JP4440225B2 - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、大型テレビジョンや公衆表示等に用いる平板型の表示装置であるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)の製造方法に関し、さらに詳しくはPDPに形成される放電空間を排気するとともに放電ガスを封入する排気管を備えるPDPの製造方法に関する。
PDPは、高精細化、大画面化の実現が可能であることから、65インチクラスのテレビジョン受像機や大型公衆表示装置等に向けて製品化が進み、100インチを越える製品も計画されている。特に、テレビジョン受像機向けのPDPでは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のフルスペックのハイビジョンヘの適用が進んでいる。
基本的に、PDPは、前面板と背面板とで構成されている。前面板は、フロート法による硼珪酸ナトリウム系ガラスのガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状の透明電極とバス電極とで構成される表示電極と、この表示電極を覆ってコンデンサとしての働きをする誘電体層と、この誘電体層上に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層とで構成されている。一方、背面板は、排気および放電ガス封入(導入ともいう)用の細孔を設けたガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状のアドレス電極(データ電極ともいう)と、アドレス電極を覆う下地誘電体層と、下地誘電体層上に形成された隔壁と、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層とで構成されている。
前面板と背面板とは、その電極形成面側を対向させてその周囲と、排気および放電ガス導入用の排気管とが封着材によって気密封着され、隔壁で仕切られた放電空間の排気と放電ガス(Ne−Xeの場合、400Torr〜600Torrの圧力)の封入が排気管を通して行われ、排気管を適当部分で局部的に加熱溶融(チップオフ)して気密封止する作業が行われている。完成したPDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
上述したPDPの誘電体層や前面板と背面板の周囲および排気管の封着に用いる封着材には一般に酸化鉛を主成分とする低融点ガラス(フリットガラスともいう)が用いられている。フリットガラスには加熱しても結晶化せず非晶質の特性を残す非晶質系フリットガラスと、加熱により結晶化する結晶化フリットガラスがある。それぞれの材料に長短があり、製造工程とのマッチングを考慮して選択されることが多い。前面板と背面板の周囲の封着には、フリットガラスとフィラーを混合して有機溶剤で混練したペースト状の封着材を用い、厚膜印刷、インクジェットやディスペンサーを備えた塗布装置を用いて、前面板および背面板の少なくともどちらか一方の周囲の所定の位置に封着材を配置形成し、前面板および背面板を対向配置して組み立てる以前に予めフリットガラスが溶融(軟化)しない所定の温度で仮焼成を行っている。一方、排気管の封着には、前面板と背面板の周囲の封着の場合と同じようにフリットガラスとフィラーを混合して溶剤で混練した材料で、型を用いて図4に斜視図で示すように中心部に空孔33を有した形状に成形し、溶剤を蒸発させるのに必要な温度で加熱焼成して焼結固化形成したタブレット32と称する封着材を用いている。
そして、近年の環境問題への配慮からPDPにおいても鉛成分を含まない「鉛フリー」、「鉛レス」と称する非鉛系の材料を用いることが求められている。封着材としては、鉛成分を含まない燐酸系(燐酸−酸化錫系等)の封着材や、酸化ビスマス系の封着材の例が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2等参照)。しかし、非鉛の封着材として提案された燐酸−酸化錫系の低融点ガラスを主体とする封着材では、従来から用いられてきた酸化鉛系の封着材に比べて耐水性に劣るところがあり、PDPの気密性を十分に保持することが難しいという課題が残るため、酸化ビスマス系の封着材が非鉛の材料として注目されている。そして、この酸化ビスマス系のフリットガラスを主体とする非鉛の封着材は、焼成時に結晶化する特徴があり、また、通常の鉛を含む非晶質フリットガラスに比べて軟化点が高くなる傾向があることが知られている。また、従来の排気管には、比較的軟化点が低くて封止工程の作業性に優れる鉛を含有した硼珪酸系のガラスで形成されたものを用いているが、環境の面から硼珪酸系の非鉛ガラスを用いる方向に変化してきている。
