JP2004216953A - 車載用表示制御装置及び遠隔操作装置 - Google Patents

車載用表示制御装置及び遠隔操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】走行中も、運転者以外の乗員による遠隔操作装置からの制限のない操作を行えるようにする。また、制限を解除する操作及び制御操作を同時に片手で行なうことを事実上不可能とする。
【解決手段】車室内に設置された表示手段13の表示する情報は、遠隔操作装置2にある制御スイッチ22によって制御され、車両の走行状態に応じてその制御を制限されている。そこで、遠隔操作手装置2に制限を解除するような解除スイッチ21を設け、解除スイッチ21と制御スイッチ22を片手では操作困難な位置関係で配置することにより、操作者は両手での操作を強要される。走行中ハンドルを操縦する運転者には両手で入力操作する遠隔操作装置2の操作は事実上不可能となる。よって、走行中の安全性を確保し、かつ運転者以外の乗員には制限なく容易に操作可能な車載用表示制御装置を提供することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用表示制御装置に関するもので、特に、状況に応じて入力操作に制限がかかる車載用表示制御装置及び遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、この種の車載用表示制御装置においては、地図及び現在位置等のナビゲーションに関する表示、ウェブ閲覧等の通信に関する表示、テレビに関する表示等が表示装置に表示されるようになっており、主に、インストルメントパネルの中央付近に設置されている。そして、安全性確保のため、車両の走行中においては、ナビゲーション、テレビ、通信などにおける複雑な入力操作、例えばナビゲーションにおける地図検索、目的地設定、電話番号入力などの入力操作を無効とし、必要最低限の入力操作のみに制限されている。しかし、そのような制限は運転手以外の同乗者にとって、非常に不便である。そこで、走行中に運転者がハンドルの左右に夫々設けられたスイッチを同時に押すことによって、入力操作の制限を解除する車両用表示装置がある(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−198745号公報([0015]〜[0018]、図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載された技術によれば、走行中の運転者の両手を塞ぐことによって、運転者からの入力操作を禁止するとともに、助手席等の乗員によって操作性よく入力操作ができる。しかし、入力操作を開始する際には、毎度運転者にスイッチを押すよう要求する必要があり、煩わしい。また、ハンドルにスイッチを内蔵する等ハンドルの改良が必要となる。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みたもので、入力操作に制限がかかっている時に、運転者以外の乗員による遠隔操作装置からの制限のない入力操作が比較的容易におこなえる機構を備えた車載用表示制御装置及びその遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、入力操作の制限を解除する操作及び入力操作を同時に片手で行なうことを事実上不可能とする機構を備えた車載用表示制御装置及びその遠隔操作装置を提供することにより、入力操作に制限がかかっている際には、遠隔操作装置の操作に専念できる者に操作者を限定できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、車室内に設置された表示手段を遠隔操作装置に配置された制御スイッチによって制御し、制御スイッチからの入力操作を制御手段によって制限することのできる車載用表示制御装置において、乗員が助手席に着座した場合の運転席側の手によって遠隔操作装置を支持した時、その乗員の指が接触する部位に少なくとも二指の接触を各々感知する指感知手段と、乗員の手のひらが接触する部位に手のひらの接触を感知する手のひら感知手段を夫々設けた遠隔操作装置にて構成されることを特徴とする。そして、上記のような遠隔操作装置を有する車載用表示制御装置において、指感知手段と手のひら感知手段の全てが同時に接触を検出する時に制御装置によってかけられた入力操作の制限が解除することを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、制限がかかっている状態においても片手での遠隔操作装置の操作による制限のない入力操作が可能となるが、遠隔操作装置上に構成された制限を解除する機構が運転者にとって操作困難となる手での支持を強要するため、運転者には片手の操作であっても操作困難となる。
