JP2004222357A - 電力料金体系の選択支援方法、電力消費の改善支援方法、電力料金体系選択支装置、および、電力消費改善支援装置 - Google Patents

電力料金体系の選択支援方法、電力消費の改善支援方法、電力料金体系選択支装置、および、電力消費改善支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力需要者が、様々な電力料金体系の中から自身の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択できるように支援する。
【解決手段】演算部100は、記憶部120に記憶されている複数の電力料金体系情報のレコードの中から、記憶部120に記憶されている電力需要者の電力消費パターンに従って電力を消費した場合に電力料金が最も安くなる電力料金体系情報のレコードを選択する。そして、選択した電力料金体系情報のレコードを、電力需要者に推奨する電力料金体系情報のレコードとして、記憶部120に記憶する。その後、入出力部140を介して外部(出力装置、需要者端末4)に出力される。
【選択図】図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電力料金体系の中から電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択するのを支援する技術に関する。また、電力需要者の電力消費の改善を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
平成12年春より、電力小売の自由化の一環として、電力会社以外の企業(発電事業者)が発電した電力を、電力需要者に販売することが可能となった。現在は、販売先の対象が大口の電力需要者に限定されている。しかし、電力小売は、完全自由化の方向に向かいつつあり、将来的には、一般家庭にまで販売先の対象が広げられるものと思われる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−107389号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電力小売が自由化されると、電力会社や発電事業者は、基本料金や使用料金(電力量料金)の設定に独自色を採用して、競合他社の電力料金体系との差別化を図るものと思われる。このため、電力需要者は、様々な電力料金体系の中から自身の電力消費事情に適合する電力料金体系(結果として電力料金が安くなる電力料金体系)を選択する必要性が生じる。また、電力供給の契約をした後も、契約容量の超過などのペナルティを生じさせないように注意を払う必要性が生じる。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、電力需要者が、様々な電力料金体系の中から自身の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択できるように支援することにある。また、電力需要者が、契約した電力料金体系の範囲内で電力を消費できるように支援することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、コンピュータシステムを用いて、複数の電力料金体系の中から電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択するのを支援する。
【0007】
先ず、前記コンピュータシステムの記憶装置に、前記複数の電力料金体系毎に、契約容量を示す契約容量情報、前記契約容量によって定まる基本料金を示す基本料金情報、および、単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報を含む電力料金体系情報を記憶しておく。また、前記電力需要者の予定最大消費電力を示す予定最大消費電力情報、および、前記電力需要者の消費電力予定量を示す消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報も記憶しておく。
【0008】
そして、前記コンピュータシステムの演算装置に、前記記憶装置に記憶されている全ての前記電力料金体系情報の中から、前記契約容量情報が示す契約容量が、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記予定最大消費電力情報が示す予定最大消費電力より大きいものを検索する電力料金体系情報検索ステップと、前記電力料金体系情報検索ステップで検出した前記電力料金体系情報各々について、前記電力料金体系情報に含まれる前記基本料金情報、前記使用料金情報が示す基本料金、使用料金に従って、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記消費電力予定量情報が示す前記消費電力予定量に対する電力料金を算出する電力料金算出ステップと、前記電力料金算出ステップで算出した電力料金の中から最も安い電力料金を特定し、特定した電力料金に対応する前記電力料金体系情報を、前記電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系の電力料金体系情報として、前記記憶装置に記憶する電力料金体系選択ステップとを行なわせる。
【0009】
また、本発明の第2の態様は、ネットワークを介して、電力需要者の消費電力を計測する電力計に接続されたコンピュータシステムを用いて、電力需要者の電力消費の改善を支援する。
【0010】
先ず、前記コンピュータシステムの記憶装置に、前記電力需要者の契約容量を示す契約容量情報を記憶しておく。
【0011】
そして、前記コンピュータシステムの演算装置に、前記電力計の計測値と、前記記憶装置に記憶されている契約容量情報が示す契約容量とを比較して、前記電力需要者が電力消費を調整する必要があるか否かを判断する消費調整要否判断ステップと、前記消費調整要否判断ステップにより電力消費を調整する必要があると判断した場合、その旨を示すメッセージを出力するメッセージ出力ステップと、を行なわせる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態が適用された電力料金体系選択・電力消費改善支援システムの概略図である。
【0014】
図示するように、本実施形態の電力料金体系選択・電力消費改善支援システムは、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1と、電力需要者のホームネットワークシステム2と、を有する。電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1およびホームネットワークシステム2は、WANなどのネットワーク3を介して相互接続されている。
【0015】
また、ホームネットワークシステム2は、ネットワーク3を介して電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1と通信を行なう需要者端末4と、電力需要者の消費電力を計測する電力計5と、複数の電気製品6と、を有する。需要者端末4、電力計5および電気製品6は、LANなどのネットワーク7を介して相互接続されている。
【0016】
図2は、電力計5の概略構成図である。
【0017】
図示するように、本実施形態の電力計5は、ネットワーク7を介して需要者端末4と通信を行なうためのネットワークインターフェース(NI)部51と、電力計の本体である計器本体52と、計器本体52で計測された消費電力値をNI部51を介して需要者端末4へ送信する計測値送信部53と、を有する。
【0018】
計器本体52は、例えば電力需要者宅に引き込まれた電力線を流れる電流の電流値を検出することで、消費電力を計測する。
【0019】
NI部51および計測値送信部53は、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。さらには、CPUおよびメモリを含むコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上の所定のプログラムを実行することにより実現されるものでもよい。
【0020】
図3は、電気製品6の概略構成図である。
【0021】
図示するように、本実施形態の電気製品6は、ネットワーク7を介して需要者端末4と通信を行なうためのNI部61と、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ受信機などといった電気製品の本体である装置本体62と、装置本体を制御する制御部63と、を有する。
【0022】
装置本体62は、動作状態を示す情報を制御部63に送信する。制御部63は、電気製品6の識別情報をメモリ等に記憶しており、装置本体62から動作状態情報を受信すると、これに電気製品6の識別情報を付与し、NI部61を介して需要者端末4へ送信する。また、制御部63は、NI部61を介して需要者端末4より制御コマンドを受信すると、当該制御コマンドに従い装置本体62を制御する。これにより、装置本体62の動作状態が変更される。
【0023】
NI部61および制御部63は、電力計5のNI部51および計測値送信部53と同様に、ASIC、FPGAなどの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいは、DSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。さらには、CPUおよびメモリを含むコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上の所定のプログラムを実行することにより実現されるものでもよい。
【0024】
図4は、需要者端末4の概略構成図である。
