JPH0946102A - 伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信アンテナ - Google Patents
伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信アンテナInfo
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- JPH0946102A JPH0946102A JP20850995A JP20850995A JPH0946102A JP H0946102 A JPH0946102 A JP H0946102A JP 20850995 A JP20850995 A JP 20850995A JP 20850995 A JP20850995 A JP 20850995A JP H0946102 A JPH0946102 A JP H0946102A
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- probe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造の小型化を図ると共に、直交偏波の電磁
波に対する交差偏波識別度を向上させる。 【解決手段】 導波管（８）内の導波管軸に対して直交
するうように挿入されている配線基板（９）上に形成さ
れた水平偏波用のチャンネル信号を受信するプローブ
（Ｐ１）と、垂直偏波用のチャンネル信号を受信するプ
ローブ（Ｐ２）と、一端が導波管の壁面に接続されるプ
ローブ（Ｐ３）を配して、導波管内を伝播される電磁波
の電磁界の乱れを抑制する。
波に対する交差偏波識別度を向上させる。 【解決手段】 導波管（８）内の導波管軸に対して直交
するうように挿入されている配線基板（９）上に形成さ
れた水平偏波用のチャンネル信号を受信するプローブ
（Ｐ１）と、垂直偏波用のチャンネル信号を受信するプ
ローブ（Ｐ２）と、一端が導波管の壁面に接続されるプ
ローブ（Ｐ３）を配して、導波管内を伝播される電磁波
の電磁界の乱れを抑制する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送線路導波管変
換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信ア
ンテナにかかわり、特に衛星放送（ＣＳ放送）を受信す
る際に好適な伝送線路導波管変換器と、この伝送線路導
波管変換器を搭載したマイクロ波受信用コンバータ及び
衛星放送受信アンテナに関するものである。
換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信ア
ンテナにかかわり、特に衛星放送（ＣＳ放送）を受信す
る際に好適な伝送線路導波管変換器と、この伝送線路導
波管変換器を搭載したマイクロ波受信用コンバータ及び
衛星放送受信アンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】地上３６０００Ｋｍに打ち上げられた衛
星から送信されてくる放送としては、テレビ放送番組と
されているＢＳ放送の外に、商業用のＣＳ放送が受信可
能とされている。これらの放送電波はマイクロ波または
準ミリ波の放送周波数帯（ＳＨＦ）が利用され、一般に
屋上に設置されているパラボラアンテナで受信されると
同時に、コンバータによって所定の周波数に変換され、
放送チャンネルを選択するテレビジョンチューナに入力
される。
星から送信されてくる放送としては、テレビ放送番組と
されているＢＳ放送の外に、商業用のＣＳ放送が受信可
能とされている。これらの放送電波はマイクロ波または
準ミリ波の放送周波数帯（ＳＨＦ）が利用され、一般に
屋上に設置されているパラボラアンテナで受信されると
同時に、コンバータによって所定の周波数に変換され、
放送チャンネルを選択するテレビジョンチューナに入力
される。
【０００３】上記したような放送電波の内のＣＳ放送や
アストラ衛星放送の電波は、通常水平偏波と垂直偏波と
がそれぞれ異なるチャンネル群で変調された直交偏波と
されている。このような直交偏波を受信するパラボラア
ンテナは、例えば衛星から送信される電波をパラボラ反
射鏡で反射し、コンバータ部に設けられているホーン部
を介して導波管内に電波を導入するようにしている。そ
して、この導波管内に導入された電波は、例えば偏分波
器等で水平偏波成分及び垂直偏波成分の信号に分波さ
れ、ダウンコンバータでそれぞれのチャンネル群の所定
の中間周波数に変換されて、テレビジョンチューナへ供
給されることになる。
アストラ衛星放送の電波は、通常水平偏波と垂直偏波と
がそれぞれ異なるチャンネル群で変調された直交偏波と
されている。このような直交偏波を受信するパラボラア
ンテナは、例えば衛星から送信される電波をパラボラ反
射鏡で反射し、コンバータ部に設けられているホーン部
を介して導波管内に電波を導入するようにしている。そ
して、この導波管内に導入された電波は、例えば偏分波
器等で水平偏波成分及び垂直偏波成分の信号に分波さ
れ、ダウンコンバータでそれぞれのチャンネル群の所定
の中間周波数に変換されて、テレビジョンチューナへ供
給されることになる。
【０００４】図５はパラボラアンテナで受信された電波
を所定の周波数にダウンコンバートして出力するコンバ
ータの概要を斜視図としたものである。この図において
フィードホーン３０は図示されていないパラボラアンテ
ナの焦点位置に配置されており、反射鏡で反射された直
交偏波とされる電波を導波管内に導入している。シール
ドケース３１は例えばフィードホーン３０と一体成形さ
れ、内部に導波管で構成される偏分波器３２が組み込ま
れている。偏分波器３２は後述するように直交偏波を水
平偏波成分と垂直偏波成分の信号に分波している。この
偏分波器３２で分波される水平偏波成分及び垂直偏波成
分の信号は、テフロン等からなる配線基板３３上に設け
られているマイクロ波集積回路（ＭＩＣ（microwave in
tegrated circuit））によって所定の中間周波数に変換