図5は前面板と背面板の周囲および排気管を封着材で封着する手順の概略を説明する断面図である。図5(a)において、まず、厚膜印刷、インクジェットやディスペンサーを備えた塗布装置を用いて、前面板22と背面板23の少なくともどちらか一方の周囲の所定の位置に封着材31aまたは封着材31bを配置形成し、前面板22の表示電極と背面板23のデータ電極を直交させて所定の位置でアラインメントしてから固定治具(図示せず)で押さえて固定する。次いで、背面板23のコーナ部の所定の位置に設けた排気用の細孔30の中心とタブレット32の中央部の空孔33部の中心を合わせて載置し、排気管21の一方の端部の開口部の中心と排気用の細孔30の中心とが略一致するようにアラインメントして組み立て、それぞれの中心がずれないように別の固定治具(図示せず)で押さえて固定する。最後に組み立てて冶具で固定した前面板22、背面板23、排気管21のそれぞれの封着材料を加熱昇温して溶融させた後に冷却して固化させ、封着を行っている。なお、図5(a)には排気管の封着される側の端部が下にあり、排気装置に接続される側の端部が上にある配置を示しているが、この配置の場合、排気装置と排気管を接続する配管を曲げる必要があって配管が長くなる。このため、図5(a)に示す配置とは排気管の上下が逆転した排気管の排気装置に接続される側の端部が下を向いた図5(b)に示すような配置で封着処理を行うこともある。図5(b)に示す配置では、排気装置と排気管との接続が容易であり、配管を直結で短くできるため排気時間を短縮できるという利点がある。
特開2004−182584号公報 特開2003−095697号公報
しかしながら、図5(b)に示したような排気管の排気装置に接続される側の端部が下を向いた配置で封着処理を行う場合、鉛を含有するフリットガラスを主体とする封着材で形成されたタブレットを用いるときは、封着工程において封着材が軟化(溶融)して下垂が生じることがないのに対して、非鉛のフリットガラスを主体とする封着材で形成されたタブレットを用いると、封着工程において封着材の下垂が生じ、排気管の封着部における気密が悪化し、確実な封着ができないという問題が発生していた。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、非鉛のフリットガラスを主体とする封着材を用いて、排気管の排気装置に接続される側の端部が下を向いた配置で封着を行っても、封着材が下垂して封着部の気密が悪化することがなく、高信頼性を確保して高品質で、さらに環境問題に配慮したPDPを実現することを目的する。
上記の課題を解決するために、本発明のPDPの製造方法は、前面板と背面板とを対向配置するとともに、両基板の周囲を封着材により封着して放電空間を形成し、前記放電空間を排気して前記放電空間に放電ガスを封入する管状の排気管を備えたプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、封着する工程、または排気する工程、または封着および排気する工程は、前面板と背面板とを対向配置するステップと、背面板に設けた排気用の細孔の周囲に、タブレットを介して排気管の一方の側を配置するステップと、排気管の他方の側を、排気装置接続側として下方に向けた状態で排気装置に接続するステップと、490℃〜500℃の温度で前面板と背面板との封着および背面板と排気管との封着を行うステップとを備えており、封着材は鉛を含まず、酸化ビスマスを70重量%〜75重量%、酸化亜鉛を8重量%〜10重量%、酸化硼素を4重量%〜6重量%、酸化アルミニウムを6重量%〜8重量%、酸化珪素および酸化マグネシウムを1重量%〜3重量%含有する酸化ビスマス−硼珪酸系のフリットガラスであり、タブレットは、封着材よりも10℃高い軟化点を有し、酸化ビスマスを含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであることを特徴とする。
これらの方法を用いることにより、非鉛のフリットガラスを用いても、封着処理温度でも軟化(溶融)したフリットガラスを下垂させることなく封着することができて、封着部の気密が悪化することがなく、環境に配慮した高品質で信頼性の高いPDPを実現することができる。
本発明のPDPの製造方法によれば、非鉛のフリットガラスを用いて表示品質に優れて高信頼性を確保し、さらに環境問題に配慮したPDPを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図である。PDPの基本構造は、一般的な交流面放電型PDPと同様である。図1に示すように、PDP20は前面ガラス基板1等よりなる前面板22と、背面ガラス基板8等よりなる背面板23とが対向して配置され、その外周部をガラスフリット等からなる封着材によって気密封着されている。封着されたPDP20内部の放電空間14には、ネオン(Ne)およびキセノン(Xe)等の放電ガスが400Torr〜600Torrの圧力で封入されている。
