JP2007062786A - 易剥離性食品包装用紙、これを用いた易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体 - Google Patents

易剥離性食品包装用紙、これを用いた易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体 Download PDF

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Abstract

【課題】 極めて容易にその場で分離できるリサイクル性に優れた易剥離性食品包装用紙、易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体を提供する。
【解決手段】 本易剥離性食品包装用紙10は、紙層11と、ワックス(パラフィン等)により紙層11と貼接された樹脂フィルム(ポリエチレンテレフタレート等)又は金属フィルムからなる非紙層12と、を備える。本易剥離性食品包装用紙は、食品を用紙上に載置したり、食品を包んだりして使用できる。また、例えば、ロール巻きで提供し、所望の長さで切り取って使用できる。本易剥離性食品容器は、本易剥離性食品包装用紙を成型してなる。また、本易剥離性食品容器の使用方法は、紙層が内側に配置され、非紙層が外側に配置された易剥離性食品容器に食品を収容し、食品から滲出された液体を吸収させる等して使用できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は易剥離性食品包装用紙、これを用いた易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体に関する。更に詳しくは、紙層と非紙層とを容易に分離できる易剥離性食品包装用紙、これを用いた易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体に関する。
従来、紙層と樹脂層とを一体化させた食品容器が多く知られている。例えば、菓子及びパン等を焼く時に使用される食品容器としては、紙の表面に耐熱樹脂がラミネートされた食品容器等が知られている。また、紙層と金属箔層とが一体化された食品容器等も知られている。これらは各層を剥離しない目的においては優れている。しかし、これらの紙層と非紙層とが一体化された食品容器では、近年、要求されつつある資源のリサイクルという観点においては不利である。即ち、強固に一体化されており、容易に剥離できないために、各層を分別することができないからである。これらの食品容器に関係して下記特許文献1〜3等が知られている。
特開平8−109595号公報 特開平9−3795号公報 特開2004−99151号公報
上記特許文献1及び2の食品盛皿用紙基材及び耐水耐油紙は、パラフィンを含有させたエマルジョンを塗工・乾燥させて製造する紙である。これらは紙層と樹脂層とを使用者が容易にその場で分離させることができるものではなく、パルプ離解機を用いて分離させることができる程度に強固に紙層と樹脂層とが接合された紙である。このためリサイクル性において十分とはいい難い。
上記特許文献3は、酢酸ビニル樹脂系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、澱粉糊等からなる接着層を用いて樹脂層と紙層とを接合した食品包装用複合容器である。この容器では、紙基材の外表面に撥水加工材としてパラフィンを用いてもよいことが示されている。しかし、パラフィンを接着剤として認識するものではなく、パラフィンを接着剤として機能させた場合程に極めて容易な剥離性を意図する技術でもない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、紙層と非紙層とを極めて容易にその場で分離できるリサイクル性に優れた易剥離性食品包装用紙、これを用いた易剥離性食品容器及びその使用方法並びに易剥離性積層体を提供することを目的とする。
本発明は、以下に示す通りである。
(1)紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする易剥離性食品包装用紙。
(2)上記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂のうちの1種からなる上記(1)に記載の易剥離性食品包装用紙。
