JP2004204571A - 路面清掃車の側ブラシ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側ブラシ52の油圧モータM(回転中心)が吸引フード11の張り出し側端であるブラシ軸40aの外側端40bよりもさらに側方に位置するように側ブラシ52が張り出す。これにより側ブラシ52の吸引フード11からの側方張り出し量は側ブラシ52直径の半分以上となる。車両側面91と縁石Qとの距離を同じとした場合、吸引フード11の側方張り出し量としては、側ブラシ52の張り出し量が多くなった分だけ小さくなる。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、路面清掃車の側ブラシ装置に関し、車両側方に張り出して接地する吸引フードから、側ブラシが更に側方に張り出すようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来上記のような側ブラシ装置として、特許文献1では、吸引フードが車体側面から側方に張り出し、その吸引フードに側ブラシが揺動するように支持され、その側ブラシは接地されて回転すると側方に張り出し移動するようにしてある。側ブラシ前方を吸引フードの前部が覆っており、側ブラシは吸引フードの最も張り出している端部分よりも内側に回転中心が位置しており、吸引フードからの側ブラシ張り出し量はブラシ直径の半分以下である。
また、特許文献2には、車両側方へ張り出し、かつ昇降する吸引フードに揺動かつ昇降するように側ブラシが支持されており、側ブラシがばねで張り出し方向に付勢されて側ブラシの一部(ブラシ直径の1/4程度)が吸引フードの張出端より側方に突出しているものが開示されている。
特許文献3、4には、側ブラシの側方張り出しと連動する側ブラシカバーが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特公昭45−27746公報
【特許文献2】
特許3067710号公報
【特許文献3】
特公平5−71723号公報
【特許文献4】
特許2792547号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1では、車体側面からの吸引フードの前部の側方張り出し量が大きく、路肩に大きなサイズの障害物があると吸引フードがこれに衝突して損傷する問題がある。また、特許文献2のものでは、吸引フードからの側ブラシの張り出し量は特許文献1のものに比べて更に小さいから、ますます路肩障害物との衝突が避け難い構造となっている。この発明の課題は、吸引フードの車体側面からの張り出し量を小さくできる側ブラシ装置を提供しようとするものである。
また、特許文献1、2では、吸引フードを持ち上げて車体下部に格納すると同時に側ブラシも持ち上げられる構造となっているので、吸引フードを車体下部に格納した状態で側ブラシだけを降下させて側方に張り出させることができない。そのため、側ブラシを交換しようとする時には吸引フードの内側空間内に側ブラシがある状態で交換せねばならず、吸引フードが邪魔になって交換作業が容易でないという問題もある。この発明の他の課題は、フード内側空間から下方に側ブラシを取り出し状態として側ブラシ交換を容易に行ない得る上記側ブラシ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のため、本願では、路面清掃車のシャーシ下部から側方に張り出して接地する吸引フードと、その吸引フードに車両幅方向に揺動し、かつ、昇降するように側ブラシ支持機構により支持された側ブラシとを備えた路面清掃車の側ブラシ装置において、張り出し状態の前記側ブラシの回転中心が吸引フードの張り出し方向外側端よりも更に外側に位置するように側ブラシを吸引フードに側ブラシ支持機構により支持し、吸引フードの張り出し方向外側端前端部に側ブラシの前方に位置する揺動カバーの基端部を枢着し、その揺動カバーと側ブラシ支持機構とを連動部材で連結して、揺動カバーと側ブラシ支持機構とが連動して吸引フードに対して張り出し方向内外に揺動するように構成したことを特徴とする。車両側面からの吸引フードの張り出し量は、車両側面からの側ブラシの張り出し量の1/3以下に設定される。
【0006】
