JP2004217117A - 歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造 - Google Patents

歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造 Download PDF

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信男 山崎
Keiji Iino
啓司 飯野
Fumikichi Kanbara
史吉 神原
Yoshiji Oota
能司 太田
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Abstract

【解決手段】歩行型ロータリ耕耘機10のクラッチレバー38は、左右の水平握り部64,65(不図示)に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72(不図示)と、左右の支承端部71,72から延ばし且つ左右の水平握り部64,65に倣う左右のレバー水平部と、左右の立ち上がり部66,67(不図示)に倣う左右のレバー前傾部75,76(不図示)と、クロス部に倣うレバークロス部77と、からなる。
【効果】土を耕す場合には、作業者はハンドルの立ち上がり部に手を掛けた状態でレバー前傾部に指をかけることができる。現在握っているハンドルの立ち上がり部の位置を持ち替える必要がなくなる。畝を立てる場合に、左右の水平握り部に手を掛けた状態でレバー水平部に指をかけることができる。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の耕耘機のクラッチレバー構造は、ハンドルの左右に手の幅とほぼ同じ長さのレバーをそれぞれ設けた構成である(例えば、特許文献1参照。)。
また、レバーをループ状に成形した形状もある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公昭63−44310号公報 (第2−3頁、第5図)
【特許文献2】
特開平5−8653号公報 (第2頁、図1)
【0004】
以上の特許文献1、2を、図面を参照の上、詳しく説明する。
図14は従来のハンドル向変更可能な歩行型移動農機の説明図である(特許文献1の第5図の写したもの。)。
従来の農機では、ハンドル3のハンドル杆部分3a、3aに運転操作用の握りレバー8,8を設けた。握りレバー8,8は、レリーズワイヤ9,9を介してクラッチ等を操作するためのレバーである。
【0005】
図15は従来のクラツチ操作装置の説明図である(特許文献2の図1を写したもの。)。
従来のクラツチ操作装置は、ハンドル3にブラケット5を介して走行クラッチレバー1および作業クラッチレバー2を回動自在に支持したもので、各クラッチレバー1,2を接近位置に設けたので操作性をよくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記図14の農機の握りレバー8,8では、手で前の横ハンドル杆部分3bを握りながら農作業を行っているときに、クラッチ等を操作するには、左右のハンドル杆部分3a、3aへ持ち替える必要があり、ハンドル3をループ状に形成した効果を発揮することができなくなる。
【0007】
図15のクラツチ操作装置では、各クラッチレバー1,2を「OFF」から「ON」へ回動させる場合、ハンドル3から手を移動させる距離は大きくなり、操作性は低下する。
【0008】
そこで、本発明の目的は、手でクラッチレバーを操作する際に、現在握っているハンドル位置を持ち替える必要がなく、操作性の向上を図れる歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1では、機体に備わる車軸の前方に設けたロータリ耕耘装置と、車軸の後方から斜め上方に延在させたループ状のハンドルと、このハンドルに設けたクラッチレバーと、を備えた歩行型ロータリ耕耘機において、ループ状のハンドルは、ハンドル基部から後方へ且つ走行面にほぼ平行に延ばした左右の水平握り部と、ハンドル基部にほぼ直交する向きに水平握り部の後端から立ち上げた左右の立ち上がり部と、これらの立ち上がり部の上端同士を結ぶクロス部と、から構成し、クラッチレバーは、少なくとも左右の水平握り部に揺動自在に支承する左右の支承端部と、左右の支承端部から延ばし且つ左右の水平握り部に倣う左右のレバー水平部と、これらのレバー水平部の後端から立ち上げ且つ立ち上がり部に倣う左右のレバー前傾部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
