JP2004206094A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ電極に印加する電圧を高くすることなくコントラストの高い画像表示が可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供する。
【解決手段】走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成してなるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、1フィールド期間が初期化期間、書込み期間および維持期間を有する複数のサブフィールドから構成され、少なくとも1つのサブフィールドの維持期間は、維持パルスが第1の立上り時間をもつ維持パルスである第1の維持期間と、維持パルスが第1の立上り時間よりも短い第2の立上り時間をもつ第2の維持期間とを有し、第2の維持期間を少なくとも維持期間の終わりの期間を含むように配置した。
【選択図】図6

Description

本発明は、大画面で薄型、軽量のディスプレイ装置として用いられるプラズマディスプレイパネルの駆動方法に関するものである。
プラズマディスプレイパネル(以下、パネルと略記する)として代表的な交流面放電型パネルは、対向配置された前面板と背面板との間に多数の放電セルが形成されている。前面板は、1対の走査電極と維持電極とからなる表示電極が前面ガラス基板上に互いに平行に複数対形成され、それら表示電極を覆うように誘電体層および保護層が形成されている。背面板は、背面ガラス基板上に複数の平行なデータ電極と、それらを覆うように誘電体層と、さらにその上にデータ電極と平行に複数の隔壁がそれぞれ形成され、誘電体層の表面と隔壁の側面とに蛍光体層が形成されている。そして、表示電極とデータ電極とが立体交差するように前面板と背面板とが対向配置されて密封され、内部の放電空間には放電ガスが封入されている。ここで表示電極とデータ電極とが対向する部分に放電セルが形成される。このような構成のパネルにおいて、各放電セル内でガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線でRGB各色の蛍光体を励起発光させてカラー表示を行っている。
パネルを駆動する方法としてはサブフィールド法、すなわち、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割した上で、発光させるサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う方法が一般的である。また、サブフィールド法の中でも、階調表現に関係しない発光を極力減らしてコントラスト比を向上した新規な駆動方法が特許文献1に開示されている。
図8はコントラスト比を向上した従来のプラズマディスプレイパネルの駆動波形図の一例である。以下、この駆動波形について説明する。1フィールド期間は、初期化期間、書込み期間および維持期間を有するN個のサブフィールドで構成されているものとし、それぞれ第1SF、第2SF、・・・、第NSFと略記する。以下に説明するように、これらN個のサブフィールドのうち、第1SFを除くサブフィールドでは、前のサブフィールドの維持期間中に点灯した放電セルでのみ初期化動作を行うようにしている。
第1SFの初期化期間の前半部では、走査電極に緩やかに上昇するランプ電圧を印加することにより微弱放電を起こし、書込み動作に必要な壁電荷を各電極上に形成する。このとき後で壁電荷の最適化を図ることを見越して過剰に壁電荷を形成しておく。そして、続く初期化期間の後半部では、走査電極に緩やかに下降するランプ電圧を印加することにより再び微弱放電を起こし、各電極上に過剰に蓄えられた壁電荷を弱め、各々の放電セルに対して適切な壁電荷に調整する。
第1SFの書込み期間では、表示を行うべき放電セルにおいて書込み放電を起こす。そして、第1SFの維持期間では、走査電極および維持電極に維持パルスを印加し、書込み放電を起こした放電セルにおいて維持放電を起こし、対応する放電セルの蛍光体層を発光させることにより画像表示を行う。
続く第2SFの初期化期間では、第1SFの初期化期間後半部と同様の駆動波形、すなわち走査電極に緩やかに下降するランプ電圧を印加する。これは、書込み動作に必要な壁電荷形成を維持放電と同時に行うために、初期化期間の前半部を独立に設ける必要がないためである。したがって、第1SFにおいて維持放電を行った放電セルは微弱放電を起こし、各電極上に過剰に蓄えられた壁電荷を弱め、各々の放電セルに対して適切な壁電荷に調整する。また、維持放電を行わなかった放電セルは第1SFの初期化期間終了時における壁電荷が保たれており、放電することはない。
