JP2004193086A - ガラスパネル、及びガラスパネルの製造方法 - Google Patents

ガラスパネル、及びガラスパネルの製造方法 Download PDF

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JP2004193086A JP2002363123A JP2002363123A JP2004193086A JP 2004193086 A JP2004193086 A JP 2004193086A JP 2002363123 A JP2002363123 A JP 2002363123A JP 2002363123 A JP2002363123 A JP 2002363123A JP 2004193086 A JP2004193086 A JP 2004193086A
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Toshiaki Mizuno
俊明 水野
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Abstract

【課題】中空部の封止が容易なガラスパネル、及びガラスパネルの製造方法を提供する。
【解決手段】PDP100はガラスパネル101を備え、ガラスパネル101は、前面板ガラス111と、前面板ガラス111との間に中空部104を形成すべく前面板ガラス111から間隔を隔てて配設された背面板ガラス112とを備える。前面板ガラス111と背面板ガラス112とは、中空部104に希ガスを封止すべく、その外周縁において封着部103により封着されている。背面板ガラス112は、中空部104に希ガスを封入する封入部123を有する。封入部123は貫通孔124と、貫通孔124に内嵌された低融点ガラス製のガラス管125とから成る。ガラス管125は、軟化点が背面板ガラス112及び接合部126より低く、赤外線吸収率が背面板ガラス112及び接合部126より高く、赤外線透過率が背面板ガラス112及び接合部126より低い。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスパネル、及びガラスパネル製造方法に関し、特にプラズマディスプレイパネル用のガラスパネル、及びガラスパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラスパネルは、中空部を介して対向する前面板ガラス及び背面板ガラスと、前面板ガラス及び背面板ガラスの周縁部において中空部を気密に密閉する外周密閉部とから成り、プラズマディスプレイパネル(PDP)等に使用されている。
【0003】
このPDPは、背面板ガラスの内面に蛍光体が塗布され且つ中空部に希ガスが封入されたガラスパネルから成り、中空部内の気ガスの電離により発生した紫外線によって蛍光体が発光し、その結果任意の画像を表示するものである。
【0004】
上記ガラスパネルは、図7に示す前面板ガラス501及び背面板ガラス502を有し、背面板ガラス502は、ガラスパネルの中空部503に希ガスを封入するための封入部504を有する。この封入部504は、背面板ガラス502の一隅角部に設けられた貫通孔505と、ガラス管506とから成る。ガラス管506は、管部506aと、管部506aの内側端に形成された円板状のフランジ部506bとから成り、ガラス管506は、ガラス管506内と中空部503との連通を確保するために、管部506aと貫通孔505とが同軸になるようにフランジ部506bの底面が低融点ガラス等の接合部507により、背面板ガラス502の外面に気密に接合されている。また、ガラス管506は、中空部503に封入された希ガスを所定の圧力に維持すべく、管部506aの外側端が封止され、中空部503が封止されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
ガラス管506の管部506aの外側端の封止は、中空部503に希ガスを封入した後、赤外線ヒーター等を用いて管部506aの外側端を局部加熱し、外側端を熔接して封じ切ることによりなされる。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−105848号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガラス管506の管部506aの外側端の封止に赤外線ヒーターを用いると、赤外線により接合部507や、背面板ガラス502の貫通孔505近傍が熔解されて、背面板ガラス502とガラス管506の間に隙間が形成され、中空部503に封入された希ガスを所定の圧力に維持することができないことがあり、ガラス管506の封止は困難であった。
【0008】
