に、重なり部12dの他方にはハトメ部が設けられ、ハトメ部を孔に挿通した状態で、ハトメ部がカシメ付けられることによって、カシメ部12eが形成されて、隙間の少ない重なり部12dが形成されている。
【0025】
また、この導波管12は、端面12b側からシールドケース1の一対の孔1fに挿入すると、突片12cは、第1の回路基板の貫通孔3cを通って反対側に突出すると共に、筒状部12aの外周面が抱持部1gによって挟持(抱持)された状態となる。
【0026】
そして、導波管12が第1の回路基板3上に配置された際、図6に示すように、端面12bがアースパターン4に当接した状態で、孔3aとスルーホール11の間に位置すると共に、スルーホール11が筒状部12aの外周面に沿って近接して配置された状態となっている。
【0027】
金属材からなるショートキャップ13は、キャップ部13aと、キャップ部13aの端部に設けられた鍔部13bと、この鍔部13bに設けられた複数個の孔13cを有する。
【0028】
そして、このショートキャップ13は、図2に示すように、導波管12の開放端を塞ぐように配置されると共に、突片12cが孔13cに挿通され、ショートキャップ13が突片12cにスナップ止めされて、ショートキャップ13が仮止めされた状態となる。
【0029】
この状態で、導波管12とショートキャップ13は、それぞれアースパターン4,9に半田付けされた構成となっていると共に、半田が重なり部12dにも流れて、重なり部12の隙間を埋めた状態となっている。
【0030】
次に、導波管12とショートキャップ13の半田付け方法、即ち、組立方法を説明すると、先ず、第1の回路基板3のアースパターン9上にクリーム半田を塗布した状態で、導波管12の突片12cを貫通孔3cに挿通する、或いは、導波管12の突片12cを貫通孔3cに挿通した状態で、第1の回路基板3のアースパターン9上にクリーム半田を塗布する。
【0031】
次に、突片12cにショートキャップ13を仮止めした後、ショートキャップ13を上側にすると共に導波管12を下側に位置させた状態で、リフロー炉に搬送する。
すると、クリーム半田が溶け、溶けた半田は、アースパターン9と鍔部13b間に残存すると共に、スルーホール10を通ってアースパターン4側に流出して、筒状部12aの外周部と、重なり部12dに流れる。
【0032】
そして、リフロー炉から搬出されて半田が固化すると、ショートキャップ13がアースパターン9に半田付けされ、且つ、導波管12の筒状部12aの端面12bを含む外周部がアースパターン4に半田付けされると共に、重なり部12dにも半田が回って、重なり部12dの隙間が塞がれた状態となって、その組立が完了する。
【0033】
なお、上記実施例では、アースパターン9側にクリーム半田を塗布したもので説明したが、アースパターン4側にクリーム半田を塗布しても良い。
この場合、ショートキャップ13を上側にし、導波管12を下側にした状態でリフロー炉に搬送した時、溶けた半田は、筒状部12aの外周部と重なり部12dに回ると共に、スルーホール10を通って、アースパターン9と鍔部13b間に毛細管現象によって回って、それぞれが半田付けされるようになる。
【0034】
また、ショートキャップ13を下側にし、導波管12を上側にした状態でリフロー炉に搬送した時、溶けた半田は、筒状部12aの外周部に回ると共に、重なり部12dには毛細管現象によって回り、更に、スルーホール10を通って、アースパターン9と鍔部13b間に回って、それぞれが半田付けされるようになる。
【0035】
なお、ここでは図示しないが、シールドケース1の側壁1bの開放部側が蓋体で塞がれた構成となっている。
そして、このような構成を有する衛星放送受信用コンバータは、2個の導波管12のそれぞれによって、異なる衛星から送信される電波を受信し、同軸型コネクタ2から信号を取り出すようになっている。
【0036】
なお、この実施例では、二つの導波管を備えた衛星放送受信用コンバータで説明したが、一つの導波管を備えた衛星放送受信用コンバータでも良い。
【0037】
また、図7は本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例を示し、この他の実施例の構成を説明すると、複数個のスルーホール10が導波管12の筒状部12aの内周面に沿って近接した状態で配置されたものである。
その他の構成は、前記実施例と同様であり、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0038】
