JP2004224379A - キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料 - Google Patents
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Abstract
【課題】未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ開栓後に再度閉栓した際に容器内圧が過度に上昇するのを防ぐことができるキャップを提供する。
【解決手段】天板部2と筒部3を有するキャップ本体4と、キャップ本体4内に設けられたパッキン5とを備え、パッキン5が、底板部12とその周縁12aから上方に延出する筒状部13とを有し、筒状部13の最大外径部18が容器内面21aに当接するようにされ、底板部12が、容器20の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部13は、底板部12が膨出変形したときに、最大外径部18の少なくとも一部が容器内面21aから離れるように構成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】天板部2と筒部3を有するキャップ本体4と、キャップ本体4内に設けられたパッキン5とを備え、パッキン5が、底板部12とその周縁12aから上方に延出する筒状部13とを有し、筒状部13の最大外径部18が容器内面21aに当接するようにされ、底板部12が、容器20の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部13は、底板部12が膨出変形したときに、最大外径部18の少なくとも一部が容器内面21aから離れるように構成されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部を閉止するキャップ、これを用いた閉止装置、および容器詰め飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キャップとしては、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備えたものがある。この種のキャップとしては、特許文献1ないし特許文献3に記載されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−211606号公報
【特許文献2】
特開2002−211619号公報
【特許文献3】
特開2002−264962号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
キャップをいったん開栓した後に再度閉栓(以下、再栓という)した際には、内容液の発酵などにより容器内圧が高くなることがある。この場合には、キャップが容器から外れやすくなる問題があった。
このため、再栓後に容器内圧が高くなった際に、容器内のガスを外部に排出し、容器内圧を低くすることができる技術が要望されていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ開栓後に再度閉栓した際に容器内圧が過度に上昇するのを防ぐことができるキャップ、閉止装置、および容器詰め飲料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャップは、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
底板部の周縁と最大外径部との高低差は、3mm以下とするのが好ましい。
本発明では、筒状部の下端部に、徐々に縮径しつつ下方に延出する導入部を形成することができる。
【0006】
本発明の閉止装置は、容器と、その口部に装着されるキャップとを備え、キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の容器詰め飲料は、容器と、その口部に装着されるキャップとを備えた閉止装置内に飲料が充填され、キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明の閉止装置の一実施形態を示すもので、ここに示す閉止装置は、容器20と、その口部21に装着されるキャップ1とから構成されている。
容器20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成樹脂、ガラス、金属などからなるものを使用することができる。
【0009】
キャップ1は、天板部2とその周縁から垂下した筒部3とを有するキャップ本体4と、このキャップ本体4内に設けられたパッキン5とを備えている。
筒部3は、水平スコア6(弱化線)によって上部の主部8と、多数の細いブリッジ7によって主部8の下端に連結されたタンパーエビデンスリング部(TEリング部)9とに区画されている。
主部8の内面には、容器口部21に形成された雄ネジ22に螺合するネジ部10が形成されている。