【0025】
図示するように、本実施形態の需要者端末4は、ネットワーク7を介して電力計5および電気製品6と通信を行なうためのNI部41と、ネットワーク3を介して電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1と通信を行なうためのNI部42と、電力消費管理部43と、電気製品情報管理部44と、制御コマンド生成部45と、電力消費情報記憶部46と、電気製品情報記憶部47と、コマンド情報記憶部48と、指示受付部49と、を有する。
【0026】
電力消費管理部43は、NI部41を介して電力計5より受信する消費電力値を監視する。そして、所定時間(例えば1時間)毎に、日付と、時間帯と、その時間帯での最大消費電力および消費電力量(消費電力の累積値)とを、電力消費情報記憶部46に記憶する。
【0027】
図5は、電力消費情報記憶部46の登録内容例を示す図である。
【0028】
図示するように、日付を登録するためのフィールド461と、時間帯を登録するためのフィールド462と、その時間帯における最大消費電力を登録するためのフィールド463と、その時間帯における消費電力量を登録するためのフィールド464と、を備えて1つのレコードが形成される。
【0029】
また、電力消費管理部43は、電力消費情報記憶部46にレコードを追加すると、当該レコードを電力消費情報記憶部46から読み出し、NI部42を介して、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1に送信する。
【0030】
電気製品情報管理部44は、NI部41を介して各電器製品6より受信する動作状態情報に基づいて、各電器製品6を監視する。そして、電気製品情報記憶部47に記憶されている各電器製品6の電気製品情報を更新する。
【0031】
図6は、電気製品情報記憶部47の登録内容例を示す図である。
【0032】
図示するように、電気製品情報記憶部47には、電器製品6毎にレコードが登録されている。レコードは、電気製品6の識別情報を登録するためのフィールド471と、電気製品6の種別を登録するためのフィールド472と、電気製品6の名称、仕様などの固有情報を登録するためのフィールド473と、電気製品6の優先ランクを登録するためのフィールド474と、電気製品6の動作状態(オン・オフの設定、および、オンの場合は強弱の設定など)を登録するためのフィールド475とを有する。優先ランクは、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1が、節電対象の電気製品6を選択する際に用いるランクである。
【0033】
ここで、各レコードのフィールド471〜474には情報が予め登録されている。電気製品情報管理部44は、NI部41より動作状態情報を受け取ると、電気製品情報記憶部47に記憶されているレコードの中から当該動作状態情報に付与されている識別情報がフィールド471に登録されているレコードを特定する。そして、特定したレコードのフィールド475に登録されている動作情報を、当該動作状態情報に基づいて更新する。
【0034】
また、電気製品情報管理部44は、電気製品情報記憶部47に記憶されているレコードのフィールド475の動作情報を更新すると、当該レコードを電気製品情報記憶部47から読み出し、NI部42を介して、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1に送信する。
【0035】
コマンド情報記憶部48には、電気製品6毎に、電気製品6の識別情報と、各動作変更指示(電源オフ指示や電力の強弱変更指示など)の制御コマンド生成情報とが登録されている。制御コマンド生成部45は、NI部42を介して電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1より電気製品6の消費調整メッセージを受信すると、当該メッセージに含まれる電気製品6の識別情報および動作変更指示に対応付けられている制御コマンド生成情報をコマンド情報記憶部48から読み出す。そして、この制御コマンド生成情報に従って制御コマンドを生成し、NI部41を介して、当該識別情報を持つ電気製品6へ送信する。
【0036】
指示受付部49は、キーボードやマウスなどの入力装置を介して操作者より各種要求を受け付け、これをNI部42を介して電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1に送信する。また、NI部42を介して電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1より受信した各種メッセージを、ディスプレイなどの出力装置に出力する。
【0037】
上記構成の需要者端末4は、例えば図7に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体904から情報を読み出す読取装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、ネットワーク3、7を介して相手装置と通信を行なうための通信装置908、909と、これらの各装置を接続するバス910と、を備えた一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。
【0038】
この所定のプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908、909を介してネットワーク3、7から、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908、909を介してネットワーク3、7から、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において記憶部46〜48には、メモリ902や外部記憶装置903が利用される。
【0039】
図8は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の概略構成図である。
【0040】
電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、キーボード等の入力装置を介して操作者より入力された、あるいは、ネットワーク3を介して需要者端末4より受信した料金体系選択要求に従い、複数の電力料金体系の中から電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択する。そして、選択した電力料金体系の情報を需要者端末4に通知する。また、ネットワーク3を介して需要者端末4より送られてくる電力消費情報や電気製品情報に基づき、必要に応じて電力消費の改善を促す消費調整メッセージを作成し、需要者端末4に通知する。
【0041】
図示するように、本実施形態の電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、演算部100と、記憶部120と、入出力部140と、を有する。
【0042】
入出力部140は、入力部141と、出力部142と、NI部143と、を有する。入力部141は、本装置1に接続された、キーボード、マウスなどの入力装置やCD−ROM、DVD−ROMなどの記憶媒体読取装置より、情報の入力を受け付け、これを演算部100に送信する。出力部142は、演算部100より情報を受信して、本装置1に接続されたモニタ、プリンタなどの出力装置に出力する。そして、NI部143は、ネットワーク3を介して需要者端末4と通信を行なう。
【0043】
記憶部120は、電力料金体系情報記憶部121と、電力消費情報記憶部122と、電気製品情報記憶部123と、電力消費パターン情報記憶部124と、推奨電力料金体系情報記憶部125と、契約情報記憶部126と、消費調整メッセージ記憶部127と、を有する。
【0044】
電力料金体系情報記憶部121には、図9に示すように、電力料金体系毎に、電力料金体系の識別情報1211と、電力を提供する電力会社(発電事業者)の会社情報1212と、契約プラン名などの電力料金体系の名称情報1213と、契約容量を示す契約容量情報1214と、契約容量によって定まる基本料金を示す基本料金情報1215と、日中(例えばAM5:00〜PM23:00)の単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報1216と、夜間(例えばPM23:00〜AM5:00)の単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報1217と、長期契約割引の内容(割引の有無、割引「有り」の場合は契約期間および割引率)を示す長期契約割引1218とが、予め記憶されている。
【0045】
電力消費情報記憶部122には、図5に示す電力消費情報記憶部46と同様に、日付、時間帯、および、その時間帯における電力需要者の最大消費電力、消費電力量を有するレコードが記憶される。
【0046】
電気製品情報記憶部123には、図6に示す電気製品情報記憶部47と同様に、電器製品6毎に、電気製品6の識別情報、種別、固有情報、優先ランク、および、動作状態を有するレコードが記憶される。
【0047】
電力消費パターン情報記憶部124には、図10に示すように、所定単位期間(例えば30日)において、各時間帯1241での電力需要者の予定最大消費電力1242および消費電力予定量1243が記憶される。
【0048】
推奨電力料金体系情報記憶部125には、電力需要者に提案(推奨)する電力料金体系情報のレコードが、その電力料金体系に従った場合における需要者の電力料金(予想値)と共に記憶される。
【0049】
契約情報記憶部126には、電力需要者が契約している電力料金体系情報のレコードが記憶される。
【0050】