本発明の目的は、中空部の封止が容易なガラスパネル、及びガラスパネルの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のガラスパネルは、前面板ガラスと、前記前面板ガラスとの間に中空部を形成すべく前記前面板ガラスと所定の間隔を隔てて配設された背面板ガラスと、前記前面板ガラス及び前記背面板ガラスの周縁部において前記中空部を気密に密閉する外周密閉部と、前記背面板ガラスに設けられ、前記中空部に気体を封入すべく前記中空部に開口する貫通孔とを備えるガラスパネルにおいて、前記貫通孔を封止する低融点ガラス製の封止部を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載のガラスパネルは、請求項1記載のガラスパネルにおいて、前記封止部は、赤外線吸収率が前記背面板ガラスより高いことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のガラスパネルは、請求項2記載のガラスパネルにおいて、前記封止部の赤外線吸収率は10〜95%であり、前記背面板ガラスの赤外線吸収率は0〜10%であることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載のガラスパネルは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガラスパネルにおいて、前記封止部は、赤外線透過率が前記背面板ガラスより低いことを特徴とする。
【0013】
請求項5記載のガラスパネルは、請求項4記載のガラスパネルにおいて、前記封止部の赤外線透過率は0〜80%であり、前記背面板ガラスの赤外線透過率は60〜95%であることを特徴とする。
【0014】
請求項6記載のガラスパネルは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガラスパネルにおいて、前記封止部は、軟化点が前記背面板ガラスより低いことを特徴とする。
【0015】
請求項7記載のガラスパネルは、請求項2記載のガラスパネルにおいて、前記背面板ガラスの軟化点は650〜900℃であり、前記封止部は、前記背面板ガラスとの軟化点の差が100〜500℃であることを特徴とする。
【0016】
請求項8記載のガラスパネルは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のガラスパネルにおいて、前記封止部は、前記貫通孔に内嵌されたガラス管から成り、前記ガラス管及び前記背面板ガラスは低融点ガラス製の接合部により接合されていることを特徴とする。
【0017】
請求項9記載のガラスパネルは、請求項8記載のガラスパネルにおいて、前記ガラス管は、赤外線吸収率が前記接合部より高いことを特徴とする。
【0018】
請求項10記載のガラスパネルは、請求項9記載のガラスパネルにおいて、前記ガラス管の赤外線吸収率は40〜95%であり、前記接合部の赤外線吸収率は20〜80%であることを特徴とする。
【0019】
請求項11記載のガラスパネルは、請求項8乃至10のいずれか1項に記載のガラスパネルにおいて、前記ガラス管は、赤外線透過率が前記接合部より低いことを特徴とする。
【0020】
請求項12記載のガラスパネルは、請求項11記載のガラスパネルにおいて、前記接合部の赤外線透過率は10〜70%であることを特徴とする。
【0021】
請求項13記載のガラスパネルは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のガラスパネルにおいて、前記封止部は、前記貫通孔に充填された低融点ガラスから成ることを特徴とする。
【0022】
請求項14記載のガラスパネルの製造方法は、間に中空部を形成するように、前面板ガラスと、貫通孔が形成された背面板ガラスとを所定の間隔を隔てて配設すると共に、前記前面板ガラス及び前記背面板ガラスの周縁部を気密に密閉する密閉ステップと、前記貫通孔を封止すべく封止部を形成する封止部形成ステップとを備えるガラスパネルの製造方法において、前記封止部形成ステップは、低融点ガラス製の封止部形成部材を前記背面板ガラス上に前記貫通孔を覆うように配置する配置ステップと、前記配置された封止部形成部材を熔融すべく加熱する加熱ステップと、前記加熱された封止部形成部材を冷却する冷却ステップとを備えることを特徴とする。
【0023】
請求項15記載のガラスパネルの製造方法は、請求項14記載のガラスパネルの製造方法において、前記封止部形成部材は多孔質状であることを特徴とする。
【0024】
請求項16記載のガラスパネルの製造方法は、請求項14又は15記載のガラスパネルの製造方法において、前記封止部形成部材は略球形であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るガラスパネルを図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施の形態に係るガラスパネルを備えるPDPの要部の概略構造を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は部分断面図である。
【0027】
図1において、PDP100は、本発明の実施の形態に係るガラスパネル101を備える。ガラスパネル101は、厚さが、例えば2.8mmの前面板ガラス111と、前面板ガラス111との間に中空部104を形成すべく前面板ガラス111から、例えば0.1〜0.2mmの間隔を隔てて配設され、厚さが、例えば2.8mmの背面板ガラス112と、透明電極113a及び金属電極113bとから成り前面板ガラス111の内面上にパターン形成された表示電極113(図1(b))と、背面板ガラス112の各内面上に形成された各部材(図1(b))に、可視光の発生を制御する制御データを図示しない駆動回路から送信すべく背面板ガラス112の内面上に形成されたデータ電極102とを備える。前面板ガラス111と背面板ガラス112とは、中空部104に希ガスを封止すべく、その外周縁において低融点ガラスペーストから成る封着部103(外周密閉部)により封着されている。
