JPH09246816A - 導波管−マイクロストリップ線路変換器 - Google Patents
導波管−マイクロストリップ線路変換器Info
- Publication number
- JPH09246816A JPH09246816A JP5734696A JP5734696A JPH09246816A JP H09246816 A JPH09246816 A JP H09246816A JP 5734696 A JP5734696 A JP 5734696A JP 5734696 A JP5734696 A JP 5734696A JP H09246816 A JPH09246816 A JP H09246816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- microstrip line
- slot
- converter
- tube wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導波管とマイクロストリップ線路とを電磁結
合する場合、プローブを用いると位置精度誤差による特
性劣化が生じる。また、リッジを用いた結合ではマイク
ロストリップ線路が管軸と垂直方向に向けられるため、
小型化が困難になる。 【解決手段】 導波管1の電界と垂直な管壁にスロット
4を設け、このスロット4に臨んで導波管の管壁に沿っ
てマイクロストリップ線路6を配置し、スロット4を介
して導波管1とマイクロストリップ線路6とを電磁結合
する。マイクロストリップ線路6に対してプローブを物
理的に接続する必要がなく、製造を容易にして生産性を
高めるとともに、ろう付けによる位置精度誤差が防止で
き、信頼性の向上を図る。また、マイクロストリップ線
路は導波管の管長方向に沿って配設されるため、マイク
ロストリップ線路を導波管の管長範囲内に納めることが
でき、小型化が実現される。
合する場合、プローブを用いると位置精度誤差による特
性劣化が生じる。また、リッジを用いた結合ではマイク
ロストリップ線路が管軸と垂直方向に向けられるため、
小型化が困難になる。 【解決手段】 導波管1の電界と垂直な管壁にスロット
4を設け、このスロット4に臨んで導波管の管壁に沿っ
てマイクロストリップ線路6を配置し、スロット4を介
して導波管1とマイクロストリップ線路6とを電磁結合
する。マイクロストリップ線路6に対してプローブを物
理的に接続する必要がなく、製造を容易にして生産性を
高めるとともに、ろう付けによる位置精度誤差が防止で
き、信頼性の向上を図る。また、マイクロストリップ線
路は導波管の管長方向に沿って配設されるため、マイク
ロストリップ線路を導波管の管長範囲内に納めることが
でき、小型化が実現される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導波管−マイクロス
トリップ線路変換器に関し、特にミリ波帯等の高い周波
数における導波管−マイクロストリップ線路変換器に関
する。
トリップ線路変換器に関し、特にミリ波帯等の高い周波
数における導波管−マイクロストリップ線路変換器に関
する。
【0002】
【従来の技術】ミリ波帯等の高い周波数帯では、導波管
とマイクロストリップ線路との間で伝送信号を変換する
ための導波管−マイクロストリップ線路変換器が必要と
される。このような変換器としては、例えば、電子通信
学会「アンテナ光学ハンドブック」昭和55年10月3
0日,P.264,図4・10(a)に記載されている
ようにプローブを利用したものがある。これは、図3に
示すように、導波管11の管壁に穴11bを開け、この
穴11bを通してプローブ12を導波管11の内部に侵
入位置させたものである。プローブ12の外端部は、導
波管11に沿って延設した誘電体基板13に形成された
マイクロストリップ線路14に半田等のろう材15によ
り接続されている。
とマイクロストリップ線路との間で伝送信号を変換する
ための導波管−マイクロストリップ線路変換器が必要と
される。このような変換器としては、例えば、電子通信
学会「アンテナ光学ハンドブック」昭和55年10月3
0日,P.264,図4・10(a)に記載されている
ようにプローブを利用したものがある。これは、図3に
示すように、導波管11の管壁に穴11bを開け、この
穴11bを通してプローブ12を導波管11の内部に侵
入位置させたものである。プローブ12の外端部は、導
波管11に沿って延設した誘電体基板13に形成された
マイクロストリップ線路14に半田等のろう材15によ
り接続されている。
【0003】また、同様に導波管とマイクロストリップ
線路との間で高周波信号の変換を行うための技術とし
て、特開平02−292902号公報に記載されたもの
があり、この技術では導波管の電波の伝搬方向の端部内
にリッジが設けられ、このリッジにストリップ線路が近
接配置されて電磁結合されたものがある。
線路との間で高周波信号の変換を行うための技術とし
て、特開平02−292902号公報に記載されたもの
があり、この技術では導波管の電波の伝搬方向の端部内
にリッジが設けられ、このリッジにストリップ線路が近
接配置されて電磁結合されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
において、前者の文献に記載された技術は、導波管11
内にプローブ12を挿入して同軸構造を構成し、その上
でこのプローブ12をマイクロストリップ線路14に対
して物理的に接続して導波管11とマイクロストリップ
線路14との電気的な接続を行っている。このため、プ
ローブ12とマイクロストリップ線路14とを半田やそ
の他のろう材により接続しているが、ろう材による接続
はその接続寸法精度が低いために、プローブ12とマイ
