JP2001352676A - 省エネルギ提案システム及び方法 - Google Patents

省エネルギ提案システム及び方法

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JP2001352676A
JP2001352676A JP2000174393A JP2000174393A JP2001352676A JP 2001352676 A JP2001352676 A JP 2001352676A JP 2000174393 A JP2000174393 A JP 2000174393A JP 2000174393 A JP2000174393 A JP 2000174393A JP 2001352676 A JP2001352676 A JP 2001352676A
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Yoshinobu Masuda
吉信 桝田
Yuzuru Sasaki
譲 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの電気料金の削減額を確実に予測した
省エネルギ提案システムを提供する。 【解決手段】 ユーザデータベース2から最小の電力使
用量を読み出し、変動負荷電力使用量を算出する第1の
負荷分析手段4と、各月デマンド電力のうち最大のデマ
ンド電力と最小のデマンド電力を読み出し、変動負荷デ
マンド電力を算出する第2の負荷分析手段6と、AT×
CR×R1で示される使用料金削減額とAD×CR×R
0×12で示される基本料金削減額とを算出する可能削
減率算出手段8と、1年分の電気料金総額に電気料金削
減率を乗じて電気料金の目標削減額を算出する目標削減
額算出手段12と、使用料金削減額と基本料金削減額を
加算した可能削減総額と目標削減額とを比較し、可能削
減総額が目標削減額以上である場合に、電気料金削減率
での省エネルギ契約が可能であると判断する判断手段1
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの電気料金
を低減する際の条件を提示する省エネルギ提案システム
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ユーザの使用する電気機器の
使用状況等に基づいて、その電気料金を低減する条件を
提示する事業が行われている。例えば、本発明者らは、
既に所定の電気機器の運転制御を行い、省エネルギを実
現する電気料金管理装置について特許出願した(特願20
00−67657号)。ところで、かかる省エネルギの提案会
社は、省エネルギにより削減される電気料金に拘わら
ず、所定の報酬を得ている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個々の
電気機器の省エネルギに成功したとしても、その他の電
気機器の使用状況によっては、全体としてユーザの電気
料金が低減しない場合がある。そして、このような場
合、ユーザが上記提案会社に報酬を支払ったにも拘わら
ず電気料金が低減されないことになるので、問題があっ
た。
【0004】又、電気料金を1年を通して見ると月によ
る変動が大きいが、ユーザにとっては、毎月一定額の電
気料金の支払いをしたいという要望がある。この場合、
提案会社が電気料金の年間の削減額を予測し、それを月
割した額をユーザに請求し、電力会社には提案会社側が
実際の電気料金を支払うサービスをすることが必要とな
る。
【0005】ところが、上記したように電気料金削減額
を確実に予測することが難しいため、このようなサービ
スを実現することが困難であった。
【0006】本発明は、電気料金の低減条件を提示する
際における上記した課題を解決し、ユーザの電気料金の
削減額を確実に予測することにより、ユーザに毎月定額
制で料金請求するサービスを提供できる省エネルギ提案
システム及び方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の省エネルギ提案システムは、ユーザの
電気料金を低減する際の条件を提示し、前記ユーザの1
年分の各月デマンド電力と、前記ユーザの契約電力と、
前記ユーザの1年分の各月電力使用量と、前記ユーザの
加入電力会社と、前記ユーザと当該加入電力会社との契
約種別とを記憶するユーザデータベースと、前記ユーザ
データベースから前記各月電力使用量のうち最小の電力
使用量を読み出し、前記各月電力使用量から前記最小の
電力使用量を差し引いた値を各月毎に総計した変動負荷
電力使用量を算出する第1の負荷分析手段と、前記各月