そして、消費調整メッセージ記憶部127には、電力需要者の電気製品6の動作状態を変更するためのメッセージである消費調整メッセージが記憶される。
【0051】
次に、演算部100は、電力消費情報取得部101と、電気製品情報取得部102と、電力消費パターン設定部103と、電力料金体系情報検索部104と、電力料金算出部105と、電力料金体系情報選択部106と、消費調整判断部107と、消費調整メッセージ生成部108と、を有する。
【0052】
電力消費情報取得部101は、NI部143を介して需要者端末4より電力消費情報(図5に示すレコードの情報)を受信して、これを電力消費情報記憶部122に記憶する。
【0053】
電気製品情報取得部102は、NI部143を介して需要者端末4より電気製品6の動作状態に関する情報(図6に示すレコードの情報)を受信すると、この受信レコードに含まれている識別情報を有するレコードを電気製品情報記憶部123から特定する。そして、特定したレコードに登録されている動作状態を、受信情報に含まれている動作状態に更新する。なお、受信レコードに含まれている識別情報を有するレコードが電気製品情報記憶部123に記憶されていない場合は、この受信レコードを電気製品情報記憶部123に追加する。
【0054】
電力消費パターン設定部103は、電力消費情報記憶部122に記憶されている電力消費情報のレコードを、所定の時間帯毎に分類する。そして、分類されたレコードを用いて、所定の時間帯毎に、予定最大消費電力および消費電力予定量を設定する。具体的には、所定の時間帯毎に、当該時間帯に分類されたレコードの中で最も値の大きい最大消費電力を、当該時間帯での予定最大消費電力に設定する。また、日付毎に、当該時間帯に分類された各レコードの消費電力量の総和を求め、さらに、日付毎に求めた総和の平均を求める。そして、この総和の平均に所定日数(例えば30日)を乗算したものを、消費電力予定量に設定する。そして、所定の時間帯毎に設定した予定最大消費電力および消費電力予定量を電力消費パターン情報記憶部124に記憶する。
【0055】
電気料金体系情報検索部104は、電力料金体系情報記憶部121に記憶されている電力料金体系情報のレコードの中から、フィールド1214に登録されている契約容量が、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている電力消費パターン情報のレコードの中で最も値の大きい予定最大消費電力より大きいレコードを検索する。そして、検出した電力料金体系情報のレコードを記憶部120に記憶する。
【0056】
電力料金算出部105は、記憶部120に記憶された、電気料金体系情報検索部104が検出した電力料金体系情報のレコード各々について、当該レコードが示す電力料金体系に従って、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている電力消費パターン情報に従って電力を消費した場合における電力料金(予想値)を算出する。そして、電力料金体系情報のレコードの識別情報に対応付けて、その電力料金体系に従って算出した電力料金を記憶部120に記憶する。
【0057】
具体的には、電力消費パターン情報のレコード毎に、電力消費パターン情報のレコードのフィールド1243に登録されている消費電力予定量に対する電力量料金を、電力料金体系情報のレコードのフィールド1216、1217に登録されている使用料金のうち、電力消費パターン情報のレコードのフィールド1241に登録されている時間帯に対応する使用料金を用いて算出する(電力量料金=消費電力予定量×使用料金)。そして、電力消費パターン情報のレコード毎に算出した電力量料金の総和に、電力料金体系情報のレコードのフィールド1215に登録されている基本料金を加算して、電力料金を算出する。ここで、電力料金体系情報のレコードのフィールド1218に、長期契約割引が登録されているならば、その割引率に従って電力料金を割り引く。そして、割引後の電力料金を長期契約有りの電力料金として、その旨を示すメッセージと共に、電力料金体系情報のレコードの識別情報に対応付けて記憶部120に記憶する。
【0058】
電力料金体系情報選択部106は、記憶部120に記憶されている電力料金算出部105が算出した各電力料金に基づいて、記憶部120に記憶されている電気料金体系情報検索部104が検出した電力料金体系情報のレコードの中から、電力需要者に推奨する電力料金体系の電力料金体系情報のレコードを、少なくとも1つ選択する。
【0059】
具体的には、電力料金算出部105が算出した電力料金の中から最も安い電力料金を検索する。そして、この電力料金に対応付けられて記憶部120に記憶されている電力料金体系情報のレコードの識別情報を、電力需要者に推奨する電力料金体系情報のレコードの識別情報として特定する。それから、特定した識別情報を持つ電力料金体系情報のレコードを、その電力料金と共に、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する。この際、電力料金が長期契約有りの電力料金である場合は、その旨を示すメッセージも合わせて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する。
【0060】
なお、本実施形態では、最も安い電力料金が長期契約有りの電力料金である場合、長期契約無しの電力料金の中で最も安い電力料金に対応する電力料金体系情報のレコードも、電力需要者に推奨する電力料金体系情報のレコードとして、その電力料金と共に推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶している。
【0061】
消費調整判断部107は、電力消費情報記憶部122に電力消費情報のレコードが新たに追加される毎に、当該レコードに登録されている最大消費電力と、契約情報記憶部126に記憶されている電力料金体系情報のレコードの契約容量とを比較して、電力需要者に電力消費の調整が必要であるか否かを判断する。本実施形態では、最大消費電力が、契約容量から所定マージン(例えば契約容量の2割)を差引いた値よりも大きくなった場合に、電力消費の調整の必要性ありと判断している。
【0062】
消費調整メッセージ生成部108は、消費調整判断部107が電力需要者に対して電力消費の調整の必要性ありと判断した場合、電気製品情報記憶部123に記憶されている各電気製品情報のレコードに基づいて、動作状態をオフあるいは強から弱に変更する電気製品6を少なくとも1つ選択する。
【0063】
具体的には、電気製品情報記憶部123に記憶されている電気製品情報のレコードのうち、動作状態がオンのレコードの中から、優先ランクが最も低いレコードを所定数(例えば1つ)選択する。そして、選択したレコードの識別情報と動作状態の変更指示とを含む消費調整メッセージを作成して、消費調整メッセージ記憶部127に記憶する。ここで、動作状態の変更指示は、選択したレコードの動作状態が強弱設定なしの電源オンあるいは弱設定の電源オンの場合、電源をオフに変更する旨の指示とする。また、強設定の電源オンの場合は、強弱設定を弱に変更する旨の指示とする。
【0064】
それから、消費調整メッセージ生成部108は、消費調整メッセージ記憶部127に記憶した消費調整メッセージを、NI部143を介して、需要者端末4へ送信する。
【0065】
上記構成の電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1も、需要者端末4と同様に、図7に示すようなコンピュータシステム(但し、ネットワーク7と通信を行なうための通信装置909は不要である)において、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。この所定のプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワーク3から、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワーク3から、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において記憶部120には、メモリ902や外部記憶装置903が利用される。
【0066】
次に、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の動作について説明する。
【0067】
先ず、電力消費情報・電気製品情報の収集動作について説明する。
【0068】
図11は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力消費情報・電気製品情報の収集動作を説明するためのフロー図である。
【0069】
先ず、電力消費情報取得部101は、NI部143を介して需要者端末4より電力消費情報を受信すると(S1001でYes)、これを電力消費情報記憶部122に記憶する(S1002)。
【0070】
次に、電力消費パターン設定部103は、電力消費パターン更新タイミングである否かを判断する(S1003)。例えば、内蔵のタイマが示す現在時刻が所定時刻に到達したか否かを調べる。そして、所定時刻に到達した場合は電力消費パターン更新タイミングであると判断する。あるいは、電力消費情報記憶部122にレコードが追加される毎にインクリメントされる内蔵のカウンタが示すカウント値が所定値に到達したか否かを調べる。そして、所定値に到達した場合は電力消費パターン更新タイミングであると判断すると共に、カウンタのカウント値をリセットする。
【0071】
