JP2004185237A - 保険契約支援サーバ、保険契約支援システム、および保険契約支援方法 - Google Patents

保険契約支援サーバ、保険契約支援システム、および保険契約支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の保険の保険契約にともなう手続きを低減する。
【解決手段】保険契約支援サーバであって、始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて格納する保険格納部と、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、始期および満期が複数の保険において一致しているか否かを判断する始期満期判断部と、保険の始期および満期に関する契約条件を格納する契約条件格納部と、始期および満期が一致していないと始期満期判断部が判断した場合に、複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件格納部から読み出した契約条件に基づき、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成する契約条項作成部と、作成された契約条項を提示する契約条項提示部とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保険契約支援サーバ、保険契約支援システム、および保険契約支援方法に関する。特に本発明は、保険の契約を支援する保険契約支援サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顧客が保険に契約している場合に、保険会社は、保険の始期および満期の情報を保険ごとに個別に管理している。顧客が契約してる保険の満期が近くなると、保険会社は顧客に満期となる保険の更改を案内する(当該従来技術を記載した公知文献は特に発見できなかった)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、顧客が複数の保険に契約している場合に、保険会社は、満期となった保険毎に更改の案内をするので、更改等に伴う手続きが別個に発生して煩雑になる。また、顧客は、複数の保険に個別に契約し、契約した保険が満期となるたびに、複数の保険を個別に更改する。したがって、顧客にとっても、契約および更改にともなう手続きが負担となる。
【0004】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる保険契約支援サーバ、保険契約支援システム、および保険契約支援方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、保険契約支援サーバは、始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて格納する保険格納部と、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、始期および満期が複数の保険において一致しているか否かを判断する始期満期判断部と、保険の始期および満期に関する契約条件を格納する契約条件格納部と、始期および満期が一致していないと始期満期判断部が判断した場合に、複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件格納部から読み出した契約条件に基づき、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成する契約条項作成部と、作成された契約条項を提示する契約条項提示部とを備える。
【0006】
始期満期判断部は、保険期間の長さが同一である複数の保険について、始期または満期のいずれか一方が一致しているか否かを判断してもよい。
【0007】
保険契約支援サーバは、保険に対応づけて保険料を格納する保険料格納部と、契約条件に基づいて、複数の保険に対して顧客が支払うべき保険料合計を算出する変更保険料算出部をさらに備え、契約条項提示部は、算出された変更保険料合計を含む契約条項を提示してもよい。
【0008】
保険契約支援サーバは、複数の保険の組み合わせに対応づけて保険料の割引方法を格納する割引方法格納部をさらに備え、保険料算出部は、複数の保険の始期および満期が一致した場合に、割引方法格納部に格納された割引方法に基づき、割引した保険料合計を算出してもよい。
【0009】
割引方法格納部は、複数の契約条件のそれぞれに対応づけて割引方法を格納し、変更保険料算出部は、それぞれの割引方法に基づいて割引した変更保険料合計をそれぞれ算出し、契約条項提示部は、変更保険料算出部が算出した変更保険料合計のうち、より少ない変更保険料合計を含む契約条項をより優先的に提示する。
【0010】
契約条項提示部は、顧客に対応づけて新しい保険が保険格納部に格納された時に、契約条項を提示してもよい。
【0011】
契約条項提示部は、複数の保険のいずれかが満期となる時に、契約条項を提示してもよい。
【0012】
本発明の第2の形態によると、始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて入力する保険契約支援端末と、端末と接続される保険契約支援サーバとを備える保険契約支援システムにおいて、保険契約支援サーバは、保険の始期および満期に関する契約条件を格納する契約条件格納部と、端末により入力された保険を顧客に対応づけて格納する保険格納部と、顧客に対応づけて複数の保険が入力された場合に、始期および満期が複数の保険において一致しているか否かを判断する始期満期判断部と、始期および満期が一致していないと始期満期判断部が判断した場合に、複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件格納部から読み出した契約条件に基づき、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成する契約条項作成部と、作成された契約条項を提示する契約条項提示部とを有する。
【0013】
本発明の第3の形態によると、保険契約支援方法は、保険の始期および満期に関する契約条件を格納し、始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて格納し、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、始期および満期が複数の保険において一致しているか否かを判断し、始期および満期が一致していない場合に、複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件に基づき、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成し、契約条項を提示する。
【0014】
本発明の第4の形態によると、保険契約支援サーバは、保険料の支払時期に関する支払条件を格納する支払条件格納部と、顧客に対応づけて保険および保険料の支払時期を格納する支払時期格納部と、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、複数の保険における保険料の支払時期が一致しているか否かを判断する支払時期判断部と、支払時期が一致していると支払時期判断部が判断した場合に、支払時期を変更する保険を選択し、支払条件格納部から読み出した支払条件に基づき、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なる時期にする支払条項を作成する支払条項作成部と、作成された支払条項を提示する支払条項提示部とを備える。