され、図示されていないコネクタを介してテレビジョン
チューナに供給される。
を所定の周波数にダウンコンバートして出力するコンバ
ータの概要を斜視図としたものである。この図において
フィードホーン３０は図示されていないパラボラアンテ
ナの焦点位置に配置されており、反射鏡で反射された直
交偏波とされる電波を導波管内に導入している。シール
ドケース３１は例えばフィードホーン３０と一体成形さ
れ、内部に導波管で構成される偏分波器３２が組み込ま
れている。偏分波器３２は後述するように直交偏波を水
平偏波成分と垂直偏波成分の信号に分波している。この
偏分波器３２で分波される水平偏波成分及び垂直偏波成
分の信号は、テフロン等からなる配線基板３３上に設け
られているマイクロ波集積回路（ＭＩＣ（microwave in
tegrated circuit））によって所定の中間周波数に変換
され、図示されていないコネクタを介してテレビジョン
チューナに供給される。
【０００５】配線基板３３には図６に示すような水平偏
波ＳH 及び垂直偏波ＳV とされているチャンネル周波数
をコンバートする２系統の信号回路が配置され、それぞ
れ低雑音高周波増幅部（ＲＦアンプ）、局部発振部（Ｏ
ＳＣ）、混合部（ＭＩＸ）、中間周波数増幅部（ＩＦ／
ＡＭＰ）及び安定化電源部等からなる機能回路が、分布
定数回路として構成されている配線パターン上に配置さ
れている。
波ＳH 及び垂直偏波ＳV とされているチャンネル周波数
をコンバートする２系統の信号回路が配置され、それぞ
れ低雑音高周波増幅部（ＲＦアンプ）、局部発振部（Ｏ
ＳＣ）、混合部（ＭＩＸ）、中間周波数増幅部（ＩＦ／
ＡＭＰ）及び安定化電源部等からなる機能回路が、分布
定数回路として構成されている配線パターン上に配置さ
れている。
【０００６】すなわち、このコンバータの場合は、受信
電波を導波管内で水平偏波と垂直偏波に分離し、分離さ
れたそれぞれの信号ＳH およびＳV を２系統の信号回路
系によって処理し、二つのＩＦ出力（ＩＦ1 、ＩＦ2 ）
として受信側のチューナにケーブルを介して供給するよ
うに構成されている。また、安定化電源にはよく知られ
ているようにチューナ側からコンバータを駆動するため
の直流電源ＤＣ１又はＤＣ２が供給されておりこの電圧
がコイルＬ及びダイオードＤを介して安定化電源に電力
を供給している。
電波を導波管内で水平偏波と垂直偏波に分離し、分離さ
れたそれぞれの信号ＳH およびＳV を２系統の信号回路
系によって処理し、二つのＩＦ出力（ＩＦ1 、ＩＦ2 ）
として受信側のチューナにケーブルを介して供給するよ
うに構成されている。また、安定化電源にはよく知られ
ているようにチューナ側からコンバータを駆動するため
の直流電源ＤＣ１又はＤＣ２が供給されておりこの電圧
がコイルＬ及びダイオードＤを介して安定化電源に電力
を供給している。
【０００７】ここで、図７に従来例として直交偏波の電
波を水平偏波成分及び垂直偏波成分の信号に分波する偏
分波器の斜視図を示す。また、図７に示した偏分波器の
正面図、側面の断面図及び上面図を図８に示す。図７に
おいて、偏分波器３２はＣＳ放送受信アンテナあるいは
アストラ放送受信アンテナで受信された直交偏波を水平
偏波成分Ｈと垂直偏波成分Ｖとに分波する。フランジ３
４は導波管３６に図示しないホーン部を接続固定できる
ようにボルトを挿通する貫通孔３５が設けられている。
導波管３６はホーン部で導入された直交偏波を伝播する
と共に、管軸方向に長辺を有する矩形の開口部である出
力端３７が設けられ、この出力端３７からは分波された
水平偏波成分Ｈを取り出すことができる。反射鏡３８は
導波管３６内を伝播される水平偏波成分Ｈを反射するた
め、垂直偏波の出力端３９から垂直偏波成分Ｖが取り出
すことができる。なお、ＨまたはＶを付した矢印はそれ
ぞれ水平偏波成分、垂直偏波成分を示している。
波を水平偏波成分及び垂直偏波成分の信号に分波する偏
分波器の斜視図を示す。また、図７に示した偏分波器の
正面図、側面の断面図及び上面図を図８に示す。図７に
おいて、偏分波器３２はＣＳ放送受信アンテナあるいは
アストラ放送受信アンテナで受信された直交偏波を水平
偏波成分Ｈと垂直偏波成分Ｖとに分波する。フランジ３
４は導波管３６に図示しないホーン部を接続固定できる
ようにボルトを挿通する貫通孔３５が設けられている。
導波管３６はホーン部で導入された直交偏波を伝播する
と共に、管軸方向に長辺を有する矩形の開口部である出
力端３７が設けられ、この出力端３７からは分波された
水平偏波成分Ｈを取り出すことができる。反射鏡３８は
導波管３６内を伝播される水平偏波成分Ｈを反射するた
め、垂直偏波の出力端３９から垂直偏波成分Ｖが取り出
すことができる。なお、ＨまたはＶを付した矢印はそれ
ぞれ水平偏波成分、垂直偏波成分を示している。
【０００８】このような偏分波器３２において、ＣＳ放
送受信用アンテナあるいはアストラ放送受信用アンテナ
で受信された直交偏波は、図示しないホーン部を介して
偏分波器３２に図示の直交した矢印（ＶＨ）のように導
かれる。そして、直交偏波が導波管３６内を伝播されて
反射鏡３８のところまで図示の矢印のように達すると、
直交偏波の水平偏波成分Ｈは水平に置かれた反射鏡３８
により反射され、導波管３６の管軸方向に長辺を有する
矩形の開口部からなる出力端３７から図示の矢印（Ｈ）
のように出力される。一方、直交偏波の垂直偏波成分Ｖ
は反射鏡３８と直交しているため、反射されずにそのま
ま導波管３６内を伝播して行き、出力端３９から図示の
矢印（Ｖ）のように出力されることになる。
送受信用アンテナあるいはアストラ放送受信用アンテナ
で受信された直交偏波は、図示しないホーン部を介して
偏分波器３２に図示の直交した矢印（ＶＨ）のように導
かれる。そして、直交偏波が導波管３６内を伝播されて
反射鏡３８のところまで図示の矢印のように達すると、
直交偏波の水平偏波成分Ｈは水平に置かれた反射鏡３８
により反射され、導波管３６の管軸方向に長辺を有する
矩形の開口部からなる出力端３７から図示の矢印（Ｈ）
のように出力される。一方、直交偏波の垂直偏波成分Ｖ
は反射鏡３８と直交しているため、反射されずにそのま
