JP2004196344A - インモールドラベル成形カップ及びその製造方法 - Google Patents

インモールドラベル成形カップ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スタッキングに耐え得る十分な強度を有するインモールドラベル二軸延伸ブロー成形カップ及びその製造法を提供する。
【解決手段】インモールドラベル成形カップは、フランジ付き成形カップである。カップの胴部はフランジの下方に環状のフランジ下方段差部を有し、フランジ並びにフランジ下方段差部及びフランジ下方段差部より上方の胴部領域は未延伸の成形部からなる。フランジ下方段差部より下の胴部領域にはラベルが取り付けられ、フランジ下方段差部より下の胴部領域及び底部が二軸延伸ブロー成形されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インモールドラベル成形カップ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インモールドラベル成形は、ブローまたは射出成形時に金型にあらかじめヒートシール層をもつラベルをセットしておき、成形時の樹脂のもつ熱でラベルのヒートシール層を成形品の表面に融着させることにより、成形と同時にラベリングを行う方法である(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−132477号公報(段落[0002])
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スタッキング可能な形状に形成したインモールドラベル二軸延伸ブロー成形カップは、強靱性、寸法及び強度の安定性を有するものの、多数の成形品をスタッキングしたとき、ブロー成形により薄肉に形成された部分が上からの荷重を受けて変形するという欠点がある。
【0005】
また、インモールドラベル成形時にプリフォームをブロー成形するとき、ラベルの接着層がブロー成形途中のプリフォームの表面との摩擦によりラベルが移動され、ラベルを所定の位置に的確にラベリングすることができない場合がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、スタッキングに耐え得る十分な強度を有するインモールドラベル二軸延伸ブロー成形カップ及びその製造方法を提供することである。更に本発明は金型の所定位置に確実にラベルを位置決めしたインモールド成形カップ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上記のインモールドラベル二軸延伸ブロー成形カップに関する課題を解決するもので、インモールドラベル成形カップであって、カップの胴部はフランジの下方に環状のフランジ下方段差部を有し、フランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上方の胴部領域は未延伸の成形部からなり、フランジ下方段差部より下の胴部領域にはラベルが取り付けられ、フランジ下方段差部より下の胴部領域及び底部が二軸延伸ブロー成形されていることを特徴とするインモールドラベル成形カップを要旨とする。
【0008】
本発明に係るインモールド成形カップにおいて、ラベルとして、基材と接着層を備え、接着層は二軸延伸ブロー成形時のプリフォームの製品温度及び/又は金型温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなるラベルが用いられている。
【0009】
本発明に係るインモールドカップ成形カップにおいて、用いられるラベルは、望ましくは、130℃〜70℃の温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなる接着層を有する。
【0010】
熱接着性材料として、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メチルメタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマール酸その他の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリアミド系樹脂の1種乃至複数種からなるもの、ヒートシール層を有するポリエチレンテレフタレートフィルムまたはヒートシール層を有する未延伸または延伸ポリプロピレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体を含むホットメルト接着剤、またはエチレン酢酸ビニル共重合体を含むヒートシール剤等ヒートシール剤からなるもの等を用いることができる。
【0011】
本発明のインモールドラベル成形カップは、フランジの下方に未延伸の環状のフランジ下方段差部を有し、スタッキングされたとき、フランジ下方段差部の下面がフランジの上面に接触し、フランジ下方段差部より下の胴部領域も互いに接触する。しかもフランジ下方段差部より下方の胴部領域は、インモールドラベル二軸延伸ブロー成形され、薄肉に形成されているがラベルによりその機械的強度が高められている。それであるから多数のカップをスタッキングしてもそれによって形状の変形が生じることはない。
【0012】
また、フランジ下方段差部によりラベルの位置が規制され、ラベルは、金型の所定位置に確実に位置決めされ、ブロー成形時のラベルの追従移動を最小限に抑えることができる。
【0013】
