JPH08279701A - 導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバータ - Google Patents
導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバータInfo
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- JPH08279701A JPH08279701A JP1951096A JP1951096A JPH08279701A JP H08279701 A JPH08279701 A JP H08279701A JP 1951096 A JP1951096 A JP 1951096A JP 1951096 A JP1951096 A JP 1951096A JP H08279701 A JPH08279701 A JP H08279701A
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- microstrip line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な交差偏波識別度が得られる導波管とマ
イクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた
受信コンバータを提供する。 【解決手段】 金属棒２は入力導波管１と同電位のアー
ス電位となり、水平偏波および垂直偏波の各偏波に対応
して導波管とマイクロストリップ線路との間でモード変
換を行うための各マイクロストリップ線路５１，５２に
励振された電界は、金属棒２の方向に向かう極性を持つ
ことになり、マイクロストリップ線路５１，５２どうし
の電界による結合をなくす。
イクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた
受信コンバータを提供する。 【解決手段】 金属棒２は入力導波管１と同電位のアー
ス電位となり、水平偏波および垂直偏波の各偏波に対応
して導波管とマイクロストリップ線路との間でモード変
換を行うための各マイクロストリップ線路５１，５２に
励振された電界は、金属棒２の方向に向かう極性を持つ
ことになり、マイクロストリップ線路５１，５２どうし
の電界による結合をなくす。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば通信衛星
からの信号を受信するための導波管とマイクロストリッ
プ線路とのモード変換器とこのモード変換器を備えた受
信コンバータに関するものである。
からの信号を受信するための導波管とマイクロストリッ
プ線路とのモード変換器とこのモード変換器を備えた受
信コンバータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、通信衛星を利用した放送や通信が
盛んになっている。通信衛星から送られてくる電波（信
号）には、その電界の変化の方向によって水平偏波と垂
直偏波との両方が存在する。
盛んになっている。通信衛星から送られてくる電波（信
号）には、その電界の変化の方向によって水平偏波と垂
直偏波との両方が存在する。
【０００３】これらの両偏波を受信するための衛星受信
コンバータに用いられる従来の導波管とマイクロストリ
ップ線路との結合構造としては、例えば、実開平３−３
６２４３号公報に示されている。
コンバータに用いられる従来の導波管とマイクロストリ
ップ線路との結合構造としては、例えば、実開平３−３
６２４３号公報に示されている。
【０００４】この公報に示される導波管とマイクロスト
リップ線路との結合構造は、導波管とマイクロストリッ
プ線路との結合の構造を表す図３（ａ）、および図３
（ａ）におけるＡ−Ａ′断面図を表す図３（ｂ）に示す
ように、円形導波管１内に、水平および垂直偏波受信用
のプローブアンテナ３１，３２を両者が互いに直交する
ように配置したものである。
リップ線路との結合構造は、導波管とマイクロストリッ
プ線路との結合の構造を表す図３（ａ）、および図３
（ａ）におけるＡ−Ａ′断面図を表す図３（ｂ）に示す
ように、円形導波管１内に、水平および垂直偏波受信用
のプローブアンテナ３１，３２を両者が互いに直交する
ように配置したものである。
【０００５】また、この導波管とマイクロストリップ線
路との結合構造を備えた衛星受信コンバータには、他の
従来例として導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換器を備えた衛星受信コンバータの構成を表す図４
（ａ）、および図４（ａ）におけるＢ−Ｂ′矢視方向の
断面図を表す図４（ｂ）に示すように、円形導波管１内
に誘電体基板視を挿入し、その誘電体基板４上に水平偏
波および垂直偏波のそれぞれに対してマイクロストリッ
プ線路による導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換器５１，５２を形成し、それらのモード変換器５
１，５２を互いに直交させて配置したものがある。
路との結合構造を備えた衛星受信コンバータには、他の