ま導波管３６内を伝播して行き、出力端３９から図示の
矢印（Ｖ）のように出力されることになる。
【０００９】上記の構造から理解されるように、偏分波
器３２は直交偏波を導波管を伝播させながら水平偏波成
分Ｈと垂直偏波成分Ｖとに分波している。また偏分波器
３２においは、その原理上水平偏波成分Ｈを反射する反
射鏡３８によって垂直偏波の出力端３９方向への伝播を
防止し、水平偏波成分Ｈが出力端３９へリークすること
を十分に抑制している。したがって、この反射鏡３８の
長さを長くすることで反射効率が向上されて水平偏波成
分Ｈが出力端３９へリークすることが十分に抑制され、
分波効率を向上させていた。
器３２は直交偏波を導波管を伝播させながら水平偏波成
分Ｈと垂直偏波成分Ｖとに分波している。また偏分波器
３２においは、その原理上水平偏波成分Ｈを反射する反
射鏡３８によって垂直偏波の出力端３９方向への伝播を
防止し、水平偏波成分Ｈが出力端３９へリークすること
を十分に抑制している。したがって、この反射鏡３８の
長さを長くすることで反射効率が向上されて水平偏波成
分Ｈが出力端３９へリークすることが十分に抑制され、
分波効率を向上させていた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図７に示し
たような偏分波器３２においては、導波管３６内の反射
鏡３８の寸法を長くして分波効率を向上させる必要があ
るため、導波管３６の特に軸方向の長さが長くなってし
まい、その結果偏分波器３２全体を小型化することが困
難になるという問題点があった。
たような偏分波器３２においては、導波管３６内の反射
鏡３８の寸法を長くして分波効率を向上させる必要があ
るため、導波管３６の特に軸方向の長さが長くなってし
まい、その結果偏分波器３２全体を小型化することが困
難になるという問題点があった。
【００１１】そこで、このような問題点を改善した従来
例としては、導波管３６内に導波管−マイクロストリッ
プ線路の変換部を設け、直交偏波とされる電磁波から垂
直偏波成分及び水平偏波成分の信号をて取り出す伝送線
路導波管変換器などがある。図９の（ａ）（ｂ）は導波
管−マイクロストリップ線路の変換部の断面図の上面図
及び断面図を示したものである。この場合、導波管３６
の内部空間３６Ａは図示しないホーン部で受信された直
交偏波とされている電磁波が存在している。配線基板３
３は例えばテフロン等で構成されており、配線基板３３
の表面に形成されている導体３３ａ、３３ｂの先端がプ
ローブＰ１、Ｐ２となるように構成され、この配線基板
３３部分を図９（ａ）に示すように導波管３６の内部に
導波管軸に対して直交するように突入されている。
例としては、導波管３６内に導波管−マイクロストリッ
プ線路の変換部を設け、直交偏波とされる電磁波から垂
直偏波成分及び水平偏波成分の信号をて取り出す伝送線
路導波管変換器などがある。図９の（ａ）（ｂ）は導波
管−マイクロストリップ線路の変換部の断面図の上面図
及び断面図を示したものである。この場合、導波管３６
の内部空間３６Ａは図示しないホーン部で受信された直
交偏波とされている電磁波が存在している。配線基板３
３は例えばテフロン等で構成されており、配線基板３３
の表面に形成されている導体３３ａ、３３ｂの先端がプ
ローブＰ１、Ｐ２となるように構成され、この配線基板
３３部分を図９（ａ）に示すように導波管３６の内部に
導波管軸に対して直交するように突入されている。
【００１２】プローブＰ１は例えば導波管３６内に伝播
される直交偏波の内、水平偏波成分の信号を取り出して
マイクロストリップ線路３３ａに導出し、またプローブ
Ｐ２は導波管３６内に伝播される直交偏波の内、垂直偏
波成分の信号を取り出してマイクロストリップ線路３３
ｂに導出している。また配線基板３３には、導波管３６
の側壁部分との接合部から電磁波が漏洩することを防止
するためのアース導体３３ｃ、３３ｄが形成され、導波
管３６の側壁部分にサンドイッチ状態で固定されてい
る。また、図９（ｂ）に示すようにアース導体３３ｃ、
３３ｄ間には、導波管３６の側壁に衝合する位置を囲む
ように複数個のスルーホール４０が配置されて、導体を
短絡させている。なお、配線基板３３は空間内３６Ａに
位置する部分に形成されているアース導体３３ｃ及び３
３ｄが除去されている。
される直交偏波の内、水平偏波成分の信号を取り出して
マイクロストリップ線路３３ａに導出し、またプローブ
Ｐ２は導波管３６内に伝播される直交偏波の内、垂直偏
波成分の信号を取り出してマイクロストリップ線路３３
ｂに導出している。また配線基板３３には、導波管３６
の側壁部分との接合部から電磁波が漏洩することを防止
するためのアース導体３３ｃ、３３ｄが形成され、導波
管３６の側壁部分にサンドイッチ状態で固定されてい
る。また、図９（ｂ）に示すようにアース導体３３ｃ、
３３ｄ間には、導波管３６の側壁に衝合する位置を囲む
ように複数個のスルーホール４０が配置されて、導体を
短絡させている。なお、配線基板３３は空間内３６Ａに
位置する部分に形成されているアース導体３３ｃ及び３
３ｄが除去されている。
【００１３】このような構成とすると、導波管３６内に
反射板を設けることなく直交偏波から水平偏波成分及び
垂直偏波成分の信号を検出することができるようになる
ため、導波管の軸方向の長さを短くすることが可能にな
り、全体を小型化することができる。
反射板を設けることなく直交偏波から水平偏波成分及び
垂直偏波成分の信号を検出することができるようになる
ため、導波管の軸方向の長さを短くすることが可能にな
り、全体を小型化することができる。
【００１４】ところで、導波管内の電磁波をプローブで
受信する場合、例えば図１０（ａ）（ｂ）に示すように
導波管３６内の水平偏波又は垂直偏波の電界と平行にプ
ローブＰ１若しくはプローブＰ２だけを挿入して所定の
偏波成分の信号を受信させると、図から解るようにプロ
ーブＰ１若しくはプローブＰ２を対称軸として導波管３
６内の電磁界が対称になり、電磁界の乱れは抑制されて
いる。
受信する場合、例えば図１０（ａ）（ｂ）に示すように
導波管３６内の水平偏波又は垂直偏波の電界と平行にプ