デマンド電力のうち最大のデマンド電力と最小のデマン
ド電力を読み出し、前記最大のデマンド電力から前記最
小のデマンド電力を差し引いた変動負荷デマンド電力を
算出する第2の負荷分析手段と、次式:AT×CR×R
1(但し、AT:前記変動負荷電力使用量、CR:制御
上限率、R1:電気料金単価)で示される使用料金削減
額と、次式:AD×CR×R0×12(但し、AD:前
記変動負荷デマンド電力、CR:制御上限率、R0:基
本料金単価)で示される基本料金削減額とを算出する可
能削減率算出手段と、電気料金削減率を指定した場合
に、前記ユーザの1年分の電気料金総額に前記電気料金
削減率を乗じて電気料金の目標削減額を算出する目標削
減額算出手段と、前記使用料金削減額と前記基本料金削
減額を加算した可能削減総額と、前記目標削減額とを比
較し、前記可能削減総額が前記目標削減額以上である場
合に、前記電気料金削減率での省エネルギ契約が可能で
あると判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
【0008】前記電気料金削減率での省エネルギ契約が
締結された場合、前記1年分の電気料金総額から前記可
能削減総額を差し引いた額を月割した定額電気料金の支
払いを、前記ユーザへ毎月請求する支払い請求手段を更
に備えることが好ましい。又、本発明の省エネルギ提案
システムは、前記判断手段により前記電気料金削減率で
の省エネルギ契約が可能であると判断した場合に、次
式:(BR×TE)/(12×R0×AD)(但し、B
R:前記ユーザの1年分の電気料金総額における基本料
金の割合、TE:前記目標削減額)で示されるデマンド
電力削減率を算出するデマンド電力削減率算出手段と、
前記デマンド電力削減率に応じて、ユーザの電気料金低
減の対象電気機器の制御パターンを決定する制御パター
ン決定手段とを更に備えることを特徴とする。前記制御
パターン決定手段により決定された制御パターンを変更
したい場合に、前記電気料金削減率を再指定することが
好ましい。前記制御パターンと前記ユーザに関する情報
とに基づいて、前記ユーザの快適度を判断する快適度判
断手段を更に備えることが好ましい。前記快適度が所定
の値を超えた場合又は所定の値に達しない場合に、前記
電気料金削減率を再指定することが好ましい。前記契約
電力と、前記加入電力会社と、前記契約種別とに基づい
、前記電気料金単価及び前記基本料金単価を算出する
料金単価算出手段を更に備えることが好ましい。
【0009】本発明の省エネルギ提案システムは、前記
契約電力と前記基本料金単価に基づき、前記ユーザの1
年分の基本料金を算出し、前記各月電力使用量と前記電
気料金単価に基づき、前記ユーザの1年分の使用料金を
算出し、前記1年分の基本料金と前記1年分の使用料金
を加算して前記1年分の電気料金総額を算出する電気料
金算出手段とを更に備えることを特徴とする。前記電気
料金削減率を指定するためのユーザ端末にネットワーク
を介して接続されることが好ましい。
【0010】本発明の省エネルギ提案方法は、前記ユー
ザの1年分の各月デマンド電力と、前記ユーザの契約電
力と、前記ユーザの1年分の各月電力使用量と、前記ユ
ーザの加入電力会社と、前記ユーザと当該加入電力会社
との契約種別とを記憶する工程と、前記各月電力使用量
のうち最小の電力使用量を読み出し、前記各月電力使用
量から前記最小の電力使用量を差し引いた値を各月毎に
総計した変動負荷電力使用量を算出する工程と、前記各
月デマンド電力のうち最大のデマンド電力と最小のデマ
ンド電力を読み出し、前記最大のデマンド電力から前記
最小のデマンド電力を差し引いた変動負荷デマンド電力
を算出する工程と、次式:AT×CR×R1で示される
使用料金削減額と、次式:AD×CR×R0×12で示
される基本料金削減額とを算出する工程と、電気料金削
減率を指定した場合に、前記ユーザの1年分の電気料金
総額に前記電気料金削減率を乗じて電気料金の目標削減
額を算出する工程と、前記使用料金削減額と前記基本料
金削減額を加算した可能削減総額と、前記目標削減額と
を比較し、前記可能削減総額が前記目標削減額以上であ
る場合に、前記電気料金削減率での省エネルギ契約が可
能であると判断する工程と、前記判断工程に基づいて、
前記電気料金削減率での省エネルギ契約が可能であるこ
とを告知する工程とを備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1を参照して説明する。図1は、本発明の省エネ
ルギ提案システムの一実施の形態を示す構成ブロック図
である。図において、省エネルギ提案システム(以下、
必要に応じて「本システム」と称する)50は、ユーザ
