JP2004225263A - 乾式目地材及びその取付構造 - Google Patents

乾式目地材及びその取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的浅い目地空間であっても脱落することなく、簡単に確実な水密性を実現できる乾式目地材及びその取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】乾式目地材が、板状の芯部13と、芯部13との断面形状がT字状となるよう芯部13の上部に配設され、両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう曲折されて形成されたカバー部11と、芯部13との断面形状が矢印状となるよう芯部13に対して左右対称に張り出して配設される2個のヒレ部12とから成り、カバー部11が、壁面用パネル15の表面又は、壁面用パネル15の表面及び目地空間14の側壁面に、表側へ折曲しながら弾接して目地空間14の開口部を表側から覆うと共に、ヒレ部12が外側面12aを目地空間14の側壁面に弾接するよう配設されて、目地空間14を閉塞することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面用パネル等の側端面間に形成される目地空間を閉塞する乾式目地材及びその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、建物の外壁や浴室等の内壁を作るにあたって、複数の壁面用パネルを並べ、敷き詰める方法が採用されている。この際、防水処理のために、壁面用パネルの側端面同士の間に形成された目地空間内には、乾式目地材が挿入される。
乾式目地材の具体例としては、乾式目地材単独で使用されるものと、目地受け部材との組み合わせによって使用されるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平09−032134号公報 (図1、図9)
【0004】
特許文献1の図1に示される乾式目地材は、目地受け部材との組み合わせによって使用されるものである。外装材の側端面の間に目地空間を形成し、目地空間内に断面略T字型の乾式目地材を挿着し、乾式目地材の横辺部の両側縁先端を表方へ折曲するよう外装材の側端面に当接させている。
また、係止片が突設された目地受け部材は外装下地上に沿着されており、係止片間に前記乾式目地材の縦片部の先端部分が挿入嵌合されることによって、乾式目地材の抜け止めが成されている。
このように目地受け部材を使用するものは、縦片部の先端部分が係止片間に嵌合する嵌合部があり、この分だけ目地空間に深さを必要とする。
【0005】
また、特許文献1の図9に示された乾式目地材は、縦辺部の先端部分に両側へ突出した先尖片が一体に形成され、両先尖片の先端が外装材の側端面に各々係止され、縦辺部の両側に突設される軟質凸片の先端面及び横辺部の両側縁先端が各々外装材の側端面に当接されることによって、目地受け部材なしで乾式目地材が目地空間内に挿着されている。
【0006】
このように上記構成の乾式目地材は、目地空間内に完全に入り込み、横辺部が外装材の側端面に係止されて防水作用を果たすものであり、横辺部には十分な厚さが必要となる。そして、横辺部の厚さ分と、両側縁先端を表方へ折曲させる分、目地空間に深さを必要とする。
【0007】
すなわち、上記構成による乾式目地材は、外装材等の壁面用パネルが充分な厚さを持ち、目地空間の深さが充分取れるものに対しては好適である。しかし、最近は軽量化、簡略化のため壁面用パネル自身の厚さが薄く作られていて目地空間の深さが浅いので、上記構成の乾式目地材では嵌合部を薄くしたり、縦辺部から突設される片を短くしなければならない。しかし、嵌合部を薄くすると確実な嵌合が難しくなってしまうし、片を短くするとシール性能が落ちてしまう。このように、壁面用パネルの厚さが薄いものに対しては、文献1に開示されているような構成の乾式目地材は適用が難しかった。
【0008】
具体的には、上記構成による乾式目地材は、目地空間の深さが15mm程度以上であると良好に防水処理を行うことができるが、最近の浴室等の内壁用壁面用パネルは、目地空間が7mm程度の深さであり、上記構成の乾式目地材では止水が充分にできない。
