JP2006207137A - 金属サイディング - Google Patents

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藤司幸 青木
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Abstract

【課題】 金属サイディングの実接合面における前面側からの風圧雨などによる浸入水をより効果的に防止することができる新しい金属サイディングを提供する。
【解決手段】 断熱材1が貼着された金属表面材2を表層として、対向する側端面の各々に雄実3または雌実4を形成し一対の雄実3と雌実4を設けるようにしてパネル状に形成されており、雄実3はその前面側根元近傍に凹部31を設けてこの凹部31にパッキン材5を配設した突起部からなり、雌実4は雌実前側凸部41と雌実後側凸部42とを離間させて形成した凹溝部からなる金属サイディングであって、金属サイディング同士でそれぞれの雄実3と雌実4とを嵌合させて実接合させる際に、一方の金属サイディングの凹部31に配設されたパッキン材5と他方の金属サイディングの雌実前側凸部41の後側角部411とが当接するように実接合させることで、実接合面における前面側からの浸入水を防止する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、建物の外壁材などに用いられる金属サイディングに関するものである。
従来より、金属サイディングとして図4に示されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この図によれば、金属材を表面材8とし、この表面材8に合成樹脂材9を貼着させてパネル状に形成し、雄実3と雌実4とをそれぞれを対向する端部に形成している。また、少なくとも一方の端部における表面角部10を側方に突出させることで、この表面角部10と対向する表面角部10との突き合わせが、実接合された状態において確実になされる。さらに、雄実3とこの金属サイディングの表面との間に空隙7が形成され、毛細管現象により浸入した水をこの空隙で捉えそれ以上の水の浸入を防止している。
また、図5に示すように、一方のサイディングボード11の接合側端部に雄実3を突設するとともに他方のサイディングボード11の接合側端部に上記雄実3に対応する形状の雌実4を凹設して、上記雄実3と雌実4とを嵌合させてなるサイディングボード11接合構造も提案されている(例えば、特許文献2参照)。このサイディング11接合構造によれば、上記雄実3と雌実4の形状をその前後立上がり面が実中央部に向かって傾斜したテーパ状に形成するとともに、雄実3および雌実4の後側立上がり面のボード平行面に対する傾斜角度を同上前側立上がり面のボード平行面に対する傾斜角度よりも小さくし、上記雄実3の頂部と雌実4の底部との間に空隙7を設けている。そして、雄実3と雌実4との当接面間の僅かな隙間から毛細管現象により浸入してくる水をこの空隙7で捉えることでそれ以上の水の浸入を防止している。
以上のように金属サイディングは、いずれも金属サイディング同士の実接合時に形成された空隙7によって水をくい止めることができるようになっているため、このような金属サイディングが施工されている外壁下地側にも水が浸入しにくくなり、建物に対する悪影響を少なくすることができる。しかしながら、上記の金属サイディングは浸入水の防止に優れた効果を有するものであるが、その防水性能をより向上させることが望まれてもいる。
特開平10−212814号公報 特開平9−256597号公報
そこで、本願発明は、以上の通りの背景から、金属サイディングの実接合面における前面側からの風圧雨などによる浸入水をより効果的に防止することができる新しい金属サイディングを提供することを課題としている。
本願発明の金属サイディングは、前記の課題を解決するものとして、第1には、断熱材が貼着された金属表面材を表層として、対向する側端面の各々に雄実または雌実を形成し一対の雄実と雌実を設けるようにしてパネル状に形成されており、雄実はその前面側根元近傍に凹部を設けてこの凹部にパッキン材を配設した突起部からなり、雌実は雌実前側凸部と雌実後側凸部とを離間させて形成した凹溝部からなる金属サイディングであって、金属サイディング同士でそれぞれの雄実と雌実とを嵌合させて実接合させる際に、一方の金属サイディングの凹部に配設されたパッキン材と他方の金属サイディングの雌実前側凸部の後側角部とが当接するように実接合させることで、実接合面における前面側からの浸入水を防止するようにしていることを特徴とする。
