JP2004195635A - 部品供給装置 - Google Patents

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Mitsumasa Watanabe
充政 渡辺
Tatsuya Matsumoto
龍也 松本
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Abstract

【課題】複数種類の部品を部品ごとに所定量供給することにより、誤組立を防止することのできる部品供給装置を提供する。
【解決手段】複数種類の部品Mを部品ごとに所定量供給する部品供給装置であって、複数の供給ユニット1i と制御手段10とを備える。各供給ユニット1i は、多数の部品Mが貯留されるストッカ2と、ストッカ2から部品Mを1個ずつ切り出す切出手段15と、切り出された部品Mを搬送するための搬送経路3と、搬送された部品Mを一時的に貯留する一時貯留部5と、一時貯留部5から排出される部品Mを受け取る排出部7と、搬送経路3から一時貯留部5までの間において部品Mを検出するセンサ55とを備える。制御手段10は、センサ55からの信号で、各一時貯留部5に部品Mが所定の個数溜まったと判断すると、各一時貯留部5から各排出部7に部品Mが排出されるのを許容するように制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品供給装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
組立ラインにおいて、機器(アッセンブリやサブアッセンブリ)の誤組立を防ぐことは重要である。すなわち、作業者が部品の種類や数量を間違えて組み付ける誤組立が発生すると、不良品が生じたり、品質の低下を招く。
【0003】
誤組立の防止を図るため、部品を所定数量ずつ倉庫からピッキングする供給システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。しかし、この先行技術では、ピッキング数量を誤ると誤組立防止に何ら役立たない。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−168941号公報 (第8頁、図7)
【0005】
したがって、本発明の目的は、複数種類の部品を各部品ごとに所定数ずつ供給することにより、誤組立を防止することのできる部品供給装置を提供することである。
また、本発明の別の目的は、部品供給装置において部品供給の信頼性を向上させることで、組立作業の高効率化を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本第1発明のある部品供給装置は、複数種類の部品を各部品ごとに予め設定された所定の個数ずつ供給する部品供給装置であって、前記部品の種類に応じた複数の供給ユニットと、これら複数の供給ユニットを制御する制御手段とを備える。
前記各供給ユニットは、部品の種別ごとに多数の部品を貯留するストッカと、該ストッカから部品を1個ずつ切り出す切出手段と、前記切出手段により切り出された部品を搬送するための搬送経路と、前記搬送経路から搬送された部品を一時的に貯留する一時貯留部と、前記一時貯留部から排出される部品を受け取る排出部と、前記搬送経路から前記一時貯留部までの間において前記部品を検出するセンサとを備え、前記制御手段は、前記各センサからの信号で、当該信号を出力したセンサに対応する各一時貯留部に部品が所定の個数溜まったと判断すると、前記各一時貯留部から前記各排出部に部品が排出されるのを許容するように制御する。
【0007】
各供給ユニットのストッカに、部品の種別ごとに多数貯留された各部品は、各搬送経路を断続的に搬送されて各一時貯留部に一時的に貯留される。この搬送動作は、各供給ユニットにおいて自動的に繰り返し行われ、各一時貯留部に所定の個数の部品が貯留されるまで続けられる。前記制御手段は、センサからの信号で、当該信号を出力したセンサに対応する各一時貯留部に部品が所定の個数溜まったと判断すると、対応する各供給ユニットの搬送動作を停止させる。その後、作業者が所定の操作を行うことで前記制御手段は前記各排出部7に各部品が供給されるのを許容する。これにより、本装置は複数種類の部品を各部品ごとに所定数ずつ供給する。
【0008】
本第1発明においては、一時貯留部と排出部との間にゲートを設け、該ゲートを開閉駆動させることで各排出部に部品を概ね同時に供給・排出するのが好ましい。かかる場合には、作業者のスイッチ操作によるトリガーや、他の機器からのトリガーの入力を条件としてゲートの開閉駆動を行う。このように、各部品の排出タイミングを合わせることにより、機器1台に対して必要な数量・種類の部品だけが排出部に供給されるので、誤組立てのおそれを著しく低減させることができる。
