JP2004196318A - スクリューキャップ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】開封時に発音するスクリューキャップ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】板材を成形することにより天板部2及びその天板部2の周縁から垂下する側壁部5と、この側壁部5に瓶等の容器100に螺合される螺旋状のねじ部102を形成する。天板部2の中央部に隆起部10を成形し、隆起部10にこのキャップ1の周縁部3から中央部に向かう稜線部12を成形する。また、隆起部10とこのキャップの周縁部3とを区切る多角形の境界部11を成形する。そして、隆起部10の変形がキャップ1の開放で元に戻り、これによりキャップ1が発音する。
【選択図】 図1
【解決手段】板材を成形することにより天板部2及びその天板部2の周縁から垂下する側壁部5と、この側壁部5に瓶等の容器100に螺合される螺旋状のねじ部102を形成する。天板部2の中央部に隆起部10を成形し、隆起部10にこのキャップ1の周縁部3から中央部に向かう稜線部12を成形する。また、隆起部10とこのキャップの周縁部3とを区切る多角形の境界部11を成形する。そして、隆起部10の変形がキャップ1の開放で元に戻り、これによりキャップ1が発音する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリューキャップ及びその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、開封時における瓶内部の減圧に伴うキャップ天板部の弾性変形により発音するキャップ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
瓶のキャップとして、複数箇所に隔てて掛止用の爪を有するツイストキャップと呼ばれるものが知られている。同キャップでは、各爪が瓶から外れないように硬質の鋼板を用いている。このようなツイストキャップを用いた瓶では、内容物の品質保証のために、キャップ天板中央部に平面視円形の隆起部を設け、開封時の瓶内部減圧に伴う隆起部の弾性変形により発音するものが知られている。ツイストキャップでは上述のように板材が硬質であるため、隆起部が円形でも、十分な反発力を得られ、発音が可能であった。
【0003】
これに対し、側壁部にねじを成形する必要のある「スクリューキャップ」にあっては、ねじ成形のために薄板又はツイストキャップよりも軟質の板を用いる必要がある。そして、発明者らの実験によれば、薄板等の天板部に円形の隆起部を設けても、開封時の反発力が不十分で発音させることが非常に困難であった。
【0004】
なお、本発明とは分野が相違するが、発音蓋として、特許文献1に記載の「易開口缶」が知られている。同公報には、その缶蓋中央部に平面視円形の「ボタン部」を設け、開封時の缶内部の減圧に伴うボタン部の弾性変形により発音する旨が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平2002−160733号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、開封時に発音するスクリューキャップ及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るスクリューキャップの第一の特徴は、板材を成形することにより天板部及びその天板部の周縁から垂下する側壁部を形成すると共に、前記側壁部には瓶等の容器に螺合される螺旋状のねじ部を有するものであり、前記天板部の中央部に隆起部を有し、前記隆起部にはこのキャップの周縁部から中央部に向かう稜線部を成形してあり、前記隆起部の弾性変形により発音することにある。
【0008】
同特徴によれば、隆起部に稜線部を設けたことにより、隆起部を押し下げるように弾性変形させると、より平坦にさせられた稜線部は反発力により元形状に復帰しようとする。この反発力で隆起部は発音することとなる。
【0009】
また、本発明に係るスクリューキャップの第二の特徴は、板材を成形することにより天板部及びその天板部の周縁から垂下する側壁部を形成すると共に、前記側壁部には瓶等の容器に螺合される螺旋状のねじ部を有するものであり、前記天板部の中央部に隆起部を有し、前記隆起部とこのキャップの周縁部とを区切る多角形の境界部を有し、前記隆起部の変形により発音することにある。この場合、前記多角形が正方形又は長方形であることが望ましい。
【0010】
同特徴によれば、隆起部の外縁に境界部を設けたことにより、押し下げられた隆起部は周縁に対し相対的に押し下げられ、発音のための反発力を得ることができる。
【0011】