【0015】
支払時期格納部は、支払時期をさらに保険の始期および満期に対応づけて格納し、支払条項作成部は、支払時期が一致していると支払時期判断部が判断した場合に、支払時期を変更する保険を選択し、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と異なる時期に変更することにより支払時期を変更する支払条項を作成してもよい。
【0016】
本発明の第5の形態によると、保険を顧客に対応づけて入力する保険契約支援端末と、端末と接続される保険契約支援サーバとを備える保険契約支援システムにおいて、保険契約支援サーバは、保険料の支払時期に関する支払条件を格納する支払条件格納部と、端末により入力された保険および保険料の支払時期を顧客に対応づけて格納する支払時期格納部と、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、複数の保険における保険料の支払時期が一致しているか否かを判断する支払時期判断部と、支払時期が一致していると支払時期判断部が判断した場合に、支払時期を変更する保険を選択し、支払条件格納部から読み出した支払条件に基づき、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なる時期にする支払条項を作成する支払条項作成部と、作成された支払条項を提示する支払条項提示部とを有する。
【0017】
本発明の第6の形態によると、保険契約支援方法は、保険料の支払時期に関する支払条件を格納し、顧客に対応づけて保険および保険料の支払時期を格納し、顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、複数の保険における保険料の支払時期が一致しているか否かを判断し、支払時期が一致している場合に、支払時期を変更する保険を選択し、支払条件に基づき、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なる時期にする支払条項を作成し、作成された支払条項を提示する。
【0018】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0020】
図1は、本実施の形態に係る保険契約支援システム100の構成を示す。保険契約支援システム100は、保険契約支援端末30と、保険契約支援端末30に接続されるネットワーク40と、ネットワーク40に接続される保険契約支援サーバ10aとを備える。保険契約支援端末30は、顧客が使用する顧客端末32と、代理店が使用する代理店端末34と、保険会社が使用する保険会社端末36とを含む。印刷機50は、例えば顧客端末32に接続するが、顧客端末32、代理店端末34、および保険会社端末36のいずれに接続していてもよい。
【0021】
従来、顧客が保険に契約している場合に、保険会社は、保険の始期および満期の情報を保険ごとに個別に管理している。顧客が契約してる保険の満期が近くなると、保険会社は顧客に満期となる保険の更改を案内する。しかし、顧客が複数の保険に契約している場合に、保険会社は、満期となった保険毎に更改の案内をするので、更改等に伴う手続きが別個に発生して煩雑になる。また、顧客は、複数の保険に個別に契約し、契約した保険が満期となるたびに、複数の保険を個別に更改する。したがって、顧客にとっても、契約および更改にともなう手続きが負担となる。
【0022】
保険会社は、自社の多種類の保険への契約を促進するために、異なる種類の保険を一度に契約させるパック保険を提供している。パック保険は、パック保険とするに必要な多種類の保険を一度に契約させることにより、それぞれの保険を個別に契約するよりも保険料を割引く特典を顧客に与える。しかし、パック保険の場合、顧客は、パック保険の対象となる保険のうちから既に契約している保険を自ら選び出して、選び出された保険を中途解約等し、パック保険として再契約している。したがって、パック保険においても契約にともなう手続きは煩雑である。
【0023】
そこで、本実施形態に係る保険契約支援サーバ10aは、契約している保険の管理を容易にし、かつ、契約にともなう手続きを容易にすることを目的とする。また、本実施形態に係る保険支援サーバ10aは、簡便な手続で顧客が多種目の保険に加入することを促進することを目的とする。
【0024】
保険契約支援端末30は、ネットワーク40を介して、顧客に対応づけて属性を保険契約支援サーバ10aに入力する。属性は、例えば、性別、家族構成、車保有の有無、または住居形態などの顧客個人に関わる情報である。保険契約支援サーバ10aは、入力された属性を顧客に対応づけて管理する。さらに、保険契約支援サーバ10aは、属性に対応づけて始期満期一致保険として組み合わせるために必要となる必要保険を管理する。始期満期一致保険は、始期および満期を一致させる複数の必要保険の集まりである。保険契約支援サーバ10aは、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30の画面上に、始期満期一致保険に移行するか否かを顧客に確認するための通知を表示する。顧客が始期満期一致保険に移行する旨の情報が、保険契約支援端末30からネットワーク40を介して保険契約支援サーバ10aに通知されると、保険契約支援サーバ10aは、必要保険を顧客に対応づけて管理する。
【0025】
保険契約支援端末30は、ネットワーク40を介して、始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて保険契約支援サーバ10aに入力する。保険契約支援端末30により必要保険が入力されると、保険契約支援サーバ10aは、入力された必要保険の始期および満期を、顧客および必要保険に対応づけて管理し、顧客が契約する必要保険が複数で、かつ複数の必要保険の始期および満期が一致しない場合には、複数の必要保険の始期および満期を一致させる契約条項を作成し、作成された契約条項を保険契約支援端末30にネットワーク40を介して通知する。
【0026】
保険契約支援サーバ10aは、例えば保険会社が管理および運用する。また、保険契約を証明する媒体は、紙に印刷された証券であり、顧客の希望に応じて、始期満期一致保険の必要保険をまとめて表示した1証券とする。証券には、証券番号が記載される。保険契約を証明する媒体の他の例は、WEBを利用したペーパレス証券である。
【0027】
図2は、保険契約支援サーバ10aの機能構成を示す。保険契約支援サーバ10aは、保険格納部12と、保険料格納部と、始期満期判断部14と、変更保険料算出部16と、契約条項作成部18と、契約条項提示部20と、契約条件格納部22と、割引方法格納部23と、必要保険決定部24と、顧客格納部26と、必要保険格納部28と、を有する。
【0028】
必要保険格納部28は、属性に対応づけて必要保険を格納する。必要保険格納部28は、例えば、属性の一例としての住居形態が持ち家である場合、持ち家に対応づけて必要保険として火災保険を格納する。また他の例として、必要保険格納部28は、属性の他の例としての性別が男性である場合、男性に対応づけて必要保険として傷害保険および個人賠償保険を格納する。格納される必要保険は、顧客が個人で契約する場合には個人型とし、顧客が法人である場合には法人型としてもよい。
【0029】
必要保険決定部24は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30により入力される属性を、顧客に対応づけて顧客格納部26に送信する。顧客格納部26は、必要保険決定部24から取得した属性を顧客に対応づけて格納する。
【0030】