前面板22の前面ガラス基板1上には、走査電極2および維持電極3よりなる一対の帯状の表示電極4とブラックストライプ(遮光層のことでBSと略記することもある)5が互いに平行にそれぞれ複数列配置されている。前面ガラス基板1上には表示電極4と遮光層5とを覆うようにコンデンサとしての働きをする誘電体層6が形成され、さらにその表面に酸化マグネシウム(MgO)等からなる保護層7が形成されている。
また、背面板23の背面ガラス基板8上には、前面板22の走査電極2および維持電極3と直交する方向に、複数の帯状のアドレス電極(データ電極ともいう)10が互いに平行に配置され、これを下地誘電体層9が被覆している。さらに、アドレス電極10間の下地誘電体層9上には放電空間14を区切る所定の高さの隔壁11が形成されている。隔壁11間の溝にアドレス電極10毎に、紫外線によって赤色、緑色および青色にそれぞれ発光する蛍光体層12R、12G、12Bが順次塗布されて形成されている。走査電極2および維持電極3とアドレス電極10とが交差する位置に放電セルが形成され、表示電極4方向に並んだ赤色、緑色、青色の蛍光体層12R、12G、12Bを有する放電セルがカラー表示のための画素になる。
続いて、PDP20の製造方法について説明する。まず、前面ガラス基板1上に、走査電極2および維持電極3と遮光層5とを形成する。これらの走査電極2および維持電極3を構成する透明電極2a、3aと金属バス電極2b、3bは、フォトリソグラフィ法等を用いてパターンニングして形成される。透明電極2a、3aは薄膜プロセス等を用いて形成され、金属バス電極2b、3bは銀材料を含むペーストを所望の温度で焼成して固化している。また、遮光層5も同様に、黒色顔料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や黒色顔料をガラス基板の全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングし、焼成することにより形成される。
この後、走査電極2、維持電極3および遮光層5を覆うように前面ガラス基板1上に誘電体ペーストをダイコート法等により塗布して誘電体ペースト層(誘電体材料層)を形成する。誘電体ペーストを塗布した後、所定の時間放置することによって塗布された誘電体ペースト表面がレベリングされて平坦な表面になる。その後、誘電体ペースト層を焼成固化することにより、走査電極2、維持電極3および遮光層5を覆う誘電体層6が形成される。なお、誘電体ペーストはガラス粉末等の誘電体材料、バインダおよび溶剤を含む塗料である。次に、誘電体層6上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層7を真空蒸着法により形成する。以上の工程により前面ガラス基板1上に所定の構成物(走査電極2および維持電極3からなる表示電極4、遮光層5、誘電体層6、保護層7)が形成され、前面板22が完成する。なお、上述した前面板22の各構成要素には、鉛を含む材料は用いられていない。
一方、背面板23は次のようにして形成される。まず、背面ガラス基板8上に、銀材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や、金属膜を全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターンニングする方法等によりアドレス電極10用の構成物となる材料層を形成し、それを所望の温度で焼成することによりアドレス電極10を形成する。
次に、アドレス電極10が形成された背面ガラス基板8上にダイコート法等によりアドレス電極10を覆うように誘電体ペーストを塗布して誘電体ペースト層を形成する。その後、誘電体ペースト層を焼成することにより下地誘電体層9を形成する。なお、誘電体ペーストはガラス粉末等の誘電体材料とバインダおよび溶剤を含んだ塗料である。
この後、下地誘電体層9上に隔壁材料を含む隔壁形成用ペーストを塗布して所定の形状にパターニングすることにより、隔壁材料層を形成した後、焼成することにより隔壁11を形成する。ここで、下地誘電体層9上に塗布した隔壁用ペーストをパターニングする方法としては、フォトリソグラフィ法やサンドブラスト法を用いることができる。
そして、隔壁11を形成した背面ガラス基板8には、隣接する隔壁11間の下地誘電体層9上および隔壁11の側面に蛍光体材料を含む蛍光体ペーストを塗布し、焼成することにより蛍光体層12R、12G、12Bが形成される。以上の工程により、背面ガラス基板8上に所定の構成部材を有する背面板23が完成する。なお、上述した背面板23の各構成要素には、前面板22と同様に鉛を含む材料は用いられていない。
引き続き、前面板22と背面板23とはその電極形成面側を対向させて、その周囲、排気および放電ガス導入用の排気管(いわゆるチップ管のことで、排気管をチップ管とも記す)を封着材によって気密封着する工程に移る。