TEリング部9の内壁面には、キャップ1を開栓する際に容器口部21の膨出段部23に係止してTEリング部9の移動を阻止する係止手段であるウィング11が設けられている。ウィング11は、起伏可能な板状に形成されている。なお、本発明では、ウィング11に代えて、周方向に沿う板状のタブを用いることもできる。
キャップ本体4は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂によって形成されている。なお、本発明ではアルミニウムなどの金属からなるキャップ本体も使用できる。
【0010】
パッキン5は、比較的軟質の合成樹脂材料からなり、円板状の底板部12と、その周縁12aから略上方に延出する筒状部13と、筒状部13の上端部から径方向外方に延出する鍔部14とを有する。
底板部12は、容器20の内圧上昇時に上方(天板部2に近づく方向)に膨出変形可能に構成されている。
底板部12の厚さは、0.1〜2mmとするのが好ましい。この厚さがこの範囲未満であると底板部12の強度が低くなり、この範囲を越えると容器内圧上昇時に底板部12が膨出変形しにくくなる。
底板部12は、若干上方に湾曲した形状とするのが好ましい。
【0011】
筒状部13は、底板部12の周縁12aから徐々に拡径しつつ上方に延出する筒状部下部15と、筒状部下部15の上端部から徐々に縮径しつつ上方に延出する筒状部中間部16と、筒状部中間部16の上端部から上方に延出する筒状部上部17とを有する。
筒状部13は、筒状部下部15の上端部の最大外径部18において最も外径が大きくなっている。筒状部13は、最大外径部18において容器口部21の内面21aに当接するようになっている。
筒状部13の最大外径部18の外径は、容器口部21の内径より大きくなるように設定するのが好ましい。筒状部下部15の下端部の外径は、容器口部21の内径より小さくなるように設定するのが好ましい。
筒状部13の厚さは、0.2〜3mmとするのが好ましい。
【0012】
底板部12の周縁12a(周縁12a下面)と最大外径部18との高低差Aは、3mm以下(好ましくは2mm以下)とするのが好ましい。この高低差Aをこの範囲とすることによって、底板部12が膨出変形するのに伴って最大外径部18が縮径方向(径方向内方)に移動しやすくなり、容器20内のガスが排出されやすくなる。
【0013】
鍔部14は、筒状部13の上端部から径方向外方にほぼ水平に延出する基部14aと、基部14aの下面から下方に突出する開口端シール突起14bと、基部14aの周縁から下方に突出する外側シール突起14cとを備えている。
開口端シール突起14bは容器口部21の開口端面21bに当接可能とされ、外側シール突起14cは容器口部21の外面21cに当接可能とされている。
鍔部14の基部14aの厚さは0.2〜3mmとするのが好ましい。
パッキン5は、鍔部14において天板部2内面に固定するのが好ましい。
【0014】
以下、図1および図2を参照して、キャップ1の使用方法を説明する。
図2に示すように、内溶液を充填した容器20の口部21に、キャップ1を装着する。この際、パッキン5の筒状部13を容器口部21内に挿入する。筒状部13は最大外径部18において容器内面21aに当接し、この部分をシールする。これによって容器20が密封される。
この密封状態(未開栓時)においては、鍔部14の開口端シール突起14bが開口端面21bに当接するとともに、外側シール突起14cが容器外面21cに当接する。
最大外径部18が容器口部21内径よりも大きく形成されているため、筒状部13には縮径方向(径方向内方)への力が加えられる。このため、底板部12の周縁12aに径方向内方への力が加えられ、底板部12は若干上方へ湾曲した状態となる。
【0015】
特に充填方法として熱充填(通常、80℃以上の高温条件での充填)を採用した場合には、容器20内の温度が充てん時の温度より低下することにより、容器20内の圧力が大気圧よりも低くなる。この場合には、筒状部13内外の圧力差により、底板部12に下方への力が加えられ、これに伴って筒状部13に拡経方向(径方向外方)の力が加えられ、筒状部13が容器内面21aに強く押しつけられる。
このように、未開栓時には、パッキン5が容器内面21a、開口端面21b、および外面21cに当接した状態となり、密封が維持される。
また、TEリング部9に設けられたウイング11は、雄ネジ22の直下に設けられた環状の膨出段部23を乗り越え、膨出段部23の下方に達する。
なお、充填方法としては、予め殺菌処理した容器およびキャップを用いて常温下で行う常温無菌充填を採用することもできる。
【0016】
容器口部21に装着されたキャップ1を開栓方向に回すと、キャップ1が上昇し、パッキン5の筒状部13が容器口部21から引き抜かれ、容器20の密封が解除される。
この際、TEリング部9内面に設けられたウイング11が膨出段部23下部に係止することから、主部8は回転に従って上昇する一方、TEリング部9は上方への移動が阻止される。その結果、キャップ1の主部8とTEリング部9とを連結しているブリッジ7に引張力が作用し、ブリッジ7が破断され、TEリング部9が主部8から切り離される。このTEリング部9の切り離しによって、キャップ1が開栓されたことが明示される。