そして、この他の実施例においても半田がスルーホール10を通るようになり、ショートキャップ13がアースパターン9に半田付けされ、且つ、導波管12の筒状部12aの端面12bを含む内周部がアースパターン4に半田付けされると共に、重なり部12dにも半田付が行われるものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、金属板からなるシールドケースと、このシールドケースに取り付けられ、プローブを有する回路基板と、この回路基板に対して垂直に配置され、金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管と、シールドケース内に位置して、導波管の開口端を塞ぐショートキャップとを備え、回路基板の両面には、導波管の端面と対向する位置において、複数個のスルーホールを設けた第1,第2のアースパターンを有すると共に、スルーホールは、導波管の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、スルーホールを通った半田によって、シールドケース内に位置した第1のアースパターンには、ショートキャップが半田付けされると共に、シールドケースから露出した第2のアースパターンには、導波管の端面側が半田付けされた構成とした。
このように、シールドケースと導波管を金属板で形成すると、亜鉛ダイキャストからなる従来の筺体に比して、材料費と製造費が安く、安価であると共に、軽量化が図れて、軽量の衛星放送受信用コンバータを提供できる。
また、スルーホールの存在によって、第1,或いは第2のアースパターンから半田付けしても、配置位置の異なる導波管とショートキャップのそれぞれをアースパターンに半田付けきるものが得られる。
【0040】
また、第1のアースパターン側に設けられたクリーム半田によって、ショートキャップが第1のアースパターンに半田付けされると共に、導波管が第2のアースパターンに半田付けされたため、電子部品の半田付と同時に、導波管とショートキャップの半田付ができて、生産性の良好なものが得られる。
【0041】
また、導波管は、両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部を有し、スルーホールを通った半田が重なり部に沿って付着されたため、重なり部の隙間が塞がれた状態となって、段差を少なくできると共に、重なり部同士の固着を強固にできる。
【0042】
また、回路基板は、プローブを設けた桟部を残して形成された孔を有し、導波管の端面が孔の外周に沿って配置されたため、導波管から受信した電波が効率よくショートキャップ側に送ることができる。
【0043】
また、シールドケースには、導波管の外周面を抱持する抱持部が設けられたため、導波管の仮止めができて、組立の良好なものが得られる。
【0044】
また、導波管は、端面から突出する突片を有し、突片が回路基板の貫通孔を通って、ショートキャップに設けられた孔に挿通されたため、ショートキャップの仮止めができて、組立の良好なものが得られる。
【0045】
また、第2のアースパターンは、回路基板のほぼ全面に設けられ、第2のアースパターンによって、シールドケースの前面壁に設けられた孔を塞いで、シールドケース内を電気的にシールドするようにしたため、シールドケースの不要な前面壁を削除できて、より軽量なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の取付状態を示す要部断面図。
【図3】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の要部断面図。
【図4】衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の前面図。
【図5】衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の裏面図。
【図6】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図。
【図7】本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例に係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図。
【図8】従来の衛星放送受信用コンバータの断面図。
【符号の説明】
1 シールドケース
1a 前面壁
1b 側壁
1c 傾斜壁
1d 橋絡片
1e 孔
1f 孔
1g 抱持部
2 同軸型コネクタ
3 第1の回路基板
3a 孔
3b 桟部
2c 貫通孔
4 アースパターン(第2のアースパターン)
5 配線パターン
6 第1のプローブ
7 第2のプローブ
8 放射パターン
9 アースパターン(第1のアースパターン)
10 スルーホール
11 第2の回路基板
12 導波管
12a 筒状部
12b 端面
12c 突片
12d 重なり部
12e カシメ部
13 ショートキャップ
13a キャップ部
13b 鍔部
13c 孔
【発明の属する技術分野】
本発明は衛星から送信される電波を受信する衛星放送受信用コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の衛星放送受信用コンバータの構成を図8に基づいて説明すると、亜鉛ダイキャストからなる筺体51は、箱状の枠体52と、枠体52の前面壁52aから筒状に突出した導波管部53を有する。
【0003】
