JP2004195074A - カフ - Google Patents
カフ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004195074A JP2004195074A JP2002370023A JP2002370023A JP2004195074A JP 2004195074 A JP2004195074 A JP 2004195074A JP 2002370023 A JP2002370023 A JP 2002370023A JP 2002370023 A JP2002370023 A JP 2002370023A JP 2004195074 A JP2004195074 A JP 2004195074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- pulse wave
- cuff
- sheet
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【目的】生体に巻き付けたときに膨脹袋の内周側シートに生じる皺が少ないカフを提供する。
【解決手段】足首の動脈を駆血するための駆血用膨張袋と、その動脈の脈波を検出するためにその駆血用膨張袋の内周面側であってその駆血用膨脹袋の下流部位に配置される脈波検出用膨張袋26とを備えた血圧測定用二重カフにおいて、外周側シート50と内周側シート48とが貼り合わせられて袋状とされた脈波検出用膨張袋26は、内周側シート48の長手方向長さが、外周側シート50の長手方向長さよりも短くされる。内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされると、二重カフ10が足首に巻き付けられたときに脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48に生じる皺が少なくなる。
【選択図】 図5
【解決手段】足首の動脈を駆血するための駆血用膨張袋と、その動脈の脈波を検出するためにその駆血用膨張袋の内周面側であってその駆血用膨脹袋の下流部位に配置される脈波検出用膨張袋26とを備えた血圧測定用二重カフにおいて、外周側シート50と内周側シート48とが貼り合わせられて袋状とされた脈波検出用膨張袋26は、内周側シート48の長手方向長さが、外周側シート50の長手方向長さよりも短くされる。内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされると、二重カフ10が足首に巻き付けられたときに脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48に生じる皺が少なくなる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体の所定部位に巻き付けられて、その部位を圧迫するカフに関する。
【0002】
【従来の技術】
カフは、生体の所定部位を圧迫するためにその部位に巻き付けられる。カフには膨脹袋が備えられており、カフが生体の所定部位に巻き付けられた状態で、膨脹袋内に気体または液体が供給されて膨脹袋が膨脹させられることにより、カフが巻き付けられている部位が圧迫される。
【0003】
カフは主に血圧を測定する場合に用いられるので、血圧測定装置に備えられている。たとえば、特許文献1に記載された自動血圧測定装置も、カフ(特許文献1では圧迫帯)を用いて血圧を測定する形式の装置である。特許文献1の自動血圧測定装置に備えられているカフは、合成樹脂製の外周側シート部材、および、その外周側シート部材と同様の形状を有する合成樹脂製の内周側シート部材が、互いの周縁部を接合させられることにより構成されており、また、長手方向の略半分の位置において幅方向に平行に外周側シート部材と内周側シート部材とが接合させられることにより、圧迫帯の長手方向の略半分に袋部すなわち膨脹袋が形成されている。
【0004】
また、オシロメトリック方式による血圧測定に用いられるカフには、生体の所定部位の動脈を駆血するするための駆血用膨脹袋と、その動脈からの脈波を検出するために駆血用膨脹袋の内周側であってその駆血用膨脹袋の下流部分に設けられた脈波検出用膨脹袋の2つの膨脹袋を備えた二重カフが知られている。たとえば、特許文献2に記載されている二重カフがそれである。
【0005】
特許文献2に記載されている二重カフのように、2つの膨脹袋を設ける理由は、オシロメトリック方式の血圧測定では、カフの圧迫圧力の徐速降圧過程においてカフに伝達される脈波を逐次検出し、その逐次検出した脈波の振幅が急激に大きくなった時点(すなわち振幅の立ち上がり点)の圧迫圧力を最高血圧値に決定するのであるが、カフに設けられた膨脹袋が一つだけであり、その一つの膨脹袋により生体の圧迫および脈波の検出の両方を行う場合には、逐次検出される脈波の振幅の立ち上がり点が不明確となってしまう場合があるからである。
【0006】
この原因は、カフの圧迫圧力が最高血圧値よりも高い場合であっても、カフの圧迫圧力が最高血圧値に近くなると、カフの上流端付近における動脈の脈動の影響が大きくなり始め、その脈動がカフに伝達されるからである。特に、足首など、カフによりその部位の動脈を完全に止血させることが困難な部位では、カフの圧迫圧力が最高血圧値よりも高い圧力であっても、カフの上流端付近での動脈の脈動が大きくなり易いので、脈波の振幅の立ち上がり点が不明確になり易い。そこで、駆血用の膨脹袋とは別に、駆血用の膨脹袋の下流部分に脈波検出用の膨脹袋を設けているのである。
