JP2004227085A - 電子制御装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子制御装置において、当該装置への車載バッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりしても、データを確実に保存すること。
【解決手段】車両のバッテリ電源3が外れたり長時間の使用でバッテリ電源3の出力電圧が低下したりすることにより、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満に低下していると電源監視回路5が判断すると(S210:YES)、CPU12が、各種データを、内蔵電源回路4からの電力供給がなくなるまでに、内蔵電源回路4からの電力供給により揮発性メモリ21へ一旦保存する(S130)。そして、その揮発性メモリ21に一旦保存された各種データを、専用制御素子23が、コンデンサ7からの電力供給により揮発性メモリ21からフラッシュメモリ22へ転送して保存させる(S320)。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用ナビゲーション装置などの電子制御装置における、電源電圧が低下した際にデータをバックアップする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車両の走行に伴ってGPS等により現在位置を検出し、その現在位置をディスプレイ上に道路地図と共に表示することにより、円滑に目的地に到達させたり、現在地から目的地までの適切な経路を設定して案内を行ったりする車載用ナビゲーション装置が知られており、より円滑なドライブに寄与している。
【0003】
このような車載用ナビゲーション装置は、車両に搭載されたバッテリからの電力を受けて動作するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称す。)を備えており、そのマイコンが、通常時には、不揮発性メモリに格納されたデータにより構成される制御プログラムに従って、経路設定や案内などの各種処理を行う。そして、上述のマイコンは、使用者が設定した経路に関する情報である経路設定情報や案内情報などを構成するデータを不揮発性メモリに保存する(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、このような車載用ナビゲーション装置の中には、当該装置内に大容量のコンデンサを設けて、当該装置への車載バッテリからの電力供給が一時的に低下若しくは遮断されても、そのコンデンサからの電力供給により、上述の経路設定などの各種処理を行ったり、上述の経路設定情報などを構成するデータを保存したりするよう構成されているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−134349号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開平11−53271号公報(第4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような車載用ナビゲーション装置は、経路設定情報などを構成するデータなど保存すべきデータ量が多いため、その保存処理に要する時間が長い。また、一般的に不揮発性メモリは、揮発性メモリなど他のデータ保存装置に比べてデータの保存処理に要する時間が長い。すると、車載用ナビゲーション装置において、例えばマイコンが不揮発性メモリへデータを保存している最中に、当該装置への車載バッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりすると、その保存処理が中断されてしまい、不揮発性メモリ内のデータが不完全な状態(つまり、新たなデータが書き込まれた記憶領域と、データが消去された記憶領域と、旧来のデータが残っている記憶領域とが混在した状態)となる問題があった。この場合、不揮発性メモリに保存されなかったデータは破棄されてしまう。
【0007】
なお、こうした問題は、車載用ナビゲーション装置内に設けるコンデンサの容量をより大きくすることにより防止できるが、このためには、当該装置に組み込むコンデンサの容量を大きくする必要があるため、当該装置の小型化の妨げになり、また、当該装置のコストアップを招く、という問題がある。
【0008】