(3)上記金属フィルムは、アルミニウム箔である上記(1)に記載の易剥離性食品包装用紙。
(4)上記ワックスは、融点が40〜130℃である上記(2)又は(3)に記載の易剥離性食品包装用紙。
(5)上記非紙層は、厚さが40μm以下である上記(2)乃至(4)のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
(6)上記ワックスの塗布量は、5〜30g/mである上記(2)乃至(5)のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
(7)上記紙層から、10mm幅の上記非紙層を引き剥がす際の引き剥がし強度は1.5N以下である上記(2)乃至(6)のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
(8)上記(1)乃至(7)のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙を成型してなることを特徴とする易剥離性食品容器。
(9)上記紙層が外側に配置され、上記非紙層が内側に配置された上記(8)に記載の易剥離性食品容器。
(10)上記紙層が内側に配置され、上記非紙層が外側に配置された上記(8)に記載の易剥離性食品容器。
(11)上記(10)に記載の易剥離性食品容器に、食品を収容し、該食品から滲出された液体を吸収させることを特徴とする易剥離性食品容器の使用方法。
(12)紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする易剥離性積層体。
本発明の易剥離性食品包装用紙によれば、紙層と非紙層とを極めて容易に、その場で(例えば、廃棄時に)分離でき、優れたリサイクル性を得ることができる。更に、簡便且つ安価に生産できる。また、紙層と貼接する非紙層の種類を問わず種々の素材を用いることができる。更に、食品を包装保持し、更には、包装保持したまま調理・加工できる。また、本発明の易剥離性食品包装用紙は、後述する本発明の易剥離性食品容器を製造するための原紙となる。
樹脂フィルムがポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂のうちの1種からなる場合は、耐水性及び耐油性を備えることができる。
金属フィルムがアルミニウム箔である場合は、耐水性、耐油性及び耐熱性を備えることができる。
ワックスの融点が40〜130℃である場合は、使用時の剥離を抑制しつつ、易剥離性食品容器への加工等も不都合なく行うことができ、使用後の剥離は極めて容易であり、紙層と非紙層との貼着性と易剥離性とのバランスが特によい易剥離性食品包装用紙とすることができる。
非紙層の厚さが40μm以下である場合は、貼着性と易剥離性とのバランスが特によい易剥離性食品包装用紙とすることができる。
ワックスの塗布量が5〜30g/mである場合は、貼着性と易剥離性とのバランスが特によい易剥離性食品包装用紙とすることができる。
紙層から、10mm幅の非紙層を引き剥がす際の引き剥がし強度が1.5N以下である場合は、貼着性と易剥離性とのバランスが特によい易剥離性食品包装用紙とすることができる。
本発明の易剥離性食品容器によれば、紙層と非紙層とを極めて容易に、その場で(例えば、廃棄時に)分離でき、優れたリサイクル性を得ることができる。更に、簡便且つ安価に生産できる。また、紙層と貼接する非紙層の種類を問わず種々の素材を用いることができる。更に、食品を収容保持し、更には、収容保持したまま調理・加工できる。
紙層が外側に配置され非紙層が内側に配置された場合は、水分及び油分等の液体を多く含む食品を、液漏れすることなく、またベタつきを抑制して収容できる。また、収容した食品が容器に付着することを抑制できる。
紙層が内側に配置され非紙層が外側に配置された場合は、収容した食品から水分及び油分等の液体を吸収できる。また、紙層に吸収された水分及び油分を非紙層により容器外へ滲出することを防止できる。
本発明の易剥離性食品容器の使用方法によれば、本発明の易剥離性食品容器を効果的に使用できる。即ち、収容した食品から滲出される水分及び油分等の液体を吸収させて、食品の性質を保持できる。