【0007】
【特許文献1】
登録実用新案第2603342号公報(第3頁第5欄第18行−第29行、図2乃至図図4)
【特許文献2】
特開2001−070262号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
カフが生体に巻き付けられて、膨脹袋が膨脹させられた状態では、内周側の半径の方が外周側の半径よりも短くなる。しかし、前述した特許文献1にも記載されているように、従来の膨脹袋は、互いに同じ形状とされた外周側シートと内周側シートとが接合されて構成されている。そのため、カフが生体に巻き付けられて膨脹袋が膨脹させられると、内周側シートには皺が生じやすく、その皺のために動脈を適切に圧迫できないことがあるという問題があった。
【0009】
特に、特許文献2に記載されているような二重カフにおける脈波検出用の膨脹袋は、生体に巻き付けられたときに皺が生じやすい。図8は、従来の脈波検出用膨脹袋60の長手方向断面図であり、図9はその脈波検出用膨脹袋60が湾曲させられた状態において、その内部に気体または液体が供給された状態を示している。図8に示す脈波検出用膨脹袋60は、外周側シート62と内周側シート64の互いの周縁部が貼り合わせられて構成されている。接続管66には図示しない配管が接続され、その配管から気体または液体が供給されることにより、脈波検出用膨脹袋60は膨脹させられる。この脈波検出用膨脹袋60を備えた二重カフが生体に巻き付けられた状態で脈波検出用膨脹袋60の内部に気体または液体が供給されると、図9に示すように、脈波検出用膨脹袋60の内周側シート64に多数の皺が生じてしまうのである。
【0010】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、生体に巻き付けたときに膨脹袋の内周側シートに生じる皺が少ないカフを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、内周側シートと外周側シートとが貼り合わせられて袋状とされた膨張袋を有し、生体の所定部位に巻き付けられ、その膨張袋が膨張させられることによりその部位を圧迫するカフであって、前記膨張袋の内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、膨脹袋は、内周側シートの長手方向長さが外周側シートの長手方向長さよりも短くされているので、カフが生体の所定部位に巻き付けられたときに膨脹袋の内周側シートに生じる皺が少なくなる。
【0013】
【発明の他の態様】
前述のように、二重カフの脈波検出用膨脹袋は、生体に巻き付けられたときに皺が生じやすいので、本発明は脈波検出用膨脹袋を備えた二重カフに好適に適用される。すなわち、本発明を適用した血圧測定用二重カフは、生体の所定部位の動脈を駆血するための駆血用膨張袋と、前記動脈の脈波を検出するために、その駆血用膨張袋の内周面側であってその駆血用膨脹袋の下流部位に配置される脈波検出用膨張袋とを備えた血圧測定用二重カフであって、その脈波検出用膨張袋は、外周側シートと内周側シートとが貼り合わせられて袋状とされており、内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とする。
【0014】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された足首血圧測定用の二重カフ10の外周面側を展開した状態で示す図であり、図2は、図1に示す二重カフ10の内周面側(体表面側)を展開した状態で示す図である。
【0015】
図1の二重カフ10は、やや扇状に湾曲させられている帯状の形状を有し、幅方向長さが約14cmである。この二重カフ10の一方の端には、二重カフ10の幅方向に2つに分けられた細帯部12が形成されている。この細帯部12側が足首に巻き付けられる際の先端側となる。この細帯部12の内周面側には面ファスナ14が貼り付けられており、また、他方の端すなわち足首に巻き付けられる際の基部となる端側の外周面には、上記面ファスナ14と係合する面ファスナ16が貼り付けられている。二重カフ10が図示しない足首に巻き付けられると、内周面に貼り付けられた面ファスナ14と外周面に貼り付けられた面ファスナ16とが係合して、二重カフ10は足首に固定される。
【0016】
二重カフ10の内周面側の表面には、長手方向の略中央から基部側の端にかけて内周表面を形成する表布18が配置されており、その表布18と二重カフ10の外形と略等しい形状を有する基布20とが、二重カフ10の外縁を一周する外縁布22とともに縫い合わせられることにより収容袋24が形成されている。脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28は、この収容袋24内に収容されている。
【0017】
