JP7216993B2 - 飲食物搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲食物搬送装置に関する。
近年、飲食店においては、搬送装置を使った飲食物の提供が行なわれている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2016-152904号公報
注文された飲食物を搬送する場合、例えば、厨房から客席へ至るベルトコンベアに飲食物の皿を載せて搬送することが考えられる。しかし、厨房から客席までの搬送路が1つのベルトコンベアで形成されている場合、ベルトコンベアが飲食物を客席へ運んでいる間は厨房で次の飲食物をベルトコンベアに乗せることができない。よって、厨房の作業者は、ベルトコンベアが停止するのを待つことになる。
そこで、本願は、注文された飲食物を厨房から客席へ効率よく搬送可能な注文飲食物搬送装置を開示する。
上記課題を解決するため、本発明では、搬送路上に飲食物供給装置を設けておき、搬送開始操作が行われると、当該飲食物供給装置にセットした飲食物が搬送路に下りるようにした。
詳細には、本発明は、飲食物搬送装置であって、飲食物が載る皿の搬送路を形成する搬送装置と、搬送路の両側に配置されており、皿の横幅よりも狭い間隔を空けて平行に延在する一対の棒状体と、一対の棒状体に皿が載置されている状態で搬送開始操作が行われると棒状体を回転させ、皿の縁を一対の棒状体に各々設けられているスリットに嵌めながら皿を搬送路に下ろす制御装置と、を備える。
上記の飲食物搬送装置であれば、用意された飲食物は、搬送路の上にある飲食物供給装置にセットされた状態となっているため、例えば、搬送路が作動中であったり、搬送路上に飲食物の皿が載置された状態のままであっても、作業者は、飲食物の皿を飲食物供給装置へセット可能である。したがって、作業者は、搬送路の状態に関わり無く、次の飲食物を速やかに用意することができる。
なお、搬送装置は、飲食店の厨房から客席へ至る搬送路を形成するベルトコンベアを有し、一対の棒状体は、ベルトコンベアの厨房部分に設けられており、制御装置は、搬送開始操作が行われると、一対の棒状体を回転させて皿をベルトコンベアに下ろした後、ベルトコンベアを作動させて皿を客席へ搬送させるものであってもよい。ベルトコンベアを使った搬送装置であれば、飲食物を所定の位置へ搬送可能であるため、例えば、注文を受けて用意される飲食物の搬送に好適である。すなわち、例えば、制御装置を、特定の客席へ飲食物を搬送するための搬送開始操作が行われると、飲食物供給装置を作動させて飲食物供給装置にセットされている飲食物をベルトコンベアに下ろし、ベルトコンベアを作動さ
せて飲食物を特定の客席へ搬送させるようにすれば、注文飲食物の搬送を行うことができる。
また、制御装置は、特定の客席へ飲食物を搬送するための搬送開始操作が行われると、一対の棒状体を回転させて皿をベルトコンベアに下ろした後、ベルトコンベアを作動させて皿を特定の客席へ搬送させるものであってもよい。このような装置であれば、飲食物の皿を飲食物供給装置へ載置した後に搬送を開始させることができるため、作業者は、飲食物の準備が完了すれば当該飲食物の搬送を速やかに開始させることができる。
また、一対の棒状体は、皿が複数枚嵌る長さのスリットを長手方向に有するものであってもよい。このような装置であれば、飲食物の皿を飲食物供給装置へ一纏めに載置した搬送させることができるため、飲食物を効率的に提供可能である。
上記飲食物搬送装置であれば、注文された飲食物を厨房から客席へ効率よく搬送可能である。
図1は、実施形態に係る注文飲食物搬送装置の全体構成図である。 図2は、飲食物供給装置の斜視図である。 図3は、飲食物供給装置の動作説明図である。 図4は、注文飲食物搬送装置の制御に関連するシステム構成を表した図である。 図5は、注文飲食物搬送装置に設けられているセンサの位置関係を示した図である。 図6は、制御装置において実行される処理フローを示した図である。 図7は、注文飲食物搬送装置で実現できる動作の具体例を示した図である。 図8は、シャフトの第1変形例を示した図である。 図9は、シャフトの第2変形例を示した図である。 図10は、第2変形例に係るシャフトを用いた場合における皿の動きを示した図である。 図11は、飲食物供給装置の動作の変形例を示した図である。