従来例として導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換器を備えた衛星受信コンバータの構成を表す図４
（ａ）、および図４（ａ）におけるＢ−Ｂ′矢視方向の
断面図を表す図４（ｂ）に示すように、円形導波管１内
に誘電体基板視を挿入し、その誘電体基板４上に水平偏
波および垂直偏波のそれぞれに対してマイクロストリッ
プ線路による導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換器５１，５２を形成し、それらのモード変換器５
１，５２を互いに直交させて配置したものがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の導波管とマイクロストリップ線路との結合構
造およびこれを備えた衛星受信コンバータでは、水平偏
波と垂直偏波の両偏波が存在する通信衛星からの電波を
受信する場合には、水平偏波受信用と垂直偏波受信用の
プローブアンテナどうし、あるいは、水平偏波および垂
直偏波用の導波管とマイクロストリップ線路とのモード
変換器を形成するマイクロストリップ線路どうしが電界
によって結合し、コンバータとして十分な交差偏波識別
度が得られないという問題点を有していた。
うな従来の導波管とマイクロストリップ線路との結合構
造およびこれを備えた衛星受信コンバータでは、水平偏
波と垂直偏波の両偏波が存在する通信衛星からの電波を
受信する場合には、水平偏波受信用と垂直偏波受信用の
プローブアンテナどうし、あるいは、水平偏波および垂
直偏波用の導波管とマイクロストリップ線路とのモード
変換器を形成するマイクロストリップ線路どうしが電界
によって結合し、コンバータとして十分な交差偏波識別
度が得られないという問題点を有していた。
【０００７】本発明は、上記問題点を解決するもので、
水平偏波と垂直偏波の両偏波成分が混在する通信衛星か
らの電波を受信する場合に、コンバータとして十分な交
差偏波識別度を得ることができる導波管とマイクロスト
リップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバ
ータを提供する。
水平偏波と垂直偏波の両偏波成分が混在する通信衛星か
らの電波を受信する場合に、コンバータとして十分な交
差偏波識別度を得ることができる導波管とマイクロスト
リップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバ
ータを提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１に記載の導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換器は、円形導波管と、前記円形
導波管内に、その軸と鉛直な面上にそれぞれの端部を近
接隔離して水平偏波および垂直偏波の各偏波に対応して
直交して配置した第１および第２の導体と、前記第１お
よび第２の導体のそれぞれの端部に近接して配置され前
記円形導波管と同電位の第３の導体とを備えて構成す
る。
に、本発明の請求項１に記載の導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換器は、円形導波管と、前記円形
導波管内に、その軸と鉛直な面上にそれぞれの端部を近
接隔離して水平偏波および垂直偏波の各偏波に対応して
直交して配置した第１および第２の導体と、前記第１お
よび第２の導体のそれぞれの端部に近接して配置され前
記円形導波管と同電位の第３の導体とを備えて構成す
る。
【０００９】請求項６に記載の導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換器を備えた受信コンバータは、
円形導波管と、前記円形導波管内に、その軸と鉛直に挿
入した絶縁基板と、前記絶縁基板の円形導波管内の部分
に、それぞれの端部を近接隔離して水平偏波および垂直
偏波の各偏波に対応して直交して形成したマイクロスト
リップ線路により構成した第１および第２の導体と、前
記第１および第２の導体のそれぞれの端部に近接して配
置され前記円形導波管と同電位にした第３の導体とを備
え、前記絶縁基板の円形導波管外の部分に周波数変換の
ための変換回路を配置して構成する。
ップ線路とのモード変換器を備えた受信コンバータは、
円形導波管と、前記円形導波管内に、その軸と鉛直に挿
入した絶縁基板と、前記絶縁基板の円形導波管内の部分
に、それぞれの端部を近接隔離して水平偏波および垂直
偏波の各偏波に対応して直交して形成したマイクロスト
リップ線路により構成した第１および第２の導体と、前
記第１および第２の導体のそれぞれの端部に近接して配
置され前記円形導波管と同電位にした第３の導体とを備
え、前記絶縁基板の円形導波管外の部分に周波数変換の
ための変換回路を配置して構成する。
【００１０】上記の各構成によると、第３の導体が円形
導波管と同電位のアース電位となり、水平偏波および垂
直偏波の各偏波に対応して直交して配置した第１と第２
の導体に励振された電界が、第３の導体の方向に向かう
極性を持つようになり、第１と第２の導体どうしの電界
による結合がなくなる。
導波管と同電位のアース電位となり、水平偏波および垂
