JP4607557B2 - アカウント型保険管理システム、管理方法、および、アカウント型保険管理プログラム - Google Patents

アカウント型保険管理システム、管理方法、および、アカウント型保険管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、保険契約を管理する保険契約管理システム、管理方法、および、アカウント型保険管理システムの管理プログラムに関する。
最近、保険商品の転換を行うことなく、ライフサイクルにあわせて保険内容や払込保険料を変更可能な保険商品(たとえば、アカウント型保険商品、ユニバーサル型保険商品)が販売されている。たとえば、特許文献1には、積立金から保険料を支払い、特約、保険契約の減約、減額、増額及び中途付加の少なくとも一つを実施することにより事後的に保険内容を変更可能であり、中途付加時の中途付加する特約の責任準備金の差額を積立金から控除し、解約または減額された部分の解約返戻金以上責任準備金以下の金額を積立金に加えるように、金額を管理するような手法が開示されている。
特開2001−344422号公報
その一方、損害保険会社からは、人身介護、障害特約、医療特約など、自動車事故にからむリスクを総合的にカバーする自動車保険、家財の総合保険、傷害の総合保険などが販売されている。しかしながら、損害保険は、生命保険とは異なり、契約期間が1年間程度のものが大半であるため、生命保険におけるアカウント型、ユニバーサル型の保険商品を作成するのが良いではないという問題点があった。しかしながら、現状の損害保険の保険商品に関する満期更新処理は、契約者ごとに毎年1度実行されるものであり、その処理コストが膨大であるという問題点があり、より契約期間を長期にすることにより満期更新処理の負担を軽減することが望まれる。
現在の満期更新処理においては、保険金額を増加させることや、1ランク上位の保障の保険商品を提案するなど、画一的なものにとどまる。したがって、ユーザにとって、ライフサイクルや自己の環境の変化にともなって保険商品を所望のように変更、追加できることによるメリットは大きい。
損害保険において、アカウント型保険を考える場合には、既存の種々の保険商品(自動車保険、火災保険、傷害保険など)の契約を、どのような保険に切り換えるか、また、切り換え時の保険契約をどのように管理するかという問題点がある。たとえば、既存の契約が全て満了してから新たにアカウント型保険に加入する場合には、一部の種目の保険については未加入(未保障)の期間が生じる。その一方、既存の契約と並行して、新たにアカウント型保険に加入する場合には、保険内容の重複が生じ、重複する部分において払い込む保険料が無駄となる。また、既存契約を全て解約した上で、新たにアカウント型保険に加入することも考えられるが、解約に伴う損失や手続きなどユーザにとって不利益が生じ得る。
そこで、本発明は、既存の種々の損害保険からアカウント型保険に移行する際に、ユーザに不利益を生じさせることなく、既存の保険およびアカウント型保険を管理するシステム、管理方法、および、アカウント型保険管理システムの管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、種目ごとの既存の保険契約を管理する契約管理システムと、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理システムとを有するシステムであって、
前記アカウント型保険管理システムが、
アカウント型保険を構成する保険の種目、種目ごとの証券番号、契約開始日付を、当該アカウント型保険に付されるアカウント証券番号と関連付けて記憶するアカウント型保険契約データベースと、
前記アカウント型保険中の積立保険料を、前記アカウント証券番号と関連付けて記憶する積立契約内容データベースと、
ネットワークを介して接続されたユーザクライアントからのアカウント型保険契約の申込にしたがって、当該アカウント型保険を構成する各種目の保険契約内容に基づき、アカウント型保険のアカウント証券番号を発行し、前記契約管理システムに、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、各種目の保険の、契約開始日付および保険料を含む契約内容を送信し、前記契約管理システムから、各種目の保険の証券番号を受信して、前記アカウント型保険契約データベースに、データを格納する第1の契約処理手段と、