【0017】
図3および図4に示すように、キャップ1をいったん開栓した後に再栓した際には、内容液の発酵などにより容器20の内圧が非常に高くなる(例えば0.4MPa以上となる)ことがある。
容器20内の圧力が上昇すると、筒状部13内外の圧力差により、パッキン5の底板部12に対し上方への力が加えられるため、底板部12は上方に膨出変形する。この膨出変形により底板部12の外径は小さくなるため、筒状部13の下端部には縮径方向(径方向内方)への力が加えられる。
このため、最大外径部18の少なくとも一部は縮径方向に移動し、容器内面21aから離れる。
【0018】
底板部12が上方に膨出変形することによって、筒状部13内の圧力は高くなるため、天板部2に対し上方への力が加えられ、天板部2も上方に膨出変形(いわゆるドーミング)する。
これに伴って、鍔部14が上方に移動し、開口端シール突起14bの少なくとも一部が開口端面21bから離れるやすくなるとともに、外側シール突起14cの少なくとも一部が容器外面21cから離れやすくなる。
【0019】
図4に示すように、パッキン5のシール部分(最大外径部18、開口端シール突起14b、外側シール突起14c)の少なくとも一部が容器口部21から離れると、容器口部21とパッキン5との間に隙間が生じ、この隙間を通して、容器20内のガスが外部に排出される。
従って、キャップ1では、再栓後に容器20の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。また、未開栓時において十分な密封性を得ることができる。
【0020】
図5は、本発明のキャップの他の実施形態を示すものである。
ここに示すキャップ31は、パッキン25が、円板状の底板部32と、その周縁32aから略上方に延出する筒状部33と、筒状部33の上端部から径方向外方に延出する鍔部14と、筒状部33の下端部から徐々に縮径しつつ下方(天板部2から離れる方向)に延出する筒状の導入部35とを有する。
【0021】
底板部32は、容器20の内圧上昇時に上方に膨出変形可能とされている。
筒状部33は、底板部32の周縁32aから徐々に縮径しつつ上方に延出する筒状部下部36と、筒状部下部36の上端部から上方に延出する筒状部上部37とを有する。
筒状部33は、筒状部下部36の下端部の最大外径部38において最も外径が大きくなっており、最大外径部38において容器内面21aに当接するようになっている。
【0022】
このキャップ31では、パッキン25が、底板部32とその周縁32aから略上方に延出する筒状部33とを備え、筒状部33の下端部が最大外径部38とされているため、底板部32の周縁32aの高さ位置と最大外径部38の高さ位置とがほぼ等しくなる。
筒状部33の最大外径部38の外径は、容器口部21の内径より大きくなるように設定するのが好ましい。導入部35の下端部の外径は、容器口部21の内径より小さくなるように設定するのが好ましい。
【0023】
キャップ31を容器口部21に装着する際には、パッキン25の導入部35、筒状部33を容器口部21内に挿入する。この際、下方に向けて徐々に縮径する形状の導入部35によって、筒状部33は容器口部21内に案内され、スムーズに挿入される。筒状部33は最大外径部38において容器内面21aに当接する。
【0024】
キャップ31をいったん開栓した後に再栓した際に、内溶液の発酵などにより容器20の内圧が高くなる(例えば0.4MPa以上となる)と、この内圧により底板部32は上方に膨出変形する。
この膨出変形により底板部32の外径は小さくなるため、最大外径部38の少なくとも一部は縮径方向に移動し、容器内面21aから離れる。
このため、容器口部21とパッキン5との間に隙間が生じ、この隙間を通して、容器20内のガスが外部に排出される。
【0025】
従って、キャップ31では、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ再栓後に容器20の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。
この効果に加えて、キャップ31では、筒状部33の下端部から下方に延出する導入部35が設けられているので、筒状部33が容器口部21内に挿入されにくくなるのを防ぎ、しかも底板部32の周縁32aと最大外径部38との高低差を小さくすることができる。
従って、底板部32の膨出変形の際に最大外径部38が縮径方向に移動しやすくなり、容器20内のガスが確実に排出されるようになる。
【0026】
本発明の閉止装置は、図2に示す構成に限らず、キャップ1に代えて、図5に示すキャップ31を用いた構成も可能である。
本発明では、果汁飲料、茶飲料、コーヒー飲料等の飲料を容器20に充填し、口部21にキャップ1、31を装着することによって、飲料が充填された容器詰め飲料を得ることができる。
【0027】