この枠体52内には、プローブ54を有する回路基板55が取り付けられると共に、導波管部53の開口端を塞ぐように、ショートキャップ56がネジ57止めされており、枠体52の開放部を塞ぐように取り付けられたカバー58と、箱状の枠体52によって、枠体52内が電気的にシールされている。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平10−233705号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛星放送受信用コンバータは、枠体52と導波管部53とが一体に形成された筺体51が亜鉛ダイキャストで構成されているため、コスト高になるばかりか、重量が重くなって、軽量化が図れないという問題がある。
また、ショートキャップ56がネジ57止めされるため、その組立性が悪くなり、コスト高になるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は安価で、軽量化が図れる衛星放送受信用コンバータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、金属板からなるシールドケースと、このシールドケースに取り付けられ、プローブを有する回路基板と、この回路基板に対して垂直に配置され、金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管と、前記シールドケース内に位置して、前記導波管の開口端を塞ぐショートキャップとを備え、前記回路基板の両面には、前記導波管の端面と対向する位置において、複数個のスルーホールを設けた第1,第2のアースパターンを有すると共に、前記スルーホールは、前記導波管の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、前記スルーホールを通った半田によって、前記シールドケース内に位置した前記第1のアースパターンには、前記ショートキャップが半田付けされると共に、前記シールドケースから露出した前記第2のアースパターンには、前記導波管の前記端面側が半田付けされた構成とした。
【0008】
また、第2の解決手段として、前記第1のアースパターン側に設けられたクリーム半田によって、前記ショートキャップが前記第1のアースパターンに半田付けされると共に、前記導波管が前記第2のアースパターンに半田付けされた構成とした。
【0009】
また、第3の解決手段として、前記導波管は、両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部を有し、前記スルーホールを通った前記半田が前記重なり部に沿って付着された構成とした。
【0010】
また、第4の解決手段として、前記回路基板は、前記プローブを設けた桟部を残して形成された孔を有し、前記導波管の前記端面が前記孔の外周に沿って配置された構成とした。
また、第5の解決手段として、前記シールドケースには、前記導波管の外周面を抱持する抱持部が設けられた構成とした。
【0011】
また、第6の解決手段として、前記導波管は、前記端面から突出する突片を有し、前記突片が前記回路基板の貫通孔を通って、前記ショートキャップに設けられた孔に挿通された構成とした。
【0012】
また、第7の解決手段として、前記第2のアースパターンは、前記回路基板のほぼ全面に設けられ、前記第2のアースパターンによって、前記シールドケースの前面壁に設けられた孔を塞いで、前記シールドケース内を電気的にシールドするようにした構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の衛星放送受信用コンバータの図面を説明すると、図1は本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図、図2は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の取付状態を示す要部断面図、図3は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の要部断面図である。
【0014】
また、図4は衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の前面図、図5は衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の裏面図、図6は本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図、図7は本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例に係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図である。
【0015】
次に、本発明の衛星放送受信用コンバータの構成を図1〜図6に基づいて説明すると、この実施例は、2つの衛星から送信された電波を受信可能となったもので、金属板がプレス加工と折り曲げ加工されて形成されたシールドケース1は、前面壁1aと、この前面壁1aの3辺から折り曲げられた3つの側壁3bと、前面壁1aの1辺に形成された傾斜壁1cを有する。
