JP2003296410A - 提供サービス評価方法およびシステム - Google Patents

提供サービス評価方法およびシステム

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JP2003296410A
JP2003296410A JP2002103343A JP2002103343A JP2003296410A JP 2003296410 A JP2003296410 A JP 2003296410A JP 2002103343 A JP2002103343 A JP 2002103343A JP 2002103343 A JP2002103343 A JP 2002103343A JP 2003296410 A JP2003296410 A JP 2003296410A
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calculating
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Shigeyuki Tani
繁幸 谷
Chizuko Yasunobu
千津子 安信
Takashi Yabutani
隆 薮谷
Noriyuki Yagi
敬之 八木
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】提供サービスのリスクやメリットを、サービス
提供者やユーザが把握できるようにする。 【解決手段】機器導入設備の操業度の予測シミュレーシ
ョンで利用する乱数を発生する乱数発生部101と、操
業度を予測する操業度シミュレーション部102と、操
業度予測から機器利用効果を計算する機器利用効果計算
部104と、機器利用効果を収入に変換する機器利用効
果収入変換部106と、機器の導入および運用で発生す
るコストを計算する導入・運用支出計算部107と、収
入と支出から機器導入によって発生する収益を計算する
収益計算部109と、少なくとも2回以上の収益予測結
果を記憶する収益予測記憶部110と、記憶された収益
予測結果から機器提供サービスの評価結果を画面に表示
または印刷して提示する収益予測表示部111とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、提供サービス事業
者と機器利用による効果を希望する負荷設備ユーザとの
間における、提供サービスのサービス効果を評価する方
法、およびその提供サービスの契約を支援する方法に関
して、特に機器導入設備の操業具合の予測値から、所定
の期間ごと、例えば各年・各月ごとに期待できる機器利
用効果の範囲あるいは分布を計算して、その機器利用効
果を1度金額に変換し、所定時間ごとの収入を計算し、
機器提供サービスの導入および運用に掛かる支出とから
所定期間ごとの収益を計算することで、各所定期間ごと
の収益の範囲および平均の数値および時系列グラフおよ
び分布グラフを提示することを特徴とする提供サービス
の評価システムに関する。
【0002】
【従来の技術】機器を提供するサービスの一例として
は、省エネ機器を提供するサービスが存在するが、平成
11年の「エネルギー使用の合理化に関する法律(省エ
ネルギー法)」の施行などにより、従来から大規模工場
に対して向けられていた省エネルギー(以下、省エネと
いう)の取組みが、中小規模工場まで適用範囲を拡大さ
れた。これに対して特開2001−155083号公報
や特開2001−155089号公報や特開2001−
155090号公報にあるように、省エネルギー機器サ
ービス事業者と省エネを希望する負荷設備ユーザとの間
でサービス利用契約を行い、実際に発生した省エネメリ
ットの中から、サービス利用料金を支払う省エネルギー
支援サービス方法が提供されている。また機器利用効果
を診断する方法としては、特開2001−312523
号公報にあるように、診断対象の省エネ機器導入物件の
エネルギー効率と、その導入物件と類似条件のデータ
(物件)群の分布とから、省エネ機器を導入しなかった場
合の浪費エネルギーを算出し、その大小から省エネルギ
ー診断を行う方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発生した機器
利用メリットの中からサービス利用料金を支払う機器提
供サービス方法では、機器を負荷設備ユーザに販売する
場合に比べて、実際に機器利用効果があまり出なかった
場合のリスクを、機器提供サービス事業者が負担するこ
とになるため、機器提供サービス事業者は提供する機器
提供サービスのリスクを評価し把握する必要が高まって
いるが、その方法が無かった。また従来の機器利用効果
(省エネ効果)診断方法では、実際に計測された機器導
入物件でのエネルギー効率分布から機器利用効果を診断
するが、機器提供サービスの導入や運用に掛かるコス
ト、例えば機器メンテナンス費用や固定資産税などサー
ビス事業全体のリスクや、導入後複数年に渡るリスクの
評価は行われていなかった。
【0004】本発明の目的は、提供サービスのリスクや
メリットを、サービス提供者やユーザが把握できる方法
及びシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、導入先設備の操
業具合を範囲を持って予測するモデルを用いて、その操
業度予測値から所定期間ごとに期待できる機器利用効果
の範囲あるいは分布を計算し、その機器利用効果を金額
に変換することで、所定期間ごとの収入とし、また機器
メンテナンス費用や固定資産税など機器提供サービスの
導入および運用によって発生する支出および収入を計算
することで、所定期間ごとの収益を計算し、所定期間ご
との収益の範囲を示す特徴値、例えば最大値や最小値な
ど、および平均値のを表示・印刷したり、所定期間順に
データを並べた時系列グラフを表示・印刷することによ
り、機器提供サービス事業者は、自らが提供する機器提
供サービスの将来におけるリスクやメリットを評価し把
握することが可能となり、また機器利用効果を希望する
負荷設備のユーザも、その機器提供サービスの導入によ
るリスクやメリットを把握して、容易に導入を判断する
ことが可能となる。これにより、機器提供サービス事業
者と負荷設備ユーザとの間で、機器提供サービス導入の
契約を支援することが可能となる。
【0006】またさらに、機器購入や機器リースといっ
た複数のサービスについても、同じく所定期間ごとに収
