JP4736530B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルの駆動方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」と略記する)として代表的な交流面放電型パネルは、対向配置された前面板と背面板との間に多数の放電セルが形成されている。前面板は、1対の走査電極と維持電極とからなる表示電極が前面ガラス基板上に互いに平行に複数対形成され、それら表示電極を覆うように誘電体層および保護層が形成されている。背面板は、背面ガラス基板上に複数の平行なデータ電極と、それらを覆うように誘電体層と、さらにその上にデータ電極と平行に複数の隔壁とがそれぞれ形成され、誘電体層の表面と隔壁の側面とに蛍光体層が形成されている。そして、表示電極とデータ電極とが立体交差するように前面板と背面板とが対向配置されて密封され、内部の放電空間には放電ガスが封入されている。ここで表示電極とデータ電極とが対向する部分に放電セルが形成される。このような構成のパネルにおいて、各放電セル内でガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線でRGB各色の蛍光体を励起発光させてカラー表示を行っている。
パネルを駆動する方法としてはサブフィールド法、すなわち、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割した上で、発光させるサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う方法が一般的である。また、サブフィールド法の中でも、階調表示に関係しない発光を極力減らしてコントラスト比を向上した新規な駆動方法が特許文献1に開示されている。
たとえば、1フィールド期間は、初期化期間、書込み期間および維持期間を有する8個のサブフィールドで構成されているものとし、それぞれ第1SF、第2SF、・・・、第8SFと略記する。特許文献1によれば、これら8個のサブフィールドのうち第1SFを除くサブフィールドでは前のサブフィールドの維持期間中に点灯した放電セルでのみ初期化動作を行うようにしている。
第1SFの初期化期間の前半部では、走査電極に緩やかに上昇するランプ電圧を印加することにより微弱放電を起こし、書込み動作に必要な壁電荷を各電極上に形成する。このとき後で壁電荷の最適化を図ることを見越して過剰に壁電荷を形成しておく。そして、つづく初期化期間の後半部では、走査電極に緩やかに下降するランプ電圧を印加することにより再び微弱放電を起こし、各電極上に過剰に蓄えられた壁電荷を弱め、各々の放電セルに対して適切な壁電荷に調整する。
第1SFの書込み期間では、表示を行うべき放電セルにおいて書込み放電を起こす。そして、第1SFの維持期間では、走査電極および維持電極に維持パルスを印加し、書込み放電を起こした放電セルにおいて維持放電を起こし、対応する放電セルの蛍光体層を発光させることにより画像表示を行う。
つづく第2SFの初期化期間では、第1SFの初期化期間の後半部と同様の駆動波形、すなわち走査電極に緩やかに下降するランプ電圧を印加する。これは、書込み動作に必要な壁電荷形成を維持放電と同時に行うために、初期化期間の前半部を独立に設ける必要がないためである。したがって、第1SFにおいて維持放電を行った放電セルは微弱放電を起こし、各電極上に過剰に蓄えられた壁電荷を弱め、各々の放電セルに対して適切な壁電荷に調整する。また、維持放電を行わなかった放電セルは第1SFの初期化期間終了時における壁電荷が保たれており、放電することはない。
このように、第1SFの初期化動作は全ての放電セルを放電させる全セル初期化動作であり、第2SF以降の初期化動作は維持放電を行った放電セルのみ初期化する選択初期化動作である。したがって、表示に関係のない発光は第1SFの初期化の微弱放電のみとなりコントラストの高い画像表示が可能となる。
特開2000−242224号公報
近年はパネルの高精細度化にともない放電セル数が増加し、1つの放電セルに対する書込み動作に使える時間が短くなりつつある。また、動画擬似輪郭の改善等、画像表示品質を向上させるためにサブフィールド数を増加させる駆動方法が検討される等、今後ますます書込み動作の高速化が要求されている。