必要保険決定部24は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30の画面上に、始期満期一致保険に移行するか否かを顧客に確認するための通知を表示する。保険契約支援端末30により顧客に対応づけて始期満期一致保険に移行する旨の情報が通知された場合、必要保険決定部24は、顧客格納部26から顧客に対応づけられる属性を読み出す。続いて、必要保険決定部24は、顧客格納部26から読み出した属性に対応づけられる必要保険を、必要保険格納部28から読み出す。一例として、必要保険決定部24は、必要保険格納部28から属性に対応づけられる必要保険を全て読み出す。
【0031】
例えば、必要保険決定部24は、顧客格納部26から、顧客の属性として「男性、独身、車保有、および賃貸住まい」を読み出し、必要保険格納部28から、これらの属性に対応づけられた必要保険として「傷害保険、医療を中心とした生命保険、自動車保険、家財・借家賠償保険、および個人賠償保険」を読み出す。また他の例では、必要保険決定部24は、顧客格納部26から、顧客の属性として「男性、既婚、子供1人、車保有、持ち家」を読み出し、必要保険格納部28から、これらの属性に対応づけられた必要保険として「家族傷害、保障型の生命保険、自動車保険、火災保険、個人賠償保険、および子供保険」を読み出す。傷害保険は積立保険でもよく、また、個人賠償保険は傷害保険の特約としての契約でもよい。
【0032】
保険格納部12は、必要保険決定部24から読み出した必要保険を、顧客に対応づけて格納する。さらに、保険格納部12は、保険契約支援端末30により入力される保険が有する始期および満期を、顧客および保険に対応づけて格納する。保険格納部12は、さらに保険に対応づけて保険料を格納する。よって、保険格納部12は、保険料格納部としても機能する。しかしながら、保険料格納部は、保険格納部12とは別のデータベースであってもよい。保険格納部12は、顧客が異なる代理店において個別に保険に契約している場合にも、一括して顧客に対応づけて必要保険を管理する。なお、本実施形態において、保険契約支援端末30により入力される保険が必要保険であるとして以下の説明をする。
【0033】
始期満期判断部14は、複数の始期および満期を有する必要保険が顧客に対応づけて保険格納部12に格納された場合に、始期および満期が複数の必要保険において一致しているか否かを判断する。保険格納部12において必要保険が一括して管理されるので、始期満期判断部14は、顧客が異なる代理店において個別に契約している必要保険についても、始期および満期が一致しているか否かを判断できる。ここで、始期満期判断部14は、始期から満期までの期間である保険期間の長さが同一である複数の必要保険について、始期または満期のいずれか一方が一致しているか否かを判断してもよい。この場合、始期満期判断部14は始期または満期のいずれか一方を参照すればよいため、保険契約支援サーバ10aは、迅速に契約条件を提示することができる。
【0034】
契約条件格納部22は、必要保険の始期および満期に関する契約条件を格納する。後述するように、契約条件格納部22は、必要保険の種類に対応づけて、契約条件として始期満期一致方法および約款を格納する。
【0035】
契約条項作成部18は、契約している複数の必要保険の始期および満期が一致していないと始期満期判断部14が判断した場合に、複数の必要保険のうちから始期および満期を変更する必要保険を選択する。契約している必要保険が2つの場合、契約条項作成部18は、例えばより早い始期をもつ必要保険を、始期および満期を変更する必要保険として選択する。他の例として、契約している必要保険が3つ以上であって、そのうち一つの必要保険の始期および満期が一致していない場合、契約条項作成部18は、その一つの必要保険を始期および満期を変更する必要保険として選択する。契約条項作成部18は、複数の必要保険を選択してもよい。続いて、契約条項作成部18は、選択された必要保険について契約条件格納部22から読み出した契約条件に基づいて、選択された必要保険の始期と他の複数の必要保険の始期との差の日数、または選択された必要保険の満期と他の複数の必要保険の満期との差の日数を算出する。さらに、契約条項作成部18は、算出された日数に基づいて選択された必要保険の始期および満期を変更する更改日を算出する。
【0036】
割引条件格納部23は、保険の種類の特定の組み合わせ、および必要保険の始期および満期に関する契約条件に対応づけて、保険料の割引方法を表形式で格納する。割引方法格納部23は、複数の契約条件に対応づけてそれぞれの割引方法を格納する。保険の組み合わせが例えば火災保険と自動車保険との2種類の組み合わせであり、かつ、契約条件が中途更改である場合、割引方法格納部23は、保険料の割引方法として2保険の保険料を5%割引くという割引方法を格納する。一方、火災保険と自動車保険との2種類の組み合わせであり、かつ、契約条件が短期契約である場合、割引方法格納部23は、保険料の割引方法として2保険の保険料を6%割引くという割引方法を格納する。また、割引率格納部23は、保険料の割引方法に代えて、保険の種類の組み合わせを入力すると、保険料の割引率を算出する式を格納してもよい。さらに、割引率格納部23は、顧客が契約する必要保険の種類の数に応じた、保険料の割引率を格納してもよい。
【0037】
変更保険料算出部16は、選択された必要保険について契約条件格納部22から読み出した契約条件と、契約条項作成部18が算出した始期または満期の差の日数とに基づいて、保険料格納部に格納される保険料を参照し、顧客が契約する複数の必要保険に対して支払うべき保険料合計を算出する。変更保険料算出部16は、複数の必要保険の始期および満期が一致した場合に、始期満期一致保険が成立したとして、始期満期一致保険として組み合わせた必要保険について保険料の割引方法を割引方法格納部23から取得して、取得した割引方法に基づき、割引した保険料合計を算出してもよい。変更保険料算出部16が複数の契約条件のそれぞれに対応づけられた複数の割引方法を割引方法格納部23から読み出す場合、変更保険料算出部16は、それぞれの割引方法に基づいて割引した複数の変更保険料合計を算出する。
【0038】
契約条項作成部18は、算出された更改日、変更保険料算出部16が算出した保険料合計、および保険格納部12から取得した必要保険を含み、選択された必要保険の始期および満期を、他の複数の必要保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成する。
【0039】
契約条項提示部20は、契約条項作成部18が作成した契約条項を、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30の画面上に提示する。契約条項提示部20は、選択された必要保険の始期および満期を他の複数の必要保険の始期および満期と一致させるために変更する日に、顧客が支払うべき保険料が少なくなるように、変更保険料算出部16が算出した複数の変更保険料合計のうちから、より少ない変更保険料合計を含む契約条項をより優先的に提示してもよい。他の方法として、契約条項提示部20は、契約条項作成部18が作成した契約条項を、ネットワーク40を介して印刷機50に出力し、紙を媒体として提示してもよい。
【0040】
以上のように構成された保険契約支援サーバ10aは、顧客が複数の必要保険に契約する場合に、複数の必要保険の始期および満期を一致させる契約条項を提示するので、契約している必要保険の管理を容易にし、かつ、契約にともなう手続きを容易にすることができる。加えて、保険契約支援サーバ10aは、算出された変更保険料合計を含む契約条項を提示するので、契約にともなう手続きを、さらに容易にすることができる。