耕耘機で土を耕す場合には、走行面にロータリ耕耘装置を食い込ませるために、ハンドルを持ち上げる。その際に、作業者はハンドルの左右の立ち上がり部に手を掛けた状態でレバー前傾部に指をかけることができるとともに、立ち上がり部とクラッチレバーのレバー前傾部を同時に握ることができる。従って、土を耕すために、手でクラッチレバーを操作する際に、現在握っているハンドルの立ち上がり部の位置を持ち替える必要がない。
【0011】
また、クラッチレバーは、ハンドルの立ち上がり部に倣う左右のレバー前傾部を備えるので、レバー前傾部の位置はハンドルの立ち上がり部に対して近接した位置となり、操作性の向上を図ることができる。
【0012】
さらに、クラッチレバーは、ハンドルの左右の水平握り部に倣う左右のレバー水平部を備えるので、ロータリ耕耘装置による耕耘作業とは異なる他の作業、例えば、耕耘機に培土機を連結して畝を立てる作業や溝浚機を連結して溝を掘る作業を行うときに、作業者はハンドルの左右の水平握り部に手を掛けた状態でレバー水平部に指をかけることができるとともに、水平握り部とクラッチレバーのレバー水平部を同時に握ることができる。従って、耕耘作業以外の他の作業をするために、手でクラッチレバーを操作する際に、現在握っているハンドルの水平握り部の位置を持ち替える必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るクラッチレバー構造を装備した歩行型ロータリ耕耘機の斜視図である。図右上の「左」「右」「上」「下」は作業者から見た方向、「前」は前進側、「後」はその逆側をいう。
【0014】
歩行型ロータリ耕耘機10(以下では単に「耕耘機10」と記す。)は、エンジン11から機体としての動力伝達装置12を介して左右の走行車輪13,14(図3参照)およびこれらの走行車輪13,14の前方に配置した左右のロータリ耕耘装置15,16へ動力を伝達し、動力伝達装置12の後部に培土機17(図2参照)などの作業機を連結する構造を有した農業機械であり、ロータリ耕耘装置15,16で圃場を耕しながら、例えば培土機17で畝を立てる。
【0015】
図2は本発明に係る耕耘機の側面図であり、耕耘機10はまた、機体の上部に配置したエンジン11と、このエンジン11の下部に図に示していないクラッチ(クラッチケース11a)を介して取付けた動力伝達装置12と、この動力伝達装置12の前部に左右の耕耘軸15a,16a(図に示していない)を介して回転可能に取付けたロータリ耕耘装置15,16と、動力伝達装置12の後部に左・右車軸13a,14a(図3参照)を介して回転可能に取付けた走行車輪13,14と、動力伝達装置12の後部から後方斜め上方に延ばしたハンドル18と、動力伝達装置12の後端に取付けた連結機構21とからなる。Gは走行面を示す。
【0016】
ここで、31は動力伝達装置12の前端部に上下に位置調整可能に取り付けた走行補助輪、32は動力伝達装置12およびロータリ耕耘装置15,16の上方を覆うフェンダ、33はエンジン11の上方を覆うエンジンカバー、34はエアクリーナ、35は燃料タンク給油口用キャップ、36は変速レバー、37はデフロック用レバー、38はクラッチレバー、41は連結機構21に連結した作業機を跳ね上げるための跳ね上げレバー、42は連結機構21に連結した作業機の沈み込み位置を調整する沈み込み位置調整レバーである。
【0017】
図3は本発明に係る耕耘機の平面図であり、耕耘機10は、ハンドル18の右側前部に、エンジン11を始動させるリコイルスタータ用ノブ51と、エンジン11の出力を調整するスロットルレバー52と、前述のデフロック用レバー37を配置し、ハンドル18の左側後部にエンジン11を停止させるエンジンスイッチ53を取付け、ハンドル18の後部にクラッチレバー38を取付け、動力伝達装置12(図1参照)の後部中央から後方へ変速レバー36を延ばし、連結機構21の後部左部から後方へ跳ね上げレバー41を延ばしたことを示す。
【0018】