【0009】
従って、遠隔操作装置による表示情報の入力操作制限を解除する際の操作者を運転者以外の乗員に事実上限定することが可能となり、制限がかかる状況においても、運転手以外の乗員によってならば制限なく、車載用表示制御装置の各種機能を利用できる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明においては、車室内に設置された表示手段を遠隔操作装置に配置された制御スイッチによって制御し、制御スイッチからの入力操作を制御手段によって制限することのできる車載用表示制御装置において、制御スイッチによる表示手段への入力操作の制限を解除するような解除スイッチを遠隔操作装置に配置し、操作者による操作を片手では困難とする位置関係で解除スイッチと制御スイッチが互いに離間して配置されることを特徴とする。
【0011】
このように、請求項2に記載の発明によれば、入力操作の制限を解除する操作及び入力操作を同時に片手で行なうことを事実上不可能とする機構を採用したので、入力操作に制限がかかっている際には、遠隔操作装置の操作に専念できる者に操作者を限定することが可能となる。この場合、特に運転者には遠隔操作装置による制限のない入力操作が困難となり、運転者以外の乗員には遠隔操作装置による制限のない表示手段への入力操作が可能となる。
【0012】
さらに、請求項3に記載の発明では、遠隔操作装置上に配置され、車両の状態によっては使用されない機能を操作するための制御スイッチを、制限がかかっている時に解除スイッチとして代用することを特徴とする。ここでいう「車両の状態」とは車両の走行状態が該当する。
【0013】
この請求項3に記載の発明によれば、新たなスイッチ手段やリモコン受講部等のハードウェアを用意する必要がなく、との制御スイッチを解除スイッチとして代用するか選択することも可能となる。選択する際に、制御手段によって自動的に解除スイッチとして割り当てることのできる制御スイッチを選出し、操作者によって、又は自動的に解除スイッチを選択することにより、片手での操作は困難でありながらも、多少の操作性の向上を可能とする。
【0014】
また、請求項4に記載の発明においては、複数の制御スイッチが同時に操作される状態を解除スイッチの操作状態とすることを特徴とする。
【0015】
従って、片手で複数のスイッチを操作し、且つ同じ手で制御スイッチを操作することは困難となり、入力操作に制限がかかっている場合は操作者を両手による操作に専念させることができる。
【0016】
そして、請求項5に記載の発明のように、遠隔操作装置上に備えられた「*」スイッチ及び「#」スイッチによって解除スイッチを構成することにより、既存のスイッチを複数用いることが可能である。これにより、片手での遠隔操作装置への入力操作の制限の解除は困難となり、制限がかかっている場合は、特に運転者による遠隔操作装置からの操作を困難とすることができる。
【0017】
さらに、請求項6に記載の発明では、制御手段は車両の状態によって表示への入力操作の制限を有効又は無効にすることを特徴とする。この車両の状態として走行状態が挙げられる。例えば、走行中に表示手段への入力操作に制限を有効とすることにより、走行中にハンドルを操作する運転者には遠隔操作装置を用いた表示手段への制限のない入力操作を困難とし、運転者以外の乗員には制限のない入力操作を比較的容易にすることが可能である。
【0018】
また、請求項7に記載の発明においては、請求項1乃至6の何れかに記載の車載用表示制御装置において、制限を解除する操作が操作状態から無操作状態へ移行した場合には、一定時間経過後に制御手段によって制限をかけることを特徴とする。つまり、操作者が制限の解除操作を止めた後もしばらく制御スイッチによる入力操作を表示手段に反映させることを特徴とする。従って、何らかの理由によって制限解除の操作信号が断続してしまう状況においても、制御スイッチの操作が行なえ、操作性の向上を実現することができる。
【0019】
請求項8に記載の発明において、車室内に設置された表示手段の表示を制御するための制御スイッチと、その制御スイッチによる入力操作に制限がかかっている場合に制限の解除する操作信号を発信させる解除スイッチを備えた遠隔操作装置において、制御スイッチと解除スイッチを片手では操作困難な位置関係で離間して設置したことを特徴とする。
【0020】
このように、請求項8に記載の発明では、片手では操作困難な位置に制御スイッチと解除スイッチを設置する構成を採用したので、入力操作の制限を解除する際には片手で遠隔操作装置を容易に操作できないものとすることができる。これにより、例えば入力操作に制限がかかる表示手段にこの遠隔装置を用いると、乗員は両手での操作によって、制限のない遠隔操作装置による入力操作が容易となる。即ち、ハンドル操作を行なう運転手には制限のない入力操作が困難な遠隔操作装置となる。