の電気料金を低減する際の条件を提示するものであり、
全体としてWWW(world wide web)のWebサーバ
(サーバ装置)を構成し、インターネット等のネットワ
ーク100を介して所定ユーザが有するパーソナルコン
ピュータ等のユーザ端末80に接続されている。そし
て、本システム(Webサーバ)50に対して割り当て
られたURL(Uniform Resource Locator)を指定する
ことで、本システムへのアクセスがなされるようになっ
ている。なお、ネットワーク100としては、上記した
インターネットの他、例えば専用回線、LAN(Local
Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を用
いてもよい。
【0012】省エネルギ提案システム50は、所定のユ
ーザデータを記憶するユーザデータベース2と、第1の
負荷分析手段4と、第2の負荷分析手段6と、可能削減
率算出手段8と、判断手段10と、目標削減額算出手段
12と、所定の通信手段30を備えている。又、この実
施形態では、本システム50はさらに、デマンド電力削
減率算出手段20、制御パターン決定手段22、快適度
判断手段24、支払い請求手段26、料金単価算出手段
32、電気料金算出手段34を備えている。
【0013】第1の負荷分析手段4、第2の負荷分析手
段6、可能削減率算出手段8、判断手段10、目標削減
額算出手段12、デマンド電力削減率算出手段20、制
御パターン決定手段22、快適度判断手段24、支払い
請求手段26、料金単価算出手段32、電気料金算出手
段34は、例えば本システムを構成するサーバ装置の中
央演算処理装置(CPU(Central Processing Unit)
によって実現することができる。通信手段30は、例え
ば上記サーバ装置が有する入出力処理(制御)装置によ
って実現することができる。
【0014】ユーザデータベース2は、ユーザの1年分
の各月デマンド電力と、前記ユーザの契約電力と、前記
ユーザの1年分の各月電力使用量と、前記ユーザの加入
電力会社と、前記ユーザと当該加入電力会社との契約種
別とを記憶する。これらのデータは、予めユーザ端末8
0により登録してもよく、又、後述する省エネルギ契約
のためにユーザ端末80を用いて本システム50にアク
セスした際に、ユーザが入力するようにしてもよい。こ
こで、各月デマンド電力は、各月の電力使用における所
定時間毎に電力の値を平均したときの最大電力を示し、
契約電力は、ユーザが電気会社と契約する最大使用可能
な電力を示し、通常は各月デマンド電力の最大値であ
る。各月電力使用量は、電力と電気使用時間を乗じたも
のである。契約種別は、電気の使用量等によって区別さ
れ、例えばオフィス等は「業務用電力」に、向上は「高
圧電力」に、商店等は「従量電灯」に区別され、それぞ
れ電気料金単価が異なる。
【0015】第1の負荷分析手段4は、各月電力使用量
のうち最小の電力使用量を読み出し、各月電力使用量か
ら最小の電力使用量を差し引いた値を各月毎に総計した
変動負荷電力使用量を算出する。変動負荷電力使用量
は、最小の電力使用量を超えた電力使用量を1年間合わ
せたものであり、エアコン等の季節によって変動するよ
うな電気機器による電気量の変動の指標となる。
【0016】第2の負荷分析手段6は、前記各月デマン
ド電力のうち最大のデマンド電力と最小のデマンド電力
を読み出し、前記最大のデマンド電力から前記最小のデ
マンド電力を差し引いた変動負荷デマンド電力を算出す
る。変動負荷デマンド電力は、後述する基本料金の削減
量を予測する際に用いる。
【0017】可能削減率算出手段8は、 AT×CR×R1 (1) (但し、AT:前記変動負荷電力使用量、CR:制御上
限率、R1:電気料金単価)で示される使用料金削減額
と、 AD×CR×R0×12 (2) (但し、AD:前記変動負荷デマンド電力、CR:制御
上限率、R0:基本料金単価)で示される基本料金削減
額とを算出する。ここで、制御上限率は、予め本システ
ムの管理者側で設定する値で、電気料金の削減可能な限
度を示し、通常は0.3程度である。ここで、基本料金
単価と電気料金単価をデータとして入力するようにして
もよいが、かかる基本料金単価及び電気料金単価は、加
入電力会社毎の契約種別(業種、規模)によって決まる
ので、ユーザデータベース2の契約種別に基づいて料金
単価算出手段32により基本料金単価と電気料金単価を
算出するようにしてもよい。
【0018】目標削減額算出手段12は、ユーザがユー
ザ端末80から入力した電気料金削減率に、ユーザの1
年分の電気料金総額を乗じて電気料金の目標削減額を算
出する。電気料金削減率は、ユーザが希望する電気料金