また、このようなことは車載用ナビゲーション装置に限られず、車載バッテリから電力供給を受ける車載の電子制御装置においても同様の問題が生じると考えられる。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、電子制御装置において、当該装置への車載バッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりしても、データを確実に保存することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の電子制御装置は、例えばバッテリと電子制御装置との間の接続が外れた場合や長時間の使用によりバッテリの出力電圧が低下した場合など、当該装置へのバッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりした場合、データを揮発性メモリに一旦高速で保存し、その後不揮発性メモリに保存する。
【0010】
具体的には、バッテリ(3:この欄においては、発明への理解の容易化のため、必要に応じて実施の形態中で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)の電源電圧が、データ処理をデータ処理手段(11,12)が通常の処理速度で実行できる下限値(以下、単に下限値と称す。)未満に低下したと電源電圧判断手段(5)によって判断されたときには、データ保存制御手段(12,23)の一時データ保存制御手段(12)が、保存すべきデータを、バッテリからの電力供給があるうちに、不揮発性メモリ(22)に比べて高速でデータ保存可能な揮発性メモリ(21)に一旦保存させる。なお、「下限値」は、保存すべきデータの最大量や、データ処理手段による揮発性メモリへのデータの書き込み速度、データ処理手段の消費電力などを考慮して予め実験等によって規定しておくことが考えられる。また、「保存すべきデータ」とは、各種処理を実行するための制御プログラムを構成するデータや、データ処理手段が繰り返して利用する可能性があるために保存すべきデータなどを云い、一例を挙げれば、電子制御装置が車載用ナビゲーション装置である場合には、経路設定や案内などの各種処理を実行するための制御プログラムや、使用者が設定した経路に関する情報である経路設定情報などを構成するデータなどが挙げられる。また、「不揮発性メモリ」とは、比較的低速でデータ保存が可能であり、且つデータ保持のために電源が不要であるメモリ一般を表す概念を云い、例えば、フラッシュメモリ、メモリカードなどが挙げられる。また、「揮発性メモリ」とは、比較的高速でデータ保存が可能であり、且つデータ保持のために電源が必要とするメモリ一般を表す概念を云い、例えばSRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。しかしながら、上述の揮発性メモリは、不揮発性メモリに比べて高速でデータを書き込める反面、データを保持するのに電力供給を受ける必要がある。そこで、データ保存制御手段の最終データ保存制御手段(23)が、揮発性メモリに一旦保存したデータを、蓄電手段(7)からの電力供給により不揮発性メモリに保存させる。なお、蓄電手段の具体例としては各種コンデンサが挙げられる。また、データ保存制御手段は、上述のデータ処理手段よりも低消費電力で作動するよう構成されており、その消費電力は、蓄電手段の容量と関連して、データ保存制御手段が、バッテリの電源電圧の値が下限値未満でも蓄電手段に蓄積された電力の供給を受けることにより揮発性メモリに一旦保存されたデータを不揮発性メモリに転送して保存させることが可能に設定されている。
【0011】
このように請求項1記載の電子制御装置によれば、当該装置へのバッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりした場合、データを揮発性メモリに一旦高速で保存し、その後不揮発性メモリに保存する。したがって、当該装置へのバッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりしてもデータを確実に保存することができる。
【0012】
そして、特に、本発明を、上述した車載用ナビゲーション装置に適用すれば、地図データや経路計算結果など保存すべきデータ量が多く、その保存処理に要する時間が長いため、例えばマイコンが不揮発性メモリ内のデータを保存している最中に当該装置へのバッテリからの電力供給が著しく低下したり遮断したりしても、その保存処理が中断されてしまって不揮発性メモリ内のデータが不完全な状態となることがなく、データを確実に保存する信頼性が高い車載用ナビゲーション装置を提供できることになる。
【0013】