上記いずれかの特徴において、前記隆起部がその中央部に平坦部を備えていることが望ましい。
【0012】
また、上記いずれかの特徴において、前記周縁部に沿って円状の段差部を有し、前記境界部がこの段差部に近接する直線状であってもよい。
【0013】
さらには、前記隆起部が平面視で直交する2方向に対して異なる形状を呈し、一方が他方よりなだらかに連続する部分を有しているようにしてもよい。
【0014】
本発明に係るスクリューキャップの製造方法の第一の特徴は、上記いずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、前記隆起部の形状を呈する略凸形状の雄型と、弾性部材の平坦面との間で材料を挟むことにより前記隆起部を成形することにある。
【0015】
本発明に係るスクリューキャップの製造方法の第二の特徴は、上記いずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、この雄型に嵌合する雌型とを有し、雄型は弾性部材により上方に付勢されており、前記雄型と前記雌型との間で材料を挟むことにより前記隆起部を成形することにある。
【0016】
【発明の効果】
このように、上記本発明に係るスクリューキャップの特徴によれば、稜線部又は境界部を設けたことにより、薄板又は比較的柔らかい板材であっても十分な反発力を得ることができるようになった。これにより薄板等を用いる「スクリューキャップ」でも実際に発音させることが可能になった。
【0017】
本発明の他の目的、構成及び効果については以下に示す「発明の実施の形態」の項で明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
図1、2に示すスクリューキャップ1の第一実施形態は、飲食物を収納する食品保存用のガラス瓶100の口部101を塞ぐものに関する。なお、このガラス瓶100の口部101には、螺旋状のねじ102を形成してある。
【0019】
スクリューキャップ1は、大略、天板部2及びその天板部2の周縁から垂下する円環状の側壁部5を有し、その下端の縁部を側壁外周方向に張り出すように丸めてある。このスクリューキャップ1は、板材(薄板)である板厚0.2〜0.5mm程度の塗装鋼板をプレス成形することで形成され、側壁部5には、瓶100のねじ102に螺合する螺旋状のねじ部6を成形してある。また、天板部2の内面2bの周縁には、後述の口部上端101aを接当させて瓶100を密閉するためのパッキン7を貼着してある。
【0020】
天板部2には、大略、周縁側から中央に向かって、円弧状の周縁部3と、隙間部4と、正方形状の隆起部10とを順次形成してある。周縁部3は平坦面であり、周縁部3内径側に下向き傾斜の段差部3aを形成してある。この段差部3aも平面方向視で円弧状を呈しており、周縁部3と段差部3aのキャップ開口側7の表面2bには上述のパッキン7が貼着されている。
【0021】
隆起部10は、周縁部3a内径上の点を頂点とする正方形状に配置される4本の第一境界部11を挟んで、平坦面である隙間部4に対して隆起させてある。この隆起部10は、大略、傾斜部13と、中央部に位置する平坦部15を有する。
【0022】
傾斜部13は、周縁部3側から平坦部15に至る上向き傾斜の傾斜面として成形してある。この傾斜部13には、大略、周縁部3側から平坦部15に向かう4本の稜線部12を成形してある。この稜線部12を境界として傾斜部13を4つの区画に分けたことで、各傾斜部13を下方に押し下げたときに、弾性変形による反発力が十分得られるように構成してある。一方、頂部(平坦部)15は、稜線部12の中央部側の各終点を頂点とする四本の第二境界部14を各辺とする正方形状としてある。境界部11は、上面側が凹状の溝としてある。一方、稜線部12及び第二境界部14は、下面側が凸状の突条としてある。
【0023】
ここで、図3を参照しながら、本発明に係るスクリューキャップ1の製造装置及び製造方法について簡単に説明する。図3(a)に示す製造装置は、プレス機に取り付ける下型110と上型120とを有している。下型110は中央から外側に向かって、突部を有する雄型111とこれに順次外嵌する内筒体112,可動リング113,外筒体114とを備えている。また、可動リング113は外筒体114に抜けを規制される唾部113aを有し下ベース115を貫通する複数本のピン116により上下移動可能に支持され、下方から付勢手段により支持される連結板117に連結されている。
【0024】
上型120は、スペーサー121と、このスペーサー121に形成された円形の凹部121aに嵌合される弾性部材122と、スペーサー121に外嵌する筒体123と、これらを支持する上ベース124とを有している。弾性部材122は、硬質ウレタン樹脂で構成され、その下面である平坦面122aと雄型111とで天板部2xを挟むことにより、隆起部10をプレス成形する。弾性部材122は、ウレタン以外のゴムや樹脂で構成することもできる。