クロストリップ線路14との間、あるいは導波管11と
マイクロストリップ線路14との間のそれぞれの位置精
度が低下され、この精度誤差によって変換効率が低下さ
れ、かつ信頼性が低下されるという問題がある。また、
ろう付け作業を高精度に行うことが要求されるために変
換器の製造が困難なものになり、生産性が低下される原
因となっている。
において、前者の文献に記載された技術は、導波管11
内にプローブ12を挿入して同軸構造を構成し、その上
でこのプローブ12をマイクロストリップ線路14に対
して物理的に接続して導波管11とマイクロストリップ
線路14との電気的な接続を行っている。このため、プ
ローブ12とマイクロストリップ線路14とを半田やそ
の他のろう材により接続しているが、ろう材による接続
はその接続寸法精度が低いために、プローブ12とマイ
クロストリップ線路14との間、あるいは導波管11と
マイクロストリップ線路14との間のそれぞれの位置精
度が低下され、この精度誤差によって変換効率が低下さ
れ、かつ信頼性が低下されるという問題がある。また、
ろう付け作業を高精度に行うことが要求されるために変
換器の製造が困難なものになり、生産性が低下される原
因となっている。
【0005】また、後者の公報に記載された技術は、導
波管の電波の伝搬方向の開口にリッジが設けられ、かつ
これと垂直に向けてストリップ線路が設けられているた
め、導波管の管軸とストリップ線路とが直交配置される
ことになる。このため、ストリップ線路の線路長が長い
場合には、導波管の長さ方向の寸法とストリップ線路の
長さ寸法とで変換器全体が三次元方向に大きくなり、小
型の変換器を構成することが難しいという問題がある。
波管の電波の伝搬方向の開口にリッジが設けられ、かつ
これと垂直に向けてストリップ線路が設けられているた
め、導波管の管軸とストリップ線路とが直交配置される
ことになる。このため、ストリップ線路の線路長が長い
場合には、導波管の長さ方向の寸法とストリップ線路の
長さ寸法とで変換器全体が三次元方向に大きくなり、小
型の変換器を構成することが難しいという問題がある。
【0006】本発明の目的は、変換器の製造を容易に行
うことを可能にし、かつその一方で変換器の信頼性の向
上、生産性の向上を可能にし、しかも小型化を可能にし
た導波管−マイクロストリップ線路変換器を提供するこ
とにある。
うことを可能にし、かつその一方で変換器の信頼性の向
上、生産性の向上を可能にし、しかも小型化を可能にし
た導波管−マイクロストリップ線路変換器を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の導波管−マイク
ロストリップ変換器は、導波管の電界に垂直な管壁に、
導波管の内外に貫通されるスロットを有し、このスロッ
トにその一部が臨ませられたマイクロストリップ線路を
前記管壁の外面に沿って配置して両者を電磁結合したこ
とを特徴とする。ここで、マイクロストリップ線路を構
成する誘電体基板の裏面は導波管の管壁に密接され、こ
の管壁がマイクロストリップ線路のグラウンドとして構
成される。また、スロットは、導波管の短絡面から管内
波長の1/2またはその整数倍の長さ位置に設けられ
る。さらに、導波管内にはスロットに対向してリッジが
固定設置され、このリッジに階段状のインピーダンス変
換ステップが形成される。
ロストリップ変換器は、導波管の電界に垂直な管壁に、
導波管の内外に貫通されるスロットを有し、このスロッ
トにその一部が臨ませられたマイクロストリップ線路を
前記管壁の外面に沿って配置して両者を電磁結合したこ
とを特徴とする。ここで、マイクロストリップ線路を構
成する誘電体基板の裏面は導波管の管壁に密接され、こ
の管壁がマイクロストリップ線路のグラウンドとして構
成される。また、スロットは、導波管の短絡面から管内
波長の1/2またはその整数倍の長さ位置に設けられ
る。さらに、導波管内にはスロットに対向してリッジが
固定設置され、このリッジに階段状のインピーダンス変
換ステップが形成される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態の平
面図とAA線断面図である。導波管1の電界に垂直な方
向に対向された一対の管壁の一方の内面には導電材から
なるブロック2が固定されている。このブロック2は、
その一方の端面は前記導波管1の短絡面1aに接触さ
れ、他方の端面は管軸方向に向かって高さ寸法が階段状
に小さくされたインピーダンス変換ステップ3として構
成され、かつその管軸方向の長さは導波管の管内波長の
1/2の長さよりも十分に長く形成されている。そし
て、ブロック2の上面と前記導波管1の他方の管壁との
間には微小な空隙が画成されている。
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態の平
面図とAA線断面図である。導波管1の電界に垂直な方
向に対向された一対の管壁の一方の内面には導電材から
なるブロック2が固定されている。このブロック2は、
その一方の端面は前記導波管1の短絡面1aに接触さ
れ、他方の端面は管軸方向に向かって高さ寸法が階段状
に小さくされたインピーダンス変換ステップ3として構
成され、かつその管軸方向の長さは導波管の管内波長の
1/2の長さよりも十分に長く形成されている。そし
て、ブロック2の上面と前記導波管1の他方の管壁との
間には微小な空隙が画成されている。
【0009】そして、前記導波管1の他方の管壁には、
前記ブロック2の上面に対向する位置に、導波管の内外
を貫通させる管軸方向に垂直なスロット4が設けられて
いる。このスロット4は、導波管1の短絡面1aから管
内波長の約1/2の長さの位置に設けられている。
前記ブロック2の上面に対向する位置に、導波管の内外
を貫通させる管軸方向に垂直なスロット4が設けられて