また、上述のデータ処理手段やデータ保存制御手段の具体例としては、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称す。)が挙げられる。これらデータ処理手段およびデータ保存制御手段を一体に構成してもよい。また、請求項2のように、データ保存制御手段が有する一時データ保存制御手段および最終データ保存制御手段のうち、少なくとも最終データ保存制御手段をデータ処理手段とは別体に構成してもよい。このように構成すれば、データ保存制御手段の最終データ保存制御手段が、データ処理手段の負荷状態には関係なく、揮発性メモリに一旦保存したデータを不揮発性メモリに保存させることに専念できるので、その所要時間を短縮できる。なお、この場合、(イ)最終データ保存制御手段を低消費電力のマイコンで構成すれば、揮発性メモリに一旦保存したデータを不揮発性メモリに保存させる際に必要な電力量が少なくて済むので、蓄電手段の容量を小さくでき、当該装置の小型化およびコスト低減を図ることができる。(ロ)また、最終データ保存制御手段を高速処理のマイコンで構成すれば、揮発性メモリに一旦保存したデータを不揮発性メモリに保存させる際の所要時間をさらに短縮できる。(ハ)さらに、最終データ保存制御手段を低消費電力で且つ高速処理のマイコンで構成すればなおよい。
【0014】
ところで、上述の蓄電手段の容量は、当該装置の小型化およびコスト低減のために小さい方が望ましく、上述のように、揮発性メモリに一旦保存されたデータをデータ保存制御手段が不揮発性メモリに転送して保存させることが可能な程度に設定されている。しかし、回路構成によっては、上述のデータ処理手段や一時データ保存制御手段と蓄電手段とが電気的に接続されている場合があり、バッテリからの電力供給が停止した際に、データ処理手段などが蓄電手段に蓄えられた電力を消費することがある。すると、保存すべきデータの量が多いときには、揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを保存している最中に蓄電手段に蓄えられた電力が無くなってしまい、全てのデータを不揮発性メモリに保存できないおそれがある。そこで、請求項3のように、電源電圧判断手段にてバッテリの電源電圧が下限値未満に低下したと判断された場合に、保存すべきデータを一時データ保存制御手段が揮発性メモリに一旦保存させたときに、遮断手段(5,6,13)が、データ処理手段および一時データ保存制御手段のうち、少なくともデータ処理手段(以下、データ処理手段等と称す。)を蓄電手段から電気的に遮断するようにすることが考えられる。この場合、(1)請求項4のように、上述の遮断手段が、データ処理手段等と蓄電手段との間に設けられ、バッテリからの電力供給によりデータ処理手段等と蓄電手段との間を電気的に接続するバッファ(13)を有し、電源電圧判断手段にてバッテリの電源電圧が下限値未満に低下したと判断された場合に、保存すべきデータを一時データ保存制御手段が揮発性メモリに一旦保存させたときに、バッファへのバッテリからの電力供給を停止することによりデータ処理手段等を蓄電手段から電気的に遮断するようにしてもよい。なお、このバッファは次のように作用する。すなわち、バッファが電力供給を受けている場合には、バッファは、例えば最終データ保存制御手段とデータ処理手段との間で送られる各種データを一旦内部に保存したり他方へ送出したりするため、バッファによってデータ処理手段等と蓄電手段との間が電気的に接続された状態となる。一方、バッファが電力供給を受けていない場合には、バッファは作動せず、上述のように各種データを一旦内部に保存したり他方へ向けて送出したりしないため、バッファによってデータ処理手段等と蓄電手段との間が電気的に遮断された状態となる。(2)また、上述の遮断手段が、データ処理手段等と蓄電手段との間に設けられたスイッチ(6)を有し、電源電圧判断手段にてバッテリの電源電圧が下限値未満に低下したと判断された場合に、保存すべきデータを一時データ保存制御手段が揮発性メモリに一旦保存させたときに、そのスイッチを開放することによりデータ処理手段等を蓄電手段から電気的に遮断するようにしてもよい。
【0015】
このように構成すれば、揮発性メモリに一旦保存したデータを最終データ保存制御手段が蓄電手段からの電力供給により不揮発性メモリに保存させる際に、データ処理装置等が蓄電手段の電力を消費することがない。したがって、保存すべきデータが多いときでも、全てのデータを不揮発性メモリに確実に保存できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0017】
[車載用ナビゲーション装置の構成]
図1は、実施例の車載用ナビゲーション装置の構成を表す構成図である。図1に示すように、本実施例の車載用ナビゲーション装置は、経路設定や案内などの各種処理を行うメイン回路1、メイン回路1で利用された各種データを保存するバックアップ回路2、内蔵電源回路4、電源監視装置5、スイッチ6およびコンデンサ7を備えている。これらのうちメイン回路1およびバックアップ回路2は互いにバスラインで接続されている。
【0018】
[メイン回路1の構成]
ここで、メイン回路1は、上述のように、経路設定や案内などの各種処理を行うものであり、本発明のデータ処理手段として機能する。このため、メイン回路1には、周辺回路11、CPU12およびバッファ13が備えられている。