本発明の易剥離性積層体によれば、紙層と非紙層とを極めて容易にその場で(例えば、廃棄時に)分離でき、優れたリサイクル性を得ることができる。更に、簡便且つ安価に生産できる。
以下、本発明について詳細に説明する。
[1]易剥離性食品包装用紙
本発明の易剥離性食品包装用紙は、紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする。
上記「紙層」は、紙からなる層である。この紙の種類は特に限定されず、印刷用紙、情報用紙、包装用紙、雑種紙、段ボール原紙等の各種紙を用いることができる。また、各々の紙は、塗工紙であってもよく、非塗工紙であってもよい。更に、塗工紙と非塗工紙とが積層された紙であってもよい。パルプ量は特に限定されない。また、使用パルプも限定されず、化学パルプ、古紙パルプ、麻パルプ及び木綿パルプ等が挙げられる。これらは1種のみで用いてもよく、2種以上を併用してもよい。更に、紙の坪量は特に限定されないが20〜500g/m(好ましくは30〜350g/m)とすることができる。また、各種加工が施されていてもよく、施されていなくてもよい。各種加工としては、凹凸加工、シワ加工、エンボス加工等が挙げられる。
即ち、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、再生紙、及びクラフト紙等が挙げられる。更に、純白ロール紙、晒片艶クラフト紙、コップ原紙、クレープ紙(シワ加工紙)、マイクロフルート紙(段高さが1mm以下の段ボール)等が挙げられる。紙層の厚さは特に限定されないが、通常、30μm〜1mmである。
上記「ワックス」は、紙層と非紙層とを剥離可能に貼接保持するための貼接剤(接着剤)である。即ち、図2に示すように、通常、紙層11と非紙層12との間にはワックスからなる貼接層13を有する。
このワックスの種類は特に限定されず、天然ワックスであってもよく、合成ワックスであってもよく、これらの混合物であってもよい。これらのなかでは天然ワックスが好ましい。
天然ワックスとしては、石油ワックス、動物性ワックス、植物性ワックス、鉱物性ワックス、及びこれらの加工品(酸化、水素化等)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかでは石油ワックスが好ましい。石油ワックスは、通常、無味無臭であり、安全生に優れ、更には生分解性を有するからである。
上記石油ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス及びペトロラタム等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかではパラフィンワックスが好ましい。パラフィンワックスは上記安全性等に優れるとともに、特に経済性にも優れるからである。
また、ワックスの特性は特に限定されないが、融点が40〜130℃(より好ましくは40〜100℃、更に好ましくは45〜90℃)であることが好ましい。特にパラフィンワックスである場合には、融点が40〜80℃であることが好ましい。また、特に耐熱性を要する用途に用いる場合には、融点が60〜130℃(より好ましくは62〜120℃、更に好ましくは65〜110℃、特に好ましくは65〜90)であることが好ましい。
更に、温度100℃における粘度は9mm/s以下(より好ましくは2.5〜8mm/s、更に好ましくは3〜7mm/s、通常2mm/s以上)であることが好ましい。更に、平均分子量(測定はガスクロマトグラフィーによる)300〜600(より好ましくは300〜500、更に好ましくは350〜500)が好ましい。
また、上記ワックスの塗布量は特に限定されないが、5〜30g/m(より好ましくは8〜20g/m、更に好ましくは10〜16g/m)が好ましい。尚、後述するようにワックスの塗布量を変化させることで紙層と非紙層との貼接強度を調節することができる。また、このワックスは、紙層に塗布されてもよく、非紙層に塗布されてもよく、これらの両方に塗布されてもよい。これらのうちでは非紙層に塗布することが好ましい。
更に、ワックスからなる層(貼接層)の厚さは特に限定されない。ワックスは紙層と接することで紙層に一部が吸収される場合があり、上記塗布量の全量が貼接層の厚みとなるとは限らない。貼接層の厚さは、ワックスの種類及び紙層を構成する紙の種類等によって異なるが、例えば、32μm以下(好ましくは5〜30μm、より好ましくは8〜20μm、特に好ましくは10〜16μm、通常5μm以上)程度である。また、この貼接層の厚さは、通常、非紙層の厚さと同程度とすることができる。