【0009】
目地空間の深さに関係なく目地を仕上げることのできる方法として、目地空間内にシリコーン等の湿式防水材を充填する方法がある。しかしながら、湿式防水材は、表面にカビが生えたりして汚れやすく、その上施工段階においては準備や養生に時間がかかり効率的でない。また、仕上がりの品質は、作業者の施工技術の熟練度に依るところが大きく、優劣のバラツキが大きいという課題がある。
【0010】
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、比較的浅い目地空間であっても脱落することなく、簡単に確実な水密性を実現できる乾式目地材及びその取付構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、乾式目地材によって目地空間の開口部を表側から覆う構成とすることで、浅い目地空間であっても良好に防水できることに注目し、本発明を完成した。
【0012】
すなわち、本発明は、壁面用パネルの側端面間に設けられる目地空間を閉塞する長尺物の乾式目地材であって、硬質樹脂から成る板状の芯部と、軟質樹脂から成り、該芯部との断面形状がT字状となるよう該芯部の上部に配設され、両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう曲折されて形成されたカバー部と、軟質樹脂から成り、該芯部との断面形状が矢印状となるよう前記芯部の下端部側の側面から、該芯部に対して左右対称に張り出して配設される2個のヒレ部とから成り、前記カバー部が、壁面用パネルの表面又は、壁面用パネルの表面及び目地空間の側壁面に、表側へ折曲しながら弾接して目地空間の開口部を表側から覆うと共に、前記ヒレ部が外側面を目地空間の側壁面に弾接するよう配設されて、目地空間を閉塞することを特徴とする。
【0013】
これによるとカバー部が、壁面用パネルの表面又は、壁面用パネルの表面及び目地空間の側壁面に弾接しながら、目地空間の開口部を表側から覆って水密の役目を果たし、ヒレ部が側壁面に弾接して水密と目地空間からの抜け止めの役目を果たすので、従来技術のように、目地空間内に完全に入り込む形態の横辺部や目地受け部材との嵌合部が不要となって、目地空間が浅くても良好に目地空間を閉塞することができるようになる。また、カバー部の両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう形成されているので、両側先端を壁面用パネルの表面に密着させて水密性を高めることができる。
さらに、この構成によると平坦に連結された壁面用パネルの間の目地空間であっても、コーナー部の目地空間であっても良好に防水の機能を果たすことができる。
【0014】
また、本発明の乾式目地材の取付構造は、平面状に並べられる壁面用パネルの側端面間に設けられる目地空間を、長尺物の乾式目地材が閉塞する乾式目地材の取付構造において、前記目地空間は、前記壁面用パネルの奥側の側端面を両側壁面とする後部空間と、該後部空間から拡開し、両側壁面が斜面で形成されている表側の前部空間とを有し、前記乾式目地材が、前記ヒレ部を前記後部空間の側壁面に弾接させると共に、前記カバー部を、前記前部空間の側壁面と前記壁面用パネルの表面に沿わせることにより、前記目地空間を閉塞していることを特徴とする。
【0015】
これによると、目地空間の深さが浅くても乾式目地材が確実に装着され、良好な水密性を保つことができる。また、カバー部の両側先端は、それぞれ外側の斜め下方に向くよう形成されているので、両側先端を壁面用パネルの表面に密着させることができ、目地空間が確実に乾式目地材によって閉塞され、より良好な水密性を保持することができる。
【0016】
また、互いに直角になるように並べられた壁面用パネルのコーナー部における側端面間に設けられる目地空間を、長尺物の乾式目地材が閉塞する乾式目地材の取付構造において、前記目地空間は、壁面用パネルの両側端面の表側隅を切り欠いて形成される略平行な両側壁面で形成される前部空間を有し、前記乾式目地材が、前記ヒレ部を前記前部空間の側壁面に弾接させると共に、前記カバー部を、壁面用パネルの互いに直角に配置される表面に沿わせることにより、前記目地空間を閉塞していることを特徴とする。