【0019】
このうち周辺回路11は、車両の現在位置を検出する位置検出器、地図データなどを入力するための地図データ入力器、使用者による各種入力操作を受け付ける操作スイッチ群、不揮発性メモリで構成され、運転者が設定した経路など各種の情報などを記憶する外部メモリ、地図データ入力器より入力された地図データなどを表示する表示装置、使用者による各種入力操作をリモコンを介して受け付けるリモコンセンサ、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。なお、周辺回路11が備えるこれら位置検出器などの構成は公知技術に従っているので、詳細な説明は省略する。
【0020】
また、CPU12は、周辺回路11の各部構成を制御して経路設定などの各種処理を実行するものである。具体的には、CPU12は、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示装置に表示する地図表示処理や、地図データ入力器に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群やリモコン等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路(目的地経路)を自動的に求める経路計算処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、CPU12は、経路設定や案内などの各種処理に利用された各種データをバックアップ回路2に保存させる。なお、「各種データ」とは、メイン回路1にて各種処理を実行するための制御プログラムを構成するデータや、メイン回路1が繰り返して利用する可能性があるために保存すべきデータなどを云い、一例を挙げれば、経路設定や案内などの各種処理を実行するための制御プログラムや、使用者が設定した経路に関する情報である経路設定情報などを構成するデータなどが挙げられる。この各種データは、特許請求の範囲における「保存すべきデータ」に該当する。
【0021】
さらに、バッファ13は、メイン回路1とバックアップ回路2とを接続するバスライン上に設けられている。このバッファ13は次のように作用する。すなわち、バッファ13が内部電源回路4などから電力供給を受けている場合には、バッファ13は、メイン回路1またはバックアップ回路2の何れかから他方へバスライン上を流れる各種データを一旦内部に保存してから他方へ向けて送出する。一方、バッファ13が電力供給を受けていない場合には、バッファ13は作動せず、メイン回路1またはバックアップ回路2の何れかから他方へバスライン上を流れる各種データを一旦内部に保存したり他方へ向けて送出したりしない。そのため、バッファ13が電力供給を受けていない場合には、バッファ13によってメイン回路1とバックアップ回路2との間が電気的に遮断されることとなる。
【0022】
[バックアップ回路2の構成]
一方、バックアップ回路2は、上述の各種データを保存するためのものであり、このため、バックアップ回路2には、揮発性メモリ21、フラッシュメモリ22および専用制御素子23が備えられている。
【0023】
このうち、揮発性メモリ21は、フリップフロップ回路で構成されて高速でデータの書き込みが可能なメモリであり、電力供給を受けている間はデータを保持することができる。なお、この揮発性メモリ21は、低消費電力型であることが望ましい。この揮発性メモリ21は、CPU12の制御により、メイン回路1から転送されてきた各種データを記憶する。また、フラッシュメモリ22は、電力供給を受けなくても記憶内容を自己保持可能なメモリである。なお、このフラッシュメモリ22は、低消費電力型であることが望ましい。このフラッシュメモリ22は不揮発性メモリに該当する。さらに、専用制御素子23は、上述のCPU12よりも低消費電力で作動する低消費電力型のマイコンによって構成されている。この専用制御素子23は、揮発性メモリ21に保存された各種データをフラッシュメモリ22に転送させて保存させる。なお、専用制御素子23の消費電力は、後述するコンデンサ7の容量と関連して、専用制御素子23が、コンデンサ7からの電力供給により揮発性メモリ21に一旦保存された各種データをフラッシュメモリ22に転送して保存させることが可能に設定されている。なお、専用制御素子23は最終データ保存制御手段に該当し、さらに、一時データ保存制御手段であるCPU12とともにデータ保存制御手段に該当する。
【0024】
[その他の構成、およびバッテリ電源3の構成]