益を計算し、収益の範囲を示す特徴値および平均値や時
系列グラフを比較表示・印刷することにより、負荷設備
ユーザは、何れの機器サービスを導入すべきかを容易に
判断することが可能となり、機器提供サービス事業者
は、自分の提供する機器提供サービスの優位性を提示す
ることが可能となる。
【0007】またさらに、サービス途中での解約や機器
買取といった契約条項がある場合についても、同じく所
定期間ごとの収益を計算し、契約条項があった場合と無
かった場合とで、収益の範囲を示す特徴値および平均値
や時系列グラフを比較表示することにより、解約条項や
買取条項を契約に折り込んだ場合の効果を把握でき、負
荷設備ユーザには機器提供サービス導入に際して契約条
項を折り込むべきか否かを容易に判断することが可能と
なり、機器提供サービス事業者は、各契約条項の価格を
計算して提示することが可能となる。
【0008】尚、本発明は、機器提供サービスや物のレ
ンタル等に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1から図
20を用いて説明する。
【0010】図1は本発明のシステム図であり、機器提
供サービス評価方法および契約支援方法は、機器導入設
備(以後、負荷設備と呼ぶ)の操業度の予測シミュレー
ションで利用する乱数を発生する乱数発生部101と、
負荷設備の操業度を予測する操業度シミュレーション部
102と、操業度予測から機器導入効果を計算する機器
利用効果計算部104と、機器利用効果を収入(金額)
に変換する機器利用効果収入変換部106と、機器提供
サービスの導入および運用にあたり複数年に渡って発生
するコストを計算する導入・運用支出計算部107と、
計算された収入と支出から省エネ機器導入によって発生
する収益(損失を含む)を計算する収益計算部109
と、複数回(少なくとも2回以上)の収益予測結果を記
憶する収益予測記憶部110と、記憶された収益予測結
果を用いて機器提供サービスの評価結果を表示・印刷し
て提示する収益予測表示部111とからなる。
【0011】本方法を用いることにより、機器提供サー
ビス事業者は自らが提供する機器提供サービスの将来に
おけるリスクやメリットを評価し把握することが可能と
なり、また機器利用効果を希望する負荷設備のユーザ
も、機器提供サービス導入によるリスクやメリットを把
握して容易に導入の判断を行うことを可能とする。それ
により、機器提供サービス事業者と負荷設備ユーザとの
間で、機器提供サービス導入の契約を支援することが可
能となる。 (実施例1)この実施例1では提供される機器を省エネ
機器とし、特にここでは負荷設備をモータドライブとし
て省エネ機器をインバータとして説明する。実施例1で
は、省エネ機器導入の効果を現在から一定時間ごと、例
えばここでは1年おきに予測し、所定期間の、例えば図
4では導入年から8年間、累積の収益をシミュレーショ
ンする。シミュレーションでは負荷設備の操業度を不確
定要素として乱数により1年おきに変動させ、所定期間
のシミュレーションを複数回、例えばここでは1000
回、繰り返すことにより、収益予測結果がとりうる範囲
を、例えば各年度の予測結果の最大値や最小値、計算す
ることが可能となる。
【0012】実施例1の処理を図1のシステム図に基づ
いて説明する。
【0013】乱数発生部101では、乱数R(k,i)
を発生する。ここでkはシミュレーション回数を示し、
iは各シミュレーション内での予測年度を示す。操業度
シミュレーション部102では、乱数発生部101で発
生した乱数R(k,i)を受け取り、予め設定されてい
る負荷設備の操業度予測モデルと乱数R(k,i)から
k回目のシミュレーションにおけるi年目の操業度W
(k,i)を決定する。ここで操業度予測モデルとして
は数1に示す様に任意の正規分布モデルとして与えるこ
とも考えられるし、図17に示す様に負荷設備の過去数
年分の実績操業度データを集計し分布モデルを構築して
操業度モデルとすること考えられる。これらのモデルは
操業度モデルデータベース(DB)103に記録されて
いる。
【0014】
【数1】
【0015】ここで、μは操業度の平均値σは操業度の
分散を表し、各負荷設備に適した値が設定される。また
ここで負荷設備はモータとし、操業度としてはモータの
回転数とする。
【0016】機器利用効果計算部104では、操業度シ
ミュレーション部102で決定した操業度W(k,i)
から、機器利用効果(省エネ効果)モデルを用いて機器
利用効果(省エネ効果)P(k,i)を計算する。ここ
では省エネ効果としてはモータの消費電力量とし省エネ
機器としてはインバータとする。省エネ効果モデルとし
ては図16に示す様に、数2の省エネ機器を導入しなか
った場合の消費電力量モデルと、
【0017】
【数2】
【0018】ここでa、bは対象のモータに適した値が
設定される。またここで省エネ機器はインバータとし
て、数3の省エネ機器を導入した場合の消費電力量モデ
ルとが予め省エネ機器特性モデルDB105に与えられ
ており、
【0019】
【数3】
【0020】但しここでα、βは対象のインバータに適
した値が設定される。操業度W(k,i)から消費電力
量P1と消費電力量P2を計算し、その値から省エネ効
果P(k,i)=P1−P2が計算される。
【0021】機器利用効果収入変換部106では、機器
利用効果計算部104で計算された省エネ効果P(k,
i)と機器利用効果(省エネ効果)収入変換モデルとか
ら、省エネ効果による収入IN(k,i)が計算され
る。省エネ効果収入変換モデルとしては、数4に示す様
にここでは電力使用料金単価Cから計算される。
【0022】
【数4】
【0023】但しここで、特開2001−155083
号公報にあるように、実際に発生した省エネメリットの
中からサービス利用料金F(k,i)を支払うサービス
の形態の場合には、このサービス利用料金F(k,i)
は収入IN(k,i)から計算さる。例えば実際に発生
した機器利用(省エネ)メリットの一定比率PRをサービ
ス利用料金とする場合には、サービス利用料金F(k,
i)=PR×IN(k,i)と計算される。またこのサー
ビス利用料金F(k,i)は、負荷設備ユーザにとって
の支出であり、機器提供サービス事業者にとっての収入
となる。導入・運用支出計算部107では、機器導入・
運用経費データベース(DB)108から機器導入およ
び運用に掛かる所定期間のコストを呼出し、各年度の運
用支出OUT(i)を計算する。機器導入・運用コスト
として、ここではメンテナンス機器費Mm(i)やメン