ローブＰ１若しくはプローブＰ２だけを挿入して所定の
偏波成分の信号を受信させると、図から解るようにプロ
ーブＰ１若しくはプローブＰ２を対称軸として導波管３
６内の電磁界が対称になり、電磁界の乱れは抑制されて
いる。
【００１５】しかしながら、図９に示すように導波管３
６内に垂直偏波成分、及び水平偏波成分の信号を受信す
るために２つのプローブＰ１、Ｐ２を配線基板の同一平
面上に形成し、導波管内に挿入した場合は、プローブＰ
１、Ｐ２が交差偏波とされる垂直偏波又は水平偏波の電
磁界の対称性を乱すことになる。
６内に垂直偏波成分、及び水平偏波成分の信号を受信す
るために２つのプローブＰ１、Ｐ２を配線基板の同一平
面上に形成し、導波管内に挿入した場合は、プローブＰ
１、Ｐ２が交差偏波とされる垂直偏波又は水平偏波の電
磁界の対称性を乱すことになる。
【００１６】すなわち、プローブＰ１の左右の電磁界の
対称性は、プローブＰ２の存在によって乱され、プロー
ブＰ１では水平偏波成分の信号の他に垂直偏波成分の信
号が受信されることになる。また、プローブＰ２の左右
の電磁界の対称性は、プローブＰ１の存在によって乱さ
れ、プローブＰ２では垂直偏波成分の信号の他に水平偏
波成分の信号が受信されることになる。従って、このよ
うな同一平面上にプローブＰ１、Ｐ２が構成されている
導波管−マイクロストリップ線路変換部においては、プ
ローブＰ１、Ｐ２で電磁気的な結合が強くなり交差偏波
識別度が悪化するという問題点がある。
対称性は、プローブＰ２の存在によって乱され、プロー
ブＰ１では水平偏波成分の信号の他に垂直偏波成分の信
号が受信されることになる。また、プローブＰ２の左右
の電磁界の対称性は、プローブＰ１の存在によって乱さ
れ、プローブＰ２では垂直偏波成分の信号の他に水平偏
波成分の信号が受信されることになる。従って、このよ
うな同一平面上にプローブＰ１、Ｐ２が構成されている
導波管−マイクロストリップ線路変換部においては、プ
ローブＰ１、Ｐ２で電磁気的な結合が強くなり交差偏波
識別度が悪化するという問題点がある。
【００１７】本発明はこのような問題点を鑑みてなされ
たものであり、導波管の長さを短くして小型化を図ると
共に、直交偏波の電磁波に対する交差偏波識別度を向上
させた伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバ
ータ及び衛星放送受信アンテナを提供することを目的と
する。
たものであり、導波管の長さを短くして小型化を図ると
共に、直交偏波の電磁波に対する交差偏波識別度を向上
させた伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバ
ータ及び衛星放送受信アンテナを提供することを目的と
する。
【００１８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、入力された電磁波を伝送する導波管と、少なくとも
一方の面にストリップラインが形成され、端部が上記導
波管の内部に導波管軸に対して直交するように挿入され
ている配線基板と、導波管の内部に挿入されている配線
基板上に水平偏波用のチャンネル信号を受信する第１の
プローブと、垂直偏波用のチャンネル信号を受信する第
２のプローブと、導波管の壁面に一端が接続されている
第３のプローブを構成する。
め、入力された電磁波を伝送する導波管と、少なくとも
一方の面にストリップラインが形成され、端部が上記導
波管の内部に導波管軸に対して直交するように挿入され
ている配線基板と、導波管の内部に挿入されている配線
基板上に水平偏波用のチャンネル信号を受信する第１の
プローブと、垂直偏波用のチャンネル信号を受信する第
２のプローブと、導波管の壁面に一端が接続されている
第３のプローブを構成する。
【００１９】本発明によれば、導波管内に挿入されてい
る配線基板上に一端が導波管の壁面に接続される第３の
プローブを配置することにより、導波管内を伝播される
電磁波の電磁界の乱れを抑制して、受信用のプローブと
される第１のプローブと第２のプローブの電磁気的な結
合を弱め、交差偏波識別度の悪化を防止できる。
る配線基板上に一端が導波管の壁面に接続される第３の
プローブを配置することにより、導波管内を伝播される
電磁波の電磁界の乱れを抑制して、受信用のプローブと
される第１のプローブと第２のプローブの電磁気的な結
合を弱め、交差偏波識別度の悪化を防止できる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１に本実施の形態の衛星
放送受信用のアンテナの一例を示す。この図において、
衛星放送受信用のパラボラアンテナ１は衛星からの電波
をパラボラ反射鏡２で反射して、コンバータ部３に直交
偏波とされる電波を集束させている。コンバータ部３は
後述するが、この集束された電波を水平偏波成分及び垂
直偏波成分の信号に分波し、それぞれのチャンネル群の
中間周波数に変換してコネクタ４を介して図示されてい
ないテレビジョンチューナへ供給している。また、コン
バータ部３はステー５に取り付けられてバラボラ反射鏡
２の焦点位置に支持され、またパラボラアンテナ１はベ
ランダや屋根等に接地された支柱６に傾動自在に固着で
きるようにされている。
て図面を参照して説明する。図１に本実施の形態の衛星
放送受信用のアンテナの一例を示す。この図において、
衛星放送受信用のパラボラアンテナ１は衛星からの電波
をパラボラ反射鏡２で反射して、コンバータ部３に直交
偏波とされる電波を集束させている。コンバータ部３は
後述するが、この集束された電波を水平偏波成分及び垂
直偏波成分の信号に分波し、それぞれのチャンネル群の
中間周波数に変換してコネクタ４を介して図示されてい
ないテレビジョンチューナへ供給している。また、コン
バータ部３はステー５に取り付けられてバラボラ反射鏡
２の焦点位置に支持され、またパラボラアンテナ１はベ
ランダや屋根等に接地された支柱６に傾動自在に固着で
きるようにされている。
【００２１】図２は上記パラボラアンテナ１に搭載され
ているコンバータ部３の断面図を示したものである。こ
の図において、フィードホーン７はパラボラ反射鏡で反