このように、第1SFの初期化動作はすべての放電セルを放電させる全セル初期化動作であり、第2SF以降の初期化動作は維持放電を行った放電セルのみ初期化する選択初期化動作である。したがって、表示に関係のない発光は第1SFの初期化の微弱放電のみとなりコントラストの高い画像表示が可能となる。
特開2000−242224号公報
しかしながら、上述のような駆動方法によれば、コントラストの高い画像表示が可能となる反面、書込み放電を確実に発生させるためにはデータ電極に印加する電圧を高くする必要があるという課題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、データ電極に印加する電圧を高くすることなくコントラストの高い画像表示が可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成してなるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、1フィールド期間が初期化期間、書込み期間および維持期間を有する複数のサブフィールドから構成され、少なくとも1つのサブフィールドの維持期間は、維持パルスが第1の立上り時間をもつ維持パルスである第1の維持期間と、維持パルスが第1の立上り時間よりも短い第2の立上り時間をもつ第2の維持期間とを有し、第2の維持期間を少なくとも維持期間の終わりの期間を含むように配置したことを特徴とする。この方法により、データ電極に印加する電圧を高くすることなくコントラストの高い画像表示が可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を実現することができる。
また、維持期間に放電した放電セルを選択的に初期化するサブフィールドの直前に配置されたサブフィールドの維持期間は、第1の維持期間と第2の維持期間とを有してもよい。この方法により、無効電力の増加を抑えながら、初期化動作を安定して行うことができる。
また、第2の維持期間において、第2の立上り時間の長さを、自己消去放電が実質的に発生しない値に設定してもよい。
また、放電セルの点灯率に応じて第2の維持期間の長さを変化させてもよい。この方法により、無効電力の増加を最小限に抑えながら、初期化動作を安定して行うことができる。
本発明によれば、データ電極に印加する電圧を高くすることなくコントラストの高い画像表示が可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの駆動方法について、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態に用いるプラズマディスプレイパネルの要部を示す斜視図である。パネル1は、ガラス製の前面基板2と背面基板3とを対向配置して、その間に放電空間を形成するように構成されている。前面基板2上には表示電極を構成する走査電極4と維持電極5とが互いに平行に対をなして複数形成されている。そして、走査電極4および維持電極5を覆うように誘電体層6が形成され、誘電体層6上には保護層7が形成されている。また、背面基板3上には絶縁体層8で覆われた複数のデータ電極9が付設され、データ電極9の間の絶縁体層8上にデータ電極9と平行して隔壁10が設けられている。また、絶縁体層8の表面および隔壁10の側面に蛍光体11が設けられている。そして、走査電極4および維持電極5とデータ電極9とが交差する方向に前面基板2と背面基板3とを対向配置しており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとしてたとえばネオンとキセノンの混合ガスが封入されている。
図2はパネルの電極配列図である。行方向にn本の走査電極SCN1〜SCNn(図1の走査電極4)およびn本の維持電極SUS1〜SUSn(図1の維持電極5)が交互に配列され、列方向にm本のデータ電極D1〜Dm(図1のデータ電極9)が配列されている。そして、1対の走査電極SCNiおよび維持電極SUSi(i=1〜n)と1つのデータ電極Dj(j=1〜m)とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