【0041】
図3は、保険格納部12のデータフォーマットの一例を示す。保険格納部12は、必要保険決定部24から読み出した必要保険を顧客に対応づけて格納する。格納された必要保険が、保険契約支援端末30により入力される保険と一致する場合、保険格納部12は、さらに必要保険に対応づけて始期、満期、および保険料を格納する。顧客が、格納された必要保険に未契約の場合、保険格納部12の必要保険に対応づけられた始期、満期、および保険料の欄は、空欄のままとする。保険格納部12は、保険の満期に代えて、保険期間を格納してもよい。
【0042】
したがって、保険格納部12は、顧客に対応づけて複数の必要保険の始期および満期を格納するので、始期満期判断部14は、複数の必要保険の始期および満期が一致しているか否かを判断するために必要となる情報を、保険格納部12から即時に取得することができる。また、顧客が必要保険に未契約である旨は、始期、満期および保険料が空欄であることにより判別される。
【0043】
図4は、契約条件格納部22のデータフォーマットの一例を示す。契約条件格納部22は、必要保険の種類に対応づけて、契約条件として一つまたは複数の始期満期一致方法、および約款を格納する。一つの必要保険に対応づけて複数の始期満期一致方法が格納される例として、図4に示すように、契約条件格納部22は、火災保険に対応づけて中途更改および短期契約を格納する。この場合、契約条項作成部18は、選択した火災保険について複数の始期満期一致方法を契約条件格納部22から読み出す。また、契約条項作成部18は、選択した火災保険の始期が他の複数の必要保険の始期より早い場合は、始期満期一致方法として中途更改を契約条件格納部22から読み出し、一方、選択した火災保険の始期が他の複数の必要保険の始期より遅い場合は、始期満期一致方法として短期契約を契約条件格納部22から読み出してもよい。契約条件格納部22に格納される約款は、契約条項を作成するためのテンプレートを含む。契約条項作成部18は、選択された必要保険について契約条件格納部22から約款を取得し、約款を含むテンプレートに、顧客の名前、一致させた始期、満期、更改日、および必要保険などの契約条項に必要となる情報を順次入力し、契約条項を作成する。
【0044】
また、契約条件格納部22は、契約条件として始期満期一致方法に代えて、選択された必要保険の始期と、他の複数の必要保険の始期とを入力すると、2つの始期の差の日数を算出する式、または、選択された必要保険の満期と、他の複数の必要保険の満期とを入力すると、2つの満期の差の日数を算出する式を格納してもよい。
【0045】
したがって、契約条件格納部22は、必要保険に対応づけて始期満期一致方法を格納するので、複数の必要保険の始期および満期を一致させる契約条項を作成するために必要となる的確な情報を提供できる。また、契約条件格納部22は、契約条項を作成するためのテンプレートを含む約款を格納するので、契約条項作成部18は、顧客の名前、一致させた始期、満期、更改日、および必要保険などの契約条項に必要となる情報を約款の含むテンプレートに順次入力することで、複数の必要保険の始期および満期を一致させる契約条項を迅速に作成できる。
【0046】
図5は、保険契約支援サーバ10aの動作を示すフローチャートである。動作を示す例として、複数の必要保険が自動車保険および火災車保険であり、自動車保険が火災保険より先に契約されているとする。必要保険決定部24は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30から顧客に対応づけて入力される属性を顧客格納部26に送信する。顧客格納部26は、必要保険決定部24から取得した属性を顧客に対応づけて格納する(S100)。必要保険決定部24は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30の画面上に、始期満期一致保険に移行するか否かを顧客に確認するための通知を表示する(S102)。始期満期一致保険に移行する旨の情報が通知されない場合、保険契約支援サーバ10aはステップ102に戻る。始期満期一致保険に移行する旨の情報が通知された場合、必要保険決定部24は、顧客格納部26から顧客に対応づけられる属性を読み出し、さらに、顧客格納部26から読み出した属性に対応づけられる必要保険を、必要保険格納部28から読み出す(S104)。必要保険決定部24は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30の画面上に、必要保険格納部28から読み出した必要保険を顧客に対応づけて提示する(S106)。
【0047】
保険格納部12は、必要保険決定部24から始期満期一致保険に必要な必要保険を読み出し、読み出した必要保険を顧客に対応づけて格納する。保険契約支援端末30により入力される始期および満期を有する保険が、保険格納部12に格納された必要保険のいずれかである場合、保険格納部12は、入力された必要保険に対応づけて始期、満期、および保険料を格納する(S108)。入力された必要保険の始期および満期が保険格納部12に格納されると、始期満期判断部14は、始期満期一致保険に必要な必要保険のうち、始期および満期が対応づけられた複数の必要保険が格納されているか否かを判断する(S110)。始期満期判断部14が始期満期一致保険に必要な必要保険のうち、始期および満期が対応づけられた複数の必要保険が格納されていないと判断した場合、保険契約支援サーバ10aはステップ108に戻る。始期満期判断部14は、始期満期一致保険に必要な必要保険のうち、始期および満期が対応づけられた複数の必要保険が格納されていると判断した場合は、続いて、複数の必要保険の始期および満期が一致するか否かを判断する(S112)。始期満期判断部14が複数の必要保険の始期および満期が一致していると判断した場合、保険契約支援サーバ10aの動作は終了する。
【0048】
例えば、図3に示すように顧客がミツイハナコである場合、顧客格納部26が顧客に対応づけて属性として「車保有」および「持ち家」を格納し、かつ、必要保険格納部28が属性「車保有」に対応づけて自動車保険、および属性「持ち家」に対応づけて火災保険を必要保険として格納するので、保険格納部12は、自動車保険および火災保険を始期満期一致保険に必要な必要保険として必要保険決定部24から読み出し、顧客に対応づけて格納する。顧客ミツイハナコが以前から自動車保険に契約していた場合、保険格納部12は、顧客および自動車保険に対応づけて自動車保険の始期、満期、および保険料を格納している。新たに火災保険が顧客ミツイハナコと対応づけて保険契約支援端末30により入力される場合、保険格納部12は、入力された火災保険に対応づけて始期、満期、および保険料を格納する。保険格納部12に自動車保険および火災保険に対応づけて始期および満期が格納されているので、始期満期判断部14は、自動車保険および火災保険が始期満期一致保険になる可能性があると判断する。次に、始期満期判断部14は、自動車保険および火災保険の始期および満期が一致するか否かを判断する。
【0049】
始期満期判断部14が複数の必要保険の始期および満期が一致していないと判断した場合、契約条項作成部18は、複数の必要保険のうちから始期および満期を変更する必要保険を選択する(S114)。例えば、契約条項作成部18は、複数の必要保険のうちからより早く契約している保険を始期および満期を変更する必要保険として選択する。続いて、契約条項作成部18は、選択された必要保険について契約条件格納部22から読み出した契約条件に基づいて、選択された必要保険の始期と始期満期一致対象の必要保険の始期との差の日数、または選択された必要保険の満期と始期満期一致対象の必要保険の満期との差の日数を算出する。さらに、契約条項作成部18は、算出された日数に基づいて選択された必要保険の更改日を算出する。
