JP2003192006A - キャップ、閉止装置、および内容液充填方法 - Google Patents

キャップ、閉止装置、および内容液充填方法

Info

Publication number
JP2003192006A
JP2003192006A JP2001395580A JP2001395580A JP2003192006A JP 2003192006 A JP2003192006 A JP 2003192006A JP 2001395580 A JP2001395580 A JP 2001395580A JP 2001395580 A JP2001395580 A JP 2001395580A JP 2003192006 A JP2003192006 A JP 2003192006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cap
contact length
liner
abuts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001395580A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Hayashi
秀敏 林
Hatao Iizuka
二十雄 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Closure Systems International Japan Ltd
Original Assignee
Alcoa Closure Systems Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcoa Closure Systems Japan Ltd filed Critical Alcoa Closure Systems Japan Ltd
Priority to JP2001395580A priority Critical patent/JP2003192006A/ja
Publication of JP2003192006A publication Critical patent/JP2003192006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容液充填時において十分な密封性を得るこ
とができ、かつ開栓した後に再度閉栓した際に容器内圧
が過度に上昇するのを防ぐことができるキャップを提供
する。 【解決手段】 天板部2とその周縁から垂下した筒部3
とを備えたキャップ本体4と、キャップ本体4内に設け
られたライナー5とを備え、ライナー5が、容器21内
面に当接する環状の内側シール突起12と、容器21外
面に当接する環状の外側シール突起13とを備え、容器
口部21aの開口端部内面24aに対する内側シール突
起12の接触長さAが、開口端部外面24bに対する外
側シール突起13の接触長さBよりも大きくなるように
設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器口部に装着さ
れて該容器口部を閉止するキャップ、このキャップを用
いた閉止装置、およびこの閉止装置に内容液を充填する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の閉止装置の一例を示すも
ので、ここに示す閉止装置は、容器21と、容器21の
口部21aに装着されるキャップ31とから構成されて
いる。キャップ31は、円形の天板部2と、その周縁か
ら垂下した筒部3とからなるキャップ本体4と、天板部
2内面に設けられたライナー15とを備えている。容器
21は、アルミニウムなどの金属製の板材からなるもの
であり、容器口部21aの開口端部21bは外方に湾曲
した形状となっている。
【0003】キャップ本体4の筒部3は、水平スコア6
によって水平スコア6より上部の主部8と、ブリッジ7
によって主部8の下端に連結されたTEリング部9とに
区画されている。筒部3には、容器21の口部21aに
形成された雄ネジ22に螺合するネジ部10が形成され
ている。キャップ本体4は、アルミニウムやスチールな
どの金属から構成されている。
【0004】ライナー15は、円板状の基部15aの外
周側に、容器内面に当接する環状の内側シール突起32
と、容器外面に当接する環状の外側シール突起33とが
形成されている。内側シール突起32は、下方に向けて
突出するように形成され、容器口部21aの開口端部2
1bの内面(開口端部21bの頂部21cよりも内面側
の領域)24aに当接するように形成されている。外側
シール突起33は、下方に向けて突出するように形成さ
れ、開口端部21bの外面(開口端部21bの頂部21
cよりも外面側の領域)24bに当接するように形成さ
れている。
【0005】果汁飲料、茶飲料等を内容液として容器2
1に充填するには、内容液を容器21内に供給した後、
容器口部21aにキャップ31を装着する方法がとられ
る。
【0006】ところで、近年では、飲料用などの容器と
して、ガラスや合成樹脂製のものに代えて、アルミニウ
ムなどの金属製のものが用いられている。一般に、金属