【0009】
本装置においては、一時貯留部をパイプ状の部材で形成し、その上端部分に、部品を検出するセンサを設け、当該センサの位置を上下に変更することで部品の個数を設定できるようにしてもよい。かかる場合には、一時貯留部に溜まった部品の高さを検出することで部品の個数を判定する。そのため、部品が滞留した状態で検出を行えるから、誤検出のおそれがない。
【0010】
また、本第2発明の部品供給装置は、軸部と該軸部よりも径方向に突出する頭部とを有する単一種類の部品が貯留されたストッカから間欠的に部品を供給する部品供給装置であって、前記ストッカの部品の一部ないし全部を持ち上げた後落下させる持上手段と、前記部品の頭部が突出し、かつ、軸部が入り込んだ首吊り状態で部品を保持可能な溝を有する保持部と、前記持上手段により落下された部品を前記保持部の溝に案内する案内部と、前記溝に保持された部品を前記溝に沿って首吊り状態のまま押し出すプッシャと、前記保持部を前記保持部の長手方向に沿った軸線のまわりに所定角度回動させることで、前記溝に首吊り状態となっている部品を落下させず、かつ、前記保持部の上方の案内部に留まった部品を落下させる回動手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
本第2発明によれば、回動手段により前記保持部を保持部の長手方向に沿った軸線のまわりに所定角度回動させることで、前記溝に首吊り状態で保持された部品以外の部品を落下させる。そのため、保持部の上方の案内部に留まった部品により前記溝に保持された部品の搬送が邪魔されることがないから、部品供給の信頼性を向上させることができ、その結果、組立作業の高効率化を実現することができる。
【0012】
第2発明においては、前記プッシャを棒状物とし、前記プッシャの前進時に、前記棒状のプッシャが前記プッシャの後退端から前進位置まで前記溝の開口部を連続的に塞ぐように前記プッシャを設けるのが好ましい。これにより、前記プッシャが部品を咬み込むおそれを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示す本部品供給装置は、複数の供給ユニット1i (i=1〜nの自然数)を備えている。これらの供給ユニット1〜1の各々により、本装置の前面に開口している各排出部7にそれぞれ異なる種類の部品Mを供給するものである。
【0014】
供給ユニット:
以下の説明においては、供給ユニットを符号1で示し、1つの供給ユニット1について主に説明する。
図1に示すように、前記複数の供給ユニット1は、装置の長手方向Xに互いに隣り合うように配設されている。前記各供給ユニット1は、それぞれ、ストッカ2、チューブ(搬送経路)3および一時貯留部5を備えている。
【0015】
前記ストッカ2と一時貯留部5とは、幅方向Yに離間して設けられており、前記チューブ3で互いに接続されている。後に詳述するように、各ストッカ2にはビス等の部品Mが、部品の種別ごとに多数貯留されており、各部品Mは、各チューブ3内を1つずつ断続的に搬送されて各一時貯留部5に一時的に貯留された後、所定の個数に達すると前記各排出部7に排出・供給される。
【0016】
図2に示すように、前記ストッカ2は蓋21、本体22を備えている。前記本体22は下方に向って先細りの漏斗状に形成されており、下端の筒口22aが本装置の上面フレーム100を貫通するように固定されている。一方、前記本体22の上部は前記蓋21により密閉されている。該蓋21には、前記筒口22aと対向するように前記チューブ3がストッカ2の内部に臨んでいる。前記筒口22aには下方からロッド(切出手段)15が内嵌されている。該ストッカ2の内側の空間Sには、二点鎖線で示すように多数の部品Mが貯留されている。
【0017】
ロッド(切出手段):
前記ロッド15には、その軸線に沿って貫通する貫通孔16が形成されている。該貫通孔16の下端の開口16bは、図示しない電磁弁などを介してエア源(搬送手段)Pに接続されている。前記エア源Pは、後述する所定のタイミングで断続的にエアAを供給し、該エアAは前記貫通孔16を通って、上端の開口16aから吹き出す。
【0018】
図4に示すように、前記各ロッド15の下端部15b同士は、連結部材35によって、互いに連結されている。該連結部材35は、プーリ33に巻回された複数本のワイヤWによって、概ね水平を保つように吊り下げ支持されている。前記複数本のワイヤWの各々は第1エアシリンダ31のシリンダロッド32に接続されている。したがって、前記第1エアシリンダ31によりロッド32が伸縮されることで、前記連結部材35は上下動され、これにより、前記ロッド15が上下動される。
【0019】
一時貯留部:
図2に示すように、前記一時貯留部5は、挿通孔51を有するパイプ状の部材で形成されており、その下端部分5bは前記上面フレーム100を貫通している。前記一時貯留部5の下方にはシュート6が設けられている。該シュート6は前記排出部7と連通するように、前記排出部7と一体に形成されている。
【0020】
一方、前記一時貯留部5の上端部分5aには、センサ55が取り付けられている。前記センサ55はたとえば光電センサからなり、前記一時貯留部5に溜まった部品Mを検出する。前記センサ55の取付位置は前記一時貯留部5に沿って上下に変更可能である。また、前記センサ55の取付可能範囲に対応して、前記一時貯留部5の側面にはスリット52が穿孔されている。該スリット52は、前記センサ55の光線を通過させるためのものである。
【0021】
ゲート:
前記一時貯留部5と前記シュート6との間には、平板40が設けられている。図1に示すように、平板40には複数のエア抜き孔4aおよび排出開口4bが穿設されている。各エア抜き孔4aおよび各排出開口4bは、各供給ユニット1に対応して1つずつ設けられている。前記エア抜き孔4aの径は、前記挿通孔51よりも小さく、かつ、部品Mが通り抜けない程度に小さく形成されている。一方、前記排出開口4bの径は、前記挿通孔51と同程度ないし若干大きく形成されている。
本実施形態においては、前記1つのエア抜き孔4aと前記1つの排出開口4bと平板40の一部とで、各供給ユニット1に対応する各ゲート4が形成されており、該複数のゲート4が1つの平板40で物理的に一体となって形成されている。
【0022】
ここで、前記平板40は、連結板36を介して前記第1エアシリンダ31(図4)とは別の第2エアシリンダ(駆動手段)42に連結されている。前記平板40は、前記第2エアシリンダ42の伸縮動作により長手方向Xに往復動される。前記平板40が開方向(長手方向Xの一方の方向)X1に駆動されると、前記排出開口4bが前記一時貯留部5の位置に移動して前記ゲート4が開き、各一時貯留部5に溜まった部品Mがシュート6に排出される。
逆に、前記平板40が閉方向(長手方向Xの他方の方向)X2に駆動されると、前記排出開口4bが前記一時貯留部5の位置から退避して前記ゲート4が閉じて各一時貯留部5からの部品Mの排出を規制する。
【0023】
本装置の制御の構成:
図5(a)に示すように、本装置はマイコン(制御手段)10を備えている。マイコン10には、センサ55、第1電磁弁71、第2電磁弁72、第3電磁弁73、操作スイッチ75および確認ランプ76が図示しないインターフェイスを介して接続されている。前記第1および第2電磁弁71、72は、それぞれ、前記第1エアシリンダ31および第2エアシリンダ42に接続されており、前記第1および第2エアシリンダ31、42の駆動を制御する。
また、前記第3電磁弁73は、前記エア源Pから各貫通孔16へのエアAの供給を制御する。
【0024】
前記マイコン10は、CPU11を備えている。
CPU11は、前記センサ55からの信号で、前記各供給ユニット1に対して予め設定されている所定個数の部品Mが各供給ユニット1の一時貯留部5に溜まったか否かを判断する。前記CPU11は、全ての供給ユニット1に所定個数の部品Mが溜まったと判断すると、トリガーTの入力を待つ待機状態となる。前記トリガーTは、たとえば前記操作スイッチ75を操作することにより前記CPU11に入力される。前記トリガーTが入力されると、前記CPU11は、前記第2電磁弁42を制御して前記第2エアシリンダ42を駆動させて前記ゲート4を前記開方向X1に駆動させる。これにより、前記各一時貯留部5から前記各排出部7に部品Mが一斉に(概ね同時に)排出される。
【0025】
なお、前記確認ランプ76は、図1に示すように、前記操作スイッチ75の近傍に設けられている。前記確認ランプ76は、前記トリガー入力が可能か否かを作業者に視認させる。前記確認ランプ76がトリガー入力不可を表示している場合には、前記操作スイッチ75を操作しても、トリガーTが入力されないように設定しておくことで、作業者が誤って部品Mを排出してしまう操作ミスを防ぐことができる。
【0026】
本装置の動作:
本装置をスタートさせると、まず、前記CPU11が前記第1シリンダ31を駆動させて、各ロッド15を上下動させる。前記各ロッド15は上昇する際に、図3に示すように、その上端部15aに部品Mを載置して持ち上げ、各ストッカ2から部品Mを1個ずつ切り出す。この切出状態において、CPU11が前記第3電磁弁73を制御して前記各貫通孔16に圧縮エアAを供給することにより、前記各貫通孔16の上端の開口16aからエアAが吹き出す。当該エアAにより前記切り出された部品Mは、チューブ3内に搬送される。
【0027】
