JP2004222095A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークに接続された複数の画像形成装置と情報処理装置とから成る画像形成システムにおいて、ユーザが画像形成したい画像に広告画像を合成して出力する際、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることなく、また複雑な広告画像の合成も行うことができる画像形成システムを提供することである。
【解決手段】PCサーバ3が、広告画像の画像データを記憶する記憶手段と、ディジタル複写機1から受け取った画像データと前記記憶手段に記憶してある広告画像とを、前記ディジタル複写機1から受け取った合成処理情報に基いて合成する合成手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】PCサーバ3が、広告画像の画像データを記憶する記憶手段と、ディジタル複写機1から受け取った画像データと前記記憶手段に記憶してある広告画像とを、前記ディジタル複写機1から受け取った合成処理情報に基いて合成する合成手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成システムに関し、詳しくは画像形成装置と情報処理装置とがネットワークで接続されて成る画像形成システムに関する。
【従来の技術】
従来から、画像が記録された原稿から画像を読み取り画像データとして出力する画像読取手段と、画像データに基づいて用紙等に画像を形成する画像形成手段とを有するディジタル複写機等の画像形成装置がよく知られている。
このような画像形成装置では、たとえば、画像読取手段によって読み取った画像データに対してトリミング等の簡単な画像処理を施し、この画像処理を施した画像データに基づいて画像形成手段が画像形成を行うことができる。
また、従来からネットワーク環境で用いられる画像形成システムが提供されている。
この画像形成システムは、たとえば、ディジタル複写機等の画像形成装置と、この画像形成装置に対して画像のスキャン(読み取り)やプリント(印刷)を指示するパソコンやワークステーション等の情報処理装置とがネットワークで相互に接続されて構成される。また、ネットワークに複数の画像形成装置や複数の情報処理装置が接続される構成もとり得る。
このような画像形成システムにおいては、たとえば情報処理装置から画像形成装置に対して画像の読み取りを指示し、画像形成装置が読み取った画像を情報処理装置に転送するスキャナモードとしての利用法も知られている。
従来の画像形成システムでは、たとえばこのスキャナモードで画像形成装置が読み取った画像の画像データを情報処理装置に転送し、この画像データを受け取った情報処理装置では、画像データを画像ファイルとしてそのままたとえばハードディスクに保存したり、その画像ファイルを必要に応じて画像形成装置に転送して画像形成を行うことができる。
特許文献1には、画像データに対して様々な画像処理を施す際に、その画像処理を画像形成装置において施したり、ネットワークを介して情報処理装置に画像データを転送しこの情報処理装置において画像処理を施したりすることができる画像形成システムが開示されている。
また最近では、たとえばコンビニエンスストア等において複写機を有料で顧客に提供しているような、ディジタル複写機等の画像形成装置の利用状況に応じて利用者それぞれに対して課金を行うようにした画像形成システムが広く普及している。
特許文献2には、このような利用者に対して課金を行う画像複写装置であって、画像複写装置が出力する複写結果の用紙に広告画像も印刷することによって、画像複写装置の利用者に対して課金される料金の一部または全額を、広告主が負担するようにした画像複写装置が開示されている。
【特許文献1】
特開2001−333237号公報
【特許文献2】
特開2002−189394号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の特許文献2に記載の画像複写装置のような従来の画像形成システムでは、利用者が画像形成したい画像(以下「ユーザ画像」という)と、広告画像とを合成し、実際に用紙に画像形成する画像データを作成する処理を画像形成装置において行っていた。
このため、ユーザ画像に広告画像を合成する処理が画像形成装置の処理能力に依存することになる。ところが、画像形成装置ではこのほかの処理も行われるし、また、画像形成装置に搭載されるCPUは、画像形成を行うという基本機能を実現することに主眼を置いているため、処理能力がそれほど高いものではない場合が多い。
こうなると、画像形成装置において、ユーザ画像に広告画像を合成する処理を行っているがために、このほかの処理(実際に画像形成を行ったり、そのほかの制御を行う処理)に悪影響を与え、それらの処理が遅延してしまうおそれさえあった。
