JP2004188503A - テープ切断装置およびこれを用いた段ボール箱の製函装置 - Google Patents

テープ切断装置およびこれを用いた段ボール箱の製函装置 Download PDF

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Abstract

【課題】押し切り形態でありながら、粘着テープを一瞬に直線切りできるテープ切断装置を提供する。
【解決手段】搖動アームの先端に、2枚の回転丸刃46をテープ幅方向に整列配備し、回転丸刃46を支持するカッタ保持部材43に対して可動部材48をスライド移動させることで回転丸刃46を回転させるように構成し、揺動アームのテープへの接近搖動に連動して可動部材48をスライド移動させて、回転丸刃46でテープを切断するように構成してある。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粘着テープをワークに貼り付けて切断する際などに用いるテープ切断装置とこれを用いた段ボール箱の製函装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボール箱の製造装置に用いられたテープ切断装置においては、段ボール箱の対向する一対のフラップを突き合わせ、両フラップの突き合わせ辺に沿って粘着テープを貼付けた後、粘着テープをカッタで押し切り切断している(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−207243号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、粘着テープを押し切り切断するテープ切断装置においては、カッタの刃先を確実にテープ面食い込ませるために刃先が鋸歯形に形成されたカッタが多用されており、鋸歯形のカッタで切断された粘着テープの切り口が波形になる。そのために、粘着テープを剥がす際に、粘着テープを切断端の角部からめくり上げようとした時に、波形切り口の谷部から縦裂けが発生してしまい粘着テープ全体を一気に剥がせなくなることがあった。
【0005】
このような不具合を少なくして粘着テープを剥がせるようにするには、粘着テープを直線状に切断すればよいのであるが、押し切りで粘着テープを切断するにはカッタの刃先を斜めにして、粘着テープを側端から切断するようにする必要がある。しかし、これによると、テープが移動している状態で切断する場合、テープ切り口が斜めになりやすく、直線状の切断精度が悪く、見栄えの悪いものになりがちである。
【0006】
また、回転丸刃をテープ幅方向に横断走行させてテープを直線切りすることも考えられるが、この場合も、テープが移動している状態では、回転丸刃の横断走行速度をよほど早くしないと直線状の切断精度が高く、見栄えのする切断は困難であり、実用上には難点がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、押し切り形態でありながら、粘着テープを一瞬に直線切りできるテープ切断装置を提供することを主たる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では次のような構成をとる。
【0009】
請求項1に係る発明は、回転丸刃によってテープを切断するテープ切断装置であって、
搖動可能なアームの先端に前記回転丸刃を配備し、この揺動アームの搖動に連動してテープを切断するように構成したことを特徴とする。
【0010】
(作用・効果)請求項1に係る発明によると、アームが粘着テープに接近する方向に揺動することで、回転丸刃が粘着テープに押し当てられ、円弧刃先の最先端の一点から粘着テープへの食い込みが開始され、回転丸刃が回転しながら大きく食い込むことで粘着テープは直線状に切断されることになる。
【0011】
従って、押し切り形態をとって一瞬で直進切りを行うことができるものでありながら、粘着テープが移動している場合でも、見栄えが良く、かつ,精度よく粘着テープの切断を行うことができる。
【0012】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のテープ切断装置において、 前記回転丸刃をその径方向に整列するよう複数個配備したことを特徴とする。
【0013】
(作用・効果)請求項2に係る発明によると、回転丸刃がテープに複数点で食い込み開始することになり、テープ切断を円滑、かつ、速やかに行うことができる。