ところで、全ての放電セルを初期化させる全セル初期化動作は上述したように書込み動作に必要な壁電荷を形成する働きをもつが、加えて、放電遅れを小さくし書込み放電を安定して発生させるためのプライミング(放電のための起爆剤=励起粒子)を発生させるという働きをもあわせもつ。したがって、高速書込み動作のためにはプライミングを増やすという方法が有効である。しかし、単純に全セル初期化の回数を増やすと黒表示領域の輝度(以下、「黒輝度」と略記する)が上がってコントラストが低下し、画像表示品質が低下する。
本発明はこれらの課題に鑑みなされたものであり、安定した高速書込みが可能であり、かつ黒輝度の上昇を抑え画像表示品質のよいパネルの駆動方法を提供することを目的とする。
本発明は、走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成してなるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、1フィールド期間は複数のサブフィールドから構成され、1つのサブフィールドは、全セル初期化動作または選択初期化動作を行う初期化期間と、書込み動作を行う書き込み期間と、維持放電動作を行う維持期間とを有し、複数のサブフィールドのうち、画像表示を行う全ての放電セルに対して緩やかに上昇する電圧を走査電極に印加して初期化放電を発生させる全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を、表示すべき画像信号のAPLが所定値以上を満たすごとに1ずつ増加し、所定値未満を満たすごとに1ずつ減少するように構成し、全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を増加させる際に、少なくとも1つの全セル初期化動作を行うサブフィールドにおいて、APLの値が増加するとともに緩やかに上昇する電圧の最大値をフィールドごとにある一定の時間をかけて増加させ、全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を減少させる際に、少なくとも1つの全セル初期化動作を行うサブフィールドにおいてAPLの値が減少するとともに緩やかに上昇する電圧の最大値を所定の電圧値に至るまでフィールドごとにある一定の時間をかけて徐々に減少させた後、全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を減少させることを特徴とする。この方法によれば、安定した高速書込みが可能であり、かつ黒輝度の上昇を抑え画像表示品質のよいパネルの駆動方法を提供することができる。
本発明によれば、安定した高速書込みが可能であり、かつ黒輝度の上昇を抑え画像表示品質のよいパネルの駆動方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態におけるパネルの駆動方法について、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態に用いるパネルの要部を示す斜視図である。パネル1は、ガラス製の前面基板2と背面基板3とを対向配置して、その間に放電空間を形成するように構成されている。前面基板2上には表示電極を構成する走査電極4と維持電極5とが互いに平行に対をなして複数形成されている。そして、走査電極4および維持電極5を覆うように誘電体層6が形成され、誘電体層6上には保護層7が形成されている。また、背面基板3上には絶縁体層8で覆われた複数のデータ電極9が設けられ、データ電極9の間の絶縁体層8上にデータ電極9と平行して隔壁10が設けられている。また、絶縁体層8の表面および隔壁10の側面に蛍光体層11が設けられている。そして、走査電極4および維持電極5とデータ電極9とが交差する方向に前面基板2と背面基板3とを対向配置しており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとして、たとえばネオンとキセノンの混合ガスが封入されている。