【0028】
PDP100において、前面板ガラス111の内面上には、表示電極113を覆うように誘電体ガラス層114が積層され、誘電体ガラス層114上には、酸化マグネシウム(MgO)製の誘電体保護層115が積層されている。
【0029】
また、PDP100は、背面板ガラス112の内面上に、前面板ガラス111との間に空間を保持すべく等間隔に複数のチャンネル状放電空間117を画成する複数のガラス製リブ116と、各放電空間117において背面板ガラス112の内面上に設けられた銀(Ag)製のアドレス電極118とを備え、放電空間117には、カラー表示をすべく赤色の蛍光体(R)119、緑色の蛍光体(G)120、及び青色の蛍光体(B)121が順に連続して形成されている。蛍光体119〜121は、放電によって発生する波長の短い紫外線により励起発光する。
【0030】
リブ116は、その高さが、例えば0.2mmであり、前面板ガラス111と背面板ガラス112との間隔を約0.2mmに保持する。
【0031】
放電空間117には、後述する封入部を介して希ガスが封入されている。希ガスは、例えばネオン(Ne)とキセノン(Xe)を組成とする混合ガス系が用いられており、その封入圧力は約40〜70kPaの範囲に設定されている。
【0032】
図2は、図1(a)における背面板ガラス112の構造を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は図2(a)の線IIb−IIbに沿う断面図である。
【0033】
図2(a)及び図2(b)において、背面板ガラス112は、中空部104に希ガスを封入する封入部123を有する。この封入部123は、図1(b)におけるリブ116が形成されるリブ形成範囲122の外側且つ封着部103の内側に形成された貫通孔124と、低融点ガラス製のガラス管125とから成る。
【0034】
貫通孔124は、内径が、例えば2mmであり、ガラス管125は、外径が、例えば4mm、内径が、例えば2mm、長さが、例えば30mmの管部125aと、管部125aの内側端に形成された円板状のフランジ部125bとから成る。ガラス管125は、管部125aと貫通孔124とが同軸になるようにフランジ部124bの底部が低融点ガラス等の接合部126により、背面板ガラス112の外面に気密に接合されている。また、ガラス管125は、管部125aの外側端において封止されている。管部125aの外側端の封止は、図4で後述するように赤外線ヒーターで加熱することによりなされている。
【0035】
背面板ガラス112は、軟化点が、例えば725℃であり、接合部126は、軟化点が、例えば450℃である。また、背面板ガラスは、ガラス管125の外側端の封止に用いられる赤外線ヒーターの発する赤外線の吸収率(赤外線吸収率)が、例えば2%であり、接合部126は、赤外線吸収率が、例えば20%である。さらに、背面板ガラス112は、上記ヒーターの発する赤外線の透過率(赤外線透過率)が、例えば90%であり、接合部126は、赤外線透過率が、例えば40%である。
【0036】
本発明において、赤外線吸収率は、厚さ1mmの透明ガラスで、波長2μmの赤外線における吸収率とする。また、本発明において、赤外線透過率は、厚さ1mmの透明ガラスで、波長2μmの赤外線における透過率とする。
【0037】
図3は、図2における封止部123近傍のPDP100の部分断面図である。
【0038】
図3において、ガラス管125が、貫通孔124と同軸になるように背面板ガラス112の外面に接合されることにより、ガラス管125内と中空部104との連通が確保される。
【0039】
ガラス管125は、軟化点が、背面板ガラス112の725℃より低く、接合部126の450℃より高い、例えば635℃である。
【0040】
また、ガラス管125は、赤外線吸収率が、背面板ガラス112の2%、及び接合部126の20%より高く、例えば90%である。
【0041】
さらに、ガラス管125は緑色を呈しており、赤外線透過率が、背面板ガラス112の90%、及び接合部126の40%より低く、例えばほぼ0%である。
【0042】
以下、図1(a)のPDP100の製造方法について説明する。
【0043】
まず、背面板ガラス112に貫通孔124を形成し、次いで、背面板ガラス112の内面上にアドレス電極118を所定のピッチで形成し、背面板ガラス112の内面上で互いに隣り合うアドレス電極118の間に所定のピッチでリブ116を形成する。
【0044】
次いで、リブ116により画成されたチャンネル状の放電空間117内に、蛍光体(R)119、蛍光体(G)120、及び蛍光体(B)121を形成すべく、各色の蛍光体ペーストを夫々塗布し、約500℃で各蛍光体ペーストを焼成してペースト内の樹脂成分等を除去することにより、蛍光体119〜121を形成する。
【0045】
さらに、PDP100において背面板ガラス112が前面板ガラス111と重なる範囲の周縁部に、前面板ガラス111との封着用シール材として低融点ガラスペーストを塗布して350℃程度で仮焼し、低融点ガラスペースト内の樹脂成分等を除去する。