テナンス人件費Mh(i)や固定資産税T(i)や機器
リース費用L(i)などが考えられ、これにサービス利
用料金F(k,i)を加え、各年度の運用支出OUT
(k,i)は数5に示す様に計算される。
【0024】
【数5】
【0025】またここで、固定資産税T(i)や機器リ
ース費用L(i)は導入機器価格によって変化すると考
えられ、例えば固定資産税T(i)は導入機器価格Aによ
って定まる減価償却費B(A、i)から計算される。
【0026】収益計算部109では、機器導入効果収入
変換部106で計算されたIN(k,i)と導入・運用
支出計算部107で計算された運用支出OUT(k,
i)とから各年度の収益G(k,i)を数6の様に計算
し、
【0027】
【数6】
【0028】各年度の収益から各年度の累積収益AG
(k,i)を数7の様に計算する。
【0029】
【数7】
【0030】さらにここでは金利Iを用いて、各年度の
収益を正味現在価値に割引いた割引収益Gp(k,i)
を数8の様に計算し、
【0031】
【数8】
【0032】数7において、収益G(k,i)の替わり
に割引収益Gp(k,i)を用いて、累積収益AG(k,
i)を計算することも考えられる。またここでは、機器
購入の場合には機器購入費が負荷設備ユーザにとっての
支出となるし、機器リースの場合には機器リース費が負
荷設備ユーザにとっての支出となるなど、サービス形態
によって支出の項目が変化する。
【0033】収益予測記憶部110では、乱数発生部1
01での乱数発生を所定回数N回繰返し、所定回数の収
益予測シミュレーション結果データ{AG(k,i):k
=1〜N}を集計し記憶する。また同時に収益予測の範
囲を示す特徴値として、各年度ごとにシミュレーション
結果データ{AG(k,i);k=1〜N}の最大値A
Gmax(i)=max{AG(k,i)}や最小値AGmin
(i)=min{AG(k,i)}および平均値AGavg
(i)=Σ{AG(k,i)}/Nを計算し記憶する。
さらに収益予測の範囲を示す特徴値としては、最大値A
Gmax(i)と最小値AGmin(i)との幅AGwid
(i)=最大値AGmax(i)―最小値AGmin(i)を
計算することも考えられる。またさらに、各年度ごとに
収益予測の分布を計算し分布データを記憶するすること
も考えられる。ここでi年目の分布データとしては、例
えば最大値AGmax(i)から最小値AGmin(i)まで
の範囲を所定個数n個に分割し、ここではn=100個
に分割、分割された範囲Sp(i、m);m=1〜n内に
何個の収益予測値が含まれているかをカウントし、分割
範囲Sp(i、m)とカウント個数CN(i,m)の組合
せを分布データとして記憶する。
【0034】収益予測表示部111では、収益予測記憶
部110で計算された各年度の収益予測の最大値AGma
x(i)と最小値AGmin(i)と幅AGwid(i)と平
均値AGavg(i)の少なくとも1つ以上の数値を図3
に示す様に提示する。また各年度系列から構成される時
系列グラフを図4に示す様に提示する。ここで表示とは
ディスプレイに表示することも考えられるし、プリンタ
ーなどに印刷することも考えられる。さらに分割範囲S
p(i、m)とカウント個数CN(i、m)の分布デー
タから、図5に示す様にi年度の分布グラフを表示ある
いは印刷することも可能である。ここで図5の上の図は
6年目の収益予測シミュレーション結果の分布を示して
いる。
【0035】この様に実施例1により、負荷設備の操業
度予測値から、所定期間ごとに機器提供サービスの導入
および運用により発生する支出と機器利用効果による収
入とから収益が計算でき、所定期間ごとの収益予測の範
囲および平均値の、数値表や時系列グラフおよび分布グ
ラフを表示・印刷することが可能となる。これにより、
機器提供サービス事業者は自らが提供するサービスの将
来におけるリスクやメリットを評価し把握することが可
能となり、また機器利用効果を希望する負荷設備ユーザ
も、機器提供サービス導入によるリスクやメリットを把
握して容易に導入判断を行うことが可能となる。これに
より、機器提供サービス事業者と負荷設備ユーザとの間
で、機器提供サービス導入の契約を支援することが可能
となる。 (実施例2)続いて実施例2として、実施例1に金利お
よび電力料金など操業度以外の変動要因を加えて収益予
測シミュレーションを行う方法を説明する。本方法を用
いることにより、将来の金利変動や電力料金変動など、
操業度以外の予め影響が予想される変動要因を考慮し
て、機器提供サービス導入による収益予測を行うことが
可能となる。
【0036】実施例2の処理を図2のシステム図に基づ
いて説明する。図2に示すように実施例2のシステムで
は、図1に示す実施例1のシステムに対して、新たに金
利シミュレーション部201および、電力料金シミュレ
ーション部202が追加される。またここでは、金利シ
ミュレーション部201と電力料金シミュレーション部
202と供に乱数発生部101で発生させた乱数を利用
するが、操業度シミュレーション部102とは異なる乱
数を新たに発生させて利用するすることも考えられる。
【0037】金利シミュレーション部201では、乱数
発生部101で発生した乱数R1(k,i)を受け取
り、予め設定されている金利変動モデルと乱数R1
(k,i)とからk回目のシミュレーションにおけるi
年目の金利I(k,i)を決定する。ここで金利予測モ
デルとしては数1に示す様に任意の正規分布モデルとし
て与えることも考えられるし、図17に示す操業度予測
モデルと同様に過去数年分の実績金利データから分布モ
デルを構築して、金利変動モデルとすること考えられ
る。また金利を変動させた場合には収益予測計算部10
9において計算する各年度の割引収益Gp(k,i)も
変化し、新たに数9の様に計算される。
【0038】
【数9】
【0039】電力料金シミュレーション部202では、
乱数発生部101で発生した乱数R2(k,i)を受け
取り、予め設定されている電力料金変動モデルと乱数R
2(k,i)とからk回目のシミュレーションにおける
i年目の電力料金C(k,i)を決定する。ここで電力
料金変動モデルとしては金利変動モデルと同様に任意の
正規分布モデルとして与えることも考えられるし、図1
7に示す様に過去数年分の実績電力料金データを集計し
た分布モデルから電力料金変動モデルを構築することも
考えられる。またここで電力料金を変動させた場合には
機器利用効果収入変換部106において計算する各年度