【0021】
また、請求項9に記載の発明において、解除スイッチは遠隔操作装置を支持している手で操作可能な位置に配置され、制御スイッチは遠隔操作装置を支持している手では操作が困難な位置に配置されることを特徴とし、請求項10に記載の発明においては、制御スイッチが遠隔操作装置を支持している手で操作可能な位置に配置され、解除スイッチが遠隔操作装置を支持している手では操作困難な位置に配置されることを特徴とする。
【0022】
本発明の請求項9及び請求項10によれば、遠隔操作装置を支持した方の手で解除スイッチ又は制御スイッチの何れかを操作し、もう一方のスイッチ(制御スイッチ又は解除スイッチ)を他方の手で操作する構成を採用した。従って、入力操作に制限がかかっている場合、片手での遠隔操作装置の操作を困難にし、両手での容易な操作ができる遠隔操作装置となる。さらに、両手で遠隔操作装置を操作することにより、支持状態が安定し、操作性が向上できる。
【0023】
さらに、請求項11に記載の発明にあるように、ジョイスティックを含む制御スイッチが配置される面を正面、操作信号の発信方向を前方、その逆を後方とした時に、解除スイッチはジョイスティック近傍、若しくは正面後方、或いは後方側面に配置されることが好ましい。これにより、遠隔操作装置の片手での安定した操作を困難にすることができる。
【0024】
また、片手での操作性を不便にする構成においては、請求項12に記載の発明のように、遠隔操作装置上に指を離すと元へ戻るような滑動式のスライドスイッチを拇指で操作可能な位置に設けることも可能である。拇指が制限の解除操作のために塞がることによって、更に両手での入力操作を強要することができる。
【0025】
さらに、請求項13に記載の発明においては乗員が助手席に着座した場合の運転者側の手によって遠隔操作装置を支持した時に、指が接触するの部位に少なくとも二指の接触を夫々検出する指感知手段と、手のひらが接触する部位に手のひらの接触を検出する手のひら感知手段を設け、それら感知手段が同時に全て接触を検出することによって、制御手段による制限を解除することを特徴とする。
【0026】
このように、請求項13に記載の発明によれば、制限がかかっている状態においても片手での遠隔操作装置による制限のない入力操作が可能となるが、遠隔操作装置上に設けられた制限を解除する機構が、運転者にとって操作困難となる手での支持を強要するため、片手での操作であっても運転者には操作困難となる。
【0027】
従って、制限がかかる状況において、運転手以外の乗員によってならば制限のない入力操作が行なえる。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に、本発明に係るナビゲーション装置、及び遠隔操作装置(以下リモコン装置という)の構成を示す。尚、本実施形態では、本発明の車両の状態において、車両の走行状態を例に説明する。
【0029】
ナビゲーション装置1は乗員から表示制御の操作が入力される操作部10、車両の速度を検出する車速センサ11、車両の走行状態に応じて表示制御等を行なう制御手段12、地図などのナビゲーション情報やテレビ情報などを表示する表示手段13、リモコン装置2からの操作信号15を受信するリモコンセンサ14を備えている。操作部10は、表示手段13の表示画面上に配置されたタッチパネル(図示せず)や表示画面近傍に配置されたメカニカルな押しボタンスイッチ(図示せず)などから構成される。また、表示手段13としては、CRT表示装置、液晶表示装置などを用いることができる。尚、その他のナビゲーション装置1に必要なGPS、地図メモリ等は周知であるため、省略する。
【0030】
本実施の形態では、車速センサ11やハンドブレーキ(サイドブレーキともいう:図示せず)より入力される情報を基に制御手段12が車両の走行状態を判定する。つまり、車速(v)が所定速度以下(好適にはv=0)の場合、又はハンドブレーキが引かれている場合に、制御手段12は車両が停止していると判断する。そして、操作部10やリモコン装置2からの全ての入力(例えば地図の検索、目的地設定、Web探索等)を処理し、表示手段13に反映させる。一方、車速(v)が所定速度以上(v≠0)又はハンドブレーキが引かれていない場合、制御手段12は車両が走行中であると判断し、操作部10及びリモコン装置2からの所定入力(例えば、地図検索、目的地設定、Web探索等)を表示手段13に反映させず、表示情報への入力操作を必要最低限の入力操作のみに制限する。
【0031】