ハンドル18は、鋼管をループ状に成形したもので、ハンドル基部61,62と、ハンドル把持部63と、からなる。
ハンドル把持部63は、左右の水平握り部64,65と、左右の立ち上がり部66,67と、クロス部68と、で構成した。
【0019】
図4は本発明に係るクラッチレバー構造およびそれを設けるハンドルの平面図であり、ハンドル18のハンドル把持部63(水平握り部64,65、立ち上がり部66,67、クロス部68)およびクラッチレバー38を示す。
【0020】
クラッチレバー38は、ハンドル18の左右の水平握り部64,65に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72と、左右の支承端部71,72から延ばし且つ左右の水平握り部64,65に倣う左右のレバー水平部73,74と、レバー水平部73,74の後端から立ち上げ且つ左右の立ち上がり部66,67に倣う左右のレバー前傾部75,76と、クロス部68に倣うレバークロス部77と、からなる。
【0021】
図5は本発明に係るクラッチレバー構造およびそれを設けるハンドルの側面図である。
ハンドル18は、具体的には、ハンドル基部61,62(図3参照)から後方(矢印▲1▼の方向)へ且つ走行面G(図2参照)にほぼ平行に延ばした左右の水平握り部64,65と、ハンドル基部61,62(図3参照)にほぼ直交(矢印▲2▼,▲2▼方向)する向きに水平握り部64,65の後端81,81(図4参照)からアール部82,82(図4参照)を介して立ち上げた左右の立ち上がり部66,67と、これらの立ち上がり部66,67の上端83,83(図4参照)同士を結ぶクロス部68と、からなる。84は右のハンドル基部62に取り付けたクラッチレバー38用の第1ストッパを示す。
【0022】
クラッチレバー38の支承端部72は、鋼管を平らに成形した端部に軸部材86およびブラケット87を溶接で固定した部位である。ブラケット87には、第2ストッパ91並びにワイヤ掛止孔92を形成した。
【0023】
図6は本発明に係るクラッチレバー構造の斜視図であり、クラッチレバー38の支承端部72にブラケット87および軸部材86を設け、支承端部71に軸部材86を溶接で固定し、ハンドル18の左右の水平握り部64,65に嵌合孔93,93を開け、これらの嵌合孔93,93にクラッチレバー38の軸部材86,86を嵌める状態を示す。
【0024】
以上に述べた歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造の作用を次に説明する。
図7は本発明に係るクラッチレバー構造の第1作用図である。
クラッチレバー38は、手で矢印▲3▼の如く回動すると、ハンドル18のハンドル把持部63の形状に対してほぼ一致し、手でクラッチレバー38とハンドル把持部63とをまとめて一つの状態(図4の二点鎖線のクラッチレバー38も参照)にして握ることができるものである。
【0025】
また、クラッチレバー38を矢印▲3▼の如く回動させると、「ON」操作であり、クラッチは接続状態となり、例えば、前進する。逆に手を離すと、二点鎖線で示す位置にスプリングによって戻ることで、「OFF」になると同時に、クラッチは切り離し状態となり、耕耘機は停止する。
【0026】
図8は本発明に係るクラッチレバー構造の第2作用図(その1)である。
耕耘機10を移動(矢印▲4▼,▲4▼の方向)または旋回(矢印▲5▼の方向)させる場合には、作業者Mは手Hでハンドル18のクロス部68を握り、走行面Gからロータリ耕耘装置15,16を離して保持するとともに、クラッチレバー38を矢印▲3▼の如く回動させる。その際、クラッチレバー38は、左右の水平握り部64,65に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72(図6参照)と、クロス部68に倣うレバークロス部77を備えるので、作業者Mはクロス部68に手Hを掛けた状態でレバークロス部77に指をかけることができるとともに、クロス部68とクラッチレバー38(レバークロス部77)を同時に握ることができる。従って、耕耘機10を移動または旋回させるために、手Hでクラッチレバー38を操作する際に、現在握っているハンドル位置(クロス部68)を持ち替える必要はなくなる。
【0027】