ところで、図6(a)に示す前記ロッド15の上端部15aには、上方に向かうに従って径が小さくなるようにテーパ部15cが設けられている。そのため、前記エアAは、前記ストッカ2の内面および前記テーパ部15cに沿って流れ、前記チューブ3に吹き込むように収束される。この際、ストッカ2内において前記エアAの逃げ道は前記チューブ3を通る以外にないので、前記エアAは部品Mを巻き込むようにして、部品Mと共に前記チューブ3内に吹き込む。したがって、部品Mが横方向や斜め方向に飛ばされることなく、前記チューブ3内に搬送される。
【0028】
前記チューブ3内を搬送された部品Mは、1個ずつ前記一時貯留部5に貯留される。この際、チューブ3内を部品Mと共に通ってきたエアAは、前記エア抜き孔4aから排出される。
【0029】
一方、前記ロッド15は下降して、初期状態に復帰する。この際、図6(a)の前記上端部15aに前記テーパ部15cが設けられていることにより、部品Mの噛み込みを防止することができる。もちろん、図6(b)のようにテーパ部を有しない形状の先端部15aを用いることもできる。
【0030】
このように、各供給ユニット1は、ロッド15の上下動により部品Mを切り出して、部品Mを1個ずつ一時貯留部5に貯留するという搬送動作を繰り返す。この搬送動作は、各供給ユニット1の一時貯留部5に所定個数の部品Mが溜まるまで繰り返し行われる。
【0031】
ところで、各供給ユニット1に対する部品Mの個数設定が異なっていたり、切り出しミスなどにより部品Mが搬送されなかった場合には、すでに所定個数の部品Mが貯留された供給ユニット1と、そうでない供給ユニット1が混在する場合がある。この場合、たとえば、供給ユニット1i に予め設定されている所定数のm個の部品Mが貯留されると、対応する各センサ55からの信号に基づき、CPU11が当該供給ユニット1i に対するエアAの供給を、各センサ55に対応する第3電磁弁73により停止させて、部品Mを搬送しないように制御する。一方、前記CPU11は、他の各供給ユニット1〜1に対しては、所定個数の部品Mが貯留されるまで前記搬送動作を行わせる。
【0032】
以上のようにして、全ての供給ユニット1〜1に所定個数の部品Mが溜まると、前記各センサ55からの信号に基づいて前記CPU11が前記待機状態になる。その後、前述した操作スイッチ75の操作などにより所定のトリガーTが入力されることで、前記CPU11は各一時貯留部5から各排出部7に部品Mが排出されるのを許容する。この後、各供給ユニット1は、再び前記搬送動作を始める。
このように、本装置は、前記搬送動作および部品Mの排出を繰り返すことで、部品供給装置としての機能を果たす。
【0033】
ところで、各供給ユニット1に、部品の取出順序を表示する表示手段を設けるようにしてもよい。かかる場合には、機器の組立手順に従って、前記表示手段を順番に切り換えて表示することで、部品の取出ミスや付け忘れを更に効果的に防止することができる。
【0034】
また、図5(b)に示すように、各供給ユニット1i に対して、ゲート4i 、駆動手段(図示せず)および操作スイッチ75i をそれぞれ1つずつ設け、各供給ユニット1i ごとに部品Mの排出を独立して行えるようにしてもよい。かかる構成の場合には、最初に組み付ける部品Mに対応する供給ユニット1i の操作スイッチ75i が点灯する。該点灯している操作スイッチ75i を作業者が押下することにより、前記操作スイッチ75i に対応するゲート4i が開いて部品Mが排出部7i に排出される。続いて、つぎの操作スイッチ、たとえば、操作スイッチ75が点灯する。この操作を繰り返し、機器の組立手順に従って各部品Mを1種類ずつ順番に供給することで誤組立を更に確実に防止することができる。
【0035】
また、部品Mの搬送をエアAの吹出により行ったが、エアAの吸引により行うようにしてもよい。さらに、必ずしもエアを用いる必要はなく、その他の搬送手段であってもよい。搬送手段としては、たとえば、磁力により部品Mを吸着する吸着部を設け、該吸着部が1〜n個の部品Mを吸着した後、該吸着部が狭いスリットなどを通過することにより余分な部品Mを払い落として、1つずつ部品Mを搬送するようにしてもよい。
【0036】
また、センサは、必ずしも一時貯留部に設ける必要はなく、搬送経路から一時貯留部までの間の任意の位置にセンサを設けておけばよい。かかる場合には、部品の所定個数の検出は、搬送中にセンサを通過した部品の個数を計数するようにしてもよい。
【0037】
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。
以下の第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図7は第2実施形態にかかる1つの供給ユニットを示すブロック図である。
【0038】
図7の第2実施形態では切出手段56が前記一時貯留部5に設けられている。センサ55は、一時貯留部5に部品Mが所定数溜まったときの満杯端に設けられている。