また、画像形成装置に搭載されるCPUの処理能力不足のため、画像形成装置での複雑な広告画像の合成は困難であるという問題もあった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、ネットワークに接続された複数の画像形成装置と情報処理装置とから成る画像形成システムにおいて、ユーザが画像形成したい画像に広告画像を合成して出力する際、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることなく、また複雑な広告画像の合成も行うことができる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、原稿から画像を読み取って画像データを得る画像読取手段と画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置と、情報処理装置とをネットワークで接続して成る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置が、画像データとともに該画像データに広告画像を合成する際の合成方法に関する情報である合成処理情報を前記情報処理装置に送信する画像データ送信手段を有し、前記情報処理装置が、広告画像の画像データを記憶する記憶手段と、前記画像形成装置から受け取った画像データと前記記憶手段に記憶してある広告画像とを、前記画像形成装置から受け取った合成処理情報に基いて合成する合成手段と、前記合成手段によって合成処理が施された画像データを、依頼された画像形成装置に対して送信する合成済画像データ送信手段とを有することを特徴とする。
また本発明は、前記情報処理装置が、前記合成手段で合成方法に基いて、ユーザに対して課金する料金の割引率を設定する割引率設定手段をさらに有することを特徴とする。
また本発明は、前記画像形成装置が、広告画像を合成する際の合成方法をユーザが選択するための合成方法選択手段をさらに有することを特徴とする。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
ここで、図1を参照して本実施の形態の画像形成システムの構成および基本動作について説明する。
図1は、本発明による画像形成システムの一実施の形態のシステム構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、画像形成装置の例として電子写真方式のディジタル複写機を挙げ、情報処理装置の例としてPCサーバを挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成システムは、ディジタル複写機1および2とPCサーバ3とをネットワーク4で接続して構成される。
ディジタル複写機1および2は、それぞれが単独で原稿の読み取り(スキャン)および画像形成(プリント)が可能なものであり、そのほかに、ネットワーク4に接続されることにより、たとえばディジタル複写機1で読み取った画像をディジタル複写機2に転送しディジタル複写機2で画像形成したり、その逆も可能である。すなわち、ディジタル複写機1や2で読み取った画像をネットワーク4を介して他の装置に転送したり、ネットワーク4を介して他の装置から受け取った画像をディジタル複写機1や2で画像形成したりすることが可能である。
また、本実施の形態は、ネットワーク4にPCサーバ3も接続されて構成されている。このPCサーバ3は、ディジタル複写機1や2から受け取った画像データ(画像データ送信手段)に、所定の画像処理を施し(画像処理手段)、送信元に返送する(処理済画像データ送信手段)ことができる。本実施の形態では、このPCサーバ3で施すことができる画像処理として、利用者が画像形成したい画像(以下「ユーザ画像」という)と広告画像とを合成した合成画像データを作成する合成処理が可能なものとする。
図1において、ネットワーク4は、たとえばイーサネット(登録商標)やトークンリング等のLANやそのほかインターネットなど、どのようなネットワークでもかまわない。ネットワーク4に接続された各装置のそれぞれには、予めネットワーク上のアドレス(たとえばIPアドレス)が設定されており、各装置はこのアドレスによって識別され、ネットワーク4に接続された他の装置との通信を行う。
なお、図1では、PCサーバすなわち画像処理サーバとディジタル複写機すなわち画像形成装置との数的関係が1対多となっているが、これが1対1、多対1、多対多となってもかまわないことはいうまでもない。
図2は、図1に示したディジタル複写機1の構成を示すブロック図である。
図1に示したディジタル複写機1と2とでは、本実施の形態に関わる基本構成は同様であるので、ここでは代表してディジタル複写機1について説明する。
ディジタル複写機1は、図1に示したネットワーク4とのインタフェースであるネットワーク接続手段11と、ディジタル複写機1全体の動作を制御する制御手段12と、原稿から画像を読み取る画像読取手段13と、たとえば紙などに画像を形成する画像形成手段14と、画像読取手段13が読み取った画像データやそのほかディジタル複写機1の動作に必要なパラメータ等を記憶する記憶手段15と、ユーザがディジタル複写機1に対する操作、指示等を入力する入力手段16と、ユーザに対して様々な情報を表示する表示手段17とを有して構成される。なお、入力手段16と表示手段17とは、タッチパネルのように一体化した操作画面で構成されることもあり得る。