リモコン装置2は、走行中の入力操作の制限を解除する解除スイッチ21と表示手段13に表示される情報の制御を入力操作する制御スイッチ22と、解除スイッチ21及び制御スイッチ22の押下に対する操作信号15を発信する送信機20から構成される。送信機20は従来の遠隔操作装置と同様に、押下されたスイッチに対する操作信号15を赤外線等の伝送方式を用いてナビゲーション装置1側のリモコンセンサ14に対して送信する。ここで、送信されるデータは、一定間隔(例えば100ms程度)毎に送信機20より発信され、スイッチの押下状態が継続する限り発信し続けるものである。また、走行中の入力操作に制限がかかっている状態でも、押下されたスイッチに対する操作信号15は送信される。
【0032】
車両の走行中に解除スイッチ21が押下されている時は、制御手段12が制御スイッチ22からの操作信号15を処理し、表示手段13に反映させるようになっている。つまり、車両走行中は解除スイッチ21が押下状態の時は制限なく表示情報を操作できるが、解除スイッチ21が押下状態ではない時は、リモコン装置2及び操作部10からの何れの入力操作も制限される。
【0033】
以上、説明したナビゲーション装置1及びリモコン装置2が本発明の車載用表示制御装置に相当する。
【0034】
次に上記構成において、制御手段12によるリモコン装置2からの操作信号受信処理を図2に基づき説明する。制御手段12によるリモコン装置2からの受信処理としては、従来のリモコン受信処理において、走行中の有無を判定する処理と、解除スイッチ21の状態を判定する処理を追加し、判定後の処理を主旨に基づいて行なうようにすればよい。
【0035】
まず、制御手段12はステップ101において、車速センサ11若しくはハンドブレーキからの信号(例えば車速(v)が0km/h以上か否か又はハンドブレーキが引かれているか否か)に基づき車両が走行中であるか否かを判定する。走行中ではないと判定した時(ステップ101:No)は、ステップ104へ移行し、制御スイッチ22による操作者の全ての入力操作をリモコン装置2からの操作信号15に基づき、表示手段13へ反映させる(以下、制御スイッチ22の押下処理と呼ぶ。)。走行中であると判定した時(ステップ101:Yes)は、ステップ102へ移行する。
【0036】
ステップ102では、解除スイッチ21が押下状態にあるか否かを判定する。解除スイッチ21が押下されていると判定した時(ステップ102:Yes)は、走行中の入力操作の制限を解除し(ステップ103)、制御スイッチ22の押下処理を行なう(ステップ104)。一方、解除スイッチ21が押下状態にないと判定した(ステップ102:No)時、操作(押下)されなくなったと判定されてから(時間:dt)、一定時間(T)を経過したか否か判定する(ステップ105)。一定時間経過していない(dt<T)と判定した場合(ステップ105:No)は、入力操作の制限を解除したまま、制御スイッチ22の押下処理を行なう(ステップ104)。一定時間を経過している(dt≧T)場合(ステップ105:Yes)は、リモコン装置2による入力操作の制限をかけた上で(ステップ106)、制御スイッチ22の押下によって送信された操作信号15の受信処理を行なう(ステップ104)。
【0037】
上記したリモコン装置2からの操作信号受信処理においても、走行中は従来と同様に操作部10及びリモコン装置2からの入力操作は、簡単な入力操作の反映のみに制限されるが、リモコン装置2上に配置された解除スイッチ21を押下している間は上記の制限が解除される。また、操作者の都合で解除スイッチ21を一旦離してしまっても、一定時間は制限が解除されているため、再び解除スイッチ21を押下するまでにも操作制限なく、制御スイッチ22の入力操作が行なえることにより、操作性が向上する。尚、操作者が解除スイッチ21を離した後、一定時間(T)が経過する前に再度解除スイッチ21が押下された場合、前回の制御スイッチ22の入力操作が継続されるようにしてもよい。このようにすれば、入力操作の制限を解除している時に意図せず解除スイッチ21を離した場合においても、制御スイッチ22による入力操作が不意に途中で不可となることなく、引き続き入力操作ができる。
【0038】
次に、本発明における遠隔操作装置に相当するリモコン装置2において、本実施形態での解除スイッチ21の実装例を図3、図4に示す。
【0039】
図3には、解除スイッチ21の配置場所の一例としてスイッチ21a、21b、21cが挙げられている。スイッチ21aはジョイスティック22a近傍に配置されている。制御スイッチ22の一つとして多用するジョイスティック22aとスイッチ21aを片手で同時に操作することは事実上困難であり、必然的に操作者はスイッチ21aを一方の手で、ジョイスティック22aをもう一方の手で操作することを強要される。
【0040】
また、制御スイッチ22が配置されている部位を正面部、操作信号15を発信する方向を前方、その逆方向を後方とする場合、スイッチ21bは後方側面に、スイッチ21cは正面後方に配置されている。いずれの場所も操作者がリモコン装置2を手に支持した状態で解除スイッチ21としてのスイッチ21b若しくはスイッチ21cと制御スイッチ22若しくはジョイスティック22aを同時に操作することは両手であれば容易だが、片手では事実上困難になる。
【0041】
これにより、リモコン装置2は車両走行時にハンドルを操縦している運転者には入力操作を困難にする。また、リモコン装置2を両手で支持することにより、リモコン装置2の保持状態を安定させ、操作性を向上することができる。
【0042】
尚、解除スイッチ21としては、操作時に一方向へ滑動し、離すと元の定位置に戻ってしまうようなスライドスイッチ等を利用し、意識的に操作させるとよい。さらに、スライドスイッチは拇指で操作可能な位置に配置することによって、拇指が制限の解除操作のために塞がり、リモコン装置2の両手による入力操作を強要することができる。
【0043】
また、解除スイッチ21のために専用にスイッチを配置しても良いが、既存の走行中には使用しない機能を制御するための制御スイッチ22を内部処理にてソフト的に設定変更し、解除スイッチ21として代用しても良い。ここで、解除スイッチ21として設定する走行中に使用されない制御スイッチ22は制御手段12にて自動的に割り当て、操作者にどの制御スイッチ22を解除スイッチ21として設定したか報知する。或いは、解除スイッチ21として設定可能な制御スイッチ22の中からどのスイッチを解除スイッチ21として設定するかを操作者に選択させ、解除スイッチ21として設定してもよい。そして設定変更の処理は、制御手段12において車両が走行中であると判定(図2:ステップ101)した後、解除スイッチ21の押下を判定(図2:ステップ102)する前に、設定変更の処理が実行をすればよい。これにより、ソフトウェア上でスイッチの設定を変更するため、新たなハードウェアを用意せずに、目的を達成することが可能である。
【0044】
更に、複数のスイッチが同時に押下状態にあることを解除スイッチ21の押下状態とするようにしても良い。操作者に制限の解除操作のために複数のスイッチを操作させることによって、より意識的に解除操作を行わせ、リモコン装置2の操作に専念させることができる。
【0045】
既存のスイッチであり、且つ複数のスイッチを解除スイッチ21として使用する例を図4に示す。図4では、操作者が数字を入力するためのテンキー23のうち、「*」スイッチ24及び「#」スイッチ25を同時に押している状態を図示している。通常「*」スイッチ24及び「#」スイッチ25はナビゲーションシステムにおいて、走行中には使用しないスイッチであり、多くの場合が遠隔操作装置の後方に配置されている。よって、「*」スイッチ24及び「#」スイッチ25を同時に押し、かつ他の制御スイッチ22(例えばジョイスティック22a)を操作するのは事実上困難であり、図4にあるように両手で操作することが必至となる。そこで、操作者はリモコン装置2の操作に専念することとなり、車両の走行中は操作者を運転手以外の乗員に限定することが可能である。また、既存のスイッチを利用することにより、ソフトウェア上での処理を行なうだけで、新たなハードウェアを用意する必要がない。
【0046】
以上、説明した本第1実施形態によれば、リモコン装置2による入力操作の制限を解除する操作及び表示手段13の制御を行なう入力操作を同時に片手で行なうことを事実上不可能とする機構をリモコン装置2に採用することができる。よって、車両の走行中はリモコン装置2の操作に両手を使い、且つ専念することのできる乗員に操作者を限定することができる。
【0047】
(第2実施形態)
上記した第1実施形態では、操作者が両手でリモコン装置2の操作をするものであった。一方、リモコン装置2を把持した時の左手と右手での接触面の違いに着目すると、片手での操作が可能であり、しかしながら運転者には操作困難なリモコン装置2を実現し、目的を達成することができる。この点に着目した第2実施形態を上記第1実施形態と異なる部分を中心に詳しく、図5を用いて説明する。
【0048】
以下、右ハンドル車を前提に説明する。図5において、リモコン装置2における送信機20が操作信号15を発信する方向を前方とした時、右手でリモコン装置2を握った場合に指が当たる左側面の部位に指タッチセンサ26(本発明の指感知手段に相当する)を、リモコン装置2の右側面に手のひらを感知する手のひらタッチセンサ27(本発明の手のひら感知手段に相当する)を配置する。この時、指タッチセンサ26は、少なくとも2つ以上の指感知部を有する。そして、各指感知部は仮にリモコン装置2を左手で握った際に、手のひらが全ての指感知部に同時に接触しない間隔を開けて配置されている。リモコン装置2では、各指と手のひらが各タッチセンサ26、27に触れることにより、センサ間で微電流が導通することを検知した時、走行中の制限を解除する操作信号15を送信機20より発信する。つまり、各指タッチセンサ26及び手のひらタッチセンサ27が夫々接触を同時に検出している状態の時、解除スイッチ21の押下状態として、操作信号15を発信するようにすれば、リモコン装置2を右手で把持した状態が走行中の入力操作の制限を解除する状態となる。そして、ナビゲーション装置1は、リモコン装置2より解除スイッチ21の押下状態としての解除信号を受信することによって、上記第1実施形態と同様な入力操作の制限の解除処理を行なう。
【0049】
右ハンドル車において、インストルメントパネルの中央付近に設置される表示手段13は助手席者の右前、運転者の左前に設置されているため、上記のようにタッチセンサ26、27をリモコン装置2に具備すれば、助手席に座る乗員には右手で把持したリモコン装置2を片手で操作することができるが、運転者には右手で把持したリモコン装置2で左前の表示手段13への入力操作を行なうのは事実上困難となる。よって、走行中の運転者のリモコン装置2による入力操作を制限することが可能となる。
【0050】
尚、左ハンドル車の場合は、図5のタッチセンサの配置とは逆になり、右側面にリモコン装置2を握った時に指が当たる部位に指タッチセンサ26を、リモコン装置2の左側面に手のひらを感知する手のひらタッチセンサ27を配置し、操作者が左手でリモコン装置2を操作するように構成する。
【0051】
以上説明した本第2実施形態によれば、入力操作に制限がかかっている時に、運転席に座る乗員からは入力操作の制限の解除が比較的困難な機構をリモコン装置2に採用することができる。従って、車両の走行中等の入力操作に制限がかかっている際にでも、運転者以外の乗員によるリモコン装置2からの制限のない入力操作が比較的容易に行なうことが可能となる。
【0052】
尚、リモコン装置2は解除スイッチ21の押下状態を送信しなくとも、解除スイッチ21の状態によって制御スイッチ22からの操作信号15を送信するか否かを判定するようにしてもよい。
【0053】
また、上記何れの実施形態においても、制限のかかっている場合のみ、制限のない入力操作をするための解除スイッチ21を押下状態にする必要があり、制限のかかっていない場合は、解除スイッチ21の押下は必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における車載用表示制御装置の構成を示す図である。
【図2】ナビゲーション装置による操作信号受信処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のリモコン装置を概略的に示した斜視図であり、解除スイッチの配置例を示す図である。
【図4】図1のリモコン装置を概略的に示した斜視図であり、テンキーを利用した解除スイッチの例を示す図である。
【図5】図1のリモコン装置を概略的に示した斜視図であり、タッチセンサの配置例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ナビゲーション装置
2・・・リモコン装置
10・・・操作部
11・・・車速センサ
12・・・制御手段
13・・・表示手段
14・・・リモコンセンサ
15・・・送信信号
20・・・送信機
21・・・解除スイッチ
23・・・制御スイッチ

Claims (13)

  1. 車室内に設置された表示手段と、
    操作者によって操作されるものであって、前記表示手段の表示を制御するための制御スイッチを有する遠隔操作装置と、
    前記制御スイッチによる前記表示手段の表示制御を制限することのできる制御手段と
    を具備する車載用表示制御装置であって、
    乗員が助手席に着座した場合の運転席側の手により前記遠隔操作装置を支持した時、前記乗員の指が接触する前記遠隔操作装置上の部位に少なくとも前記指の二指の接触を夫々感知する指感知手段と、前記乗員の手のひらが接触する前記遠隔操作装置上の部位に前記手のひらの接触を感知する手のひら感知手段を各々設け、
    前記指感知手段と前記手のひら感知手段が接触を同時に検出する時に前記制御手段による前記制限が解除されること
    を特徴とする車載用表示制御装置。
  2. 車室内に設置された表示手段と、
    操作者によって操作されるものであって、前記表示手段の表示を制御するための制御スイッチを有する遠隔操作装置と、
    前記制御スイッチによる前記表示手段の表示制御を制限することのできる制御手段と
    を具備する車載用表示制御装置において、