の削減率であり、0を超え1以下の値である。ユーザの
1年分の電気料金総額は、契約電力と基本料金単価から
一義的に決まる各月の基本料金の合計と、各月電力使用
量と電気料金単価から一義的に決まる各月の使用料金の
合計とを加算したものである。
【0019】判断手段10は、前記使用料金削減額と前
記基本料金削減額を加算した可能削減総額と、前記目標
削減額とを比較し、前記可能削減総額が前記目標削減額
以上である場合に、前記電気料金削減率での省エネルギ
契約が可能であると判断する。
【0020】次に、ユーザが本システム50にアクセス
して、電気料金の低減条件の提示を受ける手続きについ
て図2を参照して説明する。図2において、まず、ユー
ザはユーザ端末80に本システム50のWebサイトの
URLを入力してアクセスを行う(A1)。ユーザ端末
80には所定のWWWブラウザを搭載しておく。アクセ
スが終了すると、所定のユーザ情報入力画面へジャンプ
するので、ユーザは上記ユーザデータベース2に記憶す
るべき内容(各月デマンド電力、契約電力・・・)をユ
ーザ端末80から順次入力する(A2)。入力事項は、
通常電気会社から送られる電気料金表に記載されてい
る。さらに、ユーザが希望する電気料金削減率を入力す
ると、本システムによる条件提示を待つことになる(A
3)。
【0021】本システム50は、受信した上記ユーザ情
報をユーザデータベース2に記憶し、以下の計算を行
う。まず、第1の負荷分析手段4及び第2の負荷分析手
段6が負荷分析を行う(A4)。ここで、図3及び図4
は、ユーザデータベース2に記憶されたユーザデータ
と、このデータを負荷分析で処理する態様を例示してい
る。図3において、ユーザの入力内容がデマンド電力
(F1)、契約電力(F2)、電力使用量(F3)とし
て列記されている。第2の負荷分析手段6は、フィール
ドF1に記憶されたデータから、最大のデマンド電力、
最小のデマンド電力を読み出し、その差から変動負荷デ
マンド電力(AD)を算出する。
【0022】なお、図3において、フィールドF4〜F
7には、それぞれユーザの1年分の基本料金、使用料
金、電気料金総額、及び変動料金が記録されているが、
これらのデータは、ユーザが入力したデマンド電力(F
1)、契約電力(F2)、電力使用量(F3)に基づい
て、電気料金算出手段34により算出することができ
る。この場合、基本料金(F4)は契約電力と基本料金
単価に基いて、使用料金(F5)は各月電力使用量と電
気料金単価に基いて、電気料金総額(F6)は基本料金
と使用料金を加算して算出する。
【0023】第1の負荷分析手段4は、フィールドF3
に記憶されたデータから、最小の電力使用量を読み出
し、変動負荷電力使用量(AT)を算出する。ここで、
図3のフィールドF3のデータ(又は電気料金)を縦軸
に、各月を横軸にしてグラフ化したものが図4に例示さ
れており、変動負荷電力使用量(AT)は、図の最小の
電力使用量を超えた部分の面積で表される。
【0024】次いで、可能削減率算出手段8が可能削減
率の算出を行う(A5)。可能削減率算出手段8はま
ず、式1により使用料金削減額を算出する。ここで、使
用料金削減額は、変動負荷電力使用量(AT)に対する
削減量を示し、図4のハッチング部分の面積で表され
る。可能削減率算出手段8は又、式2により基本料金削
減額を算出する。ここで、基本料金削減額は、基本料金
に対する削減量を示し、図4のクロスハッチング部分の
面積で表される。
【0025】次に、目標削減額算出手段12は、次式: (電気料金削減率)×(ユーザの1年分の電気料金総額) (3) により、電気料金の目標削減額を算出し、判断手段10
にその値を渡す。ここで、目標削減額とは、ユーザが指
定した条件で電気料金の削減依頼をする場合の削減額を
示す。
【0026】次に、判断手段10は以下の判断処理を行
う(A6)。判断手段は、まず、使用料金削減額と基本
料金削減額を加算して電気料金の可能削減総額を算出し
たあと、可能削減総額と目標削減額の大小を比較する。
そして、可能削減総額が目標削減額以上である場合に、
上記した電気料金削減率での省エネルギ契約が可能であ
ると判断する。一方、可能削減総額が目標削減額未満で
ある場合は、上記した電気料金削減率での省エネルギ契
約の実現が不可能であると判断する。判断手段10の判
断結果は、適宜通信手段30を介してユーザ端末80へ
送信され、ユーザはその結果を閲覧することにより、上
記電気料金削減率での省エネルギ契約が可能であるかを
知ることができ、又、省エネルギ契約が不可能と診断さ
れた場合に、ユーザは電気料金削減率の再入力をするこ
とができる。
【0027】ところで、本システム50においては、少
