JP2004222276A - トラッキングアナログ−デジタル変換器を備えるアナログ遅延固定ループ及びアナログ位相固定ループ - Google Patents

トラッキングアナログ−デジタル変換器を備えるアナログ遅延固定ループ及びアナログ位相固定ループ Download PDF

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Abstract

【課題】 待機モードで動作を停止でき、電力消費が最小となるアナログ遅延固定ループを提供すること。
【解決手段】 外部クロック(CKIN)をバッファして基準クロック(CKF)を生成するアナログ遅延固定ループであって、バッファ時の遅延時間をモデリングする遅延モデル(600)と、基準クロックの位相及び前記遅延モデルの出力信号の位相を比較する位相比較器(300)と、位相比較器の出力に応じて電荷ポンピング動作を行う電荷ポンプ(400)と、電荷ポンプからの電荷量によって基準電圧(VC)を決定するループフィルタ(500)と、基準クロックを基準電圧に応じた時間だけ遅延して遅延モデルに出力する電圧制御遅延ライン(200)と、基準電圧を一定に保持するために、基準電圧をデジタル値として格納し、デジタル値に該当するトラッキング電圧(VT)をループフィルタに出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、入力される外部クロックに同期した内部クロックを生成するアナログ遅延固定ループ及びアナログ位相固定ループに関する。
外部クロックに同期して動作する同期型半導体装置等は、クロックバッファやクロックドライバーを用いて内部クロックを生成するため、通常、内部クロックは外部クロックに比較して一定時間遅延し、これにより、半導体装置の動作性能が低下する。すなわち、半導体装置(チップ)のデータアクセス時間は、チップ内部のクロックバッファ等によって生じる所定の遅延時間だけ増加する問題点がある。
よって、チップ内部に、外部クロックに同期する内部クロックを生成する回路を備えることになるが、このとき用いられる回路が遅延固定ループである。通常、遅延固定ループは、外部クロックに内部クロックを同期させる方法によって、アナログ遅延固定ループとデジタル遅延固定ループとに分けられる。
図1は、従来技術に係るデジタル遅延固定ループの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、デジタル遅延固定ループは、外部クロック信号CKINが入力バッファ10によってバッファされるときに生じる遅延時間をモデリングして決定される遅延時間を有する遅延モデル50と、基準クロック信号CKRの位相と、遅延モデル50からの入力信号の位相とを比較して、基準クロック信号CKRの遅延時間を制御する位相比較器20と、位相比較器20から出力される左側シフト信号SHIFT−LEFTまたは右側シフト信号SHIFT−RIGHTが入力されてデジタル遅延ライン30を制御するシフトレジスタ40と、シフトレジスタ40の出力によって基準クロック信号CKRの遅延時間を調節するデジタル遅延ライン30とを備える。
図2は、図1に示したデジタル遅延ライン30の内部構成を示す回路図であり、3つの単位遅延を用いて構成したときの回路図である。
図2に示すように、デジタル遅延ライン30は、シフトレジスタ40から出力される第1〜第3シフト信号SL1〜SL3の制御によって、入力される基準クロック信号CKRを選択的に伝達する制御部32と、制御部32から出力される基準クロック信号CKRを所定の遅延時間だけ遅延させて出力する遅延部31と、遅延部31から入力される信号を出力する出力部33とを備える。ここで、所定の遅延時間は、基準クロック信号CKRが通過する単位遅延の数によって決定される。
制御部32は、基準クロック信号CKR及び第1シフト信号SL1が入力されるNANDゲート32Aと、基準クロック信号CKR及び第2シフト信号SL2が入力されるNANDゲート32Bと、基準クロック信号CKR及び第3シフト信号SL3が入力されるNANDゲート33Cとから構成されている。
遅延部31は、3つの単位遅延から構成され、第1単位遅延は、NANDゲート32Cの出力及び電源電圧VCCが入力されるNANDゲート31Aと、NANDゲート31Aの出力及び電源電圧VCCが入力されるNANDゲート31Bとから構成される。
第2単位遅延は、NANDゲート31Bの出力及びNANDゲート32Bの出力が入力されるNANDゲート31Cと、NANDゲート31Cの出力及び電源電圧VCCが入力されるNANDゲート31Dとから構成される。第3単位遅延は、NANDゲート31Dの出力及びNANDゲート32Aの出力が入力されるNANDゲート31Eと、NANDゲート31Eの出力及び電源電圧Vccが入力されるNANDゲート31Fとから構成される。
図2に示す遅延部31は、各々の単位遅延を2つのNANDゲート(例えば、NANDゲート31A、31B)から構成する場合の一例であり、各々の単位遅延を構成するNANDゲートの数は、シフトレジスタ40から出力される各々のシフト信号SL1〜SL3に対して基準クロック信号CKRを遅延させる時間によって決定される。
また、図2に示す遅延部31は、3つの単位遅延から構成されており、遅延固定ループに備えられる単位遅延の数は、基準クロック信号CKRを遅延させる時間範囲によって決定される。
以下、図1及び図2を参照して、デジタル遅延固定ループの動作を説明する。入力バッファ10では、外部クロック信号CKINをバッファして、所定の時間遅延した基準クロック信号CKRを出力する。基準クロック信号CKRは、位相比較器20とデジタル遅延ライン30に入力され、デジタル遅延ライン30に入力された基準クロック信号CKRは、再び所定の時間遅延されて、フィードバッククロック信号CKFとして出力され、遅延モデル50に入力される。遅延モデル50は、クロック信号CKINが入力バッファ10によって遅延される遅延時間をモデリングし、即ち、入力バッファ10の遅延時間に相当する遅延時間を生じるように設計される。