【0050】
顧客ミツイハナコの場合、契約条項作成部18は、契約している2つの必要保険のうち、先に契約している自動車保険を、始期および満期を変更する必要保険として選択する。契約条項作成部18は、選択された自動車保険について、始期満期一致方法として中途更改を、契約条件格納部22から読み出す。そして、契約条項作成部18は、自動車保険の始期と火災保険の始期との差の日数を算出し、自動車保険の始期から算出した日数を経過させた日を自動車保険の中途更改日とする。
【0051】
次に、変更保険料算出部16は、ステップ114において選択された必要保険について契約条件格納部22から読み出した契約条件と、契約条項作成部18が算出した差の日数と、保険料格納部に格納される保険料および割引方法格納部23に格納される割引方法を参照し、顧客が契約する複数の必要保険に対して支払うべき保険料合計を算出する(S116)。そして、契約条項作成部18は、契約条件格納部22から取得した約款に、顧客の名前、複数の必要保険の始期、満期、更改日、および必要保険などの情報を入力し、ステップ116において算出された保険料合計を含み、かつ、選択された必要保険の始期および満期を他の複数の必要保険の始期および満期と一致させる契約条項を作成する(S118)。契約条項提示部20は、契約条項作成部18が作成した契約条項を、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30に提示する(S120)。以上で本フローチャートは終了する。
【0052】
契約条項提示部20は、顧客に対応づけて新しい保険が保険格納部12に格納されたときに、契約条項を提示する。他の場合として、契約条項提示部20は、顧客が契約する複数の必要保険のいずれかが満期となるときに、契約条項を提示してもよい。これにより、保険契約支援サーバ10aは、顧客が契約する保険に対して最も関心が高い時期に、複数の必要保険の始期および満期を一致させ、かつ算出された保険料合計を含む契約条項を、顧客に提示することができる。
【0053】
保険契約支援サーバ10aは、顧客が始期満期一致保険に契約した場合、始期満期一致保険を記載したホルダーを顧客ごとに作成してもよい。作成されたホルダーは、さらに、顧客の属性および必要保険を記載する。顧客が契約した始期満期一致保険を更改する場合、保険契約支援サーバ10aは、記載される始期満期一致保険、属性、および必要保険を更新する。例えば、顧客ごとに作成されるホルダーは、始期満期一致保険に必要な必要保険をまとめて表示する紙に印刷された1証券である。
【0054】
したがって、作成されたホルダーを参照することにより、顧客は自らの属性に対応づけられた必要保険をまとめて一度に確認できるので、保険契約支援サーバ10aは、顧客の未契約である必要保険への新規な契約を促進することができる。
【0055】
顧客が始期満期一致保険に移行した場合、保険契約支援サーバ10aは、始期満期一致保険の契約を証明する証券上に記載された証券番号を用いて、くじを行ってもよい。保険契約支援サーバ10aは、始期満期一致保険に契約した顧客ごとに、ランダムな数字を送付する。保険契約支援サーバ10aは、証券上に記載された証券番号と送付された数字が一致した顧客に対して、プレゼントを送付する。また、保険契約支援サーバ10aは、契約条項提示部20における契約条項の提示とあわせて、顧客へビンゴゲームの台紙を送付してもよい。ビンゴゲームの台紙は、縦横に同数の桝目、例えば、縦3つ横3つ合計3×3=9つの桝目を持つ。桝目の中に一つずつ2桁の数字がランダムに配置される。台紙送付の後、顧客が始期満期一致保険に移行すると、保険契約支援サーバ10aは、始期満期一致保険の契約を証明する証券を顧客へ送付し、証券上に記載された10桁の証券番号を通知する。保険契約支援サーバ10aは、証券番号として、例えば、先頭1文字が英字であり、下9桁が数字を通知する。顧客は、通知された証券番号の下8桁を2桁ずつ4つに区切り、区切られた4つの2桁の数字と同じ数字を、ビンゴゲームの台紙に配置された数字の中でチェックする。チェックされた数字が所定の並び方をした場合、その台紙は当たり、すなわち「ビンゴ」となる。保険契約支援サーバ10aは、台紙が「ビンゴ」となった顧客に対して、プレゼントを送付する。
【0056】
したがって、保険契約支援サーバ10aは、始期満期一致保険に移行した顧客に対してプレゼントのサービスの機会を与えるので、顧客の始期満期一致保険への移行を促進することができる。
【0057】
顧客が必要保険に対応する他の保険会社の保険に契約している場合、保険格納部12は、他の保険会社の保険を顧客に対応づけて格納してもよい。この場合、保険格納部12は、必要保険と対応づけられる始期、満期、および保険料の欄に、ダミーの数字を格納する。この場合、保険契約支援サーバ10aは、他の保険会社の保険も始期満期一致保険の対象とみなしてもよい。さらに、この場合、変更保険料算出部16は、始期満期一致保険として組み合わせた必要保険から他の保険会社の保険を除いた場合について、割引方法格納部23から割引方法を取得して、割引した保険料合計を算出してもよい。
【0058】
以上の動作によれば、保険契約支援サーバ10aは、顧客が複数の必要保険に契約する場合に、複数の必要保険の始期および満期を一致させた契約条項を、顧客が契約する保険に対して最も関心が高い時期に、かつ迅速に提示するので、契約している保険の管理を容易にし、かつ、契約にともなう手続きを容易にすることができる。加えて、保険契約支援サーバ10aは、複数の必要保険の始期および満期が一致した場合に保険料の合計を割引くことにより、顧客が新規に保険を契約するのを促進することができる。
【0059】
また、始期および満期を一致させる保険は、例えば旅行保険のように顧客に対応づけられた必要保険以外の保険であってもよい。この場合、保険契約支援サーバ10aは、始期および満期が一致した場合に保険料の合計を割引く。したがって、保険契約支援サーバ10aは、顧客の保険への新規な契約を、さらに促進することができる。
【0060】
図6は、複数の必要保険の始期および満期を一致させる例を示す。一例として、顧客は、必要保険として保険期間が1年間の自動車保険と、他の必要保険として保険期間が同じく1年間の火災保険に契約しているとする。図6の(a)に示すように、自動車保険の始期は2002年7月7日であり、火災保険の始期は2002年10月7日である場合について以下に説明する。
【0061】
契約条項作成部18は、図5に示すフローチャートの例では、より早い始期をもつ自動車保険を、始期および満期を変更する必要保険として選択する。さらに、契約条項作成部18は、選択された自動車保険について契約条件格納部22から始期満期一致方法として中途更改を読み出し、図6の(b)に示すように、自動車保険を火災保険の始期である2002年10月7日を始期として中途更改する契約条項を作成する。自動車保険および火災保険の保険期間がともに1年であるので、両必要保険の始期を統一することにより、その満期も2003年10月7日に一致する。変更保険料算出部16は、自動車保険の1年間の保険料および火災保険の1年間の保険料の合計と、2002年7月7日から10月7日までの既経過日数分の保険料を差し引いた自動車保険の解約保険料との差額を、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料合計として算出する。変更保険料算出部16は、自動車保険と火災保険との組み合わせについて、自動車保険を中途更改した場合における割引方法を割引方法格納部23から読み出す。例えば、変更保険料算出部16は、始期満期一致保険に含まれる複数の保険の保険料を5%割引く。そして、変更保険料算出部16は、2002年10月7日に始期満期一致保険へ移行した後における両必要保険の保険料を、読み出した割引方法によって割引して保険料合計を算出する。契約条項提示部20は、火災保険の始期および満期に一致させるために自動車保険を中途更改する契約条項と合わせて、保険料合計を提示する。