また、実施例の車載用ナビゲーション装置には、この当該装置が搭載されている車両に備えられているバッテリ電源(車載バッテリ)3が接続されている。具体的には、メイン回路1には、内蔵電源回路4を介してバッテリ電源3が接続されるとともに、バックアップ回路2には、内蔵電源回路4およびスイッチ6を介してバッテリ電源3が接続されている。また、スイッチ6とバックアップ回路2との間にはコンデンサ7が接続されている。さらに、内蔵電源回路4には電源監視装置5が接続されている。このうち、バッテリ電源3は、その車両の車載電子制御装置などの各部に電力を供給する周知のものである。また、内蔵電源回路4は、バッテリ電源3の電源電圧を変換して出力するよう構成されており、メイン回路1、バックアップ回路2およびコンデンサ7に電力を供給する。また、電源監視装置5は、内蔵電源回路4の出力電圧に応じてスイッチ6を開閉制御するよう構成されている。具体的には、電源監視装置5は、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値以上である場合にはスイッチ6を閉鎖し、一方、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満である場合にCPU12が各種データを揮発性メモリ21へ一旦保存したときにはスイッチ6を開放する。なお、上述の「下限値」とは、バッテリ電源3の電源電圧が、CPU12がデータ処理を実行できる下限の値を云い、他の構成を考慮して予め実験等によって規定されている。なお、電源監視装置5は、電源電圧判断手段に該当し、さらに、スイッチ6およびバッファ13とともに、遮断手段に該当する。また、コンデンサ7は電力を蓄積する周知のものである。なお、コンデンサ7は蓄電手段に該当する。
【0025】
[車載用ナビゲーション装置の始動処理の説明]
次に、上述のように構成された車載用ナビゲーション装置が実行する始動処理について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。まず、バッテリ電源3から内部電源回路4へ電力が供給されると、内部電源回路4ではバッテリ電源3の電源電圧が変換され、この電圧変換後の電力がメイン回路1および電源監視装置5へ供給される。ここで、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値以上であると電源監視回路5が判断すれば、電源監視回路5は、開放していたスイッチ6を閉鎖し、バックアップ回路2およびコンデンサ7に内部電源回路4から電力が供給される(図3の時刻T4)。すると、コンデンサ7には、内部電源回路4から供給された電力が蓄電される。また、メイン回路1のCPU12は、各種データをフラッシュメモリ22から読み出し(図3の「開始処理」が相当する。時間T4〜T0)、上述の経路設定や案内などの各種処理(図3の「通常処理」が相当する。時間T0〜T1)を実行する。
【0026】
[バックアップ処理の説明]
次に、上述の車載用ナビゲーション装置が実行するバックアップ処理について、CPU12、電源監視回路5および専用制御素子23が実行する処理を、それぞれ図2(a)、図2(b)、図2(c)の各フローチャートを参照して説明する。また、図3は、実施例の車載用ナビゲーション装置の各部の動作を示すタイミングチャートである。
【0027】
図2(a)に示すバックアップ処理の最初のステップ110(以下、「ステップ」を単に「S」と記す。)では、CPU12が通常処理(具体的には、上述の経路設定や案内などの各種処理)を実行する。なお、この通常処理は、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満である旨の通知を電源監視回路5から受け取るまで実行される(S120:NO)。
【0028】
さて、図2(b)に示す電源監視処理のS210では、電源監視回路5が内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満であるか否かを判断する。ここで、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値以上であれば(S210:NO)、CPU12が通常の処理速度で上述の通常処理を実行できる状態にあると判断して再びS210を繰り返す(図3の時間T0〜T1)。一方、バッテリ電源3が外れたり長時間の使用でバッテリ電源3の出力電圧が低下したりすることにより内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満に低下していれば(S210:YES)、CPU12が通常の処理速度で通常処理を実行できない状態にあると判断し、内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満である旨をCPU12に通知する(S220、図3の時刻T1)。そしてS230(後述)に移行する。
【0029】
