JP2004198350A - 厚み測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】厚みの測定に熟練していない者であっても、容易に、かつ正確に厚みを精密測定することのできる厚み測定器を提供すること
【解決手段】被測定部材26をその両側方から接触子で挟み込むことで、被測定部材26の厚みを精密測定する厚み測定器10において、両側方に配置される接触子のうち、一側方の接触子は測定ゲージ10の軸部Oの軸線方向に移動可能な可動接触子25で、他側方の接触子は測定ゲージ10を固定するフレーム13に設けられた固定接触子15で、固定接触子15は少なくとも2個以上設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】被測定部材26をその両側方から接触子で挟み込むことで、被測定部材26の厚みを精密測定する厚み測定器10において、両側方に配置される接触子のうち、一側方の接触子は測定ゲージ10の軸部Oの軸線方向に移動可能な可動接触子25で、他側方の接触子は測定ゲージ10を固定するフレーム13に設けられた固定接触子15で、固定接触子15は少なくとも2個以上設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、台金や板材などのワークの厚みを容易に、かつ正確に精密測定することのできる厚み測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、台金や板材などのワークの厚みの精密測定には、マイクロメータやダイヤルゲージなどが用いられている。マイクロメータは、きわめて精密なピッチをもつねじスピンドルを測定手段として用いた測定器で、図4に示すように構成されている。図4(a)はマイクロメータの測定状態の正面図で、図4(b)は側面図である。マイクロメータ1は、U字状のフレーム2の先端近傍にアンビル3の測定面4とスピンドル5の測定面6とが対向するような配置で構成されており、シンブル7を回転することによってスピンドル5を軸方向に移動させて測定面4,6でワーク8を挟み込み、ワーク8の厚みを精密測定する厚み測定器である。
【0003】
また、ダイヤルゲージは、円形ケースから突設されたスリーブ状のステムの内側にガイドされて直線的に動きうるスピンドルを備えて構成されており、スピンドルの動きを円形ケース内の目盛盤および指針によって読み取る測定器である。たとえば、定盤に対して特定の高さとなるように固定手段でダイヤルゲージを固定し、定盤上に載置されたワークの上面にスピンドルを当接して、ワークの厚みの精密測定に用いられる。このような、マイクロメータについてはJIS B7502に、ダイヤルゲージについてはJIS B7503に規定されている。
【0004】
また、上述したようなダイヤルゲージを用いたワークの厚み測定装置として、ワークが載置される支持手段と、ワークが側面より当てられるガイド手段と、ワークをガイド手段とともに両側より支持する側方に進退可能な横押え手段と、ワークの厚みを測定する測定手段(ダイヤルゲージ)とを設けた測定装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0005】
【特許文献1】
特開平8−114401号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したマイクロメータ1において、対向する2つの測定面4,6で挟み込むので、ワーク8に対してマイクロメータ1がふらつき易く、スピンドル5の軸方向とワーク8の厚み方向とを正確に一致させるためには、一定の技量が必要になるという問題あった。つまり、その技量がない者は、測定時にマイクロメータ1がふらついてしまい、正確に厚みを精密測定することができないということである。また、ダイヤルゲージでワークの厚みを測定するには、定盤や固定手段などが必要になり、可搬性が悪いという問題や、正確に測定するにはダイヤルゲージのスピンドルをワークに対して垂直に固定するための技量が必要であった。また、特許文献1に記載の測定装置は、非常に大掛かりな測定装置であり、加工中のワークを加工機に載置した状態での測定を行うことができなかった。
【0007】
本発明は、このような背景の下になされたものであって、厚みの測定に熟練していない者であっても、容易に、かつ正確に厚みを精密測定することのできる厚み測定器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る厚み測定器は、被測定部材をその両側方から接触子で挟み込むことで、前記被測定部材の厚みを精密測定する厚み測定器において、前記両側方に配置される接触子のうち、一側方の接触子は測定ゲージの軸部の軸線方向に移動可能な可動接触子で、他側方の接触子は前記測定ゲージを固定するフレームに設けられた固定接触子で、該固定接触子は少なくとも2個以上設けられていることを特徴とする。
【0009】