製容器は、ガラスや合成樹脂製のものに比べ若干強度が
劣る。このため、金属製の容器21に内容液を充填する
場合には、容器21内に液体窒素などを供給してキャッ
プ31を装着し、この窒素により容器内圧を高めること
が行われている。容器内圧は、常温時の圧力が常圧を越
える値に設定することが多い。容器内圧を、常圧を越え
る値に設定することによって、容器内外の圧力差や外部
からの衝撃により容器が変形するのを防ぐことができ
る。
【0007】容器内圧を高く設定すると、天板部2およ
びライナー15の中央部が上方に膨出変形する、いわゆ
るドーミング現象が起きることがある。この膨出変形の
際には、天板部2およびライナー15の上方移動距離が
中央部に近いほど大きくなるため、外側シール突起33
は、内側シール突起32に比べ膨出変形時の上方移動量
が小さい。このため、容器21の密封は、主として外側
シール突起33において維持される。膨出変形が起きた
場合でも、外側シール突起33が開口端部21bに当接
した状態を確実に維持するため、外側シール突起33
は、開口端部外面24bに対する接触長さが十分に大き
くなるように設計されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】キャップをいったん開
栓した後に再度閉栓した際には、内容液の発酵などによ
り容器内圧が高くなることがある。この場合には、まれ
にキャップ飛びが起こりやすくなる問題があった。この
ため、再栓時に容器21内圧が高くなった際に、容器2
1内のガスを外部に逃がし、容器21内圧を低くするこ
とができる技術が要望されていた。本発明は上記事情に
鑑みてなされたもので、内容液充填時(未開栓時)にお
いて十分な密封性を得ることができ、かつ開栓した後に
再度閉栓した際に容器内圧が過度に上昇するのを防ぐこ
とができるキャップ、閉止装置、および内容液充填方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のキャップは、ラ
イナーが、容器内面に当接する環状の内側シール突起
と、容器外面に当接する環状の外側シール突起とを備
え、容器内面に当接する内側シール突起の接触長さが、
容器外面に当接する外側シール突起の接触長さよりも長
くされていることを特徴とする。内側シール突起の接触
長さは、容器口部の開口端部の径方向の曲率半径R+
0.5mmより大きく設定するのが好ましい。外側シー
ル突起の接触長さは、容器口部の開口端部の径方向の曲
率半径R+0.5mm以下であることが好ましい。キャ
ップ本体は、金属からなるものであってもよいし、合成
樹脂からなるものであってもよい。
【0010】本発明の閉止装置は、容器と、その口部に
装着されるキャップとを備えた閉止装置であって、キャ
ップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備えた
キャップ本体と、キャップ本体内に設けられたライナー
とを備え、ライナーが、容器内面に当接する環状の内側
シール突起と、容器外面に当接する環状の外側シール突
起とを備え、容器内面に当接する内側シール突起の接触
長さが、容器外面に当接する外側シール突起の接触長さ
よりも長くされていることを特徴とする。
【0011】本発明の内容液充填方法は、内容液を容器
に供給し、この容器の口部にキャップを装着する内容液
充填方法であって、キャップが、天板部とその周縁から
垂下した筒部とを備えたキャップ本体と、キャップ本体
内に設けられたライナーとを備え、このライナーが、容
器内面に当接する環状の内側シール突起と、容器外面に
当接する環状の外側シール突起とを備え、容器内面に当
接する内側シール突起の接触長さが、容器外面に当接す
る外側シール突起の接触長さよりも長くされており、内
容液を容器に充填する際に、常温時の容器内圧が常圧を
越えるようにすることを特徴とする。本発明のキャップ
は、上記内容液充填方法に用いられるものであってよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すもので、ここに示す閉止装置は、容器21と、容器2
1の口部21aに装着されるキャップ1とから構成され
ている。キャップ1は、円形の天板部2と、その周縁か
ら垂下した筒部3とからなるキャップ本体4と、天板部
2内面に設けられたライナー5とを備えている。容器2
1は、アルミニウム、スチールなどの金属製の板材から
なるものであり、容器口部21aの開口端部21bは板
材が外方に湾曲した形状となっている。なお、容器21
としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)など
の合成樹脂や、ガラスからなるものを使用することもで
きる。
【0013】キャップ本体4の筒部3は、水平スコア6
によって水平スコア6より上部の主部8と、ブリッジ7
によって主部8の下端に連結されたTEリング部9とに
区画されている。筒部3には、このキャップ1を容器2
1に装着する際にネジ部10が形成される。ネジ部10
は、容器口部21aの雄ネジ22に螺合するように形成
されている。キャップ本体4は、アルミニウムやスチー
ルなどの金属から構成されている。なお、キャップ本体