直偏波の各偏波に対応して直交して配置した第１と第２
の導体に励振された電界が、第３の導体の方向に向かう
極性を持つようになり、第１と第２の導体どうしの電界
による結合がなくなる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器を備
えた受信コンバータについて、図面を参照しながら説明
する。なお、ここでは、通信衛星からの電波を受信する
衛星用受信コンバータを例に挙げて説明する。
導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器を備
えた受信コンバータについて、図面を参照しながら説明
する。なお、ここでは、通信衛星からの電波を受信する
衛星用受信コンバータを例に挙げて説明する。
【００１２】図１は本実施の形態の導波管とマイクロス
トリップ線路とのモード変換器を備えた衛星受信コンバ
ータを示し、１は円形導波管である入力導波管、２は入
力導波管１と同電位の第３の導体である金属棒、３はコ
ンバータ筐体、４は、図の左端を入力導波管１内に挿入
され、その上で入力導波管１外にある部分にコンバータ
回路を構成する絶縁基板、５１，５２は、水平偏波およ
び垂直偏波のそれぞれに対する導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換のために、絶縁基板４上に形成
された第１と第２の導体であるマイクロストリップ線
路、６は信号出力接栓である。絶縁基板４の図における
左端は円形の入力導波管１外にある部分には図示しない
がマイクロストリップ線路５１，５２でモード変換され
た受信入力信号をより低い周波数に変換する変換回路で
あるコンバータ回路などを配置している。
トリップ線路とのモード変換器を備えた衛星受信コンバ
ータを示し、１は円形導波管である入力導波管、２は入
力導波管１と同電位の第３の導体である金属棒、３はコ
ンバータ筐体、４は、図の左端を入力導波管１内に挿入
され、その上で入力導波管１外にある部分にコンバータ
回路を構成する絶縁基板、５１，５２は、水平偏波およ
び垂直偏波のそれぞれに対する導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換のために、絶縁基板４上に形成
された第１と第２の導体であるマイクロストリップ線
路、６は信号出力接栓である。絶縁基板４の図における
左端は円形の入力導波管１外にある部分には図示しない
がマイクロストリップ線路５１，５２でモード変換され
た受信入力信号をより低い周波数に変換する変換回路で
あるコンバータ回路などを配置している。
【００１３】図２は、図１に示す衛星受信コンバータの
Ｃ−Ｃ′矢視方向の断面図であり、絶縁基板４上の水平
偏波および垂直偏波のそれぞれに対する入力導波管１と
マイクロストリップ線路５１，５２と金属棒２との位置
関係を示すものであり、マイクロストリップ線路５１は
水平偏波受信用の導波管とマイクロストリップ線路との
モード変換を行い、マイクロストリップ線路５２は垂直
偏波受信用の導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換を行う。
Ｃ−Ｃ′矢視方向の断面図であり、絶縁基板４上の水平
偏波および垂直偏波のそれぞれに対する入力導波管１と
マイクロストリップ線路５１，５２と金属棒２との位置
関係を示すものであり、マイクロストリップ線路５１は
水平偏波受信用の導波管とマイクロストリップ線路との
モード変換を行い、マイクロストリップ線路５２は垂直
偏波受信用の導波管とマイクロストリップ線路とのモー
ド変換を行う。
【００１４】図１において、入力導波管１に隣接してコ
ンバータ筐体３が配置され、絶縁基板４が、その一端を
入力導波管１に挿入し、他端をコンバータ筐体３内にま
たげるように配置されている。そして、この絶縁基板４
は、入力導波管１の軸方向に対して鉛直な平面をなすよ
うに配置されている。絶縁基板４の入力導波管１内の部
分には、導波管とマイクロストリップ線路とのモード変
換のために、水平偏波および垂直偏波のそれぞれに対応
するマイクロストリップ線路５１，５２が直交して、互
いの端部を隔離して形成されている。金属棒２は、入力
導波管１と同電位になるように接続され、絶縁基板４を
貫通してマイクロストリップ線路５１，５２の隔離され
た端部の何れにも接触しないように配置されている。こ
の絶縁基板４としては一般に誘電体材料が用いられ、コ
ンバータ筐体３内にある部分に、マイクロストリップ線
路構造を有するコンバータ回路などを構成する。コンバ
ータ回路の出力は信号出力接栓６から出力される。
ンバータ筐体３が配置され、絶縁基板４が、その一端を
入力導波管１に挿入し、他端をコンバータ筐体３内にま
たげるように配置されている。そして、この絶縁基板４
は、入力導波管１の軸方向に対して鉛直な平面をなすよ
うに配置されている。絶縁基板４の入力導波管１内の部
分には、導波管とマイクロストリップ線路とのモード変
換のために、水平偏波および垂直偏波のそれぞれに対応
するマイクロストリップ線路５１，５２が直交して、互
いの端部を隔離して形成されている。金属棒２は、入力
導波管１と同電位になるように接続され、絶縁基板４を
貫通してマイクロストリップ線路５１，５２の隔離され