本発明のインモールドラベル成形カップは、さらに底部の近傍に環状の底段差部を備え、ラベルをフランジ下方段差部と底段差部の間に位置させたものであってもよい。このように底段差部を設けることにより、底段差部に対応する金型部分によりラベルの位置が規制されラベルのフランジ下方段差部と底段差部の間に確実に配置することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、上記の製造方法に関する課題を解決するもので、フランジ付きカップの製造方法において、ブロー成形金型として、胴部にフランジ下方段差部を有するフランジ付きカップを成形するためのブロー成形金型を用い、インモールドラベル成形用ラベルを前記フランジ下方段差部を成形するための金型領域より下の金型壁に取付け、前記ラベルを装着した金型にプリフォームを取付け、カップのフランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上の胴部に対応するプリフォームの部分を被覆手段により被覆し、この状態で前記被覆手段で被覆されていないプリフォームの部分をブロー成形金型内で膨張させ、前記ラベルを装着した金型壁面に密着させて二軸延伸成形することを特徴とするインモールドラベル成形カップの製造方法を要旨とする。
【0015】
請求項5に記載の発明に係る製造方法によれば、胴部はフランジの下方に環状のフランジ下方段差部を有し、フランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上方の胴部領域は未延伸の肉厚の成形部からなり、フランジ下方段差部より下の胴部領域にはラベルが取り付けられ、フランジ下方段差部より下の胴部領域及び底部が二軸延伸ブロー成形されているインモールドラベル成形カップを製造することができる。このインモールドラベル成形カップは、スタッキング時に、上下に重なる下のカップのフランジと上のカップのフランジ下方段差部が互いに接触し、且つ、フランジ下方段差部より下の胴部領域も互いに接触し、しかもフランジ下方段差部より下方の胴部領域は、インモールドラベル二軸延伸ブロー成形され、薄肉に形成されているがラベルによりその機械的強度が高められているので、スタッキングによりカップ形状の変形が生じることはない。
【0016】
また、請求項5に記載の製造方法において、フランジ下方段差部によりラベルの位置が規制され、ラベルは、金型の所定位置に確実に位置決めされ、ブロー成形時のラベルの追従移動を最小限に抑えることができる。
【0017】
また、請求項6に記載のように、請求項5に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法において、ブロー成形金型として、胴部にフランジ下方段差部を有し、さらに底部の近傍に環状の底段差部を備えるフランジ付きカップを成形するためのブロー成形金型を用い、インモールドラベル成形用ラベルはフランジ下方段差部を成形するための金型領域と底段差部を成形するための金型領域の間に位置させてインモールドラベル成形をすることができる。このように底段差部を設けることにより、底段差部に対応する金型部分によりラベルの位置が規制されラベルのフランジ下方段差部と底段差部の間に確実に配置することができる。
【0018】
本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において、ウェブ状の剥離紙上に多数のインモールドラベル成形用ラベルをその接着層側を剥離紙のほうに向けて配列し、剥離紙から剥離したラベルを金型に装着するようにしてもよい。このようにすることによりラベル同士のブロッキングを防止することができる。
【0019】
また、本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において、基材と接着層からなるウェブ状のフィルムからラベルを打ち抜き形成し、このラベルを金型に装着するようにしてもよい。
【0020】
本発明の製造方法において、用いるラベルは、基材と接着層を備え、接着層は二軸延伸ブロー成形時のプリフォームの製品温度及び/又は金型温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなるラベル、特に、130℃〜70℃の温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなる接着層を有するラベルが望ましい。このラベルは130℃以下で二軸延伸ブロー成形を行うポリエチレンテレフタレートのインモールドラベル二軸延伸ブロー成形カップの製造に有効に活用することができるのみならず、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリスチレンなどのインモールドラベル成形カップの製造にも有効に活用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明のインモールドラベル成形カップにつき説明する。
【0022】
図1は、本発明のインモールドラベル成形カップの第1の実施の形態を示す半断面図である。
【0023】
インモールドラベル成形カップは、フランジ1を備え、フランジ1の下方に環状のフランジ下方段差部2を有する。フランジ1並びにフランジ下方段差部2及びフランジ下方段差部2より上方の胴部領域3は厚肉に形成された未延伸の成形部からなる。フランジ下方段差部2より下の胴部領域4にはラベル10が取り付けられ、且つフランジ下方段差部2より下の胴部領域4及び底部5が二軸延伸ブロー成形されている。胴部領域4は薄肉に形成されている。尚、6は胴部領域と底部5の間のRのついたコーナー部を示す。
【0024】