の収入IN(k,i)も変化し、新たに数10の様に計
算される。
【0040】
【数10】
【0041】この様に実施例2により、将来の金利変動
や電力料金変動など、機器導入による収益に強く影響を
及ぼすと考えられる、操業度以外の変動要因を考慮して
収益予測を行うことが可能となり、その範囲および平均
値の、数値や時系列グラフや分布グラフを表示・印刷す
ることにより、提供するサービスのリスクやメリットを
評価し把握することが可能となる。 (実施例3)続いて実施例3として、機器購入や機器リ
ースといった、少なくとも2つ以上の機器サービスにつ
いて同等の操業度シミュレーションを行い、所定期間ご
との収益予測の範囲および平均値の、数値や時系列グラ
フを比較して表示・印刷する方法を説明する。本方法を
用いることにより、負荷設備ユーザは、何れの機器サー
ビスを導入すべきかの判断を容易に行うことが可能とな
り、機器提供サービス事業者は、自分の提供する機器提
供サービスの優位性を提示することが可能となる。
【0042】実施例3の処理を図6のシステム図に基づ
いて説明する。
【0043】実施例3では図6に示す様に実施例1の導
入・運用支出計算部107を、比較するサービス数だけ
用意して、例えば図6では導入・運用支出計算部(サー
ビス1用)601・導入・運用支出計算部(サービス2
用)602…、比較したい複数のサービスについて収益
予測シミュレーションをN回づつ行う。
【0044】収益予測比較表示部603では、実施例1
と同様に、各サービスごとに収益予測記憶部110で計
算された、任意の年度jの収益予測のAGmax(j)と
最小値AGmin(j)と幅AGwid(j)と平均値AGav
g(j)の少なくとも1つ以上を図7に示す様に比較提
示する。また図8に示す様に、所定の年度jについて複
数のサービスの分布グラフを同じグラフ上に比較表示す
る。特に、各負荷設備ユーザが任意の年度jを設定する
ことにより、投資回収年数など、あるサービスを導入し
た場合にその投資に見合う収益を挙げなくてはならない
制限年数、を指定することが可能となる。ここで例え
ば、投資回収年数における収益予測の最小値がマイナス
となるサービス1と最小値がプラスの値を取るサービス
2とがあった場合には、サービス1の期待収益(平均
値)がサービス2の期待収益よりも大きい場合であって
も、投資回収年数における利益がプラスではなくてはな
らないという制約から、負荷設備ユーザはサービス2を
導入すべきだという判断を容易に行うことが可能とな
る。
【0045】この様に実施例3により、複数のサービス
について、所定期間ごとの収益予測の範囲および平均値
の、数値や分布グラフを比較して表示・印刷することに
より、負荷設備ユーザは、何れの機器サービスを導入す
べきかを容易に判断することが可能となり、機器提供サ
ービス事業者は、自分の提供する機器サービスの優位性
を提示することが可能となる。 (実施例4)続いて実施例4として、機器提供サービス
事業者と負荷設備ユーザについて、同等の操業度シミュ
レーションを用いて、所定期間ごとの収益予測の範囲お
よび平均値の、数値や時系列グラフを比較して表示・印
刷する方法を説明する。本方法を用いることにより、機
器提供サービス事業者と負荷設備ユーザとの間で、利益
およびリスクがどの様に分担・分配されているかの把握
でき、負荷設備のユーザは、機器価格やサービス料金の
妥当性を容易に判断することが可能となり、機器提供サ
ービス事業者は、自分の負担するリスク対して妥当なサ
ービス料金を提示することが可能となる。
【0046】実施例4の処理を図9のシステム図に基づ
いて説明する。
【0047】実施例4では図9に示す様に、実施例1の
導入・運用支出計算部107をサービス事業者支出計算
部901と負荷設備ユーザ支出計算部902との2つ用
意し、任意のサービスに対するサービス事業者と負荷設
備ユーザの収益予測シミュレーションをN回行い、実施
例3と同様に収益予測比較表示部603において、収益
予測記憶部110で計算された任意の年度jのサービス
事業者と負荷設備ユーザの収益予測のAGmax(j)と
最小値AGmin(j)と幅AGwid(j)と平均値AGav
g(j)の数値を少なくとも1つ以上を図10に示す様
に比較提示する。また図11に示す様に、所定の年度j
についてサービス事業者と負荷設備ユーザについて分布
グラフを同じグラフ上に比較表示する。特にサービス事
業者と負荷設備ユーザとの幅AGwid(j)の差は、サ
ービス提供者と負荷設備ユーザとのリスクの配分を示し
ており、幅AGwid(j)が大きい方が、任意のサービ
スに関して負担しているリスクが大きいことを把握する
ことが可能となる。例えばサービス事業者が負荷設備ユ
ーザよりも期待収益(平均値)が大きい場合にも、サー
ビス事業者が負荷設備ユーザよりも幅が大きかったり、
最小値がマイナスになっている場合には、サービス事業
者は大きなリスクを負担していると判断でき、そのリス
クに従ってサービス料金を設定することが可能となる。
【0048】この様に実施例4により、機器提供サービ
ス事業者と負荷設備ユーザについて、所定期間ごとの収
益予測の範囲および平均値の、数値や分布グラフを比較
して表示・印刷することにより、機器提供サービス事業
者と負荷設備ユーザとの間で、利益およびリスクがどの
様に分担・分配されているかの把握でき、負荷設備ユー
ザは機器価格やサービス料金の妥当性を容易に判断する
ことが可能となり、機器提供サービス事業者は、自分の
負担するリスクに対して妥当なサービス料金を提示する
ことが可能となる。 (実施例5)続いて実施例5として、機器提供サービス
事業者か負荷設備ユーザの何れかが、リスクの許容量、
例えばここでは幅AGwid(j)をリスク量とし、を設
定すると、所定期間後の収益予測のリスク(範囲)が許
容範囲内となる様にサービス料金の上限値・下限値を計
算し、そのサービス料金の上限値・下限値を画面に表示
・印刷する方法およびサービス料金の上限値・下限値を
設定した場合と上限値・下限値を設定しなかった場合と
の収益予測分布グラフを比較表示する方法を説明する。
【0049】実施例5の処理を図12のシステム図に基
づいて説明する。
【0050】実施例5では図12に示す様に、機器提供
サービス事業者か負荷設備ユーザの何れかが、リスクの
許容量を設定するリスク許容範囲設定部1201と、サ
ービス料金の上限値・下限値を設定した場合の収益予測
計算を行う収益計算部(サービス料上下限値有り)12
02と、サービス提供者と負荷設備ユーザの合計の収益