さて、電力消費パターン設定部103は、電力消費パターン更新タイミングであると判断したならば(S1003でYes)、電力消費情報記憶部122に記憶されている電力消費情報のレコードを、所定の時間帯毎に分類する。そして、分類されたレコードを用いて、所定の時間帯毎に、予定最大消費電力および消費電力予定量を設定する。具体的には、所定の時間帯毎に、当該時間帯に分類されたレコードの中で最も値の大きい最大消費電力を、当該時間帯での予定最大消費電力に設定する。また、日付毎に、当該時間帯に分類された各レコードの消費電力量の総和を求め、さらに、日付毎に求めた総和の平均を求める。そして、この総和の平均に所定日数(例えば30日)を乗算したものを、消費電力予定量に設定する。それから、所定の時間帯毎に設定した予定最大消費電力および消費電力予定量を電力消費パターン情報記憶部124に記憶する。あるいは、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている所定の時間帯毎の予定最大消費電力および消費電力予定量を、新たに設定した所定の時間帯毎の予定最大消費電力および消費電力予定量に更新する(S1004)。
【0072】
一方、電気製品情報取得部102は、NI部143を介して需要者端末4より電気製品情報のレコードを受信すると(S1005でYes)、この受信レコードに含まれている識別情報を有するレコードを電気製品情報記憶部123から特定する。そして、特定したレコードに登録されている動作状態を、受信情報に含まれている動作状態に更新する(S1006)。なお、この受信レコードに含まれている識別情報を有するレコードが電気製品情報記憶部123に記憶されていない場合は、この受信レコードを電気製品情報記憶部123に追加する。
【0073】
次に、電力料金体系の選択動作について説明する。
【0074】
図12は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力料金体系の選択動作を説明するためのフロー図である。
【0075】
なお、このフローは、電力料金体系情報記憶部121に、図9に示すような電力料金体系各々の情報が記憶され、そして、電力消費パターン情報記憶部124に、図10に示すような各時間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量が記憶されていることを前提としている。
【0076】
電力料金体系情報検索部104は、入力部141を介して操作者より、あるいは、NI部143を介して需要者端末4より、料金体系選択要求を受け付けると(S2001でYes)、電力料金体系情報記憶部121に記憶されている電力料金体系情報のレコードの中から、フィールド1214に登録されている契約容量が、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている全ての電力消費パターンのレコードのフィールド1242に登録されている予定最大消費電力よりも大きいレコードを検索する。そして、検出した電力料金体系情報のレコード各々を、電力需要者に推奨する電力料金体系の電力料金体系情報の候補レコードとして、記憶部120に記憶する(S2002)。
【0077】
電力料金算出部105は、記憶部120に記憶された電力料金体系情報の候補レコードの中からレコードを1つ抽出する(S2003)。
【0078】
次に、電力料金算出部105は、抽出したレコードのフィールド1216に登録されている日中(例えばAM5:00〜PM23:00)の使用料金を特定する。また、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されているレコードのうち、フィールド1241の時間帯が電力料金体系でいうところの日中(例えばAM5:00〜PM23:00)に該当するレコードを検出し、検出した各レコードのフィールド1243に登録されている消費電力予定量の総量を算出する。そして、前記算出した消費電力予定量の総量に、前記特定した日中の使用料金を乗算することで、日中の電力量料金(予想値)を算出する(S2004)。
【0079】
また、電力料金算出部105は、抽出したレコードのフィールド1217に登録されている夜間(例えばPM23:00〜AM5:00)の使用料金を特定する。また、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されているレコードのうち、フィールド1241の時間帯が電力料金体系でいうところの夜間(例えばPM23:00〜AM5:00)に該当するレコードを検出し、検出した各レコードのフィールド1243に登録されている消費電力予定量の総量を算出する。そして、前記算出した消費電力予定量の総量に、前記特定した夜間の使用料金を乗算することで、夜間の電力量料金(予想値)を算出する(S2005)。
【0080】
そして、電力料金算出部105は、抽出したレコードのフィールド1215に登録されている基本料金と、S2004で算出した日中の電力量料金(予想値)と、S2005で算出した夜間の電力量料金(予想値)とを加算して、電力料金(予想値)を算出する(S2006)。それから、算出した電力料金(予想値)を、抽出したレコードのフィールド1211に登録されている電力料金体系の識別情報に対応付けて記憶部120に記憶する(S2007)。
【0081】
次に、電力料金算出部105は、抽出したレコードのフィールド1218に登録されている長期契約割引の情報が「割引有り」を示しているか否かを判断する(S2008)。「割引有り」を示していない場合は、S2011に移行する。一方、「割引有り」を示している場合は、その長期契約割引情報が示す割引率に従って、S2006で算出した電力料金の割引額を算出する(=電気料金×割引率)。そして、S2006で算出した電力料金から割引額を差引くことで、長期契約割引を考慮した電力料金(割引有り電力料金)を算出する(S2009)。それから、算出した割引有り電力料金(予想値)を、抽出したレコードのフィールド1211に登録されている電力料金体系の識別情報および長期契約割引の適用がある旨のメッセージに対応付けて記憶部120に記憶する(S2010)。
【0082】
さて、S2011において、電力料金算出部105は、記憶部120に記憶されている電力料金体系情報の候補レコードを、S2003にて全て抽出したか否かを判断する。抽出していないならば(S2011でNo)、S2003に戻る。一方、抽出しているならば(S2011でYes)、S2012に移行する。
【0083】
S2012において、電力料金体系情報選択部106は、S2007およびS2010で記憶部120に記憶した電力料金(割引有り電力料金を含む)の中から、最も安い電力料金を検索する。
【0084】
次に、電力料金体系情報選択部106は、S2012で検出した電力料金に対応付けられて記憶部120に記憶されている電力料金体系の識別情報を、電力需要者に推奨する電力料金体系(推奨電力料金体系)情報の識別情報として特定する。そして、特定した識別情報がフィールド1211に登録されている電力料金体系情報のレコードを電力料金体系情報記憶部121から読み出し、これをS2012で検出した電力料金に対応付けて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する(S2013)。この際、S2012で検出した電力料金が割引有り電力料金である場合は、その旨を示すメッセージを、この電力料金に対応付けて推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する。
【0085】
次に、電力料金体系情報選択部106は、S2012で検出した電力料金が割引有り電力料金であるか否かを判断する(S2014)。割引有り電力料金でないならば(S2014でNo)、S20017に移行する。一方、割引有り電力料金であるならば(S2014でYes)、S2015に移行する。
【0086】
S2015において、電力料金体系情報選択部106は、S2007およびS2010で記憶部120に記憶した電力料金(割引有り電力料金を除く)の中から、最も安い電力料金を検索する。
【0087】
次に、電力料金体系情報選択部106は、S2015で検出した電力料金に対応付けられて記憶部120に記憶されている電力料金体系の識別情報を、電力需要者に推奨する電力料金体系(推奨電力料金体系)情報の識別情報として特定する。そして、特定した識別情報がフィールド1211に登録されている電力料金体系情報のレコードを電力料金体系情報記憶部121から読み出し、これをS2012で検出した電力料金に対応付けて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する(S2016)。それから、S2017に移行する。
【0088】
S2017において、電力料金体系情報選択部106は、推奨電力料金体系情報記憶部126から推奨電力料金体系の情報を読み出して、入出力部140を介して外部に出力する。例えば、S2001において入力部141を介して操作者より料金体系選択要求を受け付けた場合は、出力部142を介して出力装置に推奨電力料金体系の情報を出力する。これを受けて操作者は、出力された推奨電力料金体系の情報を電力需要者に通知する。また、S2001においてNI部143を介して需要者端末4より料金体系選択要求を受け付けた場合は、NI部143を介して需要者端末4に推奨電力料金体系の情報を出力する。
【0089】
次に、電力消費の改善支援動作について説明する。
【0090】
図13は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力消費の改善支援動作を説明するためのフロー図である。
【0091】
なお、このフローは、契約情報記憶部126に、電力需要者が契約した電力料金体系情報のレコードが記憶されていることを前提としている。
【0092】