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。以下に示す各実施形態や変形例は、例えば、寿司や飲料物、そばやうどんといった丼物、から揚げや天ぷらといった各種の飲食物を提供する飲食店に好適である。
図1は、実施形態に係る注文飲食物搬送装置1(本願でいう「飲食物搬送装置」の一例である)の全体構成図である。注文飲食物搬送装置1は、客の注文を受けて用意された皿Dを飲食店の厨房2から客席3へ搬送する装置であり、図1に示すように、客が飲食する各客席3の脇や横を通る搬送路を形成する。注文飲食物搬送装置1は、飲食店の厨房2側から客席3へ至る搬送路を形成するベルトコンベア10(本願でいう「搬送装置」の一例である)と、ベルトコンベア10の厨房側の端部に設けられる飲食物供給装置20とを備えている。
なお、図1では、ベルトコンベア10が直線状に形成されているが、ベルトコンベア10を複数組み合わせることにより、注文飲食物搬送装置1がコーナー部分を有する搬送路を形成するようにしてもよい。また、図1では、客席3の一例としていわゆるボックス席
用のテーブルが図示されているが、ベルトコンベア10沿いには、カウンター席用のテーブルが設けられていてもよい。また、図1では、注文飲食物搬送装置1のみが図示されているが、店内には、無端状のクレセントチェーンによって循環搬送路を形成する飲食物搬送装置や、その他の注文搬送装置が設けられていてもよい。
飲食物供給装置20は、厨房2内にあるベルトコンベア10の端部に設けられており、ベルトコンベア10に搬送させる飲食物の皿Dが載置される。飲食物供給装置20は、ベルトコンベア10の両側に延在配置された2本のシャフト21L,21Rを有する。シャフト21Lとシャフト21Rは、ベルトコンベア10の両側において長手方向がベルトコンベア10の搬送方向と一致するように配置されている。シャフト21Lとシャフト21Rは、皿Dの横幅よりもやや狭い間隔を空けて平行に配置される円柱状の棒状体であり、中心軸回りに回転可能である。
図2は、飲食物供給装置20の斜視図である。シャフト21L,21Rには、シャフト21L,21Rの長手方向に沿って延在するスリット22L,22Rが設けられている。スリット22L,22Rは、シャフト21L,21Rが中心軸回りに図2の矢印の方向へ回転すると皿Dの縁が嵌る溝であり、飲食物供給装置20に載置可能な皿Dの枚数として4枚分の皿Dの長さで設けられている。そして、一対のシャフト21L,21Rは、皿Dの横幅よりも狭い間隔を空けて平行に配置されているため、飲食物供給装置20に載置される皿Dを協働で支持することが可能である。
シャフト21L,21Rに設けられているスリット22L,22Rは、スリット22Lとスリット22Rが互いに向かい合う状態において、スリット22Lの底面とスリット22Rの底面との間の間隔が、皿Dの横幅よりもやや広くなるように形成されている。よって、シャフト21L,21Rが皿Dを支持している状態でシャフト21Lとシャフト21Rが図2の矢印の方向に回転すると、シャフト21L,21Rは、皿Dの縁がスリット22L,22Rに嵌った状態でも回転し続けることができる。そして、皿Dの縁がスリット22L,22Rに嵌った状態でシャフト21L,21Rが回転し続けると、スリット22L,22Rに嵌っている皿Dがスリット22L,22Rの動きに追従してベルトコンベア10に下りる。
図3は、飲食物供給装置20の動作説明図である。シャフト21L,21Rは、皿Dの横幅よりもやや狭い間隔を空けて平行に配置されているため、図3(A)に示されるように、飲食物供給装置20に載置された皿Dを支持することができる。そして、飲食物供給装置20のモータが作動すると、図3(B)に示されるように、シャフト21L,21Rが矢印の方向に回転する。シャフト21Lとシャフト21Rが回転することにより、皿Dの縁は、やがてスリット22L,22Rに嵌る。そして、シャフト21L,21Rがそのまま回転し続けると、スリット22L,22Rに縁が嵌っている皿Dは、図3(C)に示されるように、スリット22L,22Rの動きに追従してベルトコンベア10に下りる。