本発明の実施の形態におけるPDPの前面板と背面板の周囲を封着材で封着する封着工程には、低融点の鉛成分を含まないフリットガラスと所定のフィラーを混合して有機溶剤で混練したペースト状の封着材を用い、厚膜印刷やインクジェットまたはディスペンサーを備えた塗布装置を用いて、前面板および背面板のそれぞれの周囲の所定の位置に封着材を配置形成し、前面板および背面板を対向配置して組み立て、フリットガラスが溶融(軟化)しない所定の温度で仮焼成を行っている。また、フィラーは耐熱性を有しており、封着材の熱膨張係数を調整するとともに、ガラスの流動状態をコントロールするのに使用されるが、コージライト、フォルステライト、β−ユークリプタイト、ジルコン、ムライト、チタン酸バリウム、チタン酸アルミニウム、酸化チタン、酸化モリブデン、酸化スズ、酸化アルミニウム、石英ガラス等が特に好ましい材料として単用または混用して使用されることが多い。なお、封着材の形成に厚膜印刷や塗布装置を用いず、シート状のベース材に所定の厚さ、形状で粘着性を持たせて形成した封着材を前面板および背面板のそれぞれに接着させることにより配置形成した上で、組み立てて封着する方法を用いることもできる。
一方、本発明の実施の形態におけるPDPの排気管を封着材で封着する封着工程には、前面板22と背面板23の周囲の封着の場合と同じように非鉛のフリットガラスとフィラーを混合して溶剤で混練した材料で、型を用いて中心部に空孔33を有した形状に成形し、溶剤を蒸発させるのに必要な温度で加熱焼成して焼結固化形成したタブレット32と称する封着材を用いている(図4参照)。排気管用の封着材となるタブレット32に加えるフィラーには上述した前面板22と背面板23の周囲の封着に用いる封着材に加えるフィラーと同様の材料を用いることができる。
図2は前面板と背面板の周囲および排気管を封着材で封着する手順の概略を説明する断面図である。まず、図2(a)に示すように、厚膜印刷、インクジェットやディスペンサーを備えた塗布装置を用いて、前面板22と背面板23のそれぞれの周囲の所定の位置にそれぞれ封着材31a、31bを配置形成し、前面板22の表示電極と背面板23のデータ電極を直交させて所定の位置でアラインメントしてから固定治具(図示せず)で押さえて固定する。次いで、背面板23のコーナ部の所定の位置に設けた排気用の細孔30の中心とタブレット32の中央部の空孔33部の中心を合わせて載置し、排気管21の一方の端部の開口部の中心と排気用の細孔30の中心とが略一致するようにアラインメントして組み立て、それぞれの中心がずれないように別の固定治具(図示せず)で押さえて固定する。なお、本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法においては、排気装置と排気管21との接続が容易で、直結させて配管を短くできて、処理工数の低減が期待できることから、排気管21の封着される側の端部が上方にあり、排気装置に接続される側の端部が下方にある配置で封着工程の処理を行っている。
最後に、封着材31a、31bやタブレット32を配置し、前面板22、背面板23、排気管21を組み立てて冶具で固定した後、排気管ヘッド41に排気管21の排気装置と接続する側の下方の端部を接続する。排気管ヘッド41はばね等の弾性手段42を備えており、図2(a)中に矢印Cで示す方向に排気管21を押圧可能である。組み立てて冶具で固定した前面板22、背面板23、排気管21を焼成炉内に設置し、封着材を封着処理する温度よりも低い所定の温度で封着材31a、31bとタブレット32の仮焼成を行ってから、仮焼成の温度よりも高い封着温度まで昇温して、前面板22と背面板23の周囲および排気管21の背面板23側に配置したそれぞれの封着材31a、31bとタブレット32を溶融させてから冷却して固化させ、封着を行っている。図2(b)は前面板22と背面板23の周囲および排気管21の背面板23側が封着された状態を概略的に示している。
図3は、本発明の実施の形態におけるPDPの前面板と背面板とを封着接合した状態を示しており、図3(a)は本発明の実施の形態におけるPDPの平面図、図3(b)は図3(a)に示したPDPのA−A線断面図である。図3において、前面板22と背面板23とをその周囲を封着材31で封着して、背面板23に排気管21を設けた構成を示している。
図3に示すように、前面板22と背面板23とは表示電極4とアドレス電極10とが直交するように対向配置されてその周囲、および背面板23のコーナ部の所定の位置に設けた排気用の細孔30を覆うように配置した排気管21の拡広した端部の周囲をガラスフリット等の封着材31で封着し、隔壁11で仕切られた放電空間14を排気管21によって真空排気した後に、同じく排気管21からネオンやキセノン等を含む放電ガスを所定の圧力(例えば、Ne−Xe混合ガスの場合、400Torr〜600Torrの圧力)で封入して排気管21を適当部分で局部的に加熱溶融(チップオフ)して封じ切ることにより気密封止してPDP20を完成させている。なお、排気管21の封着には、上述したように焼結した封着材31で形成された中心部に空孔33を有したタブレット32を用いている。