先ず、消費調整判断部107は、電力消費情報記憶部122に電力消費情報のレコードが新たに追加されると(S3001でYes)、当該レコードに登録されている最大消費電力が、契約情報記憶部126に記憶されている電力料金体系情報のレコードの契約容量から所定マージン(例えば契約容量の2割)を減算した値よりも大きいか否かを判断する(S3002)。そして、大きいと判断した場合、その旨を消費調整メッセージ生成部108に通知する。
【0093】
これを受けて、消費調整メッセージ生成部108は、電気製品情報記憶部123に記憶されている各電気製品情報のレコードの中から、フィールド465に登録されている動作状態がオンのレコードを検索する。さらに、検出した動作状態がオンのレコードの中から、フィールド464に登録されている優先ランクが最も低いレコードを、動作状態をオフあるいは弱に変更する電気製品6の候補レコードとして、少なくとも1つ選択する(S3003)。
【0094】
次に、消費調整メッセージ生成部108は、選択した候補レコードのフィールド461に登録されている電気製品6の識別情報と、動作状態の変更指示とを含む消費調整メッセージを生成して、消費調整メッセージ記憶部127に記憶する(S3004)。ここで、動作状態の変更指示は、候補レコードのフィールド465に登録されている動作状態が、強弱設定なしの電源オンあるいは弱設定の電源オンの場合は、電源をオフに変更する旨の指示とする。また、強設定の電源オンの場合は、強弱設定を弱に変更する旨の指示とする。
【0095】
それから、消費調整メッセージ生成部108は、消費調整メッセージ記憶部127に記憶した消費調整メッセージを、NI部143を介して、需要者端末4へ送信する(S3005)。
【0096】
次に、上記構成の電力料金体系選択・電力消費改善支援システムを用いて行なわれる電力料金体系の選択支援サービスおよび電力消費の改善支援サービスについて説明する。
【0097】
図14は、本実施形態が適用された電力料金体系選択・電力消費改善支援システムを用いて行なわれる電力料金体系の選択支援サービスおよび電力消費の改善支援サービスの処理の流れを説明するための図である。
【0098】
ここで、サービス事業者は、電力料金体系の選択支援サービスおよび電力消費の改善支援サービスを電力需要者に提供する主体であり、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の所有者である。
【0099】
先ず、サービス事業者は、電力需要者への紹介に関する契約を結んでいる各電力会社から電力料金体系情報を入手する(S4001)。そして、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の電力料金体系情報記憶部121に記憶させる(S4002)。
【0100】
また、サービス事業者と電力需要者との間で、電力料金体系の選択支援サービスおよび電力消費の改善支援サービスに関する契約が結ばれると(S4003)、ホームネットワークシステム2の需要者端末4は、電力計1で計測された電力値を示す電力消費情報の電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1への送信を開始する(S4004)。一方、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、図11に示すフローに従い、電力消費情報の収集動作を開始する(S4005)。これにより、電力消費パターン情報記憶部124に電力消費パターンが記憶される。
【0101】
次に、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、需要者端末4を介して電力需要者より、あるいは、本装置1に接続された入力装置を介してサービス事業者より、料金体系選択要求を受け取ると(S4006)、図12に示すフローに従い、電力料金体系の選択動作を開始する(S4007)。これにより、推奨電力料金体系情報記憶部125に、電力需要者に推奨する電力料金体系情報のレコードが記憶される。そして、この情報が需要者端末4に送信される(S4008)。電力需要者は、需要者端末4から出力された電力料金体系情報を見ることで、自身の電力消費事情に適合する電力料金体系(電力料金が安くなる料金体系)を知ることができる。
【0102】
さて、電力需要者と電力会社との間で、電力の売買契約が結ばれると(S4009)、電力需要者は、サービス事業者へ契約した電力料金体系情報(契約情報)を通知する(S4010)。サービス事業者は、電力需要者より入手した契約情報を、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の契約情報記憶部126に記憶させる(S4011)。
【0103】
それから、ホームネットワークシステム2の需要者端末4は、電力計1で計測された電力値を示す電力消費情報の送信開始に加えて、各電器製品6の動作状態を示す電気製品情報の、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1への送信を開始する(S4012)。一方、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、図11に示すフローに従い、電気製品情報の収集動作を開始する(S4013)。これにより、電気製品情報記憶部123に各電器製品6の電気製品情報が記憶される。
【0104】
また、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、図13に示すフローに従い、電力消費の改善支援動作を開始する(S4014)。これにより、電力需要者が、契約した電力料金体系の契約容量内で電力を消費しているか否かを監視する。そして、消費電力が契約容量を超えそうな場合には、使用中のいずれかの電気製品6(優先ランクの低い電気製品6)の動作状態をオンからオフあるいは強から弱に変更する旨の消費調整メッセージを作成し、需要者端末4に送信する(S4015)。需要者端末4は、消費調整メッセージを受信すると、当該メッセージに従い、前記いずれかの電気製品6の動作状態をオンからオフあるいは強から弱に変更するための制御コマンドを生成し、これを前記いずれかの電気製品6に送信する(S4016)。これにより、消費電力が契約容量を超えないよう電気製品6の節電を行なうことができる。
【0105】
以上、本発明の一実施形態について説明した。
【0106】
本実施形態において、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、前記構成により、複数の電力料金体系情報のレコードの中から、電力需要者の電力消費パターンに従って電力を消費した場合に電力料金が最も安くなる電力料金体系情報のレコードを選択し出力する。したがって、電力需要者が、自身の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択するのを支援することができる。
【0107】
また、本実施形態において、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、前記構成により、電力需要者の消費電力を監視する。そして、消費電力が電力需要者の契約容量を越えそうな場合に、使用中の電気製品6を動作状態をオフあるは弱に変更するための消費調整メッセージを作成し、需要者端末4に送信する。これを受けて、需要者端末4は、前記メッセージにより指定された電気製品6の動作状態を変更する。したがって、電力需要者が、契約した電力料金体系の範囲内で電力を消費できるように支援することができる。
【0108】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0109】
たとえば、上記の実施形態において、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1に、電力消費の改善ポイントに従って電力消費を改善されたことを前提に、電力需要者に対して推奨できる電力料金体系情報(改善提案用の電力料金体系情報)を、選択させるようにしてもよい。
【0110】
図15は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における改善提案用の電力料金体系の選択動作を説明するためのフロー図である。
【0111】
このフローも、図12に示す電力料金体系の選択動作フローと同様に、図9に示すような電力料金体系各々の情報が記憶され、そして、電力消費パターン情報記憶部124に、図10に示すような各時間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量が記憶されていることを前提としている。
【0112】
さて、電力料金体系情報検索部104は、入力部141を介して操作者より、あるいは、NI部143を介して需要者端末4より、改善提案用の料金体系選択要求を受け付けると(S5001でYes)、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている電力消費パターンのレコードのフィールド1242に登録されている予定最大消費電力のうち、電力値が1番目を除く所定番目(例えば2番目)に大きい予定最大消費電力を特定する。そして、特定した予定最大消費電力を改善提案用の予定最大消費電力に設定し、この改善提案用の予定最大消費電力を、この電力値より大きい予定最大消費電力(前記所定番目が2番目ならば1番大きい予定最大消費電力)を持つ電力消費パターンのレコードのフィールド1241に登録されている時間帯に対応付けて、電力消費の改善ポイントとして、推奨電力料金体系情報記憶部125に記憶する(S5002)。
【0113】