図3は、図1に示したPCサーバ3の構成を示すブロック図である。
PCサーバ3は、図1に示したネットワーク4とのインタフェースであるネットワーク接続手段31と、PCサーバ3全体の動作を制御する制御手段32と、ユーザ画像や広告画像の画像データや、広告画像をユーザの用紙に印刷することによってユーザが支払う料金の割引を行うための割引率や、そのほかPCサーバ3の動作に必要なプログラムおよびパラメータ等を記憶する記憶手段33と、ユーザがPCサーバ3に対する操作、指示等を入力する入力手段34と、ユーザに対して様々な情報を表示する表示手段35とを有して構成される。入力手段34としてはたとえばキーボードやマウス等が用いられ、表示手段35としてはディスプレイ装置等が用いられる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図4は、図3に示したPCサーバ3の記憶手段33に記憶してある割引率テーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、本実施の形態における割引率テーブルは、ユーザ画像に広告画像を合成する際の合成方法の種類に基いて定まる割引率を記憶するものである。
すなわち、図4に示した例では、ユーザ画像を用紙の表面に印刷し、広告画像を用紙の裏面に印刷する「裏面に印刷」の場合には割引率を0.6に設定し、用紙の表面にユーザ画像を縮小して印刷し、用紙の表面のうちユーザ画像が印刷されていない余白部分に広告画像を印刷する「ユーザ画像を縮小して余白部分に印刷」の場合には割引率を0.9に設定し、用紙の表面にユーザ画像を印刷し、用紙の表面のうちユーザ画像が印刷されていない余白部分に広告画像を印刷する「余白部分に印刷」の場合には割引率を0.5に設定し、用紙の表面にユーザ画像を印刷し、用紙の表面にユーザ画像に重ねて広告画像を印刷する「ユーザ画像に広告画像を重ねて印刷」の場合には割引率を0.8に設定している。
この割引率は、たとえば数1に示すように用いられて、ユーザに課金される料金が定まる。
【数1】
料金=画像枚数×(単価−(単価×割引率))
この料金の算出は、サーバPC3の制御手段32で行っても良いし、ディジタル複写機1の制御手段12で行っても良い。また、割引率テーブルにおける、各合成方法に対応付けた割引率は様々な要因に応じて任意に変更することができる。たとえば利用頻度の高い合成方法については割引率を低く設定したり、広告効果が高いと判断された合成方法については割引率を高くして利用の促進を図ったり、またそのときの状況に応じてこれらと逆に割引率を設定するものであってもよい。
図5は、図1に示した実施の形態の画像形成システムの動作のフローチャートを示す図である。
まず、ディジタル複写機1を利用するユーザは、ディジタル複写機1の入力手段16を操作して、複写用紙に広告も印刷することによって料金の割引を受けることができるサービスを利用する旨を入力する(A−1)。
続いてユーザは、複写用紙に広告を印刷する際の印刷方法すなわち、ユーザ画像と広告画像との合成方法について入力手段16を操作して入力する(合成方法選択手段)とともに、ユーザが希望する広告分野を入力手段16を操作することによって選択して入力する(A−2)。
次にユーザは、複写したい原稿を画像読取手段13にセットし、入力手段16を操作して複写の実行を指示する。ディジタル複写機1の制御手段12では、この指示を受けて、画像読取手段13を駆動して原稿から画像の読取りを行い、ユーザ画像の画像データを得る(A−3)。こうして、ユーザ画像の画像データを得たディジタル複写機1では、ユーザ画像の画像データや、ユーザ画像と広告画像とをどのような合成方法で合成するかやユーザが希望する広告分野についての情報である合成処理情報等を、ネットワーク接続手段11によってネットワーク4を介してPCサーバ3に対して送信する(A−4)。これが画像データ送信手段である。
PCサーバ3では、ステップ(A−4)においてディジタル複写機1から送信されてきたデータや情報等を、ネットワーク接続手段31によって受信し、制御手段32では、受信した合成処理情報に基き、ユーザが選択した広告分野の広告画像の画像データを記憶手段33から読出し、ユーザが選択した合成方法を用いて、ユーザ画像と広告画像とを合成する(A−5)。これが合成手段である。
続いてPCサーバ3の制御手段32では、図4に示した割引率テーブルを参照して、今回実行した合成方法の場合には割引率がいくつになるかを求め(割引率設定手段)、その割引率についての情報である割引情報や、合成後の画像データ等を、ネットワーク接続手段31によってネットワーク4を介してディジタル複写機1に対して送信する(A−6)。これが合成済画像データ送信手段である。ディジタル複写機1では、ステップ(A−6)においてPCサーバ3から送信されてきた合成後の画像データに基いて、画像形成手段14によって画像形成を行う(A−7)。