図1に示されるように、駆血用膨脹袋28は、略矩形状の袋であり、その幅方向の長さは、収容袋24の幅方向長さ(すなわち二重カフ10の幅方向長さ)よりもやや短い長さであり、長手方向長さも収容袋24の長手方向長さよりもやや短い長さである。また、図2に示されるように、脈波検出用膨脹袋26も略矩形状の袋であり、その幅方向長さは、駆血用膨脹袋28の幅方向長さよりも短く、収容袋24の幅方向長さの1/3〜1/4程度である。また、脈波検出用膨脹袋26の長手方向長さは収容袋24の長手方向長さよりもやや短い長さである。これら駆血用膨脹袋28および脈波検出用膨脹袋30は、軟質塩化ビニル、ナイロンなどの柔らかい樹脂製である。
【0018】
図1に示されるように、二重カフ10の外周面には2つの接続管32、34が内部から突き出している。これら接続管32、34は、それぞれ脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28と一体化させられている。この接続管32、34に図示しない配管がそれぞれ接続され、その図示しない配管を介して脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28にそれぞれ空気が供給される。
【0019】
図3は図1のIII-III線断面図である。図2、図3に示すように、収容袋24内には、長手方向長さが表布18と略同じであり、幅方向長さが表布18の半分程度である矩形状のシート30が、その1対の長辺のうち足首に装着されたときに下流となる側の長辺が収容袋24の下流側の長辺と略重なるように配置されており、そのシート30の長手方向の両側の縁が表布18に接着させられることにより小収容室36が形成されている。脈波検出用膨脹袋26は、その小収容室36内に収容されている。なお、このシート30は柔らかい樹脂製である。
【0020】
脈波検出用膨脹袋26の外周面側には、その脈波検出用膨脹袋26と略同程度の幅方向長さを有する滑り布38が配置され、さらにその外周面側には脈波検出用膨脹袋26と略同程度の幅方向長さを有する補強板40が配置されている。図示していないが、滑り布38の長手方向長さは脈波検出用膨脹袋26の長手方向長さよりもやや長くされ、補強板40はその滑り布38の長手方向長さよりもさらに少し長くされている。また、これら脈波検出用膨脹袋26、滑り布38、補強板40は、脈波検出用膨脹袋26の長手方向両端において互いに固定されることにより一体化させられている。
【0021】
補強板40は、脈波検出用膨脹袋26の強度を補強するものであり、脈波検出用膨脹袋26よりも硬い可撓性の板が用いられる。この補強板40の材質は、たとえば、ポリプロピレンなどの樹脂製である。滑り布38は、補強板40を脈波検出用膨脹袋26に対して低摩擦で移動可能とするためのものであり、この滑り布38により、補強板40が脈波検出用膨脹袋26に対して相対移動する際に生じるノイズが軽減される。
【0022】
駆血用膨脹袋28は、収容袋24内においてシート30よりも外周面側に収容されている。さらに、収容袋24内には、駆血用膨脹袋28の外周面側に第1付勢板44および第2付勢板46が収容されている。これら第1付勢板44および第2付勢板46は、二重カフ10を筒状となるように付勢するためのものであり、たとえば硬質樹脂により構成される。
【0023】
図4は脈波検出用膨脹袋26の平面図であり、図5は図4のV-V線断面図である。図5に示されるように、脈波検出用膨脹袋26は、生体に巻き付けられたときに体表面側(表側)となる内周側シート48と、生体に巻き付けられたときに外周側(裏側)となる外周側シート50とを有しており、図4および図5に示す、内周側シート48および外周側シート50の周縁部52が互いに接合させられることにより、脈波検出用膨脹袋26が構成されている。また、図5に示すように、内周側シート48の長手方向長さは、外周側シート50の長手方向長さよりも短くされているので、自由状態では湾曲状となっている。なお、内周側シート48の長手方向長さおよび外周側シート50の長手方向長さは、互いの接合部すなわち周縁部52を除いた部分の長手方向長さである。
【0024】
このように内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くなっている脈波検出用膨脹袋26を製造するには、たとえば、図6に示す所定の曲率を有する曲面型の台54の上に、内周側シート48を下にして内周側シート48および外周側シート50を相互に重ねて載置し、高周波ウェルダーにより互いの外周縁同士を溶着する。
【0025】
図7は、二重カフ10が足首に巻き付けられることにより脈波検出用膨脹袋26が湾曲させられ、その脈波検出用膨脹袋26の内部に空気が供給されて脈波検出用膨脹袋26が膨脹させられた状態を示している。脈波検出用膨脹袋26は、内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされていることから、図7に示すように、内周側シート48に生じる皺は比較的少ない。
【0026】
なお、このように構成された二重カフ10を用いた血圧測定は、たとえば以下のようにして行う。まず、二重カフ10を図示しない足首に装着する。続いて、駆血用膨脹袋28および脈波検出用膨脹袋26にそれぞれ空気を供給して、駆血用膨脹袋28の圧迫圧力を足首における最高血圧値よりも高い値に設定された目標圧力値(たとえば250mmHg)まで一旦昇圧するとともに、脈波検出用膨脹袋26の内圧を足首における最低血圧値よりも低い予め設定された所定の圧力とする。その後、脈波検出用膨脹袋26の内圧を維持したまま、駆血用膨脹袋28内の空気を徐々に排気することにより駆血用膨脹袋28の圧迫圧力を徐速降圧させ、その間に足首の動脈から脈波検出用膨脹袋26に伝達される圧力振動(すなわち足首の脈波)を逐次検出して、その足首の脈波の振幅の変化に基づいて血圧値を決定する。