次に、電力料金体系情報検索部104は、電力料金体系情報記憶部121に記憶されている電力料金体系情報のレコードの中から、フィールド1214に登録されている契約容量が、S5002で設定した改善提案用の予定最大消費電力よりも大きいレコードを検索する。そして、検出した電力料金体系情報のレコード各々を、電力需要者に推奨する改善提案用の電力料金体系の電力料金体系情報の候補レコードとして、記憶部120に記憶する(S5003)。
【0114】
その後、電力料金算出部105および電力料金体系情報選択部106は、図12に示すS2003〜S2016と同様の処理を行なって、電力需要者に推奨する改善提案用の電力料金体系情報を選択し、これをその電力料金体系に従って算出した電力料金に対応付けて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する。それから、電力料金体系情報選択部106は、推奨電力料金体系情報記憶部126から改善提案用の推奨電力料金体系情報および電力消費の改善ポイントを読み出して、入出力部140を介して外部に出力する。例えばS5001において入力部141を介して操作者より改善提案用の料金体系選択要求を受け付けた場合は、出力部142を介して出力装置に改善提案用の推奨電力料金体系情報および電力消費の改善ポイントを出力する。これを受けて操作者は、出力された改善提案用の推奨電力料金体系情報および電力消費の改善ポイントを電力需要者に通知する。また、S5001においてNI部143を介して需要者端末4より改善提案用の料金体系選択要求を受け付けた場合は、NI部143を介して需要者端末4に改善提案用の推奨電力料金体系情報および電力消費の改善ポイントを出力する。このようにすることで、電力需要者は、どの時間帯に節電を行なえば、電力料金を下げることができるか否かを知ることができる。
【0115】
また、上記の実施形態において、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、図12に示す電力料金体系の選択動作フローにより、最初に選択した推奨電力料金体系情報が長期割引契約の適用を前提とする場合(S2014でYes)、長期割引契約無しの推奨電力料金体系情報も選択するようにしている(S2015、S2016)。しかし、家族構成の変更(例えば子供の独立)等により、長期契約期間中に電力消費パターンが変動(減少)することもある。このような場合、つまり、電力消費パターンの変動を考慮すると、図12に示すフローでは、長期割引契約の適用を受ける場合と、期毎に電力料金体系情報を更新(変更)する場合とで、どちらが有利か否かを判断するのが難しいこともあり得る。
【0116】
そこで、電力消費パターン設定部103に、次の処理を行なわせてもよい。すなわち、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている電力消費パターン情報のレコードの時間帯毎に、電力消費情報記憶部123に記憶されている電力消費情報のレコードを分類する。そして、時間帯毎に分類された電力消費情報のレコードの最大消費電力および消費電力量を用いて、時間帯毎に、日付の推移に伴う最大消費電力および消費電力量の変動量(平均値)を算出して、電力消費パターン情報記憶部124に記憶する。これは、例えば時間帯毎に、最も古い日付のレコードの最大消費電力および消費電力量と、最も新しい日付のレコードの最大消費電力および消費電力量との差分を算出し、この差分を前記最も古い日日付から前記最も新しい日付までの日数で割ることで算出できる。
【0117】
そして、図12に示すフローにおいて、S2016とS2017との間に、図16に示すフローを挿入して、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1に実行させるようにしてもよい。
【0118】
先ず、電力料金体系時検索部104は、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されている、各時間帯における日付の推移に伴う最大消費電力および消費電力量の変動量を用いて、S2012で検出した割引電力料金の、長期契約期間の第2期以降の各期における電力消費パターン(各時間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量)を算出する(S6001)。
【0119】
例えば、長期契約期間の開始から当該期間の第n期までの日数をm、電力消費パターン情報記憶部124に記憶されているある時間帯での予定最大消費電力をW、当該時間帯における日付の推移に伴う最大消費電力の変動量をΔWmaxとした場合、第n期での当該時間帯における予定最大消費電力Wは、Wn=W+m・ΔWmaxにより算出できる。また、第n期での当該時間帯における消費電力予定量も同様に算出できる。
【0120】
次に、電力料金体系時検索部104は、S6001で算出した第2期以降の各期の電力消費パターンにおいて、予定最大消費電力が契約容量を越える場合があるか否かを調べる(S6002)。
【0121】
第2期以降の各期の電力消費パターンにおいて、予定最大消費電力が契約容量を越える場合がある場合(S6002でYes)、電力料金算出部105は、長期契約割引の適用を受けた場合に、長期契約期間中の契約容量の見直しの必要性が生じる可能性がある旨のメッセージを作成する。そして、これを推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶されている割引有り電力料金に対応付けて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する(S6007)。
【0122】
一方、第2期以降の各期の電力消費パターンにおいて、予定最大消費電力が契約容量を越える場合がない場合(S6002でNo)、電力料金算出部105は、推奨電力料金体系情報記憶部126にて割引有り電力料金に対応付けられて登録されている電力料金体系情報のレコードに従い、第2期以降の各期の電力消費パターンに対する割引有り電力料金を算出する。そして、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶されている割引有り電力料金と、算出した第2期以降の各期の割引有り電力料金との合計を算出する(S6003)。
【0123】
次に、電力料金算出部105は、第2期以降の各期の電力消費パターン各々に対して、図12に示すS2002〜S2007、S2011、S2012を行なう(S6004)。これにより、第2期以降の各期の電力消費パターン各々に対して、最も安い割引無し電力料金が検出される。
【0124】
それから、電力料金算出部105は、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶されている割引無し電力料金と、検出した第2期以降の各期の割引無し電力料金との合計を算出する(S6005)。
【0125】
次に、電力料金算出部105は、S6003で算出した割引有り電力料金の合計と、S6005で算出した割引無し電力料金の合計とを比較する(S6006)。そして、割引有り電力料金の合計の方が割引無し電力料金の合計よりも高い場合、電力料金算出部105は、長期割引契約の適用を受けるよりも、期毎に電力料金体系情報を更新(変更)した方が、総支払い料金が安くなる可能性がある旨のメッセージを作成する。そして、これを推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶されている割引有り電力料金に対応付けて、推奨電力料金体系情報記憶部126に記憶する(S6007)。
【0126】
このようにすることで、図12のS2017において、電力料金体系情報選択部106は、推奨電力料金体系情報記憶部126にS6007で作成したメッセージが記憶されている場合、このメッセージを推奨電力料金体系の情報と共に推奨電力料金体系情報記憶部126から読み出して出力する。これにより、電力需要者は、長期割引契約の適用を受ける場合と、期毎に電力料金体系情報を更新(変更)する場合とで、どちらが有利かの判断が容易になる。
【0127】
また、上記の実施形態において、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の電力消費パターン設定部103は、図11に示す電力消費情報・電気製品情報の収集動作フローにより、需要者端末4から収集した電力消費情報に基づいて電力消費パターン(各時間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量)を設定し、電力消費パターン情報記憶部124に記憶している。しかし、本発明はこれに限定されない。
【0128】
例えば、家族構成、生活パターンおよび住居環境の組合せ毎に、その組合せから推定される電力消費パターン(図10参照)が登録された電力消費パターン検索テーブルを、予め記憶部120に記憶しておくようにしてもよい。そして、電力消費パターン設定部103に、入力部141を介して操作者より、あるいは、NI部143を介して需要者端末4より、電力需要者の家族構成、生活パターンおよび住居環境に関する情報を受け付けさせ、受け付けた家族構成、生活パターンおよび住居環境の組合せに対応する電力消費パターンを、電力消費パターン検索テーブルから読み出して、電力消費パターン情報記憶部124に記憶するようにしてもよい。
【0129】
また、上記の実施形態において、需要者端末4は、電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1より受信した消費調整メッセージに従い制御コマンドを生成して電気製品6に送信するようにしているが、本発明はこれに限定されない。制御コマンドを生成する代わりに、消費調整メッセージの内容をディスプレイなどの出力装置に出力して、電力需要者に節電の必要性を知らせるようにしてもよい。
【0130】