た端部の何れにも接触しないように配置されている。こ
の絶縁基板４としては一般に誘電体材料が用いられ、コ
ンバータ筐体３内にある部分に、マイクロストリップ線
路構造を有するコンバータ回路などを構成する。コンバ
ータ回路の出力は信号出力接栓６から出力される。
【００１５】また、図２において、マイクロストリップ
線路５１は入力導波管１との間で水平偏波受信信号のモ
ード変換を行う。マイクロストリップ線路５２は入力導
波管１との間で垂直偏波受信信号のモード変換を行う。
マイクロストリップ線路５１とマイクロストリップ線路
５２とは、絶縁基板である誘電体基板４上で入力導波管
１の軸と鉛直な面内で直交して配置されている。そして
誘電体基板４に穴を開け、このマイクロストリップ線路
５１と５２との間に入力導波管１と同電位に接続された
金属棒２を挿入している。
線路５１は入力導波管１との間で水平偏波受信信号のモ
ード変換を行う。マイクロストリップ線路５２は入力導
波管１との間で垂直偏波受信信号のモード変換を行う。
マイクロストリップ線路５１とマイクロストリップ線路
５２とは、絶縁基板である誘電体基板４上で入力導波管
１の軸と鉛直な面内で直交して配置されている。そして
誘電体基板４に穴を開け、このマイクロストリップ線路
５１と５２との間に入力導波管１と同電位に接続された
金属棒２を挿入している。
【００１６】以上のように構成された衛星受信コンバー
タについて、その動作を以下に説明する。通信衛星から
の水平および垂直偏波成分を有する電波は、円形の入力
導波管１に入り、水平偏波成分は水平偏波受信用のマイ
クロストリップ線路５１で受信され、垂直偏波成分は垂
直偏波受信用のマイクロストリップ線路５２で受信され
る。
タについて、その動作を以下に説明する。通信衛星から
の水平および垂直偏波成分を有する電波は、円形の入力
導波管１に入り、水平偏波成分は水平偏波受信用のマイ
クロストリップ線路５１で受信され、垂直偏波成分は垂
直偏波受信用のマイクロストリップ線路５２で受信され
る。
【００１７】受信された偏波成分に対応して、各マイク
ロストリップ線路５１，５２にはそれぞれの電界が励振
されるが、マイクロストリップ線路５１，５２間には、
各マイクロストリップ線路５１，５２と接触はしない範
囲で隣接し、入力導波管１と同電位の金属棒２があり、
そのため、各マイクロストリップ線路５１，５２の励振
電界は、すぐそばにあるこの金属棒２に向うようにな
り、マイクロストリップ線路５１，５２どうしが電界に
よって結合しなくなる。
ロストリップ線路５１，５２にはそれぞれの電界が励振
されるが、マイクロストリップ線路５１，５２間には、
各マイクロストリップ線路５１，５２と接触はしない範
囲で隣接し、入力導波管１と同電位の金属棒２があり、
そのため、各マイクロストリップ線路５１，５２の励振
電界は、すぐそばにあるこの金属棒２に向うようにな
り、マイクロストリップ線路５１，５２どうしが電界に
よって結合しなくなる。
【００１８】以上の動作により、水平偏波と垂直偏波の
両偏波が存在する通信衛星からの電波を受信する場合
に、コンバータとして十分な交差偏波識別度を得ること
ができる。
両偏波が存在する通信衛星からの電波を受信する場合
に、コンバータとして十分な交差偏波識別度を得ること
ができる。
【００１９】なお、上記実施の形態の衛星受信コンバー
タにおいて、第１と第２の導体は、絶縁基板上に形成し
たマイクロストリップ線路でなくて、従来例のような導
体を使用し、絶縁基板上にハンダ付けなどにより固定し
て構成した場合でも適用できる。
タにおいて、第１と第２の導体は、絶縁基板上に形成し
たマイクロストリップ線路でなくて、従来例のような導
体を使用し、絶縁基板上にハンダ付けなどにより固定し
て構成した場合でも適用できる。
【００２０】また、上記各実施の形態の受信コンバータ
は、通信衛星からの電波を受信する場合について説明し
たが、通信衛星からの受信だけに限定するものではな
く、地上波を利用したマイクロウエーブなどにも適用で
きる。
は、通信衛星からの電波を受信する場合について説明し
たが、通信衛星からの受信だけに限定するものではな
く、地上波を利用したマイクロウエーブなどにも適用で
きる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第３の導
体が円形導波管と同電位のアース電位となり、水平偏波
および垂直偏波の各偏波に対応して直交して配置した第
１と第２の導体に励振された電界が、第３の導体の方向
に向かう極性を持つようになり、第１と第２の導体どう
しの電界による結合をなくすことができる。
体が円形導波管と同電位のアース電位となり、水平偏波
および垂直偏波の各偏波に対応して直交して配置した第
１と第２の導体に励振された電界が、第３の導体の方向
に向かう極性を持つようになり、第１と第２の導体どう
しの電界による結合をなくすことができる。
【００２２】そのため、水平偏波と垂直偏波の両偏波が
存在する通信衛星からの電波を受信する場合に、コンバ
ータとして十分な交差偏波識別度を得ることができる。
存在する通信衛星からの電波を受信する場合に、コンバ
ータとして十分な交差偏波識別度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す導波管とマイクロス