    前記遠隔操作装置に前記制御手段の前記制限を解除する解除スイッチを設け、当該遠隔操作装置において、操作者が片手で操作困難とされる位置関係で前記解除スイッチと前記制御スイッチとを互いに離間して設置したこと
    を特徴とする車載用表示制御装置。
  3. 前記制御スイッチには車両の状態によっては利用されない機能の入力操作に係るスイッチが含まれ、
    前記制限のかかっている時は、該利用されない制御スイッチを前記解除スイッチとして機能させること
    を特徴とする請求項2に記載の車載用表示制御装置。
  4. 複数の前記制御スイッチが同時に操作されている状態を前記解除スイッチが操作されている状態とすること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の車載用表示制御装置。
  5. 前記制御スイッチには「*」スイッチ及び「#」スイッチが含まれ、
    前記解除スイッチは「*」スイッチ及び「#」スイッチのうち何れか一つ若しくは両方より構成されること
    を特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の車載用表示制御装置。
  6. 前記制御手段は車両の状態によって前記制限を有効若しくは無効にすることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の車載用表示制御装置。
  7. 前記制限を解除する操作が操作状態から無操作状態へ移行した場合、
    一定時間経過後に前記制御手段の前記制限がかかること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の車載用表示制御装置。
  8. 車室内に設置された表示手段の表示を制御するための入力操作をする制御スイッチと、
    前記制御スイッチによる前記入力操作に制限がある場合に該制限を解除する解除スイッチと
    を具備する遠隔操作装置において、
    操作者に片手では操作困難とされる位置関係で前記制御スイッチと前記解除スイッチとを互いに離間して設置したこと
    を特徴とする遠隔操作装置。
  9. 前記解除スイッチは、
    前記操作者の一方の手で該遠隔操作装置を支持した時、当該一方の手で操作可能な位置に配置され、
    前記解除スイッチが前記一方の手で操作されている時、前記制御スイッチは当該一方の手では入力操作が困難な位置に配置されること
    を特徴とする請求項8に記載の遠隔操作装置。
  10. 前記制御スイッチは、
    前記操作者の一方の手で該遠隔操作装置を支持した時、当該一方の手で入力操作可能であり、
    前記制御スイッチが前記一方の手で入力操作される時、前記解除スイッチは当該一方の手では操作困難な位置に配置されること
    を特徴とする請求項8に記載の遠隔操作装置。
  11. 前記制御スイッチにはジョイスティックが含まれており、該制御スイッチが配置されている部位を正面部、操作信号を発信する方向を前方、その逆方向を後方とする場合、
    前記解除スイッチは正面部後方、若しくは後方側面、若しくはジョイスティック近傍に配置されること
    を特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の遠隔操作装置。
  12. 車室内に設置された表示手段の表示を制御するための入力操作をする制御スイッチと、
    前記制御スイッチによる前記入力操作に制限がある場合に該制限を解除する解除スイッチと
    を具備する遠隔操作装置において、
    前記解除スイッチには操作状態にあるとき一方向へ滑動し、無操作状態にある時は定位置へ戻るようなスライドスイッチが含まれ、
    該スライドスイッチは拇指で操作可能な位置に設置されること
    を特徴とする遠隔操作装置。
  13. 車室内に設置された表示手段の表示を制御するための入力操作を行なう制御スイッチと、
    前記制御スイッチによる前記入力操作に制限がある場合に該制限を解除する解除スイッチと
    を具備する遠隔操作装置において、
    乗員が助手席に着座した場合の運転席側の手により前記遠隔操作装置を支持した時、前記乗員の指及び手のひらが接触する前記遠隔操作装置上の部位に、前記指の少なくとも二指の接触を夫々感知する指感知手段と前記手のひらの接触を感知する手のひら感知手段を各々設け、
    前記指感知手段と前記手のひら感知手段が同時に接触を検出している状態を前記解除スイッチの操作状態とすること
    を特徴とする遠隔操作装置。
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