図2は、図1に示すインモールドラベル成形カップをスタッキングした状態を示す半断面図である。
【0025】
本発明のカップをスタッキングしたとき、上下に重なる下のカップのフランジ1と上のフランジ下方段差部3が互いに接触し、且つ、フランジ下方段差部2より下の薄肉の胴部領域4も互いに接触し、しかもフランジ下方段差部2より下方の胴部領域4は、インモールドラベル二軸延伸ブロー成形され、薄肉に形成されているがラベル10によりその機械的強度が高められているので、スタッキングによりカップ形状の変形が生じることはない。
【0026】
またフランジ1は未延伸の樹脂よりなるのでヒートシール可能であり、蓋体をヒートシールすることができる。
【0027】
また、フランジ下方段差部2によりラベル10の位置が規制され、ラベル10は金型の所定位置に確実に位置決めされ、ブロー成形時のラベルの追従移動を最小限に抑えることができ。
【0028】
図3は、本発明のインモールドラベル成形カップの第2の実施の形態を示す。
【0029】
インモールドラベルの第2の実施の形態は、さらに底部5の近傍に環状の底段差部2Aを備え、ラベル10はフランジ下方段差部2と底段差部2Aの間に位置する点を除けば、第1の実施の形態と同様のものである。
【0030】
本発明のインモールドラベル成形カップは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリスチレン等を用いて後述する成形法により形成することができる。
【0031】
次に本発明のインモールド成形カップを構成するラベルについて説明する。
【0032】
図11は、本発明において用いるラベルの基本的な構成を示す略断面図である。
【0033】
ラベル10は、基材32と接着層33とからなり、接着層33は130℃〜70℃で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す感熱接着材料からなるものである。
【0034】
ここにおいて、熱接着性材料として、(a)低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メチルメタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマール酸その他の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリアミド系樹脂の1種乃至複数種からなるもの、(b)ヒートシール層を有するポリエチレンテレフタレートフィルムまたはヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム、(c)エチレン−酢酸ビニル共重合体を含むホットメルト接着剤、または(d)エチレン酢酸ビニル共重合体を含むヒートシール剤等ヒートシール剤からなるもの等を用いることができる。
【0035】
基材32は、バリア層、紫外線防止層、印刷基材層などを含むものである。
【0036】
図12は、基材32がバリア層34及び印刷基材層35からなるラベル10を示し、その場合において、印刷基材層35には印刷模様層36が設けられている。
【0037】
バリア層34及び印刷基材層35の各層は、それぞれ独立して製膜し、接着剤層を介してドライラミネートするか、またはその一部または全部の層を共押出することにより形成することができる。尚、バリア層34及び印刷基材層35は、用途・目的に応じて省略することができる。
【0038】
バリア層34は、(a)アルミニウム箔、(b)金属または金属酸化物の蒸着層を被着した、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の未延伸または延伸プラスチックフィルム、例えば、酸化珪素蒸着延伸ポリエチレンテレフタレート、アルミニウム蒸着延伸ポリエチレンテレフタレート、(c)その他、ポリアクリロニトリル系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体鹸化物、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニリデンコート二軸延伸プラスチックフィルム等からなるものである。前記したバリア性材料の中から、選択して所望の性能を備えるバリア層を形成することができる。
【0039】
又、印刷基材層35として用いるフィルムは一般に使用可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルムなどの未延伸または延伸フィルム等を適用することができる。
【0040】
バリア層34を含むラベル10を用いることにより、ポリエステル樹脂容器の酸素や炭酸ガスなどのガスに対するバリア性の不足を補い、酸素の影響を受けやすい内容物、例えば果汁、清酒、ワイン、マヨネーズ、ケチャップなどの包装に、或いは炭酸飲料やビールなどの容器として適したポリエステル樹脂製インモールドラベル成形カップを提供することができる。
【0041】
その場合において、酸化珪素蒸着フィルム、酸化アルミニウム蒸着プラスチックフィルム、ポリアクリロニトリル系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体鹸化物、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニリデンコート二軸延伸プラスチックフィルム等からなるバリア層を含むラベル10を用いることにより容器の透明性を損なうことなくバリア性を持ったポリエステル樹脂製インモールドラベル成形カップを提供することができる。
【0042】
ラベル10の基材32として、二軸延伸ブロー成形すべき樹脂と同質のプラスチックフィルムからなるものを用いることができる。例えば、成形品本体がポリエチレンテレフタレートからなる場合、バリア層として酸化珪素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、バリア層に積層する印刷基材層もポリエチレンテレフタレートで構成することができる。
【0043】
基材32が二軸延伸ブロー成形すべき樹脂と同質のプラスチックフィルムからなるラベル10を用いることにより、二軸延伸ブロー成形品の材質とラベル10の材質の違いによる収縮差に起因するラベルのはがれ等を防止することができると共に、単一素材のためリサイクル時に分別する必要がない。
【0044】
図13は、基材32が紫外線防止層37及び印刷基材層35からなるラベル10を示す。
【0045】
紫外線防止層37は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンフィルムなどの未延伸または延伸プラスチックフィルムにポリサリチル酸エステル、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール、アクリロニトリル等の紫外線吸収剤を含む印刷層を設けたものを用いることができる。
【0046】
図14は、基材32がバリア層34、紫外線防止層37及び印刷基材層35からなるバリア性と紫外線防止機能を備えたラベル10を示す。
【0047】
図15は、基材32がバリア層34及び印刷基材層35からなり、更に表面保護層38を備えるものである。表面保護層38としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどのフィルムを用いることができる。
【0048】
また、インモールドラベル成形用ラベルは、ラベルの接着層にシリコーン、マイクロクリスタリンワックス、または炭酸カルシウム等の無機充填剤を添加して弱接着性層とすることにより二軸延伸ブロー成形品本体から剥離可能にした易剥離性ラベルに構成することができる。このラベルは容器本体から剥離可能であるので、特にポリエステル樹脂容器の場合、容器の廃棄時にラベルを容器本体から剥離した後容器本体をリサイクルすることができる。
【0049】
次に本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法について図面を用いて詳細に説明する。
【0050】
図5〜図7は、図1に示すインモールドラベル成形カップの製造過程を示す。
【0051】
図5はインモールドラベル成形カップの製造装置を示す。この製造装置はエアシリンダ11及びエアシリンダ11によって上下動される延伸ロッド12と吹込コア16と吹込金型17を備える。
【0052】
エアシリンダ11の下端は延伸ロッド12の通り道を除いて底板11aにより塞がれている。また、底板11aには圧縮空気供給部13が取り付けられている。圧縮空気供給部13には圧縮空気供給管14が取り付けられている。さらに、圧縮空気供給部13には圧縮空気供給管14を吹込コア16内の空間に連絡する通気路が設けられている。エアシリンダ11の圧縮空気供給部13は吹込コア16に密接されており、エアシリンダ11、圧縮空気供給部13及び吹込コア16が一体化されている。また、吹込コア16には移動用プレート15が取り付けられており、移動用プレートはピストンロッド(図示せず)により上下動され、それによって、一体化されたエアシリンダ11、圧縮空気供給部13及び吹込コア16が上下動されるように構成されている。
【0053】
吹込金型17には段部17bを有するキャビティ17aが設けられ、一方吹込コア16の下方にはキャビティ17aの段部17bに対応する段部16aが設けられている。
【0054】
図6に示すように、キャビティ17aの段部17bよりも下の周壁にラベル10を沿わせ、静電気またはバキュームによりラベル10をキャビティの周壁に密着させる。それと共に、吹込コア16の段部16aと吹込金型17の段部17bの間にプリフォーム20の段部を挟み、吹込コア16を吹込金型17に圧接する。この状態において、プリフォーム20の段部は吹込コア16の段部16aにより被覆され、ブロー成形時に、圧縮空気があたらないように保護されている。即ち、吹込コア16の段部16aは、カップのフランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上の胴部に対応するプリフォームの部分を被覆する被覆手段である。
【0055】
次いで、図7に示すように、吹込コア16内に圧縮空気を供給しながら延伸ロッド12を下降させてプリフォーム20をブロー成形してインモールドラベル成形カップ21を得る。
【0056】
以上のようにして製造されたインモールドラベル成形カップにおいては、プリフォーム20の段部は未延伸のままに残され、図1に示すような、フランジ1を備え、フランジ1の下方に環状のフランジ下方段差部2を有し、フランジ1並びにフランジ下方段差部2及びフランジ下方段差部2より上方の胴部領域3は厚肉に形成された未延伸の成形部からなり、フランジ下方段差部2より下の胴部領域4にはラベル10が取り付けられ、且つフランジ下方段差部2より下の胴部領域4及び底部5が二軸延伸ブロー成形されたインモールドラベル成形カップを得ることができる。
【0057】
図8〜図10は、図3に示すインモールドラベル成形カップの製造過程を示す。
【0058】
図8に示す製造装置は、キャビティ17aはさらに底部5の近傍に底段部17cを備える点を除けば、図5に示す製造装置と同様のものである。
【0059】
図9に示すように、キャビティ17aの段部17bと底段部17cの間の周壁にラベル10を沿わせ、静電気またはバキュームによりラベル10をキャビティ17aの周壁に密着させる。それと共に、吹込コア16の段部16aと吹込金型17の段部17bの間にプリフォーム20の段部を挟み、吹込コア16を吹込金型17に圧接する。この状態においてはプリフォーム20の段部は吹込コア16の段部16bにより被覆され、ブロー成形時に、圧縮空気があたらないように保護されている。
【0060】
次いで、図10に示すように、吹込コア16内に圧縮空気を供給しながら延伸ロッド12を下降させてプリフォーム20をブロー成形してインモールドラベル成形カップ21を得る。
【0061】
以上のようにして製造されたインモールドラベル成形カップにおいては、プリフォーム20の段部は未延伸のままに残され、図3に示すような、フランジ1を備え、フランジ1の下方に環状のフランジ下方段差部2を有し、フランジ1並びにフランジ下方段差部2及びフランジ下方段差部2より上方の胴部領域3は厚肉に形成された未延伸の成形部からなり、フランジ下方段差部2と底段差部2Aの間の胴部領域4にはラベル10が取り付けられ、且つフランジ下方段差部2より下の胴部領域4及び底部5が二軸延伸ブロー成形されたインモールドラベル成形カップを得ることができる。
【0062】
上記のインモールドラベル成形カップの製造において、用いられるラベル10は、130℃〜70℃の温度で融着可能なラベルでありブロッキングし易いので、図16に示すようにウェブ状の剥離紙40上にラベル10を接着層33側を剥離紙40のほうに向けて配列してラベルを供給し、剥離紙から剥離したラベル10を金型に装着するとよい。尚、図において、10aはラベルの周囲の余白部、9は切断線を示す。
【0063】
また、基材32と接着層33からなるウェブ状のフィルムからラベルの形状に打ち抜いてラベル10を形成し、このラベル10を金型に供給するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のインモールドラベル成形カップは、フランジの下方に未延伸の環状の肉厚のフランジ下方段差部を有し、スタッキングされたとき、フランジ下方段差部の下面がフランジの上面に接触し、フランジ下方段差部より下の胴部領域も互いに接触し、しかもフランジ下方段差部より下方の胴部領域は、インモールドラベル二軸延伸ブロー成形され、薄肉に形成されているがラベルによりその機械的強度が高められているので、多数のカップをスタッキングしてもそれによって形状の変形が生じることはないという利点を有する。
【0065】
また請求項5に記載の製造方法によれば、フランジ付きカップの製造方法において、ブロー成形金型として、胴部にフランジ下方段差部を有するフランジ付きカップを成形するためのブロー成形金型を用い、インモールドラベル成形用ラベルを前記フランジ下方段差部を成形するための金型領域より下の金型壁に取付け、前記ラベルを装着した金型にプリフォームを取付け、カップのフランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上の胴部に対応するプリフォームの部分を被覆手段により被覆し、この状態で前記被覆手段で被覆されていないプリフォームの部分をブロー成形することにより、フランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上の胴部領域を肉厚に成形し、多数のカップをスタッキングしてもカップの形状の変形が生じることのないインモールドラベル容器を得ることができる。また、フランジ下方段差部によりラベルの位置が規制され、ラベルは、金型の所定位置に確実に位置決めされ、ブロー成形時のラベルの追従移動を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインモールドラベル成形カップの第1の実施の形態の半断面図である。
【図2】図1に示すカップをスタッキングした状態を示す半断面図である。
【図3】本発明のインモールドラベル成形カップの第2の実施の形態の半断面図である。
【図4】図2に示すカップをスタッキングした状態を示す半断面図である。
【図5】インモールドラベル成形カップの第1の実施の形態の製造装置の断面図である。
【図6】図5の装置にプリフォームを取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】図6に示すように取り付けたプリフォームをブロー成形する過程を示す断面図である。
【図8】インモールドラベル成形カップの第2の実施の形態の製造装置の断面図である。
【図9】図8の装置にプリフォームを取り付けた状態を示す断面図である。
【図10】図9に示すように取り付けたプリフォームをブロー成形する過程を示す断面図である。
【図11】本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるラベルの基本的な構成を示す略断面図である。
【図12】本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるラベルの第1の実施の形態を示す略断面図である。
【図13】本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるラベルの第2の実施の形態を示す略断面図である。
【図14】本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるラベルの第3の実施の形態を示す略断面図である。
【図15】本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるラベルの第4の実施の形態を示す略断面図である。
【図16】ウェブ状の剥離紙上に配置された本発明のインモールドラベル成形カップの製造方法において用いるウェブ状のフィルムを示し、(A)は平面図、(B)は図16(A)に示すA−A線に沿って切断した断面図である。
【符号の説明】
1 フランジ
2 フランジ下方段差部
3 フランジ下方段差部より上方の胴部領域
4 フランジ下方段差部よりも下の胴部領域
5 底部
6 コーナー部
2A 底段差部
10 ラベル
32 基材
33 接着層
34 バリア層
35 印刷基材層
36 印刷模様層
37 紫外線防止層
38 表面保護層
39 剥離層
11 エアシリンダ
11a エアシリンダの底部
12 延伸ロッド
13 圧縮空気供給部
14 圧縮空気供給管
15 移動用プレート
16 吹込コア
16a 吹込コアの段部
17 吹込金型
17a キャビティ
17b 吹込金型の段部
17c 吹込金型の底段部
20 プリフォーム
21 インモールドラベル成形カップ
40 剥離紙
10a 余白部
9 切断線

Claims (10)

  1. インモールドラベル成形カップであって、カップの胴部はフランジの下方に環状のフランジ下方段差部を有し、フランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上方の胴部領域は未延伸の成形部からなり、フランジ下方段差部より下の胴部領域にはラベルが取り付けられ、フランジ下方段差部より下の胴部領域及び底部が二軸延伸ブロー成形されていることを特徴とするインモールドラベル成形カップ。
  2. 底部の近傍に環状の底段差部を備え、ラベルはフランジ下方段差部と底段差部の間に位置することを特徴とする請求項1に記載のインモールドラベル成形カップ。
  3. ラベルとして、基材と接着層を備え、接着層は二軸延伸ブロー成形時のプリフォームの製品温度及び/又は金型温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなるラベルが用いられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインモールドラベル成形カップ。
  4. ラベルは130℃〜70℃の温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなる接着層を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のインモールドラベル成形カップ。
  5. フランジ付きカップの製造方法において、ブロー成形金型として、胴部にフランジ下方段差部を有するフランジ付きカップを成形するためのブロー成形金型を用い、インモールドラベル成形用ラベルを前記フランジ下方段差部を成形するための金型領域より下の金型壁に取付け、前記ラベルを装着した金型にプリフォームを取付け、カップのフランジ並びにフランジ下方段差部及び該フランジ下方段差部より上の胴部に対応するプリフォームの部分を被覆手段により被覆し、この状態で前記被覆手段で被覆されていないプリフォームの部分をブロー成形金型内で膨張させ、前記ラベルを装着した金型壁面に密着させて二軸延伸成形することを特徴とするインモールドラベル成形カップの製造方法。
  6. 請求項5に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法において、ブロー成形金型として、胴部にフランジ下方段差部を有し、さらに底部の近傍に環状の底段差部を備えるフランジ付きカップを成形するためのブロー成形金型を用い、インモールドラベル成形用ラベルはフランジ下方段差部を成形するための金型領域と底段差部を成形するための金型領域の間に位置させることを特徴とするインモールドラベル成形カップの製造方法。
  7. ラベルとして、基材と接着層を備え、接着層は二軸延伸ブロー成形時のプリフォームの製品温度及び/又は金型温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなるラベルを用いることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法。
  8. ラベルとして、130℃〜70℃の温度で軟化して溶融し二軸延伸ブロー成形品の表面への接着性を示す熱接着性材料からなる接着層を有するラベルを用いることを特徴とする請求項7に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法。
  9. 請求項5乃至請求項8の何れか一項に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法において、ウェブ状の剥離紙上に多数のインモールドラベル成形用ラベルをその接着層側を剥離紙のほうに向けて配列し、剥離紙から剥離したラベルを金型に装着することを特徴とする請求項5に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法。
  10. 請求項5乃至請求項8の何れか一項に記載のインモールドラベル成形カップの製造方法において、基材と接着層からなるウェブ状のフィルムからラベルを打ち抜き形成し、このラベルを金型に装着することを特徴とするインモールドラベル成形カップの製造方法。
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