ベルトコンベア10は、飲食物供給装置20にセットされていた皿Dがベルトコンベア10に載ると、指定された搬送先へ皿Dを搬送する。指定された搬送先に到着した皿Dは、客席3の客によってベルトコンベア10上から取り除かれる。ベルトコンベア10にはセンサが設けられており、ベルトコンベア10と飲食物供給装置20を制御する制御装置は、ベルトコンベア10上から皿Dが取り除かれたことを当該センサで検知すると、飲食物供給装置20やベルトコンベア10を作動させて新たな搬送先への皿Dの搬送を開始する。
図4は、注文飲食物搬送装置1の制御に関連するシステム構成を表した図である。注文飲食物搬送装置1には、ベルトコンベア10を駆動するベルト駆動部11、シャフト21
L,21Rを駆動するシャフト駆動部23、ベルト駆動部11及びシャフト駆動部23を制御する制御装置30が備わっている。そして、制御装置30は、飲食物供給装置20付近に配置される操作パネル31に接続されており、作業者Sが入力操作する操作パネル31からの情報に基づいてベルトコンベア10や飲食物供給装置20の動作を制御する。
図5は、注文飲食物搬送装置1に設けられているセンサの位置関係を示した図である。図5(A)がベルトコンベア10の長手方向に向かって見た場合のセンサの位置関係を示し、図5(B)がベルトコンベア10の側方から見た場合のセンサの位置関係を示している。注文飲食物搬送装置1には、ベルトコンベア10上に載置されている皿Dの有無を検知するセンサ32が設けられている。センサ32は、直進性に優れるレーザ光で皿Dの有無を検知するセンサであり、発光部32Sと受光部32Rとを有している。すなわち、センサ32は、受光部32Rからレーザ光を射出させると共に、受光部32Rでレーザ光の受光の有無を検知する。注文飲食物搬送装置1では、ベルトコンベア10の長手方向の両端部のうち一方に発光部32Sが配置され、他方に受光部32Rが配置されている。よって、注文飲食物搬送装置1では、ベルトコンベア10に載置されている皿Dの有無をセンサ32で検知することができる。
そして、図5を見ると判るように、発光部32Sから射出されるレーザ光は、飲食物供給装置20に備わる一対のシャフト21L,21Rに支持される皿Dの下を通過する。よって、注文飲食物搬送装置1では、皿Dが飲食物供給装置20に載置されていると否とに関わり無く、ベルトコンベア10に載置されている皿Dの有無をセンサ32で検知することができる。
なお、図5では、発光部32Sがベルトコンベア10の厨房2側の端部に設置され、受光部32Rがベルトコンベア10の客席3側の端部に設置されているが、発光部32Sと受光部32Rの位置関係は逆であってもよい。
図6は、制御装置30において実行される処理フローを示した図である。制御装置30は、操作パネル31で発送ボタンが押下されたことを検知すると、センサ32が物品を検知しているか否かの判定処理を、センサ32が出力する信号に基づいて行う(S101)。客席3へ搬送された皿Dが客によってベルトコンベア10から取り上げられる等により、ベルトコンベア10に物品が何も載置されていなければ、制御装置30は、S101の処理で肯定判定を行う。そして、制御装置30は、シャフト駆動部23を作動させて飲食物供給装置20に皿Dの下降動作を開始させる(S102)。そして、制御装置30は、シャフト21L,21Rが一回転するのに要する時間が経過すると、シャフト駆動部23を停止させる(S103)。次に、制御装置30は、ベルト駆動部11を作動させてベルトコンベア10に搬送動作を開始させる(S104)。そして、制御装置30は、ベルトコンベア10によって客席3へ搬送される皿Dが指定の搬送先へ到着したか否かの判定を行う(S105)。制御装置30は、S104の処理で肯定判定を行った場合、ベルト駆動部11を停止させてベルトコンベア10に搬送動作を終了させる(S106)。また、制御装置30は、皿Dが搬送先に到着したことを客へ知らせるための信号を、客席3に設置されている注文端末へ送信する(S107)。制御装置30は、以上により、一連の搬送処理を終える。
図7は、注文飲食物搬送装置1で実現できる動作の具体例を示した図である。例えば、2つの客席3からほぼ同時に注文が入った場合、注文飲食物搬送装置1では、以下に示すような動作が実現される。
2つの客席3に各々設置されている注文端末で客が注文を行った場合、すなわち、2箇所から同時期に注文が入った場合、厨房2の作業者Sには、各注文の内容が同時期に通知