【0046】
一方、前面板ガラス111の内面上に、表示電極113をパターン形成し、この表示電極113を覆うべく前面板ガラス111の内面上に誘電体ガラス層114、及び誘電体保護層115を順次積層する。
【0047】
次いで、上記背面板ガラス112の内面側に、表示電極113とアドレス電極118とが直交するように前面板ガラス111を対向配置し、仮焼された低融点ガラスペーストを450℃程度で焼成することにより封着部103を形成して、前面板ガラス111と背面板ガラス112とを封着する。一方、ガラス管125を、管部125aと貫通孔124とが同軸となるように、フランジ部125bの底部を低融点ガラスペースト等を介して背面板ガラス112の外面上に配置し、、前面板ガラス111と背面板ガラス112との封着時に、低融点ガラスペースト等を焼成させて接合部126を形成して、ガラス管125と背面板ガラス111とを気密に接合させる。
【0048】
前面板ガラス111と背面板ガラス112との封着時の加熱により発生する水蒸気により、蛍光体119〜121は劣化するため、前面板ガラス111と背面板ガラス112との封止時には、ガラス管125を介して放電空間117へ乾燥空気を導入する。
【0049】
次いで、ガラスパネル101を約350℃に加熱し、中空部104をガラス管125を介して排気した後、中空部104が所定の圧力になるまで希ガスを導入し、ガラス管125の管部125aの外側端を局部加熱することにより封止する。
【0050】
ガラス管125の管部125aの外側端の封止は、ガラス管125を覆うように背面板ガラス112の外面上に封止カップ130を取り付けて(図4)、中空部104を排気した後、中空部104が所定の圧力になるまで希ガスを導入し、次いで、封止カップ130の備える赤外線ヒーター131に電流を流し、管部125aの外側端を局部加熱をして、管部125aの外側端を溶接して封じ切ることによりなされる。
【0051】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101によれば、ガラス管125は、軟化点が、背面板ガラス112の725℃より低く、接合部126の450℃より高い、635℃であるので、ガラス管125は、背面板ガラス112より低い温度で熔解し、もって赤外線ヒーター131によるガラス管125の局部加熱時の熱による背面板ガラス112の熔解を抑制することができ、背面板ガラス112とガラス管125の間に隙間が形成されることなく、中空部104に封入された希ガスの圧力を維持することができ、ガラス管125の管部125aの外側端の封止を容易に行うことができる。
【0052】
また、ガラス管125は、赤外線吸収率が、背面板ガラス112の2%、及び接合部126の20%より高い90%であるので、ガラス管125は、背面板ガラス112及び接合部126より赤外線を吸収して、赤外線により加熱され、もって赤外線ヒーター131によるガラス管125の局部加熱時の熱による背面板ガラス112及び接合部126の熔解をより抑制することができる。
【0053】
さらに、ガラス管125は緑色を呈しており、赤外線透過率が、背面板ガラス112の90%及び接合部126の40%より低く、ほぼ0%であるので、ガラス管125は、背面板ガラス112及び接合部126より赤外線を透過せず、赤外線により加熱され、もって赤外線ヒーター131によるガラス管125の局部加熱時の熱による背面板ガラス112及び接合部126の熔解をさらに抑制することができる。
【0054】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、ガラス管125は、背面板ガラス112より低い温度で熔解し、背面板ガラス112及び接合部126より赤外線を吸収し易く、背面板ガラス112及び接合部126より赤外線を透過し難くいので、ガラス管125の管部125aの外側端の背面板ガラス112の外面上からの突出長さを短くすることができる。
【0055】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、背面板ガラス112の軟化点が725℃であるのに対して、ガラス管125は、その軟化点が635℃であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス112は、その軟化点が、650〜900℃であるのに対して、ガラス管125は、その軟化点が、背面板ガラス112より100〜500℃低ければよい。また、接合部126の軟化点が、450℃であるとしたが、これに限るものではなく、接合部126の軟化点は、250〜650℃であってもよい。
【0056】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、背面板ガラス112の赤外線吸収率が2%であると共に、接合部126の赤外線吸収率が、20%であるのに対して、ガラス管125は、その赤外線吸収率が90%であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス112の赤外線吸収率が0〜10%であり、接合部126の赤外線吸収率が20〜80%であるのに対して、ガラス管125は、その赤外線吸収率が、背面板ガラス112及び接合部126より高く、40〜95%であればよい。