【0062】
以下、自動車保険の1年間の保険料が24000円で、火災保険の1年間の保険料が12000円である場合について、変更保険料合計の算出の例を示す。自動車保険の既経過日数が92日なので、変更保険料算出部16は、自動車保険の解約保険料を24000×(1−92/365)=17950円と算出する。また、前述のように割引方法格納部23から読み出した保険料の割引率が両保険に対して5%である場合、自動車保険および火災保険の1年間の保険料の合計は、(12000+24000)×0.95=34200円である。これにより、自動車保険および火災保険の1年間の保険料の合計と自動車保険の解約保険料との差額は、34200−17950=16250円である。したがって、変更保険料算出部16は、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料合計を16250円と算出する。
【0063】
また他の例として、契約条項作成部18が始期および満期を変更する保険として選択する必要保険は、より始期の早い必要保険のみならず、より始期が遅い必要保険であってもよい。この場合、契約条項作成部18は、後から契約する火災保険を、始期および満期を変更する必要保険として選択する。契約条項作成部18は、選択された火災保険について契約条件格納部22から始期満期一致方法として短期契約を読み出す。自動車保険の保険期間が1年であるので、自動車保険の満期は2003年7月7日である。そこで、契約条項作成部18は、図6の(c)に示すように、火災保険を2002年10月7日の始期から自動車保険の満期2003年7月7日までの短期契約とする契約条項を作成する。変更保険料算出部16は、2002年10月7日から2003年7月7日までの火災保険の短期契約の保険料を、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料として算出する。短期契約の保険料は、短期契約の日数に応じた短期率に基づいて定まる。変更保険料算出部16は、自動車保険と火災保険との組み合わせについて、火災保険を短期契約とする場合における割引方法を割引方法格納部23から読み出す。そして、変更保険料算出部16は、2002年10月7日に始期満期一致保険へ移行した後における必要保険の保険料を、読み出した割引方法によって割引して保険料合計を算出する。契約条項提示部20は、自動車保険の始期および満期に一致させるために火災保険を短期契約とする契約条項と合わせて、保険料合計を提示する。
【0064】
例えば、変更保険料算出部16は、火災保険の短期契約日数が273日、短期率が0.75なので、火災保険の短期契約の保険料を12000×0.75=9000円と算出する。さらに、変更保険料算出部16は、割引方法格納部23から読み出した火災保険を短期契約とする場合における保険料の割引率が火災保険に対してのみ6%である場合、短期契約の保険料9000円に割引率を乗じて、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料を9000×0.94=8460円と算出する。
【0065】
契約条項提示部20は、自動車保険を中途更改して始期満期一致保険とする場合に、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料16250円と、火災保険を短期契約として始期満期一致保険とする場合に、顧客が2002年10月7日に支払うべき保険料8370円とを比較して、火災保険を短期契約とする場合において顧客の支払うべき保険料がより少ないと判断して、後から契約する火災保険を自動車保険の満期と一致させるために短期契約とする契約条項を、例えば保険契約支援端末30の画面上でより上に、優先的に提示する。
【0066】
顧客が、契約した始期満期一致保険のうちから、一つ以上の必要保険を解約した場合、該当必要保険が始期および満期を一致させるための更改日から複数の必要保険に含まれていなかったものとして、変更保険料算出部16は、保険料合計を再び算出する。さらに、顧客が支払った保険料合計から、再び算出された保険料合計を差し引いて、解約時から満期までの未経過日数分の顧客に返戻するべき保険料を算出する。他の方法として、顧客が、始期満期一致保険のうちから、一つ以上の必要保険を解約した場合にも、変更保険料算出部16は、契約を維持する他の複数の必要保険に適用された割引率は変更しないままで、保険料合計を再び算出してもよい。また、顧客が、始期満期一致保険のうちから一つ以上の必要保険を解約して、始期満期一致保険に含まれる必要保険が1種類となる場合であっても、該当必要保険が満期となるまでは始期満期一致保険の対象としてもよい。
【0067】
したがって、保険契約支援サーバ10aは、変更保険料算出部16が算出した変更保険料合計を含む契約条項を提示するので、保険の契約および更改にともなう手続きを容易にすることができる。また、保険契約支援サーバ10aは、複数の必要保険の始期および満期が一致した場合に割引かれた保険料を顧客に提示するので、顧客は、現在の火災保険および自動車保険の契約の内容は維持したままで、より保険料が低く、かつ契約および更改にともなう手続きが容易である保険に移行することができる。また、保険会社は、契約にともなう手続きが容易となるように、火災保険の中途更改を促進することができ、かつ、複数の保険への契約の継続を促進することができる。
【0068】
図7は、保険契約支援システム100が有する他の保険契約支援サーバ10bの機能構成を示す。保険契約支援サーバ10bは、支払条件格納部82と、支払時期格納部72と、支払時期判断部74と、支払条項作成部78と、支払条項提示部80とを有する。
【0069】
顧客が複数の保険に契約する場合、複数の保険における保険料の支払時期が一致することがある。例えば、支払時期が月ぎめである場合、顧客は、同じ月内で複数の保険における保険料を支払うこととなり、当該月に支払うべき保険料が高額となることがある。そこで、本実施形態の保険契約支援サーバ10bは、複数の保険に契約する場合に、保険料の支払時期が一致することによる保険料支払の負担を軽減することを目的とする。
【0070】
支払条件格納部82は、保険料の支払時期に関する支払条件を格納する。支払時期格納部72は、顧客に対応づけて保険および保険料の支払時期を格納する。支払時期判断部74は、顧客に対応づけて複数の保険が支払時期格納部72に格納された場合に、複数の保険における保険料の支払時期が一致しているか否かを判断する。支払条項作成部78は、支払時期が一致していると支払時期判断部74が判断した場合に、支払時期を変更する保険を選択する。さらに、支払条項作成部78は、支払条件格納部82から読み出した支払条件に基づき、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なる時期にする支払条項を作成する。支払条項提示部80は支払条項作成部78が作成した支払条項を提示する。
【0071】
支払時期格納部72は、支払時期をさらに保険の始期および満期に対応づけて格納してもよい。この場合、支払条項作成部78は、選択された保険の始期および満期を、他の複数の保険の始期および満期と異なる時期に変更することにより支払時期を変更する支払条項を作成する。