位相比較器20では、基準クロック信号CKRと、遅延モデル50の出力信号とを比較して、左側シフト信号SHIFT−LEFT又は右側シフト信号SHIFT−RIGHTをシフトレジスタ40に出力する。シフトレジスタ40は、左側シフト信号SHIFT−LEFT又は右側シフト信号SHIFT−RIGHTに応じて、遅延ライン30に第1〜第3シフト信号SL1〜SL3を出力する。
この後、デジタル遅延ライン30では、第1〜第3シフト信号SL1〜SL3によって決定される遅延時間だけ基準クロック信号CKRを遅延させ、フィードバッククロック信号CKFとして、遅延モデル50に出力する。
この後、遅延モデル50は、入力されるフィードバッククロック信号CKFを所定の遅延時間(入力バッファ10の遅延時間に相当)だけ遅延させて位相比較器20に出力し、位相比較器20は、遅延モデル50の出力信号の位相と基準クロック信号CKRの位相とを比較する。
位相比較器20が、基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル50の出力信号の位相とが同じであると検知すると、位相比較器20は、シフトレジスタ40に、基準クロック信号CKRを遅延させてフィードバッククロック信号CKFとして出力する遅延時間が固定されるようにホールド信号HOLDを出力する。このとき、フィードバッククロック信号CKFが外部クロック信号CKINに同期した状態となっている。
この後、基準クロック信号CKRを遅延させてフィードバッククロック信号CKFを出力するデジタル遅延ライン30の内部経路が固定され、遅延時間が固定されたフィードバッククロック信号CKFが、半導体装置内部で半導体装置の全動作の基準信号として用いられる。
デジタル遅延固定ループは、遅延を固定させる動作が終了した後、遅延固定された値をシフトレジスタ40に格納する。よって、1度遅延時間を固定した後、電力消費を低減するための待機モードにおいて、外部クロック信号CKINが遅延ラインに入力されないようにすれば、動作電流を減らすことができる。待機モードが解除される場合、外部クロック信号CKINに同期したクロックが再び必要となるとき、シフトレジスタ40に格納された値を用いることにより、数クロック以内に再び外部クロック信号CKINに同期したフィードバッククロック信号CKFを生成することができる。
これにより、デジタル遅延固定ループは、デジタルデータとして遅延固定の情報を格納しているため、待機モードにおいて、デジタル遅延ライン30をディスエーブルさせることができ、電力消費を低減することができる利点を有する。
しかし、デジタル遅延固定ループは、その特性上、デジタル遅延ライン30を構成する単位遅延の数によってその性能が左右され、性能を高めるためには、単位遅延の数を増やす必要がある。この単位遅延の数の増加によって、半導体装置の面積が非常に増大する問題がある。
また、単位遅延による遅延時間よりも短い時間範囲の値に、遅延時間が微細に調節されたクロック信号を生成することができない欠点を有しており、高速システムに適用するには多くの問題がある。また、クロック信号が、複数の論理ゲートを通過しなければならない構造であるため、出力されるクロック信号のジッタ特性が悪い問題もある。
これらのデジタル遅延固定ループの様々な問題点を、アナログ遅延固定ループによって解決することができる。
図3は、従来技術に係るアナログ遅延固定ループの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、アナログ遅延固定ループは、外部クロック信号CKINが入力バッファ60によってバッファされるときに生じる遅延時間をモデリングして決定された遅延時間を有する遅延モデル65と、入力される基準クロック信号CKRを基準電圧Vcに応じた所定の時間だけ遅延させてフィードバッククロック信号CKFを出力する電圧制御遅延ライン(Voltage Control Delay Line;VCDL)70と、基準クロック信号CKRと遅延モデル65から出力される出力信号との位相差を検知する位相比較器75と、検知された位相差に応じて位相比較器75から出力されるアップ信号UP及びダウン信号DOWNに応じて、電荷をループフィルタ90にポンピングする電荷ポンプ80と、電荷ポンプ80によってポンピングされる電荷を蓄積し、蓄積された電荷に対応する基準電圧Vcを電圧制御遅延ライン70に出力するループフィルタ90とを備える。
図4は、図3に示した電荷ポンプ80及びループフィルタ90の内部構成の一例を示す回路図である。
図4に示すように、電荷ポンプ80は、ドレインを介して電源電圧VCCが供給され、ゲートを介してターンオン状態を保持するためのバイアス電圧VBIASPが印加されるMOSトランジスタMP1と、ドレインがMOSトランジスタMP1のソースに接続され、ゲートを介してアップ信号UPが入力されるトランジスタMP2と、ドレインがMOSトランジスタMP2のソースに接続され、ゲートを介してダウン信号DOWNが入力されるMOSトランジスタMN1と、ドレインがMOSトランジスタMN1のソースに接続され、ゲートを介してターンオン状態を保持するためのバイアス電圧VBIASNが印加され、ソースが接地されているMOSトランジスタMN2とを備えて構成される。
ループフィルタ90は、電荷ポンプ80から出力される電荷を蓄積するためのキャパシタCと、キャパシタCに電荷を伝達する抵抗Rから構成される。
以下、図3及び図4を参照して、アナログ遅延固定ループの動作について説明する。
まず、入力バッファ60では、外部クロック信号CKINが入力されて、これを所定の時間遅延させた基準クロック信号CKRを出力する。基準クロック信号CKRは、電圧制御遅延ライン70と位相比較器75に同時に入力され、電圧制御遅延ライン70に入力された基準クロック信号CKRは、電圧制御遅延ライン70によって所定の時間遅延され、フィードバッククロック信号CKFとして出力され、フィードバッククロック信号CKFは遅延モデル65に入力される。遅延モデル65の遅延時間は、外部クロックCKINが入力バッファ60によって遅延される遅延時間をモデリングして設計される。