【0014】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のテープ切断装置において、前記回転丸刃を2枚整列配備し、かつ、両回転丸刃を相反するテープ幅方向に回転させながらテープを切断するように構成したことを特徴とする。
【0015】
(作用・効果)請求項3に係る発明によると、回転する回転丸刃によってテープ幅方向への引きずり力が発生するが、相反する方向に回転する両回転丸刃により引きずり力が相殺され、テープが幅方向にずれ動くことはなく、見栄えのきれいな直線状の切断を精度よく行うことができる。
【0016】
また、請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のテープ切断装置において、
前記アーム先端に取り付けた丸刃保持部材と、前記丸刃保持部材に対してスライド移動する可動部材と、前記丸刃保持部材に対する可動部材のスライド移動を前記回転丸刃の回転に変換する丸刃駆回転手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
(作用・効果)請求項4に係る発明によると、アームをワークに対して接近揺動させる際に、予め所定の位置に固設しておいた固定部に可動部材を受け止めさせることで、丸刃保持部材に対して可動部材を相対的にスライド移動させて回転丸刃を回転駆動させることができる。従って、モータなどの駆動用アクチュエータを要することなく回転丸刃を回転駆動することができ、切断性能に優れた回転駆動型の切断装置を安価、かつ、小型に構成することができる。
【0018】
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のテープ切断装置を備えた段ボール箱の製函装置であって、
製函前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
段ボール箱に粘着テープを貼付けてフラップを閉止する閉止手段とを備え、
貼付けた粘着テープに前記アームを接近揺動させて切断するよう構成したことを特徴とする。
【0019】
(作用・効果)請求項5に係る発明によると、段ボール箱に貼付けられて移動する粘着テープを一瞬に直線切りすることができ、テープ切り口がきれいな見栄えのする仕上がりが期待できる。
【0020】
また、請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のテープ切断装置を備えた段ボール箱の製函装置であって、
底面を上向きにした製凾前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って挟持搬送する左右一対の搬送ベルトと、段ボール箱の搬送に伴って段ボール箱の少なくとも前の内フラップを折り込むとともに、その上に左右の外フラップを折り重ねるフラップ折り込み手段と、折り込んだ外フラップの両端辺を突き合わせた状態で粘着テープを貼付ける閉止手段とを備え、貼付けた粘着テープに前記アームを接近揺動させて切断するよう構成したことを特徴とする。
【0021】
(作用・効果)請求項6に係る発明によると、段ボール箱に貼付けられて移動する粘着テープを一瞬に直線切りすることができ、テープ切り口がきれいな見栄えのする仕上がりが期待できる。
【0022】
また、請求項7に係る発明は、請求項6に記載の段ボール箱の製函装置において、
前記閉止手段より搬送経路上手側の所定位置に配備され、搬送される段ボール箱の前壁左右箇所をそれぞれ検知する一対の検知手段と、前記段ボール箱の前壁左右箇所のいずれか一方の箇所を先に検知した一方の検知手段からの検知信号によって、その検知手段側の搬送ベルトの駆動を絶ち、続いて他方の検知手段からの検知信号によって前記停止された搬送ベルトを再び駆動するように制御する搬送ベルト制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】
(作用・効果)請求項7に係る発明によると、搬送経路の始端に段ボール箱が、その底面を上にして後内フラップを手折りした所定姿勢で供給されると、先ず前の内フラップが折り込まれながら左右の搬送ベルト間に挟持され、挟持搬送に伴って左右の外フラップが内フラップの上に折り重ねられ、次いで、閉止手段によって左右の外フラップの両端辺を突き合わせた状態で閉止される。ここにおいて、閉止工程の前に以下のように箱形状が修正される。
【0024】
つまり、搬送ベルトに挟持搬送されている段ボール箱が変化して前壁の左右端が前後にズレていると、先行している前壁左(あるいは右)箇所が閉止手段より搬送経路上手側の所定位置に達したところで、先行側に配備された一方の検知手段がこれを検知する。その検知信号が搬送ベルト制御手段に与えられることによってその検知手段側の搬送ベルトが停止され、先行している側の送りが略停止する。次いで、遅れている側の前壁右(あるいは左)側が、停止されていない他方の搬送ベルトによって搬送され、先行していた前壁左(あるいは右)箇所に並んだ状態、すなわち、前壁が搬送経路に対して直交した適性形状に修正されたところで、他方の検知手段が遅れていた側の前壁右(あるいは左)箇所を検知する。その検知信号が搬送ベルト制御手段に与えられることによって先程停止した搬送ベルトが再び駆動される。その結果、段ボール箱全体は正しい直方体形状となり、左右の外フラップも前後にズレのない状態となって閉止工程に進むことになるのである。
【0025】
従って、本発明の製凾装置によれば、段ボール箱の前壁の左右端が前後にズレるなど搬送の際に箱形状が不安定になっても、先行している前壁箇所を一方の検知手段が検知し、搬送ベルト制御手段がその検知手段側の搬送ベルトを停止し、一旦その前壁箇所側を略停止させておき、遅れている側の前壁箇所側が先行していた前壁箇所に並んだ状態で、その前壁箇所を他方の検知手段が検知し、その検知信号によって先程停止した搬送ベルトが再び駆動されることによって段ボール箱を形状修正するので、段ボール箱の前壁などを破損させることなく、適性に修正して封緘することができる。また、箱形状修正部が検知手段および搬送ベルト制御手段によって簡易に構成されているので、装置全体として安価に作製することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るテープ切断装置を備えた段ボール箱の製凾装置の一実施例を図面を参照して説明する。
図1は段ボール箱の製凾装置の全体斜視図、図2は箱形状修正部の平面図、図3は箱形状修正部の縦断正面図、図4は箱形状修正部の制御系のブロック図である。
【0027】
図1に示すように、この段ボール箱製凾装置は、手押し移動可能な機台1に、水平な搬送台2、互いに平行に対向配備された左右一対の搬送ベルト3a,3b、内フラップ折り込みガイド4、外フラップ折り込みガイド5、箱形状修正部6、およびテープ貼付け機構7を装備して構成されている。
【0028】
搬送台2は、図14に示すように底面を上向きにした段ボール箱Wを載置して前後方向に水平直線移動する搬送経路Aを形成するものであって、機台1の上端に設けた調節ハンドル8の回転操作によって高さ調節可能に架設され、その前端には搬入台2a、後端には搬出台2bがそれぞれ取り外し可能に連結されている。
【0029】
左右の搬送ベルト3a,3bは、搬送フレーム9の前後に縦向きに軸支した一対のプーリ間に張設されたものであり、後部上方に配備した一対のモータ10a,10bによって独立的に駆動される。また、左右の搬送フレーム9は機台1の上部後方に設けた調節ハンドル11の回転操作によって背反的に左右移動して左右搬送ベルト3a,3bの間隔を調節して段ボール箱Wを適切に挟持搬送することができるように構成されている。なお、各搬送フレーム9の前端には箱挿入ガイド12が先拡がり状に備えられている。
【0030】
内フラップ折り込みガイド4は、前端縁が湾曲形成された板材からなり、搬送台2上に底面を上向きにし、後内フラップfbを手折りした姿勢で載置供給された段ボール箱Wの前の内フラップfa(図14参照)を内向きに折り込み案内するよう構成されている。
【0031】
外フラップ折り込みガイド5は、それぞれ片持ち状の棒材からなり、両搬送ベルト3の間に挟持されて搬送されてくる段ボール箱Wの左右の外フラップfc,fd(図14参照)を内向きに折り込み案内するように、搬送経路Aに沿ってVの字状にその間隔が狭まるとともに、前方向下がりに傾斜して配備されている。
【0032】
箱形状修正部6は以下のように構成されている。図2,図3に示すように、後で詳述する粘着テープ貼付け機構7より少し搬送上手側の位置において、搬送される段ボール箱Wの前壁左右箇所wa,wbにそれぞれ接触する弾性変形可能な接触子16a,16bを備えたリミットスイッチ17a,17bが左右一対の搬送ベルト3a,3bの各下側カバー18に装着されている。また、これらリミットスイッチ17a,17bは、ガイドレール19を介して前後位置調節できるようになっている。また、通常時は接触子16a,16bが、図2に示すように、搬送経路内に進入した状態となるようにリミットスイッチ17a,17bが位置調整されている。
【0033】
図4に示すように、これらリミットスイッチ17a,17bからの検知信号は搬送ベルト制御部35に与えられ、この搬送ベルト制御部35がモータ制御部36a,36bを介して、搬送ベルト3a,3bを駆動するモータ10a,10bを制御するようになっている。この搬送ベルト制御部35は、リミットスイッチ17a,17bのいずれか一方が、先にON状態になるとその検知信号によって、そのリミットスイッチ17a(あるいは17b)側の搬送ベルト3a(あるいは3b)を駆動するモータ10a(あるいは10b)の通電をモータ制御部36a(あるいは36b)を介して遮断して停止するように制御する。続いて、他方のリミットスイッチ17b(あるいは17a)が遅れてON状態になると、その検知信号によって、先程停止したモータ10a(あるいは10b)への通電を再び復活させて搬送ベルト3a(あるいは3b)を駆動するように構成されている。
【0034】
すなわち、搬送ベルト3a,3bに挟持搬送されてくる段ボール箱Wの前壁が前後にズレた状態、例えば、図5(a)に示すように、前壁左箇所waが前壁右箇所wbよりも先行している状態で搬送されてきた場合を例に採って説明する。この場合、先行している前壁左箇所waは搬送経路に進入配備されているリミットスイッチ17aの接触子16aに接触して、位置Pでリミットスイッチ17aがON状態となる。その検知信号によって搬送ベルト制御部35がモータ10aを停止させるように制御することにより搬送ベルト3aの搬送駆動が絶たれる。このとき、前壁左箇所waはその位置で略停止され、他方の搬送ベルト3bのみの駆動によって前壁右箇所wbが前進している状態となっている。
【0035】
続いて、図5(b)に示すように、位置Pにおいて遅れてきた前壁右箇所wbがリミットスイッチ17bの接触子16bに接触して、リミットスイッチ17bがON状態となる。その検知信号によって搬送ベルト制御部35は、先程停止したモータ10aを復活させて搬送ベルト3aが再び搬送駆動される。なお、このときの搬送ベルト3bはその搬送動作は途切れることなく継続した状態である。これにより、前壁左箇所waと前壁右箇所wbとが位置Pで搬送経路に対して直交した状態、換言すると、段ボール箱Wの形状が全体として適正な直方体形状に修正された状態となる。そして、段ボール箱Wは形が正しく整えられて搬送下手側の粘着テープ貼付け機構7へと送り込まれることになる。
【0036】
なお、モータ10a,10bとしてインダクションモータを用いた場合には、例えば、一方のリミットスイッチ17aが段ボール箱の先行する前壁左箇所waを検出することにより、モータ10aへの通電を遮断しても、惰性によってモータ10aが動くので、必ずしも段ボール箱Wの前壁左箇所waは検出位置(図5の位置P)で停止しない。このような場合、他方のリミットスイッチ17bが段ボール箱Wの遅れ側の前壁右箇所wbを検出してから、モータ10aを再起動するまでのタイミングを若干遅らすことにより、段ボール箱Wの形状が適正になるようにすればよい。また、段ボール箱Wが略適正な形状、すなわち、前壁左箇所waと前壁右箇所wbとが略同時にリミットスイッチ17a,17bに接触するように搬送されてきた場合のような、検知信号の時間差が少ないときは、段ボール箱Wの変形は許容できるものとして、両サイドの搬送ベルト3a,3bを停止させることなく動かし続けるようにすればよい。
【0037】
上記とは逆に、前壁右箇所wbが前壁左箇所waよりも先行している状態で段ボール箱Wが搬送されてきた場合は、リミットスイッチ17bが先にON状態となるので、搬送ベルト3bの搬送駆動が絶たれて前壁右箇所wbが位置Pで停止し、遅れてきた前壁左箇所waを検知したリミットスイッチ17aの検知信号によって停止した搬送ベルト3bが再起動されるように制御される。
【0038】
このように、箱形状修正部6はリミットスイッチ17a,17bおよび搬送ベルト制御部35のみによって簡易に構成されているので、装置全体として安価に製作することができる。また、従来装置のストッパーのように段ボール箱の前壁に直接衝突して強制的に形状修正せずに、搬送ベルト3a,3bを介して間接的に形状修正するように構成されているので、前壁部分などを破損することなく、段ボール箱を適正に形状修正することができる。
【0039】
図6に示すように、粘着テープ貼付け機構7は、粘着テープTを巻回した原反ロールRT、ガイドローラ20a、逆転防止用ガイドローラ20b、搬送経路Aの前後に位置する前部貼付けローラ21と後部貼付けローラ22、および、テープ切断装置40などを備えており、前部貼付けローラ21および22は、支点P1 ,P2 を中心に上下揺動可能にフレーム板24に支持された揺動アーム25および26の遊端にそれぞれ遊転自在に装備されている。また、テープ切断装置40は、前記フレーム24に支点P3 を中心に上下揺動可能に支持された揺動アーム27の遊端部に装備されており、その詳細な構造については後述する。
【0040】
そして、両揺動アーム25および26がリンク28で連動連結されて、互いに逆回転で同調上下動するとともに、フレーム板24と揺動アーム26とに亘って張設したバネ29によって両揺動アーム25および26を、その遊端が段ボール箱Wの搬送経路Aに突入するように付勢されている。揺動アーム25の遊端近くにはガイドローラ20a,20bで案内されてきた粘着テープTを保持するガイドローラ30とテープホルダ31とが装備され、粘着テープTの先端を、その粘着面が搬送経路Aの上手(図では右方)に向かう姿勢で前部貼付けローラ21の前面に案内保持している。また、揺動アーム27もフレーム板24とに亘って張設したバネ32によってその遊端部27aが段ボール箱Wにおける横側角部の移動軌跡に突入するように付勢されている。
【0041】
テープ切断装置40の詳細な構造を、図9〜図13を参照して説明する。
図11に示すように、揺動アーム27の遊端部にブラケット41が前後に位置調節可能にボルト42で連結され、このブラケット41の前面にカッタ保持部材43がスペーサ44を介してボルト45で連結されるとともに、カッタ保持部材43の背面に、左右方向(テープ幅方向)に並ぶ2枚の回転丸刃46が回転支軸47を介して遊転自在に支持されている。
【0042】
カッタ保持部材43の前面側には幅広プレート材からなる可動部材48が配備されるとともに、可動部材48の内面にボルトで連結した上下方向のガイドレール50と、カッタ保持部材43の前面に皿ネジ51で連結したスライダ52とが嵌合されて、可動部材48がカッタ保持部材43に対して上下方向にスライド変位可能に支持されている。なお、可動部材48の内面の上下端には上部53aと下部ストッパ53bが設けられており、上部ストッパ53aがスライダ52の上端に当接することで可動部材48の自重によるスライド下降が制限され、また、下部ストッパ53bがスライダ52の下端に当接することで、可動部材48の上方へのスライド限界が規制されるようになっている。
【0043】
また、回転支軸47の端部にはピニオンギヤ54が一体形成されているとともに、可動部材48の内面にはこのピニオンギヤ54に噛合うラックギヤ55がボルト56で連結固定されており、可動部材48がカッタ保持部材43に対して上下スライド変位して、ピニオンギヤ54に対してラックギヤ55が相対移動することで、ピニオンギヤ54が回転して回転丸刃が回転駆動されるようになっている。この場合、左右の回転丸刃46は互いに逆向きに回転駆動されることになる。
【0044】
また、前記可動部材48の一側面には、ガイドローラ57が備えられており、後述するように、このガイドローラ57の上下移動軌跡中に位置するように、前記フレーム板24(図6に示す)にローラ受け止め部材58が固着されている。
【0045】
また、図11〜図13に示すように、揺動アーム27の先端下部には、案内部材59が前後調節可能にボルト60で連結されている。
【0046】
この製凾装置の各部の構成は以上のようであり、粘着テープ貼付け機構7の作動は次のようである。
【0047】
(1) 図6に示すように、段ボール箱Wが到着しない初期状態では粘着テープTを支持した前部貼付けローラ21、後部貼付けローラ22、および、テープ切断装置40はそれぞれ段ボール箱Wの搬送経路Aに突入した位置にある。
【0048】
この場合、テープ切断装置40においては、揺動アーム27が大きく下降することで、ガイドローラ57がローラ受け止め部材58で受け止め支持されるので、可動部材48がカッタ保持部材43に対して相対的に上方スライドした状態にある。
【0049】
(2) 形状修正された段ボール箱Wが前部貼付けローラ21に当接すると、粘着テープTの先端部taが段ボール箱Wの前面に貼付けられながら前部貼付けローラ21がバネ29に抗して上方に後退する。また、これに伴って後部貼付けローラ22も上昇後退する。
【0050】
(3) 段ボール箱Wがさらに前進すると、図7に示すように、前部貼付けローラ21が段ボール箱W上に乗り上がって粘着テープTを左右の外フラップfc,fdの突き合わせ端辺に沿って貼付けてゆく。このとき、上昇後退した後部貼付けローラ22も段ボール箱Wの移動経路上にあり、また、段ボール箱Wとの当接によって揺動アーム27がバネ32に抗して押し上げられてテープ切断装置40が、図11に示すように、粘着テープTの上方に退避される。
【0051】
この場合、固定のローラ受け止め部材58がテープ切断装置40に対して相対的に下降することになるので、図12に示すように、可動部材48は下降限界までスライドした状態となる。
【0052】
(4) 段ボール箱Wがさらに前進して前部貼付けローラ21が段ボール箱Wの後端から外れても、後部貼付けローラ22が未だ段ボール箱W上に位置している間は前部貼付けローラ21は上昇位置に保持され、段ボール箱W後端からはみ出した粘着テープTは緊張状態にある。ここで、揺動アーム27の遊端に前後調節可能に取り付けた案内部材59が段ボール箱Wの後端から外れると、バネ32によってテープ切断装置40が下降して、上記のように緊張されている粘着テープTを切断する。
【0053】
この場合、テープ切断装置40においては、揺動アーム27が大きく下降することで、ガイドローラ57がローラ受け止め部材58で受け止め支持された状態で、可動部材48がカッタ保持部材43に対して相対的に上方スライドする。このスライドによって左右の回転丸刃46は互いに逆向きに回転駆動されながら粘着テープTに押し付けられることになり、左右回転丸刃46の円弧刃先の下端部から粘着テープTに食い込み開始して、一瞬にしてテープ幅方向への直線切りが行われる。
【0054】
なお、揺動アーム27の遊端に備えた案内部材59の突出長さを調節することでテープ切断位置を任意に変更調節することができる。
【0055】
(5) 段ボール箱Wがさらに前進することで、図8に示すように、下降付勢されている後部貼付けローラ22が段ボール箱Wの上面から後面に亘って押圧接触しながら相対移動して、粘着テープTの後端部tbを段ボール箱W後面に周り込んで貼付けてゆき、図15に示すように、底部のテープ封緘が完了した段ボール箱Wを搬送経路Aの後端から搬出してゆく。
【0056】
以上で、1回の粘着テープ貼付け作動が完了して初期状態に戻り、次の箱到達に備える。
【0057】
上述のように、搖動アーム27の先端に2枚の回転丸刃46をテープ幅方向に整列配備し、回転丸刃46を支持するカッタ保持部材43に対して可動部材48をスライド移動させることで、両回転丸刃46が互いに逆向き、つまりテープ幅方向に回転駆動させることができる。したがって、搖動アーム27のテープTへ接近搖動に連動して可動部材48をスライド移動させて、回転丸刃46を回転駆動させながらテープTに食い込ませて切断することができ、テープTを直線状に精度よく切断することができる。
【0058】
本発明は、上述した実施例のものに限らず、次のように変形実施することもできる。
【0059】
(1)上記実施例装置では、2枚の回転丸刃46をテープ幅方向に整列配備していたが、2枚に限定されず、1枚でもよいし、テープTの幅に応じて2枚以上を整列配備するようにしてもよい。
【0060】
(2)上記実施例装置では、搬送ベルト3a、3bによって段ボール箱Wを狭持搬送していたが、搬送ベルトを利用しないで、ベルトコンベアによって段ボール箱Wを搬送する形態のものであってもよいし、搬送ベルトとベルトコンベアとを組み合わせた構成のものであってもよい。
【0061】
また、上記実施例装置では、内フラップfbを手折りした姿勢で装置に載置供給された段ボール箱Wのフラップfa,fc,fdを自動で折り込むように構成していたが、この形態に限定されるものではなく、例えば、各フラップfa〜fdを予め折り畳んだ状態で段ボール箱Wを装置に載置供給し、フラップの突き合わせ端辺に粘着テープTを貼付け、テープ切断装置40で粘着テープTを切断するように構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、アームが粘着テープに接近する方向に揺動すると回転丸刃が粘着テープに押し当てられ、円弧刃先の最先端の一点から粘着テープへの食い込みが開始され、同時に回転丸刃が回転しながら大きく食い込むことにより粘着テープを直線状に一瞬にして切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】段ボール箱の製凾装置の全体斜視図である。
【図2】箱形状修正部の平面図である。
【図3】箱形状修正部の縦断正面図である。
【図4】箱形状修正部の制御系のブロック図である。
【図5】(a)は、箱形状修正部のリミットスイッチに前壁左箇所が接触した状態を示す平面図、(b)は、箱形状修正部のリミットスイッチに前壁右箇所が接触した状態を示す平面図である。
【図6】テープ貼付け機構の側面図である。
【図7】テープ貼付け工程を示す側面図である。
【図8】テープ貼付け工程を示す側面図である。
【図9】テープ切断装置の背面図である。
【図10】テープ切断装置の一部を切欠いた平面図である。
【図11】上昇位置にあるテープ切断装置の側面図である。
【図12】下降途中のテープ切断装置の側面図である。
【図13】下降状態のテープ切断装置の側面図である。
【図14】封緘処理前の段ボール箱の底部側からの斜視図である。
【図15】封緘処理の済んだ段ボール箱の底部側からの斜視図である。
【符号の説明】
3a,3b … 搬送ベルト
40 … テープ切断装置
43 … カッタ保持部材
46 … 回転丸刃
48 … 可動部材
A … 搬送経路
T … テープ
W … 段ボール箱
fa,fb … 内フラップ
fc,fd … 外フラップ

Claims (7)

  1. 回転丸刃によってテープを切断するテープ切断装置であって、
    搖動可能なアーム先端に前記回転丸刃を配備し、この揺動アームの搖動に連動してテープを切断するように構成したことを特徴とするテープ切断装置。
  2. 請求項1に記載のテープ切断装置において、
    前記回転丸刃をその径方向に整列するよう複数個配備したことを特徴とするテープ切断装置。
  3. 請求項2に記載のテープ切断装置において、
    前記回転丸刃を2枚整列配備し、かつ、両回転丸刃を相反するテープ幅方向に回転させながらテープを切断するように構成したことを特徴とするテープ切断装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のテープ切断装置において、
    前記アーム先端に取り付けたカッタ保持部材と、
    前記カッタ保持部材に対してスライド移動する可動部材と、
    前記カッタ保持部材に対する可動部材のスライド移動を前記回転丸刃の回転に変換する丸刃駆回転手段と
    を備えたことを特徴とするテープ切断装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のテープ切断装置を備えた段ボール箱の製函装置であって、
    製函前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
    段ボール箱に粘着テープを貼付けてフラップを閉止する閉止手段とを備え、
    貼付けた粘着テープに前記アームを接近揺動させて切断するよう構成したことを特徴とする段ボール箱の製函装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のテープ切断装置を備えた段ボール箱の製函装置であって、
    底面を上向きにした製凾前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って挟持搬送する左右一対の搬送ベルトと、
    段ボール箱の搬送に伴って段ボール箱の少なくとも前の内フラップを折り込むとともに、その上に左右の外フラップを折り重ねるフラップ折り込み手段と、
    折り込んだ外フラップの両端辺を突き合わせた状態で粘着テープを貼付ける閉止手段とを備え、
    貼付けた粘着テープに前記アームを接近揺動させて切断するよう構成したことを特徴とする段ボール箱の製函装置。
  7. 請求項6に記載の段ボール箱の製函装置において、
    前記封止手段より搬送経路上手側の所定位置に配備され、搬送される段ボール箱の前壁左右箇所をそれぞれ検知する一対の検知手段と、
    前記段ボール箱の前壁左右箇所のいずれか一方の箇所を先に検知した一方の検知手段からの検知信号によって、その検知手段側の搬送ベルトの駆動を絶ち、続いて他方の検知手段からの検知信号によって前記停止された搬送ベルトを再び駆動するように制御する搬送ベルト制御手段と
    を備えたことを特徴とする段ボール箱の製函装置。
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