いる。このスロット4は、導波管1の短絡面1aから管
内波長の約1/2の長さの位置に設けられている。
【0010】さらに、前記スロット4が形成される導波
管1の他方の管壁の外面には、誘電体基板5に形成され
たマイクロストリップ線路6が配置される。前記誘電体
基板5はその裏面が前記導波管1の管壁の外面に密接状
態に固定されており、これによりこの管壁は誘電体基板
5の表面に形成されたマイクロストリップ線路6のGN
Dとして機能することになる。また、マイクロストリッ
プ線路6では、その一部が適当な長さのスタブ7として
形成され、このスタブ7が前記スロット4に対向位置さ
れるように構成される。
管1の他方の管壁の外面には、誘電体基板5に形成され
たマイクロストリップ線路6が配置される。前記誘電体
基板5はその裏面が前記導波管1の管壁の外面に密接状
態に固定されており、これによりこの管壁は誘電体基板
5の表面に形成されたマイクロストリップ線路6のGN
Dとして機能することになる。また、マイクロストリッ
プ線路6では、その一部が適当な長さのスタブ7として
形成され、このスタブ7が前記スロット4に対向位置さ
れるように構成される。
【0011】この構成によれば、導波管1の短絡面1a
から管内波長の約1/2の長さ位置にスロット4が設け
られているため、スロット4における磁界は最大とな
り、スロット4が効率よく励振される。その励振された
磁界がスタブ7を介してマイクロストリップ線路6に電
磁的に結合される。これにより、導波管1とマイクロス
トリップ線路6とがスロット4を介して非接触で電磁的
に結合することができる。このとき、前記ブロック2に
設けられたインピーダンス変換ステップ3は、スロット
4よりも手前に位置されているため、導波管1の特性イ
ンピーダンスをマイクロストリップ線路7の特性インピ
ーダンスに合わせ、インピーダンスマッチングを取るこ
とができる。
から管内波長の約1/2の長さ位置にスロット4が設け
られているため、スロット4における磁界は最大とな
り、スロット4が効率よく励振される。その励振された
磁界がスタブ7を介してマイクロストリップ線路6に電
磁的に結合される。これにより、導波管1とマイクロス
トリップ線路6とがスロット4を介して非接触で電磁的
に結合することができる。このとき、前記ブロック2に
設けられたインピーダンス変換ステップ3は、スロット
4よりも手前に位置されているため、導波管1の特性イ
ンピーダンスをマイクロストリップ線路7の特性インピ
ーダンスに合わせ、インピーダンスマッチングを取るこ
とができる。
【0012】したがって、この実施形態の変換器では、
従来のようにプローブをマイクロストリップ線路に物理
的に接続する必要がなくなり、その接続作業が不要とな
って、変換器の製造を容易なものにでき、生産性を高め
るとともに、位置精度の低下が原因とされる特性や信頼
性の低下を改善することが可能となる。また、マイクロ
ストリップ線路は導波管の電波の伝搬方向に沿って配置
されるため、マイクロストリップ線路の線路長が長い場
合でも変換器の寸法は導波管の寸法内に納めることがで
き、小型化が可能となる。
従来のようにプローブをマイクロストリップ線路に物理
的に接続する必要がなくなり、その接続作業が不要とな
って、変換器の製造を容易なものにでき、生産性を高め
るとともに、位置精度の低下が原因とされる特性や信頼
性の低下を改善することが可能となる。また、マイクロ
ストリップ線路は導波管の電波の伝搬方向に沿って配置
されるため、マイクロストリップ線路の線路長が長い場
合でも変換器の寸法は導波管の寸法内に納めることがで
き、小型化が可能となる。
【0013】図2(a),(b)は本発明の導波管−マ
イクロストリップ線路変換器の第2の実施形態の平面図
とBB線断面図である。なお、第1の実施形態と等価な
部分には同一符号を付してある。この実施形態では、導
波管1の一方の管壁内面に固定されたブロック2Aはそ
の幅方向の寸法が導波管の内側寸法よりも小さくされ、
かつその一方の端面が導波管の短絡面に対して所要の間
隔をおいて対向される管軸方向と垂直な面として形成さ
れたリッジとして形成されている点が第1の実施形態と
は相違している。
イクロストリップ線路変換器の第2の実施形態の平面図
とBB線断面図である。なお、第1の実施形態と等価な
部分には同一符号を付してある。この実施形態では、導
波管1の一方の管壁内面に固定されたブロック2Aはそ
の幅方向の寸法が導波管の内側寸法よりも小さくされ、
かつその一方の端面が導波管の短絡面に対して所要の間
隔をおいて対向される管軸方向と垂直な面として形成さ
れたリッジとして形成されている点が第1の実施形態と
は相違している。
【0014】この第2の実施形態においても、導波管1
の短絡面1aから管内波長の約1/2の長さ位置にスロ
ット4が設けられているため、スロット4における磁界
は最大となり、スロット4が効率よく励振され、スタブ
7を介してマイクロストリップ線路7に電磁的に結合さ
れる。これにより、導波管1とマイクロストリップ線路
7とがスロット4を介して非接触で電磁的に結合するこ
とができる。このとき、リッジ2Aのインピーダンス変
換ステップ3により導波管1の特性インピーダンスとマ
イクロストリップ線路6の特性インピーダンスに合わせ
てインピーダンスマッチングを取ることができる。
の短絡面1aから管内波長の約1/2の長さ位置にスロ
ット4が設けられているため、スロット4における磁界
は最大となり、スロット4が効率よく励振され、スタブ
7を介してマイクロストリップ線路7に電磁的に結合さ
れる。これにより、導波管1とマイクロストリップ線路
7とがスロット4を介して非接触で電磁的に結合するこ
とができる。このとき、リッジ2Aのインピーダンス変
換ステップ3により導波管1の特性インピーダンスとマ