この後、位相比較器75では、基準クロック信号CKRの位相と、遅延モデル65から出力される出力信号の位相とを比較して、その比較結果に応じて、アップ信号UP又はダウン信号DOWNを出力する。
電荷ポンプ80は、バイアス電圧VBIASN、VBIASPによってイネーブル状態になり、アップ信号UP又はダウン信号DOWNによって、ループフィルタ90のキャパシタCを充電又は放電する。キャパシタCに充電される電荷によって、一定の基準電圧Vcが決定され、電圧制御遅延ライン70に出力される。
この後、電圧制御遅延ライン70では、ループフィルタ90に印加される基準電圧Vcに応じて、基準クロック信号CKRの遅延時間を調整することにより、フィードバッククロック信号CKFとして出力する。
この後、位相比較器75は、基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル65から出力される出力信号の位相とを比較した結果、これらの位相が一致する場合、それ以上アップ信号UP又はダウン信号DOWNを出力せず、これによって、ループフィルタ90に印加される電圧VCも一定の値を保持することになる。
よって、この後は、電圧制御遅延ライン70は、一定の電圧レベルを保持する基準電圧VCが入力されるので、これに該当する一定の時間だけ基準クロック信号CKRを遅延させてフィードバッククロック信号CKFとして出力し、このフィードバッククロック信号CKFは半導体装置の内部動作に用られることになる。
上述したように、アナログ遅延固定ループは、入力される位相差に応じて基準電圧VCを調整し、これを用いてフィードバッククロック信号CKFの遅延時間を固定させるため、微小な位相差を検知して遅延時間を決定することができる。
これにより、遅延が固定された内部クロック信号を、外部クロック信号に高精度で同期させることができ、同期された内部クロック信号のジッタ特性がデジタル遅延固定ループと比較して良好であり、高速に遅延を固定することができるため、アナログ遅延固定ループは高速システムの入出力信号の同期処理に適している。
しかし、アナログ遅延固定ループでは、遅延固定に関する情報が、電圧VCを生じる蓄積電荷量としてキャパシタCに保持されているため、漏れ電流によって電圧VCの値の低下が発生する。これにより、遅延固定の情報を継続して保持することができないので、パワーダウンする待機モードにおいて、遅延固定ループの動作を中断させることができず、動作させ続ける必要があり、無駄な電力消費が発生する問題がある。
よって、アナログ遅延固定ループは、高速システムに適した種々の利点を有している反面、デジタル遅延固定ループに比較して動作電流が非常に大きい問題がある。
また、電圧制御発振器(VCO)を使用した位相同期技術(PLL)を使用して外部クロックに内部クロックを同期させる場合にも、上記と同様の問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アナログ遅延固定ループにおける遅延固定情報、又はアナログ位相固定ループにおける位相固定情報をデジタル値として保持することにより、パワーダウンモードにおいて動作を中止することができ、電力消費が最小になるアナログ遅延固定ループ及びアナログ位相固定ループを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、外部クロック信号をバッファして基準クロック信号を生成するアナログ遅延固定ループであって、前記バッファすることによる遅延時間に相当する遅延時間を有する遅延モデルと、前記基準クロック信号の位相及び前記遅延モデルから出力される出力信号の位相を比較する位相比較器と、該位相比較器の出力に応じて電荷ポンピング動作を行う電荷ポンプと、該電荷ポンプから供給される電荷量によって基準電圧を出力するループフィルタと、前記基準クロック信号を前記基準電圧に対応する所定時間だけ遅延して、前記遅延モデルに出力する電圧制御遅延ラインと、前記ループフィルタが出力する前記基準電圧の値を一定に保持するために、前記基準電圧をデジタル値として格納し、格納された該デジタル値に該当するトラッキング電圧を前記ループフィルタに出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器とを備えているアナログ遅延固定ループを提供することができる。
さらに、本発明によれば、外部クロック信号をバッファして基準クロック信号を生成するアナログ位相固定ループであって、前記バッファすることによる遅延時間に相当する遅延時間を有する遅延モデルと、前記基準クロック信号及び前記遅延モデルから出力される出力信号の位相を比較する位相比較器と、該位相比較器の出力に応じて電荷ポンピングの動作を行う電荷ポンプと、該電荷ポンプから供給される電荷量によって基準電圧を出力するループフィルタと、前記基準クロック信号の周波数を前記基準電圧に応じて変動させ、前記遅延モデルに出力する電圧制御発振器と、前記ループフィルタの前記基準電圧を安定に保持するために、前記基準電圧をデジタル値として格納し、格納された該デジタル値に該当するトラッキング電圧を前記ループフィルタに出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器とを備えているアナログ位相固定ループを提供することができる。
本発明によれば、アナログ遅延固定ループによって高速に外部クロックに同期した内部クロック信号を生成することができ、電力消費低減のための待機モードにおいては、遅延固定ループの動作電流を最大限減少させ、半導体装置の電力消費を大幅に低減することができる効果を奏する。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付した図面等を参照して、詳細に説明する。
図5は、本発明の好適な実施の形態に係るアナログ遅延固定ループの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施の形態に係るアナログ遅延固定ループは、外部クロック信号CKINが入力バッファ700によってバッファされる時に生じる遅延時間をモデリングして決定される遅延時間を有する遅延モデル600と、基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル600から出力される出力信号CKDの位相とを比較する位相比較器300と、位相比較器300の出力に応じて電荷ポンピング動作を行う電荷ポンプ400と、電荷ポンプ400から供給される電荷量に応じて基準電圧Vcを出力するループフィルタ500と、基準クロック信号CKRを基準電圧VCに対応する所定の時間遅延させて遅延モデル600にフィードバッククロック信号CKFを出力する電圧制御遅延ライン200と、ループフィルタ500の基準電圧VCを安定に保持するために、基準電圧Vcをデジタル値として格納し、格納されたデジタル値に該当するトラッキング電圧VTをループフィルタ500に出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器100とを備える。
特に、トラッキング電圧VTは、待機モードの間、ループフィルタ500に出力され、待機モードにおいて基準電圧VCが一定の電圧レベルになるように、保持される。また、前記ループフィルタ500は、図4のループフィルタ90と同様に、基準電圧VCの出力に使用されるキャパシタ(図示せず)を備えている。
また、トラッキングアナログ−デジタル変換器100から出力されるトラッキング電圧VTを、ループフィルタ500に選択的に伝達するためのスイッチS1をさらに備える。
図6は、図5に示すトラッキングアナログ−デジタル変換器100の内部構成を示すブロック図である。
図6に示すように、トラッキングアナログ−デジタル変換器100は、基準電圧VCとトラッキング電圧VTとを比較する電圧比較器110と、電圧比較器110から出力される信号DOWN1、UP1に応じてカウントされた信号を出力する8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120と、8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120から出力されたデジタル値を格納するための8ビットレジスタ130と、このレジスタに格納された8ビットのデジタル値に該当する電圧を生成してトラッキング電圧VTとして出力するデジタル−アナログ変換器140とを備える。
デジタル−アナログ変換器140は、高速トラッキングのために、8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120からのデジタル値の上位6ビットに対応する第1トラッキング電圧(上位6ビットのみを用いて生成した電圧)を生成してトラッキング電圧VTとして出力するメインデジタル−アナログ変換器142と、8ビットのデジタルデータの上位6ビットを除いた下位2ビットに対応し、第1トラッキング電圧が基準電圧VCと実質的に同じ電圧レベルになるように、前記第1トラッキング電圧を補正するための第2トラッキング電圧(下位2ビットを用いて生成した電圧)を出力するサブデジタル−アナログ変換器144とを備える。
デジタル−アナログ変換器100は、8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120から出力される8ビットのデジタル値のうちの上位6ビットを、64ビットの温度コード(thermometer code)に変換して、メインデジタル−アナログ変換器142に出力する2進数−温度コード変換器141をさらに備える。参考として、表1に3ビットの2進数に対する7ビットの温度コードを表す。
Figure 2004222276
ここで、ダミー変換器143は、8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120から出力された下位2ビットを所定の時間だけ遅延させ、サブデジタル−アナログ変換器144に出力する。これは、上位6ビットの2進数を温度コードに変換するのに要する時間のために、1つの8ビット値から生成される下位2ビットと温度コードとの間に時間的なずれが生じるので、これを防止するためである。すなわち、ダミー変換器143による遅延時間は、上位6ビットを温度コードに変換するのに要する時間と同じ時間になるように設計される。
メインアナログ−デジタル変換器142は、セグメントタイプのデジタル−アナログ変換器を用いて、2進数−温度コード変換器141から出力される64ビットの温度コードを、該当する電圧に変換する。セグメントタイプのデジタル−アナログ変換器は、ノイズ特性が良い反面、変換に多少時間がかかる欠点がある。これを補うために、6ビットの2進数を64ビットの温度コードに変換する2進数−温度コード変換器141をさらに備えて、64ビットの温度コードを電圧に変換するものである。すなわち、温度コードを直接セグメントタイプのデジタル−アナログ変換器に入力してアナログ信号に変換する場合に生じるであろう時間を短縮するものである。また、上記したように、ダミー変換器143の遅延時間は、2進数−温度コード変換器141の変換時間(上位6ビット値が入力してから温度コードとして出力されるまでの時間)と同じになるように設計される。
サブデジタル−アナログ変換器144は、バイナリタイプのデジタル−アナログ変換器を用いる。
また、デジタル−アナログ変換器から出力される電圧をバッファし、トラッキング電圧VTとして出力する単位利得バッファ(unit gain buffer)160をさらに備える。単位利得バッファ160は、演算増幅器を用いて出力信号を負入力端にフィードバックさせて形成する。
ここで、単位利得バッファ160を用いる理由は、トラッキング電圧VTは、ループフィルタ500のキャパシタを用いて出力されるが、ループフィルタ500のキャパシタは、その特性上、キャパシタ容量がかなり大きいため、デジタル−アナログ変換器140から出力される信号の駆動能力を向上させる必要があるからである。
また、電圧比較器110は、サンプリングクロックが入力される度に、トラッキング電圧VTと基準電圧VCとを比較する。電圧比較器110で比較動作が行われた後にサンプリングクロックによって8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120を動作させるために、所定の遅延時間を有する遅延150を備える。
図7は、図5に示したアナログ遅延固定ループの動作状態を示す電圧波形図である。
以下、図5〜図7を参照して上述した実施の形態に係るアナログ遅延固定ループの動作を説明する。
まず、入力バッファ700が、外部クロック信号CKINをバッファし、これを所定の時間遅延して基準クロック信号CKRとして出力する。この後、基準クロック信号CKRは、電圧制御遅延ライン200と位相比較器300に同時に入力される。電圧制御遅延ライン200に入力された基準クロック信号CKRは、電圧制御遅延ライン200によって所定の時間遅延され、フィードバッククロック信号CKFとして出力され、遅延モデル600に入力される。遅延モデル600の遅延時間は、半導体装置に入力される外部クロック信号CKINが入力バッファ700によって遅延される遅延時間をモデリングして設計される。
この後、位相比較器300では、基準クロック信号CKRの位相と、遅延モデル600から出力される信号CKDの位相とを比較して、その比較結果に応じて、アップ信号UPまたはダウン信号DOWNを電荷ポンプ400に出力する。
電荷ポンプ400は、アップ信号UPまたはダウン信号DOWNに応じて、ループフィルタ500内部のキャパシタ(図示せず)を充電または放電する。キャパシタに充電される電荷によって、一定の基準電圧VCが決定され、電圧制御遅延ライン200に出力される。ループフィルタ500を、図4に示したループフィルタ90と同様に形成することができる。
次に、電圧制御遅延ライン200では、ループフィルタ500から印加される基準電圧VCによって、基準クロック信号CKRの遅延時間を調整し、フィードバッククロック信号CKFとして出力する。このフィードバッククロック信号CKFは遅延モデル600に入力される。
この後、位相比較器300が、基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル600の出力信号の位相とを比較して、比較結果に応じて電荷ポンプ400にアップ信号UPまたはダウン信号DOWNを出力する。この過程は、位相比較器300が基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル600の出力信号の位相とを比較した結果、これらの位相が一致するまで続けられる。
位相比較器300で基準クロック信号CKRの位相と遅延モデル600の出力信号の位相とを比較した結果、これらの位相が一致する場合、それ以上、アップ信号UPまたはダウン信号DOWNを電荷ポンプ400に出力しないことになる。これによって、ループフィルタ500に印加される基準電圧VCも、一定の値に保持されることになる。このとき、フィードバッククロック信号CKFは、CKF外部クロック信号CKINに同期した状態になっている。
これにより、それ以降は、電圧制御遅延ライン200では、一定の電圧レベルを保持する基準電圧VCが入力されて、基準クロック信号CKRを一定の固定時間だけ遅延させて、フィードバッククロック信号CKFとして出力する。このときのフィードバッククロック信号CKFが、半導体装置の内部動作に用いられる。
一方、トラッキングアナログ−デジタル変換器100では、基準電圧VCが入力されて基準電圧VCと同じ電圧レベルを有するようにトラッキング電圧VTの電圧レベルを保持する。
以下、この動作を詳細に説明する。まず、電圧比較器110で基準電圧VCとトラッキング電圧VTとを比較して、その結果の値を内部のラッチ(図示せず)に格納する。次いで、比較した結果の値によって、出力信号UP1、DOWN1を8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120に出力する。8ビット2進アップ/ダインカウント120は、電圧比較器110の出力信号UP1、DOWN1に応じてカウンタを増減させ、その結果のカウンタ値を出力し、8ビットレジスタ130がカウンタ値(デジタル値)を格納する。
この後、2進数−温度コード変換器141では、8ビットレジスタ130に格納され、8ビット2進アップ/ダインカウントから出力される8ビットデジタル値のうちの上位6ビットを64ビットの温度コードに変換してメインデジタル−アナログ変換器142に出力する。
この後、メインデジタル−アナログ変換器142では、64ビット温度コードに該当する電圧を単位利得バッファ160に出力し、単位利得バッファ160は、メインデジタル−アナログ変換器142から出力される電圧をバッファし、電圧比較器110にトラッキング電圧VTを出力する。
この後、電圧比較器110は、基準電圧VCとトラッキング電圧VTとを再び比較して、比較した結果の値によって、上述のように再び電圧レベルが調整されたトラッキング電圧VTが電圧比較器110に入力される。トラッキング電圧VTが基準電圧VCと同じ電圧レベルになるまでに、上述した過程が繰り返される。
図7を見れば、ループフィルタ500に基準電圧VCが印加された後、トラッキング電圧VTが基準電圧VCをトラッキングしていることが分かる。トラッキング電圧VTは、アナログ遅延固定ループが遅延時間を固定させるための動作(以下、遅延固定動作と記す)中には、基準電圧VCをトラッキングし、遅延固定状態になったときには、一定の電圧レベルに保持される。
トラッキング電圧VTが基準電圧VCと同じ電圧レベルになったときには、トラッキングアナログ−デジタル変換器100はトラッキング動作を中止し、そのときの8ビット2進アップ/ダウンカウンタ120のカウンタ値が、8ビットレジスタ130にデジタル値として格納されるので、トラッキング電圧VTを一定の電圧レベルに保持することができる。
8ビットレジスタ130に格納されるデジタル値は、基準電圧VCをトラッキングするトラッキング電圧VTによって決定される。ループフィルタ500に印加される基準電圧VCは、遅延固定ループが遅延固定動作中であるとき、連続的に変わる。最終的には、遅延固定ループが遅延固定状態になった時の基準電圧VCをトラッキングしたトラッキング電圧VTに対応するデジタル値が8ビットレジスタ130に格納される。
半導体装置の動作中、電力消費を低減するための待機モードになった場合、トラッキングアナログ−デジタル変換器100を除いて、電圧制御遅延ライン200をはじめとするクロック同期に必要な各ブロックは、ディスエーブル(disable)状態になる。待機モードの間は、基準電圧VCは、その特性上、ループフィルタ500のキャパシタに印加された電圧であるから、漏れ電流によって徐々に電圧レベルが低下する。
しかし、この場合にも、トラッキングアナログ−デジタル変換器100は、イネーブル(enable)状態であるため、トラッキング電圧VTは、一定の電圧レベルに保持されてループフィルタ500に出力されているため、基準電圧VCを、トラッキング電圧VTと同じ電圧レベルに保持することができる。図7を見れば、待機モードにおいても、トラッキング電圧VTによって基準電圧VCが一定の電圧レベルに保持されていることが分かる。(図7のAで示した区間を参照)
これにより、待機モードが終了し、再び遅延固定ループが遅延固定動作を開始するときも、基準電圧VCが以前に遅延固定されたときの電圧レベルに保持されているため、高速に再び遅延固定動作を行うことができる。
一方、上述したように、8ビットデジタル値のうち、上位6ビットのみを用いてトラッキング電圧VTを生成する場合、基準電圧VCと正確に一致するトラッキング電圧VTを生成することができない。
本発明では、まず、上位6ビットのみを用いて第1トラッキング電圧VTを生成した後、これを基準電圧VCをトラッキングしたトラッキング電圧VTとして用いて、一旦、トラッキング電圧VTが基準電圧VCとほぼ同じレベルになると、下位2ビットに対応して生成された第2トラッキング電圧を用いてトラッキング電圧VTを補正する。
すなわち、アナログ遅延固定ループの初期動作の際には、ループフィルタ500の出力値と、このとき出力される単位利得バッファ160から出力される基準電圧VCとの差が大きいため、メインデジタル−アナログ変換器142のみを動作させ、上位6ビットのみを用いトラッキング動作を行い、トラッキング動作が繰り返されてトラッキング電圧VTが基準電圧VCとほぼ同じレベルになると、サブデジタル−アナログ変換器144を動作させ、トラッキング電圧VTが基準電圧VCと同じ値になるようにする。
このように8ビットレジスタ130に格納された8ビットのデジタル値を2つに分けて使用してトラッキング電圧VTを生成する理由は、トラッキングアナログ−デジタル変換器100のトラッキング時間を減少させるため、及びトラッキング電圧VTの精度をあげるためである。
図8は、図6に示したトラッキングアナログ−デジタル変換器100の動作状態を示す波形図であり、8ビットのデジタル値を2つに分けてトラッキング電圧VTを生成する状態を示している。
図8に示すように、初期トラッキング動作の際には、メインデジタル−アナログ変換器142のみを動作させてトラッキング電圧VTを基準電圧VCにトラッキングさせ、その後は、トラッキング電圧VTが基準電圧VCとほぼ同じレベルになると、メインデジタル−アナログ変換器142及びサブデジタル−アナログ変換器144の両方を動作させ、トラッキング電圧VTが基準電圧VCと実質的に同じ電圧にすることができる。
上述した実施の形態では、8ビットのカウンタを使用して8ビットのデジタル値を8ビットレジスタ130に格納したが、格納されるデジタル値のビット数を適切に調整してもよく、それに合せてトラッキングアナログ−デジタル変換器100を構成してもよい。また、本実施の形態に係るトラッキングアナログ−デジタル変換器100は、上位6ビットと下位2ビットとに分けて変換するように構成したが、2つに分けるときの上位及び下位のビット数を適切に調整してもよく、その場合には、それらに合せてトラッキングアナログ−デジタル変換器100を構成すればよい。
一方、メインデジタル−アナログ変換器142としてセグメントタイプのデジタル−アナログ変換器を使用し、サブデジタル−アナログ変換器144としてバイナリタイプのデジタル−アナログ変換器を用いることにより、デジタル値をアナログの電圧に変換する際に、スイッチングノイズが出力電圧に影響を与えることがほとんどなくなる。また、これに関して、メイン及びサブデジタル−アナログ変換器142、144を両方ともセグメントタイプで形成することにより、トラッキングアナログ−デジタル変換器100の面積を大幅に減らすことができ、且つ上記と同様の性能を得ることができる。
ダミー変換器143は、コード変換に直接関係せず、上位6ビットのみが温度コードに変換されるときに要する時間によるタイミングのずれを補うものである。
一方、スイッチS1は、トラッキング電圧VTを、待機モードの間にのみ、選択的にループフィルタ500に伝達するためのものである。
上述したように、本発明に係るアナログ遅延固定ループは、待機モードでは、大部分の内部ブロックをディスエーブル状態にすることができるため、無駄な電力消費を防止することができる。特に、電圧制御遅延ライン200は、大電流を消費するブロックであり、これを待機モードにおいてディスエーブル状態にできることによって、無駄な電力消費を防止することができる。
特に、本発明に係るアナログ遅延固定ループは、待機モードにおいて、トラッキングアナログ−デジタル変換器100の単位利得バッファ160及びメインデジタル−アナログ変換器142のみをイネーブル状態にし、これ以外のブロックをディスエーブル状態にしても、待機モードから動作モードに移行してアナログ遅延固定ループが遅延固定動作を再び開始するときには、8ビットレジスタ130に格納されたデジタル値に対応するトラッキング電圧VTを用い、以前の遅延固定動作の際の基準電圧VCを保持することができるため、素早く再び遅延固定動作を行うことができる。また、このとき、8ビットレジスタ130に格納される値は、デジタル値であるため、待機モードにおいて8ビットレジスタ130での電力消費は殆ど生じない。
ここで、トラッキングアナログ−デジタル変換器100の単位利得バッファ160及びメインデジタル−アナログ変換器142をイネーブル状態に維持する理由は、単位利得バッファ160及びメインデジタル−アナログ変換器142をもディスエーブル状態にすると、待機モードから動作モードに移行して再び遅延固定動作を開始するときに、8ビットレジスタ130に格納されたデジタル値でトラッキング電圧VTを生成するのに一定の時間がかかり、遅延固定されるまでに比較的長い時間がかかるからである。
以上のように、本発明のアナログ遅延固定ループは、アナログ動作で遅延固定動作を行うため、高速に遅延固定動作を行うことができ、また、フィードバッククロック信号CKFのジッタ特性が良好で、電源電圧雑音に対して耐性が高く、且つ、トラッキングアナログ−デジタル変換器をさらに備えて遅延固定された電圧値をデジタル値としてレジスタに格納しているため、待機モードにおいて、無駄な電力消費を大幅に低減することができる。
図9は、本発明の好適な別の実施の形態に係るアナログ位相固定ループの構成を示すブロック図である。このアナログ位相固定ループは、アナログ遅延固定ループと全体的に類似する構成であるが、電圧制御遅延ラインの代りに、電圧制御発振器を用いてクロック信号の周波数を変動させて内部クロック信号を外部クロック信号に同期させる回路である。
図9から、アナログ位相固定ループでは、図5のアナログ遅延固定ループにおける電圧制御遅延ライン200の代りに、電圧制御発振器800を用いていることが分かる。
本発明に係るアナログ位相固定ループの動作は、電圧制御発振器800から基準電圧VCの電圧レベルに応じて出力されるフィードバッククロック信号CKFの周波数を調整することにより、外部クロックCKINに内部クロックを同期させることを除いては、上述したアナログ遅延固定ループの動作と同様であるので、ここでは詳細な動作説明を省略する。
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、当業者であれば種々の改変をなし得るであろう。
従来技術に係るデジタル遅延固定ループの構成を示すブロック図である。 図1に示すデジタル遅延ラインの構成を示す回路図である。 従来技術に係るアナログ遅延固定ループの構成を示すブロック図である。 図3に示す電荷ポンプ及びループフィルタの構成を表す回路図である。 本発明の好適な実施の形態に係るアナログ遅延固定ループの構成を示すブロック図である。 図5に示すトラッキングアナログ−デジタル変換器の構成を示すブロック図である。 図5に示すアナログ遅延固定ループの動作状態を示す波形図である。 図6に示すトラッキングアナログ−デジタル変換器の動作状態を示す波形図である。 本発明の好適な別の実施の形態に係るアナログ位相固定ループの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 トラッキングアナログ−デジタル変換器
200 電圧制御遅延ライン
300 位相比較器
400 電荷ポンプ
500 ループフィルタ
600 遅延モデル
700 入力バッファ

Claims (20)

  1. 外部クロック信号をバッファして基準クロック信号を生成するアナログ遅延固定ループであって、
    前記バッファすることによる遅延時間に相当する遅延時間を有する遅延モデルと、
    前記基準クロック信号の位相及び前記遅延モデルから出力される出力信号の位相を比較する位相比較器と、
    該位相比較器の出力に応じて電荷ポンピング動作を行う電荷ポンプと、
    該電荷ポンプから供給される電荷量によって基準電圧を出力するループフィルタと、
    前記基準クロック信号を前記基準電圧に対応する所定時間だけ遅延して前記遅延モデルに出力する電圧制御遅延ラインと、
    前記ループフィルタが出力する前記基準電圧の値を一定に保持するために、前記基準電圧をデジタル値として格納し、格納された該デジタル値に該当するトラッキング電圧を前記ループフィルタに出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器とを備えていることを特徴とするアナログ遅延固定ループ。
  2. 待機モードの間、前記トラッキング電圧を、前記ループフィルタに出力することを特徴とする請求項1に記載のアナログ遅延固定ループ。
  3. 前記ループフィルタが、前記基準電圧を出力するためのキャパシタを備えていることを特徴とする請求項2に記載のアナログ遅延固定ループ。
  4. 前記トラッキングアナログ−デジタル変換器が、
    前記基準電圧及び前記トラッキング電圧を比較する電圧比較器と、
    該電圧比較器の出力信号をカウントし、カウント信号として出力するカウント手段と、
    前記カウント信号に対応するデジタル値を格納するレジスタと、
    前記デジタル値に該当する電圧を生成し、前記トラッキング電圧として出力するデジタル−アナログ変換手段とを備えていることを特徴とする請求項2に記載のアナログ遅延固定ループ。
  5. 前記デジタル−アナログ変換手段が、
    高速トラッキングのために、前記デジタル値の所定数の上位ビットに対応する第1トラッキング電圧を生成し、前記トラッキング電圧として出力するメインデジタル−アナログ変換器と、
    前記デジタル値の前記上位ビットを除いた残りの全ビットに対応し、前記第1トラッキング電圧が前記基準電圧と同じレベルになるように前記第1トラッキング電圧を補正するための第2トラッキング電圧を出力するサブデジタル−アナログ変換器とを備えていることを特徴とする請求項4に記載のアナログ遅延固定ループ。
  6. 前記デジタル−アナログ変換手段が、前記上位ビットを温度コードに変換して前記メインデジタル−アナログ変換器に出力する2進数−温度コード変換器をさらに備え、
    前記メインデジタル−アナログ変換器が、セグメントタイプのデジタル−アナログ変換器であることを特徴とする請求項5に記載のアナログ遅延固定ループ。
  7. 前記トラッキングアナログ−デジタル変換器が、
    前記デジタル−アナログ変換手段から出力される電圧をバッファし、前記トラッキング電圧として出力する単位利得バッファをさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載のアナログ遅延固定ループ。
  8. 前記単位利得バッファから出力される前記トラッキング電圧を前記ループフィルタに伝達するスイッチをさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載のアナログ遅延固定ループ。
  9. 前記基準電圧が、前記電圧制御遅延ラインから出力される信号の遅延時間が固定されているとき、前記電荷ポンプによって出力される電荷量により決定される電圧であることを特徴とする請求項3に記載のアナログ遅延固定ループ。
  10. 前記待機モードの間、前記レジスタ、前記デジタル−アナログ変換手段、及び前記単位利得バッファを除き、その他の内部ブロックを、ディスエーブル状態にすることを特徴とする請求項7に記載のアナログ遅延固定ループ。
  11. 外部クロック信号をバッファして基準クロック信号を生成するアナログ位相固定ループであって、
    前記バッファすることによる遅延時間に相当する遅延時間を有する遅延モデルと、
    前記基準クロック信号の位相及び前記遅延モデルから出力される出力信号の位相を比較する位相比較器と、
    該位相比較器の出力に応じて電荷ポンピングの動作を行う電荷ポンプと、
    該電荷ポンプから供給される電荷量によって基準電圧を出力するループフィルタと、
    前記基準クロック信号の周波数を前記基準電圧に応じて変動させ、前記遅延モデルに出力する電圧制御発振器と、
    前記ループフィルタの前記基準電圧の値を一定に保持するために、前記基準電圧をデジタル値として格納し、格納された該デジタル値に該当するトラッキング電圧を前記ループフィルタに出力するトラッキングアナログ−デジタル変換器とを備えているアナログ位相固定ループ。
  12. 待機モードの間、前記トラッキング電圧を、前記ループフィルタに出力することを特徴とする請求項11に記載のアナログ位相固定ループ。
  13. 前記ループフィルタが、前記基準電圧を出力するためのキャパシタを備えていることを特徴とする請求項12に記載のアナログ位相固定ループ。
  14. 前記トラッキングアナログ−デジタル変換器が、
    前記基準電圧及び前記トラッキング電圧を比較する電圧比較器と、
    該電圧比較器の出力信号をカウントし、カウント信号として出力するカウンタと、
    前記カウント信号に対応するデジタル値を格納するレジスタと、
    前記レジスタに格納されている前記デジタル値に該当する電圧を前記トラッキング電圧として出力するデジタル−アナログ変換手段とを備えていることを特徴とする請求項12に記載のアナログ位相固定ループ。
  15. 前記デジタル−アナログ変換手段が、
    高速トラッキングのために、前記デジタル値の所定数の上位ビットに対応する第1トラッキング電圧を生成し、前記トラッキング電圧として出力するメインデジタル−アナログ変換器と、
    前記デジタル値の前記上位ビットを除いた残りの全ビットに対応し、前記第1トラッキング電圧が前記基準電圧と同じレベルになるように前記第1トラッキング電圧を補正するための第2トラッキング電圧を出力するサブデジタル−アナログ変換器とを備えていることを特徴とする請求項14に記載のアナログ位相固定ループ。
  16. 前記デジタル−アナログ変換手段が、前記上位ビットを温度コードに変換して前記メインデジタル−アナログ変換器に出力する2進数−温度コード変換器をさらに備え、
    前記メインデジタル−アナログ変換器が、セグメントタイプのデジタル−アナログ変換器であることを特徴とする請求項15に記載のアナログ位相固定ループ。
  17. 前記トラッキングアナログ−デジタル変換器が、
    前記デジタル−アナログ変換手段から出力される電圧をバッファし、前記トラッキング電圧として出力する単位利得バッファをさらに備えていることを特徴とする請求項14に記載のアナログ位相固定ループ。
  18. 前記単位利得バッファから出力される前記トラッキング電圧を前記ループフィルタに伝達するスイッチをさらに備えていることを特徴とする請求項17に記載のアナログ位相固定ループ。
  19. 前記基準電圧が、前記電圧制御発振器から出力される信号の位相が固定されたとき、前記電荷ポンプによって出力される電荷量により決定される電圧であることを特徴とする請求項13に記載のアナログ位相固定ループ。
  20. 前記待機モードの間、前記レジスタ、前記デジタル−アナログ変換手段、及び前記単位利得バッファを除き、その他の内部ブロックを、ディスエーブル状態にすることを特徴とする請求項17に記載のアナログ位相固定ループ。

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