図9は本発明に係るクラッチレバー構造の第2作用図(その2)であり、既に説明したように、クラッチレバー38は、ハンドル18のクロス部68に倣うレバークロス部77を備えるので、耕耘機10を移動または旋回させるために、手Hでクラッチレバー38を操作する際に、現在握っているハンドル位置(クロス部68)を持ち替えることなく、ループ状のクロス部68を握り続けることができることを示す。
【0028】
図10は本発明に係るクラッチレバー構造の第3作用図(その1)である。
耕耘機10で土を耕す場合には、土(走行面G)にロータリ耕耘装置15,16(図1参照)を食い込ませるために、ハンドル18を矢印▲6▼の如く上げる。その際に、手Hで左右の立ち上がり部66,67(図1参照)を握るとともに、クラッチレバー38を矢印▲3▼の如く回動させる。クラッチレバー38は、左右の水平握り部64,65(図1参照)に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72(図6参照)と、左右の立ち上がり部66,67(図1参照)に倣う左右のレバー前傾部75,76(図6参照)を備えるので、作業者は左右の立ち上がり部66,67(図1参照)に手Hを掛けた状態でレバー前傾部75,76(図6参照)に指をかけることができるとともに、立ち上がり部66,67(図1参照)とクラッチレバー38(レバー前傾部75,76(図6参照))を同時に握ることができる。従って、耕耘機10で土を耕すために、手Hでクラッチレバー38を操作する際に、現在握っているハンドル位置(立ち上がり部66,67(図1参照))を持ち替える必要はなくなる。
【0029】
図11は本発明に係るクラッチレバー構造の第3作用図(その2)である。
クラッチレバー38は、左右の水平握り部64,65(図1参照)に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72と、左右の立ち上がり部66,67(図1参照)に倣う左右のレバー前傾部75,76を備えるので、レバー前傾部75,76の位置はハンドル18の立ち上がり部66,67に対して近接した位置となり、操作性の向上を図ることができる。
【0030】
図12は本発明に係るクラッチレバー構造の第4作用図(その1)である。
耕耘機10に連結した培土機17で畝94を立てる場合には、土(走行面G)に対してロータリ耕耘装置15,16(図1参照)および走行車輪13,14(図3参照)をほぼ同様に接地させるとともに、培土機17をセットする。つまり、耕耘機10を走行面Gに対してほぼ水平に保持するが、その際に、手Hでハンドル18の左右の水平握り部64,65(図1参照)を握るとともに、クラッチレバー38を矢印▲3▼の如く回動させる。クラッチレバー38は、左右の水平握り部64,65(図1参照)に揺動自在に支承する左右の支承端部71,72(図6参照)と、左右の水平握り部64,65に倣う左右のレバー水平部73,74(図1参照)と、を備えたので、作業者Mは左右の水平握り部64,65(図1参照)に手Hを掛けた状態でレバー水平部73,74(図1参照)に指をかけることができるとともに、水平握り部64,65(図1参照)とクラッチレバー38(レバー水平部73,74(図1参照))を同時に握ることができる。従って、耕耘機10に連結した培土機17で畝を立てるために、手Hでクラッチレバー38を操作する際に、現在握っているハンドル位置(水平握り部64,65(図1参照))を持ち替える必要はなくなる。
【0031】
図に示していないが、例えば、耕耘機に溝浚機を連結して溝を掘る作業を行う場合にも、同様の効果を発揮することができる。
【0032】
図13は本発明に係るクラッチレバー構造の第4作用図(その2)である。
クラッチレバー38では、ハンドル18の水平握り部64,65に倣うレバー水平部73,74を備えるので、耕耘機10に連結した培土機17で畝94を立てるために、手Hでクラッチレバー38を操作する際に、現在握っているハンドル位置(水平握り部64,65(図1参照))を持ち替えることなく、レバー水平部73,74を握り続けることができる。
【0033】