なくとも上記A1〜A6のステップを実行することによ
り、基本的なサービスを提供できるが、更に以下のステ
ップを行い、付加サービスをユーザに提供することもで
きる。
【0028】まず、判断手段10が省エネルギ契約が可
能であると判断すると、デマンド電力削減率算出手段2
0は、 (BR×TE)/(12×R0×AD) (4) (但し、BR:前記ユーザの1年分の電気料金総額にお
ける基本料金の割合、TE:前記目標削減額)で示され
るデマンド電力削減率を算出する(A7)。ここで、
(BR×TE)は、目標削減額に占める基本料金の割合
を表し、削減前の1年分の電気料金総額における基本料
金の割合と同比率であると仮定して算出したものであ
る。この関係を図5に示すと、1年分の電気料金総額に
おける基本料金はハッチング部で表され、(BR×T
E)はクロスハッチング部で表される。又、(BR×T
E)/(12×R0)は、各月の基本料金内での削減電
力を示し、この値をADで割ることにより、デマンド
(最大電力)時の削減率を算出する。つまり、デマンド
電力削減率は、デマンド(最大電力)時にどの程度の割
合で電力を削減すべきかの指標となる。
【0029】そして、デマンド電力削減率がわかれば、
それに応じて電力料金削減の対象となる電気機器の運転
方法(制御パターン)が決まる。つまり、例えばデマン
ド電力削減率が10%である場合、電気機器を30分運
転する間に3分間の休止(OFF)期間を設ければ、当
該削減率10%を実現することができる。この制御パタ
ーンの決定は、制御パターン決定手段22により行わ
れ、制御パターン決定手段22は、デマンド電力削減率
算出手段20からデマンド電力削減率の値を取得し、予
め所定のデータベースにデマンド電力削減率と関連付け
て記憶された制御パターンを読み出して、制御パターン
を決定する。制御パターンの決定方法は、上記した電気
機器の運転時間に対して所定のOFF時間を設ける(間
欠運転)の他、例えばインバータ方式の電気機器の場合
は運転電力を制御してもよい。図6は、電気機器の間欠
運転を行う場合における、デマンド電力削減率と制御パ
ターンとの関係を示す。そして、制御パターン決定手段
22の出力結果は、適宜通信手段30を介してユーザ端
末80へ送信され、ユーザはその結果を閲覧することに
より、制御パターンを知ることができ、その値を変更し
たい場合には、ユーザは電気料金削減率の再入力をする
ことができる。
【0030】以上に加え、本システム50においては、
上記制御パターンに基づいてユーザの快適度判断を行う
こともできる。ここで、「快適度判断」とは、電気機器
を所定の制御パターンで制御運転した場合に、ユーザの
快適性がどの程度確保されるかを示す指標である。例え
ば、業種(ホテル等)、地域、季節等に応じて、エアコ
ン(空調機)を10%のOFF時間(デマンド電力削減
率)で運転した場合にどの程度の快適性が得られるかが
予めわかっている。従って、快適度判断手段24は、制
御パターン決定手段22から制御パターンの値を取得
し、予め所定のデータベースにユーザ情報として記憶さ
れた、快適性に影響を与える各種情報(上記業種、地
域、季節等)に基づいて、ユーザの快適度を決定する。
例えば、業種:ホテル、地域:東京23区、空調使用量
比率:50%(変動負荷電気量/全体の電気量)の場
合、制御パターンを30%OFF時間となる間欠運転と
すれば、快適性が満足される。そして、快適度判断手段
24の出力結果は、適宜通信手段30を介してユーザ端
末80へ送信され、ユーザはその結果を閲覧することに
より、所定の電気料金削減率での快適度を知ることがで
き、快適度を変更したい場合には、ユーザは電気料金削
減率の再入力をすることができる。又、予め許容される
快適度の値を本システム50の所定のデータベースに記
憶しておき、快適度判断手段24の出力結果が許容値を
外れる場合に、ユーザ端末80に電気料金削減率の再入
力を促すような情報を送信するようにしてもよい。
【0031】以上のようにして、ユーザが指定した電気
料金削減率に対し、本システム50は省エネルギ契約が
可能であるかを正確に予測する。つまり、可能削減率を
正確に求めることができるので、省エネルギ契約が締結
された場合には、当該可能削減率に基づいて、支払い請
求手段26は、前記1年分の電気料金総額から前記可能
削減総額を差し引いた額を月割した定額電気料金の支払
いを、ユーザへ毎月請求する処理を行う。これにより、
ユーザは、月による料金変動にかかわらず、定額の各月
電気料金を支払うことができる。又、本システム50の
管理会社は、省エネルギ契約締結後のユーザの電気料金
を正確に予測しているので、電気会社には実際の電気料