【0016】
また、前面壁1aには、橋絡片1dを残して形成された複数個の孔1e、及び一対の円形状の孔1fが設けられると共に、この一対の孔1fの周縁には、上方に突出した状態で、複数個の抱持部1gが設けられている。
2個の同軸型コネクタ2は、傾斜壁1cにカシメ等によって固着されている。
【0017】
プリント基板からなる第1の回路基板3は、間隔をおいて設けられた2個の円形状の孔3aと、この孔3aに設けられたK字状の桟部3bと、孔3aの周辺に設けられた複数個の矩形状の貫通孔3cを有する。
【0018】
この第1の回路基板3の前面には、桟部3bを除くほぼ全面に設けられたアースパターン4(第2のアースパターン)を有すると共に、第1の回路基板3の裏面には、配線パターン5と、90度の間隔で配置された二つの桟部3bにそれぞれ設けられた第1,第2のプローブ6,7と、もう一つの桟部3bに設けられた放射パターン8と、孔3aの外周に近接した状態で設けられた略環状のアースパターン9(第1のアースパターン)とが形成されている。
【0019】
そして、アースパターン4,9は、絶縁基板を挟んで互いに対向した状態となっており、このアースパターン4,9の位置には、孔1fの外周に沿って配置された複数個のスルーホール10が設けられている。
【0020】
このような第1の回路基板3の配線パターン5には、抵抗やコンデンサ等の種々の電子部品(図示せず)が実装されて、所望の電気回路が形成されると共に、この第1の回路基板3は、シールドケース1内に収納された状態で取り付けられている。
【0021】
そして、第1の回路基板3が取り付けられた際、シールドケース1の一対の孔1fには、孔3aが位置すると共に、その他の孔1eは、アースパターン4によって塞がれて、電気回路がアースパターン4によって電気的にシールドされる。
【0022】
また、プリント基板からなる回路基板11は、ここでは図示しないが、前面のほぼ全面にアースパターンが設けられると共に、裏面に設けられた配線パターンに種々の電子部品が実装されて、所望の電気回路が形成されており、この第2の回路基板11は、シールドケース1の孔1eをアースパターンで塞ぐようにした状態で、第1の回路基板3と一部が重なった状態でシールドケース1内に収納、取り付けされている。
【0023】
金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管12は、円筒状の筒状部12aと、この筒状部12aの一端側の端面12bと、この端面12bから突出したく字状の突片12cと、筒状部12aの両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部12dと、この重なり部12dに設けられた複数個のカシメ部12eを有する。
【0024】
この導波管12は、特に図3に示すように、重なり部12dの一方には孔が設けられると共に、重なり部12dの他方にはハトメ部が設けられ、ハトメ部を孔に挿通した状態で、ハトメ部がカシメ付けられることによって、カシメ部12eが形成されて、隙間の少ない重なり部12dが形成されている。
【0025】
また、この導波管12は、端面12b側からシールドケース1の一対の孔1fに挿入すると、突片12cは、第1の回路基板の貫通孔3cを通って反対側に突出すると共に、筒状部12aの外周面が抱持部1gによって挟持(抱持)された状態となる。
【0026】
そして、導波管12が第1の回路基板3上に配置された際、図6に示すように、端面12bがアースパターン4に当接した状態で、孔3aとスルーホール11の間に位置すると共に、スルーホール11が筒状部12aの外周面に沿って近接して配置された状態となっている。
【0027】
金属材からなるショートキャップ13は、キャップ部13aと、キャップ部13aの端部に設けられた鍔部13bと、この鍔部13bに設けられた複数個の孔13cを有する。
【0028】
そして、このショートキャップ13は、図2に示すように、導波管12の開放端を塞ぐように配置されると共に、突片12cが孔13cに挿通され、ショートキャップ13が突片12cにスナップ止めされて、ショートキャップ13が仮止めされた状態となる。
【0029】
この状態で、導波管12とショートキャップ13は、それぞれアースパターン4,9に半田付けされた構成となっていると共に、半田が重なり部12dにも流れて、重なり部12の隙間を埋めた状態となっている。
【0030】
次に、導波管12とショートキャップ13の半田付け方法、即ち、組立方法を説明すると、先ず、第1の回路基板3のアースパターン9上にクリーム半田を塗布した状態で、導波管12の突片12cを貫通孔3cに挿通する、或いは、導波管12の突片12cを貫通孔3cに挿通した状態で、第1の回路基板3のアースパターン9上にクリーム半田を塗布する。
【0031】
次に、突片12cにショートキャップ13を仮止めした後、ショートキャップ13を上側にすると共に導波管12を下側に位置させた状態で、リフロー炉に搬送する。