この発明の厚み測定器において、フレームに固定された複数の固定接触子に被測定部材の一側面を当接させ、測定ゲージの軸部に連動している可動接触子を他側面に当接させる構成となっているので、被測定物に対して厚み測定器がふらつくことが防止される。つまり、従来のマイクロメータの測定面よりも複数の固定接触子の先端が成す平面が広いので、このような複数の固定接触子に一側面を当接させることによって、安定して測定することができるのである。そして、固定接触子の先端が成す平面に対して測定ゲージの軸部の軸線が直交するように測定ゲージを固定し、上述したように固定接触子に被測定部材の一側面を当接させることで、容易に測定ゲージの軸部の軸線と被測定部材の厚み方向とを一致させることができ、確実に厚みを精密測定することができる。また、測定ゲージと固定接触子とが常に一定の位置関係となるようにフレームによって固定されているので、たとえばダイヤルゲージを用いる場合のように定盤などを必要とせずに可搬性に優れ、加工中のワークを加工機に載置した状態での測定を行うことができ、ダイヤルゲージを固定するための技量を有さない者でも正確な精密測定を行える。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【0010】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記可動接触子および固定接触子の先端が凸状曲面で形成されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器において、凸状曲面で形成されている固定接触子の先端点によって成される平面に被測定部材の一側面が配置され、凸状曲面で形成されている可動接触子の先端点が被測定部材の他側面に当接する。このように凸状曲面の先端点により精密測定が行われるので、より正確に精密測定を行うことができる。
【0011】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記固定接触子が2個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子同士を結ぶ直線上に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器は、測定ゲージの軸部の軸線視において、2個の固定接触子を結ぶ直線上に可動接触子が配置されているので、この直線方向への被測定部材の傾きが防止される。測定時には、この直線を軸にして厚み測定器と被測定部材を相対的に振れ動かすことで、測定ゲージの示す最小値が被測定部材の厚みとして測定される。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【0012】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記固定接触子が少なくとも3個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子が成す多角形の内側に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器は、測定ゲージの軸部の軸線視において、少なくとも3個の固定接触子が成す多角形の内側に可動接触子が配置されているので、固定接触子の先端点が成す平面に被測定部材の一側面を配置させることで、ふらつくことがなく、測定ゲージの軸部の軸線と被測定部材の厚み方向とが容易に一致する。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。また、より正確に測定するには、固定接触子が成す多角形の重心位置に可動接触子を配置することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の厚み測定器10は、対向する側面11a,11bを有する一対の壁部12a,12bを備えたコ字状のフレーム13と、一方の壁部12aの先端側に固定されたダイヤルゲージ(測定ゲージ)14と、他方の壁部12bの側面11bに設けられた2個の固定接触子15とを備えて構成されている。ダイヤルゲージ14は、円形ケース20の内部に設けられた目盛盤21および指針22と、円形ケース20から突設されたスリーブ状のステム23と、ステム23の内側にガイドされて直線的に動きうるスピンドル(軸部)24と、スピンドル24の先端部に固定されて先端が凸状曲面で形成されている可動接触子25とを備えて構成されている。また、円形ケース20がフレーム13の外側に位置してスピンドル24を側面11bに向け、スピンドル24の軸線Oが側面11bに対して垂直になるようにステム23が壁部12aに固定されることで、ダイヤルゲージ14がフレーム13に取り付けられている。
【0014】