金を支払い、ユーザから上記定額料金の支払いを受けた
としても、資金の不足が生じることがないので、かかる
サービスを実現することができる。
【0032】又、上記した実施形態においては、本シス
テム50がWebサーバであり、ユーザはネットワーク
を介して本システムにアクセスしたが、これに限らず、
本システム50にネットワークを介さずに所定の入力手
段を設け、ここからユーザが入力を行うようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の省エネル
ギ提案システムによれば、ユーザが指定した電気料金削
減率に対し、省エネルギ契約が可能であるかを正確に予
測する。つまり、可能削減率を正確に求め、その値に基
づいて月毎の定額電気料金の支払いサービスをユーザへ
提供でき、ユーザは、月による料金変動にかかわらず、
定額の各月電気料金を支払うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の省エネルギ提案システムの一実施形
態を説明する構成ブロック図である。
【図2】 本システムでの処理を示すフロー図である。
【図3】 ユーザデータベースに記憶されたユーザデー
タを示す図である。
【図4】 負荷分析においてユーザデータを処理する態
様を示す図である。
【図5】 削減前後の電気料金総額と、(BR×TE)
との関係を示す図である。
【図6】 デマンド電力削減率と制御パターン(間欠運
転パターン)との関係を示す図である。
【符号の説明】
2 ユーザデータベース 4 第1の負荷分析手段 6 第2の負荷分析手段 8 可能削減率算出手段 10 判断手段 12 目標削減額算出手段 20 デマンド電力削減率算出手段 22 制御パターン決定手段 24 快適度判断手段 26 支払い請求手段 30 通信手段 50 省エネルギ提案システム 80 ユーザ端末 100 ネットワーク(インターネット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 CC08 CC11 CC21 CC31 DD01 DD05 EE01 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG09 5G066 KA01 KA12 KB01 KB07 KD10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの電気料金を低減する際の条件を
    提示する省エネルギ提案システムであって、 前記ユーザの1年分の各月デマンド電力と、前記ユーザ
    の契約電力と、前記ユーザの1年分の各月電力使用量
    と、前記ユーザの加入電力会社と、前記ユーザと当該加
    入電力会社との契約種別とを記憶するユーザデータベー
    スと、 前記ユーザデータベースから前記各月電力使用量のうち
    最小の電力使用量を読み出し、前記各月電力使用量から
    前記最小の電力使用量を差し引いた値を各月毎に総計し
    た変動負荷電力使用量を算出する第1の負荷分析手段
    と、 前記各月デマンド電力のうち最大のデマンド電力と最小
    のデマンド電力を読み出し、前記最大のデマンド電力か
    ら前記最小のデマンド電力を差し引いた変動負荷デマン
    ド電力を算出する第2の負荷分析手段と、 次式: AT×CR×R1 (但し、AT:前記変動負荷電力使用量、CR:制御上
    限率、R1:電気料金単価)で示される使用料金削減額
    と、 次式: AD×CR×R0×12 (但し、AD:前記変動負荷デマンド電力、CR:制御
    上限率、R0:基本料金単価)で示される基本料金削減
    額とを算出する可能削減率算出手段と、 電気料金削減率を指定した場合に、前記ユーザの1年分
    の電気料金総額に前記電気料金削減率を乗じて電気料金
    の目標削減額を算出する目標削減額算出手段と、 前記使用料金削減額と前記基本料金削減額を加算した可
    能削減総額と、前記目標削減額とを比較し、前記可能削
    減総額が前記目標削減額以上である場合に、前記電気料
    金削減率での省エネルギ契約が可能であると判断する判
    断手段とを備えることを特徴とする省エネルギ提案シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記電気料金削減率での省エネルギ契約
    が締結された場合、前記1年分の電気料金総額から可能
    削減総額を差し引いた額を月割した定額電気料金の支払
    いを、前記ユーザへ毎月請求する支払い請求手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1に記載の省エネルギ提