イクロストリップ線路6の特性インピーダンスに合わせ
てインピーダンスマッチングを取ることができる。
【0015】したがって、第2の実施形態においても、
従来のようなプローブをマイクロストリップ線路に物理
的に接続することが不要となり、第1の実施形態と同様
に接続作業を容易化して生産性を高めることができると
ともに、位置精度の低下が原因とされる特性や信頼性を
改善することができる。また、マイクロストリップ線路
の線路長が長い場合でも変換器の小型化が可能となる。
従来のようなプローブをマイクロストリップ線路に物理
的に接続することが不要となり、第1の実施形態と同様
に接続作業を容易化して生産性を高めることができると
ともに、位置精度の低下が原因とされる特性や信頼性を
改善することができる。また、マイクロストリップ線路
の線路長が長い場合でも変換器の小型化が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、導波管の
電界と垂直な管壁にスロットを設け、このスロットに臨
んでマイクロストリップ線路を配置して両者を電磁結合
しているので、マイクロストリップ線路に対してプロー
ブを物理的に接続する必要がなく、製造を容易にして生
産性を高めるとともに、ろう付けによる位置精度誤差が
防止でき、信頼性の向上を図ることができる。また、マ
イクロストリップ線路は導波管の管長方向に沿って配設
されるため、マイクロストリップ線路を導波管の管長範
囲内に納めることができ、小型の変換器を実現すること
が可能となる。
電界と垂直な管壁にスロットを設け、このスロットに臨
んでマイクロストリップ線路を配置して両者を電磁結合
しているので、マイクロストリップ線路に対してプロー
ブを物理的に接続する必要がなく、製造を容易にして生
産性を高めるとともに、ろう付けによる位置精度誤差が
防止でき、信頼性の向上を図ることができる。また、マ
イクロストリップ線路は導波管の管長方向に沿って配設
されるため、マイクロストリップ線路を導波管の管長範
囲内に納めることができ、小型の変換器を実現すること
が可能となる。
【図1】本発明の変換器の第1の実施形態の平面図とA
A線断面図である。
A線断面図である。
【図2】本発明の変換器の第2の実施形態の平面図とB
B線断面図である。
B線断面図である。
【図3】従来の変換器の一例を示す断面図である。
1 導波管 2 ブロック 2A リッジ 3 インピーダンス変換ステップ 4 スロット 5 誘電体基板 6 マイクロストリップ線路 7 スタブ
Claims (4)
- 【請求項1】 導波管の電界に垂直な管壁に、導波管の
内外に貫通されるスロットを有し、このスロットにその
一部が臨ませられたマイクロストリップ線路を前記管壁
の外面に沿って配置して両者を電磁結合したことを特徴
とする導波管−マイクロストリップ線路変換器。 - 【請求項2】 マイクロストリップ線路を構成する誘電
体基板の裏面は導波管の管壁に密接され、この管壁がマ
イクロストリップ線路のグラウンドとして構成される請
求項1の導波管−マイクロストリップ線路変換器。 - 【請求項3】 スロットは、導波管の短絡面から管内波
長の1/2またはその整数倍の長さ位置に設けられる請
求項1または2の導波管−マイクロストリップ線路変換
器。 - 【請求項4】 導波管内にはスロットに対向してリッジ
が固定設置され、このリッジに階段状のインピーダンス
変換ステップが形成される請求項1ないし3のいずれか
の導波管−マイクロストリップ線路変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057346A JP2928154B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057346A JP2928154B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09246816A true JPH09246816A (ja) | 1997-09-19 |
JP2928154B2 JP2928154B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13053021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8057346A Expired - Fee Related JP2928154B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2928154B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0936692A2 (de) * | 1998-02-13 | 1999-08-18 | Alcatel | Übergang von einer mikrostripleitung zu einem Hohlleiter sowie Verwendung eines solchen Übergangs |
KR20000052566A (ko) * | 1998-12-25 | 2000-08-25 | 무라타 야스타카 | 유전체 도파관과 도파관간의 선로 변환 장치, 및 이를이용한 발진기 및 송신장치 |
KR20010091158A (ko) * | 2000-03-13 | 2001-10-23 | 서평원 | 마이크로스트립 대 도파관 천이 구조 및 이 천이 구조를이용한 로컬 다중점 분산 서비스 장치 |
JP2007500430A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | アクセリス テクノロジーズ インコーポレーテッド | イオン注入装置およびシステム |