尚、本発明の実施の形態に示した図6のクラッチレバー38では、支承端部72に軸部材86,86を溶接した構成であるが、回動させる構造は任意であり、例えば、蝶番のような構造を採用することも可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、クラッチレバーは、少なくとも左右の水平握り部に揺動自在に支承する左右の支承端部と、左右の支承端部から延ばし且つ左右の水平握り部に倣う左右のレバー水平部と、これらのレバー水平部の後端から立ち上げ且つ立ち上がり部に倣う左右のレバー前傾部と、を備えた構成なので、土を耕す場合には、作業者はハンドルの立ち上がり部に手を掛けた状態でレバー前傾部に指をかけることができるとともに、立ち上がり部とクラッチレバーのレバー前傾部を同時に握ることができる。従って、耕耘機で土を耕すために、手でクラッチレバーを操作する際に、現在握っているハンドルの立ち上がり部の位置を持ち替える必要はなくなる。
【0035】
また、クラッチレバーは、ハンドルの立ち上がり部に倣う左右のレバー前傾部を備えるので、レバー前傾部の位置はハンドルの立ち上がり部に対して近接した位置となり、操作性の向上を図ることができる。
【0036】
さらに、クラッチレバーは、ハンドルの左右の水平握り部に倣う左右のレバー水平部を備えるので、ロータリ耕耘装置による耕耘作業とは異なる他の作業、例えば、耕耘機に培土機を連結して畝を立てる作業や溝浚機を連結して溝を掘る作業を行うときに、作業者はハンドルの左右の水平握り部に手を掛けた状態でレバー水平部に指をかけることができるとともに、水平握り部とクラッチレバーのレバー水平部を同時に握ることができる。従って、耕耘作業以外の他の作業をするために、手でクラッチレバーを操作する際に、現在握っているハンドルの水平握り部の位置を持ち替える必要はなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラッチレバー構造を装備した歩行型ロータリ耕耘機の斜視図
【図2】本発明に係る耕耘機の側面図
【図3】本発明に係る耕耘機の平面図
【図4】本発明に係るクラッチレバー構造およびそれを設けるハンドルの平面図
【図5】本発明に係るクラッチレバー構造およびそれを設けるハンドルの側面図
【図6】本発明に係るクラッチレバー構造の斜視図
【図7】本発明に係るクラッチレバー構造の第1作用図
【図8】本発明に係るクラッチレバー構造の第2作用図(その1)
【図9】本発明に係るクラッチレバー構造の第2作用図(その2)
【図10】本発明に係るクラッチレバー構造の第3作用図(その1)
【図11】本発明に係るクラッチレバー構造の第3作用図(その2)
【図12】本発明に係るクラッチレバー構造の第4作用図(その1)
【図13】本発明に係るクラッチレバー構造の第4作用図(その2)
【図14】従来のハンドル向変更可能な歩行型移動農機の説明図
【図15】従来のクラツチ操作装置の説明図
【符号の説明】
10…歩行型ロータリ耕耘機、12…機体(動力伝達装置)、13a…左車軸、14a…右車軸、15…左のロータリ耕耘装置、16…右のロータリ耕耘装置、18…ハンドル、38…クラッチレバー、61,62…ハンドル基部、64…左の水平握り部、65…右の水平握り部、66…左の立ち上がり部、67…右の立ち上がり部、68…クロス部、71…左の支承端部、72…右の支承端部、73…左のレバー水平部、74…右のレバー水平部、75,75…左右のレバー水平部の後端、76…左のレバー前傾部、77…右のレバー前傾部、81,81…左右の水平握り部の後端、83,83…左右の立ち上がり部の上端、G…走行面。

Claims (1)

  1. 機体に備わる車軸の前方に設けたロータリ耕耘装置と、車軸の後方から斜め上方に延在させたループ状のハンドルと、このハンドルに設けたクラッチレバーと、を備えた歩行型ロータリ耕耘機において、
    前記ループ状のハンドルは、ハンドル基部から後方へ且つ走行面にほぼ平行に延ばした左右の水平握り部と、前記ハンドル基部にほぼ直交する向きに前記水平握り部の後端から立ち上げた左右の立ち上がり部と、これらの立ち上がり部の上端同士を結ぶクロス部と、から構成し、
    前記クラッチレバーは、少なくとも前記左右の水平握り部に揺動自在に支承する左右の支承端部と、左右の支承端部から延ばし且つ前記左右の水平握り部に倣う左右のレバー水平部と、これらのレバー水平部の後端から立ち上げ且つ前記立ち上がり部に倣う左右のレバー前傾部と、を備えたことを特徴とする歩行型ロータリ耕耘機のクラッチレバー構造。
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