    案システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段により前記電気料金削減率
    での省エネルギ契約が可能であると判断した場合に、 次式: (BR×TE)/(12×R0×AD) (但し、BR:前記ユーザの1年分の電気料金総額にお
    ける基本料金の割合、TE:前記目標削減額)で示され
    るデマンド電力削減率を算出するデマンド電力削減率算
    出手段と、 前記デマンド電力削減率に応じて、ユーザの電気料金低
    減の対象電気機器の制御パターンを決定する制御パター
    ン決定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に
    記載の省エネルギ提案システム。
  4. 【請求項4】 前記制御パターン決定手段により決定さ
    れた制御パターンを変更したい場合に、前記電気料金削
    減率を再指定することを特徴とする請求項3に記載の省
    エネルギ提案システム。
  5. 【請求項5】 前記制御パターンと前記ユーザに関する
    情報とに基づいて、前記ユーザの快適度を判断する快適
    度判断手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の省エネルギ提案システム。
  6. 【請求項6】 前記快適度が所定の値を超えた場合又は
    所定の値に達しない場合に、前記電気料金削減率を再指
    定することを特徴とする請求項5に記載の省エネルギ提
    案システム。
  7. 【請求項7】 前記加入電力会社と、前記契約種別とに
    基づいて、前記電気料金単価及び前記基本料金単価を算
    出する料金単価算出手段を更に備えることを特徴とする
    請求項1に記載の省エネルギ提案システム。
  8. 【請求項8】 前記契約電力と前記基本料金単価に基づ
    き、前記ユーザの1年分の基本料金を算出し、前記各月
    電力使用量と前記電気料金単価に基づき、前記ユーザの
    1年分の使用料金を算出し、前記1年分の基本料金と前
    記1年分の使用料金を加算して前記1年分の電気料金総
    額を算出する電気料金算出手段とを更に備えることを特
    徴とする請求項7に記載の省エネルギ提案システム。
  9. 【請求項9】 前記電気料金削減率を指定するためのユ
    ーザ端末にネットワークを介して接続されることを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の省エネルギ
    提案システム。
  10. 【請求項10】 ユーザの電気料金を低減する際の条件
    を提示する省エネルギ提案方法であって、 前記ユーザの1年分の各月デマンド電力と、前記ユーザ
    の契約電力と、前記ユーザの1年分の各月電力使用量
    と、前記ユーザの加入電力会社と、前記ユーザと当該加
    入電力会社との契約種別とを記憶する工程と、 前記各月電力使用量のうち最小の電力使用量を読み出
    し、前記各月電力使用量から前記最小の電力使用量を差
    し引いた値を各月毎に総計した変動負荷電力使用量を算
    出する工程と、 前記各月デマンド電力のうち最大のデマンド電力と最小
    のデマンド電力を読み出し、前記最大のデマンド電力か
    ら前記最小のデマンド電力を差し引いた変動負荷デマン
    ド電力を算出する工程と、 次式: AT×CR×R1 (但し、AT:前記変動負荷電力使用量、CR:制御上
    限率、R1:電気料金単価)で示される使用料金削減額
    と、 次式: AD×CR×R0×12 (但し、AD:前記変動負荷デマンド電力、CR:制御
    上限率、R0:基本料金単価)で示される基本料金削減
    額とを算出する工程と、 電気料金削減率を指定した場合に、前記ユーザの1年分
    の電気料金総額に前記電気料金削減率を乗じて電気料金
    の目標削減額を算出する工程と、 前記使用料金削減額と前記基本料金削減額を加算した可
    能削減総額と、前記目標削減額とを比較し、前記可能削
    減総額が前記目標削減額以上である場合に、前記電気料
    金削減率での省エネルギ契約が可能であると判断する工
    程と、 前記判断工程に基づいて、前記電気料金削減率での省エ
    ネルギ契約が可能であることを告知する工程とを備える
    ことを特徴とする省エネルギ提案方法。
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