すると、クリーム半田が溶け、溶けた半田は、アースパターン9と鍔部13b間に残存すると共に、スルーホール10を通ってアースパターン4側に流出して、筒状部12aの外周部と、重なり部12dに流れる。
【0032】
そして、リフロー炉から搬出されて半田が固化すると、ショートキャップ13がアースパターン9に半田付けされ、且つ、導波管12の筒状部12aの端面12bを含む外周部がアースパターン4に半田付けされると共に、重なり部12dにも半田が回って、重なり部12dの隙間が塞がれた状態となって、その組立が完了する。
【0033】
なお、上記実施例では、アースパターン9側にクリーム半田を塗布したもので説明したが、アースパターン4側にクリーム半田を塗布しても良い。
この場合、ショートキャップ13を上側にし、導波管12を下側にした状態でリフロー炉に搬送した時、溶けた半田は、筒状部12aの外周部と重なり部12dに回ると共に、スルーホール10を通って、アースパターン9と鍔部13b間に毛細管現象によって回って、それぞれが半田付けされるようになる。
【0034】
また、ショートキャップ13を下側にし、導波管12を上側にした状態でリフロー炉に搬送した時、溶けた半田は、筒状部12aの外周部に回ると共に、重なり部12dには毛細管現象によって回り、更に、スルーホール10を通って、アースパターン9と鍔部13b間に回って、それぞれが半田付けされるようになる。
【0035】
なお、ここでは図示しないが、シールドケース1の側壁1bの開放部側が蓋体で塞がれた構成となっている。
そして、このような構成を有する衛星放送受信用コンバータは、2個の導波管12のそれぞれによって、異なる衛星から送信される電波を受信し、同軸型コネクタ2から信号を取り出すようになっている。
【0036】
なお、この実施例では、二つの導波管を備えた衛星放送受信用コンバータで説明したが、一つの導波管を備えた衛星放送受信用コンバータでも良い。
【0037】
また、図7は本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例を示し、この他の実施例の構成を説明すると、複数個のスルーホール10が導波管12の筒状部12aの内周面に沿って近接した状態で配置されたものである。
その他の構成は、前記実施例と同様であり、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0038】
そして、この他の実施例においても半田がスルーホール10を通るようになり、ショートキャップ13がアースパターン9に半田付けされ、且つ、導波管12の筒状部12aの端面12bを含む内周部がアースパターン4に半田付けされると共に、重なり部12dにも半田付が行われるものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の衛星放送受信用コンバータは、金属板からなるシールドケースと、このシールドケースに取り付けられ、プローブを有する回路基板と、この回路基板に対して垂直に配置され、金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管と、シールドケース内に位置して、導波管の開口端を塞ぐショートキャップとを備え、回路基板の両面には、導波管の端面と対向する位置において、複数個のスルーホールを設けた第1,第2のアースパターンを有すると共に、スルーホールは、導波管の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、スルーホールを通った半田によって、シールドケース内に位置した第1のアースパターンには、ショートキャップが半田付けされると共に、シールドケースから露出した第2のアースパターンには、導波管の端面側が半田付けされた構成とした。
このように、シールドケースと導波管を金属板で形成すると、亜鉛ダイキャストからなる従来の筺体に比して、材料費と製造費が安く、安価であると共に、軽量化が図れて、軽量の衛星放送受信用コンバータを提供できる。
また、スルーホールの存在によって、第1,或いは第2のアースパターンから半田付けしても、配置位置の異なる導波管とショートキャップのそれぞれをアースパターンに半田付けきるものが得られる。
【0040】
また、第1のアースパターン側に設けられたクリーム半田によって、ショートキャップが第1のアースパターンに半田付けされると共に、導波管が第2のアースパターンに半田付けされたため、電子部品の半田付と同時に、導波管とショートキャップの半田付ができて、生産性の良好なものが得られる。
【0041】
また、導波管は、両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部を有し、スルーホールを通った半田が重なり部に沿って付着されたため、重なり部の隙間が塞がれた状態となって、段差を少なくできると共に、重なり部同士の固着を強固にできる。
【0042】
また、回路基板は、プローブを設けた桟部を残して形成された孔を有し、導波管の端面が孔の外周に沿って配置されたため、導波管から受信した電波が効率よくショートキャップ側に送ることができる。