射され、集束された直交偏波とされる電磁波を導波管８
内に導入し、導波管８はフィードホーン７で集束された
電磁波を伝播している。配線基板９は例えばテフロン等
で形成されており、図から解るように基板の一部が導波
管８に挿入されている。また、基板上には後述する導波
管−マイクロストリップ線路の変換部、及びコンバータ
回路部が設けられている。
ているコンバータ部３の断面図を示したものである。こ
の図において、フィードホーン７はパラボラ反射鏡で反
射され、集束された直交偏波とされる電磁波を導波管８
内に導入し、導波管８はフィードホーン７で集束された
電磁波を伝播している。配線基板９は例えばテフロン等
で形成されており、図から解るように基板の一部が導波
管８に挿入されている。また、基板上には後述する導波
管−マイクロストリップ線路の変換部、及びコンバータ
回路部が設けられている。
【００２２】シールドケース１０は例えば導波管８とア
ルミニュウム等の金属により一体成型されて、配線基板
９をシールドするように構成され、保護カバー１１はフ
ィードホーン７を保護するために設けられている。
ルミニュウム等の金属により一体成型されて、配線基板
９をシールドするように構成され、保護カバー１１はフ
ィードホーン７を保護するために設けられている。
【００２３】図３に上記したようなコンバータ部３の概
要の斜視図を示す。なお、保護カバー１１及びシールド
ケース１０を取り除いた状態を示している。この図に示
すように導波管８の導波管と直交するように挿入された
配線基板上には導波管−マイクロストリップ線路変換部
２０が形成されており、この導波管−マイクロストリッ
プ線路変換部２０で導波管８内を伝播されている直交偏
波から水平偏波成分の信号及び垂直偏波成分の信号が受
信されることになる。
要の斜視図を示す。なお、保護カバー１１及びシールド
ケース１０を取り除いた状態を示している。この図に示
すように導波管８の導波管と直交するように挿入された
配線基板上には導波管−マイクロストリップ線路変換部
２０が形成されており、この導波管−マイクロストリッ
プ線路変換部２０で導波管８内を伝播されている直交偏
波から水平偏波成分の信号及び垂直偏波成分の信号が受
信されることになる。
【００２４】この導波管−マイクロストリップ線路変換
部２０で受信された水平偏波成分及び垂直偏波成分の信
号は、配線基板９上に設けられているマイクロ波集積回
路（ＭＩＣ（microwave integrated circuit））で構成
されるコンバータ回路部２１によって、それぞれのチャ
ンネル群の所定の中間周波数に変換され、コネクタを介
してテレビジョンチューナに供給される。なお、コンバ
ータ回路部２１は上述した図６に示す構成と同一である
ため、説明は省略する。
部２０で受信された水平偏波成分及び垂直偏波成分の信
号は、配線基板９上に設けられているマイクロ波集積回
路（ＭＩＣ（microwave integrated circuit））で構成
されるコンバータ回路部２１によって、それぞれのチャ
ンネル群の所定の中間周波数に変換され、コネクタを介
してテレビジョンチューナに供給される。なお、コンバ
ータ回路部２１は上述した図６に示す構成と同一である
ため、説明は省略する。
【００２５】図４（ａ）（ｂ）は、上記したコンバータ
部３に適用されている導波管−マイクロストリップ線路
変換部２０の断面図及び上面図を示したものである。な
お、導波管８の内部空間８Ａには、フィードホーンで導
入された直交偏波の電磁波が存在しているものとする。
配線基板９の表面には、同図（ｂ）に示すようにマイク
ロストリップ線路とされる導体９ａ、９ｂが形成されて
いる。この導体９ａ、９ｂは導波管８内に挿入されてい
る先端部分がプローブＰ１、Ｐ２とされおり、このプロ
ーブＰ１、Ｐ２で導波管８内を伝播される水平偏波成分
及び垂直偏波成分の信号が受信され、マイクロストリッ
プ線路９ａ、９ｂを介してコンバータ回路部２１に供給
される。
部３に適用されている導波管−マイクロストリップ線路
変換部２０の断面図及び上面図を示したものである。な
お、導波管８の内部空間８Ａには、フィードホーンで導
入された直交偏波の電磁波が存在しているものとする。
配線基板９の表面には、同図（ｂ）に示すようにマイク
ロストリップ線路とされる導体９ａ、９ｂが形成されて
いる。この導体９ａ、９ｂは導波管８内に挿入されてい
る先端部分がプローブＰ１、Ｐ２とされおり、このプロ
ーブＰ１、Ｐ２で導波管８内を伝播される水平偏波成分
及び垂直偏波成分の信号が受信され、マイクロストリッ
プ線路９ａ、９ｂを介してコンバータ回路部２１に供給
される。
【００２６】なお、このプローブＰ１、Ｐ２は導波管８
内を伝播されている水平偏波、又は垂直偏波の電界と略
一致するように配置されているため、プローブＰ１、Ｐ
２がほぼ９０度の角度となるように配置されている。
内を伝播されている水平偏波、又は垂直偏波の電界と略
一致するように配置されているため、プローブＰ１、Ｐ
２がほぼ９０度の角度となるように配置されている。
【００２７】つまり、例えばプローブＰ１は水平偏波の
電界と平行に配置されて導波管８内に伝播される直交偏
波の電波から水平偏波成分の信号を取り出してマイクロ
ストリップ線路９ａに導出し、プローブＰ２は垂直偏波
の電界都平行に配置されて垂直偏波成分の信号を取り出
してマイクロストリップ線路９ｂに導出している。
電界と平行に配置されて導波管８内に伝播される直交偏
波の電波から水平偏波成分の信号を取り出してマイクロ
ストリップ線路９ａに導出し、プローブＰ２は垂直偏波
の電界都平行に配置されて垂直偏波成分の信号を取り出
してマイクロストリップ線路９ｂに導出している。
【００２８】また、配線基板９の両面には、導波管８の
側壁と接する部分に導波管８内に伝播されている電磁波
が漏洩するのを防止するアース導体９ｃ、９ｄが形成さ
れ、このアース導体９ｃ、９ｄと導波管８の側壁部分が
サンドイッチ状態で固定されている。また、このアース
導体９ｃ，９ｄには導波管８の側壁に衝合する位置を囲
むように複数個のスルーホール２２が配置され、アース
導体９ｃ、９ｄ間を短絡させている。