【0025】
製造に当たっては、鋼板STを下型110,上型120間にセットし、上型120を下型110に近接させる。まず、鋼板STが可動リング113の上面と筒体123の下面に挟まれ、内エッジ114aと外エッジ123aとの間で鋼板STが円形に切断される。順次上型120を下降させると、可動リング113も同時に下降し、内筒体112の外面と筒体123の内面とで同図(b)に示すように側壁部5が形成される。さらに上型120を下降させると、内筒体112の平坦面122aと雄型111との押圧で隆起部10が段差部3aと共に形成される。
【0026】
このように上型の素材として硬質のウレタン樹脂を採用したことにより、プレス時におけるウレタン樹脂が適当な弾性変形を行い、薄板を破損させることなく、隆起部10を成形することができる。なお、以下の各実施形態に係るスクリューキャップを作成においても、凸部111の形状を変更することで、隆起部10を同様に成形することが可能である。なお、キャップ1の成形後に隆起部をさらに別工程で形成することも可能である。
【0027】
次に、図1(b)及び図2を参照しながら、密封時及び開封時における天板2の弾性変形について説明する。なお、以下に示す各実施形態において、特に断りのない限り、瓶100内部は真空状態である。
【0028】
図1(b)は、瓶100の口部102を塞いだ状態におけるキャップ1の端面図であり、天板2には、容器100内部方向への引張圧が作用している。図2において、符号10’で示す鎖線は、密封時の隆起部10の変形を示すものである
キャップ1を開封すると同時に、減圧状態のガラス瓶100内に空気が流入する。これにより、天板部2’に作用していた引張圧が開放され、隆起部10’は符号10で示す元の状態に復帰し、上述の反発力で発音が引き起こされる。
【0029】
また、間隙部4と傾斜部13の境界部11は上面側が凹状の溝としてあることから、密封により傾斜部13が弾性変形すると、この境界部11に応力が集中する。そして、開封と同時に、間隙部4はほぼ不動であるから、その応力は傾斜部13への反発力として作用することとなる。そして、その大きさに比例した発音を伴って、隆起部10は原形状に復帰する。このように、本実施形態に係るスクリューキャップ1にあっては、傾斜部13を溝である境界部11と、突条である稜線部12及び第二境界部14の互いに異なる2種類の境界で囲んだことにより、大きな反発力を得ることができる。
【0030】
次に、図4を参照しながら、本発明に係るスクリューキャップの第二実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、上記第一実施形態と同様の部材には同様の符号を付してある。
【0031】
本実施形態は、隆起部30が一対の傾斜部33、33と、これらの間に挟まれた頂部35a及び一対の第二傾斜部35b、35bを有している点で上記第一実施形態と相違する。すなわち、頂部35aの平行な2辺にのみ第二境界部34、34を設けることで、アーチ状のなだらかな連続部分35b、35a、35bを形成している。
【0032】
同図(b)、(c)に示すように、第一傾斜部33、33及び第二傾斜部35b、35bは共に、中央部側に向かって上向き傾斜であり、第二傾斜部35bの傾斜の方が第一傾斜部33の傾斜よりもなだらかである。また、第二傾斜部35bは中央部側ほど狭幅に形成してある。そして、アーチ状部分35(35b、35a、35b)が全体として大幅に凹むことにより、頂部35aに作用する反発力を増大させ、大きな発音を得るように構成してある。
【0033】
図5に示す第三実施形態におけるスクリューキャップの隆起部40は、大略、中央部に位置する方形の平坦部45と、台形形状の第一傾斜部43、43と、第二傾斜部44、44を有する。第一傾斜部43と第二傾斜部44は稜線部42を介して区分けされており、同図(b)、(c)に示すように、第二傾斜部44の傾斜の方が第一傾斜部43の傾斜よりもなだらかであり、上記第二実施形態と同様の効果を有する。
【0034】
図6に示す第四実施形態におけるスクリューキャップの隆起部50は、大略、方形状の境界部51に囲まれた傾斜部53と平坦部55を有する。本実施形態は、方形状の境界部51の各頂点が、段差部3a上に位置しない点で上記実施形態と相違しており、傾斜部53の面積が小さくなっている。しかし、傾斜部53を幅狭にせざるを得ず、その分、隆起部50に対する反発力も弱くなる点で、上記実施形態の方が優れている。
【0035】
図7(a)に示す第五実施形態におけるスクリューキャップ1の製造装置にあっては、弾性部材122の替わりに雌型125が用いられる。この雌型125の下面は雄型111’と嵌合しあう関係となっている。雄型111’の下部にはばね筒118内で支持された付勢手段である圧縮ばね119とが配置され、雄型111’を上方に付勢する。