【0043】
また、シールドケースには、導波管の外周面を抱持する抱持部が設けられたため、導波管の仮止めができて、組立の良好なものが得られる。
【0044】
また、導波管は、端面から突出する突片を有し、突片が回路基板の貫通孔を通って、ショートキャップに設けられた孔に挿通されたため、ショートキャップの仮止めができて、組立の良好なものが得られる。
【0045】
また、第2のアースパターンは、回路基板のほぼ全面に設けられ、第2のアースパターンによって、シールドケースの前面壁に設けられた孔を塞いで、シールドケース内を電気的にシールドするようにしたため、シールドケースの不要な前面壁を削除できて、より軽量なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の取付状態を示す要部断面図。
【図3】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、導波管の要部断面図。
【図4】衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の前面図。
【図5】衛星放送受信用コンバータに係る回路基板の裏面図。
【図6】本発明の衛星放送受信用コンバータに係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図。
【図7】本発明の衛星放送受信用コンバータの他の実施例に係り、回路基板に対する導波管の位置を示す前面図。
【図8】従来の衛星放送受信用コンバータの断面図。
【符号の説明】
1 シールドケース
1a 前面壁
1b 側壁
1c 傾斜壁
1d 橋絡片
1e 孔
1f 孔
1g 抱持部
2 同軸型コネクタ
3 第1の回路基板
3a 孔
3b 桟部
2c 貫通孔
4 アースパターン(第2のアースパターン)
5 配線パターン
6 第1のプローブ
7 第2のプローブ
8 放射パターン
9 アースパターン(第1のアースパターン)
10 スルーホール
11 第2の回路基板
12 導波管
12a 筒状部
12b 端面
12c 突片
12d 重なり部
12e カシメ部
13 ショートキャップ
13a キャップ部
13b 鍔部
13c 孔
Claims (7)
- 金属板からなるシールドケースと、このシールドケースに取り付けられ、プローブを有する回路基板と、この回路基板に対して垂直に配置され、金属板が折り曲げられて形成された筒状の導波管と、前記シールドケース内に位置して、前記導波管の開口端を塞ぐショートキャップとを備え、前記回路基板の両面には、前記導波管の端面と対向する位置において、複数個のスルーホールを設けた第1,第2のアースパターンを有すると共に、前記スルーホールは、前記導波管の外周面、又は/及び内周面に沿って近接した状態で設けられ、前記スルーホールを通った半田によって、前記シールドケース内に位置した前記第1のアースパターンには、前記ショートキャップが半田付けされると共に、前記シールドケースから露出した前記第2のアースパターンには、前記導波管の前記端面側が半田付けされたことを特徴とする衛星放送受信用コンバータ。
- 前記第1のアースパターン側に設けられたクリーム半田によって、前記ショートキャップが前記第1のアースパターンに半田付けされると共に、前記導波管が前記第2のアースパターンに半田付けされたことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記導波管は、両端部が筒方向に互いに重なり合った重なり部を有し、前記スルーホールを通った前記半田が前記重なり部に沿って付着されたことを特徴とする請求項2記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記回路基板は、前記プローブを設けた桟部を残して形成された孔を有し、前記導波管の前記端面が前記孔の外周に沿って配置されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記シールドケースには、前記導波管の外周面を抱持する抱持部が設けられたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記導波管は、前記端面から突出する突片を有し、前記突片が前記回路基板の貫通孔を通って、前記ショートキャップに設けられた孔に挿通されたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の衛星放送受信用コンバータ。
- 前記第2のアースパターンは、前記回路基板のほぼ全面に設けられ、前記第2のアースパターンによって、前記シールドケースの前面壁に設けられた孔を塞いで、前記シールドケース内を電気的にシールドするようにしたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の衛星放送受信用コンバータ。
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