また、上記の実施形態では、電力料金体系情報に含まれる使用料金を、日中および夜間の2種類に分類しているが、本発明は当然これに限定されない。使用料金は1種類でもよいし、あるいは3種類以上(例えば、早朝、日中、夜間、深夜の4種類)であっても構わない。
【0131】
さらに、上記の実施形態では、各時間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量を示すように電力消費パターンを構成しているが、各期間帯での予定最大消費電力および消費電力予定量を示すものであればよい。例えば、曜日毎の予定最大消費電力および消費電力予定量を示すものでもよい。但し、この場合、使用料金の種類は、平日、土日といった曜日単位で分類されていることが好ましい。
【0132】
さらに、上記の電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1は、複数の装置で構成されているものでもよい。例えば、電力料金体系の選択動作を行なう装置と、電力消費の改善支援動作を行なう装置とに分かれていても構わない。
【0133】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電力需要者が、様々な電力料金体系の中から自身の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択できるように支援できる。また、電力需要者が、契約した電力料金体系の範囲内で電力を消費できるように支援できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された電力料金体系選択・電力消費改善支援システムの概略図である。
【図2】図1に示す電力計5の概略構成図である。
【図3】図1に示す電気製品6の概略構成図である。
【図4】図1に示す需要者端末4の概略構成図である。
【図5】図4に示す電力消費情報記憶部46の登録内容例を示す図である。
【図6】図4に示す電気製品情報記憶部47の登録内容例を示す図である。
【図7】図1に示す需要者端末4のハードウエア構成例を示す図である。
【図8】図1に示す電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1の概略構成図である。
【図9】図8に示す電力料金体系情報記憶部121の登録内容例を示す図である。
【図10】図8に示す電力消費パターン情報記憶部124の登録内容例を示す図である。
【図11】電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力消費情報・電気製品情報の収集動作を説明するためのフロー図である。
【図12】電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力料金体系の選択動作を説明するためのフロー図である。
【図13】電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力消費の改善支援動作を説明するためのフロー図である。
【図14】図1に示す電力料金体系選択・電力消費改善支援システムを用いて行なわれる電力料金体系の選択支援サービスおよび電力消費の改善支援サービスの処理の流れを説明するための図である。
【図15】電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における改善提案用の電力料金体系の選択動作を説明するためのフロー図である。
【図16】電力料金体系選択・電力消費改善支援装置1における電力料金体系の選択動作の変形例を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1…電力料金体系選択・電力消費改善支援装置、2…ホームネットワークシステム、3…ネットワーク、4…需要者端末、5…電力計、6…電気製品、7…ネットワーク、41…NI部、42…NI部、43…電力消費管理部、44…電気製品情報管理部、45…制御コマンド生成部、46…電力消費情報記憶部、47…電気製品情報記憶部、48…コマンド情報記憶部、49…指示受付部、51…NI部、52…計器本体、53…計測値送信部、61…NI部、62…装置本体、63…制御部、100…演算部、101…電力消費情報取得部、102…電気製品情報取得部、103…電力消費パターン設定部、104…電力料金体系情報検索部、105…電力料金算出部、106…電力料金体系情報選択部、107…消費調整判断部、108…消費調整メッセージ生成部、121…電力料金体系情報記憶部、122…電力消費情報記憶部、123…電気製品情報記憶部、124…電力消費パターン情報記憶部、125…推奨電力料金体系情報記憶部、126…契約情報記憶部、127…消費調整メッセージ記憶部、141…入力部、142…出力部、143…NI部

Claims (11)

  1. コンピュータシステムを用いて、複数の電力料金体系の中から電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択するのを支援する電力料金体系の選択支援方法であって、
    前記コンピュータシステムの記憶装置には、
    前記複数の電力料金体系毎に、契約容量を示す契約容量情報、前記契約容量によって定まる基本料金を示す基本料金情報、および、単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報を含む電力料金体系情報が記憶されており、且つ、前記電力需要者の予定最大消費電力を示す予定最大消費電力情報、および、前記電力需要者の消費電力予定量を示す消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報が記憶されており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    前記記憶装置に記憶されている全ての前記電力料金体系情報の中から、前記契約容量情報が示す契約容量が、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記予定最大消費電力情報が示す予定最大消費電力より大きいものを検索する電力料金体系情報検索ステップと、
    前記電力料金体系情報検索ステップで検出した前記電力料金体系情報各々について、前記電力料金体系情報に含まれる前記基本料金情報、前記使用料金情報が示す基本料金、使用料金に従って、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記消費電力予定量情報が示す前記消費電力予定量に対する電力料金を算出する電力料金算出ステップと、
    前記電力料金算出ステップで算出した電力料金の中から最も安い電力料金を特定し、特定した電力料金に対応する前記電力料金体系情報を、前記電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系の電力料金体系情報として、前記記憶装置に記憶する電力料金体系選択ステップと、を行うこと
    を特徴とする電力料金体系の選択支援方法。
  2. 請求項1記載の電力料金体系の選択支援方法であって、
    前記使用料金情報は、各期間帯における使用料金を示しており、
    前記消費電力予定量情報は、各期間帯における消費電力予定量を示しており、
    前記電力料金算出ステップは、
    前記電力料金体系情報検索ステップによって検出された前記電力料金体系情報各々について、前記使用料金情報が示す各期間帯の使用料金を用いて、前記消費予定情報が示す各期間帯の消費電力予定量に対する電力量料金を算出し、算出した前記各期間帯の使用電力予定量に対する電力量料金の合計に、前記基本料金情報により特定される基本料金を加算して、電力料金を算出すること
    を特徴とする電力料金体系の選択支援方法。
  3. 請求項2記載の電力料金体系の選択支援方法であって、
    前記予定最大消費電力情報は、各期間帯における予定最大電力を示しており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記予定最大消費電力情報が示す各期間帯における予定最大消費電力のうち、電力値が所定番目(但し1番目を除く)に大きい予定最大消費電力を改善提案用の最大消費電力として特定すると共に、前記改善提案用の最大消費電力より大きい予定最大消費電力の期間帯を改善対象の期間帯として特定する改善提案用の最大消費電力特定ステップと、
    前記記憶装置に記憶されている全ての前記電力料金体系情報の中から、前記契約電力情報が示す契約容量が、前記改善提案用の最大消費電力特定ステップで特定した改善提案用の最大消費電力より大きいものを検索する改善提案用の電力料金体系情報検索ステップと、
    前記改善提案用の電力料金体系情報検索ステップで検出した前記電力料金体系情報各々について、前記使用料金情報が示す各期間帯の使用料金を用いて、前記消費電力予定情報が示す各期間帯の消費電力予定量に対する電力量料金を算出し、算出した前記各期間帯の使用電力予定量に対する電力量料金の合計に、前記基本料金情報により特定される基本料金を加算して、改善提案用の電力料金を算出する改善提案用の電力料金算出ステップと、
    前記改善提案用の電力料金算出ステップで算出した改善提案用の電力料金の中から最も安い改善提案用の電力料金を特定し、特定した電力料金に対応する前記電力料金体系情報を、前記改善提案用の最大消費電力特定ステップで特定した改善対象の期間帯と共に、前記記憶装置に記憶する改善提案用の電力料金体系選択ステップと、をさらに行うこと
    を特徴とする電力料金体系の選択支援方法。
  4. 請求項1記載の電力料金体系の選択支援方法であって、