なお、上記実施形態では、筒状部13、33の上端部に鍔部14を設けたパッキン5、25を例示したが、本発明で用いられるパッキンは鍔部を備えていない構成も可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のキャップにあっては、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるようにされているので、以下に示す効果を得ることができる。
(1)容器内圧上昇時に容器口部とパッキンとの間に生じた隙間を通して、容器内のガスが外部に排出される。
従って、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ再栓後に容器の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。
(2)筒状部の下端部に、徐々に縮径しつつ下方に延出する導入部を形成することによって、筒状部が容器口部内に挿入されにくくなるのを防ぎ、しかも容器内のガスを確実に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示すキャップを容器口部に装着した状態を示す断面図である。
【図3】図1に示すキャップを容器口部に装着した状態を示す断面図である。
【図4】図1に示すキャップの要部拡大図である。
【図5】本発明のキャップの他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・キャップ、2・・・天板部、3・・・筒部、4・・・キャップ本体、5・・・パッキン、12、32・・・底板部、13、33・・・筒状部、35・・・導入部、18、38・・・最大外径部、20・・・容器、21・・・容器口部、21a・・・容器内面、A・・・底板部の周縁と最大外径部との高低差
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器口部を閉止するキャップ、これを用いた閉止装置、および容器詰め飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キャップとしては、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備えたものがある。この種のキャップとしては、特許文献1ないし特許文献3に記載されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−211606号公報
【特許文献2】
特開2002−211619号公報
【特許文献3】
特開2002−264962号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
キャップをいったん開栓した後に再度閉栓(以下、再栓という)した際には、内容液の発酵などにより容器内圧が高くなることがある。この場合には、キャップが容器から外れやすくなる問題があった。
このため、再栓後に容器内圧が高くなった際に、容器内のガスを外部に排出し、容器内圧を低くすることができる技術が要望されていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ開栓後に再度閉栓した際に容器内圧が過度に上昇するのを防ぐことができるキャップ、閉止装置、および容器詰め飲料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャップは、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
底板部の周縁と最大外径部との高低差は、3mm以下とするのが好ましい。
本発明では、筒状部の下端部に、徐々に縮径しつつ下方に延出する導入部を形成することができる。
【0006】
本発明の閉止装置は、容器と、その口部に装着されるキャップとを備え、キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の容器詰め飲料は、容器と、その口部に装着されるキャップとを備えた閉止装置内に飲料が充填され、キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明の閉止装置の一実施形態を示すもので、ここに示す閉止装置は、容器20と、その口部21に装着されるキャップ1とから構成されている。
容器20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成樹脂、ガラス、金属などからなるものを使用することができる。
【0009】
キャップ1は、天板部2とその周縁から垂下した筒部3とを有するキャップ本体4と、このキャップ本体4内に設けられたパッキン5とを備えている。
筒部3は、水平スコア6(弱化線)によって上部の主部8と、多数の細いブリッジ7によって主部8の下端に連結されたタンパーエビデンスリング部(TEリング部)9とに区画されている。
主部8の内面には、容器口部21に形成された雄ネジ22に螺合するネジ部10が形成されている。
TEリング部9の内壁面には、キャップ1を開栓する際に容器口部21の膨出段部23に係止してTEリング部9の移動を阻止する係止手段であるウィング11が設けられている。ウィング11は、起伏可能な板状に形成されている。なお、本発明では、ウィング11に代えて、周方向に沿う板状のタブを用いることもできる。