また、固定接触子15は、その先端を含めて全体が凸状曲面で形成されており、その先端点15aが軸線Oに対して垂直となる平面上に位置し、軸線Oの方向から見て2個の固定接触子15を結ぶ直線の中間点に可動接触子25が配置されている。つまり、図1(a)に示すような正面図において2個の固定接触子15の先端点15aを結ぶ直線の中間点で、この直線と軸線Oとが直交するように固定接触子15が配置されており、図1(b)に示すような側面図において軸線O上に先端点15aが配置されているのである。
【0015】
上述したように構成された厚み測定器10を用いてワーク(被測定部材)26の厚みを測定する場合、測定前にワーク26の厚みがダイヤルゲージ14の測定範囲内となるようにダイヤルゲージ14を固定するとともに、可動接触子25と固定接触子15との間隔の調整を行っておく。そして、スピンドル24を引き込めた状態で支持し、ワーク26の厚み方向が軸線Oの方向に沿うようにワーク26をフレーム13の壁部12a,12bの間に、つまり可動接触子25と固定接触子15との間に差し込む。つぎに、ワーク26の一側面を固定接触子15に当接させて、スピンドル24の支持を解除しワーク26の他側面に当接させる。この状態では、ワーク26の厚み方向と軸線Oとが完全に一致していないので、先端点15aを結ぶ直線を中心に厚み測定器10とワーク26とを相対的に振り動かすことで、厚み方向と軸線Oとを一致させる。このような振り動かしによって、ダイヤルゲージ14の値が最も小さくなった時に厚み方向と軸線Oとが一致し、この値をワーク26の厚みとして測定する。
【0016】
このように、厚み測定器10は、2個の固定接触子15の先端点15aを結ぶ直線と軸線Oとが直交するように固定接触子15が配置されているので、ダイヤルゲージ14の値によって容易に、かつ確実にワーク26の厚み方向と軸線Oとを一致させることができ、正確な厚みを精密測定することができる。とくに、2個の固定接触子15を用いることにより、固定接触子15が配置されている方向へのふらつきが防止されるので、従来用いられているマイクロメータのようなふらつきが原因であった測定精度の低下を防止することができる。また、固定接触子15と可動接触子25とが凸状曲面を有して形成されているので、上述したように振れ動かすことで厚み方向と軸線Oとを正確に一致させることができる。
【0017】
また、上述したようなフレーム13を備えて構成されているので、従来のダイヤルゲージを用いた測定より可搬性に優れており、とくに、多数の部品の同一箇所を測定する場合には、効率良く精密測定することができる。つまり、作業前の調整を一定の技量を有するものが行えば、測定に熟練していない者であっても精密測定を行うことができるので、大量生産品の寸法検査で測定器を持ち運ぶ必要がある場合に有効に用いることができるのである。また、加工中のワーク26を加工機などに載置した状態でも測定を行うことができる。このように、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確にワーク26の厚みを精密測定することができる。
【0018】
図2に、第2の実施形態の厚み測定器10Aを示す。厚み測定器10Aは、上述した厚み測定器10とほぼ同じ構成で、共通する箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。厚み測定器10Aは、三個の固定接触子15が設けられており、図3の軸線O視による固定接触子15および可動接触子25の配置図に示すように、固定接触子15は正三角形の頂点の位置になるように配置されており、この正三角形の重心位置に軸線Oが配置、つまり可動接触子25が配置されている。また、三個の固定接触子15の先端点15aの成す平面に対して軸線Oが垂直となるようにダイヤルゲージ14が取り付けられている。
【0019】
このような厚み測定器10Aを用いてワーク26の厚みを測定する場合、ワーク26の一側面を三個の固定接触子15に当接させて測定を行い、三個の固定接触子15が成す平面は従来のマイクロメータの測定面より広いので、ワーク26に対して厚み測定器10Aがふらつくことが防止され、容易に、かつ確実にワーク26の厚みと軸線Oとを一致させることができ、正確な厚みを精密測定することができる。また、三個の固定接触子15が成す正三角形の重心位置に可動接触子25が配置されているので、より正確な測定を行うことができる。とくに、面精度や平行度が高く、測定によって撓むことのない鋼材の板や条などの厚みを測定する場合、三個の固定接触子15同士の間隔を広く配置しても測定に誤差が生じることがないので、厚み測定器10Aを有効に用いることができ、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確にワークの厚みを精密測定することができる。
【0020】