【0057】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、背面板ガラス112の赤外線透過率が90%であると共に、接合部126の赤外線透過率が40%であるのに対して、ガラス管125は、その赤外線透過率がほぼ0%であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス112の赤外線透過率が60〜95%であり、接合部126の赤外線透過率が10〜70%であるのに対して、ガラス管125は、その赤外線透過率が、背面板ガラス112及び接合部126より低く、0〜80%であればよい。
【0058】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、ガラス管125は緑色を呈しているが、これに限るものではなく、例えば、他の色を呈していてもよい。
【0059】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、ガラス管125は、その軟化点が、背面板ガラス112より低く、その赤外線吸収率が、背面板ガラス112及び接合部126より高く、その赤外線透過率が、背面板ガラス112及び接合部126より低く、軟化点、赤外線吸収率、及び赤外線透過率の3つの条件を備えるものとしたが、これに限るものではなく、ガラス管125は、少なくとも上記3つの条件のいずれか1つを満足するものであればよい。
【0060】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、背面板ガラス112に形成された貫通孔124の内径は2mmであるが、貫通孔124の内径は、これに限るものではない。
【0061】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101において、ガラス管125は、管部125aの外径が4mm、内径が2mm、長さが30mmであるが、ガラス管125の管部125aの外径、内径、及び長さは、これに限るものではない。
【0062】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101は、上記のものに限るものではなく、また、本発明の実施の形態に係るガラスパネル101を備えるPDP100は上記のものに限るものではない。
【0063】
本発明の実施の形態に係るガラスパネル101は、PDP100に用いられるものとしたが、これに限るものではなく、真空複層ガラス等のガラス製品に用いられてもよい。
【0064】
以下、本発明の他の実施の形態に係るガラスパネルを図面を参照して説明する。
【0065】
図5は、本発明の他の実施の形態に係るガラスパネルを備えるPDPの封入部近傍の部分断面図である。
【0066】
図5において、本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201を備えるPDP200は、その構成が図1(a)のPDP100と基本的に同じであり、同じ構成部材には同一の符号を付して重複した説明を省略し、以下異なる部分のみ説明する。
【0067】
図5において、背面板ガラス202は、中空部104に希ガスを封入する封入部203を有する。この封入部203は、リブ116が形成されるリブ形成範囲122(図2(a))の外側且つ封着部103の内側に形成され、外側が拡径された貫通孔204と、貫通孔204を封止する封止部205とから成る。
【0068】
背面板ガラス202は、軟化点が、例えば725℃である。また、背面板ガラス202は、後述する封止部形成部材の熔融に用いられる赤外線ヒーターの発する赤外線の吸収率(赤外線吸収率)が、例えば2%である。さらに、背面板ガラス202は、上記赤外線ヒーターの発する赤外線の透過率(赤外線透過率)が、例えば90%である。
【0069】
貫通孔204は、拡径部204aの内径が、例えば2.0mm、深さが、例えば、1.3mmであり、縮径部の内径が、例えば1.5mmである。
【0070】
封止部205は、後述する図6の略球形の低融点ガラスが熔融されて、貫通孔204の拡径部204a及び縮径部204b内に充填し、固化することにより形成されたものである。封止部205の外側端面は、その高さが背面板ガラスの外面とほぼ同じである。
【0071】
以下、図5における封止部205の形成方法を説明する。
【0072】
図6は、図5における封止部205の形成方法を説明するための図である。
【0073】
図6において、間に中空部104を形成するように、表示電極113や貫通孔204等が形成された前面板ガラス111と、アドレス電極118やリブ116が形成された背面板ガラス202とを、上記間隔を隔てて配設し、封着部103により封着した後(密閉ステップ)、図5における封止部205を形成すべく、略球形の封止部形成部材206を貫通孔204の拡径部204a上に載置する(配置ステップ)。
【0074】
封止部材形成部材206は、低融点ガラス製であり、その直径が貫通孔204の拡径部204aの底部に載置可能な大きさ、例えば3.0mmである。また、封止部形成部材206は、多孔質状であり、拡径部204aの底面上に載置したときに、封止部形成部材206を介して中空部104と外部との連通を確保できる。
【0075】