搬送手段9は、1個または複数個の部品Mの姿勢を整えながら、当該部品Mを搬送経路3において搬送する。前記搬送手段9により搬送された部品Mは、前記一時貯留部5に一列となって貯留される。前記センサ55からの信号で、前記一時貯留部5に部品Mが所定の個数溜まったと判別されると、前記切出手段56は、二点鎖線で示すように、一時貯留部5内または搬送経路3内に進入し、前記一時貯留部5または搬送経路3を閉塞して、前記搬送経路3から前記一時貯留部5に部品Mが落下するのを防止する。この動作により、前記切出手段56は、前記一時貯留部5から排出部7に排出される部品Mの数が所定の個数となるように切り出しを行う。
なお、前記切出手段56は、たとえば、ソレノイドやエアシリンダにより直動される部材からなる。
【0039】
第2実施形態の具体的な構成の一例としては、たとえば、図8に示すように、前述した第1実施形態の一時貯留部5の上端部分5aに第2の切出手段として、ソレノイド56が設けられている。ロッド(第1の切出手段)15により部品Mが、たとえば1個ないし2個ずつ切り出されてチューブ3内を搬送される場合には、前記一時貯留部5に所定のm個の部品Mが溜まると、前記センサ55からの信号に基づき、前記マイコン(制御手段)10が前記ソレノイド56のプランジャを前進させて、前記一時貯留部5の挿通孔51を塞ぐ。これにより、m+1個目以降の部品Mが一時貯留部5に落下するのを防止する。その後、前述の所定のトリガーTが入力されることで排出部7に所定のm個の部品Mが排出される。
【0040】
なお、所定個数のm個の部品Mを切り出す際は、m+1個目の部品Mが前記一時貯留部5に搬送される前に、前記切出手段56により前記一時貯留部5を塞ぐようにしてもよいし、また、前記切出手段56と前記一時貯留部5の内面とでm+1個目の部品Mを挟み込むようにしてもよい。
【0041】
つぎに、第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、図9に示す部品供給装置60が前記各供給ユニット1における部品を貯蔵するストッカおよび搬送手段として用いられる。前記供給装置60は、ボルト又はこれに類似する形状の部品、すなわち、軸部と該軸部よりも径方向に突出する頭部とを有する単一種類の部品が貯留されたストッカ2から間欠的に部品を供給するものである。
【0042】
後述するように、前記供給装置60は保持部19を備え、該保持部19には、保持部19の軸線H1に沿って溝29が長く形成されている。前記溝29にはストッカ2からの部品Mが首吊り状態で保持され、当該部品Mが前記溝29に沿って押し出される。図11に示すように、前記溝29は前記一時貯留部5に連通する挿通孔51に臨んでおり、前記溝29と前記挿通孔51とが連通していることで、前記溝29から押し出された部品Mが前記一時貯留部5に搬送される。
【0043】
前記一時貯留部5の上端部分5a近傍には切出手段として、ソレノイド56が設けられている。また、一時貯留部5の満杯端にはセンサ55が設けられている。前記供給装置60により搬送された部品Mが、前記一時貯留部5の満杯端まで溜まると、前記センサ55からの信号に基づき、前記マイコン10(図5)が前記ソレノイド56のプランジャを前進させて、前記一時貯留部5の挿通孔51を塞ぐ。これにより、所定の個数以降の部品Mが一時貯留部5に落下するのを防止している。その後、所定のトリガーTが入力されることで排出部7(図8)に所定の個数の部品Mが排出される。
【0044】
つぎに、供給装置60の構成について説明する。
図9に示すように、前記供給装置60は、保持部19、持上手段30、カバー20および傾斜板25を備えている。
前記持上手段30は後述するようにストッカ2の部品Mの一部ないし全部を持ち上げた後落下させるものである。
前記保持部19は前記持上手段30により落下された部品を所定の姿勢で保持するためのものである。
前記傾斜板25は前記保持部19の下方に設けられ、かつ、前記持上手段30に向って斜め下方に傾斜した状態で設けられている。
前記カバー20は、前記保持部19、持上手段30および傾斜板25の周囲を覆うように装置フレーム102に固定されている。図10に示すように、該カバー20の内側面の一部、前記傾斜板25および前記持上手段30により囲まれた空間が部品を載置するためのストッカ2を形成している。
【0045】
持上手段:
図9に示すように、前記持上手段30は板状の部材で形成されており、その上端部には部品載置部30aが設けられている。該部品載置部30aは、蝶番28を介して、略水平な軸線H2のまわりに回動可能な状態で前記持上手段30に取り付けられている。図10(b)に示すように、前記部品載置部30aは、前記持上手段30の上昇端において前記軸線H2のまわりに回動するように設定されている。