【0072】
以上の構成により保険契約支援サーバ10bは、複数の保険における保険料の支払時期が一致した場合にも、支払時期を変更する保険を選択し、選択された保険について支払条件格納部82から読み出した支払条件に基づいて、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なるように設定する。したがって、保険契約支援サーバ10bは、契約している複数の保険における保険料の支払時期が一致した場合の顧客の負担を軽減することができる。
【0073】
図8は、支払時期格納部72のデータフォーマットの一例を示す。支払時期格納部72は、顧客に対応づけて、顧客が契約する保険の種類、保険の始期、満期、保険料の支払時期、および保険料の支払方法を格納する。ここで、保険料の支払方法は、顧客が契約する保険の保険料を一括払いするか、または分割払いするかなどの情報である。
【0074】
したがって、支払時期格納部72は、顧客に対応づけて複数の保険における支払時期を格納するので、支払時期判断部74は、複数の保険における支払時期が一致しているかを判断するために必要となる情報を、支払時期格納部72から即時に取得することができる。
【0075】
図9は、支払条件格納部82のデータフォーマットの一例を示す。支払条件格納部82は、保険の種類に対応づけて、支払条件として保険料の支払方法および支払猶予期間を格納する。支払条件格納部82は、自動車保険の保険料の支払方法として、例えば一括払いと分割払いとを格納する。また、支払条件格納部82は、支払方法に対応づけられた支払猶予期間として、例えば自動車保険を一括払いする場合には更改日の2ヶ月前から更改日までの期間に保険料を支払えばよいとの情報を格納する。
【0076】
したがって、支払条件格納部82は、保険の種類に対応づけて保険料の支払方法および支払猶予期間を格納するので、複数の保険における保険料の支払時期を異ならせる支払条項を作成するために必要となる的確な情報を提供できる。
【0077】
図10は、保険契約支援サーバ10bの動作を示すフローチャートである。支払時期格納部72は、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30により入力される保険および保険料の支払時期を、顧客に対応づけて格納する(S200)。支払時期格納部72に顧客に対応づけて保険料の支払時期が格納されると、支払時期判断部74は、ある1人の顧客に対応づけて複数の保険が格納されているか否かを判断する(S202)。支払時期判断部74が複数の保険が格納されていないと判断した場合は、保険契約支援サーバ10bはステップ200に戻る。支払時期判断部74は、複数の保険が格納されていると判断した場合は、続いて、複数の保険における保険料の支払時期が一致するか否かを判断する(S204)。支払時期判断部74が支払時期が一致しないと判断した場合は、保険契約支援サーバ10bの動作は終了する。支払時期判断部74が支払時期が一致すると判断した場合は、支払条項作成部78は、複数の保険のうちから支払時期を変更する保険を選択する(S206)。支払条項作成部78は、複数の保険のうちから、例えばより保険料の低い保険を選択する。続いて、支払条項作成部78は、選択された保険について支払条件格納部82から読み出した支払条件に基づいて、選択された保険の支払時期を、他の複数の保険の支払時期と異なる時期に設定する(S208)。支払条項作成部78は、例えば、選択された保険における保険料の支払時期を、支払条件格納部82から読み出した支払猶予期間の初めの日に設定する。さらに、支払条項作成部78は、支払条件格納部82から取得した約款に、顧客の名前、支払時期、および保険料などの支払条項に必要となる情報を入力して、設定された支払時期についての支払条項を作成する(S210)。支払条項提示部80は、支払条項作成部78が作成した支払条項を、ネットワーク40を介して保険契約支援端末30に提示する(S212)。以上で本フローチャートは終了する。
【0078】
例えば、顧客が契約する火災保険の保険料の支払時期が2002年10月7日であり、自動車保険の保険料の支払時期2002年10月9日であるとき、保険料の支払が月ぎめであれば、両保険の支払時期は同じ10月である。支払条項作成部78は、より保険料の低い火災保険を支払時期を変更する保険として選択して、支払条件格納部82から火災保険の保険料の支払猶予期間が2002年8月7日から10月7日までの2ヶ月間であると読み出す。そして、支払条項作成部78は、支払猶予期間の初めの日である2002年8月7日に、火災保険の保険料の支払時期を設定する。
【0079】
支払条項提示部80は、作成された支払条項を、顧客に対応づけて新しい支払時期が支払時期格納部72に格納されたときに、支払条項を提示する。他の場合として、支払条項提示部80は、顧客が契約する複数の保険について保険料の支払時期が到来したときに、支払条項を提示してもよい。
【0080】
以上の動作によれば、保険契約支援サーバ10bは、顧客が保険契約支援サーバ10aによって始期および満期が一致した複数の保険の契約をした場合にも、保険料の支払時期を異なるように設定するので、顧客が複数の始期および満期が一致した保険の保険料を支払うときの負担を軽減することができる。
【0081】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る保険契約支援システム100の構成を示す概略図である。
【図2】保険契約支援サーバ10aの機能構成を示すブロック図である。
【図3】保険格納部12のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図4】契約条件格納部22のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図5】保険契約支援サーバ10aの動作を示すフローチャートである。
【図6】複数の必要保険の始期および満期を一致させる例を示す図である。
【図7】保険契約支援サーバ10bの機能構成を示すブロック図である。
【図8】支払時期格納部72のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図9】支払条件格納部82のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図10】保険契約支援サーバ10bの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 保険契約支援サーバ、12 保険格納部、14 始期満期判断部、16 変更保険料算出部、18 契約条項作成部、20 契約条項提示部、22 契約条件格納部、23 割引方法格納部、24 必要保険決定部、26 顧客格納部、28 必要保険格納部、30 保険契約支援端末、32 顧客端末、34 代理店端末、36 保険会社端末、40 ネットワーク、50 印刷機、72 支払時期格納部、74 支払時期判断部、78 支払条項作成部、80 支払条項提示部、82 支払条件格納部、100 保険契約支援システム

Claims (13)

  1. 保険契約支援サーバであって、
    始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて格納する保険格納部と、
    前記顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、前記始期および満期が前記複数の保険において一致しているか否かを判断する始期満期判断部と、