【0036】
スクリューキャップ1を製造するにあたっては、下型110と上型120との間に鋼板STを介在させ、これら両型を近接させる。このとき、内筒体112’よりも上方に凸部111’が張り出しているので、同図(b)に示すように、まず隆起部10’が形成され、順次隆起部10’が深くなり、最終的に隆起部10が形成されることとなる。
【0037】
最後に、本発明に係るスクリューキャップのその他の実施形態の可能性について言及する。なお、以下の各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
上記各実施形態では、瓶100としてガラス瓶を用いた。しかし、所定の内部圧に耐えうる材質のものであればこれに限らず使用可能である。
【0038】
上記第一、二、四実施形態では、段差部3aを傾斜面とし、上記第三実施形態では、段差部3aを壁面状としたが、適宜変更可能である。
【0039】
なお、特許請求の範囲の項に記入した符号は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものにすぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第一実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のA−A端面図である。
【図2】天板の変形の様子を示す図1(b)相当図である。
【図3】(a)は本発明に係る発音キャップの製造方法において用いる金型の断面図、(b)は鋼板の成形過程を示す図である。
【図4】(a)は本発明の第二実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のB−B端面図であり、(c)は(a)のC−C端面図である。
【図5】(a)は本発明の第三実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のD−D端面図であり、(c)は(a)のE−E端面図である。
【図6】(a)は本発明の第四実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のF−F端面図である。
【図7】本発明の第五実施形態に係る図3相当図である。
【符号の説明】
1:発音スクリューキャップ、2:天板部、3:周縁部、3a:段差部、5:側壁部、6:ねじ、7:パッキン、8:開口、10、10’:隆起部、11:境界部、12:陵線部、13:傾斜部、14:第二境界部、15:平坦部、30:隆起部、31:境界部、32:陵線部、33:第一傾斜部、34:第二傾斜部、35:アーチ状部、35a:頂部、35b:第二傾斜部、40:隆起部、41:境界部、42:陵線部、43:第一傾斜部、44:第二傾斜部、45:平坦部、50:隆起部、51:第一境界部、53:傾斜部、54:第二境界部、55;平坦部、100:瓶、101:口部、101a:口部上端、102:ねじ、110:下型、111、111’:雄型、112,112’:内筒体、113:可動リング、113a:唾部、114:外筒体、114a:内エッジ、115:下ベース、116:ピン、117連結板、118:ばね筒、119:圧縮ばね、120:上型、121:スペーサー、121a:凹部、122:弾性部材、122a:平坦面、123:筒体、123a:外エッジ、124:上ベース ,125:雌型、ST:鋼板
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリューキャップ及びその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、開封時における瓶内部の減圧に伴うキャップ天板部の弾性変形により発音するキャップ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
瓶のキャップとして、複数箇所に隔てて掛止用の爪を有するツイストキャップと呼ばれるものが知られている。同キャップでは、各爪が瓶から外れないように硬質の鋼板を用いている。このようなツイストキャップを用いた瓶では、内容物の品質保証のために、キャップ天板中央部に平面視円形の隆起部を設け、開封時の瓶内部減圧に伴う隆起部の弾性変形により発音するものが知られている。ツイストキャップでは上述のように板材が硬質であるため、隆起部が円形でも、十分な反発力を得られ、発音が可能であった。
【0003】
これに対し、側壁部にねじを成形する必要のある「スクリューキャップ」にあっては、ねじ成形のために薄板又はツイストキャップよりも軟質の板を用いる必要がある。そして、発明者らの実験によれば、薄板等の天板部に円形の隆起部を設けても、開封時の反発力が不十分で発音させることが非常に困難であった。