キャップ本体4は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂によって形成されている。なお、本発明ではアルミニウムなどの金属からなるキャップ本体も使用できる。
【0010】
パッキン5は、比較的軟質の合成樹脂材料からなり、円板状の底板部12と、その周縁12aから略上方に延出する筒状部13と、筒状部13の上端部から径方向外方に延出する鍔部14とを有する。
底板部12は、容器20の内圧上昇時に上方(天板部2に近づく方向)に膨出変形可能に構成されている。
底板部12の厚さは、0.1〜2mmとするのが好ましい。この厚さがこの範囲未満であると底板部12の強度が低くなり、この範囲を越えると容器内圧上昇時に底板部12が膨出変形しにくくなる。
底板部12は、若干上方に湾曲した形状とするのが好ましい。
【0011】
筒状部13は、底板部12の周縁12aから徐々に拡径しつつ上方に延出する筒状部下部15と、筒状部下部15の上端部から徐々に縮径しつつ上方に延出する筒状部中間部16と、筒状部中間部16の上端部から上方に延出する筒状部上部17とを有する。
筒状部13は、筒状部下部15の上端部の最大外径部18において最も外径が大きくなっている。筒状部13は、最大外径部18において容器口部21の内面21aに当接するようになっている。
筒状部13の最大外径部18の外径は、容器口部21の内径より大きくなるように設定するのが好ましい。筒状部下部15の下端部の外径は、容器口部21の内径より小さくなるように設定するのが好ましい。
筒状部13の厚さは、0.2〜3mmとするのが好ましい。
【0012】
底板部12の周縁12a(周縁12a下面)と最大外径部18との高低差Aは、3mm以下(好ましくは2mm以下)とするのが好ましい。この高低差Aをこの範囲とすることによって、底板部12が膨出変形するのに伴って最大外径部18が縮径方向(径方向内方)に移動しやすくなり、容器20内のガスが排出されやすくなる。
【0013】
鍔部14は、筒状部13の上端部から径方向外方にほぼ水平に延出する基部14aと、基部14aの下面から下方に突出する開口端シール突起14bと、基部14aの周縁から下方に突出する外側シール突起14cとを備えている。
開口端シール突起14bは容器口部21の開口端面21bに当接可能とされ、外側シール突起14cは容器口部21の外面21cに当接可能とされている。
鍔部14の基部14aの厚さは0.2〜3mmとするのが好ましい。
パッキン5は、鍔部14において天板部2内面に固定するのが好ましい。
【0014】
以下、図1および図2を参照して、キャップ1の使用方法を説明する。
図2に示すように、内溶液を充填した容器20の口部21に、キャップ1を装着する。この際、パッキン5の筒状部13を容器口部21内に挿入する。筒状部13は最大外径部18において容器内面21aに当接し、この部分をシールする。これによって容器20が密封される。
この密封状態(未開栓時)においては、鍔部14の開口端シール突起14bが開口端面21bに当接するとともに、外側シール突起14cが容器外面21cに当接する。
最大外径部18が容器口部21内径よりも大きく形成されているため、筒状部13には縮径方向(径方向内方)への力が加えられる。このため、底板部12の周縁12aに径方向内方への力が加えられ、底板部12は若干上方へ湾曲した状態となる。
【0015】
特に充填方法として熱充填(通常、80℃以上の高温条件での充填)を採用した場合には、容器20内の温度が充てん時の温度より低下することにより、容器20内の圧力が大気圧よりも低くなる。この場合には、筒状部13内外の圧力差により、底板部12に下方への力が加えられ、これに伴って筒状部13に拡経方向(径方向外方)の力が加えられ、筒状部13が容器内面21aに強く押しつけられる。
このように、未開栓時には、パッキン5が容器内面21a、開口端面21b、および外面21cに当接した状態となり、密封が維持される。
また、TEリング部9に設けられたウイング11は、雄ネジ22の直下に設けられた環状の膨出段部23を乗り越え、膨出段部23の下方に達する。
なお、充填方法としては、予め殺菌処理した容器およびキャップを用いて常温下で行う常温無菌充填を採用することもできる。
【0016】
容器口部21に装着されたキャップ1を開栓方向に回すと、キャップ1が上昇し、パッキン5の筒状部13が容器口部21から引き抜かれ、容器20の密封が解除される。
この際、TEリング部9内面に設けられたウイング11が膨出段部23下部に係止することから、主部8は回転に従って上昇する一方、TEリング部9は上方への移動が阻止される。その結果、キャップ1の主部8とTEリング部9とを連結しているブリッジ7に引張力が作用し、ブリッジ7が破断され、TEリング部9が主部8から切り離される。このTEリング部9の切り離しによって、キャップ1が開栓されたことが明示される。
【0017】
図3および図4に示すように、キャップ1をいったん開栓した後に再栓した際には、内容液の発酵などにより容器20の内圧が非常に高くなる(例えば0.4MPa以上となる)ことがある。
容器20内の圧力が上昇すると、筒状部13内外の圧力差により、パッキン5の底板部12に対し上方への力が加えられるため、底板部12は上方に膨出変形する。この膨出変形により底板部12の外径は小さくなるため、筒状部13の下端部には縮径方向(径方向内方)への力が加えられる。
このため、最大外径部18の少なくとも一部は縮径方向に移動し、容器内面21aから離れる。
【0018】
底板部12が上方に膨出変形することによって、筒状部13内の圧力は高くなるため、天板部2に対し上方への力が加えられ、天板部2も上方に膨出変形(いわゆるドーミング)する。
これに伴って、鍔部14が上方に移動し、開口端シール突起14bの少なくとも一部が開口端面21bから離れるやすくなるとともに、外側シール突起14cの少なくとも一部が容器外面21cから離れやすくなる。
【0019】
図4に示すように、パッキン5のシール部分(最大外径部18、開口端シール突起14b、外側シール突起14c)の少なくとも一部が容器口部21から離れると、容器口部21とパッキン5との間に隙間が生じ、この隙間を通して、容器20内のガスが外部に排出される。
従って、キャップ1では、再栓後に容器20の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。また、未開栓時において十分な密封性を得ることができる。
【0020】
図5は、本発明のキャップの他の実施形態を示すものである。
ここに示すキャップ31は、パッキン25が、円板状の底板部32と、その周縁32aから略上方に延出する筒状部33と、筒状部33の上端部から径方向外方に延出する鍔部14と、筒状部33の下端部から徐々に縮径しつつ下方(天板部2から離れる方向)に延出する筒状の導入部35とを有する。
【0021】
底板部32は、容器20の内圧上昇時に上方に膨出変形可能とされている。
筒状部33は、底板部32の周縁32aから徐々に縮径しつつ上方に延出する筒状部下部36と、筒状部下部36の上端部から上方に延出する筒状部上部37とを有する。
筒状部33は、筒状部下部36の下端部の最大外径部38において最も外径が大きくなっており、最大外径部38において容器内面21aに当接するようになっている。
【0022】
このキャップ31では、パッキン25が、底板部32とその周縁32aから略上方に延出する筒状部33とを備え、筒状部33の下端部が最大外径部38とされているため、底板部32の周縁32aの高さ位置と最大外径部38の高さ位置とがほぼ等しくなる。
筒状部33の最大外径部38の外径は、容器口部21の内径より大きくなるように設定するのが好ましい。導入部35の下端部の外径は、容器口部21の内径より小さくなるように設定するのが好ましい。
【0023】
キャップ31を容器口部21に装着する際には、パッキン25の導入部35、筒状部33を容器口部21内に挿入する。この際、下方に向けて徐々に縮径する形状の導入部35によって、筒状部33は容器口部21内に案内され、スムーズに挿入される。筒状部33は最大外径部38において容器内面21aに当接する。
【0024】
キャップ31をいったん開栓した後に再栓した際に、内溶液の発酵などにより容器20の内圧が高くなる(例えば0.4MPa以上となる)と、この内圧により底板部32は上方に膨出変形する。
この膨出変形により底板部32の外径は小さくなるため、最大外径部38の少なくとも一部は縮径方向に移動し、容器内面21aから離れる。
このため、容器口部21とパッキン5との間に隙間が生じ、この隙間を通して、容器20内のガスが外部に排出される。
【0025】
従って、キャップ31では、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ再栓後に容器20の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。
この効果に加えて、キャップ31では、筒状部33の下端部から下方に延出する導入部35が設けられているので、筒状部33が容器口部21内に挿入されにくくなるのを防ぎ、しかも底板部32の周縁32aと最大外径部38との高低差を小さくすることができる。
従って、底板部32の膨出変形の際に最大外径部38が縮径方向に移動しやすくなり、容器20内のガスが確実に排出されるようになる。
【0026】
本発明の閉止装置は、図2に示す構成に限らず、キャップ1に代えて、図5に示すキャップ31を用いた構成も可能である。
本発明では、果汁飲料、茶飲料、コーヒー飲料等の飲料を容器20に充填し、口部21にキャップ1、31を装着することによって、飲料が充填された容器詰め飲料を得ることができる。
【0027】
なお、上記実施形態では、筒状部13、33の上端部に鍔部14を設けたパッキン5、25を例示したが、本発明で用いられるパッキンは鍔部を備えていない構成も可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のキャップにあっては、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるようにされているので、以下に示す効果を得ることができる。