側壁と接する部分に導波管８内に伝播されている電磁波
が漏洩するのを防止するアース導体９ｃ、９ｄが形成さ
れ、このアース導体９ｃ、９ｄと導波管８の側壁部分が
サンドイッチ状態で固定されている。また、このアース
導体９ｃ，９ｄには導波管８の側壁に衝合する位置を囲
むように複数個のスルーホール２２が配置され、アース
導体９ｃ、９ｄ間を短絡させている。
【００２９】なお、このスルーホール２２の間隔ｄは、
例えば導波管８内を伝播されている電磁波の遮断波長以
下となるようにすることが望ましい。また、配線基板９
の裏面に形成されているアース導体は、導波管８の内部
空間に位置する部分が削除されている。
例えば導波管８内を伝播されている電磁波の遮断波長以
下となるようにすることが望ましい。また、配線基板９
の裏面に形成されているアース導体は、導波管８の内部
空間に位置する部分が削除されている。
【００３０】さらに、本実施例の形態では図４（ｂ）に
示すように配線基板９の表面上に擬似プローブとしてプ
ローブ３を形成するようにしている。このプローブ３は
プローブ１及びプローブ２と例えば１３５度をなす位置
に配置し、導波管９の壁面とほぼ径が同一されるアース
導体１０ｃと一端を接するように接続する。
示すように配線基板９の表面上に擬似プローブとしてプ
ローブ３を形成するようにしている。このプローブ３は
プローブ１及びプローブ２と例えば１３５度をなす位置
に配置し、導波管９の壁面とほぼ径が同一されるアース
導体１０ｃと一端を接するように接続する。
【００３１】このように本実施例の形態では、導波管−
マイクロストリップ線路変換部２０にプローブＰ１、プ
ローブＰ２が形成された配線基板の同一平面上にプロー
ブ３を配置することで、プローブＰ１、及びプローブＰ
２の左右の電磁界の対称性を改善し、従来プローブＰ
１、Ｐ２を同一平面上に配置することにより発生してい
た交差偏波側の電磁界の乱れを抑制することができるよ
うになる。よって、プローブ１、２間の電磁気的な結合
を小さくなり、交差偏波側の信号を受信することによっ
て発生する交差偏波識別度の悪化を防ぐことができる。
マイクロストリップ線路変換部２０にプローブＰ１、プ
ローブＰ２が形成された配線基板の同一平面上にプロー
ブ３を配置することで、プローブＰ１、及びプローブＰ
２の左右の電磁界の対称性を改善し、従来プローブＰ
１、Ｐ２を同一平面上に配置することにより発生してい
た交差偏波側の電磁界の乱れを抑制することができるよ
うになる。よって、プローブ１、２間の電磁気的な結合
を小さくなり、交差偏波側の信号を受信することによっ
て発生する交差偏波識別度の悪化を防ぐことができる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の伝送線路導
波管変換器によれば、導波管内に挿入されている配線基
板上に第３のプローブを配置することで、導波管内を伝
播される電磁波の電界の乱れを防止することができるた
め、第１のプローブ及び第２のプローブの電磁気的な結
合を弱めることが可能になり、交差偏波識別度の悪化を
防止することができる。また、導波管軸に対して直交す
るように挿入された配線基板上に水平偏波成分及び垂直
偏波成分の信号を受信するプローブを形成することがで
きるため、このような伝送線路導波管変換器を用いれば
小型化されたマイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送
受信アンテナを実現することができる。
波管変換器によれば、導波管内に挿入されている配線基
板上に第３のプローブを配置することで、導波管内を伝
播される電磁波の電界の乱れを防止することができるた
め、第１のプローブ及び第２のプローブの電磁気的な結
合を弱めることが可能になり、交差偏波識別度の悪化を
防止することができる。また、導波管軸に対して直交す
るように挿入された配線基板上に水平偏波成分及び垂直
偏波成分の信号を受信するプローブを形成することがで
きるため、このような伝送線路導波管変換器を用いれば
小型化されたマイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送
受信アンテナを実現することができる。
【図１】本発明の実施の形態にかかる衛星放送受信用の
アンテナの全体図である。
アンテナの全体図である。
【図２】本発明の実施の形態にかかるマイクロ波受信用
コンバータの断面図である。
コンバータの断面図である。
【図３】本発明の実施の形態にかかるコンバータ部の斜
視図である。
視図である。
【図４】本発明の実施の形態にかかる伝送線路導波管変
換部の上面図及び断面図である。
換部の上面図及び断面図である。
【図５】従来のパラボラアンテナの受信電波をダウンコ
ンバートするコンバータの概要図である。
ンバートするコンバータの概要図である。
【図６】コンバータの信号系回路をブロック図で示した
ものである。
ものである。
【図７】従来の偏分波器の斜視図である。
【図８】従来の偏分波器の正面図、側面の断面図および
上面図である。
上面図である。
【図９】従来の導波管−マイクロストリップ線路変換部
の上面図及び断面図である。
の上面図及び断面図である。
【図１０】導波管内の電磁界を示した図である。
１ パラボラアンテナ ２ パラボラ反射鏡 ３ コンバータ ４ コネクタ ５ ステー ６ 支柱 ７ フィードホーン ８ 導波管 ９ 配線基板 ９ａ，９ｂ マイクロストリップライン １０ シールドケース １１ 保護カバー ２０ 導波管−マイクロストリップ線路変換部 ２１ コンバータ回路部 ２２ スルーホール Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３ プローブ
Claims (4)
- 【請求項１】 入力された電磁波を伝送する導波管と、 少なくとも一方の面にストリップラインが形成され、端
部が上記導波管の内部に導波管軸に対して直交するよう
に挿入されている配線基板と、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に水平偏