【0027】
上述のように、本実施例の脈波検出用膨脹袋26は、内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされているので、二重カフ10が足首に巻き付けられたときに脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48に生じる皺が少なくなる。従って、脈波検出用膨脹袋26は動脈を適切に圧迫するので、脈波検出用膨脹袋26により正確な脈波が検出される。
【0028】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0029】
たとえば、前述の実施例は、脈波検出用膨脹袋26と駆血用膨脹袋28とを備えた二重カフ10に本発明が適用されて、脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされていたが、駆血用膨脹袋28も、内周側シートの長手方向長さが外周側シートの長手方向長さよりも短くされていてもよい。また、膨脹袋を一つしか備えていないカフに本発明が適用されてもよい。
【0030】
また、前述の実施例の二重カフ10は足首用のカフであったが、上腕や大腿部など他の部位に装着されるカフに本発明が適用されてもよい。
【0031】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された足首血圧測定用の二重カフの外周面側を展開した状態で示す図である。
【図2】図1に示す二重カフの内周面側を展開した状態で示す図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】図1の脈波検出用膨脹袋の平面図である。
【図5】図4のV-V線断面図である。
【図6】図4の脈波検出用膨脹袋を製造するときに用いる台の斜視図である。
【図7】図4の脈波検出用膨脹袋が湾曲させられている状態において、その内部に空気が供給された状態を示している。
【図8】従来の脈波検出用膨脹袋の長手方向断面図である。
【図9】図8の脈波検出用膨脹袋が湾曲させられた状態において、その内部に液体または気体が供給された状態を示している。
【符号の説明】
10:二重カフ
26:脈波検出用膨脹袋
28:駆血用膨脹袋
48:内周側シート
50:外周側シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体の所定部位に巻き付けられて、その部位を圧迫するカフに関する。
【0002】
【従来の技術】
カフは、生体の所定部位を圧迫するためにその部位に巻き付けられる。カフには膨脹袋が備えられており、カフが生体の所定部位に巻き付けられた状態で、膨脹袋内に気体または液体が供給されて膨脹袋が膨脹させられることにより、カフが巻き付けられている部位が圧迫される。
【0003】
カフは主に血圧を測定する場合に用いられるので、血圧測定装置に備えられている。たとえば、特許文献1に記載された自動血圧測定装置も、カフ(特許文献1では圧迫帯)を用いて血圧を測定する形式の装置である。特許文献1の自動血圧測定装置に備えられているカフは、合成樹脂製の外周側シート部材、および、その外周側シート部材と同様の形状を有する合成樹脂製の内周側シート部材が、互いの周縁部を接合させられることにより構成されており、また、長手方向の略半分の位置において幅方向に平行に外周側シート部材と内周側シート部材とが接合させられることにより、圧迫帯の長手方向の略半分に袋部すなわち膨脹袋が形成されている。
【0004】
また、オシロメトリック方式による血圧測定に用いられるカフには、生体の所定部位の動脈を駆血するするための駆血用膨脹袋と、その動脈からの脈波を検出するために駆血用膨脹袋の内周側であってその駆血用膨脹袋の下流部分に設けられた脈波検出用膨脹袋の2つの膨脹袋を備えた二重カフが知られている。たとえば、特許文献2に記載されている二重カフがそれである。
【0005】
特許文献2に記載されている二重カフのように、2つの膨脹袋を設ける理由は、オシロメトリック方式の血圧測定では、カフの圧迫圧力の徐速降圧過程においてカフに伝達される脈波を逐次検出し、その逐次検出した脈波の振幅が急激に大きくなった時点(すなわち振幅の立ち上がり点)の圧迫圧力を最高血圧値に決定するのであるが、カフに設けられた膨脹袋が一つだけであり、その一つの膨脹袋により生体の圧迫および脈波の検出の両方を行う場合には、逐次検出される脈波の振幅の立ち上がり点が不明確となってしまう場合があるからである。
【0006】
この原因は、カフの圧迫圧力が最高血圧値よりも高い場合であっても、カフの圧迫圧力が最高血圧値に近くなると、カフの上流端付近における動脈の脈動の影響が大きくなり始め、その脈動がカフに伝達されるからである。特に、足首など、カフによりその部位の動脈を完全に止血させることが困難な部位では、カフの圧迫圧力が最高血圧値よりも高い圧力であっても、カフの上流端付近での動脈の脈動が大きくなり易いので、脈波の振幅の立ち上がり点が不明確になり易い。そこで、駆血用の膨脹袋とは別に、駆血用の膨脹袋の下流部分に脈波検出用の膨脹袋を設けているのである。