図9に示すように、前記持上手段30の一部にはスライド枠37が接続されている。該スライド枠37は、2つのホイール38に巻回されたチェーン34の軌道に沿って移動されるピン47により上下に往復直線運動される。このスライド枠37の移動により、前記スライド枠37に接続された前記持上手段30が昇降される。
【0046】
保持部:
前記保持部19は円柱状の部材で形成されており、その基端部19aが前記装置フレーム102に回動可能に軸支されている。前記保持部19は、前記保持部19の長手方向の軸線H1に沿って基端部19aから先端部19bまで長く形成された溝29を有している。該溝29には、図10(b)に示すように、頭部が突出し、かつ、軸部が入り込んだ首吊り状態で部品Mが保持される。
【0047】
図11に示すように、前記溝29内にはプッシャ29aが設けられている。該プッシャ29aは、板棒状の部材であり、図示しない駆動源により前記溝29に沿って前後に摺動される。前記プッシャ29aは、前記溝29に保持された部品Mを前記溝29に沿って首吊り状態のまま押し出すためのものである。前記プッシャ29aの高さは、前記溝29の深さと同じ高さ、あるいは、若干高く設定されている。
前記保持部19の基端部19aは、保持部19aを回動できるように、固定部材49(図9)に保持され、前記スライド枠37に接続された図示しないカム機構(回動手段)により、図10(a)〜(c)に示すように、前記保持部19が前記軸線H1のまわりに所定角度回動される。なお、固定部材49は、前記保持部19の回動手段としてモータでもよい。
【0048】
案内部:
前記保持部19には案内部39が設けられている。図10(a)に示すように、前記案内部39は、正面視にて略V形状に対向させた1対の板部材39a、39bからなる。2枚の板部材39a、39bの下部は、前記溝29を挟んで対向し、前記保持部19に結合されている。図10(b)に示すように、前記持上部材30側に設けられた板部材39aは、前記持上部材30の上昇端における前記部品載置部30a近傍の位置まで延設されている。これにより、前記板部材39aは、前記部品載置部30aから落下された部品Mを支持し、かつ、前記部品Mを前記溝29に向って滑り落とすように案内する。
【0049】
つぎに、供給装置60の動作について説明する。
図10(a)に示すように、持上手段30が下降端に下降している状態では、ストッカ2に貯留されている部品Mの一部が部品載置部30aに載置されている。この状態から図10(b)に示すように、前記部品載置部30aに部品Mを載置したまま前記持上手段30が上昇する。この際、持上手段30の側面が、傾斜板25の斜面に沿って滑り落ちようとする部品Mを塞き止めて、部品Mがストッカ2に貯留されている状態を維持する。
【0050】
前記持上手段30が上昇端まで上昇すると、部品載置部30aが、蝶番28を介して前記持上手段30と連動する図示しないリンク機構やカム機構などにより、実線で示すように前記軸線H2のまわりに所定角度回動される。そのため、部品載置部30aに載置されている部品Mが部品載置部30aから斜め下方に落下される。続いて、図示されていないバネのバネ力により、前記部品載置部30aが二点鎖線で示す元の状態に復帰される。
【0051】
前記部品載置部30aから落下された部品Mは、案内部39の一方の板部材39aの表面に沿って案内され、保持部19の溝29に向って斜め下方に滑り落ちる。前記案内部39の他方の板部材39bは、勢いのついた部品Mの落下を防いで、前記溝29の上方に部品Mを留める。これにより、図10(b)に示すように、前記部品Mのうちの一部ないし全部の部品の軸部が溝29に入り込み、かつ、頭部が突出した首吊り状態で保持される。
【0052】
続いて、前記回動手段により保持部19が矢印で示すように、前記保持部19の軸線H1のまわりの反時計まわりに所定角度回動される。当該回動により、前記保持部19は、図10(c)に示すように、前記溝29に首吊り状態となっている部品Mを落下させず、かつ、前記保持部19の上方の案内部39に留まった部品Mをストッカ2に落下させる状態となる。したがって、首吊り状態以外の部品Mが、溝29に保持された部品Mの搬送を邪魔することがなくなるから、部品Mの搬送性能を格段に向上させることができる。
この状態から、前記保持部19が時計回りに回動すると共に前記持上手段30が下降して、図10(a)に示す初期状態に復帰する。
【0053】
前記保持部19が図10(a)の初期状態に復帰すると、図11に示すプッシャ29aが二点鎖線で示すように前進し、溝29に保持された部品Mを保持部19の先端部19bに向って押し出す。なお、前記プッシャ29aが前進した際、前記プッシャ29aの上端部は、前記プッシャ29aの後退端Pbから前進位置Pfまで前記溝29の開口部を連続的に塞ぐ。これにより、プッシャ29aの摺動中に部品Mが溝29に供給された場合でも、プッシャ29aと装置フレーム102との間に部品Mを噛み込むおそれを防止することができる。