波用のチャンネル信号を受信する第１のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に垂直偏
波用のチャンネル信号を受信する第２のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に一端部
が上記導波管の壁面に接続されて形成される第３のプロ
ーブと、 を備えていることを特徴とする伝送線路導波管変換器。 - 【請求項２】 上記第３のプローブは、上記第１のプロ
ーブ及び上記第２のプローブに対して、略１３５度の角
度をなす位置に配置されていることを特徴とする請求項
１に記載の伝送線路導波管変換器。 - 【請求項３】 入力された電磁波を伝送する導波管と、 少なくとも一方の面にストリップラインが形成され、端
部が上記導波管の内部に導波管軸に対して直交するよう
に挿入されている配線基板と、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に水平偏
波用のチャンネル信号を受信する第１のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に垂直偏
波用のチャンネル信号を受信する第２のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に一端部
が上記導波管の壁面に接続されて形成される第３のプロ
ーブと、 上記第１のプローブで受信された水平偏波用のチャンネ
ル信号、及び第２のプローブで受信された垂直偏波用の
チャンネル信号をダウンコンバートするコンバータと、 を備えて構成されることを特徴とするマイクロ波受信用
コンバータ。 - 【請求項４】 衛星から送出される電磁波を反射させる
反射鏡と、 該反射鏡で反射された電磁波を伝送する導波管と、 少なくとも一方の面にストリップラインが形成され、端
部が上記導波管の内部に導波管軸に対して直交するよう
に挿入されている配線基板と、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に水平偏
波用のチャンネル信号を受信する第１のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に垂直偏
波用のチャンネル信号を受信する第２のプローブと、 上記導波管の内部に挿入されている配線基板上に一端部
が上記導波管の壁面に接続されて形成される第３のプロ
ーブと、 上記第１のプローブで受信された水平偏波用のチャンネ
ル信号、及び第２のプローブで受信された垂直偏波用の
チャンネル信号をダウンコンバートするコンバータと、 を備えて構成されることを特徴とする衛星放送受信アン
テナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20850995A JPH0946102A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20850995A JPH0946102A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946102A true JPH0946102A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16557346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20850995A Withdrawn JPH0946102A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータ及び衛星放送受信アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0946102A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6043789A (en) * | 1998-03-26 | 2000-03-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Satellite broadcast receiving converter |
| KR20000052566A (ko) * | 1998-12-25 | 2000-08-25 | 무라타 야스타카 | 유전체 도파관과 도파관간의 선로 변환 장치, 및 이를이용한 발진기 및 송신장치 |
| EP1241728A2 (en) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Alps Electric Co., Ltd. | Compact primary radiator |
| JP2003032011A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ装置の信号受信装置 |
| EP1298759A2 (en) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Converter for satellite broadcast reception with isolation between vertically and horizontally polarized waves |
| EP1450435A1 (en) * | 2003-01-27 | 2004-08-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Converter for receiving satellite Broadcasting |
| US7064727B2 (en) | 2001-12-26 | 2006-06-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Feed horn structure and manufacturing method thereof, converter, and satellite communication receiving antenna |