図3は本発明の実施の形態における駆動方法を用いたプラズマディスプレイ装置の構成図である。このプラズマディスプレイ装置は、パネル1、データドライバ回路12、スキャンドライバ回路13、サステインドライバ回路14、タイミング発生回路15、電源回路16、17、A/Dコンバータ(アナログ・デジタル変換器)18、走査数変換部19およびサブフィールド変換部20を備えている。
図3において、映像信号VDは、A/Dコンバータ18に入力される。また、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vはタイミング発生回路15、A/Dコンバータ18、走査数変換部19、サブフィールド変換部20に与えられる。A/Dコンバータ18は、映像信号VDをデジタル信号の画像データに変換し、その画像データを走査数変換部19に与える。走査数変換部19は、画像データをパネル1の画素数に応じた画像データに変換し、サブフィールド変換部20に与える。サブフィールド変換部20は、各画素の画像データを複数のサブフィールドに対応する複数のビットに分割し、サブフィールド毎の画像データをデータドライバ回路12に出力する。データドライバ回路12は、サブフィールド毎の画像データを各データ電極D1〜Dmに対応する信号に変換し、それにもとづいて各データ電極に電源回路16の電圧を供給する。
タイミング発生回路15は、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vを基準として、タイミング信号SC、SUを発生し、各々スキャンドライバ回路13およびサステインドライバ回路14に与える。これらスキャンドライバ回路13およびサステインドライバ回路14は電源回路17に接続されている。スキャンドライバ回路13は、タイミング信号SCにもとづいて走査電極SCN1〜SCNnに駆動波形を供給し、サステインドライバ回路14は、タイミング信号SUにもとづいて維持電極SUS1〜SUSnに駆動波形を供給する。
図4はスキャンドライバ回路13およびサステインドライバ回路14のうち、維持パルスを発生させるための駆動回路図の一例である。走査電極側の維持パルス発生回路33について説明する。スイッチング素子25、27は電源VmあるいはGNDから直接走査電極SCN1〜SCNnに電圧を印加するためのスイッチング素子である。また、コンデンサC、コイルL、スイッチング素子26、28、ダイオード21、22は電力回収回路を構成し、走査電極がもつ容量とコイルLとを共振させることにより、電力の消費なしに走査電極SCN1〜SCNnに電圧を印加するための回路である。ここで、ダイオード21、22は電流の逆流を防止し、スイッチング素子25〜28は入力信号がハイレベルのときにONとなる。
維持電極側の維持パルス発生回路35についても同様である。すなわち、スイッチング素子29〜32はそれぞれスイッチング素子25〜28に対応し、ダイオード23、24はそれぞれダイオード21、22に対応しており、維持電極SUS1〜SUSnに電圧を印加するための回路を構成している。なお、走査電極側の維持パルス発生回路33は走査パルス発生回路34を通してパネル1の走査電極SCN1〜SCNnにつながっている。
つぎに、パネル1を駆動するための駆動波形について説明する。図5は本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの各電極に印加する駆動波形図であり、第1SFから第2SFにかけての駆動波形を表している。
第1SFの初期化期間では、データ電極D1〜Dmおよび維持電極SUS1〜SUSnを0(V)に保持し、走査電極SCN1〜SCNnに対して放電開始電圧以下となる電圧Vp(V)から、放電開始電圧を超える電圧Vr(V)に向かって緩やかに上昇するランプ電圧を印加する。すると、全ての放電セルにおいて1回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SCN1〜SCNn上に負の壁電圧が蓄えられるとともに、維持電極SUS1〜SUSn上およびデータ電極D1〜Dm上に正の壁電圧が蓄えられる。ここで、電極上の壁電圧とは、電極を覆う誘電体層あるいは蛍光体層上に蓄積した壁電荷により生じる電圧をあらわす。
その後、維持電極SUS1〜SUSnを正の電圧Vh(V)に保ち、走査電極SCN1〜SCNnに電圧Vg(V)から電圧Va(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると、全ての放電セルにおいて2回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SCN1〜SCNn上の壁電圧および維持電極SUS1〜SUSn上の壁電圧が弱められ、データ電極D1〜Dm上の壁電圧も書込み動作に適した値に調整される。
このように、第1SFの初期化期間では、全ての放電セルにおいて初期化放電させる全セル初期化動作が行われる。
第1SFの書込み期間では、走査電極SCN1〜SCNnを一旦Vs(V)に保持する。つぎに、データ電極D1〜Dmのうち、1行目に表示すべき放電セルのデータ電極Dkに正の書込みパルス電圧Vw(V)を印加するとともに、1行目の走査電極SCN1に走査パルス電圧Vb(V)を印加する。このとき、データ電極Dkと走査電極SCN1との交差部の電圧は、外部印加電圧(Vw−Vb)にデータ電極Dk上の壁電圧および走査電極SCN1上の壁電圧の大きさが加算されたものとなり、放電開始電圧を超える。そして、データ電極Dkと走査電極SCN1との間および維持電極SUS1と走査電極SCN1との間に書込み放電が起こり、この放電セルの走査電極SCN1上に正の壁電圧が蓄積され、維持電極SUS1上に負の壁電圧が蓄積され、データ電極Dk上にも負の壁電圧が蓄積される。このようにして、1行目に表示すべき放電セルで書込み放電を起こして各電極上に壁電圧を蓄積する書込み動作が行われる。
一方、正の書込みパルス電圧Vw(V)を印加しなかったデータ電極と走査電極SCN1との交差部の電圧は放電開始電圧を超えないので、書込み放電は発生しない。
以上の書込み動作をn行目の放電セルに至るまで順次行い、書込み期間が終了する。
第1SFの維持期間では、まず、維持電極SUS1〜SUSnを0(V)に戻し、走査電極SCN1〜SCNnに正の維持パルス電圧Vm(V)を印加する。このとき、書込み放電を起こした放電セルにおいて、走査電極SCNi上と維持電極SUSi上との間の電圧は、維持パルス電圧Vm(V)に、走査電極SCNi上および維持電極SUSi上の壁電圧の大きさが加算されたものとなり放電開始電圧を超える。そして、走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間に維持放電が起こり、走査電極SCNi上に負の壁電圧が蓄積され、維持電極SUSi上に正の壁電圧が蓄積される。このときデータ電極Dk上にも正の壁電圧が蓄積される。
続いて、走査電極SUS1〜SUSnを0(V)に戻し、維持電極SUS1〜SUSnに正の維持パルス電圧Vm(V)を印加する。すると、維持放電を起こした放電セルでは、維持電極SUSi上と走査電極SCNi上との間の電圧は放電開始電圧を超えるので、再び維持電極SUSiと走査電極SCNiとの間に維持放電が起こり、維持電極SUSi上に負の壁電圧が蓄積され走査電極SCNi上に正の壁電圧が蓄積される。
以降同様に、走査電極SCN1〜SCNnと維持電極SUS1〜SUSnとに交互に維持パルスを印加することにより、維持放電が継続して行われる。なお、書込み期間において書込み放電が起きなかった放電セルでは維持放電は発生せず、初期化期間の終了時における壁電圧状態が保持される。こうして維持期間における維持動作が終了する。
なお、図5に示したように、維持期間は第1の維持期間と第2の維持期間とから構成されている。この点については本発明の主眼であるため後で詳細に説明する。
つぎに、第2SFの初期化期間では、維持電極SUS1〜SUSnをVh(V)に保持し、データ電極D1〜Dmを0(V)に保持し、走査電極SCN1〜SCNnにVm(V)からVa(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると第1SFの維持期間で維持放電を行った放電セルでは、微弱な初期化放電が発生し、走査電極SCNi上および維持電極SUSi上の壁電圧が弱められ、データ電極Dk上の壁電圧も書込み動作に適した値に調整される。一方、第1SFで書込み放電および維持放電を行わなかった放電セルについては放電することはなく、第1SFの初期化期間終了時における壁電荷状態がそのまま保たれる。このように、第2SFの初期化期間では、第1SFで維持放電を行った放電セルにおいて初期化放電させる選択初期化動作が行われる。
第2SFの書込み期間および維持期間については第1SFと同様であり、第3SF以降は第2SFと同様であるため、説明を省略する。なお、初期化期間におけるランプ電圧の電圧変化率は10V/μs以下とするのが望ましく、本実施の形態では2〜3V/μsとした。また本実施の形態では、Va=−80V、Vh=150V、Vm=170Vとした。
つぎに、維持期間における駆動波形について詳細に説明する。図6は維持期間において走査電極SCNiおよび維持電極SUSiに印加する駆動波形、すなわち維持パルスとそれにともなう発光波形とを拡大して示した図である。加えて、図4に示したスイッチング素子25〜32を制御する信号をそれぞれ信号S25〜S32として示している。このように、走査電極SCNiあるいは維持電極SUSiに印加される維持パルスは0(V)から維持パルス電圧Vm(V)に変化する遷移期間(立上り期間)、維持パルス電圧Vm(V)に固定されるハイ期間、維持パルス電圧Vm(V)から0(V)に変化する遷移期間(立下り期間)、0(V)に固定されるロー期間を有する。走査電極SCNiに印加される維持パルスを例に説明すると、立上り期間では信号S26をハイレベルとすることにより図4に示したスイッチング素子26がオンとなり、電力回収用のコンデンサCに蓄えられている電荷がコイルLを介して走査電極SCNiに供給され走査電極SCNiの電圧が上昇する。つぎにハイ期間では信号S25をハイレベルとすることによりスイッチング素子25がオンとなり、Vm(V)の電源から電圧Vm(V)が走査電極SCNiに供給され、走査電極SCNiの電圧がVm(V)に固定される。つぎに立下り期間では、信号S25および信号S26をローレベルにした後、信号S28をハイレベルとすることによりスイッチング素子28がオンとなり、走査電極SCNiに蓄えられている電荷がコイルLを介して電力回収用のコンデンサCに回収され走査電極SCNiの電圧が下降する。つぎにロー期間では信号S27をハイレベルとすることによりスイッチング素子27がオンとなり、走査電極SCNiが接地され0(V)に固定される。維持電極SUSiについても同様である。
維持期間は、図5に示したように第1の維持期間と第2の維持期間とから構成されている。そして、第1の維持期間から第2の維持期間にかけての駆動波形の詳細を図6に示している。図6おいて走査電極SCNiおよび維持電極SUSiに交互に維持パルスを印加する際、第1の維持期間では走査電極SCNiに印加する維持パルスおよび維持電極SUSiに印加する維持パルスの立上り時間が第1の立上り時間をもち、第2の維持期間では走査電極SCNiに印加する維持パルスおよび維持電極SUSiに印加する維持パルスの立上り時間が第1の立上り時間より短い第2の立上り時間をもつように構成している。ここで第1の立上り時間とは、走査電極の容量とコイルLとの共振周期の約半分であり、電力回収効率が大きくなる時間Tsである。本実施の形態においてはTs=0.5μsとしている。また、第2の立上り時間は後述するように自己消去放電が実質的に発生しない値に設定しており、本実施の形態においてはTsの約半分の時間に設定している。
本発明におけるパネルの駆動方法は、上述したように、維持パルスが第1の立上り時間をもつ維持パルスである第1の維持期間と、維持パルスが第1の立上り時間よりも短い第2の立上り時間をもつ第2の維持期間とを有し、第2の維持期間を維持期間の終わりの期間を含むように配置することにより、続く初期化動作、特に選択初期化動作を安定化し、駆動マージンを確保するものである。
第2の維持期間を少なくとも維持期間の終わりの期間に配置することにより初期化放電が安定する理由については完全に解明されたわけではないが、以下のように考えることができる。
維持放電に注目すると、図6に示したように、第1の維持期間と第2の維持期間とにおける発光波形とそのタイミングは大きく異なっている。第1の維持期間においては、維持放電が発生している放電セルでは、一方の表示電極(たとえば走査電極SCNi)が0(V)に固定されてから時間Tw(μs)後に自己消去放電d2が発生する。そしてもう一方の表示電極(たとえば維持電極SUSi)に電圧を印加しはじめると主放電d1が発生する。ところが、第2の維持期間においては、自己消去放電が実質的に発生することなく主放電d3が発生している。そしてこのときの主放電d3は第1の維持期間における主放電d1より大きい。
これは、第1の維持期間においては、まず一方の表示電極(たとえば走査電極SCNi)の駆動波形がVm(V)から0(V)に立下がる。これにともなって自己消去放電d2が発生し、これが各電極上に蓄積された壁電荷を減少させる。すると、他方の表示電極(たとえば維持電極SUSi)に電圧Vm(V)を印加したときに主放電d1が発生するが、このとき壁電圧が不足しているため主放電d1そのものが弱められてしまうと考えることができる。ところが第2の維持期間においては、維持パルスの立上り時間Tu(μs)は第1の維持期間における維持パルスの立上り時間Ts(μs)よりも短く、上述した自己消去放電発生する時間Tw(μs)以下に設定されている。そのため、一方の表示電極(たとえば走査電極SCNi)の駆動波形が立下がった後、自己消去放電d2が発生するまでに他方の表示電極(たとえば維持電極SUSi)の駆動波形が速やかに電圧Vm(V)まで立上がるので、自己消去放電発生と同時あるいはそれ以前に主放電d3が発生する。したがって壁電圧が十分蓄積された状態で主放電d3が発生するため、主放電d1より強い放電となる。
そこで、第2の維持期間を少なくとも維持期間の終わりの期間に配置することにより、維持放電を行った放電セルに対して、走査電極SCNi上に負の壁電圧、維持電極SUSi上およびデータ電極Dk上に正の壁電圧がそれぞれ十分に蓄えられる。そのため、続くサブフィールドの選択初期化動作において、走査電極SCNiにVm(V)からVa(V)へ向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加すると維持電極SUSiと走査電極SCNiとの間およびデータ電極Dkと走査電極SCNiとの間において安定して微弱放電を発生させることができ、走査電極SCNi上の壁電圧、維持電極SUSi上の壁電圧およびデータ電極Dk上の壁電圧を弱め、書込み動作に適した値に調整することができる。したがって、つぎの書込み動作に必要な書込み電圧を低減することができ、安定した画像表示を行うことができる。
しかしながら、従来例における駆動方法の場合には維持期間が第1の維持期間で終了するので、維持放電が弱い主放電d1となり、走査電極SCNi上の負の壁電圧、維持電極SUSi上およびデータ電極Dk上の正の壁電圧が不足する。したがって、続くサブフィールドの初期化期間において、初期化放電が発生しない、あるいは発生しても十分な電荷調整が行われないなど、書込み動作に適した壁電荷形成が不完全になる。そして書込み放電を確実に発生させるためには壁電圧の不足分を補わなければならないために、データ電極に印加する電圧を高くする必要があると考えることができる。
本発明のパネルの駆動方法は、上述のように第2の維持期間を少なくとも維持期間の終わりの期間に配置することにより、続く初期化動作、特に選択初期化動作を安定化し、書込み動作に適した壁電荷形成をおこなっている。なお、第2の維持期間を長くして、第1の立上り時間よりも短い第2の立上り時間をもつ維持パルスの数を多くすると、続く選択初期化動作をより安定して行うことができるが、第2の立上り時間をもつ維持パルスの数がある程度多くなるとその効果はあまり変わらなくなる。ただし、初期化動作の安定化のために必要な第2の立上り時間をもつ維持パルスの数はパネルの点灯率によっても影響を受ける。
ところで、第2の維持期間における維持パルスの立上り時間は電力回収の効率のよい第1の立上り時間Tsよりも短く、電力回収半ばで強制的に電源から電圧印加を行うため、無効電力が増大する傾向がある。したがって、第2の維持期間の長さは必要最小限にとどめることが望ましい。本実施の形態の駆動方法においては、たとえば、42インチのパネルでは、第2の維持期間の長さを維持パルスが5パルス程度含まれる長さにすることで選択初期化動作を安定して行うことができる。そのため無効電力の増加を僅かな範囲内に抑えることができる。
無効電力の増加をさらに小さくするために、放電セルの点灯率に応じて第2の維持期間の時間的な長さを変化させる構成にしてもよい。
図7は、放電セルの点灯率に応じて第2の維持期間の時間的な長さを変化させるプラズマディスプレイ装置の構成を示しており、図3に示したプラズマディスプレイ装置の構成に加えて点灯率検出手段40を備えている。点灯率検出手段40は、各サブフィールドにおいて点灯する放電セル数の全放電セル数に対する割合を示す点灯率を、サブフィールド変換部20のデータをもとに検出する。点灯率検出手段40で検出された各サブフィールドの点灯率はタイミング発生回路15に送られ、タイミング発生回路15は、点灯率にもとづいて第2の維持期間の長さを決定し、スキャンドライバ回路13およびサステインドライバ回路14を制御する。
放電セルの点灯率が小さい場合、パネル1に流れる電流は小さく電圧降下も小さいので各放電セルにかかる電圧は大きくなり放電は強いものとなる。したがって、維持放電によって形成される壁電荷の量は比較的多くなるので、第2の立上り時間をもつ維持パルスの数が少なくてもつぎの初期化動作を安定して行うことができる。一方、放電セルの点灯率が大きい場合、パネル1に流れる電流は大きく電圧降下も大きいので個々の放電セルにかかる電圧は小さくなり放電は弱いものとなる。したがって、維持放電によって形成される壁電荷も小さくなるので、第2の立上り時間をもつ維持パルスの数を多くする必要がある。そこで、放電セルの点灯率が小さい場合には第2の維持期間を短くし、放電セルの点灯率が大きい場合には第2の維持期間を長くするように、放電セルの点灯率に応じて第2の維持期間の長さを変化させることによって無効電力の増加を最小限に抑えながら初期化動作を安定して行うことができる。
また、実施の形態では、初期化期間において初期化放電を発生させるための駆動波形としてランプ電圧波形を用いているが、このランプ電圧波形の代わりに電圧変化率が10V/μs以下で緩やかに変化する緩勾配電圧波形を用いてもよい。ただし、電圧変化率が小さくなりすぎると初期化期間が長くなり階調表示が困難となるので、電圧変化率の下限値については、所望の階調表示が可能となる範囲内に設定される。
さらに、実施の形態では、第1SFの初期化期間は各放電セルの壁電荷状態にかかわらず全セルの初期化放電を行うため、第1SFの直前に配置されるサブフィールド(1フィールド期間の最後のサブフィールド)の維持期間では第2の維持期間を設けなくてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明のプラズマディスプレイパネルの駆動方法によれば、初期化放電を安定して発生させることができ、データ電極に印加する電圧を高くすることなくコントラストの高い画像表示が可能となるので、壁掛けテレビや大型モニター等に用いられるプラズマディスプレイ装置等に有用である。
本発明の実施の形態に用いるプラズマディスプレイパネルの要部を示す斜視図 同プラズマディスプレイパネルの電極配列図 本発明の実施の形態における駆動方法を用いたプラズマディスプレイ装置の構成図 同プラズマディスプレイ装置における維持パルスを発生させるための駆動回路図 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの各電極に印加する駆動波形図 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの維持期間における駆動波形図、発光波形図、およびスイッチング素子の制御信号波形図 本発明の実施の形態において、放電セルの点灯率に応じて第2の維持期間の時間的な長さを変化させるプラズマディスプレイ装置の構成図 従来のプラズマディスプレイパネルの駆動波形図
符号の説明
1 (プラズマディスプレイ)パネル
2 前面基板
3 背面基板
4 走査電極
5 維持電極
9 データ電極
40 点灯率検出手段

Claims (4)

  1. 走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成してなるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    1フィールド期間が初期化期間、書込み期間および維持期間を有する複数のサブフィールドから構成され、
    少なくとも1つのサブフィールドの維持期間は、維持パルスが第1の立上り時間をもつ維持パルスである第1の維持期間と、維持パルスが第1の立上り時間よりも短い第2の立上り時間をもつ第2の維持期間とを有し、
    前記第2の維持期間を少なくとも前記維持期間の終わりの期間を含むように配置したことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 維持期間に放電した放電セルを選択的に初期化するサブフィールドの直前に配置されたサブフィールドの維持期間は、前記第1の維持期間と前記第2の維持期間とを有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 前記第2の維持期間において、前記第2の立上り時間の長さを、自己消去放電が実質的に発生しない値に設定したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 放電セルの点灯率に応じて前記第2の維持期間の長さを変化させることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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