図2(a)に戻り、通常処理を実行するCPU12では、電源監視回路5からの通知(S220)を受け取ると(S120:YES)、各種データを揮発性メモリ21へバスラインおよびバッファ13経由で送信する。この際、バッファ13は、各種データを一旦保存してから揮発性メモリ21側へ送出する。そして、内蔵電源回路4からの電力供給がなくなるまでに、内蔵電源回路4からの電力供給により各種データを揮発性メモリ21へ一旦保存する(S130、図3の時間T1〜T2)。そして、この保存が終了したらその旨を電源監視回路5へ通知し(S140、図3の時刻T2)、この処理を終了する。
【0030】
図2(b)に戻り、電源監視回路5では、先のS220にて内蔵電源回路4の出力電圧が下限値未満である旨をCPU12に通知した後、S230に移行しており、揮発性メモリ21への各種データの保存終了を待ち受けている(S230:NO)。ここで、揮発性メモリ21への各種データの保存終了の通知(S140)をCPU12から受け取ると(S230:YES)、S240に移行する。
【0031】
S240では、電源監視装置5が、スイッチ6を閉鎖から開放へ切り替える(図3の時刻T2)。このことによりバックアップ回路2およびコンデンサ7への内蔵電源回路4からの電力供給が停止する。すると、バッファ13が、メイン回路1またはバックアップ回路2の一方から他方へバスライン上を流れる各種データを一旦内部に保存したり他方へ向けて送出したりしなくなるので、バッファ13によってメイン回路1とバックアップ回路2との間が電気的に遮断されることとなる。そして、コンデンサ7が蓄積した電力は、バックアップ回路2のみに供給されることとなる。
【0032】
続くS250では、スイッチ6を閉鎖から開放へ切り替えた旨を専用制御素子23に通知する(図3の時刻T2)。そして、この電源監視処理を終了する。
さて、図2(c)に示すバックアップ処理のS310では、専用制御素子23が、電源監視回路5からのスイッチ6を閉鎖から開放へ切り替えた旨の通知を待ち受けている(S310:NO、図3の時間T0〜T2)。ここで、スイッチ6を開放した旨の通知を受け取ると(S310:YES)、先の130にて揮発性メモリ21に一旦保存された各種データを、コンデンサ7からの電力供給により揮発性メモリ21からフラッシュメモリ22へ転送して保存させる(S320、図3の時間T2〜T3)。そして、このバックアップ処理を終了する。
【0033】
また、例えば外れていたバッテリ電源3が元の位置に戻されたりバッテリ電源3が充電されたりすることにより内部電源回路4の出力電圧が下限値以上に回復すると(図3の時刻T4)、車載用ナビゲーション装置は、上述の始動処理と同様の処理を実行し、通常処理を再開する。なお、上述のような内部電源回路4の出力電圧の回復が、メイン回路1からバックアップ回路2へ各種データを保存している最中である場合には、その保存処理を中止して上述の開始処理を実行してもよい。この場合、CPU12は各種データを揮発性メモリ21およびフラッシュメモリ22の双方から読み出すこととなる。また、各種データを全てフラッシュメモリ22へ保存したのちに、開始処理を実行してもよい。
【0034】
[効果]
このように、本実施例の車載用ナビゲーション装置によれば、バッテリ電源3の電源電圧が下限値未満に低下すると、各種データを揮発性メモリ21に一旦保存し、その後フラッシュメモリ22に保存する。したがって、当該装置へのバッテリ電源3からの電力供給が著しく低下したり遮断したりしても各種データを確実に保存することができる。
【0035】
[別実施例]
(1)上記実施例のバックアップ処理は、車載用ナビゲーション装置に適用しているが、車両に搭載される他の電子制御装置に適用してもよい。また、例えばノートパソコンや携帯電話など、バッテリからの電力供給を受けてデータのバックアップ処理を行うものに適用してもよい。
(2)上記実施例の揮発性メモリ21は、高速でデータの書き込みが可能なメモリであり、電力供給を受けている間はデータを保持することができるものであれば他の構成でもよく、例えばSRAM(Static Random Access Memory)でもよい。このように構成しても上記実施例と同様の作用効果を奏する。
【0036】
また、上記実施例のフラッシュメモリ22は、電力供給を受けなくても記憶内容を自己保持可能なものであれば他の構成でもよく、例えばメモリカードなどでもよい。このように構成しても上記実施例と同様の作用効果を奏する。
(3)上記実施例では、CPU12と専用制御素子23とが別体に構成されており、メイン回路1から揮発性メモリ21への各種データの保存処理をCPU12が実行しているが、上述の保存処理を専用制御素子23が実行するよう構成してもよい。このように構成すれば、CPU12の負担を軽減することができる。
【0037】