【0007】
【特許文献1】
登録実用新案第2603342号公報(第3頁第5欄第18行−第29行、図2乃至図図4)
【特許文献2】
特開2001−070262号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
カフが生体に巻き付けられて、膨脹袋が膨脹させられた状態では、内周側の半径の方が外周側の半径よりも短くなる。しかし、前述した特許文献1にも記載されているように、従来の膨脹袋は、互いに同じ形状とされた外周側シートと内周側シートとが接合されて構成されている。そのため、カフが生体に巻き付けられて膨脹袋が膨脹させられると、内周側シートには皺が生じやすく、その皺のために動脈を適切に圧迫できないことがあるという問題があった。
【0009】
特に、特許文献2に記載されているような二重カフにおける脈波検出用の膨脹袋は、生体に巻き付けられたときに皺が生じやすい。図8は、従来の脈波検出用膨脹袋60の長手方向断面図であり、図9はその脈波検出用膨脹袋60が湾曲させられた状態において、その内部に気体または液体が供給された状態を示している。図8に示す脈波検出用膨脹袋60は、外周側シート62と内周側シート64の互いの周縁部が貼り合わせられて構成されている。接続管66には図示しない配管が接続され、その配管から気体または液体が供給されることにより、脈波検出用膨脹袋60は膨脹させられる。この脈波検出用膨脹袋60を備えた二重カフが生体に巻き付けられた状態で脈波検出用膨脹袋60の内部に気体または液体が供給されると、図9に示すように、脈波検出用膨脹袋60の内周側シート64に多数の皺が生じてしまうのである。
【0010】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、生体に巻き付けたときに膨脹袋の内周側シートに生じる皺が少ないカフを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、内周側シートと外周側シートとが貼り合わせられて袋状とされた膨張袋を有し、生体の所定部位に巻き付けられ、その膨張袋が膨張させられることによりその部位を圧迫するカフであって、前記膨張袋の内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、膨脹袋は、内周側シートの長手方向長さが外周側シートの長手方向長さよりも短くされているので、カフが生体の所定部位に巻き付けられたときに膨脹袋の内周側シートに生じる皺が少なくなる。
【0013】
【発明の他の態様】
前述のように、二重カフの脈波検出用膨脹袋は、生体に巻き付けられたときに皺が生じやすいので、本発明は脈波検出用膨脹袋を備えた二重カフに好適に適用される。すなわち、本発明を適用した血圧測定用二重カフは、生体の所定部位の動脈を駆血するための駆血用膨張袋と、前記動脈の脈波を検出するために、その駆血用膨張袋の内周面側であってその駆血用膨脹袋の下流部位に配置される脈波検出用膨張袋とを備えた血圧測定用二重カフであって、その脈波検出用膨張袋は、外周側シートと内周側シートとが貼り合わせられて袋状とされており、内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とする。
【0014】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された足首血圧測定用の二重カフ10の外周面側を展開した状態で示す図であり、図2は、図1に示す二重カフ10の内周面側(体表面側)を展開した状態で示す図である。
【0015】
図1の二重カフ10は、やや扇状に湾曲させられている帯状の形状を有し、幅方向長さが約14cmである。この二重カフ10の一方の端には、二重カフ10の幅方向に2つに分けられた細帯部12が形成されている。この細帯部12側が足首に巻き付けられる際の先端側となる。この細帯部12の内周面側には面ファスナ14が貼り付けられており、また、他方の端すなわち足首に巻き付けられる際の基部となる端側の外周面には、上記面ファスナ14と係合する面ファスナ16が貼り付けられている。二重カフ10が図示しない足首に巻き付けられると、内周面に貼り付けられた面ファスナ14と外周面に貼り付けられた面ファスナ16とが係合して、二重カフ10は足首に固定される。
【0016】
二重カフ10の内周面側の表面には、長手方向の略中央から基部側の端にかけて内周表面を形成する表布18が配置されており、その表布18と二重カフ10の外形と略等しい形状を有する基布20とが、二重カフ10の外縁を一周する外縁布22とともに縫い合わせられることにより収容袋24が形成されている。脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28は、この収容袋24内に収容されている。
【0017】