    保険の始期および満期に関する契約条件を格納する契約条件格納部と、
    前記始期および満期が一致していないと前記始期満期判断部が判断した場合に、前記複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件格納部から読み出した前記契約条件に基づき、選択された前記保険の前記始期および満期を、他の前記複数の保険の前記始期および満期と一致させる契約条項を作成する契約条項作成部と、
    作成された前記契約条項を提示する契約条項提示部と
    を備える保険契約支援サーバ。
  2. 前記始期満期判断部は、保険期間の長さが同一である前記複数の保険について、始期または満期のいずれか一方が一致しているか否かを判断する請求項1に記載の保険契約支援サーバ。
  3. 前記保険に対応づけて保険料を格納する保険料格納部と、
    前記契約条件に基づいて、前記複数の保険に対して前記顧客が支払うべき保険料合計を算出する変更保険料算出部をさらに備え、
    前記契約条項提示部は、算出された前記変更保険料合計を含む前記契約条項を提示する
    請求項1に記載の保険契約支援サーバ。
  4. 前記複数の保険の組み合わせに対応づけて保険料の割引方法を格納する割引方法格納部をさらに備え、
    前記変更保険料算出部は、前記複数の保険の前記始期および前記満期が一致した場合に、前記割引方法格納部に格納された前記割引方法に基づき、割引した保険料合計を算出する請求項3に記載の保険契約支援サーバ。
  5. 前記割引方法格納部は、複数の前記契約条件のそれぞれに対応づけて前記割引方法を格納し、
    前記変更保険料算出部は、前記それぞれの割引方法に基づいて割引した前記変更保険料合計をそれぞれ算出し、
    前記契約条項提示部は、前記変更保険料算出部が算出した前記変更保険料合計のうち、より少ない前記変更保険料合計を含む前記契約条項をより優先的に提示する
    請求項4に記載の保険契約支援サーバ。
  6. 前記契約条項提示部は、前記顧客に対応づけて新しい保険が前記保険格納部に格納された時に、前記契約条項を提示することを特徴とする
    請求項1から5のいずれかに記載の保険契約支援サーバ。
  7. 前記契約条項提示部は、前記複数の保険のいずれかが満期となる時に、前記契約条項を提示することを特徴とする
    請求項1から5のいずれかに記載の保険契約支援サーバ。
  8. 始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて入力する保険契約支援端末と、
    前記端末と接続される保険契約支援サーバと
    を備える保険契約支援システムであって、
    前記保険契約支援サーバは、
    保険の始期および満期に関する契約条件を格納する契約条件格納部と、
    前記端末により入力された前記保険を前記顧客に対応づけて格納する保険格納部と、
    前記顧客に対応づけて複数の保険が入力された場合に、前記始期および満期が前記複数の保険において一致しているか否かを判断する始期満期判断部と、
    前記始期および満期が一致していないと前記始期満期判断部が判断した場合に、前記複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、契約条件格納部から読み出した前記契約条件に基づき、選択された前記保険の前記始期および満期を、他の前記複数の保険の前記始期および満期と一致させる契約条項を作成する契約条項作成部と、
    作成された前記契約条項を提示する契約条項提示部と
    を有する保険契約支援システム。
  9. 保険契約支援方法であって、
    保険の始期および満期に関する契約条件を格納し、
    始期および満期を有する保険を顧客に対応づけて格納し、
    前記顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、前記始期および満期が前記複数の保険において一致しているか否かを判断し、
    前記始期および満期が一致していない場合に、前記複数の保険のうちから始期および満期を変更する保険を選択し、
    前記契約条件に基づき、選択された前記保険の前記始期および満期を、他の前記複数の保険の前記始期および満期と一致させる契約条項を作成し、
    前記契約条項を提示する
    保険契約支援方法。
  10. 保険契約支援サーバであって、
    保険料の支払時期に関する支払条件を格納する支払条件格納部と、
    顧客に対応づけて保険および保険料の支払時期を格納する支払時期格納部と、前記顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、前記複数の保険における前記保険料の前記支払時期が一致しているか否かを判断する支払時期判断部と、
    前記支払時期が一致していると前記支払時期判断部が判断した場合に、前記支払時期を変更する保険を選択し、前記支払条件格納部から読み出した前記支払条件に基づき、選択された前記保険の前記支払時期を、他の前記複数の保険の前記支払時期と異なる時期にする支払条項を作成する支払条項作成部と、
    作成された前記支払条項を提示する支払条項提示部と
    を備える保険契約支援サーバ。
  11. 前記支払時期格納部は、前記支払時期をさらに前記保険の始期および満期に対応づけて格納し、
    前記支払条項作成部は、前記支払時期が一致していると前記支払時期判断部が判断した場合に、前記支払時期を変更する保険を選択し、選択された前記保険の前記始期および満期を、他の前記複数の保険の前記始期および満期と異なる時期に変更することにより前記支払時期を変更する支払条項を作成する
    請求項10に記載の保険契約支援サーバ。
  12. 保険を顧客に対応づけて入力する保険契約支援端末と、
    前記端末と接続される保険契約支援サーバと
    を備える保険契約支援システムであって、
    前記保険契約支援サーバは、
    保険料の支払時期に関する支払条件を格納する支払条件格納部と、
    前記端末により入力された前記保険および保険料の支払時期を顧客に対応づけて格納する支払時期格納部と、
    前記顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、前記複数の保険における前記保険料の前記支払時期が一致しているか否かを判断する支払時期判断部と、
    前記支払時期が一致していると前記支払時期判断部が判断した場合に、前記支払時期を変更する保険を選択し、前記支払条件格納部から読み出した前記支払条件に基づき、選択された前記保険の前記支払時期を、他の前記複数の保険の前記支払時期と異なる時期にする支払条項を作成する支払条項作成部と、
    作成された前記支払条項を提示する支払条項提示部と
    を有する保険契約支援システム。
  13. 保険契約支援方法であって、
    保険料の支払時期に関する支払条件を格納し、
    顧客に対応づけて保険および保険料の支払時期を格納し、
    前記顧客に対応づけて複数の保険が格納された場合に、前記複数の保険における前記保険料の前記支払時期が一致しているか否かを判断し、
    前記支払時期が一致している場合に、前記支払時期を変更する保険を選択し、
    前記支払条件に基づき、選択された前記保険の前記支払時期を、他の前記複数の保険の前記支払時期と異なる時期にする支払条項を作成し、
    作成された前記支払条項を提示する
    保険契約支援方法。
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