その後、ディジタル複写機1の制御手段12では、ステップ(A−6)においてPCサーバ3から送信されてきた割引情報に基いて、たとえば上記の数1のようにして、今回の複写処理の料金を算出し、ユーザに対して課金を行う(A−8)。
ユーザによる料金の支払いは、ディジタル複写機1に料金投入口を設けておき、前金制にして実際にかかった料金との差額を返金するようにしてもよいし、プリペイドカードなどを挿入することによってディジタル複写機が動作するようにしてもよい。
また、料金を記憶することができるカード等をディジタル複写機1に挿入して複写処理を行い、そのカード等をレジカウンタに持参してそこで料金を支払うようにしてもよい。また、ネットワーク4に接続された端末装置(図示せず)をレジカウンタに設けておき、その端末装置で各ユーザの複写料金を参照することができるようにし、料金の集中管理ができるようにしてもよい。
さらには、ネットワーク4接続されたPCサーバ3等において各ユーザの複写料金を記憶しておき、たとえば月に1回ずつまとめて各ユーザに請求するようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態では、たとえば数1に示した料金の計算をディジタル複写機1において行うようにしたが、本発明はこれに限らず、PCサーバ3において料金計算を行うようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、合成方法の種類に応じて割引率を定めるようにしたが、本発明はこれに限らず、たとえば、広告分野ごとに割引率を設定したり、広告画像ごとに割引率を設定したり、広告主ごとに割引率を設定したりしてもよく、またこれらを組み合わせてもよい。
また、上述の実施の形態では、ユーザが希望の広告分野を選択するようにしたが、本発明はこれに限らず、PCサーバ3またはディジタル複写機1において勝手に広告分野を決定してもよい。
また、PCサーバ3またはディジタル複写機1に画像データの文字認識を行うOCR手段を設け、このOCR手段によってユーザが複写しようとしている原稿の画像データ(ユーザ画像の画像データ)の文字認識を行い、その認識した文字群から各広告分野に関連する文字列を検索し、ユーザ画像の画像データにいずれかの広告分野に関連する文字列が含まれていた場合には、その広告分野の広告画像をユーザ画像に合成するようにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークに接続された複数の画像形成装置と情報処理装置とから成る画像形成システムにおいて、ユーザが画像形成したい画像に広告画像を合成して出力する際、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることなく、また複雑な広告画像の合成も行うことができる画像形成システムを提供することができる。
すなわち、本発明によれば、ユーザ画像と広告画像との合成処理をPCサーバすなわち情報処理装置において行うことができるので、ディジタル複写機すなわち画像形成装置の負荷を軽減することができ、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることがないし、情報処理装置の処理能力に応じて複雑な広告画像の合成も行うことができる。
また、本発明によれば、ユーザ画像と広告画像との合成処理をPCサーバ3で集中的に行うことができ、この合成処理を行うソフトウェアプログラムをPCサーバ3で一括管理することができるので、合成処理を行うプログラムのバージョンアップ等を容易に行うことができ、保守が容易になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成システムの一実施の形態のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したディジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したPCサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したPCサーバの記憶手段に記憶してある割引率テーブルの一例を示す図である。
【図5】図5は、図1に示した実施の形態の画像形成システムの動作のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1、2 ディジタル複写機
3 PC
4 ネットワーク
11、31 ネットワーク接続手段
12、32 制御手段
13 画像読取手段
14 画像形成手段
15、33 記憶手段
16、34 入力手段
17、35 表示手段
本発明は画像形成システムに関し、詳しくは画像形成装置と情報処理装置とがネットワークで接続されて成る画像形成システムに関する。
【従来の技術】
従来から、画像が記録された原稿から画像を読み取り画像データとして出力する画像読取手段と、画像データに基づいて用紙等に画像を形成する画像形成手段とを有するディジタル複写機等の画像形成装置がよく知られている。
このような画像形成装置では、たとえば、画像読取手段によって読み取った画像データに対してトリミング等の簡単な画像処理を施し、この画像処理を施した画像データに基づいて画像形成手段が画像形成を行うことができる。
また、従来からネットワーク環境で用いられる画像形成システムが提供されている。
この画像形成システムは、たとえば、ディジタル複写機等の画像形成装置と、この画像形成装置に対して画像のスキャン(読み取り)やプリント(印刷)を指示するパソコンやワークステーション等の情報処理装置とがネットワークで相互に接続されて構成される。また、ネットワークに複数の画像形成装置や複数の情報処理装置が接続される構成もとり得る。
このような画像形成システムにおいては、たとえば情報処理装置から画像形成装置に対して画像の読み取りを指示し、画像形成装置が読み取った画像を情報処理装置に転送するスキャナモードとしての利用法も知られている。
従来の画像形成システムでは、たとえばこのスキャナモードで画像形成装置が読み取った画像の画像データを情報処理装置に転送し、この画像データを受け取った情報処理装置では、画像データを画像ファイルとしてそのままたとえばハードディスクに保存したり、その画像ファイルを必要に応じて画像形成装置に転送して画像形成を行うことができる。
特許文献1には、画像データに対して様々な画像処理を施す際に、その画像処理を画像形成装置において施したり、ネットワークを介して情報処理装置に画像データを転送しこの情報処理装置において画像処理を施したりすることができる画像形成システムが開示されている。
また最近では、たとえばコンビニエンスストア等において複写機を有料で顧客に提供しているような、ディジタル複写機等の画像形成装置の利用状況に応じて利用者それぞれに対して課金を行うようにした画像形成システムが広く普及している。
特許文献2には、このような利用者に対して課金を行う画像複写装置であって、画像複写装置が出力する複写結果の用紙に広告画像も印刷することによって、画像複写装置の利用者に対して課金される料金の一部または全額を、広告主が負担するようにした画像複写装置が開示されている。
【特許文献1】
特開2001−333237号公報
【特許文献2】
特開2002−189394号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の特許文献2に記載の画像複写装置のような従来の画像形成システムでは、利用者が画像形成したい画像(以下「ユーザ画像」という)と、広告画像とを合成し、実際に用紙に画像形成する画像データを作成する処理を画像形成装置において行っていた。
このため、ユーザ画像に広告画像を合成する処理が画像形成装置の処理能力に依存することになる。ところが、画像形成装置ではこのほかの処理も行われるし、また、画像形成装置に搭載されるCPUは、画像形成を行うという基本機能を実現することに主眼を置いているため、処理能力がそれほど高いものではない場合が多い。
こうなると、画像形成装置において、ユーザ画像に広告画像を合成する処理を行っているがために、このほかの処理(実際に画像形成を行ったり、そのほかの制御を行う処理)に悪影響を与え、それらの処理が遅延してしまうおそれさえあった。
また、画像形成装置に搭載されるCPUの処理能力不足のため、画像形成装置での複雑な広告画像の合成は困難であるという問題もあった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、ネットワークに接続された複数の画像形成装置と情報処理装置とから成る画像形成システムにおいて、ユーザが画像形成したい画像に広告画像を合成して出力する際、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることなく、また複雑な広告画像の合成も行うことができる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、原稿から画像を読み取って画像データを得る画像読取手段と画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置と、情報処理装置とをネットワークで接続して成る画像形成システムにおいて、前記画像形成装置が、画像データとともに該画像データに広告画像を合成する際の合成方法に関する情報である合成処理情報を前記情報処理装置に送信する画像データ送信手段を有し、前記情報処理装置が、広告画像の画像データを記憶する記憶手段と、前記画像形成装置から受け取った画像データと前記記憶手段に記憶してある広告画像とを、前記画像形成装置から受け取った合成処理情報に基いて合成する合成手段と、前記合成手段によって合成処理が施された画像データを、依頼された画像形成装置に対して送信する合成済画像データ送信手段とを有することを特徴とする。
また本発明は、前記情報処理装置が、前記合成手段で合成方法に基いて、ユーザに対して課金する料金の割引率を設定する割引率設定手段をさらに有することを特徴とする。
また本発明は、前記画像形成装置が、広告画像を合成する際の合成方法をユーザが選択するための合成方法選択手段をさらに有することを特徴とする。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
ここで、図1を参照して本実施の形態の画像形成システムの構成および基本動作について説明する。
図1は、本発明による画像形成システムの一実施の形態のシステム構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、画像形成装置の例として電子写真方式のディジタル複写機を挙げ、情報処理装置の例としてPCサーバを挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の画像形成システムは、ディジタル複写機1および2とPCサーバ3とをネットワーク4で接続して構成される。
ディジタル複写機1および2は、それぞれが単独で原稿の読み取り(スキャン)および画像形成(プリント)が可能なものであり、そのほかに、ネットワーク4に接続されることにより、たとえばディジタル複写機1で読み取った画像をディジタル複写機2に転送しディジタル複写機2で画像形成したり、その逆も可能である。すなわち、ディジタル複写機1や2で読み取った画像をネットワーク4を介して他の装置に転送したり、ネットワーク4を介して他の装置から受け取った画像をディジタル複写機1や2で画像形成したりすることが可能である。
また、本実施の形態は、ネットワーク4にPCサーバ3も接続されて構成されている。このPCサーバ3は、ディジタル複写機1や2から受け取った画像データ(画像データ送信手段)に、所定の画像処理を施し(画像処理手段)、送信元に返送する(処理済画像データ送信手段)ことができる。本実施の形態では、このPCサーバ3で施すことができる画像処理として、利用者が画像形成したい画像(以下「ユーザ画像」という)と広告画像とを合成した合成画像データを作成する合成処理が可能なものとする。
図1において、ネットワーク4は、たとえばイーサネット(登録商標)やトークンリング等のLANやそのほかインターネットなど、どのようなネットワークでもかまわない。ネットワーク4に接続された各装置のそれぞれには、予めネットワーク上のアドレス(たとえばIPアドレス)が設定されており、各装置はこのアドレスによって識別され、ネットワーク4に接続された他の装置との通信を行う。
なお、図1では、PCサーバすなわち画像処理サーバとディジタル複写機すなわち画像形成装置との数的関係が1対多となっているが、これが1対1、多対1、多対多となってもかまわないことはいうまでもない。
図2は、図1に示したディジタル複写機1の構成を示すブロック図である。
図1に示したディジタル複写機1と2とでは、本実施の形態に関わる基本構成は同様であるので、ここでは代表してディジタル複写機1について説明する。
ディジタル複写機1は、図1に示したネットワーク4とのインタフェースであるネットワーク接続手段11と、ディジタル複写機1全体の動作を制御する制御手段12と、原稿から画像を読み取る画像読取手段13と、たとえば紙などに画像を形成する画像形成手段14と、画像読取手段13が読み取った画像データやそのほかディジタル複写機1の動作に必要なパラメータ等を記憶する記憶手段15と、ユーザがディジタル複写機1に対する操作、指示等を入力する入力手段16と、ユーザに対して様々な情報を表示する表示手段17とを有して構成される。なお、入力手段16と表示手段17とは、タッチパネルのように一体化した操作画面で構成されることもあり得る。
図3は、図1に示したPCサーバ3の構成を示すブロック図である。
PCサーバ3は、図1に示したネットワーク4とのインタフェースであるネットワーク接続手段31と、PCサーバ3全体の動作を制御する制御手段32と、ユーザ画像や広告画像の画像データや、広告画像をユーザの用紙に印刷することによってユーザが支払う料金の割引を行うための割引率や、そのほかPCサーバ3の動作に必要なプログラムおよびパラメータ等を記憶する記憶手段33と、ユーザがPCサーバ3に対する操作、指示等を入力する入力手段34と、ユーザに対して様々な情報を表示する表示手段35とを有して構成される。入力手段34としてはたとえばキーボードやマウス等が用いられ、表示手段35としてはディスプレイ装置等が用いられる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図4は、図3に示したPCサーバ3の記憶手段33に記憶してある割引率テーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、本実施の形態における割引率テーブルは、ユーザ画像に広告画像を合成する際の合成方法の種類に基いて定まる割引率を記憶するものである。
すなわち、図4に示した例では、ユーザ画像を用紙の表面に印刷し、広告画像を用紙の裏面に印刷する「裏面に印刷」の場合には割引率を0.6に設定し、用紙の表面にユーザ画像を縮小して印刷し、用紙の表面のうちユーザ画像が印刷されていない余白部分に広告画像を印刷する「ユーザ画像を縮小して余白部分に印刷」の場合には割引率を0.9に設定し、用紙の表面にユーザ画像を印刷し、用紙の表面のうちユーザ画像が印刷されていない余白部分に広告画像を印刷する「余白部分に印刷」の場合には割引率を0.5に設定し、用紙の表面にユーザ画像を印刷し、用紙の表面にユーザ画像に重ねて広告画像を印刷する「ユーザ画像に広告画像を重ねて印刷」の場合には割引率を0.8に設定している。
この割引率は、たとえば数1に示すように用いられて、ユーザに課金される料金が定まる。
【数1】
料金=画像枚数×(単価−(単価×割引率))
この料金の算出は、サーバPC3の制御手段32で行っても良いし、ディジタル複写機1の制御手段12で行っても良い。また、割引率テーブルにおける、各合成方法に対応付けた割引率は様々な要因に応じて任意に変更することができる。たとえば利用頻度の高い合成方法については割引率を低く設定したり、広告効果が高いと判断された合成方法については割引率を高くして利用の促進を図ったり、またそのときの状況に応じてこれらと逆に割引率を設定するものであってもよい。
図5は、図1に示した実施の形態の画像形成システムの動作のフローチャートを示す図である。
まず、ディジタル複写機1を利用するユーザは、ディジタル複写機1の入力手段16を操作して、複写用紙に広告も印刷することによって料金の割引を受けることができるサービスを利用する旨を入力する(A−1)。
続いてユーザは、複写用紙に広告を印刷する際の印刷方法すなわち、ユーザ画像と広告画像との合成方法について入力手段16を操作して入力する(合成方法選択手段)とともに、ユーザが希望する広告分野を入力手段16を操作することによって選択して入力する(A−2)。
次にユーザは、複写したい原稿を画像読取手段13にセットし、入力手段16を操作して複写の実行を指示する。ディジタル複写機1の制御手段12では、この指示を受けて、画像読取手段13を駆動して原稿から画像の読取りを行い、ユーザ画像の画像データを得る(A−3)。こうして、ユーザ画像の画像データを得たディジタル複写機1では、ユーザ画像の画像データや、ユーザ画像と広告画像とをどのような合成方法で合成するかやユーザが希望する広告分野についての情報である合成処理情報等を、ネットワーク接続手段11によってネットワーク4を介してPCサーバ3に対して送信する(A−4)。これが画像データ送信手段である。
PCサーバ3では、ステップ(A−4)においてディジタル複写機1から送信されてきたデータや情報等を、ネットワーク接続手段31によって受信し、制御手段32では、受信した合成処理情報に基き、ユーザが選択した広告分野の広告画像の画像データを記憶手段33から読出し、ユーザが選択した合成方法を用いて、ユーザ画像と広告画像とを合成する(A−5)。これが合成手段である。
続いてPCサーバ3の制御手段32では、図4に示した割引率テーブルを参照して、今回実行した合成方法の場合には割引率がいくつになるかを求め(割引率設定手段)、その割引率についての情報である割引情報や、合成後の画像データ等を、ネットワーク接続手段31によってネットワーク4を介してディジタル複写機1に対して送信する(A−6)。これが合成済画像データ送信手段である。ディジタル複写機1では、ステップ(A−6)においてPCサーバ3から送信されてきた合成後の画像データに基いて、画像形成手段14によって画像形成を行う(A−7)。
その後、ディジタル複写機1の制御手段12では、ステップ(A−6)においてPCサーバ3から送信されてきた割引情報に基いて、たとえば上記の数1のようにして、今回の複写処理の料金を算出し、ユーザに対して課金を行う(A−8)。
ユーザによる料金の支払いは、ディジタル複写機1に料金投入口を設けておき、前金制にして実際にかかった料金との差額を返金するようにしてもよいし、プリペイドカードなどを挿入することによってディジタル複写機が動作するようにしてもよい。
また、料金を記憶することができるカード等をディジタル複写機1に挿入して複写処理を行い、そのカード等をレジカウンタに持参してそこで料金を支払うようにしてもよい。また、ネットワーク4に接続された端末装置(図示せず)をレジカウンタに設けておき、その端末装置で各ユーザの複写料金を参照することができるようにし、料金の集中管理ができるようにしてもよい。
さらには、ネットワーク4接続されたPCサーバ3等において各ユーザの複写料金を記憶しておき、たとえば月に1回ずつまとめて各ユーザに請求するようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態では、たとえば数1に示した料金の計算をディジタル複写機1において行うようにしたが、本発明はこれに限らず、PCサーバ3において料金計算を行うようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、合成方法の種類に応じて割引率を定めるようにしたが、本発明はこれに限らず、たとえば、広告分野ごとに割引率を設定したり、広告画像ごとに割引率を設定したり、広告主ごとに割引率を設定したりしてもよく、またこれらを組み合わせてもよい。
また、上述の実施の形態では、ユーザが希望の広告分野を選択するようにしたが、本発明はこれに限らず、PCサーバ3またはディジタル複写機1において勝手に広告分野を決定してもよい。
また、PCサーバ3またはディジタル複写機1に画像データの文字認識を行うOCR手段を設け、このOCR手段によってユーザが複写しようとしている原稿の画像データ(ユーザ画像の画像データ)の文字認識を行い、その認識した文字群から各広告分野に関連する文字列を検索し、ユーザ画像の画像データにいずれかの広告分野に関連する文字列が含まれていた場合には、その広告分野の広告画像をユーザ画像に合成するようにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークに接続された複数の画像形成装置と情報処理装置とから成る画像形成システムにおいて、ユーザが画像形成したい画像に広告画像を合成して出力する際、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることなく、また複雑な広告画像の合成も行うことができる画像形成システムを提供することができる。
すなわち、本発明によれば、ユーザ画像と広告画像との合成処理をPCサーバすなわち情報処理装置において行うことができるので、ディジタル複写機すなわち画像形成装置の負荷を軽減することができ、画像形成装置の他の処理に悪影響を与えることがないし、情報処理装置の処理能力に応じて複雑な広告画像の合成も行うことができる。
また、本発明によれば、ユーザ画像と広告画像との合成処理をPCサーバ3で集中的に行うことができ、この合成処理を行うソフトウェアプログラムをPCサーバ3で一括管理することができるので、合成処理を行うプログラムのバージョンアップ等を容易に行うことができ、保守が容易になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成システムの一実施の形態のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したディジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したPCサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したPCサーバの記憶手段に記憶してある割引率テーブルの一例を示す図である。
【図5】図5は、図1に示した実施の形態の画像形成システムの動作のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1、2 ディジタル複写機
3 PC
4 ネットワーク
11、31 ネットワーク接続手段
12、32 制御手段
13 画像読取手段
14 画像形成手段
15、33 記憶手段
16、34 入力手段
17、35 表示手段
Claims (3)
- 原稿から画像を読み取って画像データを得る画像読取手段と画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置と、情報処理装置とをネットワークで接続して成る画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置が、画像データとともに該画像データに広告画像を合成する際の合成方法に関する情報である合成処理情報を前記情報処理装置に送信する画像データ送信手段を有し、
前記情報処理装置が、広告画像の画像データを記憶する記憶手段と、前記画像形成装置から受け取った画像データと前記記憶手段に記憶してある広告画像とを、前記画像形成装置から受け取った合成処理情報に基いて合成する合成手段と、前記合成手段によって合成処理が施された画像データを、依頼された画像形成装置に対して送信する合成済画像データ送信手段とを有する
ことを特徴とする画像形成システム。 - 前記情報処理装置が、前記合成手段で合成方法に基いて、ユーザに対して課金する料金の割引率を設定する割引率設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
- 前記画像形成装置が、広告画像を合成する際の合成方法をユーザが選択するための合成方法選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
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