【0054】
前記先端部19bにおいて溝29から押し出された部品Mは、前記挿通孔51内に落下される。これにより、一時貯留部5に部品Mが搬送される。なお、図11に示すように、前記カバー20における前記保持部19の先端部19bに対応する部位には、開口20aが設けられており、部品Mは当該開口20aを通ってカバー20の外部に押し出される。
【0055】
以上説明したように、供給装置60は、図10(a)〜(c)のサイクルを繰り返し行うことで、前記一時貯留部5に部品Mを搬送する。供給装置60を搬送手段として用いれば、搬送経路の途中で部品Mが詰まったりすることがないから、部品Mの搬送の信頼性が向上し、しかも、部品Mが確実に供給されるから組立作業の効率も向上する。
【0056】
なお、前記一時貯留部5は、図12に示す変形例のように、部品Mを頭部が突出した首吊り状態で保持するレール58により形成されてもよい。この場合、前記保持部19の溝29から押し出された部品Mが一時貯留部5に一列となった状態で保持される。図12(a)に示すように、一時貯留部5の下端には、ゲート4が設けられ、一時貯留部5から部品Mが排出されるのを防止している。レール58の途中には、ソレノイド(切出手段)56が設けられ、前記ゲート4が開かれた際に一時貯留部5から排出される部品Mの個数が所定の個数となるように切り出しが行われる。なお、ソレノイド56の取付位置を矢印のようにレール58の長手方向に沿って移動させることで、一時貯留部5から排出される部品Mの個数を設定することができる。
【0057】
また、2つのセンサ55A、55Bにより、図12(b)に示す一時貯留部5に保持された部品Mの前端U1と満杯端U2とを検出するようにしてもよい。かかる場合、前記センサ55A、55Bからの信号に基づいて、部品Mの供給・排出動作が制御される。
【0058】
ところで、供給装置60は、前記実施形態のように、各供給ユニット1における搬送手段として用いるだけでなく、供給装置60単体で部品供給装置として用いることができる。たとえば、組立機械や組立ロボットなどに対して、単一の部品を供給するための部品供給装置として前記供給装置60を採用することができる。その場合、前記溝29が前記組立機械等の供給経路に接続される。
【0059】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、トリガー入力は、操作スイッチの操作の他に、マイコンにより所定のタイミングで自動的に行うように制御してもよい。
また、機器の種類に応じて、必要となる各部品を予めメモリ等に記憶させておき、組み立てる機器を選択することで、複数の供給ユニットのうち、対応する部品を供給する供給ユニットを選択的に作動させるように制御してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の部品供給装置によれば、異なる種別の部品を所定の個数ずつ供給することができるから、ビスなどの部品の組付けを失念しているにもかかわらず、組立が完了したと作業者が錯覚した場合には、部品が余るので、誤組立を確実に防止し得る。しかも、部品の選別・取出を自動的に行うから、これにかかる時間も短縮されるので、組立作業の高効率化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる部品供給装置の一部を破断して示す斜視図である。
【図2】同装置の初期状態を示す側断面図である。
【図3】同装置の切出状態を示す側断面図である。
【図4】同装置の裏面を示す平面図である。
【図5】同装置の制御構成を示す概略構成図である。
【図6】切出手段の先端部分を示す平面図である。
【図7】本発明の第2実施形態の要部を示す概略ブロック図である。
【図8】第2実施形態の具体的な構成の一例を示す側断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態において搬送手段として用いられる部品供給装置を示す斜視図である。
【図10】同供給装置の動作を示す正面図である。
【図11】第3実施形態の要部を示す側断面図である。
【図12】(a)一時貯留部の変形例を示す斜視図、(b)同変形例の平面図および正面図である。
【符号の説明】
1i :供給ユニット
2:ストッカ
3:チューブ(搬送経路)
4:ゲート
5:一時貯留部
55:センサ
56:切出手段
7:排出部
15:ロッド(切出手段)
10:マイコン(制御手段)
31:第1エアシリンダ
42:第2エアシリンダ(駆動手段)
75:操作スイッチ
M:部品
Y:幅方向
X:長手方向
X1:開方向
X2:閉方向
60:部品供給装置(搬送手段)
19:保持部
29:溝
29a:プッシャ
30:持上手段
39:案内部
H1、H2:軸線
Pb:後退端
Pf:前進位置

Claims (9)