上記「非紙層」は、樹脂フィルム又は金属フィルムからなり、ワックスにより紙層と貼接された層である。
上記「樹脂フィルム」は、樹脂からなるフィルムである。この樹脂の種類は特に限定されず、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、及びポリスチレン系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの各種樹脂のなかでも、ポリエステル系樹脂としてはポリエチレンテレフタレート樹脂及びポリブチレンテレフタレート樹脂が好ましい。また、ポリオレフィン系樹脂としてはポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂が好ましい。更に、ポリアミド系樹脂としてはナイロン樹脂が好ましい。また、ポリスチレン系樹脂としてはポリスチレン樹脂が好ましい。
本発明の易剥離性食品包装用紙では、上記のように各種性質の異なる樹脂からなるフィルムを紙層と貼接できる。通常、ポリエステル樹脂フィルムとポリオレフィン樹脂フィルムとを同じ接着剤で紙層に貼接することはできない。また、各々の樹脂に適した特殊な接着剤を用いる必要もなく、接着剤の分解温度等の耐熱性が問題となることもなく、食品用途においても安全である。
上記各種樹脂のなかでも、特に耐熱性を要する用途に用いる場合には、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂及びポリプロピレン樹脂(以下、単に「PP」ともいう)が好ましい。特にポリエチレンテレフタレート樹脂(以下、単に「PET」ともいう)では、延伸加工を施したPETが好ましい。
上記PET及び上記PPはいずれも食品包装に用いる場合に特に優れた性能を発揮させることができる。特にPETは、耐熱性及び耐寒性の両方に優れており、約−40℃〜約200℃までの広い温度範囲において使用できる。即ち、電子レンジ、冷凍庫、及び冷蔵庫等の食品を扱う装置においてほとんど対応できる。更に、保香性に優れ、紙層、及び紙層に印刷されたインキの臭い等が食品に移行されることを防止でき、更に、包装(収容)した食品の臭い移りを防ぐことができる。
また、PETは表面に印刷を行うことができ、特にコロナ処理を行うことなく印刷することができ作業性に優れる。更に、PETは燃焼カロリーが紙と同等であり、ポリエチレン及びポリプロピレン等の樹脂の約半分であり、有毒ガスの発生も無い。このため、紙層と分離した後は、再生プラスチックとして扱うことができる他、可燃物として焼却処理することとなった場合にも焼却性に優れている。その他、耐水性、耐油性、耐屈曲性、及び耐ピンホール性等も優れている。
上記「金属フィルム」は、金属からなるフィルムである。この金属の種類は特に限定されず、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、金及び金合金等が挙げられる。これらのなかでも、アルミニウム及びアルミニウム合金が好ましく、特にアルミニウム(アルミ箔)が好ましい。
これらの非紙層の形状は特に限定されないが、例えば、厚さは100μm以下(通常、3μm以上)とすることが好ましく、更に、60μm以下とすることが好ましく、特に40μm以下とすることが好ましく、より特に20μm以下とすることが好ましく、とりわけ15μm以下とすることが好ましい。この範囲であれば、十分な成形性を確保しつつ、最低限度の材料使用量で易剥離性食品包装用紙(又は易剥離性食品容器)とすることができる。
本発明の易剥離性食品包装用紙において、上記ワックスによる紙層と非紙層との接合力は極めて小さいものであるが、使用時に完全に分離されてしまうことは防止される程度である。本発明の易剥離性食品包装用紙では、紙層と非紙層とが端部までしっかりと貼接されていることで使用時は特に剥がれ難くすることができる。しかし、端部が一回剥離されると、この剥離部分が切っ掛けとなり極めて剥がれ易くなるという優れた特性を有する。この特性は、非紙層の厚さが薄程、顕著となる。即ち、例えば、非紙層が40μm以下(より好ましくは20μm以下、特に15μm以下、通常3μm以上)であると上記特性をより効果的に得ることができる。尚、非紙層の厚さを厚めに設定したり、ワックスの塗布量を少なくすることで予め端部が僅かに剥離された状態で製造することも容易である。
この易剥離性食品包装用紙における引き剥がし強度は特に限定されないが、例えば、10mm幅の非紙層を引き剥がす際の引き剥がし強度は1.5N以下(更には0.4〜1.5N、より更には0.8〜1.3N、特に1.0〜1.1N)とすることができる。尚、この引き剥がし強度は、幅10mmの全面貼接された易剥離性食品包装用紙(易剥離性食品容器)を、紙層又は非紙層のいずれかを固定し、30cm/分の引き剥がし速度で貼接面に対して180度の角度を保って引き剥がした場合に要する引き剥がし強度である。
この引き剥がし強度は、目的用途等により上記範囲で調節することができる。即ち、例えば、上記ワックスの塗布量を調節することにより引き剥がし強度を調節できる。通常、塗布量を多くすれば引き剥がし強度は上記範囲でより大きい値に調節できる。例えば、塗塗布量を14.5〜16g/m(更には14.5〜15.5g、特に14.8〜15.2g/m)とすることで引き剥がし強度を1.0〜1.5N(特に1.2〜1.5N)にすることができる。更に、用いる紙層の表面粗さが小さい程(例えば、片艶クラフト紙の艶面を用いる等)、引き剥がし強度を大きくすることができる。
一方、塗布量を少なくすれば引き剥がし強度を上記範囲でより小さい値に調節できる。通常、塗布量を少なくすれば引き剥がし強度は上記範囲でより小さい値に調節できる。例えば、塗塗布量を10〜14g/m(更には11〜13.5g、特に11.5〜13.5g/m、より特に12〜13g/m)とすることで引き剥がし強度を0.4〜0.8N(特に0.45〜0.6N)にすることができる。更に、用いる紙層の表面粗さが大きい程(例えば、クレープ紙等)、引き剥がし強度を小さくすることができる。
本発明の易剥離性食品包装用紙を図1を用いて説明する。本発明の易剥離性食品包装用紙10は、紙層11と非紙層12とを備える。紙層11と非紙層12とはワックスにより貼接されている。ワックスからなる貼接層13は、図2に示すように紙層11と非紙層12との間に配置される。通常、紙層11と非紙層12との分離の際には、貼接層13の一部が紙層11に付着され、他部が非紙層12に付着されて分離される。尚、図1では、分かり易く一部が剥離した状態を図示しているが、貼接層は図示していない。
また、本発明の易剥離性食品包装用紙は、上述するように紙層と非紙層とを備えるが、これらの層は各々1層づつのみを備えてもよく、2層以上を備えてもよい。即ち、例えば、紙層、非紙層、紙層の順で3層を備えてもよい。また、非紙層、紙層、非紙層の順で3層を備えてもよい。更に、紙層と非紙層とが交互に積層された複層体であってもよい。
更に、本発明の易剥離性食品包装用紙は、例えば、ロール巻(芯材等を用いることができる)として提供してもよく、所定の大きさに裁断された各易剥離性食品包装用紙が積層された積層体として提供してもよい。上記ロール巻の場合は、ロール巻を箱に収容し、箱から所望の長さに引き出して、切り取って使用することができる。
本発明の易剥離性食品包装用紙の使用方法は特に限定されないが、非紙層を上層にして用いる場合は、(1)焼き加工を要する食品を載置したり、包んだりして使用(そのまま焼く等)できる。また、(2)冷凍食品を載置し、そのまま加熱又は放置するなどして解凍することができる。その際には水分等の液体が食品から滲出しても易剥離性食品包装用紙の裏面側へ漏れ出ることを防止できる。また、紙層を上層にして用いる場合は、(3)食品から滲出される水分・油分等を紙層に吸収させ、且つ易剥離性食品包装用紙の裏面側へ漏出されることを防止できる。上記各々(1)〜(3)の使用後には、紙層と非紙層とは容易に分離させて各々廃棄等することができる。分離方法は特に限定されないが、通常、紙層及び非紙層のいずれか一方を摘んで他方から引き剥がすようにして分離できる。
また、本発明の易剥離性食品包装用紙では、紙層及び非紙層に印刷を施すことができる。特に非紙層がポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートである場合に好ましい。非紙層に印刷を施す場合は、表裏面の両方に印刷を施してもよいが、表裏面のうちのいずれか一面のみを印刷面とし、この印刷面が食品と接しないように易剥離性食品包装用紙の内側に配置された構造とすることが好ましい。この内側に印刷を施した易剥離性食品包装用紙によれば、安全且つ簡便に装飾性を付与できる。