【0017】
これによると、カバー部が水密の役目をするとともに、ヒレ部が水密と抜け止めの役目を果たすので、コーナー部の深さの浅い目地空間であっても、良好な防水性を有した乾式目地材の取付構造を実現できる。このとき、カバー部の両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう形成されているので、カバー部の両側先端が壁面パネルの表面に密着するようになり、より防水性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面と共に詳細に説明する。
まず、本発明の乾式目地材が好適に使用される目地空間について説明する。
【0019】
図6は、特に浴室等に最適な壁面用パネルを連結する際に形成される目地空間を示す断面図である。
壁面用パネル15は、フレーム16に化粧板17が固定されて形成されたものである。
化粧板17は、樹脂ボード、セラミック板或いはセメント板の表面に表面化粧材が貼着されているもので、その厚さは5mm程度である。また、化粧板17の表面側の端縁は面取りがされて、斜面18が形成されている。
フレーム16はアルミニウム等の金属から成り、外側に突出する凸部16aが設けられた断面略四角形の筒型に形成されている。そして、化粧板17は、その裏面をフレーム16の凸部に当接させて、フレーム16に固定されている。
【0020】
上記構成からなる壁面用パネル15を、その側部同士で突き合わせながら複数並べ、隣接する壁面用パネル15同士を連結し固定することにより、浴槽の内壁面を形成する。このとき、化粧板17よりもフレーム16の方が側方に配置されているので、隣合う壁面用パネル15の、フレーム16の端面同士が突き合わされる。そして、隣接する壁面用パネル15同士は、両者のフレーム16に同時にボルト(図示せず)で固定されることで連結される。
【0021】
このような構成による壁面用パネル15の場合、図6に示されるように化粧板17の側端面同士の間に隙間ができ、目地空間14が形成される。目地空間14は、化粧板17の表面からフレーム16の表面までの、7mm程度の深さを持つ。つまり、目地空間14は、凸部16aの突出分だけ、化粧板17の厚さより深く形成される。
また、目地空間14は、前部空間19と後部空間20とを有する。前部空間19とは、化粧板17の斜面18によって拡開して形成された空間であり、後部空間20とは、前部空間19より奥側で、互いに略平行に配置される化粧板17の側端面を両側壁面とする空間である。
【0022】
これに対し、乾式目地材10は、図1に示されるような断面形状を有する長尺物である。
乾式目地材10は、芯部13、カバー部11及びヒレ部12から成る。
カバー部11は、板状の芯部13の上部を覆うように配設されており、両者合わせた断面は、略T字状に形成されている。また、カバー部11は、その両側先端11aがそれぞれ外側の斜め下方に向くよう、先端11aに近い曲折部11bから徐々に曲折して形成されている。
【0023】
さらに、カバー部11の、一方の先端11aから他方の先端11aまでの長さは、目地空間14の開口幅21より長く設計される。
また、芯部13は、その上下方向の長さ13hが、後部空間の深さと略等しく形成される。
【0024】
2個のヒレ部12は、芯部13の下端部側の側面から、芯部13に対して左右対称に張り出して配設されている。そして、2個のヒレ部12は、それぞれ芯部13の上部側と鋭角をなし、芯部13と2個のヒレ部12を合わせた断面は、矢印状となっている。また、ヒレ部は、後述するようにヒレ部をつぼめて目地空間内に挿入した際に、カバー部と接触しない程度に十分な長さを有している。
【0025】
このような形状の乾式目地材10は、弾性変形可能なように合成樹脂によって芯部13、カバー部11及びヒレ部12が一体化して形成されている。そして、芯部13は硬質樹脂で形成され、カバー部11、ヒレ部12は、軟質樹脂から形成されると好適である。
乾式目地材は、例えば硬質及び軟質技術の共押出成形や接着など公知技術により製造することができる。例えば特開平11−151742、特開平11−151743に、軟質、硬質塩化ビニル系樹脂組成物共押出成形品についての技術が開示されている。
【0026】
次に、目地空間14内に、乾式目地材10を挿入し取付ける方法について説明する。
取り付ける際には、図5に示されるように乾式目地材10のヒレ部12側を目地空間14側に向け、板状の治具40の先端をカバー部11にあてて、ハンマー等で打ち込むことにより乾式目地材10を目地空間14内に挿入する。すると、まず図4に示すように広がっていたヒレ部12が芯部13側にとじるので、さらに挿入すると図2のような状態となって、乾式目地材10が目地空間14内に取り付けられる。
【0027】
取り付けの際には、芯部13が硬質素材から形成されているので、曲がったり潰れたりすることなくスムーズに挿入することができる。
図3は、図2の乾式目地材10の取付構造を拡大して示す断面図である。2個のヒレ部12は、芯部13に対して密着に近い状態に曲げられて、ヒレ部12の外側面12aを後部空間20の側壁面に弾接し、後部空間20を閉塞して防水の役目をするとともに、抜け止めの機能も果たしている。
【0028】
また、芯部13の上部は前部空間19の底付近に位置し、これに伴ってカバー部11は斜面18と化粧板17の表面に沿いながら、これら面に弾接している。こうしてカバー部11は開口縁部22を表面側から覆うことで目地空間14を閉塞し、防水の役目をしている。このとき、カバー部11の曲折部11bが目地空間の開口縁部22付近に配設されることで、両側先端11aを化粧板17表面に密着させて水密性を高めることができる。例えば、両側先端11aが斜め下方に向くよう形成されておらず、左右方向へそれぞれ向いている乾式目地材10であると、図11に示されるように、カバー部11の両側先端11aが上方を向いてしまうので、見た目にも悪く、良好な防水機能も果たすことができない。
【0029】
次に、上記乾式目地材を浴室等のコーナー部分に適用した実施の形態について説明する。
図10は、前述した壁面用パネル15を用いて、浴室等のコーナー部分を形成したときの目地空間54を示す断面図である。2つの壁面用パネル15は、互いの側端面間に隙間を設けて、化粧板17の表面同士が直角になるよう配設されている。そして、目地空間54は、略平行に配置されて向かい合う斜面18を両側壁面とする前部空間55と、その奥側の、直角に配置される化粧板17の側端面を両側壁面とする後部空間56とを有し、表側開口部から奥側へ向かって拡開している。また、斜面18は、目地空間の中心線54aに対して略平行となっている。
【0030】
この目地空間54に前記形状による乾式目地材10を取り付ける際には、図9に示されるように乾式目地材10のヒレ部12側を目地空間54側に向け、板状の治具40の先端をカバー部11にあてて、ハンマー等で打ち込むことにより、乾式目地材10を目地空間54内に挿入する。
【0031】
図7は、目地空間54での乾式目地材10の取付構造を示す断面図であり、図8はその拡大図である。図8に示されるように目地空間54での乾式目地材10は、カバー部11を化粧板17表面に沿わせることで弾接させ、目地空間54の開口部を表側から覆い、防水の役目をしている。このときも、乾式目地材10が、カバー部11の両側先端11aがそれぞれ外側の斜め下方に向くよう形成されているので、両側先端11aが化粧板17表面からめくれ上がった状態にならずに密着し、シール性が高められている。
また、2個のヒレ部12は芯部13側に曲げられて、その外側面12aを斜面18に弾接し、防水と、目地空間54からの抜け止めの役目を行っている。
【0032】
以上のように本発明による乾式目地材は、平坦に連結された壁面用パネルの間の目地空間であっても、コーナー部の目地空間であっても良好なシール性を発揮することができる。
さらに、簡単な構成から成り、容易に目地空間に取り付けることができる。
また、2個のヒレ部が、その外側面を目地空間の側壁面に弾接することにより、防水と抜け止めの働きをすることができ、カバー部が目地空間の開口部を表側から覆うことにより、目地空間の開口部を閉塞し防水することができる。このとき、カバー部は、カバー部の両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう曲折されているので、目地空間の開口部を良好に覆い防水性を高めることができる。このような構成を採用することにより、従来の目地空間内に完全に入り込む形態の横辺部や目地受け部材との嵌合部が不要となり、深さが浅い目地空間であっても十分に防水することができるようになる。
【0033】
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
例えば、コーナー部においては、斜面のやや長い、コーナー用の化粧板を使って前部空間の深さをやや長くすることも可能である。これにより水密性を向上させることができる。
本発明による乾式目地材は、浅い目地空間に好適であるが、深い目地空間のものにも使用できる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、比較的浅い目地空間であっても、簡単に確実な水密性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乾式目地材の形状を示す断面図である。
【図2】本発明に係る乾式目地材の取付構造を示す断面図である。
【図3】図2の取付構造を拡大した断面図である。
【図4】乾式目地材の取付方法を示す断面図である。
【図5】乾式目地材の取付方法を示す概略図である。
【図6】目地空間の形状を示す断面図である。
【図7】コーナー部における乾式目地材の取付構造を示す断面図である。
【図8】図7の取付構造を拡大した断面図である。
【図9】コーナー部における乾式目地材の取付方法を示す概略図である。
【図10】コーナー部における目地空間の形状を示す断面図である。
【図11】カバー部の両側先端が左右方向へ向いている場合の乾式目地材の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 乾式目地材
11 カバー部
12 ヒレ部
13 芯部
14 目地空間
15 壁面用パネル
16 フレーム
17 化粧板
18 斜面
19、55 前部空間
20、56 後部空間
21 開口幅
22 開口縁部
40 治具
54 目地空間

Claims (3)

  1. 壁面用パネルの側端面間に設けられる目地空間を閉塞する長尺物の乾式目地材であって、
    硬質樹脂から成る板状の芯部と、
    軟質樹脂から成り、該芯部との断面形状がT字状となるよう該芯部の上部に配設され、両側先端がそれぞれ外側の斜め下方に向くよう曲折されて形成されたカバー部と、
    軟質樹脂から成り、該芯部との断面形状が矢印状となるよう前記芯部の下端部側の側面から、該芯部に対して左右対称に張り出して配設される2個のヒレ部とから成り、
    前記カバー部が、壁面用パネルの表面又は、壁面用パネルの表面及び目地空間の側壁面に、表側へ折曲しながら弾接して目地空間の開口部を表側から覆うと共に、前記ヒレ部が外側面を目地空間の側壁面に弾接するよう配設されて、目地空間を閉塞することを特徴とする乾式目地材。
  2. 平面状に並べられる壁面用パネルの側端面間に設けられる目地空間を、長尺物の乾式目地材が閉塞する乾式目地材の取付構造において、
    前記目地空間は、前記壁面用パネルの奥側の側端面を両側壁面とする後部空間と、
    該後部空間から拡開し、両側壁面が斜面で形成されている表側の前部空間とを有し、
    請求項1記載の乾式目地材が、前記ヒレ部を前記後部空間の側壁面に弾接させると共に、前記カバー部を、前記前部空間の側壁面と前記壁面用パネルの表面に沿わせることにより、前記目地空間を閉塞していることを特徴とする乾式目地材の取付構造。
  3. 互いに直角になるように並べられた壁面用パネルのコーナー部における側端面間に設けられる目地空間を、長尺物の乾式目地材が閉塞する乾式目地材の取付構造において、
    前記目地空間は、壁面用パネルの両側端面の表側隅を切り欠いて形成される略平行な両側壁面で形成される前部空間を有し、
    請求項1記載の乾式目地材が、前記ヒレ部を前記前部空間の側壁面に弾接させると共に、前記カバー部を、壁面用パネルの互いに直角に配置される表面に沿わせることにより、前記目地空間を閉塞していることを特徴とする乾式目地材の取付構造。
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