トリップ線路とのモード変換器を備えた衛星受信コンバ
ータの構成図
トリップ線路とのモード変換器を備えた衛星受信コンバ
ータの構成図
【図２】同じく図１におけるＣ−Ｃ′矢視方向の断面図
【図３】従来の導波管とマイクロストリップ線路との結
合の構成図
合の構成図
【図４】他の従来例の導波管とマイクロストリップ線路
との結合構造を備えた衛星受信コンバータの構成図
との結合構造を備えた衛星受信コンバータの構成図
１ 入力導波管 ２ 金属棒 ４ 誘電体基板 ５１，５２ マイクロストリップ線路
Claims (8)
- 【請求項１】 円形導波管と、前記円形導波管内に、そ
の軸と鉛直な面上にそれぞれの端部を近接隔離して水平
偏波および垂直偏波の各偏波に対応して直交して配置し
た第１および第２の導体と、前記第１および第２の導体
のそれぞれの端部に近接して配置され前記円形導波管と
同電位の第３の導体とを備えた導波管とマイクロストリ
ップ線路とのモード変換器。 - 【請求項２】 円形導波管内に絶縁基板を配設し、第１
および第２の導体を、前記絶縁基板上にマイクロストリ
ップ線路により形成した請求項１に記載の導波管とマイ
クロストリップ線路とのモード変換器。 - 【請求項３】 円形導波管内に誘電体からなる絶縁基板
を配設し、第１および第２の導体を、前記絶縁基板上に
固定した請求項１に記載の導波管とマイクロストリップ
線路とのモード変換器。 - 【請求項４】 絶縁基板を、誘電体で構成した請求項２
に記載の導波管とマイクロストリップ線路とのモード変
換器。 - 【請求項５】 第３の導体を、金属棒で構成した請求項
１から請求項４のいずれかに記載の導波管とマイクロス
トリップ線路とのモード変換器。 - 【請求項６】 円形導波管と、前記円形導波管内に、そ
の軸と鉛直に挿入した絶縁基板と、前記絶縁基板の円形
導波管内の部分に、それぞれの端部を近接隔離して水平
偏波および垂直偏波の各偏波に対応して直交して形成し
たマイクロストリップ線路により構成した第１および第
２の導体と、前記第１および第２の導体のそれぞれの端
部に近接して配置され前記円形導波管と同電位にした第
３の導体とを備え、前記絶縁基板の円形導波管外の部分
に周波数変換のための変換回路を配置した導波管とマイ
クロストリップ線路とのモード変換器を備えた受信コン
バータ。 - 【請求項７】 絶縁基板を、誘電体で構成した請求項６
に記載の導波管とマイクロストリップ線路とのモード変
換器を備えた受信コンバータ。 - 【請求項８】 第３の導体を、金属棒で構成した請求項
６または請求項７に記載の導波管とマイクロストリップ
線路とのモード変換器を備えた受信コンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1951096A JPH08279701A (ja) | 1995-02-06 | 1996-02-06 | 導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバータ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1740095 | 1995-02-06 | ||
| JP7-17400 | 1995-06-20 | ||
| JP1951096A JPH08279701A (ja) | 1995-02-06 | 1996-02-06 | 導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08279701A true JPH08279701A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=26353907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1951096A Pending JPH08279701A (ja) | 1995-02-06 | 1996-02-06 | 導波管とマイクロストリップ線路とのモード変換器とこれを備えた受信コンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08279701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000114803A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Fujitsu General Ltd | 直線偏波用フィードホン |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP1951096A patent/JPH08279701A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000114803A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Fujitsu General Ltd | 直線偏波用フィードホン |
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