これによれば、側ブラシの回転中心が吸引フードの張り出し側端よりもさらに側方にあるので、側ブラシの吸引フードからの側方張り出し量は側ブラシ直径の半分以上となる。従って、車両側面と縁石との距離を同じとした場合、吸引フードの側方張り出し量としては、側ブラシの張り出し量が多くなった分だけ小さくでき、従来よりサイズの大きな路肩障害物があっても衝突しにくくなる。
吸引フードはフード張り出し装置とフード昇降装置に連結され、その吸引フードに側ブラシ昇降張出装置を備え、側ブラシ昇降張出装置は側ブラシをフードの張り出し昇降と独立して昇降させる駆動源を備えているとよい。これによれば、吸引フードを持ち上げて格納した状態で吸引フード内側空間から側ブラシを降下させて張り出させることができるので、吸引フードに邪魔されずに側ブラシの交換ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1,2に示す路面清掃車1において、シャーシ2の下側には、前輪3と後輪4との間に本願側ブラシ装置10が配置されている。側ブラシ装置10は図2に示すように車両進行方向の左右に、左側路肩用、右側路肩用の各一基づつが配置されている。側ブラシ装置10は左右で対象となっている他は同じ構造であるので、一方(左側路肩用)の側ブラシ装置10を説明する。
側ブラシ装置10において、吸引フード11から説明する。吸引フード11において所定幅の天板12は、路面Rに平行な車両前後方向の中央部分13から前方と後方とに夫々下向きに傾斜した前方傾斜部14、後方傾斜部15とから成る屋根形状を成す。後方傾斜部15の後端部には天板12と同じ幅で、下側が開口したブラシ収容室16を形成するブラシカバー17が溶着してある。天板12の車両幅方向内側となる端面には、天板12の前端部からブラシカバー17を超える後方部分までに内側板18が溶着されている。天板12の車両幅方向外側となる端面には、前後方向の略中央からブラシカバー17を超える後方部分までに外側板19が溶着されている。
【0008】
内側板18には、外側板19の前端部19aと略対応する位置に、垂直方向の空気室前板20の一端が溶着されている。空気室前板20は外側板19から車両幅方向に所定量奥まった位置で後方に屈曲した後方屈曲板部21に形成され、その後、再度外側に屈曲して外側板接続板部22に形成され、その外側板接続板部22が外側板19に溶着されている。外側板接続部22は、上下方向の略中間位置から前方に向けて傾斜している。空気室前板20は上部が天板12に接続され、空気室前板20の下端には、内、外側板18,19の間に底板23が溶着してあり、底板23と天板12、内、外側板18,19、空気室前板20及びブラシカバー17の前側部分とにより空気室24が形成されている。空気室24には、天板12を貫通して空気吐出ダクト25が連通されている。底板23の後端縁とブラシカバー17の前側部分下端との間には、空気噴出口26が内、外側板18,19間に開口、形成されている。また、底板23には天板12の後方傾斜部15を貫通して吸い込みダクト27が開口しており、後述する塵埃吸引空間Sに連通している。空気吐出ダクト25はシャーシ2上のブロア28の空気吹き出し側に連通され、吸い込みダクト27は、塵埃回収用のホッパ29に開口している。ホッパ29はブロア28の吸引側に連通しており、前記吸い込みダクト27にはブロア28により吸引力が生じる。
【0009】
内、外側板18,19の下部には、路面Rに摺接する側ゴムフラップ31,32が設けてある。底板23の前部には路面Rとの間をシールするための回収室ゴムフラップ33が設けてある。ブラシカバー17の後側部分の下端には後部ゴムフラップ34が、天板12前端の下方屈曲部35には前部ゴムフラップ36が設けてある。左右の側ゴムフラップ31,32と回収室ゴムフラップ33、後部ゴムフラップ34とでブラシ収容室16と底板23の下方空間が外部空間から仕切られ、底板23下方に塵埃吸引空間Sが形成されている。また、空気室前板20の前方空間は、外側板19の前方部分が側方に開口した側ブラシ収容空間37となっている。