される。各注文の内容を確認した作業者Sは、例えば、2箇所のうち一方からの注文内容に対応する飲食物を載せた皿Dを作成する。そして、作業者Sは、作成した飲食物を載せた皿Dを飲食物供給装置20に載置し、操作パネル31に表示されている発送ボタンを押下する。発送ボタンが押下されると、制御装置30は、上記一連の処理フロー(S101~S107)に従って処理を開始する。制御装置30による上記一連の処理フローが実行されると、飲食物供給装置20に載置されている皿Dがベルトコンベア10に下りる。そして、ベルトコンベア10による厨房から客席3への皿Dの搬送が開始される。
発送ボタンを押下した作業者Sは、ベルトコンベア10による皿Dの厨房から客席3への搬送が行われている間、2箇所から同時期に受けた2つの注文のうち残りの一方の注文内容に対応する飲食物を載せた皿Dを作成する。そして、作業者Sは、作成した飲食物を載せた皿Dを飲食物供給装置20に載置する。飲食物供給装置20に載置される皿Dは、一対のシャフト21L,21Rに支持されており、ベルトコンベア10には載置されていない。よって、作業者Sは、ベルトコンベア10が作動中であると否とに関わり無く、作成した飲食物の皿Dを飲食物供給装置20に載置することができる。
また、発光部32Sから射出されるレーザ光は、一対のシャフト21L,21Rに支持されている皿Dの下を通過する。よって、注文飲食物搬送装置1では、皿Dが飲食物供給装置20に載置されていると否とに関わりに無く、ベルトコンベア10に載置されている皿Dの有無をセンサ32で検知することができる。したがって、同時期に2つの客席3からの注文を受けた作業者Sが、飲食物を載せた皿Dを速やかに用意して発送ボタンを続けざまに2回押しても、1回目に押された発送ボタンに対応する皿Dが客によってベルトコンベア10から取り除かれない限り、ステップS101では否定判定が行われる。このため、2箇所目の注文に対応する飲食物の皿Dが飲食物供給装置20に載置されて搬送開始操作が行われても、厨房から客席3へ搬送された皿Dがベルトコンベア10に載置されたままの状態で飲食物供給装置20とベルトコンベア10が再び作動することは無い。
上記実施形態の注文飲食物搬送装置1は、上記の動作例に示されるように、2箇所から同時期に飲食物の注文が行われた場合であっても、搬送する飲食物の皿Dを注文飲食物搬送装置1にセットするための待ち時間が作業者Sに発生するのを可及的に抑制することができる。よって、作業者Sは、2箇所から注文が同時期に入った場合であっても、注文飲食物搬送装置1の取扱いに要する時間の浪費を抑えて、飲食物の作成作業により専念することが可能となる。
なお、上記実施形態では、飲食物供給装置20がベルトコンベア10の厨房側の端部に設けられていたが、飲食物供給装置20は、例えば、ベルトコンベア10の中間地点に設けられていてもよいし、或いは、ベルトコンベア10の客席側の端部に設けられていてもよい。飲食物供給装置20がベルトコンベア10の中間地点に設けられる場合、ベルトコンベア10は、正転したり逆転したりすることで、ベルトコンベア10沿いの客席3に飲食物を搬送することになる。
また、客席3には、ベルトコンベア10から分岐する搬送路を形成する分岐レーンが設けられていてもよい。この場合、ベルトコンベア10には、分岐レーンと繋がる部分に皿Dの進路を変更する電動式の進路変更部材が併設されており、進路変更部材が制御装置30の制御信号に応じてベルトコンベア10上にせり出す等により皿Dの進路を自動的に変更する装置が設けられることが好ましい。
また、上記実施形態では、注文を受けて用意された飲食物の皿Dを搬送する注文飲食物搬送装置1に飲食物供給装置20が設けられていたが、飲食物供給装置20は、例えば、クレセントチェーンにより循環搬送路を形成する飲食物搬送装置に併設されていてもよい
。この場合、飲食物供給装置20は、特定の客席3へ搬送される飲食物の皿Dが載置されるのではなく、例えば、不特定の客席3へ搬送される飲食物の皿Dを循環搬送路へ供給する装置として用いることが可能である。また、注文飲食物搬送装置1には、その他の注文搬送装置が併設されていてもよい。
また、飲食物供給装置20は、上述したように厨房2から客席3へ至る搬送路を形成するベルトコンベア10に併設される形態に限定されない。飲食物供給装置20は、厨房2内で他の作業者又は機器へシャリ玉の皿を供給する搬送路に併設されてもよい。