排気管の封止に際しては、固定ガスバーナや通電ヒータ等を用いる局所加熱封止手段が利用されるが、通電ヒータ等を用いる電熱封止は加熱温度の制御が比較的正確にでき、量産時の取扱いが容易で自動化をはかり易い利点はあるものの、固定ガスバーナを用いる方法に比べて加熱部(通電ヒータ)が大きくなること、また加熱冷却に要する時間が長くなって、製造タクトを上げるのが容易でないこともあって、本発明の実施の形態においては固定ガスバーナを用いて排気管21の封止作業を行っている。本発明の実施の形態におけるPDP20の排気管21の封止工程では、固定された排気管21の閉塞予定部を加熱し、溶融し、溶断するという手順により行われる。
完成したPDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
ここで、本発明の実施の形態におけるPDP20の、封着材31と封着方法について、少し詳しく説明する。前面板22または背面板23のどちらか一方の周縁に、少なくとも酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスと、耐熱性フィラーと、有機バインダ成分とを含むペースト状封着組成物を塗布する。ここでは、ディスペンサーを備えた塗布装置を用いたが、厚膜印刷やインクジェット塗布装置を用いて塗布することもできる。その後、一定時間乾燥後、封着温度よりも低い所定の温度で仮焼成を行い有機バインダ成分が焼失除去される。また、背面板23のコーナ部の所定の位置に設けた排気用の細孔30を覆うように配置した排気管21の拡広した端部の周囲を封着する封着材31には、前面板22と背面板23の周縁部の封着に用いる封着材31と同様に、少なくとも酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスと、耐熱性フィラーと、有機バインダ成分とを含む溶剤で混練した材料で、型を用いて中心部に空孔33を有した形状に成形し、溶剤を蒸発させるのに必要な温度で加熱焼成して焼結固化形成したタブレット32と称する封着材31を用いている。その後、図2に示すような構成で、前面板22の表示電極4群と背面板23のアドレス電極10とが直交するように対向させて両基板を、また、背面板23のコーナ部の所定の位置に設けた排気用の細孔30を覆うようにタブレット32、排気管21の拡広した端部の順に配置し、490℃〜500℃の封着温度で焼成して封着材31とタブレット32のフリットガラスを軟化(溶融)させてから冷却して封着材31とタブレット32を固化させる。
本発明の実施の形態のPDPの製造において前面板22と背面板23の周縁部の封着に用いる封着材31には、酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであるIWF BNL189P−200(製品名、旭テクノガラス株式会社製、以後BNL189Pと略記する)を用いている。ここで用いた酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであるBNL189Pの組成は、酸化ビスマス(Bi)が70重量%〜75重量%、酸化亜鉛(ZnO)が8重量%〜10重量%、酸化硼素(B)が4重量%〜6重量%、酸化アルミニウム(Al)が6重量%〜8重量%、酸化珪素(SiO)、酸化マグネシウム(MgO)が1重量%〜3重量%になっている。特に酸化ビスマス(Bi)の量は少な過ぎるとガラスの軟化点が下がりにくくうまく封着できず、逆に多過ぎると表示電極4やアドレス電極10中の銀(Ag)との反応が生じて発泡しやすくなるため、70重量%〜75重量%に設定しているが、65重量%〜80重量%の範囲に設定するのが好ましい。上記の酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであるBNL189Pのガラス軟化点温度は440℃より低く望ましい温度である。
また、本発明の実施の形態のPDPの製造において背面板23と排気管21の封着に用いる封着材31となるタブレット32には、酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであるIWF BNL188P−200(製品名、旭テクノガラス株式会社製、以後BNL188Pと略記する)を用いている。ここで用いた酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであるBNL188Pの組成は、BNL189Pと略同じである。上述した上記の酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスBNL188Pのガラス軟化点温度は450℃より低く望ましい温度である。