図1に示されるように、駆血用膨脹袋28は、略矩形状の袋であり、その幅方向の長さは、収容袋24の幅方向長さ(すなわち二重カフ10の幅方向長さ)よりもやや短い長さであり、長手方向長さも収容袋24の長手方向長さよりもやや短い長さである。また、図2に示されるように、脈波検出用膨脹袋26も略矩形状の袋であり、その幅方向長さは、駆血用膨脹袋28の幅方向長さよりも短く、収容袋24の幅方向長さの1/3〜1/4程度である。また、脈波検出用膨脹袋26の長手方向長さは収容袋24の長手方向長さよりもやや短い長さである。これら駆血用膨脹袋28および脈波検出用膨脹袋30は、軟質塩化ビニル、ナイロンなどの柔らかい樹脂製である。
【0018】
図1に示されるように、二重カフ10の外周面には2つの接続管32、34が内部から突き出している。これら接続管32、34は、それぞれ脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28と一体化させられている。この接続管32、34に図示しない配管がそれぞれ接続され、その図示しない配管を介して脈波検出用膨脹袋26および駆血用膨脹袋28にそれぞれ空気が供給される。
【0019】
図3は図1のIII-III線断面図である。図2、図3に示すように、収容袋24内には、長手方向長さが表布18と略同じであり、幅方向長さが表布18の半分程度である矩形状のシート30が、その1対の長辺のうち足首に装着されたときに下流となる側の長辺が収容袋24の下流側の長辺と略重なるように配置されており、そのシート30の長手方向の両側の縁が表布18に接着させられることにより小収容室36が形成されている。脈波検出用膨脹袋26は、その小収容室36内に収容されている。なお、このシート30は柔らかい樹脂製である。
【0020】
脈波検出用膨脹袋26の外周面側には、その脈波検出用膨脹袋26と略同程度の幅方向長さを有する滑り布38が配置され、さらにその外周面側には脈波検出用膨脹袋26と略同程度の幅方向長さを有する補強板40が配置されている。図示していないが、滑り布38の長手方向長さは脈波検出用膨脹袋26の長手方向長さよりもやや長くされ、補強板40はその滑り布38の長手方向長さよりもさらに少し長くされている。また、これら脈波検出用膨脹袋26、滑り布38、補強板40は、脈波検出用膨脹袋26の長手方向両端において互いに固定されることにより一体化させられている。
【0021】
補強板40は、脈波検出用膨脹袋26の強度を補強するものであり、脈波検出用膨脹袋26よりも硬い可撓性の板が用いられる。この補強板40の材質は、たとえば、ポリプロピレンなどの樹脂製である。滑り布38は、補強板40を脈波検出用膨脹袋26に対して低摩擦で移動可能とするためのものであり、この滑り布38により、補強板40が脈波検出用膨脹袋26に対して相対移動する際に生じるノイズが軽減される。
【0022】
駆血用膨脹袋28は、収容袋24内においてシート30よりも外周面側に収容されている。さらに、収容袋24内には、駆血用膨脹袋28の外周面側に第1付勢板44および第2付勢板46が収容されている。これら第1付勢板44および第2付勢板46は、二重カフ10を筒状となるように付勢するためのものであり、たとえば硬質樹脂により構成される。
【0023】
図4は脈波検出用膨脹袋26の平面図であり、図5は図4のV-V線断面図である。図5に示されるように、脈波検出用膨脹袋26は、生体に巻き付けられたときに体表面側(表側)となる内周側シート48と、生体に巻き付けられたときに外周側(裏側)となる外周側シート50とを有しており、図4および図5に示す、内周側シート48および外周側シート50の周縁部52が互いに接合させられることにより、脈波検出用膨脹袋26が構成されている。また、図5に示すように、内周側シート48の長手方向長さは、外周側シート50の長手方向長さよりも短くされているので、自由状態では湾曲状となっている。なお、内周側シート48の長手方向長さおよび外周側シート50の長手方向長さは、互いの接合部すなわち周縁部52を除いた部分の長手方向長さである。
【0024】
このように内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くなっている脈波検出用膨脹袋26を製造するには、たとえば、図6に示す所定の曲率を有する曲面型の台54の上に、内周側シート48を下にして内周側シート48および外周側シート50を相互に重ねて載置し、高周波ウェルダーにより互いの外周縁同士を溶着する。
【0025】
図7は、二重カフ10が足首に巻き付けられることにより脈波検出用膨脹袋26が湾曲させられ、その脈波検出用膨脹袋26の内部に空気が供給されて脈波検出用膨脹袋26が膨脹させられた状態を示している。脈波検出用膨脹袋26は、内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされていることから、図7に示すように、内周側シート48に生じる皺は比較的少ない。
【0026】
なお、このように構成された二重カフ10を用いた血圧測定は、たとえば以下のようにして行う。まず、二重カフ10を図示しない足首に装着する。続いて、駆血用膨脹袋28および脈波検出用膨脹袋26にそれぞれ空気を供給して、駆血用膨脹袋28の圧迫圧力を足首における最高血圧値よりも高い値に設定された目標圧力値(たとえば250mmHg)まで一旦昇圧するとともに、脈波検出用膨脹袋26の内圧を足首における最低血圧値よりも低い予め設定された所定の圧力とする。その後、脈波検出用膨脹袋26の内圧を維持したまま、駆血用膨脹袋28内の空気を徐々に排気することにより駆血用膨脹袋28の圧迫圧力を徐速降圧させ、その間に足首の動脈から脈波検出用膨脹袋26に伝達される圧力振動(すなわち足首の脈波)を逐次検出して、その足首の脈波の振幅の変化に基づいて血圧値を決定する。