なお、本実施の形態においては、測定ゲージとして目盛盤21及び指針22を備えたダイヤルゲージ14を用いて説明を行ったが、数値でディジタル表示できるようにしたダイヤルゲージを使用してもよく、また、ダイヤルゲージに代えてスピンドルの動きを静電容量、インダクタンス、電気抵抗、光量等の変化に変換して読み取る電気マイクロメータ(リニアマイクロメータ)を使用してもよい。また、厚み測定器10Aにおいて、三個の固定接触子15が成す三角形は正三角形以外の二等辺三角形や直角三角形などのどのような三角形でもよく、可動接触子25の位置は三角形の重心位置でなくても固定接触子が成す三角形の内側であればよい。また、3個以上の固定接触子15を用いて、多角形の平面を成すように配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る厚み測定器によれば、少なくとも2個以上の固定接触子が配置されているので、被測定物に対して厚み測定器がふらつくことを防止することができる。また、測定ゲージと固定接触子とがフレームによって固定されているので、可搬性に優れている。これにより、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。また、可動接触子および固定接触子の先端が凸状曲面で形成されているので、より正確に精密測定を行うことができる。
また、2個の固定接触子を結ぶ直線上に可動接触子が配置されているので、この直線方向に被測定部材が傾くことが防止され、正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
また、少なくとも3個の固定接触子が成す多角形の内側に可動接触子が配置されているので、3個の固定接触子の先端点の成す平面に被測定部材の側面を一致させて、正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における厚み測定器の構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】第2の実施形態における厚み測定器の構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】第2の実施形態における厚み測定器の固定接触子および可動接触子の配置図である。
【図4】マイクロメータの構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10,10A厚み測定器
13 フレーム
14 ダイヤルゲージ(測定ゲージ)
15 固定接触子
24 スピンドル(軸部)
25 可動接触子
26 ワーク(被測定部材)
O 軸線
【発明の属する技術分野】
この発明は、台金や板材などのワークの厚みを容易に、かつ正確に精密測定することのできる厚み測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、台金や板材などのワークの厚みの精密測定には、マイクロメータやダイヤルゲージなどが用いられている。マイクロメータは、きわめて精密なピッチをもつねじスピンドルを測定手段として用いた測定器で、図4に示すように構成されている。図4(a)はマイクロメータの測定状態の正面図で、図4(b)は側面図である。マイクロメータ1は、U字状のフレーム2の先端近傍にアンビル3の測定面4とスピンドル5の測定面6とが対向するような配置で構成されており、シンブル7を回転することによってスピンドル5を軸方向に移動させて測定面4,6でワーク8を挟み込み、ワーク8の厚みを精密測定する厚み測定器である。
【0003】
また、ダイヤルゲージは、円形ケースから突設されたスリーブ状のステムの内側にガイドされて直線的に動きうるスピンドルを備えて構成されており、スピンドルの動きを円形ケース内の目盛盤および指針によって読み取る測定器である。たとえば、定盤に対して特定の高さとなるように固定手段でダイヤルゲージを固定し、定盤上に載置されたワークの上面にスピンドルを当接して、ワークの厚みの精密測定に用いられる。このような、マイクロメータについてはJIS B7502に、ダイヤルゲージについてはJIS B7503に規定されている。
【0004】
また、上述したようなダイヤルゲージを用いたワークの厚み測定装置として、ワークが載置される支持手段と、ワークが側面より当てられるガイド手段と、ワークをガイド手段とともに両側より支持する側方に進退可能な横押え手段と、ワークの厚みを測定する測定手段(ダイヤルゲージ)とを設けた測定装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0005】
【特許文献1】
特開平8−114401号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したマイクロメータ1において、対向する2つの測定面4,6で挟み込むので、ワーク8に対してマイクロメータ1がふらつき易く、スピンドル5の軸方向とワーク8の厚み方向とを正確に一致させるためには、一定の技量が必要になるという問題あった。つまり、その技量がない者は、測定時にマイクロメータ1がふらついてしまい、正確に厚みを精密測定することができないということである。また、ダイヤルゲージでワークの厚みを測定するには、定盤や固定手段などが必要になり、可搬性が悪いという問題や、正確に測定するにはダイヤルゲージのスピンドルをワークに対して垂直に固定するための技量が必要であった。また、特許文献1に記載の測定装置は、非常に大掛かりな測定装置であり、加工中のワークを加工機に載置した状態での測定を行うことができなかった。
【0007】
本発明は、このような背景の下になされたものであって、厚みの測定に熟練していない者であっても、容易に、かつ正確に厚みを精密測定することのできる厚み測定器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る厚み測定器は、被測定部材をその両側方から接触子で挟み込むことで、前記被測定部材の厚みを精密測定する厚み測定器において、前記両側方に配置される接触子のうち、一側方の接触子は測定ゲージの軸部の軸線方向に移動可能な可動接触子で、他側方の接触子は前記測定ゲージを固定するフレームに設けられた固定接触子で、該固定接触子は少なくとも2個以上設けられていることを特徴とする。
【0009】
この発明の厚み測定器において、フレームに固定された複数の固定接触子に被測定部材の一側面を当接させ、測定ゲージの軸部に連動している可動接触子を他側面に当接させる構成となっているので、被測定物に対して厚み測定器がふらつくことが防止される。つまり、従来のマイクロメータの測定面よりも複数の固定接触子の先端が成す平面が広いので、このような複数の固定接触子に一側面を当接させることによって、安定して測定することができるのである。そして、固定接触子の先端が成す平面に対して測定ゲージの軸部の軸線が直交するように測定ゲージを固定し、上述したように固定接触子に被測定部材の一側面を当接させることで、容易に測定ゲージの軸部の軸線と被測定部材の厚み方向とを一致させることができ、確実に厚みを精密測定することができる。また、測定ゲージと固定接触子とが常に一定の位置関係となるようにフレームによって固定されているので、たとえばダイヤルゲージを用いる場合のように定盤などを必要とせずに可搬性に優れ、加工中のワークを加工機に載置した状態での測定を行うことができ、ダイヤルゲージを固定するための技量を有さない者でも正確な精密測定を行える。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【0010】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記可動接触子および固定接触子の先端が凸状曲面で形成されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器において、凸状曲面で形成されている固定接触子の先端点によって成される平面に被測定部材の一側面が配置され、凸状曲面で形成されている可動接触子の先端点が被測定部材の他側面に当接する。このように凸状曲面の先端点により精密測定が行われるので、より正確に精密測定を行うことができる。
【0011】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記固定接触子が2個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子同士を結ぶ直線上に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器は、測定ゲージの軸部の軸線視において、2個の固定接触子を結ぶ直線上に可動接触子が配置されているので、この直線方向への被測定部材の傾きが防止される。測定時には、この直線を軸にして厚み測定器と被測定部材を相対的に振れ動かすことで、測定ゲージの示す最小値が被測定部材の厚みとして測定される。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【0012】
また、本発明に係る厚み測定器は、上述した厚み測定器であって、前記固定接触子が少なくとも3個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子が成す多角形の内側に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする。
この発明の厚み測定器は、測定ゲージの軸部の軸線視において、少なくとも3個の固定接触子が成す多角形の内側に可動接触子が配置されているので、固定接触子の先端点が成す平面に被測定部材の一側面を配置させることで、ふらつくことがなく、測定ゲージの軸部の軸線と被測定部材の厚み方向とが容易に一致する。これにより、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。また、より正確に測定するには、固定接触子が成す多角形の重心位置に可動接触子を配置することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の厚み測定器10は、対向する側面11a,11bを有する一対の壁部12a,12bを備えたコ字状のフレーム13と、一方の壁部12aの先端側に固定されたダイヤルゲージ(測定ゲージ)14と、他方の壁部12bの側面11bに設けられた2個の固定接触子15とを備えて構成されている。ダイヤルゲージ14は、円形ケース20の内部に設けられた目盛盤21および指針22と、円形ケース20から突設されたスリーブ状のステム23と、ステム23の内側にガイドされて直線的に動きうるスピンドル(軸部)24と、スピンドル24の先端部に固定されて先端が凸状曲面で形成されている可動接触子25とを備えて構成されている。また、円形ケース20がフレーム13の外側に位置してスピンドル24を側面11bに向け、スピンドル24の軸線Oが側面11bに対して垂直になるようにステム23が壁部12aに固定されることで、ダイヤルゲージ14がフレーム13に取り付けられている。
【0014】
また、固定接触子15は、その先端を含めて全体が凸状曲面で形成されており、その先端点15aが軸線Oに対して垂直となる平面上に位置し、軸線Oの方向から見て2個の固定接触子15を結ぶ直線の中間点に可動接触子25が配置されている。つまり、図1(a)に示すような正面図において2個の固定接触子15の先端点15aを結ぶ直線の中間点で、この直線と軸線Oとが直交するように固定接触子15が配置されており、図1(b)に示すような側面図において軸線O上に先端点15aが配置されているのである。
【0015】
上述したように構成された厚み測定器10を用いてワーク(被測定部材)26の厚みを測定する場合、測定前にワーク26の厚みがダイヤルゲージ14の測定範囲内となるようにダイヤルゲージ14を固定するとともに、可動接触子25と固定接触子15との間隔の調整を行っておく。そして、スピンドル24を引き込めた状態で支持し、ワーク26の厚み方向が軸線Oの方向に沿うようにワーク26をフレーム13の壁部12a,12bの間に、つまり可動接触子25と固定接触子15との間に差し込む。つぎに、ワーク26の一側面を固定接触子15に当接させて、スピンドル24の支持を解除しワーク26の他側面に当接させる。この状態では、ワーク26の厚み方向と軸線Oとが完全に一致していないので、先端点15aを結ぶ直線を中心に厚み測定器10とワーク26とを相対的に振り動かすことで、厚み方向と軸線Oとを一致させる。このような振り動かしによって、ダイヤルゲージ14の値が最も小さくなった時に厚み方向と軸線Oとが一致し、この値をワーク26の厚みとして測定する。
【0016】
このように、厚み測定器10は、2個の固定接触子15の先端点15aを結ぶ直線と軸線Oとが直交するように固定接触子15が配置されているので、ダイヤルゲージ14の値によって容易に、かつ確実にワーク26の厚み方向と軸線Oとを一致させることができ、正確な厚みを精密測定することができる。とくに、2個の固定接触子15を用いることにより、固定接触子15が配置されている方向へのふらつきが防止されるので、従来用いられているマイクロメータのようなふらつきが原因であった測定精度の低下を防止することができる。また、固定接触子15と可動接触子25とが凸状曲面を有して形成されているので、上述したように振れ動かすことで厚み方向と軸線Oとを正確に一致させることができる。
【0017】
また、上述したようなフレーム13を備えて構成されているので、従来のダイヤルゲージを用いた測定より可搬性に優れており、とくに、多数の部品の同一箇所を測定する場合には、効率良く精密測定することができる。つまり、作業前の調整を一定の技量を有するものが行えば、測定に熟練していない者であっても精密測定を行うことができるので、大量生産品の寸法検査で測定器を持ち運ぶ必要がある場合に有効に用いることができるのである。また、加工中のワーク26を加工機などに載置した状態でも測定を行うことができる。このように、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確にワーク26の厚みを精密測定することができる。
【0018】
図2に、第2の実施形態の厚み測定器10Aを示す。厚み測定器10Aは、上述した厚み測定器10とほぼ同じ構成で、共通する箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。厚み測定器10Aは、三個の固定接触子15が設けられており、図3の軸線O視による固定接触子15および可動接触子25の配置図に示すように、固定接触子15は正三角形の頂点の位置になるように配置されており、この正三角形の重心位置に軸線Oが配置、つまり可動接触子25が配置されている。また、三個の固定接触子15の先端点15aの成す平面に対して軸線Oが垂直となるようにダイヤルゲージ14が取り付けられている。
【0019】
このような厚み測定器10Aを用いてワーク26の厚みを測定する場合、ワーク26の一側面を三個の固定接触子15に当接させて測定を行い、三個の固定接触子15が成す平面は従来のマイクロメータの測定面より広いので、ワーク26に対して厚み測定器10Aがふらつくことが防止され、容易に、かつ確実にワーク26の厚みと軸線Oとを一致させることができ、正確な厚みを精密測定することができる。また、三個の固定接触子15が成す正三角形の重心位置に可動接触子25が配置されているので、より正確な測定を行うことができる。とくに、面精度や平行度が高く、測定によって撓むことのない鋼材の板や条などの厚みを測定する場合、三個の固定接触子15同士の間隔を広く配置しても測定に誤差が生じることがないので、厚み測定器10Aを有効に用いることができ、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確にワークの厚みを精密測定することができる。
【0020】
なお、本実施の形態においては、測定ゲージとして目盛盤21及び指針22を備えたダイヤルゲージ14を用いて説明を行ったが、数値でディジタル表示できるようにしたダイヤルゲージを使用してもよく、また、ダイヤルゲージに代えてスピンドルの動きを静電容量、インダクタンス、電気抵抗、光量等の変化に変換して読み取る電気マイクロメータ(リニアマイクロメータ)を使用してもよい。また、厚み測定器10Aにおいて、三個の固定接触子15が成す三角形は正三角形以外の二等辺三角形や直角三角形などのどのような三角形でもよく、可動接触子25の位置は三角形の重心位置でなくても固定接触子が成す三角形の内側であればよい。また、3個以上の固定接触子15を用いて、多角形の平面を成すように配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る厚み測定器によれば、少なくとも2個以上の固定接触子が配置されているので、被測定物に対して厚み測定器がふらつくことを防止することができる。また、測定ゲージと固定接触子とがフレームによって固定されているので、可搬性に優れている。これにより、測定技能が低い者であっても、容易に、かつ正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。また、可動接触子および固定接触子の先端が凸状曲面で形成されているので、より正確に精密測定を行うことができる。
また、2個の固定接触子を結ぶ直線上に可動接触子が配置されているので、この直線方向に被測定部材が傾くことが防止され、正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
また、少なくとも3個の固定接触子が成す多角形の内側に可動接触子が配置されているので、3個の固定接触子の先端点の成す平面に被測定部材の側面を一致させて、正確に被測定部材の厚みを精密測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における厚み測定器の構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】第2の実施形態における厚み測定器の構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】第2の実施形態における厚み測定器の固定接触子および可動接触子の配置図である。
【図4】マイクロメータの構成図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10,10A厚み測定器
13 フレーム
14 ダイヤルゲージ(測定ゲージ)
15 固定接触子
24 スピンドル(軸部)
25 可動接触子
26 ワーク(被測定部材)
O 軸線
Claims (4)
- 被測定部材をその両側方から接触子で挟み込むことで、前記被測定部材の厚みを精密測定する厚み測定器において、
前記両側方に配置される接触子のうち、一側方の接触子は測定ゲージの軸部の軸線方向に移動可能な可動接触子で、他側方の接触子は前記測定ゲージを固定するフレームに設けられた固定接触子で、該固定接触子は少なくとも2個以上設けられていることを特徴とする厚み測定器。 - 請求項1に記載の厚み測定器であって、
前記可動接触子および固定接触子の先端が凸状曲面で形成されていることを特徴とする厚み測定器。 - 請求項1または請求項2に記載の厚み測定器であって、
前記固定接触子が2個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子同士を結ぶ直線上に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする厚み測定器。 - 請求項1または請求項2に記載の厚み測定器であって、
前記固定接触子が少なくとも3個設けられており、前記軸線視して、該固定接触子が成す多角形の内側に前記可動接触子が配置されていることを特徴とする厚み測定器。
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- 2002-12-20 JP JP2002369876A patent/JP2004198350A/ja not_active Withdrawn
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