本発明の実施の形態のPDP20の製造において前面板22と背面板23の周縁部の封着材31に用いる酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスBNL189P、本発明の実施の形態のPDPの製造において背面板23と排気管21の封着用タブレット32に用いる酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスBNL188Pおよび比較用の従来の鉛を含む非晶質系の高軟化点フリットガラスであるGA−0963/200M(製品名、日本電気硝子株式会社製、以後GA−0963と略記する)について、それぞれの代表特性を表1にまとめた。
Figure 0004440225
実際に、表1に示したフリットガラスを主体にする封着材のうちで鉛を含む非晶質の高軟化点フリットガラスGA−0963と酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛のタブレット用非晶質フリットガラスBNL188Pおよび表1には示していない燐酸−酸化錫系と酸化バナジウム−酸化亜鉛−酸化バリウム系の非鉛の非晶質フリットガラスを用いて、図4に示す形状のタブレットを形成し、図2に示す排気装置に接続される側の端部が下を向いた配置で排気管の封着テストを実施した。その結果、鉛を含む非晶質の高軟化点フリットガラスGA−0963および酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛のタブレット用非晶質フリットガラスBNL188Pでは封着材の下垂は認められなかったが、燐酸−酸化錫系および酸化バナジウム−酸化亜鉛−酸化バリウム系の非鉛の非晶質フリットガラスを用いた封着材では下垂が発生した。
一般に、非鉛系の非晶質フリットガラスでは下垂現象が発生するといわれているが、酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛のタブレット用非晶質フリットガラスBNL188Pでは下垂現象が発生しないことが明らかになった。燐酸−酸化錫系および酸化バナジウム−酸化亜鉛−酸化バリウム系の非鉛の非晶質フリットガラスを用いた封着材で下垂が発生し、酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛のタブレット用非晶質フリットガラスBNL188Pで下垂現象が発生しなかったのは、非鉛のタブレット用非晶質フリットガラスBNL188Pでは焼成でフリットガラスが軟化点を越えても、燐酸−酸化錫系および酸化バナジウム−酸化亜鉛−酸化バリウム系の非鉛の非晶質フリットガラスを用いた封着材よりも表面張力が大きいことが原因として考えられる。なお、鉛を含む非晶質の高軟化点フリットガラスGA−0963で下垂現象が発生しないのは、焼成中に鉛を含む高軟化点フリットガラスは軟化点を越えると結晶化が始まるので下垂することがないとして説明することができる。
表1に示した特性からもわかるように、背面板23と排気管21の封着用タブレットに用いる酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスBNL188Pは軟化点が前面板22と背面板23の周縁部の封着材31に用いるフリットガラスBNL189Pよりも約10℃高く、さらに、鉛を含む非晶質系フリットガラスGA−0963の軟化点とほとんど同じである。酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系のフリットガラスBNL188P、BNL189Pはともに非晶質であり、焼成温度が上昇して軟化点を越えると結晶化が始まるが、BNL188Pは軟化点がBNL189Pよりも約10℃高いので、本発明の実施の形態におけるPDPの製造工程における封着温度では結晶化することがなく、封着材の下垂が生じないので、望ましい封着材であるといえる。
また、本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法においては、封着工程終了後に410℃で排気処理を行っている。図2に示すような排気管の排気装置に接続される側の端部が下を向く配置では、排気管に設備上のストレスが加わり、封着材に用いるフリットガラスの軟化点が低いと排気管がズレてリークが発生しやすくなるが、排気管封着用の非鉛の非晶質フリットガラスBNL188Pは軟化点がBNL189Pよりも約10℃高いので、このような問題の発生を抑えることが可能である。
以上説明したように、本発明の実施の形態におけるPDPは、排気管の排気装置に接続する側を下方に向ける配置で封着処理工程を行っても、軟化点の高い非鉛の酸化ビスマス(Bi)を含む硼珪酸系の非晶質フリットガラスを用いているので、封着処理温度でも軟化(溶融)したフリットガラスを下垂させることなく封着することができる。したがって、本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法では、排気管の封着に用いる封着材が下垂して封着部の気密が悪化することなく封着処理の工程を行うことができる。