予測計算を行う収益計算部1203と、任意の上限値・
下限値を設定した場合のリスク量(幅)を計算するリス
ク量計測部1204と、任意の上限値・下限値が設定さ
れた許容範囲外である場合に、上限値・下限値を修正す
る上下限値修正部1205と、任意の上限値・下限値が
設定された許容範囲内となった場合に、その上限値・下
限値を提示するサービス料上下限値表示部1206とか
らなる。
【0051】リスク許容範囲設定部1201では、機器
提供サービス事業者か負荷設備ユーザの何れかがリスク
の許容範囲を設定する、ここでリスクの許容範囲は、提
供される省エネ機器サービス全体の収益予測結果の幅A
Gwid(j)に対する、サービス料金の上限値・下限値
を設定した場合の幅AGwid'(j)の比率Rwid=AGwi
d'(j)/AGwid(j)とし、この比率Rwidが任意の
値B%以下、Rwid<B%、になる範囲となるように、サー
ビス事業者または負荷設備ユーザは閾値Bを設定する。
【0052】収益計算部(サービス料上下限値有り)1
202では、任意のサービス料金の上限値Fupperと下限
値Flowerを設定すると、実施例1の機器利用効果収入変
換部106で計算されたサービス利用料金F(i、k)
に対して、実際に負荷設備ユーザが支払う、あるいはサ
ービス事業者に支払われるサービス利用料金F'(i、
k)を数11の様に計算する。
【0053】
【数11】
【0054】この新たなサービス利用料金F'(i、k)
を用いて収益予測が計算される。
【0055】収益計算部(サービス全体)1203では
実施例4で別々に計算したサービス事業者と負荷設備ユ
ーザの収益予測を合計した収益予測の計算を行う、これ
により、機器提供サービス全体での収益分布や幅を把握
することが可能となり、収益計算部(サービス料上下限
値有り)1202で計算される収益のリスク(幅)が、
全体のリスク(幅)に対してどれ割合を占めているのか
把握することが可能となる。
【0056】リスク量計測部1204では、収益計算部
(サービス全体)1203で計算される機器提供サービ
ス全体の収益予測結果の幅AGwid(j)と、収益計算
部(サービス料上下限値有り)1202で計算されるサ
ービス料金の上限値・下限値を設定した場合の幅AGwi
d'(j)とから、比率Rwid=AGwid'(j)/AGwid
(j)を計算し、リスク許容範囲設定部1201で設定
された閾値B%と比べて、Rwid<B%を満足しているか満
足していないかを判定する。
【0057】上下限値修正部1205では、リスク量計
測部1204でRwid<B%を満足していないと判断され
た場合に、サービス料金の上限値Fupperと下限値Flower
を修正する。例えばここでは上限値を減少させる量D
1、下限値を増加させる量D2を予め設定しておき、新
たな上限値をFupper=Fupper−D1とし、新たな下限値
をFlower=Flower+D2とすることが考えられ、上下限
値を変更した後には、107〜1205までの処理をRw
id<B%が満足されるまで繰返し行う。例えばサービス
全体の収益分布の幅を100%とした場合に、サービス
料金上下限値無しの収益分布の幅がA%であり、B<Aの
場合には、上下限値を修正することにより、図13の矢
印に示す様にサービス料金上下限値有りの収益分布の幅
がB%になる様に改善される。
【0058】サービス料上下限値表示部1205では、
リスク量計測部1204でRwid<B%を満足していると
判定した場合に、その時点のサービス料金の上限値Fupp
erと下限値Flowerを図14の様に提示する。さらに図1
4に示す様に、リスク許容範囲を示す閾値Bを同時に表
示することも考えられるし、またリスク量計測部120
4でRwid<B%を満足していない場合にも、現時点での
サービス料金の上限値Fupperと下限値Flowerとその上下
限値により実現された幅(リスク範囲)Rwidを提示する
ことも考えられる。
【0059】収益予測比較表示部603では、図15に
示す様に、負荷設備ユーザおよびサービス提供者につい
て、サービル料金の上下限値を設定した場合としなかっ
た場合の2つの収益予測分布グラフを重ねて比較表示す
ることが考えられる。またリスク許容範囲としては、幅
だけではなくて、収益予測の最小値や最大値を指定する
ことも考えられる。
【0060】この様に実施例5により、リスクの許容範
囲を設定し、それを実現する上下限値を計算し、その上
下限値の提示および収益予測の分布グラフの提示を行う
ことにより、機器提供サービス事業者あるいは負荷設備
ユーザが、能力以上にリスクを負う危険性がある場合
に、そのリスクを回避するサービス料金(上下限値)を
設定することが可能となり、機器提供サービス事業者と
負荷設備ユーザとの間で、利益およびリスクについてお
互いが納得するの分担・分配を実現することが容易とな
る。 (実施例6)続いて実施例6として、サービスの途中で
の解約や機器の買取といった契約条項があった場合に、
所定期間ごとの収益を計算し、契約条項があった場合と
無かった場合とで、収益の範囲を示す特徴値および平均
値や時系列グラフを比較表示する方法を説明する。これ
により、機器提供サービスに解約条項や買取条項を契約
が折り込まれた場合の効果を把握でき、負荷設備ユーザ
は、機器提供サービス導入時に契約条項を折り込むべき
かを容易に判断することが可能となり、機器提供サービ
ス事業者は、各契約条項の価格を計算して提示すること
が可能とする。実施例6の処理を図19のシステム図に
基づいて説明する。
【0061】実施例6では図19に示す様に任意の契約
条項(オプション)の行使条件を設定するオプション行
使条件設定部1901と、オプション契約有り支出計算
部1902と、オプション契約無し支出計算部602
と、オプション価格計算部1903と、オプション価格
表示部1904とからなる。この実施例6において契約
条項としては、サービスの途中で機器提供サービスを中
止する解約条項を考える。
【0062】オプション行使条件設定部1901では、
収益計算部109での収益予測シミュレーションの途中
で解約条項を発動する条件を設定する。例えば解約条項
の発動条件としては、任意の年度iにおいて、それまで
の累積収益AG=ΣG(k,j);j=1〜iと、最近
x年間の機器利用効果(省エネ効果)による平均収入IN
avg={ΣIN(k,j)}/x;j=(i−x)〜iが
所定年数Yまで続いた場合の収入IN=INavg×(Y−