図2は本発明の一実施の形態におけるパネルの電極配列図である。行方向にn本の走査電極SCN1〜SCNn(図1の走査電極4)およびn本の維持電極SUS1〜SUSn(図1の維持電極5)が交互に配列され、列方向にm本のデータ電極D1〜Dm(図1のデータ電極9)が配列されている。そして、1対の走査電極SCNiおよび維持電極SUSi(i=1〜n)と1つのデータ電極Dj(j=1〜m)とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
図3は本発明の一実施の形態におけるパネルの駆動方法を使用するプラズマディスプレイ装置の構成図である。このプラズマディスプレイ装置は、パネル1、データ電極駆動回路12、走査電極駆動回路13、維持電極駆動回路14、タイミング発生回路15、AD(アナログ・デジタル)変換器18、走査数変換部19、サブフィールド変換部20、APL(アベレージ・ピクチャ・レベル)検出部30および電源回路(図示せず)を備えている。
図3において、画像信号sigはAD変換器18に入力される。また、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vはタイミング発生回路15、AD変換器18、走査数変換部19、サブフィールド変換部20に入力される。AD変換器18は画像信号sigをデジタル信号の画像データに変換しその画像データを走査数変換部19およびAPL検出部30に出力する。APL検出部30は画像データの平均輝度レベル、すなわちAPLを検出する。走査数変換部19は画像データをパネル1の画素数に応じた画像データに変換しサブフィールド変換部20に出力する。サブフィールド変換部20は各画素の画像データを複数のサブフィールドに対応する複数のビットに分割し、サブフィールド毎の画像データをデータ電極駆動回路12に出力する。データ電極駆動回路12はサブフィールド毎の画像データを各データ電極D1〜Dmに対応する信号に変換し各データ電極D1〜Dmを駆動する。
タイミング発生回路15は水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vをもとにしてタイミング信号を発生し、各々走査電極駆動回路13および維持電極駆動回路14に出力する。走査電極駆動回路13はタイミング信号にもとづいて走査電極SCN1〜SCNnに駆動波形を供給し、維持電極駆動回路14はタイミング信号にもとづいて維持電極SUS1〜SUSnに駆動波形を供給する。ここで、タイミング発生回路15はAPL検出部30から出力されるAPLにもとづいて駆動波形を制御する。詳細は後述するが、APLにもとづいて1フィールドを構成する各々のサブフィールドの初期化動作を全セル初期化動作か選択初期化動作かのいずれかに決定して、1フィールド内の全セル初期化動作の回数を制御するとともに、初期化動作のために走査電極SCN1〜SCNnに印加する電圧も制御する。
つぎに、パネルを駆動するための駆動電圧波形とその動作について説明する。図4は本発明の一実施の形態におけるパネルの各電極に印加する駆動電圧波形図であり、全セル初期化動作を行う初期化期間を有するサブフィールド(以下、「全セル初期化サブフィールド」と略記する)と選択初期化動作を行う初期化期間を有するサブフィールド(以下、「選択初期化サブフィールド」と略記する)に対する駆動電圧波形図である。図4は説明のため第1SFを全セル初期化サブフィールド、第2SFを選択初期化サブフィールドとして示している。
まず、全セル初期化サブフィールドの駆動電圧波形とその動作について説明する。
初期化期間の前半部では、データ電極D1〜Dmおよび維持電極SUS1〜SUSnを接地電位に保持し、走査電極SCN1〜SCNnに対して放電開始電圧以下となる電圧Vpから放電開始電圧を超える電圧Vrに向かって緩やかに上昇するランプ電圧を印加する(以下、初期化期間の前半部において走査電極SCN1〜SCNnに印加する、緩やかに上昇する電圧の最大値を「電圧Vr」として引用する)。すると、全ての放電セルにおいて1回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SCN1〜SCNn上に負の壁電圧が蓄えられるとともに維持電極SUS1〜SUSn上およびデータ電極D1〜Dm上に正の壁電圧が蓄えられる。ここで、電極上の壁電圧とは電極を覆う誘電体層あるいは蛍光体層上に蓄積した壁電荷により生じる電圧をあらわす。このときの初期化放電では、つづく初期化期間の後半部において壁電圧の最適化を図ることを見越して過剰に壁電圧を蓄えておく。こうして蓄えられる過剰な壁電圧は電圧Vrによって制御することができる。そして、詳細は後述するが、電圧Vrの値は常に一定の電圧ではなく、状況に応じて変化させる。
初期化期間の後半部では、維持電極SUS1〜SUSnを正の電圧Vhに保ち、走査電極SCN1〜SCNnに電圧Vgから電圧Vaに向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると、全ての放電セルにおいて2回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SCN1〜SCNn上の壁電圧および維持電極SUS1〜SUSn上の壁電圧が弱められ、データ電極D1〜Dm上の壁電圧も書込み動作に適した値に調整される。このように、全セル初期化サブフィールドの初期化動作は全ての放電セルにおいて初期化放電させる全セル初期化動作である。そしてこのときの放電は初期化期間の前半部において蓄えられた過剰な壁電圧に依存するので、電圧Vrが低く1回目の初期化放電が弱いと2回目の初期化放電も弱くなる。逆に電圧Vrが高いと1回目の初期化放電、2回目の初期化放電ともに相対的に強くなる。
つづく書込み期間では、走査電極SCN1〜SCNnを一旦電圧Vsに保持する。つぎに、データ電極D1〜Dmのうち1行目に表示すべき放電セルのデータ電極Dk(k=1〜m)に正の書込みパルス電圧Vwを印加するとともに、1行目の走査電極SCN1に走査パルス電圧Vbを印加する。このときデータ電極Dkと走査電極SCN1との交差部の電圧は、外部印加電圧(Vw−Vb)にデータ電極Dk上の壁電圧および走査電極SCN1上の壁電圧の大きさが加算されたものとなり、放電開始電圧を超える。そして、データ電極Dkと走査電極SCN1との間および維持電極SUS1と走査電極SCN1との間に書込み放電が起こり、この放電セルの走査電極SCN1上に正の壁電圧が蓄積され、維持電極SUS1上に負の壁電圧が蓄積され、データ電極Dk上にも負の壁電圧が蓄積される。このようにして、1行目に表示すべき放電セルで書込み放電を起こして各電極上に壁電圧を蓄積する書込み動作が行われる。一方、正の書込みパルス電圧Vwを印加しなかったデータ電極と走査電極SCN1との交差部の電圧は放電開始電圧を超えないので、書込み放電は発生しない。以上の書込み動作をn行目の放電セルに至るまで順次行い、書込み期間が終了する。
つづく維持期間では、まず、維持電極SUS1〜SUSnを接地電位に戻し、走査電極SCN1〜SCNnに正の維持パルス電圧Vmを印加する。このとき書込み放電を起こした放電セルにおいては、走査電極SCNi上と維持電極SUSi上との間の電圧は維持パルス電圧Vmに走査電極SCNi上および維持電極SUSi上の壁電圧の大きさが加算されたものとなり放電開始電圧を超える。そして、走査電極SCNiと維持電極SUSiとの間に維持放電が起こり、走査電極SCNi上に負の壁電圧が蓄積され、維持電極SUSi上に正の壁電圧が蓄積される。このときデータ電極Dk上にも正の壁電圧が蓄積される。書込み期間において書込み放電が起きなかった放電セルでは維持放電は発生せず、初期化期間の終了時における壁電圧状態が保持される。つづいて、走査電極SCN1〜SCNnを接地電位に戻し、維持電極SUS1〜SUSnに正の維持パルス電圧Vmを印加する。すると、維持放電を起こした放電セルでは、維持電極SUSi上と走査電極SCNi上との間の電圧が放電開始電圧を超えるので再び維持電極SUSiと走査電極SCNiとの間に維持放電が起こり、維持電極SUSi上に負の壁電圧が蓄積され走査電極SCNi上に正の壁電圧が蓄積される。以降同様に、走査電極SCN1〜SCNnと維持電極SUS1〜SUSnとに交互に輝度重みに応じた維持パルスを印加することにより、書込み期間において書込み放電を起こした放電セルで維持放電が継続して行われる。なお、維持期間の最後には走査電極SCN1〜SCNnと維持電極SUS1〜SUSnとの間にいわゆる細幅パルスを印加して、データ電極Dk上の正の壁電荷を残したまま、走査電極SCN1〜SCNnおよび維持電極SUS1〜SUSn上の壁電圧を消去している。こうして維持期間における維持動作が終了する。
つづいて選択初期化サブフィールドの駆動電圧波形とその動作について説明する。
初期化期間では、維持電極SUS1〜SUSnを電圧Vhに保持し、データ電極D1〜Dmを接地電位に保持し、走査電極SCN1〜SCNnに電圧Vqから電圧Vaに向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると前のサブフィールドの維持期間で維持放電を行った放電セルでは微弱な初期化放電が発生し、走査電極SCNi上および維持電極SUSi上の壁電圧が弱められ、データ電極Dk上の壁電圧も書込み動作に適した値に調整される。一方、前のサブフィールドで書込み放電および維持放電を行わなかった放電セルについては放電することはなく、前のサブフィールドの初期化期間終了時における壁電荷状態がそのまま保たれる。このように、選択初期化サブフィールドの初期化動作は前のサブフィールドで維持放電を行った放電セルにおいて初期化放電させる選択初期化動作である。
書込み期間および維持期間については、全セル初期化サブフィールドの書込み期間および維持期間と同様であるため説明を省略する。
つぎに、本発明の一実施の形態におけるパネルの駆動方法のサブフィールド構成について説明する。一実施の形態においては、1フィールドを10のサブフィールド(第1SF、第2SF、・・・、第10SF)に分割し、各サブフィールドはそれぞれ(1、2、3、6、11、18、30、44、60、80)の輝度重みをもつものとして説明するが、サブフィールド数や各サブフィールドの輝度重みが上記の値に限定されるものではない。
図5は、本発明の一実施の形態におけるパネルの駆動方法のサブフィールド構成を示す図であり、表示すべき画像信号のAPLにもとづいてサブフィールド構成を切換えている。図5(a)は、APLが6%未満の画像信号時に使用する構成であり、第1SFの初期化期間のみ全セル初期化動作を行い、第2SF〜第10SFの初期化期間は選択初期化動作を行うサブフィールド構成である。図5(b)は、APLが6%以上15%未満の画像信号時に使用する構成であり、第1SFおよび第4SFは全セル初期化サブフィールド、第2SF、第3SFと第5SF〜第10SFは選択初期化サブフィールドとなっている。図5(c)は、APLが15%以上の画像信号時に使用する構成であり、第1SF、第4SF、第6SFは全セル初期化サブフィールド、第2SF、第3SF、第5SF、第7SF〜第10SFは選択初期化サブフィールドとなっている。すなわち、APLに対して2つのしきい値6%、15%が存在し、APLがしきい値6%未満の場合は1フィールド期間内の全セル初期化サブフィールドの数(以下、「全セル初期化回数」と略記する)は1回、しきい値6%以上、しきい値15%未満の場合には全セル初期化回数が2回、しきい値15%以上の場合には全セル初期化回数が3回のサブフィールド構成となっている。なお、以下に2つのしきい値6%、15%をそれぞれしきい値TH1、しきい値TH2と記する。つぎの表1に上述のサブフィールド構成とAPLとの関係を示した。
Figure 0004736530
しかしながら、全セル初期化回数だけを単純に増減させると、しきい値付近でAPLが頻繁に変化したとき黒表示領域の輝度、すなわち黒輝度も頻繁に変動し、画像表示品質を著しく低下させてしまう。たとえばAPLがしきい値TH1付近で5、6、5、6、・・・(%)と変化すると全セル初期化回数が1、2、1、2、・・・(回)と頻繁に増減し、本来一定であるべき黒輝度も頻繁に変動するので見苦しい画像となってしまう。そこで、本実施の形態においては、全セル初期化回数をAPLに依存して増減させる際に、全セル初期化回数だけを即座に増減させるのではなく、電圧Vrの値を徐々に増加あるいは減少させていきある一定の時間をかけて全セル初期化回数を増減させている。
図6は、本発明の一実施の形態において第4SFの全セル初期化期間における電圧Vrの変化を模式的に示す図である。具体的には、初期化回数を1回から2回に増加させる場合、図6に示すように、第1SFにおける電圧Vrの値は電圧Vrmax(V)で一定であるが、第4SFにおける電圧Vrの値は、最初のサブフィールドでは電圧Vrmax(V)より低い電圧Vrmin(V)に設定し、その後フィールド毎に徐々に電圧を増加させ、ある一定の時間をかけて電圧値を電圧Vrmax(V)に至らせる。初期化回数を2回から3回に増加させるときも同様に、第1SFおよび第4SFにおける電圧Vrの値は電圧Vrmax(V)一定であるが、第6SFにおける電圧Vrの値は、最初のサブフィールドでは電圧Vrmin(V)に設定し、その後フィールド毎に徐々に電圧を増加させ、ある一定の時間をかけて電圧Vrmax(V)に至らせる。
逆に、初期化回数を3回から2回に減少させるときは、第1SFおよび第4SFにおける電圧Vrの値は電圧Vrmax(V)で一定とし、第6SFにおける電圧Vrの値を電圧Vrmax(V)からフィールド毎に徐々に減少させ、ある一定の時間をかけて電圧Vrmin(V)に至った後、第6SFを選択初期化に切換える。初期化回数を2回から1回に減少させるときも同様に、第1SFにおける電圧Vrの値は電圧Vrmax(V)一定とし、第4SFにおける電圧Vrの値を電圧Vrmax(V)からフィールド毎に徐々に減少させ、ある一定の時間をかけて電圧Vrmin(V)に至った後、第4SFを選択初期化に切換える。
初期化回数を1回から3回に増加させる場合、または3回から1回に減少させる場合においては、第4SFと第6SFの両方の初期化期間における電圧Vrの値を徐々に増加または減少させればよい。あるいはこの場合にはAPLの大きな変化をともない黒輝度の変化が目に付き難いので、電圧Vrを電圧Vrmax(V)に固定したまま初期化回数を即座に増減させてもよい。
つぎに、電圧Vrmax(V)および電圧Vrmin(V)の設定方法について以下に説明する。図7は、全セル初期化回数1回あたりの電圧Vrの値と黒輝度との関係を示す図である。このパネルの測定例では電圧Vrが280(V)以下の場合には放電は発生せず、したがって黒輝度は0(cd/cm)である。すなわち実質的には選択初期化動作と同様の動作になる。そして電圧Vrが280(V)以上では、電圧Vrが7(V)上昇する毎に黒輝度がほぼ0.01(cd/cm)の割合で増加し、電圧Vrが420(V)のとき黒輝度は0.2(cd/cm)となる。
本実施の形態では、初期化回数が1回のときの駆動時に必要なプライミングを確保するために、電圧Vrmax(V)=420(V)と設定した。そして、電圧Vrmin(V)としては、黒輝度=0(cd/cm)となる270(V)に設定した。また、電圧Vrが電圧Vrmin(V)から電圧Vrmax(V)に変化する時間としては、数秒〜数十秒程度に設定するのが望ましく、本実施の形態においては約5秒に設定した。このとき電圧Vrが連続的に変化するものと仮定すると、1フィールドあたりの電圧Vrの変化は約0.5(V)、黒輝度の変化は約0.0007(cd/cm)程度となるため、たとえばAPLがしきい値TH1付近で5、6、5、6、・・・(%)と変化しても、黒輝度は実質上一定である。
このように、電圧Vrの値が420(V)に至ったときの黒輝度は、全セル初期化回数が1回のとき0.2(cd/cm)、2回のとき0.4(cd/cm)、3回のとき0.6(cd/cm)であるが、本実施の形態によれば全セル初期化回数を増減させる際に電圧Vrを徐々に変化させることにより、黒輝度の変動が目に付き難く、画像表示品質を向上させることができる。
さらに、表1に示したように、APLの高い画像表示時においては黒表示領域が無いかわずかの面積であると考えられるので、全セル初期化サブフィールドの数を増やしプライミングを増やすことによって放電の安定化を図っている。逆に、APLの低い画像表示時においては黒の画像表示領域が広いと考えられるため全セル初期化サブフィールドの数を減らし、黒表示品質を向上している。したがって、輝度の高い領域があってもAPLが低ければ黒輝度が低くコントラストの高い画像表示が可能となる。
なお、全セル初期化期間に走査電極SCN1〜SCNnに印加する電圧Vrの値、電圧Vrmin(V)、電圧Vrmax(V)は上記実施の形態に限定されるものではなく、パネルの特性に応じて最適に設定されることが望ましい。また、電圧Vrを変化させる時間についても同様である。
なお、上述の実施の形態においては、電圧Vrを変化させる際の時間は一定であるものとして説明したが、たとえばAPLに依存して、APLが低い画像信号に対しては電圧Vrの値をゆっくりと変化させ、APLが高い画像に対しては速やかに変化させてもよい。このように制御すると、APLが高くなると速やかに初期化放電が強まり必要なプライミングが供給され、APLが低くなると電圧Vrがゆっくり変化するので黒輝度の変化も抑制される。
このように、APLが低いときは全セル初期化回数を減らし、APLが高いときは全セル初期化回数を増やすとともに、全セル初期化期間に走査電極に印加するランプ電圧の上限電圧Vrを徐々に変化させることによって、安定した高速書込みが可能となり、かつ黒輝度の上昇を抑えたパネルの駆動方法を実現することができる。さらに全セル初期化回数を制御する際に、初期化電圧を制御することにより、黒輝度の変動を抑制することができ、品質のよい画像表示が可能となる。
なお、1フィールドを10のサブフィールドで構成し、全セル初期化回数を1回〜3回に制御する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明のパネルの駆動方法は、安定した高速書込みが可能であり、かつ黒輝度の上昇を抑え画像表示品質のよいパネルの駆動が可能となり、プラズマディスプレイパネルを用いた画像表示装置等として有用である。
本発明の一実施の形態に用いるパネルの要部を示す斜視図 同パネルの電極配列図 同パネルの駆動方法を使用したプラズマディスプレイ装置の構成図 同パネルの各電極に印加する駆動電圧波形図 同パネルの駆動方法のサブフィールド構成を示す図 本発明の一実施の形態において第4SFの全セル初期化期間における電圧Vrの変化を模式的に示す図 全セル初期化回数1回あたりの電圧Vrの値と黒輝度との関係を示す図
符号の説明
1 パネル
2 前面基板
3 背面基板
4 走査電極
5 維持電極
9 データ電極
15 タイミング発生回路
30 APL検出部

Claims (1)

  1. 走査電極および維持電極とデータ電極との交差部に放電セルを形成してなるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、1フィールド期間は複数のサブフィールドから構成され、1つのサブフィールドは、全セル初期化動作または選択初期化動作を行う初期化期間と、書込み動作を行う書き込み期間と、維持放電動作を行う維持期間とを有し、前記複数のサブフィールドのうち、画像表示を行う全ての放電セルに対して緩やかに上昇する電圧を前記走査電極に印加して初期化放電を発生させる全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を、表示すべき画像信号のAPLが所定値以上を満たすごとに1ずつ増加し、所定値未満を満たすごとに1ずつ減少するように構成し、前記全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を増加させる際に、少なくとも1つの全セル初期化動作を行うサブフィールドにおいて、APLの値が増加するとともに前記緩やかに上昇する電圧の最大値をフィールドごとにある一定の時間をかけて増加させ、前記全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を減少させる際に、少なくとも1つの全セル初期化動作を行うサブフィールドにおいてAPLの値が減少するとともに前記緩やかに上昇する電圧の最大値を所定の電圧値に至るまでフィールドごとにある一定の時間をかけて徐々に減少させた後、前記全セル初期化動作を行うサブフィールドの数を減少させることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
JP2005142662A 2005-05-16 2005-05-16 プラズマディスプレイパネルの駆動方法 Expired - Fee Related JP4736530B2 (ja)

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