JP2008167158A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Toko Inc | 誘電体導波管スロットアンテナ |
JP2010041714A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-02-18 | Kyocera Corp | 高周波基板および高周波モジュール |
US7994879B2 (en) | 2006-11-17 | 2011-08-09 | Electronics And Telecommunication Research Institute | Apparatus for transitioning millimeter wave between dielectric waveguide and transmission line |
JP4816726B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-11-16 | 日本電気株式会社 | 導波管結合器 |
KR101306394B1 (ko) * | 2010-03-09 | 2013-09-09 | 한국전자통신연구원 | 무선 주파수(rf) 디바이스 |
WO2015049927A1 (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | ソニー株式会社 | コネクタ装置及び通信システム |
KR200494266Y1 (ko) * | 2020-05-06 | 2021-09-07 | 알에프에이치아이씨 주식회사 | 고출력 마이크로파 신호 생성 구조체 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4134226B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2008-08-20 | 東京エレクトロン株式会社 | 分配器および方法、プラズマ処理装置および方法、並びに、lcdの製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872839U (ja) * | 1971-12-14 | 1973-09-11 | ||
JPS5275249A (en) * | 1975-12-19 | 1977-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Micro strip waveguide convertor |
JPH0273803U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-06 | ||
JPH04358401A (ja) * | 1991-06-05 | 1992-12-11 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 導波管 |
JPH07202520A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロ波回路 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8057346A patent/JP2928154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4872839U (ja) * | 1971-12-14 | 1973-09-11 | ||
JPS5275249A (en) * | 1975-12-19 | 1977-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Micro strip waveguide convertor |
JPH0273803U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-06 | ||
JPH04358401A (ja) * | 1991-06-05 | 1992-12-11 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 導波管 |
JPH07202520A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロ波回路 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0936692A3 (de) * | 1998-02-13 | 2001-05-16 | Alcatel | Übergang von einer Mikrostripleitung zu einem Hohlleiter sowie Verwendung eines solchen Übergangs |
EP0936692A2 (de) * | 1998-02-13 | 1999-08-18 | Alcatel | Übergang von einer mikrostripleitung zu einem Hohlleiter sowie Verwendung eines solchen Übergangs |
KR20000052566A (ko) * | 1998-12-25 | 2000-08-25 | 무라타 야스타카 | 유전체 도파관과 도파관간의 선로 변환 장치, 및 이를이용한 발진기 및 송신장치 |
KR20010091158A (ko) * | 2000-03-13 | 2001-10-23 | 서평원 | 마이크로스트립 대 도파관 천이 구조 및 이 천이 구조를이용한 로컬 다중점 분산 서비스 장치 |