【0027】
上述のように、本実施例の脈波検出用膨脹袋26は、内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされているので、二重カフ10が足首に巻き付けられたときに脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48に生じる皺が少なくなる。従って、脈波検出用膨脹袋26は動脈を適切に圧迫するので、脈波検出用膨脹袋26により正確な脈波が検出される。
【0028】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0029】
たとえば、前述の実施例は、脈波検出用膨脹袋26と駆血用膨脹袋28とを備えた二重カフ10に本発明が適用されて、脈波検出用膨脹袋26の内周側シート48の長手方向長さが外周側シート50の長手方向長さよりも短くされていたが、駆血用膨脹袋28も、内周側シートの長手方向長さが外周側シートの長手方向長さよりも短くされていてもよい。また、膨脹袋を一つしか備えていないカフに本発明が適用されてもよい。
【0030】
また、前述の実施例の二重カフ10は足首用のカフであったが、上腕や大腿部など他の部位に装着されるカフに本発明が適用されてもよい。
【0031】
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された足首血圧測定用の二重カフの外周面側を展開した状態で示す図である。
【図2】図1に示す二重カフの内周面側を展開した状態で示す図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】図1の脈波検出用膨脹袋の平面図である。
【図5】図4のV-V線断面図である。
【図6】図4の脈波検出用膨脹袋を製造するときに用いる台の斜視図である。
【図7】図4の脈波検出用膨脹袋が湾曲させられている状態において、その内部に空気が供給された状態を示している。
【図8】従来の脈波検出用膨脹袋の長手方向断面図である。
【図9】図8の脈波検出用膨脹袋が湾曲させられた状態において、その内部に液体または気体が供給された状態を示している。
【符号の説明】
10:二重カフ
26:脈波検出用膨脹袋
28:駆血用膨脹袋
48:内周側シート
50:外周側シート
Claims (2)
- 内周側シートと外周側シートとが貼り合わせられて袋状とされた膨張袋を有し、生体の所定部位に巻き付けられ、該膨張袋が膨張させられることにより該部位を圧迫するカフであって、
前記膨張袋の内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とするカフ。 - 生体の所定部位の動脈を駆血するための駆血用膨張袋と、
前記動脈の脈波を検出するために、該駆血用膨張袋の内周面側であって該駆血用膨脹袋の下流部位に配置される脈波検出用膨張袋とを備えた血圧測定用二重カフであって、
該脈波検出用膨張袋は、外周側シートと内周側シートとが貼り合わせられて袋状とされており、内周側シートの長手方向長さが、外周側シートの長手方向長さよりも短くなっていることを特徴とする血圧測定用二重カフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370023A JP2004195074A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | カフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370023A JP2004195074A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | カフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004195074A true JP2004195074A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32766076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002370023A Pending JP2004195074A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | カフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004195074A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013013488A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | A & D Co Ltd | 血圧測定用膨張袋の製造方法および血圧測定用圧迫帯 |