    前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、前記電力需要者の消費電力を計測する電力計と接続されており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    前記電力計の計測値を監視する計測値監視ステップと、
    前記計測値監視ステップでの監視結果に基づいて前記電力需要者の予定最大消費電力および消費電力予定量を決定し、決定した予定最大消費電力および消費電力予定量を示す予定最大消費電力情報および消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報を生成して、前記記憶装置に記憶する電力消費パターン情報生成ステップと、をさらに行なうこと
    を特徴とする電力料金体系の選択支援方法。
  5. 請求項1記載の電力料金体系の選択支援方法であって、
    前記コンピュータシステムの記憶装置には、
    家族構成、生活パターンおよび住居環境の組合せ毎に、予定最大消費電力および消費電力予定量を示す電力消費パターン検索テーブルが記憶されており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    前記電力需要者の家族構成、生活パターンおよび住居環境に関する情報を受け付ける需要者情報受付ステップと、
    前記需要者情報受付ステップで受け付けた家族構成、生活パターンおよび住居環境の組合せに対応する予定最大消費電力および消費電力予定量を、前記電力消費パターン検索テーブルから検索し、検出した予定最大消費電力および消費電力予定量を示す予定最大消費電力情報および消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報を生成して、前記記憶装置に記憶する電力消費パターン情報生成ステップと、をさらに行なうこと
    を特徴とする電力料金体系の選択支援方法。
  6. コンピュータシステムを用いて、電力需要者の電力消費の改善を支援する電力消費の改善支援方法であって、
    前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、前記電力需要者の消費電力を計測する電力計と接続されており、
    前記コンピュータシステムの記憶装置には、
    前記電力需要者の契約容量を示す契約容量情報が記憶されており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    前記電力計の計測値と、前記記憶装置に記憶されている契約容量情報が示す契約容量とを比較して、前記電力需要者が電力消費を調整する必要があるか否かを判断する消費調整要否判断ステップと、
    前記消費調整要否判断ステップにより電力消費を調整する必要があると判断した場合、その旨を示すメッセージを出力するメッセージ出力ステップと、を行なうこと
    を特徴とする電力消費の改善支援方法。
  7. 請求項6記載の電力消費の改善支援方法であって、
    前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、前記電力需要者の各電器製品の制御装置と接続されており、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    電源が投入されている前記電力需要者の電気製品各々から、電気製品の特定に必要な識別情報と、優先順位を示す優先順位情報と、を含む電気製品情報を入手し、前記記憶装置に記憶する電気製品情報登録ステップを、さらに行ない、
    前記メッセージ出力ステップは、
    前記消費調整要否判断ステップにより電力消費を調整する必要があると判断した場合、前記記憶装置から所定数分の前記電気製品情報を、前記優先順位情報が示す優先順位が低いものから順番に検索し、検出した各前記電気製品情報に含まれる識別情報を、前記メッセージに含めて出力すること
    を特徴とする電力消費の改善支援方法。
  8. 複数の電力料金体系の中から電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系を選択するのを支援する電力料金体系選択支援装置であって、
    記憶装置と、演算装置と、出力装置とを有し、
    前記記憶装置には、
    前記複数の電力料金体系毎に、契約容量を示す契約容量情報、前記契約容量によって定まる基本料金を示す基本料金情報、および、単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報を含む電力料金体系情報が記憶されており、且つ、前記電力需要者の予定最大消費電力を示す予定最大消費電力情報、および、前記電力需要者の消費電力予定量を示す消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報が記憶されており、
    前記演算装置は、
    前記記憶装置に記憶されている全ての前記電力料金体系情報の中から、前記契約容量情報が示す契約容量が、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記予定最大消費電力情報が示す予定最大消費電力より大きいものを検索する電力料金体系情報検索処理と、
    前記電力料金体系情報検索処理で検出した前記電力料金体系情報各々について、前記電力料金体系情報に含まれる前記基本料金情報、前記使用料金情報が示す基本料金、使用料金に従って、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記消費電力予定量情報が示す前記消費電力予定量に対する電力料金を算出する電力料金算出処理と、
    前記電力料金算出処理で算出した電力料金の中から最も安い電力料金を特定し、特定した電力料金に対応する前記電力料金体系情報を、前記電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系の電力料金体系情報として、前記出力装置に出力する電力料金体系選択処理と、を行うこと
    を特徴とする電力料金体系選択支援装置。
  9. 電力需要者の電力消費の改善を支援する電力消費改善支援装置であって、
    通信装置と、記憶装置と、演算装置と、出力装置とを有し、
    前記通信装置は、
    ネットワークを介して、前記電力需要者の消費電力を計測する電力計と接続されており、且つ、前記電力計から消費電力の計測値を入手し、
    前記記憶装置には、
    前記電力需要者の契約容量を示す契約容量情報が記憶されており、
    前記演算装置は、
    前記通信装置が入手した計測値と、前記記憶装置に記憶されている契約容量情報が示す契約容量とを比較して、前記電力需要者が電力消費を調整する必要があるか否かを判断する消費調整要否判断処理と、
    前記消費調整要否判断処理により電力消費を調整する必要があると判断した場合、その旨を示すメッセージを前記出力装置に出力するメッセージ出力処理と、を行なうこと
    を特徴とする電力消費改善支援装置。
  10. コンピュータシステムで読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータシステムの記憶装置には、
    前記複数の電力料金体系毎に、契約容量を示す契約容量情報、前記契約容量によって定まる基本料金を示す基本料金情報、および、単位電力量当たりの使用料金を示す使用料金情報を含む電力料金体系情報が記憶されており、且つ、前記電力需要者の予定最大消費電力を示す予定最大消費電力情報、および、前記電力需要者の消費電力予定量を示す消費電力予定量情報を含む電力消費パターン情報が記憶されており、
    前記プログラムは、前記コンピュータシステムの演算装置に、
    前記記憶装置に記憶されている全ての前記電力料金体系情報の中から、前記契約容量情報が示す契約容量が、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記予定最大消費電力情報が示す予定最大消費電力より大きいものを検索する電力料金体系情報検索ステップと、
    前記電力料金体系情報検索ステップで検出した前記電力料金体系情報各々について、前記電力料金体系情報に含まれる前記基本料金情報、前記使用料金情報が示す基本料金、使用料金に従って、前記記憶装置に記憶されている前記電力消費パターン情報の前記消費電力予定量情報が示す前記消費電力予定量に対する電力料金を算出する電力料金算出ステップと、
    前記電力料金算出ステップで算出した電力料金の中から最も安い電力料金を特定し、特定した電力料金に対応する前記電力料金体系情報を、前記電力需要者の電力消費事情に適合する電力料金体系の電力料金体系情報として、前記コンピュータシステムの出力装置に出力する電力料金体系選択ステップと、を行なわせること
    を特徴とするプログラム。
  11. コンピュータシステムで読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、前記電力需要者の消費電力を計測する電力計と接続されており、
    前記コンピュータシステムの記憶装置には、
    前記電力需要者の契約容量を示す契約容量情報が記憶されており、
    前記プログラムは、前記コンピュータシステムの演算装置に、
    前記電力計の計測値と、前記記憶装置に記憶されている契約容量情報が示す契約容量とを比較して、前記電力需要者が電力消費を調整する必要があるか否かを判断する消費調整要否判断ステップと、
    前記消費調整要否判断ステップにより電力消費を調整する必要があると判断した場合、その旨を示すメッセージを出力するメッセージ出力ステップと、を行なわせること
    を特徴とするプログラム。
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