JP2007500430A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | アクセリス テクノロジーズ インコーポレーテッド | イオン注入装置およびシステム |
JP4816726B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-11-16 | 日本電気株式会社 | 導波管結合器 |
US7994879B2 (en) | 2006-11-17 | 2011-08-09 | Electronics And Telecommunication Research Institute | Apparatus for transitioning millimeter wave between dielectric waveguide and transmission line |
JP2008167158A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Toko Inc | 誘電体導波管スロットアンテナ |
JP2010041714A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-02-18 | Kyocera Corp | 高周波基板および高周波モジュール |
KR101306394B1 (ko) * | 2010-03-09 | 2013-09-09 | 한국전자통신연구원 | 무선 주파수(rf) 디바이스 |
WO2015049927A1 (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-09 | ソニー株式会社 | コネクタ装置及び通信システム |
JPWO2015049927A1 (ja) * | 2013-10-01 | 2017-03-09 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | コネクタ装置及び通信システム |
US10014566B2 (en) | 2013-10-01 | 2018-07-03 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Connector apparatus and communication system |
KR200494266Y1 (ko) * | 2020-05-06 | 2021-09-07 | 알에프에이치아이씨 주식회사 | 고출력 마이크로파 신호 생성 구조체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2928154B2 (ja) | 1999-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2905839B1 (en) | Waveguide-to-microstrip transition | |
JP2003110307A (ja) | 誘電体導波管フィルタとその実装構造 | |
JPH09246816A (ja) | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 | |
US20050200424A1 (en) | Microstripline waveguide converter | |
US6943651B2 (en) | Dielectric resonator device, high frequency filter, and high frequency oscillator | |
JP3045074B2 (ja) | 誘電体線路、電圧制御発振器、ミキサーおよび回路モジュール | |
WO2019142314A1 (ja) | 変換器およびアンテナ装置 | |
JP2003188601A (ja) | 導波管プレート及び高周波装置 | |
JP4013851B2 (ja) | 導波管平面線路変換装置 | |
US4270224A (en) | Microwave down converter | |
JPH08162812A (ja) | 高周波結合器 | |
JP2003174305A (ja) | 伝送線路および送受信装置 | |
JPH05335815A (ja) | 導波管−マイクロストリップ変換器 | |
JP2006081160A (ja) | 伝送路変換器 | |
JP3959544B2 (ja) | マイクロストリップ線路−導波管変換器 | |
JPH06268402A (ja) | 高周波パッケージ | |
CN114335953B (zh) | 一种过渡结构及其应用、双模谐振波导激励方法 | |
JP7113986B2 (ja) | 変換器、及びアンテナ装置 | |
JP4821391B2 (ja) | 回路基板の接続構造 | |
EP1292014A2 (en) | Dielectric resonator oscillator and transmitting/receiving module utilizing it | |
JP2010118857A (ja) | 集積導波管を用いた伝送線路 | |
EP0997975A2 (en) | Antenna apparatus, and antenna and transceiver using the same | |
JPH1174708A (ja) | マイクロストリップ線路/同軸変換器 | |
JPH06132709A (ja) | 導波管/ストリップ線路変換器 | |
JP4027244B2 (ja) | 衛星放送受信用コンバータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |