JP2004221692A - 両面印刷ファクシミリ装置 - Google Patents

両面印刷ファクシミリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】両面印刷できない要因をユーザが認知でき、省資源の為に両面印刷実施の機会を増やすための両面印刷ファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】片面印刷になってしまった後に、何が障害となって両面印刷できないのかという要因を情報として記憶する記憶手段を有し、その要因をユーザにLCDまたはレポート印刷によって知らせる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面印刷時の利用促進を可能とする両面印刷ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、省資源を目的にして両面印刷機能を搭載しているマシンが一般的であるが、そのようなマシンでも両面印刷できないパターン(要因)が存在する。両面印刷できないパターン(要因)とは、まず、物理的な制約がある場合である。例えば、裏紙使用の場合(給紙段ごとに両面印刷/片面印刷の設定ができる)が挙げられる。また、メカ機構による制約も考えられる。例えば、両面機構に入らない記録紙(例えばA5横)が存在したり、手差し給紙は厚紙対応しているのが、両面機構は厚紙対応していなかったりするといった制約である。また、記録しようとした原稿が長尺である場合や他の機能との排他性(Into1)も考えられる。
【0003】
従来の技術例としては、両面長尺原稿の分割、片面記録をできるだけなくし、受信側のユーザに見やすい受信原稿を供給する「通信装置」がある(例えば、特許文献1参照)。また、画像データを更紙または裏紙に確実に記録できる構成とした「ファクシミリ装置」がある(例えば、特許文献2参照)。また、裏面用紙の利用に際し、印刷済の作像面への重複作像を確実に防止する「画像形成装置」がある(例えば、特許文献3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−151946号公報
【特許文献2】
特開2001−268312号公報
【特許文献3】
特開2002−323830号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1から3記載の発明のような従来技術において、両面印刷ができない条件を記憶しておき、その条件を情報としてユーザに知らせる制御手段を有するものは無かった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、両面印刷の利用を促進する為に、両面印刷できないパターン(要因)をLCDに表示できるようにし、また、両面印刷できないパターン(要因)をレポートに印刷できるようにすることによって、その時の理由をユーザが認知でき、省資源の為に両面印刷実施の機会を増やすための両面印刷ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、両面印刷優先を設定した時に、両面印刷できない要因の設定を変更した後すぐに両面印刷できるようにする両面印刷ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の両面印刷ファクシミリ装置は、ユーザが両面印刷および片面印刷のいずれか一方の印刷モードの設定を行う印刷モード設定手段と、印刷モード設定手段により選択された印刷モードによって印刷を行う印刷手段と、印刷手段が片面印刷した後に、両面印刷できない要因を記憶する記憶手段と、ユーザに前記要因を知らせる表示手段とを有することを特徴としている。
【0009】
請求項2記載のファクシミリ装置は、ユーザが両面印刷および片面印刷のいずれか一方の印刷モードの設定を行う印刷モード設定手段と、印刷モード設定手段により選択された印刷モードによって印刷を行う印刷手段と、印刷手段が片面印刷した後に、両面印刷できない要因を記憶する記憶手段と、ユーザに要因を知らせる表示手段と、記憶手段で記憶した要因をユーザの要求に応じてレポートに印刷するレポート印刷手段とを有することを特徴としている。
【0010】
請求項3記載のファクシミリ装置は、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷優先を設定する両面印刷優先設定手段をさらに有し、両面印刷できない要因が判明し、要因に対する設定変更を行った後すぐに両面印刷を行うことを特徴としている。
【0011】
請求項4記載のファクシミリ装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷できない要因は、印刷モードの設定、給紙段、記録紙サイズ、紙種、長尺原稿のページと長さ、他の機能との排他性であるInto1設定のうち少なくとも1つであることを特徴としている。
【0012】
請求項5記載のファクシミリ装置は、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、前記記憶手段は、両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を記憶することを特徴としている。
【0013】
請求項6記載のファクシミリ装置は、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、表示手段は、両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を表示することを特徴としている。
【0014】
請求項7記載のファクシミリ装置は、請求項2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷できない要因の表示方法は、表示手段およびレポート印刷手段のうち少なくとも1つをユーザが選択設定する表示方法選択手段とをさらに有することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
図1はファクシミリのブロック図である。システム制御部001は各部の制御処理およびファクシミリ電送制御手順を行う。システムメモリ(DRAM)002は、システム制御部がプログラムを実行するときに、必要なデータ等を記憶し、またはワークエリアとして利用する。スキャナ003は、所定の解像度で原稿を読み取る。プロッタ004は、所定の解像度で画像または、リスト・レポート類を印刷する。読出専用メモリ(ROM)005は、プログラムや各種テーブルを格納する領域である。書込可能不揮発メモリ(SRAM)006は、システム制御上必要なパラメータやユーザ操作などで得られる登録データを格納する。網制御部007は、公衆電話回線網に接続するもので、自動発信機能を持つ。G3FAXモデム008は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するものである。画像メモリ(SAF)009は、必要に応じて、送信画像や受信画像を記録しておくものである。符号化復号化部010は、生画像を定められた符号に圧縮したり、符号化された画像を元の生画像に伸長したりするものである。操作表示部011は、通信操作や登録操作などを行うもので、各種のキーや表示部から構成される。
【0017】
複合機の両面印刷機能としては、ファクス受信、プリンタ、コピー、レポート印刷などが考えられる。本発明では主要機能である、ファクス受信とプリンタ、コピー、レポート印刷の両面印刷ができない場合の情報入手についてのものである。
【0018】
裏面排紙のマシンは、排紙したまま最初のページから最終ページへと順番に読める。表面排紙のマシンは、排紙したまま読むと最終ページから最初のページの順番となる。本実施形態では裏面排紙のマシンを想定して説明するが、表面排紙のマシンも表面、裏面の印刷順は異なるがテキスト部と画像部に分ける考え方は同じである。
【0019】
次に、図9参照を参照して両面印刷機構について説明する。書込み部は1箇所で、片面書込み後に記録紙を逆転させてパスを切り替えて元のパスに戻す方式である。書込み部が2箇所の方式でも、本発明は有効である。また記録スピードがどのようになっていようとも、本発明は有効である。ただし、裏面排紙の場合は、最初にP2を第1面として印刷してから、P1を第2面として印刷する。したがってページ分割の判断もして両面印刷する為にページメモリを2ページ分確保して、P1、P2の順にページメモリに展開してP2から両面印刷する。
【0020】
次に、ファクシミリ受信時の動作について、各データパスを中心に説明する。
【0021】
まず、直接受信のデータパスについて説明する。全体はシステム制御部001が読出専用メモリ005からプログラムを読み出し、システムメモリ002、書込可能不揮発メモリ006を使用しながら制御する。受信時は網制御部007で着呼を検出して回線を閉結して呼をつなぐ。その後プロトコルの交換を行ない画情報(圧縮)をG3FAXモデム008でデジタル信号に変換して圧縮データを画像メモリ(SAF)009に蓄積すると共に符号化復号化部010で画情報(生)に復号化してシステムメモリ002上にあるページメモリ(PM)に展開して、そのデータをプロッタ004に送り印刷する。途中でプロッタがダウンしても良いように画像メモリ(SAF)009に蓄積して画情報を保証している(図2参照)。
【0022】
次に、メモリ受信のデータパスについて説明する。画像メモリ(SAF)009に蓄積するまでは直接受信と同じであるが、符号化復号化部010から先のデータパスは通さない。プロッタ004へも画情報(生)を送らない。これは、印字は受信後に行うメモリ受信だからである。回線を切断した後に、画像メモリ(SAF)009を読み出して符号化復号化部010で画情報(生)に復号化してシステムメモリ002上のページメモリ(PM)に展開してプロッタ004に送り印刷する(図3参照)。
【0023】
次に、バッファコピーのデータパスについて説明する。スキャナ003で読取った画情報はシステムメモリ002上にあるページメモリ(PM)に展開して、そのデータをプロッタ004に送り印刷する(図4参照)。
【0024】
次に、メモリコピーのデータパスについて説明する。画像メモリ(SAF)009に蓄積した後は、メモリ受信のデータパスと同じである。スキャナ003で読取った画情報(生)は、符号化複合化部010で圧縮されて画像メモリ(SAF)009に蓄積する。蓄積した画情報(圧縮)は画像メモリ(SAF)009から読み出して符号化復号化部010で画情報(生)に復号化してシステムメモリ002上のページメモリ(PM)に展開してプロッタ004に送り印刷する(図5参照)。
【0025】
次に、両面印刷時の受信方式について説明する。通常は直接受信、メモリ受信共に両面印刷できる。直接受信の場合は、バックグラウンドで画像メモリ(SAF)009に蓄積しているので、同時に画情報(圧縮)を復号化して画情報(生)にしてシステムメモリ002上のページメモリ(PM)に展開する。1ページ目を受信した時点で相手にMCFを返します。ここでは印刷しない。2ページ目を受信した時点で相手にMCFを返し、2ページ分の情報(生)がPMにたまったら両面印刷モードで印刷する。その後、奇数ページでは印刷せず、偶数ページを受信した時点において両面印刷モードで印刷する。最終ページが奇数ページであれば片面印刷モードで印刷する。ただし印刷面を一定にしたい場合は、偶数ページは白紙を印刷して、両面機構を通して後に奇数ページを印刷する。このようにすれば奇数ページの印刷面が一定となり、片面にロゴ入りの記録紙を使用しても、順序良く並ぶ。最終ページが偶数ページであれば両面印刷モードで印刷する。
【0026】
一方、メモリ受信の場合は、すべての画情報を受け取って回線切断した後に、印刷に入る。画像メモリ(SAF)009から奇数ページと偶数ページの画情報(圧縮)を読み出して符号化復号化部010で画情報(生)に復号化してシステムメモリ(DRAM)002上のPMに展開する。プロッタ004は2ページ分の画情報(生)のページメモリがたまったら、両面印刷モードで印刷する。最終ページが奇数ページであれば片面印刷モードで印刷する。
【0027】
次に、両面印刷時のコピー方式について説明する。通常はバッファコピー、メモリコピー共に両面印刷できる。バッファコピーの場合は、読取った画情報(生)をそのままシステムメモリ002上のページメモリ(PM)に展開する。1ページ目を読取った時点では印刷しない。2ページ目を読取った時点で2ページ分の画情報(生)がPMにたまったら両面印刷モードで印刷する。その後も同様に奇数ページでは印刷せず、偶数ページを読取った時点で両面印刷モードで印刷する。最終ページが奇数ページであれば片面印刷モードで印刷する。ただし印刷面を一定にしたい場合は、偶数ページは白紙を印刷して、両面機構を通して後に奇数ページを印刷する。このようにすれば奇数ページの印刷面が一定となり、片面にロゴ入りの記録紙を使用しても、順序良く並ぶ。最終ページが偶数ページであれば両面印刷モードで印刷する。
【0028】
次に、レポート印刷データパスについて説明する。レポート印刷データパスはテキスト部と画像部に分かれる。
【0029】
まず、レポートテキスト部の画像作成(データパス)であるが、読み出し専用メモリ005上にあるCG(キャラクタジェネレータ)から画情報に展開してシステムメモリ(DRAM)002上のPMに展開する。両面印刷できない要因をレポート印刷する設定の場合と両面印刷優先設定の場合とにおいて、両面印刷が指定された時は改ページする。
【0030】
次に、レポート画像部の画像作成(データパス)であるが、画像メモリ(SAF)009から画情報(圧縮)を読み出して符号化復号化部010で画情報(生)に復号化してシステムメモリ(DRAM)002上のPMに展開する。
【0031】
次に、テキスト部+画像部の印刷であるが、プロッタ004はテキスト部と画像部の画情報(生)がページメモリにたまったら、両面印刷モードで印刷する。最終ページが奇数ページであれば片面印刷モードで印刷する。
【0032】
次に、両面印刷できないパターンについて説明する。両面印刷できないパターンとは、1)物理的な制約、2)メカ機構による制約、3)記録原稿が長尺、4)他の機能との排他性(Into1)であり、以下それぞれのパターンについて説明する。
【0033】
1つ目のパターンの物理的な制約がある場合とは、例えば、裏紙を使用する場合(給紙段ごとに両面印刷/片面印刷の設定ができる)である。ロゴ入り記録紙を使用したり、裏紙を使用したりするために給紙段ごとに両面印刷/片面印刷が設定できる様になっている。片面印刷に設定されている場合は両面印刷できないようになっている。
【0034】
2つ目のパターンであるメカ機構による制約とは、▲1▼両面機構に入らない記録紙が存在することや▲2▼手差し給紙は厚紙対応しているのが、両面機構は厚紙対応していないことなどである。▲1▼については、メカの両面印刷機構の制約で両面印刷できない記録紙が存在する。例えば、両面印刷機構の排紙ローラと搬送ローラの間の距離がA5横記録紙長(約148mm)より長い場合、A5横記録紙は両面印刷機構を通らないので両面印刷できない。▲2▼については手差し給紙には厚紙/普通紙の設定ができる様になっているが、厚紙を指定した時は両面印刷機構が厚紙に対応していないので両面印刷不可能である。
【0035】
3つ目のパターンは、記録しようとした原稿が長尺の場合である。長尺原稿を印刷仕様としたときには、両面印刷のページ分割が複雑になるので、長尺原稿の場合は両面印刷しないようになっている。
【0036】
4つ目のパターンは、他の機能との排他性(Into1)である。Into1とは、原稿長が短い原稿は記録紙1ページに複数ページを書き込む機能である。ここでは両面印刷にすると記録紙ページ数が意図したものとならない可能性があるので両面印刷できないようにしてある。
【0037】
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
受信、レポートの場合は片面印刷した後に、両面印刷ができなかった要因を記憶しておく。LCD上にファイルNoとできないパターン(要因)を表示する。コピーの時は、あらかじめできないときは両面印刷ができないようになっているので、その設定画面で要因を表示する。
【0038】
第1の両面印刷できない要因として、両面印刷機能がOFFに設定されている場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷し、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因として両面印刷がOFFに設定されていることを記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−1 (a)(b)(c)参照)。
【0039】
第2の両面印刷できない要因として、給紙が片面印刷に設定されている場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷したときに、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因として片面印刷設定されている給紙段と片面印刷設定を記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−2参照)。
【0040】
第3の両面印刷できない要因として、両面印刷できない記録紙サイズに設定されている場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷したときに、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因として両面印刷できない記録紙サイズと給紙段を記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−3参照)。
【0041】
第4の両面印刷できない要因として、手差しの紙種(厚紙/普通紙)が両面印刷できない紙種に設定されている場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷したときに、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因として両面印刷できない紙種を記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−4参照)。
【0042】
第5の両面印刷できない要因として、長尺原稿を印刷しようとした場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷したときに、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因として、給紙段と長尺原稿のページと長さを記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−5参照)。
【0043】
第6の両面印刷できない要因として、Into1に設定されている場合がある。受信原稿を印刷又はレポート印刷したときに、片面印刷した場合に、ファイルNoと要因としてInto1設定を記憶する。ユーザが要求したときにLCD上でファイルNoと要因を表示する(図7−6参照)。
【0044】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態においてLCDで確認するところを、レポート印刷することにより、要因を判らせる。レポートサンプルは省略する。
【0045】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
(第3の実施形態)
図8参照を参照にして説明する。両面印刷優先を設定しておくと、第1の実施形態での両面印刷受信が自動的にONになる。この後に第1、2の実施形態で確認した要因の設定を変更するとすぐに両面印刷ができるようになる。通常では両面印刷はOFFされて、自分の意思で両面印刷をONにセットする必要があるが、両面印刷優先設定をしておくと両面印刷が不可の要因を設定するだけである。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の両面印刷ファクシミリ装置によれば、ユーザが両面印刷の利用を促進する時に、マシン側からの情報を表示することにより、設定を変更して両面印刷の利用を促進できる。
【0047】
請求項2記載の両面印刷ファクシミリ装置によれば、ユーザが両面印刷の利用を促進する時に、マシン側からの情報をレポートに印刷することにより、設定を変更して両面印刷の利用を促進できる。
【0048】
請求項3記載の両面印刷ファクシミリ装置によれば、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷優先を設定する両面印刷優先設定手段をさらに有し、両面印刷できない要因が判明し、要因に対する設定変更を行った後すぐに両面印刷を行うことを特徴としているので、要因解決したらすぐに両面印刷ができるようになり、両面印刷の利用を促進できる。
【0049】
請求項4記載のファクシミリ装置によれば、請求項1から3のいずれか1項に記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷できない要因は、印刷モードの設定、給紙段、記録紙サイズ、紙種、長尺原稿のページと長さ、Into1設定のうち少なくとも1つであることを特徴としているので、両面印刷ができない様々なケースに対応ができる。
【0050】
請求項5記載のファクシミリ装置によれば、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、記憶手段は、両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を記憶することを特徴としているので、ユーザは印刷不備のファイルの番号を認識できる。
【0051】
請求項6記載のファクシミリ装置によれば、請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、表示手段は、両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を表示することを特徴としているので、ユーザは印刷不備のファイルの番号を認識できる。
【0052】
請求項7記載のファクシミリ装置は、請求項2記載の両面印刷ファクシミリ装置において、両面印刷できない要因の表示方法は、表示手段およびレポート印刷手段の少なくとも1つをユーザが選択設定する表示方法選択手段とをさらに有することを特徴としているので、ユーザは両面印刷できない要因を知る方法を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置の直接受信のデータパスを示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置のメモリ受信のデータパスを示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置のバッファコピーのデータパスを示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置のメモリコピーのデータパスを示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置のレポート印刷のデータパスを示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施形態にかかる設定画面の例を示す説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態にかかる設定画面の例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施形態である両面印刷ファクシミリ装置の両面印刷機構を示すブロック図である。
【符号の説明】
001 システム制御部
002 システムメモリ(DRAM)
003 スキャナ
004 プロッタ
005 読出専用メモリ(ROM)
006 書込可能不揮発メモリ(SRAM)
007 網制御部
008 G3FAXモデム
009 画像メモリ(SAF)
010 符号化復号化部
011 操作表示部
012 システムバス

Claims (7)

  1. ユーザが両面印刷および片面印刷のいずれか一方の印刷モードの設定を行う印刷モード設定手段と、
    前記印刷モード設定手段により選択された前記印刷モードによって印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段が片面印刷した後に、両面印刷できない要因を記憶する記憶手段と、
    前記ユーザに前記両面印刷できない要因を知らせる表示手段と、
    を有することを特徴とする両面印刷ファクシミリ装置。
  2. ユーザが両面印刷および片面印刷のいずれか一方の印刷モードの設定を行う印刷モード設定手段と、
    前記印刷モード設定手段により選択された前記印刷モードによって印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段が片面印刷した後に、両面印刷できない要因を記憶する記憶手段と、
    前記ユーザに前記両面印刷できない要因を知らせる表示手段と、
    前記記憶手段で記憶した前記両面印刷できない要因を前記ユーザの要求に応じてレポートに印刷するレポート印刷手段と、
    を有することを特徴とする両面印刷ファクシミリ装置。
  3. 両面印刷優先を設定する両面印刷優先設定手段をさらに有し、
    前記両面印刷できない要因が判明し、前記両面印刷できない要因に対する設定変更を行った後すぐに両面印刷を行うことを特徴とする請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置。
  4. 前記両面印刷できない要因は、印刷モードの設定、給紙段、記録紙サイズ、紙種、長尺原稿のページと長さ、他機能との排他性のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の両面印刷ファクシミリ装置。
  5. 前記記憶手段は、前記両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を記憶することを特徴とする請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置。
  6. 前記表示手段は、前記両面印刷できない要因とともに、送受信時の順番を識別するためのファイル番号を表示することを特徴とする請求項1または2記載の両面印刷ファクシミリ装置。
  7. 前記両面印刷できない要因の表示方法は、前記表示手段および前記レポート印刷手段のうち少なくとも1つを前記ユーザが選択設定する表示方法選択手段とをさらに有することを特徴とする請求項2記載の両面印刷ファクシミリ装置。
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