封止部形成部材206は、軟化点が、背面板ガラス202の725℃より低い、例えば450℃である。
【0076】
また、封止部形成部材206は、赤外線吸収率が、背面板ガラス202の2%より高い、例えば20%である。
【0077】
さらに、封止部形成部材206は緑色を呈しており、赤外線透過率が、背面板ガラス202の90%より低い、例えば40%である。
【0078】
次いで、拡径部204a上に載置された封止部形成部材206を覆うように、背面板ガラス202の外面上に封止カップ130を取り付けて、中空部104を封止部形成部材206を介して排気した後、封止部形成部材206を介して中空部104が所定の圧力になるまで希ガスを導入する。次いで、赤外線ヒーター131に電流を流して封止部形成部材206を加熱し、封止部形成部材206を熔融させ、貫通孔204の拡径部204a及び縮径部204b内に充填させ、これを冷却して固化させることにより封止部205を形成する(冷却ステップ)。封止部205の外側端面は、その高さが背面板ガラスの外面とほぼ同じに形成される。
【0079】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201によれば、封止部形成部材206は、軟化点が、背面板ガラス202の725℃より低い450℃であるので、封止部形成部材206は、背面板ガラス202より低い温度で熔解し、もって赤外線ヒーター131による封止部形成部材206の加熱時の熱による背面板ガラス202の熔解を抑制することができ、ガラス管125の管部125aの外側端の封止を容易に行うことができる。
【0080】
また、封止部形成部材206は、赤外線吸収率が、背面板ガラス202の2%より高い20%であるので、封止部形成部材206は、背面板ガラス202より赤外線を吸収して、赤外線により加熱され、もって赤外線ヒーター131による封止部形成部材206の加熱時の熱による背面板ガラス202の熔解をより抑制することができる。
【0081】
さらに、封止部形成部材206は緑色を呈しており、赤外線透過率が、背面板ガラス202の90%より低い40%であるので、封止部形成部材206は、背面板ガラス112より赤外線を透過して、赤外線により加熱され、もって赤外線ヒーター131による封止部形成部材206の加熱時の熱による背面板ガラス112の熔解をさらに抑制することができる。
【0082】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201は、多孔質状の封止部形成部材206を熔融させ、貫通孔204に充填させて封止部205を形成することにより、中空部104に希ガスを封止するので、中空部104への希ガスの導入及び封止を容易に行うことができると共に、封止部205が背面板ガラス202の外面上から突出することなく、ガラスパネル101の破損を低減することができる。
【0083】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、封止部形成部材206は、その形状が略球形であるが、形状はこれに限るものではなく、例えば、貫通孔204の拡径部204aの底面に載置可能な略円柱状であってもよい。
【0084】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、封止部形成部材206は、その形状が略球形であり、直径が3.0mmであるが、直径はこれに限るものではない。
【0085】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、背面板ガラス202の軟化点が725℃であるのに対して、封止部形成部材206は、その軟化点が450℃であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス202の軟化点が650〜900℃であるのに対して、封止部形成部材206は、その軟化点が、背面板ガラス202より100〜500℃低ければよい。
【0086】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、背面板ガラス202の赤外線吸収率が2%であるのに対して、封止部形成部材206は、その赤外線吸収率が20%であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス112の赤外線吸収率が0〜10%であるのに対して、封止部形成部材206は、その赤外線吸収率が、背面板ガラス202より高く、10〜95%であればよい。
【0087】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、背面板ガラス202の赤外線透過率が90%であるのに対して、封止部形成部材206は、その赤外線透過率が40%であるとしたが、これに限るものではなく、背面板ガラス202の赤外線吸収率が60〜95%であるのに対して、封止部形成部材206は、その赤外線透過率が、背面板ガラス202より低く、0〜80%であればよい。
【0088】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、封止部形成部材は、緑色を呈しているが、これに限るものではなく、封止部形成部材は、他の色を呈していてもよい。
【0089】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、封止部形成部材206は、その軟化点が、背面板ガラス202より低く、その赤外線吸収率が、背面板ガラス202より高く、その赤外線透過率が、背面板ガラス202より低く、軟化点、赤外線吸収率、及び赤外線透過率の3つの条件を備えるものとしたが、これに限るものではなく、封止部形成部材206は、少なくとも上記3つの条件のいずれか1つを満足するものであればよい。
【0090】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201において、背面板ガラス202に形成された貫通孔204の拡径部の内径は2.0mmと、深さは1.3mmと、縮径部の内径は1.5mmとしたが、これに限るものではない。
【0091】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201は、上記のものに限るものではなく、また、本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201を備えるPDP200は上記のものに限るものではない。
【0092】
本発明の他の実施の形態に係るガラスパネル201は、PDP200に用いられるものとしたが、これに限るものではなく、真空複層ガラス等のガラス製品に用いられてもよい。
【0093】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のガラスパネルによれば、貫通孔を封止する封止部が低融点ガラス製であるので、中空部の封止を容易に行うことができる。
【0094】
請求項2記載のガラスパネルによれば、封止部は、赤外線吸収率が背面板ガラスより高いので、赤外線による封止部の加熱時の熱による背面板ガラスの熔解を抑制することができる。
【0095】
請求項3記載のガラスパネルによれば、封止部の赤外線吸収率は10〜95%であり、背面板ガラスの赤外線吸収率は0〜10%であるので、請求項2の効果を確実に奏することができる。
【0096】
請求項4記載のガラスパネルによれば、封止部は、赤外線透過率が背面板ガラスより低いので、赤外線による封止部の加熱時の熱による背面板ガラスの熔解を抑制することができる。
【0097】
請求項5記載のガラスパネルによれば、封止部の赤外線透過率は0〜80%であり、背面板ガラスの赤外線透過率は60〜95%であるので、請求項4の効果を確実に奏することができる。
【0098】
請求項6記載のガラスパネルによれば、封止部は、軟化点が背面板ガラスより低いので、封止部の加熱時の熱による背面板ガラスの熔解を抑制することができる。
【0099】
請求項7記載のガラスパネルによれば、背面板ガラスの軟化点は、650〜900℃であり、封止部は、背面板ガラスとの軟化点の差が、100〜500℃であるので、請求項6の効果を確実に奏することができる。
【0100】
請求項8記載のガラスパネルによれば、封止部は、貫通孔に内嵌されると共に、背面板ガラスに低融点ガラス製の接合部により接合されたガラス管から成るので、ガラス管の外側端を封止することにより中空部の封止を容易に行うことができる。
【0101】
請求項9記載のガラスパネルによれば、ガラス管は、赤外線吸収率が接合部より高いので、赤外線によるガラス管の加熱時の熱による接合部の熔解を抑制することができる。
【0102】
請求項10記載のガラスパネルによれば、ガラス管の赤外線吸収率は40〜95%であり、接合部の赤外線吸収率は20〜80%であるので、請求項9の効果を確実に奏することができる。
【0103】
請求項11記載のガラスパネルによれば、ガラス管は、赤外線透過率が接合部より低いので、ガラス管による封止部の加熱時の熱による接合部の熔解を抑制することができる。
【0104】
請求項12記載のガラスパネルによれば、接合部の赤外線透過率は10〜70%であるので、請求項11の効果を確実に奏することができる。
【0105】
請求項13記載のガラスパネルによれば、封止部は、貫通孔に充填された低融点ガラスから成るので、封止部の外側端面の高さを背面板ガラスの外面と同じにすることができる。
【0106】
請求項14記載のガラスパネルの製造方法によれば、低融点ガラス製の封止部形成部材を背面板ガラス上に貫通孔を覆うように配置し、この封止部形成部材を加熱して熔融させた後、冷却して封止部を形成するので、中空部の封止を容易に行うことができる。
【0107】
請求項15記載のガラスパネルの製造方法によれば、封止部形成部材は多孔質状であるので、封止部形成部材により貫通孔を覆った状態で中空部に希ガスを封入することができる。
【0108】
請求項16記載のガラスパネルの製造方法によれば、封止部形成部材は略球形であるので、貫通孔への配置を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るガラスパネルを備えるPDPの要部の概略構造を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は部分断面図である。
【図2】図1(a)における背面板ガラス112の構造を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は図2(a)の線IIb−IIbに沿う断面図である。
【図3】図2における封止部123近傍のPDP100の部分断面図である。