JP2013236836A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | A & D Co Ltd | 自動血圧測定装置。 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155841A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | 株式会社エー・アンド・デイ | 血圧計の集音カフ |
JPS63150051A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | 松下電工株式会社 | 電子血圧計のカフ帯 |
JPH0382440A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧計の阻血袋 |
JPH0541504U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 有限会社谷田部ビニール工業 | 指 帯 |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370023A patent/JP2004195074A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155841A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | 株式会社エー・アンド・デイ | 血圧計の集音カフ |
JPS63150051A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | 松下電工株式会社 | 電子血圧計のカフ帯 |
JPH0382440A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧計の阻血袋 |
JPH0541504U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 有限会社谷田部ビニール工業 | 指 帯 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013013488A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | A & D Co Ltd | 血圧測定用膨張袋の製造方法および血圧測定用圧迫帯 |
JP2013236836A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | A & D Co Ltd | 自動血圧測定装置。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI286069B (en) | Cuff for blood pressure monitor and blood pressure monitor having the same | |
JP3667326B2 (ja) | 血圧測定用二重カフ | |
JP3616318B2 (ja) | 血圧用加圧帯 | |
JP3890760B2 (ja) | 血圧測定用圧迫帯 | |
JP6172218B2 (ja) | 流体袋、血圧測定用カフ、血圧計、および血圧測定方法 | |
JP2006174860A (ja) | 血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計 | |
KR20060091235A (ko) | 혈압계용 커프스 및 혈압계 | |
JP2017006488A5 (ja) | ||
TW200826899A (en) | A cuff for a manometer and a manometer | |
JPH08317910A (ja) | 使い捨て血圧測定用カフ | |
EP1637071A1 (en) | Cuff for blood pressure monitor | |
EP1034735B1 (en) | Signal enhancing and artifact reducing blood pressure cuff | |
JP2004283320A (ja) | 二重カフ | |
JP2004195074A (ja) | カフ | |
JP3638932B2 (ja) | 血圧測定用二重カフ | |
JP4259182B2 (ja) | 生体情報計測装置 | |
JP2004201829A (ja) | 止血器具 | |
WO2010038430A1 (ja) | 生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置 | |
JP4400688B2 (ja) | 生体情報計測装置 | |
JP5189895B2 (ja) | 生体圧迫装置及び血圧測定装置 | |
JP5470126B2 (ja) | 電子血圧計 | |
JP5208655B2 (ja) | 生体圧迫装置、その製造方法及び血圧測定装置 | |
JP5838013B2 (ja) | 血圧測定用膨張袋の製造方法および血圧測定用圧迫帯 | |
JPH07255687A (ja) | 指血圧計のカフ | |
JP5517689B2 (ja) | 電子血圧計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |