JP2004187921A - 循環型飲食物搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人手を掛けずに注文飲食物を注文飲食客に手早く且つ確実に送り届けることができる専用の循環注文搬送路を設けた循環型飲食物搬送装置を提供すること。
【解決手段】飲食客エリア内を飲食物を載置して循環する無端状の循環搬送路1a,1bを備える循環型飲食物搬送装置1が、循環搬送路1a,1bの近傍に、注文飲食物を載置した食器皿8を注文飲食客に移送する循環注文搬送装置2を設け、この循環注文搬送装置2は注文飲食物を正逆に循環移送可能で注文飲食客の座席位置で、前記食器皿8を停止する注文飲食物停止手段を備えた構成となっている。また飲食客の座席近傍にはインターフォン15,16があって、手軽に注文ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲食客エリア内を飲食物を載置して循環する無端状の循環搬送路を備える循環型飲食物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、回転寿司と称されている寿司店の循環型飲食物搬送装置は、飲食カウンター等の飲食台に沿って設けられ、無端回走するクレセントチェーンコンベヤ等よりなる循環搬送路上に、寿司等を盛り付けした飲食容器(以下単に飲食物という)を載置して、飲食客エリアを循環搬送させることにより、客に飲食物を提供するようになっている(特許文献1参照)。
【0003】
そして、上記のような循環型飲食物搬送装置において、飲食客が循環搬送路上に載置されていない飲食物を注文したときは、店員がその都度、注文飲食客に直接手渡すか、座席番号00番の注文品と書いた表示物と一緒に通常の搬送路に注文飲食物を投入して、その座席番号の飲食客だけが採れるように搬送していた。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−46956号公報(第2,3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、より多くの飲食客を収納できるようにした大型店舗が増加している現況において、繁盛時には多くの注文飲食客から注文を受けるので、注文飲食物を直接店員が移動して手渡すには多くの店員を動員させなければならず、また店員が飲食物を持ちながら飲食客の後をうろうろすること自体好感のもてるものではなかった。一方、座席番号を記した表示物を付けて一般の循環搬送路に投入する方法は、人手が掛からない反面、注文飲食客が会話に夢中になって見逃してしまう恐れもあり、確実に注文飲食物を注文飲食客に送り届けることができなかった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、人手を掛けずに注文飲食物を注文飲食客に手早く且つ確実に送り届けることができる専用の循環注文搬送路を設けた循環型飲食物搬送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の循環型飲食物搬送装置は、飲食客エリア内を飲食物を載置して循環する無端状の循環搬送路を備える循環型飲食物搬送装置において、前記搬送路の近傍に、注文飲食客に注文飲食物を移送する循環注文搬送装置を設け、該循環注文搬送装置は注文飲食物を正逆に循環移送可能で注文飲食客の座席位置で注文飲食物を停止する手段を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、注文した飲食物が搬送装置により送り届けられるので人手が掛からず、しかも注文飲食客のところで飲食物が停止するので見逃してしまうようなことはなく、次の注文飲食客に対する注文搬送も連続してできる。
【0008】
本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が注文飲食客の座席位置まで移送されたときに、前記循環注文搬送装置の駆動を停止するものであるのが好ましい。
このようにすると、座席位置と駆動による移動距離を関連付けることで、注文飲食物を注文飲食客の席のところに正確に搬送することができる。
【0009】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が注文飲食客の座席位置まで移送されたときに、停止部材を注文飲食物の載置容器に当接してその移送を阻止するものであるのが好ましい。
このようにすると、循環注文搬送装置の駆動を停止することなく注文飲食物を停止できるので、次の注文飲食物の搬送において、搬送装置の再起動の必要がない。
【0010】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記循環注文搬送装置はリニアモータ駆動の吊り下げ式回走であるのが好ましい。
このようにすると、通常の循環型搬送装置と循環注文搬送装置とを上下に振り分けているので、搬送駆動部のスペースに余裕ができると共に、循環注文搬送装置をリニアモータ駆動とすることで搬送時の騒音を抑えられる。
【0011】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記無端状の循環搬送路は対面式カウンターに配備され、前記循環注文搬送装置は前記カウンターの中間部上方に設けられているのが好ましい。
このようにすると、循環注文搬送装置がカウンターより高いところにあるので、通常の循環型飲食物搬送路と区別でき、途中で注文飲食物が誤って注文していない他の飲食客に採られてしまうことが防げる。
【0012】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を注文飲食客の対面側の飲食客の視界から遮る目隠し板を前記循環注文搬送装置の支持台中央部に立設するのが好ましい。
このようにすると、注文飲食物が停止したときに、対面側の飲食客は目隠し板でその注文飲食物が見えないので誤って採ってしまうようなことは起きない。
【0013】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が停止した時に、注文飲食客に告知する手段を作動させるのが好ましい。
このようにすると、ランプやブザー等の告知手段により注文飲食物が届いたことを注文飲食客に知らせることができる。
【0014】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が採られた後は該停止手段の作動を解除するのが好ましい。
このようにすると、次に待機させていた注文飲食物を直ちに搬送することができる。
【0015】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が所定時間以上停止している場合に、該停止手段の作動を解除し、注文飲食物を前記循環注文搬送装置より排除するのが好ましい。
このようにすると、他の飲食客の注文に対し長く待たせることなく対応できる。
【0016】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記循環注文搬送装置より排除される注文飲食物は、該循環注文搬送装置より前記飲食客エリア内を循環する無端状の循環搬送路に移送されるのが好ましい。
このようにすると、注文飲食物を無駄にすることなく再利用できる。
【0017】
上記本発明の循環型飲食物搬送装置において、前記飲食客の座席近傍には注文伝達手段が配備されているのが好ましい。
このようにすると、インターフォン等の注文伝達手段により飲食客は手軽に注文できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は本発明の第1実施形態に係る循環型飲食物搬送装置であって、無端状循環搬送路とその近傍上部に配設される循環注文搬送装置を横切る断面図、図2は循環注文搬送装置を横切る方向に進退移動して注文飲食物を注文飲食客の前面で停止する停止手段の部分平面図、図3は注文飲食物を循環注文搬送装置より排除する飲食物排除機構の部分平面図であり、図4はリニアモータ駆動により吊り下げ式回走により移送される循環注文搬送装置を横切る断面図である。
【0020】
図1に示す符号1は循環型飲食物搬送装置であって、この循環型飲食物搬送装置1は、無端状のクレセントチェーンコンベヤ12で構成される略水平な循環搬送路1a,1bから成る往路及び復路を有し、図示しない隔壁で仕切られた厨房エリア内から飲食物を食器皿8に載置して飲食客エリア内を回走し、再び厨房エリアに戻るようになっている。
【0021】
更に、搬送路1a,1bの側面には飲食カウンター4a,4bが配設されており、これら飲食カウンター4a,4bには複数の飲食客の座席が搬送方向に沿って所定間隔で配設されている。そして、搬送路1a,1bの間には、仕切板5a、5bが配置されて、搬送路1a,1bの中間部上方には循環注文搬送装置2が設けられている。
【0022】
この循環注文搬送装置2は、無端状のクレセントチェーンコンベヤ10で構成される平面回走型として構成される循環注文搬送路2aを有し、図示しない隔壁で仕切られた厨房エリア内から飲食客が注文した飲食物を食器皿8に載置して飲食客エリア内の注文飲食客のところまで移送して停止し、注文飲食客が注文飲食物を採った後は、再び厨房エリアより次の注文飲食客に注文飲食物を搬送するようになっている。
【0023】
このように、循環注文搬送装置2が平面回走型で構成されるので、循環路の一部を厨房エリアに入り込ませて注文飲食物を送り出し部として使うことができる。また、対面式カウンターに適用した場合は、循環注文搬送装置2を正或いは逆送させてどちら側の飲食客にも効率よく注文搬送することができる。
【0024】
また、循環注文搬送装置2は、通常の飲食物搬送装置1より高いところにあるので区別することができ、注文飲食物を通常の搬送飲食物であると飲食客が誤解して途中で採ってしまうことが防げる。
【0025】
更に、搬送路2aの支持台中央部には、目隠し板6が立設して対面側の飲食客の視界を遮るようになっており、飲食カウンター4a,4b前の座席に対応した上部フレームFの前面には注文伝達手段としてのインターフォン15,16がそれぞれ取付けられており、その座席に着席した飲食客は、インターフォン15,16のボタン15a,16aを押すことで好みの飲食物を厨房側に口頭で注文することができるようになっている。
【0026】
このように、注文飲食物を注文飲食客の対面側の飲食客の視界から遮る目隠し板6が、循環注文搬送路2aの支持台中央部に立設されているので、注文飲食物が停止したときに、対面側の飲食客は目隠し板6でその注文飲食物が見えないので、相手側の飲食物を誤って採ってしまうようなことは起きない。
【0027】
厨房エリア側では、インターフォン15,16のボタン15a,16aを押して注文した飲食客の座席が例えばボード上のランプの点灯などで確認できるようになっており、飲食客が注文した飲食物ができあがると、直ちに循環注文搬送路2aにより飲食客エリア向けて移送される。
【0028】
このようにすることで、インターフォン15,16等により飲食客は手軽に注文することができる。なお、厨房エリア側への注文伝達手段としては、インターフォンに限らず座席番号と注文品を席近傍のタッチパネルに入力するようなものであってもよい。
【0029】
飲食客エリア向けて移送された注文飲食物は、図2に示す注文飲食物停止手段18の作用により、注文飲食客の座席位置に到達するとその移動が阻止されるようになっている。
【0030】
この注文飲食物停止手段18は、シリンダ18aと停止部材であるロッド18bから構成されており、ロッド18bは、循環注文搬送装置2の搬送方向に直交する方向に進退移動するよう構成されており、ロッド18bの伸張により注文飲食物の食器皿8に当接してその移送が阻止される。この停止手段18を用いることにより、循環注文搬送装置2の駆動を停止することなく注文飲食物を停止できるので、次の注文飲食物の搬送において、搬送装置の再起動の必要がない。
【0031】
前述した停止手段18に代えて、循環注文搬送路2aに沿って各座席に対応するセンサーを配設することで、インターフォン15,16のボタン15a,16aの作動と同時に、該当するセンサーが起動して検知可能な状態となり、注文飲食物の食器皿8が前記センサーにより検知されると循環注文搬送装置の駆動が直ちに停止し、注文飲食物を載置した食器皿8を注文飲食客の前で停止することができるようにしてもよい。
【0032】
尚、注文飲食物を停止する手段として、前述した停止手段に限らず厨房を基点として各座席までの距離と循環注文搬送駆動装置の駆動速度とを関連付けることで、注文飲食物を注文飲食客の前に正確に搬送し、自動的に停止させることもできる。
【0033】
注文飲食物が注文飲食客の座席位置で停止した時は、注文飲食客にランプやブザー等の告知手段により注文飲食物が届いたことを知らせることができるようになっており、注文飲食客が注文飲食物を採れば、ランプの点滅やブザー等の音声は停止するようになっている。
【0034】
また、注文飲食物停止手段によって所定位置に停止した注文飲食物が注文飲食客により採られた後は、図示しない検出センサによる確認によりその注文飲食物停止手段の作動が解除されるので、次に待機させていた注文飲食物を直ちに搬送することができる。
【0035】
図3には注文飲食物を、飲食客エリア内を循環する無端状の循環搬送路1a,1bに移送する飲食物排除機構20が示されており、この飲食物排除機構20は、循環注文搬送路2aの適宜に設定した排出箇所に設けられており、例えば、シリンダ20aと排除部材であるロッド20bから構成されている。
【0036】
そして、注文飲食物が注文飲食客の座席位置に所定時間以上停止している場合には、注文飲食物停止手段の作動が解除され、注文飲食物は飲食物排除機構20のところまで搬送される。
【0037】
飲食物排除機構20は、循環注文搬送装置2の搬送方向に対しロッド20bが平面視斜め方向に進退移動進退移動するよう構成されており、注文飲食物が飲食物排除機構20のところまで搬送されと、ここでロッド20bにより連絡シュート22を介して飲食客エリア内を循環する通常の循環搬送路に移送される。
【0038】
このようにすることで、注文飲食物を無駄にすることなく再利用することができる。また、次の注文飲食物を搬送できるので、他の飲食客の注文に対し長く待たせることなく対応できる。
【0039】
次に、本発明の第2実施形態に付き図4を参照して説明する。
【0040】
図4は本発明の第2実施形態に係る循環型飲食物搬送装置であって、無端状循環搬送路とその近傍上部に配設されるリニアモータ駆動の吊り下げ式循環注文搬送装置を横切る断面図である。
【0041】
尚、前述した構成部分と同一構成部分については、同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0042】
図4に示す符号30は、吊り下げ式循環注文搬送装置であって、この吊り下げ式循環注文搬送装置30は、循環型飲食物搬送装置1を構成する無端状のクレセントチェーンコンベヤ12から成る略水平に並設された循環搬送路1a,1bの対面にそれぞれ設置された仕切板5a,5b間の支持台上部の中間には、搬送方向に沿う複数の支柱25が所定間隔毎に立設しており、これら支柱25間には注文飲食客の対面側の飲食客の視界から遮る目隠し板32が取付けられている。
【0043】
上記支柱25の上端から搬送方向と直交する左右方向に張り出した支持アーム26の外端には無端状のガイドレールRが支持されている。そして、このガイドレールRは、循環型飲食物搬送装置1上方で平面回走するように構成されている。なお、支持アーム26は支柱25に支えられているが天井に直接吊り下げるようにしてもよい。
【0044】
ガイドレールRは、食器皿8を載置して搬送する吊り下げ搬送トレー31を吊り下げる吊り下げ体Tをガイドローラを介して移動自在に支持しており、吊り下げ体Tのガイドローラと反対側には、ガイドレールRの一部に取付けられた無端状の固定子コイルと、可動子から成るリニアモータが設けられている。
【0045】
本実施形態に係る吊り下げ式循環注文搬送装置30は、上記の実施形態と同様に、飲食カウンター4a,4b前の座席に対応して注文伝達手段としてのインターフォンがそれぞれ取付けられており、その座席に着席した飲食客は、インターフォンのボタンを押すことで好みの飲食物を厨房側に口頭で注文することができるようになっている。
【0046】
また、吊り下げ搬送トレー31の下方には、仕切板5a,5bの上端から循環搬送路1a,1bの上部にそれぞれヒサシ24a、24bが張り出しており、吊り下げ搬送トレー31から循環搬送路1a,1b上に飲食物が落下するのを防止している。
【0047】
従って、前記の吊り下げ式循環注文搬送装置30によれば、この吊り下げ式循環注文搬送装置30と通常の循環型飲食物搬送装置1とを上下に振り分けて配置しているので、搬送駆動部のスペースに余裕ができると共に、吊り下げ式循環注文搬送装置30をリニアモータ駆動とすることで搬送時の騒音が抑えられるので飲食客エリアの環境を向上することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0049】
(a)請求項1項の発明によれば、注文した飲食物が搬送装置により送り届けられるので人手が掛からず、しかも注文飲食客のところで飲食物が停止するので見逃してしまうようなことはなく、次の注文飲食客に対する注文搬送も連続してできる。
【0050】
(b)請求項2項の発明によれば、座席位置と駆動による移動距離を関連付けることで、注文飲食物を注文飲食客の席のところに正確に搬送することができる。
【0051】
(c)請求項3項の発明によれば、循環注文搬送装置の駆動を停止することなく注文飲食物を停止できるので、次の注文飲食物の搬送において、搬送装置の再起動の必要がない。
【0052】
(d)請求項4項の発明によれば、通常の循環型搬送装置と循環注文搬送装置とを上下に振り分けているので、搬送駆動部のスペースに余裕ができると共に、循環注文搬送装置をリニアモータ駆動とすることで搬送時の騒音を抑えられる。
【0053】
(e)請求項5項の発明によれば、循環注文搬送装置がカウンターより高いところにあるので、通常の循環型飲食物搬送路と区別でき、途中で注文飲食物が誤って注文していない他の飲食客に採られてしまうことが防げる。
【0054】
(f)請求項6項の発明によれば、注文飲食物が停止したときに、対面側の飲食客は目隠し板でその注文飲食物が見えないので誤って採ってしまうようなことは起きない。
【0055】
(g)請求項7項の発明によれば、ランプやブザー等の告知手段により注文飲食物が届いたことを注文飲食客に知らせることができる。
【0056】
(h)請求項8項の発明によれば、次に待機させていた注文飲食物を直ちに搬送することができる。
【0057】
(i)請求項9項の発明によれば、他の飲食客の注文に対し長く待たせることなく対応できる。
【0058】
(j)請求項10項の発明によれば、注文飲食物を無駄にすることなく再利用できる。
【0059】
(k)請求項11項の発明によれば、インターフォン等の注文伝達手段により飲食客は手軽に注文できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る循環型飲食物搬送装置であって、無端状循環搬送路とその近傍上部に配設される循環注文搬送装置を横切る断面図である。
【図2】循環注文搬送装置を横切る方向に進退移動して注文飲食物を注文飲食客の前面で停止する停止手段の部分平面図である。
【図3】注文飲食物を循環注文搬送装置より排除する飲食物排除機構の部分平面図である。
【図4】リニアモータ駆動により吊り下げ式回走により移送される循環注文搬送装置を横切る断面図である。
【符号の説明】
1 循環型飲食物搬送装置
1a,1b 循環搬送路
2 循環注文搬送装置
2a 循環注文搬送路
4a,4b 飲食カウンター
5a,5b, 仕切板
6 目隠し板
8 食器皿
10 クレセントチェーンコンベヤ
12 クレセントチェーンコンベヤ
15,16 インターフォン
15a,16a ボタン
18 注文飲食物停止手段
18a シリンダ
18b ロッド
20 飲食物排除機構
20a シリンダ
20b ロッド
22 連絡シュート
24a,24b ヒサシ
25 支柱
26 支持アーム
30 吊り下げ式循環注文搬送装置
31 吊り下げ搬送トレー
32 目隠し板
F 上部フレーム
R ガイドレール
T 吊り下げ体

Claims (11)

  1. 飲食客エリア内を飲食物を載置して循環する無端状の循環搬送路を備える循環型飲食物搬送装置において、前記搬送路の近傍に、注文飲食客に注文飲食物を移送する循環注文搬送装置を設け、該循環注文搬送装置は注文飲食物を正逆に循環移送可能で注文飲食客の座席位置で注文飲食物を停止する手段を備えていることを特徴とする循環型飲食物搬送装置。
  2. 前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が注文飲食客の座席位置まで移送されたときに、前記循環注文搬送装置の駆動を停止するものである請求項1に記載の循環型飲食物搬送装置。
  3. 前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が注文飲食客の座席位置まで移送されたときに、停止部材を注文飲食物の載置容器に当接してその移送を阻止するものである請求項1に記載の循環型飲食物搬送装置。
  4. 前記循環注文搬送装置はリニアモータ駆動の吊り下げ式回走である請求項項1ないし3の何れかに記載の循環型飲食物搬送装置。
  5. 前記無端状の循環搬送路は対面式カウンターに配備され、前記循環注文搬送装置は前記カウンターの中間部上方に設けられている請求項1ないし4の何れかに記載の循環型飲食物搬送装置。
  6. 前記注文飲食物を注文飲食客の対面側の飲食客の視界から遮る目隠し板を前記循環注文搬送装置の支持台中央部に立設した請求項5に記載の循環型飲食物搬送装置。
  7. 前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が停止した時に、注文飲食客に告知する手段を作動させる請求項1ないし6のいずれかに記載の循環型飲食物搬送装置。
  8. 前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が採られた後は該停止手段の作動を解除する請求項1ないし7のいずれかに記載の循環型飲食物搬送装置。
  9. 前記注文飲食物を停止する手段は、注文飲食物が所定時間以上停止している場合に、該停止手段の作動を解除し、注文飲食物を前記循環注文搬送装置より排除する請求項1ないし7のいずれかに記載の循環型飲食物搬送装置。
  10. 前記循環注文搬送装置より排除される注文飲食物は、該循環注文搬送装置より前記飲食客エリア内を循環する無端状の循環搬送路に移送される請求項9に記載の循環型飲食物搬送装置。
  11. 前記飲食客の座席近傍には注文伝達手段が配備されている請求項1ないし10の何れかに記載の循環型飲食物搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4105749B1 (ja) * 2007-05-02 2008-06-25 アレックスエンジニアリング株式会社 個別搬送装置
JP2008272455A (ja) * 2008-03-26 2008-11-13 Arekkusu Engineering Kk 個別搬送装置

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