i)との和が、所定年数Yまでの予測支出OUT1=Σ
OUT(k,j);j=i〜Yよりも小さく場合には解
約が発動されるといった条件が考えられる。
【0063】オプション契約有り支出計算部1902で
は、オプション行使条件設定部1901で設定された解
約条項の発動条件に従って、収益予測計算を行う。例え
ばここで、収益予測シュミレーション中のj年目に解約
条項が行使された場合には、(j+1)年目以降の機器
利用効果(省エネ効果)による収入IN(k,i)は全
て0となり、メンテナンス機器費Mm(i)やメンテナ
ンス人件費Mh(i)や固定資産税T(i)や機器リー
ス費用R(i)やス利用料金F(k,i)といった運用
に掛かる支出も0として計算される。また契約形態によ
っては、解約条項発動時に解約料金などが新たな支出が
発生することも考えられる。
【0064】収益予測比較表示部603では、図20に
示す様にオプション契約有り支出計算部1902で計算
される契約条項(オプション)が有った場合の収益分布
と、オプション契約無し支出計算部602で計算される
オプションが無かった場合の収益分布のグラフを比較表
示したり、両分布の最大値や最小値や平均値や幅などの
数値を比較提示する。これにより、契約条項を追加した
場合の効果を把握することが可能となる。
【0065】オプション価格計算部1903では、オプ
ションが有った場合の収益予測と、オプションが無かっ
た場合の収益予測とから、そのオプションの価値を計算
する。例えばここでは、図20に示す様に、オプション
が有った場合の収益予測の最小値とオプションが無かっ
た場合の収益予測の最小値との差をオプション価値OV
として計算することが考えられる。オプション価格とし
ては、このオプション価値OVに一定の比率αを掛けた
値をオプション価格OP=α×OVと計算することが考
えられる。
【0066】オプション価格表示部1904では、オプ
ション価格計算部1903で計算されたオプション価格
OPを表示・印刷する。
【0067】この様に実施例6により、サービス途中で
の解約や機器買取といった契約条項があった場合につい
て、所定期間ごとの収益を計算し、契約条項があった場
合と無かった場合との収益の範囲を示す特徴値および平
均値や分布グラフを比較表示することにが可能となり、
その比較からオプション価格を計算することが可能とな
り、解約条項や買取条項を契約に折り込んだ場合の効果
を把握することが可能となる。これにより、負荷設備ユ
ーザは機器提供サービス導入に際して契約条項を折り込
むべきか否かを容易に判断することが可能となり、機器
提供サービス事業者は、各契約条項の価格を計算し提示
することが可能となる。 (実施例7)続いて実施例7として、実施例1から実施
例6までに示したサービスを実施するシステム構成およ
び入力および出力について説明する。これにより、機器
提供サービス事業者は、不特定多数の少なくとも2つ以
上の負荷設備ユーザに対して、サービス導入による収益
予測・サービス料金・契約条項・契約条項追加の料金
(オプション価格)を提供することが可能となり、また
負荷設備ユーザは、機器提供サービスを自身の負荷設備
に導入した場合の効果および収益を把握することが可能
となる。
【0068】実施例7の処理を図18のシステム図に基
づいて説明する。
【0069】任意の負荷設備ユーザ側は、負荷設備ユー
ザが自身の負荷設備情報や希望契約条項などを入力する
入力装置1801と、負荷設備ユーザがサービス導入に
よる収益予測・サービス料金・契約条項・契約条項追加
の料金などを取得する表示装置1802と、表示装置1
802で表示する変わりに印刷する印刷装置1803と
からなり、機器提供サービス事業者側は、サービス事業
者が自身のサービス条件や提供機器価格などを入力する
入力装置1808と、サービス導入を希望する負荷設備
ユーザからの依頼内容やアクセス状況を取得する表示装
置1809と、任意の負荷設備ユーザからの負荷設備情
報・機器選択情報に基づいて、機器利用効果による収益
およびサービス料金を計算するシミュレーション計算機
1805と、少なくとも1つ以上の提供可能な機器の機
器利用効果モデルを記憶した機器効果モデルデータベー
ス(DB)と、予め想定した負荷設備の操業度モデルを記
憶した負荷設備データベース(DB)1807とからな
り、負荷設備ユーザのシステム1801〜1803と省
エネ機器サービス提供者のシステム1805〜1809
とを結ぶ通信媒介1804とからなる。
【0070】入力装置1801では、導入を希望する機
器を機器効果モデルデータベース(DB)1806より選
択し入力する、導入予定の負荷装置あるいはそれと類似
の設備を負荷設備データベース(DB)1807より選択
し入力する。あるいは、所有する負荷装置と類似の負荷
設備データが負荷設備DB1807にない場合(ある場合
でも)、所有する負荷装置の過去の操業度実績データを
入力し、シミュレーション計算機1805で、そのデー
タから負荷装置の操業度モデルを構築しシミュレーショ
ンすることも考えられる。
【0071】シミュレーション計算機1805では、入
力装置1801で入力された機器情報や負荷装置情報や
負荷装置操業度データに基づいて、選択された機器を指
定された負荷設備に導入した場合に発生する、所定年数
の収益予測をシミュレーションする。さらにここでは、
負荷装置の過去の実績データを受け取り、そのデータか
ら負荷装置の操業度モデルを構築した場合には、構築し
たモデルを負荷設備DB1807に追加記憶することも考
えられる。
【0072】表示装置1802では、シミュレーション
計算部1805で計算された収益予測結果の数値やグラ
フを表示し、必要な場合には印刷装置1803にて印刷
する。負荷設備ユーザは、シミュレーション結果を確認
して提供されるサービスの導入を希望する場合には、入
力装置1801より契約希望情報を入力すると、表示装
置1809に契約希望情報が表示され、機器提供サービ
ス事業者が確認し、情報を送ってきた負荷設備ユーザお
よびその負荷設備への機器導入に合意した場合には、入
力装置1808より契約締結情報を入力し、表示装置1
802に契約締結情報が表示されることにより、負荷設
備ユーザと機器提供サービス事業者との間で機器提供サ
ービス契約が締結する。
【0073】さらにここでは、サービス事業者あるいは
負荷設備ユーザの何れかが、入力装置1808または入
力装置1801から、リスク許容範囲情報を入力するこ
とにより、シミュレーション計算部1805でサービス
料の上限値および下限値を計算し、表示装置1802お
よび表示装置1809に、上限値および下限値を表示し
たり、上限値および下限値がある場合の収益予測の分布
グラフを表示する。またさらに、負荷設備ユーザが任意
の契約条項、例えばサービスを解約する解約オプション
を選択し、そのオプションを行使する条件を入力装置1
801から入力すると、シミュレーション計算部180
5では契約条項を考慮した収益予測シミュレーションを
計算し、表示装置1802に、その契約条項を追加した
場合としなかった場合の収益予測を比較表示する。ある
いは、サービス事業者が予め任意の契約条項の行使条件
を入力装置1808から入力しておき、シミュレーショ
ン計算部1805で、その契約条項を追加した場合とし
なかった場合の収益予測の差から、その契約条件のオプ
ション価格を計算して、表示装置1802にそのオプシ
ョン価格を表示する。負荷設備ユーザは、契約条項を追
加した場合の、シミュレーション結果およびオプション
価格を確認して、提供される契約条項の追加を希望する
場合には、入力装置1801より契約条項追加希望情報
を入力すると、表示装置1809に契約条項追加希望情
報が表示され、機器提供サービス事業者が確認し、情報
を送ってきた負荷設備ユーザおよびその負荷設備への機
器サービスに契約条項追加することに合意した場合に
は、入力装置1808より契約締結情報を入力し、表示
装置1802に契約締結情報が表示されることにより、
負荷設備ユーザと機器提供サービス事業者との間で、契
約条項を追加した省エネ機器サービス契約が締結する。
【0074】またここで、負荷設備ユーザのシステム1
801〜1803と機器提供サービス事業者のシステム
1805〜1809とを結ぶ通信媒介1804とは、イ
ンターネットの様なグローバルなネットワークであるこ
とが考えられるし、専用回線で繋がったローカルなネッ
トワークであることも考えられる。また通信媒介180
4を介さずに、負荷設備ユーザ情報を直接、機器提供サ
ービス事業者が入力し、負荷設備ユーザにはシミュレー
ション結果のみを提示することも考えられる。
【0075】この様に実施例7により、機器提供サービ
ス事業者は、少なくとも2つ以上の不特定の負荷設備ユ
ーザに対して、提供する機器サービスの効果を提示する
ことが可能となり、負荷設備ユーザは提供サービスを、
所有する負荷設備に導入した場合の効果を確認してから
サービス導入の判断を行うことが可能となる。またさら
に、負荷設備の操業データから操業度モデルを構築し、
その操業度モデルを再利用することにより、類似の負荷
設備に対する操業度シミュレーション精度を向上させる
ことが可能となる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、機器提供サービス提供
者は、提供するサービスの将来におけるリスクやメリッ
トを評価し把握することが可能となり、また負荷設備ユ
ーザ(サービスを受ける者)は、将来におけるリスクや
メリットを把握することで容易にサービス導入の判断を
行うことが可能となる。これにより、機器提供サービス
事業者と負荷設備ユーザとの間で、機器提供サービス導
入の契約を支援することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを示す図である。
【図2】操業度以外のリスク要因を追加したシステムを
示す図である。
【図3】収益予測を表示する表である。
【図4】収益予測を表示する時系列グラフである。
【図5】収益予測の分布を示す分布グラフである。
【図6】複数サービスを比較するシステムを示す図であ
る。
【図7】複数サービスの収益予測を比較表示する表であ
る。
【図8】複数サービスの収益予測を比較表示する分布グ
ラフである。
【図9】サービス事業者と負荷設備ユーザの収益予測を
比較するシステム図である。
【図10】サービス事業者と負荷設備ユーザの収益予測
を比較する表である。
【図11】サービス事業者と負荷設備ユーザの収益分布
を比較する図である。
【図12】サービス料金上下限値を計算するシステム図
である。
【図13】リスク許容範囲を示す図である。
【図14】サービス料金上下限値を表示する表である。
【図15】サービス料金上下限値追加による収益分布変
化を示す図である。
【図16】機器利用効果(省エネ効果)モデルを示す図
である。
【図17】操業度モデルを示す図である。
【図18】本発明のシステム形態を示す図である。
【図19】オプション価格を計算するシステム図であ
る。
【図20】契約条項追加による収益分布変化を示す図で
ある。
【符号の説明】
101…乱数発生部、102…操業度シミュレーション
部、103…操業度モデルデータベース、104…機器
利用効果計算部、105…機器利用効果特性モデルデー
タベース、106…機器利用効果収入変換部、107…
導入・運用支出計算部、108…機器導入・運用経費デ
ータベース、109…収益計算部、110…収益予測記
憶部、111…収益予測表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮谷 隆 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 八木 敬之 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立総合計画研究所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提供サービスを評価する方法であって、導
    入機器を選択するステップと、導入先設備を設定するス
    テップと、該設備の操業具合を予測するモデルを選択す
    るステップと、該操業度予測値から所定時間ごとに期待
    できる機器利用効果の範囲あるいは分布を計算するステ
    ップと、該利用効果を金額に変換し所定時間ごとの収入
    を計算するステップと、該機器提供サービスの導入およ
    び運用に掛かる支出および収入を計算するステップと、
    該収入および該支出から所定時間ごとの収益を計算する
    ステップと、各所定時間ごとの収益の範囲を示す特徴値
    および平均値の数値または時系列グラフを提示するステ
    ップを有することを特徴とする提供サービスの評価方
    法。
  2. 【請求項2】提供サービスを評価する方法であって、任
    意の時間を指定するステップと、該指定された時間の収
    益の分布グラフを提示するステップまたは該指定された
    時間の収益の範囲を示す特徴値を提示するステップを有
    することを特徴とする提供サービスの評価方法。
  3. 【請求項3】提供サービスを評価する方法であって、2
    つ以上の機器提供サービスに対して収益を計算するステ
    ップと、該2つ以上のサービスに対して該収益の範囲を
    示す特徴値および平均値の数値または時系列グラフを比
    較提示するステップまたは各所定時間ごとに収益の分布
    グラフを提示するステップを有することを特徴とする提
    供サービスの評価方法。
  4. 【請求項4】提供サービスを評価する方法であって、導
    入先設備の過去の操業データを入力するステップと、該
    データから操業具合を予測するモデルを構築するステッ
    プを有することを特徴とする提供サービスの評価方法。
  5. 【請求項5】提供サービスを評価する方法であって、収
    益の範囲を示す特徴値の許容値を設定するステップと、
    該サービスによる収益の範囲を示す特徴値が該許容値内
    となる省エネ機器サービス料金の範囲を計算するステッ
    プと、該サービス料金の範囲を提示するステップを有す
    ることを特徴とする提供サービスの評価方法。
  6. 【請求項6】提供サービスを評価する方法であって、該
    サービスを途中解約する解約条件を設定するステップ
    と、該解約条件に従って解約を行える場合の該サービス
    による収益を計算するステップと、解約条件がある場合
    の収益と解約条件が無い場合の収益の範囲を示す特徴値
    および平均値の数値または時系列グラフを提示するステ
    ップまたは各時間の分布グラフを提示するステップの何
    れか1つ以上を有することを特徴とする提供サービスの
    評価方法。
  7. 【請求項7】提供サービスを評価する方法であって、該
    サービスの途中で該提供機器を買取る場合の買取価格を
    各時間ごとに提示する手段と、該サービス提供後の省エ
    ネ実績データから各時間ごとの該省エネ機器の買取価格
    を修正する手段を有することを特徴とする提供サービス
    の評価方法。
  8. 【請求項8】提供サービスを評価する方法であって、該
    サービスを途中解約する権利を購入するための価格また
    は該省エネ機器を該サービスの途中で買取る権利を購入
    するための価格を計算する手段と、該価格を提示する機
    能を有することを特徴とする提供サービスの評価方法。
  9. 【請求項9】請求項1から8において、提供される機器
    を省エネ機器とし、機器利用効果を省エネ効果とするこ
    とを特徴とする提供サービスの評価方法。
  10. 【請求項10】提供サービスを評価するシステムであっ
    て、導入機器を選択する手段と、導入先設備を設定する
    手段と、該設備の操業具合を予測するモデルを選択する
    手段と、該操業度予測値から所定時間ごとに期待できる
    機器利用効果の範囲あるいは分布を計算する手段と、該
    利用効果を金額に変換し所定時間ごとの収入を計算する
    手段と、該機器提供サービスの導入および運用に掛かる
    支出および収入を計算する手段と、該収入および該支出
    から所定時間ごとの収益を計算する手段と、各所定時間
    ごとの収益の範囲を示す特徴値および平均値の数値また
    は時系列グラフを提示する手段を有することを特徴とす
    る提供サービスの評価システム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のシステムであって、
    任意の時間を指定する手段と、該指定された時間の収益
    の分布グラフを提示する手段または該指定された時間の
    収益の範囲を示す特徴値を提示する手段を有することを
    特徴とする提供サービスの評価システム。
  12. 【請求項12】請求項10に記載のシステムであって、
    2つ以上の機器提供サービスに対して収益を計算する手
    段と、該2つ以上のサービスに対して該収益の範囲を示
    す特徴値および平均値の数値または時系列グラフを比較
    提示する手段または各所定時間ごとに収益の分布グラフ
    を提示する手段を有することを特徴とする提供サービス
    の評価システム。
  13. 【請求項13】請求項10に記載のシステムであって、
    導入先設備の過去の操業データを入力する手段と、該デ
    ータから操業具合を予測するモデルを構築する手段を有
    することを特徴とする提供サービスの評価システム。
  14. 【請求項14】請求項10に記載のシステムであって、
    収益の範囲を示す特徴値の許容値を設定する手段と、該
    サービスによる収益の範囲を示す特徴値が該許容値内と
    なる省エネ機器サービス料金の範囲を計算する手段と、
    該サービス料金の範囲を提示する手段を有することを特
    徴とする提供サービスの評価システム。
  15. 【請求項15】請求項10に記載のシステムであって、
    該サービスを途中解約する解約条件を設定する手段と、
    該解約条件に従って解約を行える場合の該サービスによ
    る収益を計算する手段と、解約条件がある場合の収益と
    解約条件が無い場合の収益の範囲を示す特徴値および平
    均値の数値または時系列グラフを提示する手段または各
    時間の分布グラフを提示する手段の何れか1つ以上を有
    することを特徴とする提供サービスの評価システム。
  16. 【請求項16】請求項10に記載のシステムであって、
    該サービスの途中で該提供機器を買取る場合の買取価格
    を各時間ごとに提示する手段と、該サービス提供後の省
    エネ実績データから各時間ごとの該省エネ機器の買取価
    格を修正する手段を有することを特徴とする提供サービ
    スの評価システム。
  17. 【請求項17】請求項10に記載のシステムであって、
    該サービスを途中解約する権利を購入するための価格ま
    たは該省エネ機器を該サービスの途中で買取る権利を購
    入するための価格を計算する手段と、該価格を提示する
    機能を有することを特徴とする提供サービスの評価シス
    テム。
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