なお、上述した本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法の説明では前面板および背面板の周囲への封着材の設置形成に、厚膜印刷や塗布装置を用いる方法を例に挙げているが、厚膜印刷や塗布装置を用いず、シート状のベース材に所定の厚さ、形状で粘着性を持たせて形成した封着材を前面板および背面板のそれぞれに接着させることにより配置形成した上で、組み立てて封着する方法を用いることも可能である。
また、上述した本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法の説明では、酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスで形成した封着材を用いて排気管の封着を図2に示すように、排気管が排気装置側の端部を下方に向けた配置で行う方法を例に挙げて説明しているが、図5(a)に示すように排気管が排気装置側の端部を上方にむけた配置で酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系のフリットガラスで形成した封着材を用いて排気管の封着する場合にも適用することは可能である。
なお、上述した本発明の実施の形態におけるPDPの製造方法で用いる酸化ビスマス(Bi)を含む非鉛の硼珪酸系のフリットガラスは、厳密にいえば、全く鉛を含まないことはなく、分析すると500PPM以下ではあるが、極微量レベルの鉛が検出される。しかしながら、欧州における環境に関するEC−RoHS指令の規定では1000PPM以下であれば鉛を含まないとみなすことができ、本発明の実施の形態においては「鉛を含まない」とか「非鉛」といった表現を用いている。
本発明は、軟化点の高い非鉛の酸化ビスマス(Bi)を含む硼珪酸系のフリットガラスを用いているので、封着処理温度を高くしても軟化(溶融)したフリットガラスを下垂させることなく封着することができ、封着部の気密が悪化することがなくて封着の信頼性を高め、さらに、環境に優しく表示品質に優れたPDPを実現して大画面の表示デバイス等に適用して効果が大きい。
本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図 前面板と背面板の周囲および排気管を封着材で封着する手順の概略を説明する断面図 (a)は本発明の実施の形態におけるPDPの平面図(b)は図3(a)に示したPDPのA−A線断面図 タブレットの形状を示す斜視図 前面板と背面板の周囲および排気管を封着材で封着する手順の概略を説明する断面図
符号の説明
1 前面ガラス基板
2 走査電極
2a,3a 透明電極
2b,3b 金属バス電極
3 維持電極
4 表示電極
5 ブラックストライプ(遮光層)
6 誘電体層
7 保護層
8 背面ガラス基板
9 下地誘電体層
10 アドレス電極(データ電極)
11 隔壁
12R,12G,12B 蛍光体層
14 放電空間(放電セル)
20 PDP
21 排気管
22 前面板
23 背面板
30 細孔
31 封着材
32 タブレット
33 空孔
41 排気管ヘッド
42 弾性手段

Claims (1)

  1. 前面板と背面板とを対向配置するとともに、両基板の周囲を封着材により封着して放電空間を形成し、前記放電空間を排気して前記放電空間に放電ガスを封入する管状の排気管を備えたプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記封着する工程、または前記排気する工程、または封着および排気する工程は、
    前記前面板と前記背面板とを対向配置するステップと、
    前記背面板に設けた排気用の細孔の周囲に、タブレットを介して前記排気管の一方の側を配置するステップと、
    前記排気管の他方の側を、排気装置接続側として下方に向けた状態で排気装置に接続するステップと、
    490℃〜500℃の温度で前記前面板と前記背面板との封着および前記背面板と前記排気管との封着を行うステップとを備えており、
    前記封着材は鉛を含まず、酸化ビスマスを70重量%〜75重量%、酸化亜鉛を8重量%〜10重量%、酸化硼素を4重量%〜6重量%、酸化アルミニウムを6重量%〜8重量%、酸化珪素および酸化マグネシウムを1重量%〜3重量%含有する酸化ビスマス−硼珪酸系のフリットガラスであり、
    前記タブレットは、前記封着材よりも10℃高い軟化点を有し、酸化ビスマスを含む非鉛の硼珪酸系の非晶質フリットガラスであることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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