ブラシカバー17の内側には掃き込みブラシ40が水平軸線回りで前方に向けて路面Rの塵埃を下から掃き上げるように支持されている。掃き込みブラシ40は両端が揺動アーム41,42先端に回動自在に支持されており、左右の揺動アーム41,42の他端は内、外側板18,19の外面に上下方向に揺動可能に軸支されている。前記外側板19は、空気室前板20の外側板接続板部22との接合位置まで、空気室前板20の上下長さより少し狭い上下幅で前端から切り欠かれており、後述する側ブラシ52が側ブラシ収容空間37に格納された時に、側ブラシ支持機構50の揺動ブラケット51と平行リンク54との干渉を避ける逃げ空間を形成している。
【0010】
外側板接続板部22からは外側に向けてブラケット45が固着してある。ブラケット45の先端は外側板19よりも側方に突出している。側ブラシ支持機構50の揺動ブラケット51が前記ブラケット45に垂直軸回りに揺動するように支持されている。揺動ブラケット51には、先端に側ブラシ52を回転するように設けた取付ブラケット53が上下の平行リンク54により昇降可能に支持されている。揺動ブラケット51と下側の平行リンク54との間には側ブラシ52を持ち上げる方向に荷重を付与するスプリング55が介装されている。下側の平行リンク54と吐出ダクト25の下側部分との間には、側ブラシ52の張り出し量を定めるチェン56が連結されている。
【0011】
吸引フード11の内、外側板18,19は、図1,3に示すように、空気室24と対応する部分の上端部が天板12より上方に突出した突出部60に形成されている。内側板18と外側板19の突出部60は横枠61で接続されている。この横枠61とシャーシ2下側のブラケット62との間は、夫々横枠61とブラケット62との接続部をボールジョイントとした一対の支持リンク63からなる平行リンクで接続してある。こうして吸引フード11は、シャーシ2に対して上下と張り出し方向内外に移動可能に支持されている。
【0012】
次に側ブラシ52の昇降張出装置70を説明する。前記天板12の前方傾斜部14の上側に、側ブラシリフトシリンダ(駆動源)71が取り付けてある。側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72先端には動滑車73が回転自在に設けてある。天板12上には、プーリブラケット74が固着してあり、プーリブラケット74には水平軸線回りに回転自在なガイドプーリ75と車両幅方向内側に向けて傾斜した軸線回りに回転自在な傾斜プーリ76とが設けてある。天板12下方において、一端を前記取付ブラケット53に連結された引っ張り索(ワイヤ)77は、天板12に設けた貫通孔78を通って天板12上方に引き出され、前記傾斜プーリ76、ガイドプーリ75、前記動滑車73を経て、その他端がプーリブラケット74に固着してある。側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を後退端まで引き込むと、ワイヤ77を介して側ブラシ52は吸引フード11の側ブラシ収容空間37に収容される収容位置P1に位置する。一方、ピストンロッド72を前進端まで突出すると、前記ワイヤ77は弛むので、吸引フード11が後述の格納位置S1に持ち上げられている時には側ブラシ52は接地するまで下方に下降し、清掃作業時に吸引フード11が接地しているときには、側ブラシ52が回転されることで前記チェン56により制限される張り出し位置P2まで側ブラシ52が外方に張り出すことになる。この張り出し状態では、側ブラシ52の回転中心(側ブラシ回転用油圧モータM)は、吸引フード11の最も外側部分(この実施形態では、掃き込みブラシ40のブラシ軸40aの外側端40b)よりも更に外方に位置している(図2)。
【0013】
吸引フード11の張り出し方向外側端前端部には、側ブラシ52の前方に位置する揺動カバー80の基端部が垂直軸線回りに回動するように枢着してある。この揺動カバー80は、図示しない弾性部材によって側方外側に開くように付勢されている。また、揺動カバー80は、図4,5に示すように、張り出し位置P2にある側ブラシ52の前方に立ち塞がるように形成され、揺動カバー80の下部は弾性フラップ80aとなっている。揺動カバー80と側ブラシ52の取付ブラケット53とは、ワイヤ等の連結部材81で連結されており、側ブラシ52が収容位置P1に向けて移動すると連結部材81により揺動カバー80が引っ張られて吸引フード11の外側開口に接近して略吸引フード11の外側側面に沿う状態となり、また、その状態から側ブラシ52が張り出し方向に移動すると、揺動カバー80は、前記図示しない弾性部材のばね力で外側に揺動する。前記連結部材81の長さは、側ブラシ52が張り出し位置P2にある時、揺動カバー80が吸引フード11の側面に対して直交する位置となるように設定されている。
【0014】
吸引フード11は、天板12の前後に昇降チェン85が連結され、その昇降チェン85を、シャーシ2側に設けたフードリフトシリンダ86に接続してフード昇降装置87を構成している。また、吸引フード11の内側板18には、シャーシ2から垂下されたブラケット88に一端を上下方向に揺動するように軸支したフード張り出しシリンダ89のピストンロッド先端が水平軸回りに回動自在に連結されフード張り出し装置90を構成している。フードリフトシリンダ86により昇降チェン85を引き上げて吸引フード11を路面Rから離間し、かつ、フード張り出しシリンダ89のピストンロッド先端を後退端まで引き込むと、吸引フード11はシャーシ2内側となる格納位置S1に格納される。また、フードリフトシリンダ86により昇降チェン85を緩め、図4のように、フード張り出しシリンダ89のピストンロッド先端を前進端に突出させると、吸引フード11が車両側方に張り出して接地する接地位置S2に位置する。この接地位置S2では、図1に示すように、車両側面91からの吸引フード11の張り出し量(ブラシ軸端40bまでの寸法)L1は、車両側面91からの側ブラシ52の張り出し量L2の1/3以下に設定されている。
【0015】
このような構成において、路肩清掃作業時には、吸引フード11が格納位置S1にある状態で、フードリフトシリンダ86により昇降チェン85を緩めると共にフード張り出しシリンダ89のピストンロッド先端を前進端に突出させると、吸引フード11は車両側面91から僅かに側方に張り出して路面Rに接地する。略同時に、側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を前進端まで突出してワイヤ77を緩めて側ブラシ52を接地状態とする。次いで側ブラシ52を回転すると、その回転による路面Rからの回転反力で側ブラシ52は吸引フード11内側から外方に張り出す。側ブラシ52が外方に張り出すと、揺動カバー80も図示しない弾性部材のばね力で外側に開く。この状態で路肩の清掃を行なう。側ブラシ52の最も外側縁52aが縁石Qに触れる程度に路面清掃車1と縁石Qとの距離を保ちながら清掃が行なわれる。側ブラシ52の回転により路肩部分の塵埃が吸引フード11内方に掃き寄せられ、その後、その塵埃は塵埃吸引空間Sで空気噴出口26から噴出される空気で路面Rから吹き上げられて吸い込みダクト27からホッパ29へと回収される。塵埃吸引空間Sでは、掃き込みブラシ40によって掃き上げられた塵埃も同様の作用で回収される。
【0016】
清掃途中において、図6の(a)から(b)に示すように、路肩部分に障害物Tがあると、その障害物Tに押されて揺動カバー80は後方に揺動して逃げ、同様に、側ブラシ52も障害物Tによりフード11内側に向けて揺動して逃げる。側ブラシ52の張り出し量は、チェン56が張られた位置で定まり、この発明では、側ブラシ52の回転中心が吸引フード11の最も外側部分(ブラシ軸40aの外側端40b)よりも外側となるので、側ブラシ52の吸引フード11に対する張り出し量は、従来より大幅に大きくなっていて、側ブラシ52の直径の2/3程度が吸引フード11より外方に張り出している。縁石Qと車両側面91との距離を同じとしたとき、側ブラシ52が接地位置S2の吸引フード11に対して、従来より大きく張り出しているため、吸引フード11の最も外側部分(ブラシ軸40aの外側端40b)は、側ブラシ52の張り出し量が大きくなった分、車両側面91に近い位置となっている。そのため、上記のように揺動カバー80、側ブラシ52が吸引フード11方向に退避揺動できる路肩部分の障害物Tのサイズとしては、側ブラシ52径の半分程度までの大きさが許容されることになり、その程度の障害物Tがあっても、接地位置S2にある吸引フード11と障害物Tとが衝突することはなく、吸引フード11の損傷事故を少なくできる。従来のものでも路肩障害物Tにより側ブラシ52がフード内方に退避できる構造ではあるが、側ブラシ52のフードからの張り出し量が小さく車両側面91からのフード張り出し量が大きいために、本願で許容される程度の大きさの障害物Tがあった場合には、その障害物Tにフードが衝突してしまうという問題があったのである。
【0017】
次に側ブラシ52が摩耗してくると、交換する必要が生じる。図7に示すように、吸引フード11は格納位置S1に持ち上げてあり、また、側ブラシ52も吸引フード11の側ブラシ収容空間37内に収容されている状態において、先ず、取付ブラケット53から連結部材81の一端を外すことで、揺動カバー80を図示しない弾性部材によって外側に揺動させる。その後、側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を前進させる。ワイヤ77が弛む方向となるために側ブラシ52はフード11の側ブラシ収容空間37から下方に下降して路面Rに接地する。ワイヤ77は弛んでいるので、作業者は側ブラシ支持機構50を外側へ揺動させて側ブラシ52をさらに側方に引き出す。この状態で側ブラシ52を交換する。吸引フード11の収容空間37内から側ブラシ52が下方かつ側方に取り出された状態で側ブラシ52を交換するため、側ブラシ52の周囲を吸引フード11が囲んでいないので、交換作業が容易となる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本願では、吸引フードの側方張り出し量が小さくでき、従来よりサイズの大きな路肩障害物があっても衝突しにくくなる。
また、吸引フードを持ち上げて格納した状態で吸引フード内側空間から側ブラシを降下させて張り出させることができるので、吸引フードに邪魔されずに側ブラシの交換ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側ブラシ装置を備えた路面清掃車である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1に示す側ブラシ装置の拡大図である。
【図4】図3のIV視図である。
【図5】図3のV視図である。
【図6】路肩部分の障害物を介して側ブラシがフード内側に向けて移動する状態を説明する図であり、(a)は障害物に押される前、(b)は押された後の状態を示す。
【図7】フードを格納位置に持ち上げた状態で側ブラシを路面に接地させた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 路面清掃車
2 シャーシ
10 側ブラシ装置
11 吸引フード
40b ブラシ軸端(吸引フードの張り出し方向外側端)
50 側ブラシ支持機構
52 側ブラシ
70 側ブラシ昇降張出装置
71 側ブラシリフトシリンダ(駆動源)
80 揺動カバー
81 連動部材
87 フード昇降装置
90 フード張り出し装置
91 車両側面
M 側ブラシ回転用油圧モータ(回転中心)
Claims (3)
- 路面清掃車のシャーシ下部から側方に張り出して接地する吸引フードと、その吸引フードに車両幅方向に揺動し、かつ、昇降するように側ブラシ支持機構により支持された側ブラシとを備えた路面清掃車の側ブラシ装置において、張り出し状態の前記側ブラシの回転中心が吸引フードの張り出し方向外側端よりも更に外側に位置するように側ブラシを吸引フードに側ブラシ支持機構により支持し、吸引フードの張り出し方向外側端前端部に側ブラシの前方に位置する揺動カバーの基端部を枢着し、その揺動カバーと側ブラシ支持機構とを連動部材で連結して、揺動カバーと側ブラシ支持機構とが連動して吸引フードに対して張り出し方向内外に揺動するように構成したことを特徴とする路面清掃車の側ブラシ装置。
- 吸引フードはフード張り出し装置とフード昇降装置に連結され、その吸引フードに側ブラシ昇降張出装置を備え、側ブラシ昇降張出装置は側ブラシをフードの張り出し昇降と独立して昇降させる駆動源を備えている請求項1記載の側ブラシ装置。
- 車両側面からの吸引フードの張り出し量を、車両側面からの側ブラシの張り出し量の1/3以下に設定したことを特徴とする請求項2記載の路面清掃車の側ブラシ装置。
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