【図4】図3におけるガラス管125の封止処理方法を説明するための図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るガラスパネルを備えるPDPの封入部近傍の部分断面図である。
【図6】図5における封止部205の形成方法を説明するための図である。
【図7】従来のPDPにおける封入部近傍の部分断面図である。
【符号の説明】
100,200 PDP
101,201 ガラスパネル
111,501 前面板ガラス
112,202,502 背面板ガラス
123,203,504 封入部
124,204,505 貫通孔
125,506 ガラス管
205 封止部
206 封止部形成部材

Claims (16)

  1. 前面板ガラスと、前記前面板ガラスとの間に中空部を形成すべく前記前面板ガラスと所定の間隔を隔てて配設された背面板ガラスと、前記前面板ガラス及び前記背面板ガラスの周縁部において前記中空部を気密に密閉する外周密閉部と、前記背面板ガラスに設けられ、前記中空部に気体を封入すべく前記中空部に開口する貫通孔とを備えるガラスパネルにおいて、
    前記貫通孔を封止する低融点ガラス製の封止部を備えることを特徴とするガラスパネル。
  2. 前記封止部は、赤外線吸収率が前記背面板ガラスより高いことを特徴とする請求項1記載のガラスパネル。
  3. 前記封止部の赤外線吸収率は10〜95%であり、前記背面板ガラスの赤外線吸収率は0〜10%であることを特徴とする請求項2記載のガラスパネル。
  4. 前記封止部は、赤外線透過率が前記背面板ガラスより低いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガラスパネル。
  5. 前記封止部の赤外線透過率は0〜80%であり、前記背面板ガラスの赤外線透過率は60〜95%であることを特徴とする請求項4記載のガラスパネル。
  6. 前記封止部は、軟化点が前記背面板ガラスより低いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガラスパネル。
  7. 前記背面板ガラスの軟化点は650〜900℃であり、前記封止部は、前記背面板ガラスとの軟化点の差が100〜500℃であることを特徴とする請求項2記載のガラスパネル。
  8. 前記封止部は、前記貫通孔に内嵌されたガラス管から成り、前記ガラス管及び前記背面板ガラスは低融点ガラス製の接合部により接合されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のガラスパネル。
  9. 前記ガラス管は、赤外線吸収率が前記接合部より高いことを特徴とする請求項8記載のガラスパネル。
  10. 前記ガラス管の赤外線吸収率は40〜95%であり、前記接合部の赤外線吸収率は20〜80%であることを特徴とする請求項9記載のガラスパネル。
  11. 前記ガラス管は、赤外線透過率が前記接合部より低いことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のガラスパネル。
  12. 前記接合部の赤外線透過率は10〜70%であることを特徴とする請求項11記載のガラスパネル。
  13. 前記封止部は、前記貫通孔に充填された低融点ガラスから成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のガラスパネル。
  14. 間に中空部を形成するように、前面板ガラスと、貫通孔が形成された背面板ガラスとを所定の間隔を隔てて配設すると共に、前記前面板ガラス及び前記背面板ガラスの周縁部を気密に密閉する密閉ステップと、前記貫通孔を封止すべく封止部を形成する封止部形成ステップとを備えるガラスパネルの製造方法において、
    前記封止部形成ステップは、低融点ガラス製の封止部形成部材を前記背面板ガラス上に前記貫通孔を覆うように配置する配置ステップと、前記配置された封止部形成部材を熔融すべく加熱する加熱ステップと、前記加熱された封止部形成部材を冷却する冷却ステップとを備えることを特徴とするガラスパネルの製造方法。
  15. 前記封止部形成部材は多孔質状であることを特徴とする請求項14記載のガラスパネルの製造方法。
  16. 前記封止部形成部材は略球形であることを特徴とする請求項14又は15記載のガラスパネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10941068B2 (en) * 2016-03-31 2021-03-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Glass panel unit manufacturing method, building component manufacturing method, glass panel unit manufacturing system, and glass panel unit
CN114040845A (zh) * 2020-05-28 2022-02-11 法国圣戈班玻璃厂 玻璃元件、具有玻璃元件的装置和相关热像仪

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