【0004】
なお、本発明とは分野が相違するが、発音蓋として、特許文献1に記載の「易開口缶」が知られている。同公報には、その缶蓋中央部に平面視円形の「ボタン部」を設け、開封時の缶内部の減圧に伴うボタン部の弾性変形により発音する旨が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平2002−160733号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、開封時に発音するスクリューキャップ及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るスクリューキャップの第一の特徴は、板材を成形することにより天板部及びその天板部の周縁から垂下する側壁部を形成すると共に、前記側壁部には瓶等の容器に螺合される螺旋状のねじ部を有するものであり、前記天板部の中央部に隆起部を有し、前記隆起部にはこのキャップの周縁部から中央部に向かう稜線部を成形してあり、前記隆起部の弾性変形により発音することにある。
【0008】
同特徴によれば、隆起部に稜線部を設けたことにより、隆起部を押し下げるように弾性変形させると、より平坦にさせられた稜線部は反発力により元形状に復帰しようとする。この反発力で隆起部は発音することとなる。
【0009】
また、本発明に係るスクリューキャップの第二の特徴は、板材を成形することにより天板部及びその天板部の周縁から垂下する側壁部を形成すると共に、前記側壁部には瓶等の容器に螺合される螺旋状のねじ部を有するものであり、前記天板部の中央部に隆起部を有し、前記隆起部とこのキャップの周縁部とを区切る多角形の境界部を有し、前記隆起部の変形により発音することにある。この場合、前記多角形が正方形又は長方形であることが望ましい。
【0010】
同特徴によれば、隆起部の外縁に境界部を設けたことにより、押し下げられた隆起部は周縁に対し相対的に押し下げられ、発音のための反発力を得ることができる。
【0011】
上記いずれかの特徴において、前記隆起部がその中央部に平坦部を備えていることが望ましい。
【0012】
また、上記いずれかの特徴において、前記周縁部に沿って円状の段差部を有し、前記境界部がこの段差部に近接する直線状であってもよい。
【0013】
さらには、前記隆起部が平面視で直交する2方向に対して異なる形状を呈し、一方が他方よりなだらかに連続する部分を有しているようにしてもよい。
【0014】
本発明に係るスクリューキャップの製造方法の第一の特徴は、上記いずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、前記隆起部の形状を呈する略凸形状の雄型と、弾性部材の平坦面との間で材料を挟むことにより前記隆起部を成形することにある。
【0015】
本発明に係るスクリューキャップの製造方法の第二の特徴は、上記いずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、この雄型に嵌合する雌型とを有し、雄型は弾性部材により上方に付勢されており、前記雄型と前記雌型との間で材料を挟むことにより前記隆起部を成形することにある。
【0016】
【発明の効果】
このように、上記本発明に係るスクリューキャップの特徴によれば、稜線部又は境界部を設けたことにより、薄板又は比較的柔らかい板材であっても十分な反発力を得ることができるようになった。これにより薄板等を用いる「スクリューキャップ」でも実際に発音させることが可能になった。
【0017】
本発明の他の目的、構成及び効果については以下に示す「発明の実施の形態」の項で明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
図1、2に示すスクリューキャップ1の第一実施形態は、飲食物を収納する食品保存用のガラス瓶100の口部101を塞ぐものに関する。なお、このガラス瓶100の口部101には、螺旋状のねじ102を形成してある。
【0019】
スクリューキャップ1は、大略、天板部2及びその天板部2の周縁から垂下する円環状の側壁部5を有し、その下端の縁部を側壁外周方向に張り出すように丸めてある。このスクリューキャップ1は、板材(薄板)である板厚0.2〜0.5mm程度の塗装鋼板をプレス成形することで形成され、側壁部5には、瓶100のねじ102に螺合する螺旋状のねじ部6を成形してある。また、天板部2の内面2bの周縁には、後述の口部上端101aを接当させて瓶100を密閉するためのパッキン7を貼着してある。
【0020】
天板部2には、大略、周縁側から中央に向かって、円弧状の周縁部3と、隙間部4と、正方形状の隆起部10とを順次形成してある。周縁部3は平坦面であり、周縁部3内径側に下向き傾斜の段差部3aを形成してある。この段差部3aも平面方向視で円弧状を呈しており、周縁部3と段差部3aのキャップ開口側7の表面2bには上述のパッキン7が貼着されている。
【0021】
隆起部10は、周縁部3a内径上の点を頂点とする正方形状に配置される4本の第一境界部11を挟んで、平坦面である隙間部4に対して隆起させてある。この隆起部10は、大略、傾斜部13と、中央部に位置する平坦部15を有する。
【0022】
傾斜部13は、周縁部3側から平坦部15に至る上向き傾斜の傾斜面として成形してある。この傾斜部13には、大略、周縁部3側から平坦部15に向かう4本の稜線部12を成形してある。この稜線部12を境界として傾斜部13を4つの区画に分けたことで、各傾斜部13を下方に押し下げたときに、弾性変形による反発力が十分得られるように構成してある。一方、頂部(平坦部)15は、稜線部12の中央部側の各終点を頂点とする四本の第二境界部14を各辺とする正方形状としてある。境界部11は、上面側が凹状の溝としてある。一方、稜線部12及び第二境界部14は、下面側が凸状の突条としてある。
【0023】
ここで、図3を参照しながら、本発明に係るスクリューキャップ1の製造装置及び製造方法について簡単に説明する。図3(a)に示す製造装置は、プレス機に取り付ける下型110と上型120とを有している。下型110は中央から外側に向かって、突部を有する雄型111とこれに順次外嵌する内筒体112,可動リング113,外筒体114とを備えている。また、可動リング113は外筒体114に抜けを規制される唾部113aを有し下ベース115を貫通する複数本のピン116により上下移動可能に支持され、下方から付勢手段により支持される連結板117に連結されている。
【0024】
上型120は、スペーサー121と、このスペーサー121に形成された円形の凹部121aに嵌合される弾性部材122と、スペーサー121に外嵌する筒体123と、これらを支持する上ベース124とを有している。弾性部材122は、硬質ウレタン樹脂で構成され、その下面である平坦面122aと雄型111とで天板部2xを挟むことにより、隆起部10をプレス成形する。弾性部材122は、ウレタン以外のゴムや樹脂で構成することもできる。
【0025】
製造に当たっては、鋼板STを下型110,上型120間にセットし、上型120を下型110に近接させる。まず、鋼板STが可動リング113の上面と筒体123の下面に挟まれ、内エッジ114aと外エッジ123aとの間で鋼板STが円形に切断される。順次上型120を下降させると、可動リング113も同時に下降し、内筒体112の外面と筒体123の内面とで同図(b)に示すように側壁部5が形成される。さらに上型120を下降させると、内筒体112の平坦面122aと雄型111との押圧で隆起部10が段差部3aと共に形成される。
【0026】
このように上型の素材として硬質のウレタン樹脂を採用したことにより、プレス時におけるウレタン樹脂が適当な弾性変形を行い、薄板を破損させることなく、隆起部10を成形することができる。なお、以下の各実施形態に係るスクリューキャップを作成においても、凸部111の形状を変更することで、隆起部10を同様に成形することが可能である。なお、キャップ1の成形後に隆起部をさらに別工程で形成することも可能である。
【0027】
次に、図1(b)及び図2を参照しながら、密封時及び開封時における天板2の弾性変形について説明する。なお、以下に示す各実施形態において、特に断りのない限り、瓶100内部は真空状態である。
【0028】
図1(b)は、瓶100の口部102を塞いだ状態におけるキャップ1の端面図であり、天板2には、容器100内部方向への引張圧が作用している。図2において、符号10’で示す鎖線は、密封時の隆起部10の変形を示すものである
キャップ1を開封すると同時に、減圧状態のガラス瓶100内に空気が流入する。これにより、天板部2’に作用していた引張圧が開放され、隆起部10’は符号10で示す元の状態に復帰し、上述の反発力で発音が引き起こされる。
【0029】
また、間隙部4と傾斜部13の境界部11は上面側が凹状の溝としてあることから、密封により傾斜部13が弾性変形すると、この境界部11に応力が集中する。そして、開封と同時に、間隙部4はほぼ不動であるから、その応力は傾斜部13への反発力として作用することとなる。そして、その大きさに比例した発音を伴って、隆起部10は原形状に復帰する。このように、本実施形態に係るスクリューキャップ1にあっては、傾斜部13を溝である境界部11と、突条である稜線部12及び第二境界部14の互いに異なる2種類の境界で囲んだことにより、大きな反発力を得ることができる。
【0030】
次に、図4を参照しながら、本発明に係るスクリューキャップの第二実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、上記第一実施形態と同様の部材には同様の符号を付してある。
【0031】
本実施形態は、隆起部30が一対の傾斜部33、33と、これらの間に挟まれた頂部35a及び一対の第二傾斜部35b、35bを有している点で上記第一実施形態と相違する。すなわち、頂部35aの平行な2辺にのみ第二境界部34、34を設けることで、アーチ状のなだらかな連続部分35b、35a、35bを形成している。
【0032】
同図(b)、(c)に示すように、第一傾斜部33、33及び第二傾斜部35b、35bは共に、中央部側に向かって上向き傾斜であり、第二傾斜部35bの傾斜の方が第一傾斜部33の傾斜よりもなだらかである。また、第二傾斜部35bは中央部側ほど狭幅に形成してある。そして、アーチ状部分35(35b、35a、35b)が全体として大幅に凹むことにより、頂部35aに作用する反発力を増大させ、大きな発音を得るように構成してある。
【0033】
図5に示す第三実施形態におけるスクリューキャップの隆起部40は、大略、中央部に位置する方形の平坦部45と、台形形状の第一傾斜部43、43と、第二傾斜部44、44を有する。第一傾斜部43と第二傾斜部44は稜線部42を介して区分けされており、同図(b)、(c)に示すように、第二傾斜部44の傾斜の方が第一傾斜部43の傾斜よりもなだらかであり、上記第二実施形態と同様の効果を有する。
【0034】
図6に示す第四実施形態におけるスクリューキャップの隆起部50は、大略、方形状の境界部51に囲まれた傾斜部53と平坦部55を有する。本実施形態は、方形状の境界部51の各頂点が、段差部3a上に位置しない点で上記実施形態と相違しており、傾斜部53の面積が小さくなっている。しかし、傾斜部53を幅狭にせざるを得ず、その分、隆起部50に対する反発力も弱くなる点で、上記実施形態の方が優れている。
【0035】
図7(a)に示す第五実施形態におけるスクリューキャップ1の製造装置にあっては、弾性部材122の替わりに雌型125が用いられる。この雌型125の下面は雄型111’と嵌合しあう関係となっている。雄型111’の下部にはばね筒118内で支持された付勢手段である圧縮ばね119とが配置され、雄型111’を上方に付勢する。
【0036】
スクリューキャップ1を製造するにあたっては、下型110と上型120との間に鋼板STを介在させ、これら両型を近接させる。このとき、内筒体112’よりも上方に凸部111’が張り出しているので、同図(b)に示すように、まず隆起部10’が形成され、順次隆起部10’が深くなり、最終的に隆起部10が形成されることとなる。
【0037】
最後に、本発明に係るスクリューキャップのその他の実施形態の可能性について言及する。なお、以下の各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
上記各実施形態では、瓶100としてガラス瓶を用いた。しかし、所定の内部圧に耐えうる材質のものであればこれに限らず使用可能である。
【0038】
上記第一、二、四実施形態では、段差部3aを傾斜面とし、上記第三実施形態では、段差部3aを壁面状としたが、適宜変更可能である。
【0039】
なお、特許請求の範囲の項に記入した符号は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものにすぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第一実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のA−A端面図である。
【図2】天板の変形の様子を示す図1(b)相当図である。
【図3】(a)は本発明に係る発音キャップの製造方法において用いる金型の断面図、(b)は鋼板の成形過程を示す図である。
【図4】(a)は本発明の第二実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のB−B端面図であり、(c)は(a)のC−C端面図である。
【図5】(a)は本発明の第三実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のD−D端面図であり、(c)は(a)のE−E端面図である。
【図6】(a)は本発明の第四実施形態に係る発音キャップの平面図であり、(b)は(a)のF−F端面図である。
【図7】本発明の第五実施形態に係る図3相当図である。
【符号の説明】
1:発音スクリューキャップ、2:天板部、3:周縁部、3a:段差部、5:側壁部、6:ねじ、7:パッキン、8:開口、10、10’:隆起部、11:境界部、12:陵線部、13:傾斜部、14:第二境界部、15:平坦部、30:隆起部、31:境界部、32:陵線部、33:第一傾斜部、34:第二傾斜部、35:アーチ状部、35a:頂部、35b:第二傾斜部、40:隆起部、41:境界部、42:陵線部、43:第一傾斜部、44:第二傾斜部、45:平坦部、50:隆起部、51:第一境界部、53:傾斜部、54:第二境界部、55;平坦部、100:瓶、101:口部、101a:口部上端、102:ねじ、110:下型、111、111’:雄型、112,112’:内筒体、113:可動リング、113a:唾部、114:外筒体、114a:内エッジ、115:下ベース、116:ピン、117連結板、118:ばね筒、119:圧縮ばね、120:上型、121:スペーサー、121a:凹部、122:弾性部材、122a:平坦面、123:筒体、123a:外エッジ、124:上ベース ,125:雌型、ST:鋼板
Claims (8)
- 板材を成形することにより天板部(2)及びその天板部(2)の周縁から垂下する側壁部(5)を形成すると共に、この側壁部(5)に瓶等の容器(100)に螺合される螺旋状のねじ部(102)を有するスクリューキャップであって、
前記天板部(2)の中央部に隆起部(10、30、40)を有し、前記隆起部(10、30、40)にこのキャップ(1)の周縁部(3)から中央部に向かう稜線部(12、32、42)を成形し、前記隆起部(10、30、40)の弾性変形により発音することを特徴とするスクリューキャップ。 - 板材を成形することにより天板部(2)及びその天板部(2)の周縁から垂下する側壁部(5)を形成すると共に、この側壁部(5)に瓶等の容器(100)に螺合される螺旋状のねじ部(102)を有するスクリューキャップであって、
前記天板部(2)の中央部に隆起部(10、30、50)を有し、前記隆起部(10、30、50)とこのキャップの周縁部(3)とを区切る多角形の境界部(11、31、51)を有し、前記隆起部(10、30、50)の変形により発音することを特徴とするスクリューキャップ。 - 前記多角形が正方形又は長方形である請求項2に記載のスクリューキャップ。
- 前記隆起部(10、40、50)がその中央部に平坦部(15、45、55)を備えている請求項1〜3のいずれかに記載のスクリューキャップ。
- 前記周縁部(3)に沿って円状の段差部(3a)を有し、前記境界部(11、31)がこの段差部に近接する直線状である請求項2〜4のいずれかに記載のスクリューキャップ。
- 前記隆起部(30)が平面視で直交する2方向に対して異なる形状を呈し、一方(35、44)が他方(33、43)よりなだらかに連続する部分を有している請求項1〜5のいずれかに記載のスクリューキャップ。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、前記隆起部(10、30、40、50)の形状を呈する略凸形状の雄型(111)と、弾性部材(122)の平坦面(122a)との間で材料(ST)を挟むことにより前記隆起部(10、30、40、50)を成形することを特徴とするスクリューキャップの製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のスクリューキャップの製造方法であって、前記隆起部(10、30、40、50)の形状を呈する略凸形状の雄型(111’)とこの雄型に嵌合する雌型(125)とを有し、雄型(111’)は弾性部材(119)により上方に付勢されており、前記雄型(111’)と前記雌型(125)との間で材料(ST)を挟むことにより前記隆起部(10、30、40、50)を成形することを特徴とするスクリューキャップの製造方法。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008046417A2 (de) | 2006-10-18 | 2008-04-24 | D Angelico Angelo | Behälterverschluss mit geräuscherzeuger |
DE102007050397B4 (de) * | 2006-10-18 | 2009-01-15 | D'angelico, Angelo | Behälterverschluss mit Mittel zur Geräuscherzeugung |
US11261011B2 (en) | 2016-03-25 | 2022-03-01 | Conopco Inc. | Container and lid with audible and tactile feedback |
-
2002
- 2002-12-17 JP JP2002364512A patent/JP2004196318A/ja active Pending
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