図8は、シャフト21L,21Rの第1変形例を示した図である。シャフト21L,21Rには、例えば、皿Dを等間隔で位置決めするための凹部24L,24Rが設けられていてもよい。凹部24L,24Rは、シャフト21L,21Rの外周面を周回するように形成されており、円柱状の棒を局部的に細くするような形態で長手方向沿いに等間隔に4皿分設けられている。皿Dが上面視円形なので、このような凹部24L,24Rがシャフト21L,21Rに設けられていれば、飲食物供給装置20の規定の位置に皿Dを容易に載置することができる。
図9は、シャフト21L,21Rの第2変形例を示した図である。シャフト21L,21Rに設けられているスリット22L,22Rは、例えば、図9に示されるように、シャフト21L,21Rの外周面において僅かに螺旋状に形成されていてもよい。シャフト21L,21Rに設けられているスリット22L,22Rがこのような形態であれば、スリット22L,22Rに皿Dの縁が嵌った際、皿Dがやや斜めになる。そして、皿Dが斜めの状態でベルトコンベア10に下りるため、皿Dがベルトコンベア10に載る際の衝撃が緩和される。
図10は、第2変形例に係るシャフト21L,21Rを用いた場合における皿Dの動きを示した図である。皿Dの縁がスリット22L,22Rに嵌る前は、図10(A)に示されるように、皿Dが水平になっている。そして、シャフト21L,21Rの回転により、皿Dの縁がスリット22L,22Rに嵌ると、図10(B)に示されるように、皿Dがやや斜めになる。そして、皿Dは、図10(C)に示されるように、斜めの状態でベルトコンベア10に下りる。このため、皿Dの底部全体がベルトコンベア10に接触する場合に比べると、皿Dがベルトコンベア10に載る際の衝撃が緩和され、衝撃音の発生が抑制される。
図11は、飲食物供給装置20の動作の変形例を示した図である。シャフト21L,21Rは、スリット22Lとスリット22Rが互いにやや斜めの方向で向かい合うように、シャフト21Lとシャフト21Rの角度を互い違いにしてもよい。例えば、図11に示されるように、シャフト21Rがシャフト21Lに対し約30度程度異なる角度になっていれば、図11(A)に示されるように、飲食物供給装置20に載置された状態では水平であった皿Dが、図11(B)に示されるように、皿Dの縁がスリット22Rに嵌ったタイミングで斜めになる。そして、シャフト21L,21Rがそのまま回転し続けると、皿Dは、図11(C)に示されるように、斜めの状態でベルトコンベア10に下りる。よって、皿Dの底部全体がベルトコンベア10に接触する場合に比べると、皿Dがベルトコンベア10に載る際の衝撃が緩和され、衝撃音の発生が抑制される。
D・・皿
S・・作業者
1・・注文飲食物搬送装置
2・・厨房
3・・客席
10・・ベルトコンベア
11・・ベルト駆動部
20・・飲食物供給装置
21L,21R・・シャフト
22L,22R・・スリット
23・・シャフト駆動部
24L,24R・・凹部
30・・制御装置
31・・操作パネル
32・・センサ
32S・・発光部
32R・・受光部

Claims (3)

  1. 飲食物が載る皿の搬送路を形成する搬送装置と、
    前記搬送路の両側に配置されており、前記皿の横幅よりも狭い間隔を空けて平行に延在する一対の棒状体と、
    前記一対の棒状体に前記皿が載置されている状態で搬送開始操作が行われると前記棒状体を回転させ、前記皿の縁を前記一対の棒状体に各々設けられているスリットに嵌めながら前記皿を前記搬送路に下ろす制御装置と、を備え
    前記搬送装置は、飲食店の厨房から客席へ至る搬送路を形成するベルトコンベアを有し、
    前記一対の棒状体は、前記ベルトコンベアの厨房部分に設けられており、
    前記制御装置は、搬送開始操作が行われると、前記一対の棒状体を回転させて前記皿を前記ベルトコンベアに下ろした後、前記ベルトコンベアを作動させて前記皿を客席へ搬送させる、
    飲食物搬送装置。
  2. 前記制御装置は、特定の客席へ飲食物を搬送するための搬送開始操作が行われると、前記一対の棒状体を回転させて前記皿を前記ベルトコンベアに下ろした後、前記ベルトコンベアを作動させて前記皿を前記特定の客席へ搬送させる、
    請求項に記載の飲食物搬送装置。
  3. 前記一対の棒状体は、前記皿が複数枚嵌る長さの前記スリットを長手方向に有する、
    請求項1又は2に記載の飲食物搬送装置。
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