4の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
の合成樹脂を使用することもできる。
【0014】ライナー5は、円板状の基部5aの外周側
に、容器内面に当接する環状の内側シール突起12と、
容器外面に当接する環状の外側シール突起13とが形成
されている。内側シール突起12は、下方に向けて突出
するように形成され、容器口部21aの開口端部21b
の内面(開口端部21bの頂部21cよりも内面側の領
域)24aに当接するように形成されている。外側シー
ル突起13は、下方に向けて突出するように形成され、
開口端部21bの外面(開口端部21bの頂部21cよ
りも外面側の領域)24bに当接するように形成されて
いる。
【0015】このキャップ1において、開口端部内面2
4aに対する内側シール突起12の高さ方向の接触長さ
(幅)Aは、開口端部外面24bに対する外側シール突
起13の高さ方向の接触長さ(幅)Bよりも大きくなる
ように設定されている。内側シール突起12の接触長さ
Aが、外側シール突起13の接触長さB以下となると、
内容液充填時(未開栓時)における密封性、または再栓
時の容器内圧低減効果が不十分となるため好ましくな
い。
【0016】内側シール突起12の接触長さAは、容器
口部21aの開口端部21bの径方向の曲率半径R+
0.5mmより大きい(好ましくはR+0.8mm以
上)ことが好ましい。接触長さAがこの範囲未満である
と、内容液充填時(未開栓時)に、内側シール突起12
における密封性が低下するおそれがある。また開栓時に
容器の密封解除が早く行われるようになるため、タンパ
ーエビデンス性の点で好ましくない。図1(b)に示す
ように、曲率半径Rとは、ライナー5に接触する部分の
開口端部21bの外面の曲率半径をいう。
【0017】外側シール突起13の接触長さBは、容器
口部21aの開口端部21bの径方向の曲率半径R+
0.5mm以下であることが望ましい。接触長さBがこ
の範囲を越えると、再栓時に容器内圧が高くなったとき
に、容器内圧を低減させる効果が不十分となりやすくな
る。
【0018】外側シール突起13の接触長さBは、曲率
半径R以上であることが好ましい。接触長さBがこの範
囲未満であると、内容液充填時(未開栓時)に、外側シ
ール突起13における密封性が低下する。
【0019】外側シール突起13は、開口端部21bの
外側部21dに達しないような長さに設定すると、再栓
時に容器内圧が高くなったときに、容器内圧を確実に低
減させることができるため好ましい。
【0020】ライナー5には、ポリプロピレンとゴムを
ブレンドしたもの、ポリエチレン、EVA(エチレン酢
酸ビニル共重合体)などの比較的軟質の合成樹脂材料が
使用できる。
【0021】次に、キャップ1を用いた内容液充填方法
について説明する。果汁飲料、茶飲料等を内容液として
容器21に充填するには、内容液を容器21内に供給し
た後、容器口部21aにキャップ1を装着する方法をと
ることができる。内容液の充填を行うには、通常80℃
以上の高温条件下で充填を行う熱充填や、予め殺菌処理
した容器およびキャップを用いて常温下で行う常温無菌
充填を採用することができる。容器21に内容液を充填
する際には、容器21内に液体窒素などを供給してキャ
ップ1を装着することにより窒素を容器21に封入し、
この窒素により容器内圧を高めることができる。容器内
圧は、常温時の圧力が常圧を越える値に設定するのが好
ましい。容器内圧を、常圧を越える値に設定することに
よって、容器内外の圧力差や外部からの衝撃により容器
が変形するのを防ぐことができる。容器内に封入する窒
素量は、常温における容器内圧が0.1〜3.0kg/
cm2となるように設定することができる。
【0022】図2および図3に示すように、内容液充填
時(未開栓時)に容器21の内圧を高くした場合には、
天板部2およびライナー5の中央部が上方に膨出変形す
ることがあるが、このキャップ1では、内側シール突起
12の接触長さAが十分に大きく設定されているので、
内側シール突起12と開口端部21bとが当接した状態
が保たれ、密封が維持される。
【0023】図1に示すように、容器口部21aに装着
したキャップ1を開栓方向に回すと、キャップ1が上昇
し、内側シール突起12および外側シール突起13が開
口端部21bから離れ、容器21の密封が解除される。
このキャップ開栓の過程では、TEリング部9が容器口
部21aの膨出段部23下端に係止することから、キャ
ップ本体4の主部8は回転に従って上昇する一方、TE
リング部9は上方への移動が阻止され、その結果、キャ
ップの主部8とTEリング部9とを連結しているブリッ
ジ7に引張力が作用し、これらブリッジ7が破断し、主
部8がTEリング部9から切り離される。この種のキャ
ップにあっては、タンパーエビデンス性の観点から、開
栓時に、容器の密封解除に比べTEリング部がなるべく
早く切り離されるのが好ましい。このキャップ1では、
内側シール突起12の接触長さAが十分に大きく設定さ
れているので、開栓の過程で、内側シール突起12と開
口端部21bとが当接した状態が長く保たれ、容器の密
封解除が比較的遅くなることから、タンパーエビデンス
性の点で好適である。
【0024】キャップ1をいったん開栓した後に再度閉
栓した際には、内容液の発酵などにより容器21内圧が
非常に高くなる、例えば容器21の内圧が5.0kg/
cm 2を越える値となることがある。図4に示すよう
に、この場合には、天板部2およびライナー5の中央部
が上方に膨出変形する。このキャップ1では、外側シー
ル突起13の接触長さBが比較的小さく設定されている
ので、再栓時に容器21の内圧が過度に上昇した場合に
は、天板部2とライナー5の膨出変形により、内側シー
ル突起12だけでなく外側シール突起13も開口端部2
1bから離れ、容器21内のガスが、シール突起12、
13と開口端部21bとの隙間から外部に排出される。
【0025】本実施形態のキャップ1では、開口端部内
面24aに対する内側シール突起12の接触長さAが、
開口端部外面24bに対する外側シール突起13の接触
長さBよりも大きくなるように設定されている。このキ
ャップ1では、内側シール突起12の接触長さAが十分
に大きく設定されているので、内容液充填時(未開栓
時)に容器21の内圧を高くした場合に、内側シール突
起12と開口端部21bとが当接した状態が保たれ、内
側シール突起12において密封が維持される。さらに、
外側シール突起13の接触長さBが比較的小さく設定さ
れているので、再栓時に、容器21の内圧が過度に上昇
した場合に、天板部2とライナー5の膨出変形により外
側シール突起13も開口端部21bから離れ、容器21
内のガスが外部に排出される。従って、内容液充填時
(未開栓時)において十分な密封性を得ることができ、
かつ開栓した後に再度閉栓した際に容器21内圧が過度
に上昇するのを防ぐことができる。
【0026】
【実施例】(実施例1)図1に示すキャップ1を作製
し、その密封性能を以下に示すようにして調べた。内側
シール突起12の接触長さAは1.0mmとし、外側シ
ール突起13の接触長さBは0.5mmとした。400
mlの水を容器21内に入れ、容器口部21aにキャッ
プ1を装着した。容器21としては、以下に示す仕様の
ものを用いた。 材質:アルミニウム 開口端部21bの曲率半径R:0.3mm 容器口部21aの外径:38mm 容量:400ml 水を容器21に充填する際には、液体窒素を容器21内
に滴下して容器内圧を常圧を越える値に設定し、容器内
のガスが外部に漏れたかどうかを確認した(未閉栓
時)。その後、キャップ1を開栓し、液体窒素を滴下し
て容器21内圧が常圧を越える値となるようにして、手
でキャップ1を再栓し、容器内のガスが外部に漏れたか
どうかを確認した(再栓時)。結果を表1に示す。
【0027】(実施例2〜5)液体窒素の滴下量を変え
ることによって容器内圧を変化させること以外は実施例
1と同様にして密封性能を調べた。結果を表1に示す。
【0028】(比較例1〜5)図5に示す従来のキャッ
プ31を作製し、その密封性能を実施例と同様にして調
べた。キャップ31の内側シール突起32の接触長さA
は1.0mmとし、外側シール突起13の接触長さBは
1.5mmとした。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1より、内側シール突起12の接触長さ
Aを、外側シール突起13の接触長さBよりも大きくな
るように設定した実施例では、再栓時において、容器内
圧が比較的低いときに容器内のガスを排出し、その内圧
を低減することができたことがわかる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャップ
は、容器口部の開口端部内面に対する内側シール突起の
接触長さが、開口端部外面に対する外側シール突起の接
触長さよりも大きくなるように設定されている。このキ
ャップでは、内側シール突起の接触長さが十分に大きく
設定されているので、内容液充填時(未開栓時)に容器
の内圧を高くした場合に、内側シール突起と開口端部と
が当接した状態が保たれ、内側シール突起において密封
が維持される。さらに、外側シール突起の接触長さが比
較的小さく設定されているので、再栓時に、容器の内圧
が過度に上昇した場合に、容器内のガスが外部に排出さ
れる。従って、内容液充填時(未開栓時)において十分
な密封性を得ることができ、かつ開栓した後に再度閉栓
した際に容器内圧が過度に上昇するのを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャップの一実施形態を示すキャ
ップを示す一部断面図である。
【図2】 図1に示すキャップの要部を拡大した断面
図である。
【図3】 図1に示すキャップの動作を示す図であ
る。
【図4】 図1に示すキャップの動作を示す図であ
る。
【図5】 図1に示すキャップの動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・キャップ、2・・・天板部、3・・・筒部、4・・・キャッ
プ本体、5・・・ライナー、12・・・内側シール突起、13
・・・開口端シール突起、21・・・容器、21a・・・容器口
部、21b・・・開口端部、A・・・開口端部内面に対する内
側シール突起の接触長さ、B・・・開口端部外面に対する
外側シール突起の接触長さ、R・・・開口端部の曲率半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA22 AA23 AA24 AB01 BA01 CA01 CC01 CC02 CC04 CC05 DA01 DB05 DB12 DC01 DC02 DC04 DC05 FA09 FB01 FB02 GA04 GB04 GB08 HA02 HB03 HC03 HD02 HD03 HD04 KA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部とその周縁から垂下した筒部と
    を備えたキャップ本体と、キャップ本体内に設けられた
    ライナーとを備え、 ライナーは、容器内面に当接する環状の内側シール突起
    と、容器外面に当接する環状の外側シール突起とを備
    え、 容器内面に当接する内側シール突起の接触長さが、容器
    外面に当接する外側シール突起の接触長さよりも長くさ
    れていることを特徴とするキャップ。
  2. 【請求項2】 内側シール突起の接触長さが、容器口
    部の開口端部の径方向の曲率半径R+0.5mmより大
    きく、 外側シール突起の接触長さが、容器口部の開口端部の径
    方向の曲率半径R+0.5mm以下であることを特徴と
    する請求項1記載のキャップ。
  3. 【請求項3】 キャップ本体が、金属からなるもので
    あることを特徴とする請求項1または2記載のキャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 キャップ本体が、合成樹脂からなるも
    のであることを特徴とする請求項1または2記載のキャ
    ップ。
  5. 【請求項5】 容器と、その口部に装着されるキャッ
    プとを備えた閉止装置であって、 キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備
    えたキャップ本体と、キャップ本体内に設けられたライ
    ナーとを備え、 ライナーが、容器内面に当接する環状の内側シール突起
    と、容器外面に当接する環状の外側シール突起とを備
    え、 容器内面に当接する内側シール突起の接触長さが、容器
    外面に当接する外側シール突起の接触長さよりも長くさ
    れていることを特徴とする閉止装置。
  6. 【請求項6】 内容液を容器に供給し、この容器の口
    部にキャップを装着する内容液充填方法であって、 キャップが、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備
    えたキャップ本体と、キャップ本体内に設けられたライ
    ナーとを備え、このライナーが、容器内面に当接する環
    状の内側シール突起と、容器外面に当接する環状の外側
    シール突起とを備え、容器内面に当接する内側シール突
    起の接触長さが、容器外面に当接する外側シール突起の
    接触長さよりも長くされており、 内容液を容器に充填する際に、常温時の容器内圧が常圧
    を越えるようにすることを特徴とする内容液充填方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の内容液充填方法に用い
    られるものであることを特徴とするキャップ。
JP2001395580A 2001-12-27 2001-12-27 キャップ、閉止装置、および内容液充填方法 Pending JP2003192006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395580A JP2003192006A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 キャップ、閉止装置、および内容液充填方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395580A JP2003192006A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 キャップ、閉止装置、および内容液充填方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003192006A true JP2003192006A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27601921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001395580A Pending JP2003192006A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 キャップ、閉止装置、および内容液充填方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003192006A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087767A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Alcoa Closure Systems Japan Ltd キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置
JP2008195448A (ja) * 2007-02-16 2008-08-28 Japan Crown Cork Co Ltd 金属キャップと合成樹脂製中栓とからなる密封機構及び合成樹脂製中栓付き金属キャップ
JP2014114055A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Csi Japan:Kk 金属製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置
JP2016124577A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社Csiジャパン キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087767A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Alcoa Closure Systems Japan Ltd キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置
JP2008195448A (ja) * 2007-02-16 2008-08-28 Japan Crown Cork Co Ltd 金属キャップと合成樹脂製中栓とからなる密封機構及び合成樹脂製中栓付き金属キャップ
JP2014114055A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Csi Japan:Kk 金属製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置
JP2016124577A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社Csiジャパン キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3639285B2 (ja) 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP3459391B2 (ja) 蓋及び注ぎ口付きの飲料容器
JP2007039095A (ja) 金属製容器および飲料入り閉止装置
MXPA06010939A (es) Recipientes para bebidas.
KR20180096692A (ko) 용기를 위한 폐쇄부 및 금속 폐쇄부를 형성하는 방법
JP2021502314A (ja) 高圧下においてベントするクロージャおよび包装容器
JP2003192006A (ja) キャップ、閉止装置、および内容液充填方法
US20060071007A1 (en) Cap and closure device
JP2006273374A (ja) ネジ付き缶用キャップの密封ライナー構造
JP2004352261A (ja) 耐内圧性とラベル貼付性とに優れたプラスチックキャップ
JP4392873B2 (ja) 合成樹脂製容器蓋
WO2004063044A1 (ja) キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP2004224371A (ja) 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP2004224379A (ja) キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP2005170473A (ja) 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP4028041B2 (ja) 合成樹脂製キャップ及び閉止装置
JPH0597153A (ja) 容器と蓋の組合せ
JP2003252353A (ja) 内容液充填方法並びに容器及び閉止装置
JPH09156655A (ja) 合成樹脂製キャップ
JP4699742B2 (ja) 金属薄板製シェルと合成樹脂製パッキンとから構成された容器蓋
JP4346913B2 (ja) 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP2007039097A (ja) キャップ、および飲料入り閉止装置
JP2004175388A (ja) キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
WO2004063046A1 (ja) キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料
JP2006206188A (ja) キャップおよび飲料入り閉止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911