本願発明は、第2には、上記の金属サイディングにおいて、少なくとも一方の側端面における前面側角部を側方に突出させ、金属サイディング同士の実接合時には、他方の側端面に相対する一方の前面側角部を当接させるようにしたことを特徴とし、第3には、雄実の頂部と雌実の底部との間に空隙を設けたことを特徴とする。
第1の発明の金属サイディングは、一方の金属サイディングの凹部に配設されたパッキン材と他方の金属サイディングの雌実前側凸部の後側角部とが当接するように実接合させることにより、金属サイディング同士の実接合が確実なものになり、実接合面における前面側からの風圧雨などによる浸入水が雄実の内部にまで廻り込むのをより効果的に防止することができる。したがって、この金属サイディングが施工されている外壁下地側にも水が浸入しにくくなり、建物に対する悪影響を少なくすることができる。
第2の発明の金属サイディングは、少なくとも一方の側端面における前面側角部を側方に突出させ、金属サイディング同士の実接合時には、他方の側端面に相対する一方の前面側角部を当接させるようにしたことにより、前面側角部を突き合わせた当接部が実接合された状態において確実に当接されるため、隙間または浮き上がりなどができにくくなり、外観よく施工することができる。
また、第3の発明の金属サイディングは、雄実の頂部と雌実の底部との間に空隙を設けたことにより、この空隙が毛細管現象により浸入した水を捉える(毛細管現象を遮断する)トラップのような役割を果たすことになるため、この金属サイディングが施工されている外壁下地側にもさらに水が浸入しにくくなり、建物に対する悪影響をより少なくすることができる。
本願発明は前記のとおりの特徴をもつものであるが、以下に、発明を実施するための最良の形態を図1から図3を参照して説明する。
図1は本願発明の一実施形態である金属サイディング同士が実接合した状態の実接合面を模式的に例示した断面図であり、図2(a)は金属サイディング全体の断面図である。図2(b)はこの金属サイディングの雄実部の拡大断面図で、図2(c)は雌実部の拡大断面図である。また、図3(a)は金属サイディングの雄実部の斜視図で、図3(b)は実接合した状態を模式的に例示した斜視図である。
図1から図3に示すように、本願発明の金属サイディングは、断熱材1が貼着された金属表面材2を表層としてパネル状に形成されている。この実施の形態では金属サイディングの前面側において、金属表面材2にタイル状凹凸模様が付与されているがこれに限定されることはなく、所望のデザインが付与されていてもよい。金属表面材2としては、一般に金属サイディングに使用される金属板であれば特に限定されることはないが、例えば鋼板、アルミニウム板、銅板などやこれらの金属に亜鉛やニッケルなどを含有させた合金板などが挙げられる。以上の金属表面材2はロールやプレス成形によって加工されタイル状凹凸模様をはじめとする所望のデザインが付与される。
金属表面材2には断熱材1が貼着されるものであるが、断熱材1としては、ポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレンフォームなどの発泡樹脂、ロックウール、グラスウール、石膏ボードなど、一般に断熱材料として用いられている材料を用いることができる。そして、以上のような断熱材1を用いることで、本願発明の金属サイディングは優れた断熱性を有することになる。
本願発明の金属サイディングは、一対の雄実3と雌実4が対向する側端面に形成された金属表面材2を表層として形成されている。すなわち、一方の側端面には雄実3が、他方の側端面には雌実4が形成されている。そして、金属サイディング同士で各々の雄実3と雌実4とを嵌合させて実接合されるようにしている。
以上のような金属サイディングにおいて、雄実3はその前面側根元近傍に凹部31を設けた突起部からなり、この凹部31にパッキン材5が配設されているものである。また、雌実4は雌実前側凸部41と雌実後側凸部42とを離間させて形成した凹溝部からなるものである。
凹部31はパッキン材5が脱落することなく締め代が確保されるような形状であれば特に限定されるものではない。特にパッキン材5の形状に沿ったものであることが好ましい。この実施の形態では、後述するようにパッキン材5の形状として断面円形状のものを用いているため、凹部31はその断面形状が円弧状になるよう形成している。
パッキン材5の材質としては、EPDMなどの合成ゴムあるいは合成樹脂が挙げられ、一般に使用されている材質のものでよく、耐水性のものが考慮される。この実施の形態では断面円形状の紐状パッキン材5を用いているがこれに限定されることなく、断面多角形状のパッキン材5でもよい。凹部31への取り付け易さ、防水性、耐久性などを考慮すると断面円形状の紐状パッキン材5を用いることが好ましい。
本願発明の金属サイディングは、金属サイディング同士でそれぞれの雄実3と雌実4とを嵌合させて実接合させるものであるが、その際に、一方の金属サイディングの凹部31に配設されたパッキン材5の締め代分が確保された状態で、この締め代分に他方の金属サイディングの雌実前側凸部41の後側角部411を当接させるようにしてパッキン材5を圧縮し実接合させるものである。このパッキン材5は圧縮されることて変形し隙間を充填するようになるため、金属サイディング同士の実接合が確実なものになり、実接合面における前面側からの風圧雨などによる浸入水が雄実3の内部にまで廻り込むのをより効果的に防止することができる。したがって、この金属サイディングが施工されている外壁下地側にも水が浸入しにくくなり、建物に対する悪影響を少なくすることができる。
また、本願発明の金属サイディングは、少なくとも一方の側端面における前面側角部6a,6bを側方に突出させ、金属サイディング同士の実接合時には、他方の側端面に相対する一方の前面側角部を当接させるようにしてもよい。図1から図3に示す金属サイディングにおいては、両者の側端面の前面側角部6a,6bを側方に突出させている。このような構成の金属サイディングでは、両者の側端面の前面側角部6a,6bを突き合わせた当接部が実接合された状態において確実に当接されるため、隙間または浮き上がりなどができにくくなり、外観よく施工することができる
また、本願発明の金属サイディングは、雄実3の頂部と雌実4の底部との間に空隙7を設けるようにしてもよい。図1から図3に示す金属サイディングにおいては、雄実3の頂部が面取りされていて、これにより雄実3の頂部と雌実4の底部との間に空隙7が形成されている。この空隙7は毛細管現象により浸入した水を捉えるトラップのような役割を果たすものである。すなわち、パッキン材5を越えて水が浸入してきた場合でも、この空隙7によって水を捉えることができる。したがって、金属サイディングが施工されている外壁下地側にもさらに水が浸入しにくくなり、建物に対する悪影響をより少なくすることができる。
本願発明の一実施形態である金属サイディングの実接合された状態の実接合面を模式的に例示した断面図である。 (a)金属サイディング全体の断面図である。(b)金属サイディングの雄実部の拡大断面図である。(c)雌実部の拡大断面図である。 (a)金属サイディングの雄実部の斜視図である。(b)実接合した状態を模式的に例示した斜視図である。 従来の金属サイディングの実接合された状態の実接合面を模式的に例示した断面図である。 従来の別の金属サイディングの実接合された状態の実接合面を模式的に例示した断面図である。
符号の説明
1 断熱材
2 金属表面材
3 雄実
31 凹部
4 雌実
41 雌実前側凸部
411 後側角部
42 雌実後側凸部
5 パッキン材
6a,6b 前面側角部
7 空隙
8 表面材
9 合成樹脂
10 表面角部
11 サイディングボード

Claims (3)

  1. 断熱材が貼着された金属表面材を表層として、対向する側端面の各々に雄実または雌実を形成し一対の雄実と雌実を設けるようにしてパネル状に形成されており、雄実はその前面側根元近傍に凹部を設けてこの凹部にパッキン材を配設した突起部からなり、雌実は雌実前側凸部と雌実後側凸部とを離間させて形成した凹溝部からなる金属サイディングであって、金属サイディング同士でそれぞれの雄実と雌実とを嵌合させて実接合させる際に、一方の金属サイディングの凹部に配設されたパッキン材と他方の金属サイディングの雌実前側凸部の後側角部とが当接するように実接合させることで、実接合面における前面側からの浸入水を防止するようにしていることを特徴とする金属サイディング。
  2. 少なくとも一方の側端面における前面側角部を側方に突出させ、金属サイディング同士の実接合時には、他方の側端面に相対する一方の前面側角部を当接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の金属サイディング。
  3. 雄実の頂部と雌実の底部との間に空隙を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の金属サイディング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102301079B (zh) * 2009-01-30 2014-01-08 瓦林格创新股份有限公司 地板镶板与榫舌坯件的机械锁定系统

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