  1. 複数種類の部品を各部品ごとに予め設定された所定の個数ずつ供給する部品供給装置であって、
    前記部品の種類に応じた複数の供給ユニットと、これら複数の供給ユニットを制御する制御手段とを備え、
    前記各供給ユニットは、部品の種別ごとに多数の部品を貯留するストッカと、
    該ストッカから部品を1個ずつ切り出す切出手段と、
    前記切出手段により切り出された部品を搬送するための搬送経路と、
    前記搬送経路から搬送された部品を一時的に貯留する一時貯留部と、
    前記一時貯留部から排出される部品を受け取る排出部と、
    前記搬送経路から前記一時貯留部までの間において前記部品を検出するセンサとを備え、
    前記制御手段は、前記各センサからの信号で、当該信号を出力したセンサに対応する各一時貯留部に部品が所定の個数溜まったと判断すると、前記各一時貯留部から前記各排出部に部品が排出されるのを許容するように制御する部品供給装置。
  2. 複数種類の部品を各部品ごとに予め設定された所定の個数ずつ供給する部品供給装置であって、
    前記部品の種類に応じた複数の供給ユニットと、これら複数の供給ユニットを制御する制御手段とを備え、
    前記各供給ユニットは、部品の種別ごとに多数の部品を貯留するストッカと、
    該ストッカから部品を当該部品の姿勢を整えながら所定の搬送経路を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された部品を一列となった状態で一時的に貯留する一時貯留部と、
    前記一時貯留部から排出される部品を受け取る排出部と、
    前記一時貯留部の満杯端に設けられ、所定数の部品が溜まるとこれを検出するセンサと、
    前記一時貯留部に部品が所定の個数溜まった場合に、前記搬送経路から前記一時貯留部に部品が落下するのを防止して、前記各一時貯留部から前記各排出部に排出される部品の数が所定数となるようにする切出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記各センサからの信号で、当該信号を出力したセンサに対応する各一時貯留部に部品が所定の個数溜まったと判断すると、前記切出手段を作動させると共に、前記各一時貯留部から前記各排出部に部品が排出されるのを許容するように制御する部品供給装置。
  3. 請求項1、2において、
    前記一時貯留部から前記排出部に部品が供給・排出されるのを制御するゲートと、
    該ゲートを開閉駆動する駆動手段とを備え、
    前記各一時貯留部に所定の部品が所定の個数溜まると、所定のトリガーが入力されたことを条件に、前記駆動手段を駆動させて前記ゲートを開いて前記各部品が前記各一時貯留部から当該一時貯留部に対応する前記各排出部に排出されるように制御する部品供給装置。
  4. 請求項3において、
    前記トリガーは、操作スイッチが操作されたときに前記制御手段に入力される部品供給装置。
  5. 請求項1、2、3もしくは4において、
    前記一時貯留部の上端部分はパイプ状の部材で形成され、
    前記センサは前記一時貯留部に溜まった部品を検出する部品供給装置。
  6. 請求項1、2、3、4もしくは5において、
    前記センサは、前記一時貯留部の上端部分に取り付けられており、当該センサの取付位置を上下に変更することで、前記一時貯留部から供給される各部品の個数を設定できるようにした部品供給装置。
  7. 軸部と該軸部よりも径方向に突出する頭部とを有する単一種類の部品が貯留されたストッカから間欠的に部品を供給する部品供給装置であって、
    前記ストッカの部品の一部ないし全部を持ち上げた後落下させる持上手段と、
    前記部品の頭部が突出し、かつ、軸部が入り込んだ首吊り状態で部品を保持可能な溝を有する保持部と、
    前記持上手段により落下された部品を前記保持部の溝に案内する案内部と、
    前記溝に保持された部品を前記溝に沿って首吊り状態のまま押し出すプッシャと、
    前記保持部を前記保持部の長手方向に沿った軸線のまわりに所定角度回動させることで、前記溝に首吊り状態となっている部品を落下させず、かつ、前記保持部の上方の案内部に留まった部品を落下させる回動手段とを備えた部品供給装置。
  8. 請求項7において、
    前記プッシャは、前記溝に沿って摺動可能に設けられた棒状物であり、
    前記プッシャが前進した際に、前記棒状のプッシャが前記プッシャの後退端から前進位置まで前記溝の開口部を連続的に塞ぐ部品供給装置。
  9. 請求項2において、
    請求項7もしくは8に記載の部品供給装置を前記各供給ユニットの搬送手段として備えた部品供給装置。
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