| JP2006279086A (ja) * | 2006-07-14 | 2006-10-12 | Sharp Corp | プリント配線基板 |
| US7378599B2 (en) | 2002-01-10 | 2008-05-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Printed circuit board, radio wave receiving converter, and antenna device |
| JP2010514337A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 二偏波導波路の給電構成 |
| CN103474733A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-12-25 | 电子科技大学 | 微带波导双探针过渡结构 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP20850995A patent/JPH0946102A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6043789A (en) * | 1998-03-26 | 2000-03-28 | Alps Electric Co., Ltd. | Satellite broadcast receiving converter |
| KR20000052566A (ko) * | 1998-12-25 | 2000-08-25 | 무라타 야스타카 | 유전체 도파관과 도파관간의 선로 변환 장치, 및 이를이용한 발진기 및 송신장치 |
| EP1241728A2 (en) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Alps Electric Co., Ltd. | Compact primary radiator |
| US6677910B2 (en) | 2001-03-12 | 2004-01-13 | Alps Electric Co., Ltd. | Compact primary radiator |
| EP1241728A3 (en) * | 2001-03-12 | 2003-08-13 | Alps Electric Co., Ltd. | Compact primary radiator |
| JP2003032011A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-31 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ装置の信号受信装置 |
| EP1298759A3 (en) * | 2001-09-21 | 2003-08-20 | Alps Electric Co., Ltd. | Converter for satellite broadcast reception with isolation between vertically and horizontally polarized waves |
| EP1298759A2 (en) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Converter for satellite broadcast reception with isolation between vertically and horizontally polarized waves |
| US7064727B2 (en) | 2001-12-26 | 2006-06-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Feed horn structure and manufacturing method thereof, converter, and satellite communication receiving antenna |
| US7154446B2 (en) | 2001-12-26 | 2006-12-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Feed horn structure and manufacturing method thereof, converter, and satellite communication receiving antenna |
| US7378599B2 (en) | 2002-01-10 | 2008-05-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Printed circuit board, radio wave receiving converter, and antenna device |
| EP1450435A1 (en) * | 2003-01-27 | 2004-08-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Converter for receiving satellite Broadcasting |
| JP2006279086A (ja) * | 2006-07-14 | 2006-10-12 | Sharp Corp | プリント配線基板 |
| JP2010514337A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン（パブル） | 二偏波導波路の給電構成 |
| CN103474733A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-12-25 | 电子科技大学 | 微带波导双探针过渡结构 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |