JP4211543B2 - 電子レンジ加熱用紙製トレーおよび電子レンジ加熱方法 - Google Patents

電子レンジ加熱用紙製トレーおよび電子レンジ加熱方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子レンジ加熱調理して賞味する、ピザなどの冷凍食品を収納する、電子レンジ加熱用紙製トレーに係わり、さらに詳細には、クリスピー感等の食感や風味を損なわないで、こんがりとしたピザなどの食品を得ることができる電子レンジ加熱用紙製トレーおよびその電子レンジ加熱方法に関する。
従来、電子レンジ調理用食品容器においては、近年使い捨てのトレー容器が広く使用されている。この使い捨てトレー容器は耐熱性のあるプラスチックを主材料とするものと、板紙を主材料とするものが主として用いられている。プラスチック製容器は丈夫であり、製造及び取り扱いが簡単であるが、昨今の環境汚染防止の動きから、自然に分解することがなく、廃棄したときに焼却処理のできないプラスチック容器を使い捨てにすることは、消費者などから敬遠される傾向がある。そこで、廃棄した場合は自然に分解し、燃焼しても汚染物質や煤煙などが出にくく、燃焼カロリーの低い無公害でリサイクルも可能な板紙製のトレー容器の使用が増加している。板紙製トレー容器は、必要に応じて樹脂などをラミネートすることにより耐水、耐油性、バリヤー性をもたせることにより各種食品を収納するのに適しており、とりわけ食品を収納した状態でそのまま電子レンジで加熱調理できる電子レンジ調理用紙容器として好適に使用できるものである。
ところで、従来から、店頭または家庭に持ち帰って電子レンジ加熱調理して賞味する、例えば、冷凍ピザ、冷凍たこ焼き、冷凍お好み焼き、冷凍餃子、冷凍シュウマイなどを収納する電子レンジ調理用紙容器は、店頭または家庭に持ち帰って電子レンジ加熱調理するときに、内容物から発生する水蒸気などを効果的に放出できないといった問題があり、加熱調理した冷凍ピザ、冷凍たこ焼きなどがべとついて著しく食感や風味を損なうことがあった。そこで、電子レンジ調理用紙容器全面にサセプターを配設して、その一部に蒸気抜き孔を設けた電子レンジ調理用紙容器が開発されているが、電子レンジ加熱調理後、内容物を取り出す際に、熱い問題や内容物が垂れて電子レンジを汚す問題、さらに蒸気抜き孔を設けているものの、蒸気を効果的に放出できず内容物がべとついて著しく食感や風味を損なうことがあった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、電子レンジ加熱調理して賞味する、冷凍ピザなどの食品を収納する、店頭または家庭に持ち帰って電子レンジ加熱調理するときに、内容物から発生する水蒸気などを効果的に放出することができ、また電子レンジ加熱調理後、内容物を素手で取り出しても熱くない、クリスピー感などの食感や風味を損なわないで、こんがりとしたピザ等の食品を得ることができる電子レンジ加熱用紙製トレーおよびその電子レンジ加熱方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、すなわち、
請求項1に係る発明は、
電子レンジ加熱用紙製トレーにおいて、
前記紙製トレー本体の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が形成されており、該紙製トレー本体の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が設けられたサセプターを挿設し、前記紙製トレー本体内部に収納する内容物よりも大きく、該紙製トレー本体よりも小さい自立性の紙製リングを前記紙製トレー本体内部に立設したことを特徴とする電子レンジ加熱用
紙製トレーである。
請求項2に係る発明は、
前記紙製トレー本体の底部およびサセプターに設けられる水蒸気抜き貫通孔の直径が、5〜15mmの範囲であることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ加熱用紙製トレーである。
請求項3に係る発明は、
前記サセプターが、少なくともプラスチックフィルムもしくはシート状の基材表面に、マイクロ波発熱層を設け、該マイクロ波発熱層上に紙基材を積層した構成からなることを特徴とする請求項1または2記載の電子レンジ加熱用紙製トレーである。
請求項4に係る発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子レンジ加熱用紙製トレーに内容物としてピザを収納することを特徴とする電子レンジ加熱用紙製トレーである。
請求項5に係る発明は、
前記紙製トレー本体の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が形成されており、該紙製トレー本体の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が設けられたサセプターを挿設し、前記紙製トレー本体内部に内容物を収納し、該内容物よりも大きく、前記紙製トレー本体よりも小さい自立性の紙製リングを前記紙製トレー本体内部に立設した電子レンジ加熱用紙製トレーから前記紙製リングを取り出し、電子レンジ加熱テーブルに該紙製リングを載置し、該紙製リング上に前記内容物を収納した紙製トレー本体を載置して内容物を加熱することを特徴とする電子レンジ加熱方法である。
本発明により、冷凍ピザなどの食品を収納する、店頭または家庭に持ち帰って電子レンジ加熱調理するときに、内容物から発生する水蒸気などを効果的に放出することがで、また電子レンジ加熱調理後、内容物を素手で取り出しても熱くなく、クリスピー感などの食感や風味を損なわないで、こんがりとしたピザ等の食品を得ることができる。
また、本発明の電子レンジ加熱用紙製トレーは、紙を主体とする紙基材からなる構成の紙製トレーであることから、低価格である上に、使用済みの容器を廃棄する際の公害の問題がない。
以下、本発明の一実施例としての最良の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の加熱用紙製トレーの構成の一例を示すものであり、(a)は、加熱用紙製トレーの斜視図である。また(b)は、(a)に示した図のX−Y断面図である。図2は、本発明における加熱用紙製トレー本体の一例を示す斜視図である。図3は、本発明における紙製リングの一例を示す斜視図である。図4は、本発明におけるサセプターの一例を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施例としての電子レンジ加熱用紙製トレー10は、紙製トレー本体1の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔1aが形成されており[図2参照]、紙製トレー本体の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔3aが設けられたサセプター3[図3参照]を挿設し、前記紙製トレー本体内部に収納する内容物(図示せず)よりも大きく、該紙製トレー本体よりも小さい自立性の円筒形状の紙製リング2[図4参照]を前記紙製トレー本体1内部に立設したことを特徴とするものである。
そして、本発明における加熱用紙製トレー本体1は、一例として、図5に示すように、板紙21の片面に熱可塑性樹脂を押し出し等を用いて熱可塑性樹脂層22をラミネートした構成の紙を主体とした基材20が使用できる。
また、本発明におけるサセプター3は、一例として、図6に示すように、少なくともプラスチックフィルムもしくはシート状の基材31表面に、マイクロ波発熱層32を設け、このマイクロ波発熱層32上に、紙基材33を積層した構成からなるサセプター30が使用できる。
先ず、本発明で用いられる部材の素材について以下に説明する。
本発明で用いられる紙製トレー本体1の素材としては、特に限定されず、通常の紙容器の素材として用いられている公知の、例えば、マニラーボール、白ボールなどの板紙が使用される。この板紙の片面もしくは両面に熱可塑性樹脂を押し出し等を用いて熱可塑性樹脂層22ラミネートしたものを紙製トレーの部材として用いる。使用される熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルペンテンコポリマー(TPX)などが必要に応じて適宜用いられる。またラミネートの厚さは、20〜50μmが適当である。
また、本発明で用いられるの自立性の紙製リングの素材としては、特に限定されず、上記の紙製トレーの素材と同様、例えば、マニラーボール、白ボールなどの板紙が使用される。必要に応じて、この板紙の片面もしくは両面に熱可塑性樹脂を押し出し等を用いてラミネートしたものを用いることもできる。使用される熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルペンテンコポリマー(TPX)などが挙げられる。厚さについては、紙製トレーにピザなどの食品を収納した紙製トレーを、この紙製リングに載置した際に、変形などを生じないで自立できる厚さであればよく、特に限定されない。
上記紙製リングの形状は、上記の実施例では円筒形状のものを例示したが、円筒形状以外の形状であってもよく、限定されるものではない。
本発明で用いられるサセプター3(30)を構成するプラスチックフィルムもしくはシート状の基材31としての素材は、金属蒸着加工適性を有していれば、特に種類を限定する必要はなく、発熱させようとする熱量に応じて選択すればよいが、代表的な例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン2・6ナフタレートなどのポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、6ナイロン、12ナイロンなどのポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリイミドなどや、これらの重合体と他の有機重合体との共重合体などから成るフィルムやシートが挙げられる。前記重合体、共重合体には各種添加剤、例えば帯電防止剤、滑剤、酸化防止剤などが添加されていても問題ない。これらフィルムの厚みは特に限定されないが、蒸着加工等機械加工適性を考慮した場合6〜100μmが望ましい。
本発明で用いられるサセプター3(30)を構成するマイクロ波発熱層32は、金属蒸着層にはアルミニウム、錫、亜鉛、鉄、銅、などの蒸着薄膜およびアルミニウムと酸化アルミニウム混合層が考えられるが、発熱量及び加熱時スパークの問題からアルミニウムの使用が望ましい。
本発明で用いられるサセプター3(30)を構成する紙基材33としては、特に加工適性において、坪量20〜400g/m2程度で、比較的耐熱性を有する、例えば、未晒し
中性紙の使用が望ましい。
上記の紙基材を支持体として、上記の金属蒸着面に貼合するが、これには通常接着剤を用いる。接着剤としては、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂等の食品包材用途として、一般的に用いられるものであれば、特に制限はないが、耐熱性を考慮した場合はウレタン樹脂またはポリエステル・ポリウレタン樹脂の使用が望ましい。
次に、本発明で用いられる紙製トレー本体の作成方法の一例について説明する。
本発明で用いられる紙製トレー本体として、例えば、図7に示すような、上下側面板(50,60)と、左右に側面板(41,41)を連設した複数の蒸気抜き孔(4a)を設けた底面板(40)と、左右に折込み片(51,51)を連設した側面板(50)と、左右に折込み片(61,61)を連設した側面板(60)とを、それぞれ折り目線(符号がない1点鎖線)を介して順に連設して、側面板(41)に折込み片糊代片(51,61)を貼着して、立方体状に製函した電子レンジ加熱製紙トレーを作成することができる。
通常の印刷などを施した適宜の板紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、図7に示す電子レンジ加熱調理の紙製トレーのブランクを作成して、接着剤を用いた機械的な製函工程で、図2に示す紙製トレーを作成することができる。工程が簡単で作製費用が廉価な電子レンジ加熱用紙製トレーが得られる。
次に、本発明で用いられる円筒状の紙製リングの作成方法の一例について説明する。
紙製トレー本体内部に収納する所定の内容物よりも大きく、所定の紙製トレー本体よりも小さいくなるように、帯状の紙基材の両端を接着して自立性の円筒形状などの紙製リングを簡単に作成することができる。帯状の紙基材の両端を接着する接着剤としては、酢酸ビニル系、アクリル系等のエマルジョン接着剤、ウレタン系接着剤などが使用できる。
次ぎ、本発明で用いられるサセプターの作成方法の一例について説明する。
前記したプラスチックフィルムとして、例えば、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、連続式真空蒸着機を用いて、前記した金属蒸着層として、アルミニウム蒸着膜厚12nm、光線透過率50%の条件で蒸着し金属蒸着層を設け、この蒸着面にシリコン系接着剤を介して、紙基材として坪量30g/m2の未晒し中性紙を貼合し、複数の貫通孔を設けた電子レンジサセプター積層体を用いることができる。
本発明における電子レンジ加熱紙製トレー本体の少なくとも底部に設ける複数の貫通孔およびサセプターに設ける複数の貫通孔は、孔の直径が5〜15mmの範囲、望ましくは10mm近傍の直径がより好ましい。そして、トレー本体の少なくとも底部に設ける複数の貫通孔とトレー本体に挿設されるサセプターに設ける複数の貫通孔は、必ずしも位置合わせの必要がないが、サセプターに設ける複数の貫通孔と底部に設ける複数の貫通孔が連通しているのが望ましい。複数の貫通孔の間隔は、特に、限定されないが20mm間隔程度が望ましい。
上記で得られた紙製トレー、紙製リング、サセプターを用いて、紙製トレー本体の底部にサセプターを挿設し、紙製リングを立設してなる本発明の電子レンジ加熱紙製トレーに、ピザなどの内容物を収納した後、例えば、図8に示すように、ピロー包装袋70で包装して流通する。
ピロ−包装袋70を構成する素材としては、例えば、従来公知の合成樹脂のフィルムな
いしシ−トをその袋の使用目的等によって単独、あるいは任意に選択してそれらを組み合わせて通常のラミネ−ト方法によって積層して使用することができる。上記において、合成樹脂のフィルムないしシ−トとしては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、フッ素系樹脂、ビニロン、セロハン等の合成樹脂を主体とする各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
これらのフィルムないしシ−トは、未延伸、あるいは一軸方向または二軸方向等に延伸されたものであってもよい。また、本発明においては、上記のフィルムないしシ−トとしては、上記に挙げた樹脂をビヒクルの主成分とする組成物によるコ−ティング膜等であってもよい。また、上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、包装袋の使用目的等によって任意であるが、約10〜200μm位が好ましい。
上記で挙げた材料を使用し、それを単独で、あるいは包装袋等の使用目的等によって、その材料を任意に選択して組み合わせ、例えば、共押し出し、押し出しラミネ−ト、ドライラミネ−ト等の通常の積層方法によって積層した積層体を素材として使用することができる。
上記のような素材を使用してピロ−包装袋70を製造するに際しては、その片方の面は、ヒ−トシ−ルさせて包装袋を製造するために、ヒ−トシ−ル性を有することが必要である。上記のヒ−トシ−ル性を構成する材料としては、例えば、上記に挙げた低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等の各種の樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。あるいはまた、上記に挙げた樹脂を主成分とする組成物によるコ−ティング膜等も使用することができる。なお、本発明においては、ピロ−包装袋を構成する素材の他方の面は、包装袋を構成するに際し、非ヒ−トシ−ル性であることが好ましい。
次に、ピザなどの内容物を収納した本発明の電子レンジ加熱用紙製トレーにおける電子レンジ加熱方法について説明する。
本発明における電子レンジ加熱方法は、紙製トレー本体1の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔1aが形成されており、紙製トレー本体1の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔3aが設けられたサセプター3を挿設し、前記紙製トレー本体1内部に内容物Pを収納し、この内容物Pよりも大きく、前記紙製トレー本体1よりも小さい自立性の例えば円筒形状の紙製リング2を前記紙製トレー本体内部に立設した、図1(a)に示した本発明の電子レンジ加熱用紙製トレー10に立設した紙製リング2を取り出し、図9に示すように、その紙製リング2を電子レンジ加熱テーブル80eに載置し、その紙製リング2上に、前記内容物Pを収納した紙製トレー本体1を載置して内容物Pを加熱することを特徴とする電子レンジ加熱方法である。
上記の電子レンジ加熱方法によれば、冷凍ピザなどの食品を収納する、店頭または家庭
に持ち帰って電子レンジ加熱調理するときに、内容物から発生する水蒸気などを効果的に放出することがで、また電子レンジ加熱調理後、内容物を素手で取り出しても熱くなく、クリスピー感などの食感や風味を損なわないで、こんがりとしたピザ等の食品を得て食することができる。
店頭または家庭に持ち帰って電子レンジ加熱調理して賞味する、例えば、冷凍ピザ、冷凍たこ焼き、冷凍お好み焼き、冷凍餃子、冷凍シュウマイなどを収納する電子レンジ加熱調理用紙製トレーとして好適に使用できる。
本発明の電子レンジ加熱調理用紙製トレーの一例を示すもので、 (a)は、その斜視図である。
(b)は、(a)に示した図のX−Y断面図である。
本発明の電子レンジ加熱用紙製トレー本体を一例を示す斜視図である。 本発明における紙製リングの一例を示す斜視図である。 本発明におけるサセプターの一例を示す斜視図である。 本発明の電子レンジ加熱用紙製トレー本体を構成する紙製基材の一例を示す断面図である。 本発明におけるサセプターの構成の一例を示す断面図である。 本発明の電子レンジ加熱用紙製トレー本体のブランクの一例を示す平面図である。 本発明の一実施例として、ピロー包装袋で包装した電子レンジ加熱用紙製トレーを示す斜視図である。 本発明の電子レンジ加熱用紙製トレーを用いて内容物を電子レンジ加熱する方法を説明する説明図である。
符号の説明
1・・・紙製トレー本体
1a、3a・・・孔
2・・・紙製リング
3・・・サセプター
10・・・電子レンジ加熱用紙製トレー
20・・・紙製トレー本体積層体
21・・・紙基材層
22・・・熱可塑性樹脂層
30・・・サセプター積層体
31・・・プラスチックフィルムまたはシート層
32・・・金属蒸着層
33・・・紙基材層
40・・・底面板
41・・・左右側面板
50・・・上側面板
51、61・・・折込み片(糊代片)
60・・・下側面板
70・・・ピロー包装袋
70b・・・端面シール部
70c・・・背シール部
80・・・電子レンジ
80d・・・テーブル
P・・・内容物

Claims (5)

  1. 電子レンジ加熱用紙製トレーにおいて、
    前記紙製トレー本体の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が形成されており、該紙製トレー本体の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が設けられたサセプターを挿設し、前記紙製トレー本体内部に収納する内容物よりも大きく、該紙製トレー本体よりも小さい自立性の紙製リングを前記紙製トレー本体内部に立設したことを特徴とする電子レンジ加熱用紙製トレー。
  2. 前記紙製トレー本体の底部およびサセプターに設けられる水蒸気抜き貫通孔の直径が、5〜15mmの範囲であることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ加熱用紙製トレー。
  3. 前記サセプターが、少なくともプラスチックフィルムもしくはシート状の基材表面に、マイクロ波発熱層を設け、該マイクロ波発熱層上に紙基材を積層した構成からなることを特徴とする請求項1または2記載の電子レンジ加熱用紙製トレー。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子レンジ加熱用紙製トレーに内容物としてピザを収納することを特徴とする電子レンジ加熱用紙製トレー。
  5. 前記紙製トレー本体の少なくとも底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が形成されており、該紙製トレー本体の底部に複数の水蒸気抜き貫通孔が設けられたサセプターを挿設し、前記紙製トレー本体内部に内容物を収納し、該内容物よりも大きく、前記紙製トレー本体よりも小さい自立性の紙製リングを前記紙製トレー本体内部に立設した電子レンジ加熱用紙製トレーから前記紙製リングを取り出し、電子レンジ加熱テーブルに該紙製リングを載置し、該紙製リング上に前記内容物を収納した紙製トレー本体を載置して内容物を加熱調理することを特徴とする電子レンジ加熱方法。

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