(1)容器内圧上昇時に容器口部とパッキンとの間に生じた隙間を通して、容器内のガスが外部に排出される。
従って、未開栓時において十分な密封性を得ることができ、かつ再栓後に容器の内圧が過度に上昇するのを防ぐことができる。
(2)筒状部の下端部に、徐々に縮径しつつ下方に延出する導入部を形成することによって、筒状部が容器口部内に挿入されにくくなるのを防ぎ、しかも容器内のガスを確実に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示すキャップを容器口部に装着した状態を示す断面図である。
【図3】図1に示すキャップを容器口部に装着した状態を示す断面図である。
【図4】図1に示すキャップの要部拡大図である。
【図5】本発明のキャップの他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・キャップ、2・・・天板部、3・・・筒部、4・・・キャップ本体、5・・・パッキン、12、32・・・底板部、13、33・・・筒状部、35・・・導入部、18、38・・・最大外径部、20・・・容器、21・・・容器口部、21a・・・容器内面、A・・・底板部の周縁と最大外径部との高低差
Claims (5)
- 天板部(2)とその周縁から垂下した筒部(3)とを有するキャップ本体(4)と、このキャップ本体(4)内に設けられたパッキン(5)とを備え、
パッキン(5)が、底板部(12)と、その周縁(12a)から上方に延出する筒状部(13)とを有し、筒状部(13)の最大外径部(18)が容器内面(21a)に当接するようにされ、
底板部(12)が、容器(20)の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、
筒状部(13)は、底板部(12)が膨出変形したときに、最大外径部(18)の少なくとも一部が容器内面(21a)から離れるように構成されていることを特徴とするキャップ。 - 底板部(12)の周縁(12a)と最大外径部(18)との高低差(A)は、3mm以下とされていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
- 筒状部(33)の下端部に、徐々に縮径しつつ下方に延出する導入部(35)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のキャップ。
- 容器と、その口部に装着されるキャップとを備えた閉止装置であって、
キャップは、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする閉止装置。 - 容器と、その口部に装着されるキャップとを備えた閉止装置内に飲料が充填された容器詰め飲料であって、
キャップは、天板部とその周縁から垂下した筒部とを有するキャップ本体と、このキャップ本体内に設けられたパッキンとを備え、パッキンが、底板部と、その周縁から上方に延出する筒状部とを有し、筒状部の最大外径部が容器内面に当接するようにされ、底板部が、容器の内圧上昇時に、この容器内圧により上方に膨出変形するようにされ、筒状部が、底板部が膨出変形したときに、最大外径部の少なくとも一部が容器内面から離れるように構成されていることを特徴とする容器詰め飲料。
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---|---|---|---|---|
JP2011173597A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Kao Corp | 密閉容器 |
US8360256B2 (en) | 2006-04-18 | 2013-01-29 | Packaging Innovation Limited | Storage and drinking container having cap and retaining ring |
JP2013516369A (ja) * | 2010-01-07 | 2013-05-13 | スティーフェル ラボラトリーズ インコーポレイテッド | 容器通気ディスク |
JP2015024861A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 日本クロージャー株式会社 | 中栓付き容器蓋 |
JP2016022980A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 有限会社塚本鑛吉商店 | 瓶口用の栓 |
-
2003
- 2003-01-22 JP JP2003013532A patent/JP2004224379A/ja not_active Withdrawn
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