[2]易剥離性食品容器、及びその使用方法
本発明の易剥離性食品容器は、本発明の易剥離性食品包装用紙を成型してなることを特徴とする。
即ち、本発明の易剥離性食品容器は、紙層と非紙層とを備え、紙層と非紙層とはワックスにより貼接されている。この紙層と非紙層とはどちらが易剥離性食品容器の内側に配置され、どちらが易剥離性食品容器の外側に配置されてもよい。即ち、紙層が外側に配置され且つ非紙層が内側に配置された易剥離性食品容器、及び紙層が内側に配置され且つ非紙層が外側に配置された易剥離性食品容器が含まれる。
例えば、非紙層が内側に配置された易剥離性食品容器は、(1)菓子及びパン等の焼き加工を要する食品の容器として使用できる。即ち、菓子及びパンの生地を易剥離性食品容器内に収容し、そのまま加熱することができる。また、(2)冷凍食品を収容する易剥離性食品容器として使用できる。即ち、冷凍食品を易剥離性食品容器内に収容し、そのまま加熱又は放置するなどして解凍することができる。また、その際には水分等の液体が食品から発生しても易剥離性食品容器外へ漏れ出ることを防止できる。更に、(3)水分、油分及び脂分等を含む食品を収容する易剥離性食品容器として使用できる。即ち、水分、油分及び脂分等を含む食品から水分、油分及び脂分等が易剥離性食品容器外へ漏出することを防止できる。また、(4)液体食品を収容する易剥離性食品容器として使用できる。即ち、清涼飲料水及びビール等の液体食品等が収容するコップとして使用でき、液体食品が容器外へ漏出することを防止できる。上記各々(1)〜(4)の使用後には、紙層と非紙層とは容易に分離させて各々廃棄等することができる。分離方法は特に限定されないが、通常、紙層及び非紙層のいずれか一方を摘んで他方から引き剥がすようにして分離できる。
また、例えば、紙層が内側に配置された易剥離性食品容器は、食品から滲出された液体を吸収させることができる。即ち、水分及び油分等の液体を含む食品から水分及び油分等を紙層に吸収させて、これらの水分及び油分が易剥離性食品容器外へ漏出することを防止できる。この使用方法においては、例えば、(1)揚げ物等を揚げた後、収容することにより揚げ物から滲出された油分を紙層で吸収する場合、(2)冷凍食品を収容し、この冷凍食品の解凍に伴い生じる液体を吸収させる場合、(3)塩分を振りかけた野菜類から生じる水分が易剥離性食品容器外へ漏出されることを防止する場合、等が含まれる。上記各々(1)〜(3)の使用後には、紙層と非紙層とは容易に分離させて各々廃棄等することができる。分離方法は特に限定されないが、通常、紙層及び非紙層のいずれか一方を摘んで他方から引き剥がすようにして分離できる。
本発明の易剥離性食品容器の形状等は特に限定されないが、その一例を図3を用いて、他例を図4を用いて、更に他の例を図5を用いて説明する。本発明の易剥離性食品容器20は、紙層21と非紙層22とを備える。紙層21と非紙層22とはワックスにより貼接されている。ワックスからなる貼接層13は、図2に示すように紙層11と非紙層12との間に配置される。通常、紙層11と非紙層12との分離の際には、貼接層13の一部が紙層11に付着され、他部が非紙層12に付着されて分離される。
また、図3〜5に示すように易剥離性食品容器の立上り部分30の形状も特に限定されないが、例えば、図3〜5に例示するようにひだ形状(31の部分)とすることができる。ひだ形状とした場合は易剥離性食品容器の横方向の強度をより向上させることができ、収容した食品の漏出をより効果的に防止できる。また、食品を付形することができる。即ち、例えば、菓子及びパン等の生地を収容して焼いた場合の型くずれを防止できる。また、この立上り部分30の形状は平面状(32の部分、曲面等を含む)とすることができる。更に、図3〜5に示すように、これらの両方の形状(ひだ形状部分と平面形状部分)の複合形状とすることができる。
上記図3及び4の易剥離性食品容器は、楕円形の原紙を用いて成形されたものであり、内底部は楕円形状を呈する。一方、図5の易剥離性食品容器は、角が丸められた略長方形の原紙を用いて成形されたものであり、内底部は略長方形状(角が丸められた長方形)を呈する。
尚、図3〜5では、分かり易く一部が剥離した状態を図示しているが、貼接層は図示していない。また、図5は紙層21が外側に配置されたものを例示しているが、図3に示す容器に対する図4に示す容器と同様に、外側に非紙層22が配置された易剥離性食品容器とすることもできる。
また、本発明の易剥離性食品容器では、前述のように原紙である易剥離性食品包装用紙の非紙層に印刷が施されている場合は、印刷面が食品と接しないように易剥離性食品容器の内側に配置された構造とすることが好ましい。即ち、紙層が外側に配置され且つ非紙層が内側に配置された易剥離性食品容器であっても、紙層が内側に配置され且つ非紙層が外側に配置された易剥離性食品容器であっても、非紙層の印刷面が紙層側に配置することが好ましい。
本発明の易剥離性食品容器の成形方法は特に限定されないが、通常、上記易剥離性食品包装用紙を原紙として用い、易剥離性食品包装用紙を所定の形状に裁断した後、裁断紙片を上記成形して得ることができる。
この裁断方法は特に限定されないが、1枚のみを裁断してもよく、複数枚(例えば、2〜50枚、特に12〜40枚、より特に20〜40枚)を積層して一括して裁断してもよい。
また、成形方法は特に限定されないが、例えば、絞り成形加工、プレス成形加工、真空成形加工、及び圧空成形加工等により成形することができる。これらの成形加工方法は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかでは絞り成形加工が好ましい。更に、この成形加工時には1枚のみを成形してもよく、複数枚(例えば、2〜50枚、特に12〜40枚、より特に20〜40枚)を一括して成形してもよい。一括成形する際の積層枚数が少ない程、得られる形状が均質で正確となる。一方、一括成形する際の積層枚数が多い程、生産効率を向上させることができる。
成形を行う際の成形条件等も特に限定されないが、例えば、2トン以上(好ましくは2〜3.5トン)程度の圧力を負荷することが好ましい。更に、成形温度は100℃以上(より好ましくは100〜170℃、更に好ましくは140〜160℃)とすることが好ましい。成形温度は低くする程、より長時間加圧することが好ましく、高くする程、より短時間で成形できる。また、低温でより長時間加圧する場合は形状の戻りが少なく、高温でより短時間加圧する場合は効率よく製造できる。
[3]易剥離性積層体
本発明の易剥離性積層体は、紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする。
上記「紙層」、上記「非紙層」、及び上記「ワックス」等は、前記本発明の易剥離性食品包装用紙における各々をそのまま適用できる。
この易剥離性積層体は、前記食品包装用途以外にも、他の用途に用いることができる。他の用途としては、鋼板梱包用包装材(例えば、カラー鋼板梱包用包装材)、医療用具包装材、医療用途トレイ原紙、電子部品包装材、電子部品用トレイ原紙等が挙げられる。また、易剥離性積層体は上記易剥離性食品容器と同様に成形して易剥離性容器を得ることができる。この易剥離性容器は、医療用途トレイ(医薬品収容トレイ、医薬廃棄物収容トレイ等)、及び電子部品収容トレイ等として使用することができる。
以下、本発明について実施例を挙げて具体的に説明する。
[1]易剥離性食品包装用紙
下記材料を使用し、図6に示す易剥離性食品包装用紙製造装置40を用いて易剥離性食品包装用紙を製造した。上記装置の紙ロール装着部41に、紙層となる下記クレープ紙ロールを装着し、更に、非紙ロール装着部42に、非紙層となる下記PETシートロールとを装着した。また、ワックス供給部43に下記ワックスを供給した。次いで、上記ワックス供給部においてワックスの温度が100〜120℃の範囲となるように温度設定した。そして易剥離性食品包装用紙製造装置を稼働させ、ワックス供給部にワックス塗布用ロール44の一部を浸漬させてワックスをワックス塗布用ロールに付着させ、このワックス塗布用ロール44と接触するPETシートの表面にワックスを塗布した。その後、ワックスが塗布されたPETシート(非紙層12)とクレープ紙(紙層11)とを貼接されるようにロール間を通過させて、紙層11とワックスで紙層に貼接された非紙層12を備える積層シート10を製品巻取部45でロール状に巻き取り、本発明の易剥離性食品包装用紙を製造した。尚、この際、ワックスの塗布量は13g/mとした。
得られた本発明の易剥離性包装用紙の上記引き剥がし強度は1.5N以下であり、極めて簡単に紙層と非紙層とを分離することができた。
紙層 : クレープ紙(東海加工紙株式会社製、品名「タウパージップタオル(晒)」、非塗工紙、厚さ170μm、坪量50g/m
非紙層 : ポリエチレンテレフタレートシート(厚さ12μm)
ワックス: パラフィンワックス(日本精蝋株式会社製、品名「155」、融点69℃、100℃における粘度6.4mm/s、平均分子量472)
[2]易剥離性食品容器
上記[1]で得られた易剥離性食品包装用紙を、楕円形状に打ち抜き裁断し、10枚を積層して絞り成型加工機に配置し、型温度を150〜160℃となるように設定して、3トンの荷重を負荷して成型し、図3に示す易剥離性食品容器を得た。得られた易剥離性食品容器は、容易に引き剥がして紙層と非紙層とに分離することができた。
本発明の易剥離性食品包装用紙及び易剥離性食品容器は、食品分野及び工業分野において広く用いられる。特に、耐熱紙容器、電子レンジ対応紙容器、液体吸収紙容器、紙コップ、吸油食品シート、吸油易剥離性食品容器等として利用される。また、本発明の易剥離性積層体は、各種工業用途で使用することができる。特に、鋼板梱包用包装材(例えば、カラー鋼板梱包用包装材)、医療用具包装材、医療用途トレイ(医薬品収容トレイ、医薬廃棄物収容トレイ等)原紙、電子部品包装材、電子部品用トレイ原紙等として利用される。
本発明の易剥離性食品包装用紙の一例を説明する斜視図である。 本発明の易剥離性食品包装用紙の一例の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の易剥離性食品容器の一例を説明する斜視図である。 本発明の易剥離性食品容器の他例を説明する斜視図である。 本発明の易剥離性食品容器の更に他の例を説明する斜視図である。 実施例に係る易剥離性食品包装用紙の製造装置を示す模式図である。
符号の説明
10;易剥離性食品包装用紙、11;紙層、12;非紙層、13;貼接層(ワックス)、20;易剥離性食品容器、21;紙層、22;非紙層、30;立上り部分、31;ひだ形状部、32;平面状部、40;易剥離性食品包装用紙製造装置、41;紙ロール装着部、42;非紙ロール装着部、43;ワックス供給部、44;ワックス塗布用ロール、45;製品巻取部。

Claims (12)

  1. 紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする易剥離性食品包装用紙。
  2. 上記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂のうちの1種からなる請求項1に記載の易剥離性食品包装用紙。
  3. 上記金属フィルムは、アルミニウム箔である請求項1に記載の易剥離性食品包装用紙。
  4. 上記ワックスは、融点が40〜130℃である請求項2又は3に記載の易剥離性食品包装用紙。
  5. 上記非紙層は、厚さが40μm以下である請求項2乃至4のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
  6. 上記ワックスの塗布量は、5〜30g/mである請求項2乃至5のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
  7. 上記紙層から、10mm幅の上記非紙層を引き剥がす際の引き剥がし強度は1.5N以下である請求項2乃至6のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれかに記載の易剥離性食品包装用紙を成型してなることを特徴とする易剥離性食品容器。
  9. 上記紙層が外側に配置され、上記非紙層が内側に配置された請求項8に記載の易剥離性食品容器。
  10. 上記紙層が内側に配置され、上記非紙層が外側に配置された請求項8に記載の易剥離性食品容器。
  11. 請求項10に記載の易剥離性食品容器に、食品を収容し、該食品から滲出された液体を吸収させることを特徴とする易剥離性食品容器の使用方法。
  12. 紙層と、ワックスにより該紙層と貼接された樹脂フィルム又は金属フィルムからなる非紙層と、を備えることを特徴とする易剥離性積層体。
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