また、上記実施例では、揮発性メモリ21からフラッシュメモリ22への各種データの保存処理を専用制御素子23が実行しているが、専用制御素子23やバッファ13の機能をCPU12の中に構成してもよい。このようにすれば、専用制御素子23を設ける必要がなくなり、その分バックアップ回路2を小型化することができる。
(4)上記実施例では、メイン回路1とバックアップ回路2とを接続するバスライン上にバッファ13が設けられているが、上述のように各種データをメイン回路1から揮発性メモリ21に一旦保存したときに、メイン回路1とバックアップ回路2との間を電気的に遮断する構成であればこれには限られない。例えば、メイン回路1とバックアップ回路2との間のバスライン上にスイッチを設け、上述のように各種データをメイン回路1から揮発性メモリ21に一旦保存したときには、そのスイッチを開放してメイン回路1とバックアップ回路2との間を電気的に遮断してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車載用ナビゲーション装置の構成を表す構成図である。
【図2】(a)はCPUが実行するバックアップ処理を説明するフローチャートであり、(b)は電源監視回路が実行する電源監視処理を説明するフローチャートであり、(c)は専用制御素子が実行するバックアップ処理を説明するフローチャートである。
【図3】実施例の車載用ナビゲーション装置の各部の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…メイン回路、2…バックアップ回路、3…バッテリ電源、
4…内蔵電源回路、5…電源監視装置、6…スイッチ、7…コンデンサ、
11…CPU、12…周辺回路、13…バッファ、21…専用制御素子、
22…揮発性メモリ、23…フラッシュメモリ

Claims (4)

  1. バッテリからの電力供給によりデータ処理を実行するデータ処理手段と、
    電力を蓄える蓄電手段と、
    前記バッテリの電源電圧が、前記データ処理手段が通常の処理速度でデータ処理を実行できる下限値(以下、単に「下限値」と称す。)未満であるか否かを判断する電源電圧判断手段と、
    前記電源電圧判断手段にて前記バッテリの電源電圧が前記下限値未満に低下していると判断された場合には、保存すべきデータを、前記蓄電手段からの電力供給により不揮発性メモリに保存させるデータ保存制御手段と、
    を備える電子制御装置であって、
    前記不揮発性メモリに比べて高速でデータ保存可能な揮発性メモリを備え、
    前記データ保存制御手段は、
    前記電源電圧判断手段にて前記バッテリの電源電圧が前記下限値未満に低下していると判断された場合には、前記保存すべきデータを、前記バッテリからの電力供給があるうちに、前記バッテリからの電力供給により前記揮発性メモリに一旦保存する一時データ保存制御手段と、
    前記一時データ保存制御手段によって前記揮発性メモリに一旦保存したデータを、前記蓄電手段からの電力供給により前記不揮発性メモリに保存する最終データ保存制御手段と、を有すること
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1記載の電子制御装置において、
    前記一時データ保存制御手段および前記最終データ保存制御手段のうち、少なくとも前記最終データ保存制御手段が前記データ処理手段とは別体に構成されていることを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1または2記載の電子制御装置において、
    前記電源電圧判断手段にて前記バッテリの電源電圧が前記下限値未満に低下していると判断された場合に、前記保存すべきデータを前記一時データ保存制御手段が前記揮発性メモリに一旦保存させたときに、前記データ処理手段および前記一時データ保存制御手段のうち、少なくとも前記データ処理手段(以下、データ処理手段等と称す。)を前記蓄電手段から電気的に遮断する遮断手段を備えることを特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項3記載の電子制御装置において、
    前記遮断手段は、
    前記データ処理手段等と前記蓄電手段との間に設けられ、前記バッテリからの電力供給により前記データ処理手段等と前記蓄電手段との間を電気的に接続するバッファを有し、
    前記電源電圧判断手段にて前記バッテリの電源電圧が前記下限値未満に低下していると判断された場合に、前記保存すべきデータを前記一時データ保存制御手段が前記揮発性メモリに一旦保存させたときに、前記バッファへの前記バッテリからの電力供給を停止することにより前記データ処理手段等を前記蓄電手段から電気的に遮断すること
    を特徴とする電子制御装置。
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