保険料の引き落としに際して、前記アカウント型保険契約データベースを参照して、アカウント型保険を構成する保険中、既に契約が開始している保険を特定し、その種目の保険の証券番号を前記契約管理システムに対して送信し、前記契約管理システムから、当該種目の保険の保険料を受信し、その保険料の総額、および、積立契約内容データベースに記憶された、当該アカウント型保険の積立保険料の総和を、保険料として、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、請求データとして金融機関システムに伝達する請求データ生成手段と、
前記アカウント証券番号およびその積立保険料と、前記契約が開始している種目の保険の証券番号を含む第1の精算データを生成し、当該第1の精算データを、前記契約管理システムに送信する第1の精算データ生成手段と、を有し、
前記契約管理システムが、
前記各種目の保険の証券番号、保険料、契約開始日付を含む契約内容を格納する契約マスタと、
アカウント型保険管理システムからの各種目の保険の保険契約内容を受信して、各種目の保険に証券番号を発行し、当該証券番号を、前記アカウント保険管理システムに送信するとともに、当該保険契約内容を、前記契約マスタに格納する第2の契約処理手段と、
前記契約管理システムから、第1の精算データを受信するとともに、前記請求データに含まれる各種目の保険の証券番号に基づき、前記契約マスタから、当該証券番号と関連する保険料からなる第2の精算データを生成し、かつ、第1の精算データおよび第2の精算データを合成して、アカウント証券番号或いは種目の証券番号と、それぞれの保険料を含む第3の精算データを生成する第2の精算データ生成手段と、
金融機関システムから伝達された、アカウント証券番号および引き落としされた保険料を含む入金データと、前記第2の精算データ生成手段とを照合して、消し込みを実行する消し込み手段と、を有することを特徴とするシステムにより達成される。
ここに、契約マスタは、既存の種目の保険を管理する契約管理システムに備えられたものを変更なく利用することができる。
また、本発明によれば、保険料の引き落としの際に、アカウント型保険を構成する種別の保険のうち、契約が開始しているもののみを処理対象とすることができるため、各種別の保険の契約開始日付が異なっていても適切な引き落としを実現できる。
好ましい実施態様においては、前記消し込み手段が、
前記第2の精算データ中のアカウント証券番号および種目の保険の証券番号を参照して、前記入金データを、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに、保険料が対応付けられた形式に分解された第2の入金データを生成する入金データ分解手段と、
前記第2の入金データと、第2の精算データとの間で、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに保険料を照合する照合手段と、を有する。
より好ましい実施態様においては、前記アカウント型保険契約データベースが、各種目の保険の満期日付を含み、かつ、
前記契約マスタが、各種目の保険の満期日付、満期返戻金の金額、および、満期返戻金の支払先を示す情報を含み、
前記契約管理システムが、さらに、満期となった種目の保険について、その証券番号、満期日付および満期返戻金の金額を格納する返戻金データベースと、
前記契約マスタを参照して、満期となった種目の保険を特定し、その証券番号および満期返戻金の金額を、前記返戻金データベースに格納する第1の返戻金処理手段と、を有し、
前記アカウント型保険管理システムが、さらに、
アカウント型保険にかかる入出金区分、入出金事由、および、その金額を、前記アカウント証券番号とともに記憶するアカウントデータベースと、
前記アカウント型保険契約データベースを参照して、満期となった種目の保険と特定し、前記契約管理システムの返戻金データベースを参照して、当該満期となった種目の保険の情報の送信を指示し、かつ、前記契約管理システムから満期返戻金を含む情報を受信し、満期返戻金の金額を、入出金区分、入出金事由、前記満期となった種目の保険に関連付けられたアカウント証券番号とともに、前記アカウントデータベースに記憶する第2の返戻金処理手段と、を有する。
別の好ましい実施態様においては、前記契約管理システムの第1の返戻金処理部が、会計システムに対して、ダミーデータとして、満期返戻金を積立金に加えたことを示す情報を伝達する。
また、本発明の目的は、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理システムであって、アカウント型保険を構成する保険の種目、種目ごとの証券番号、契約開始日付を、当該アカウント型保険に付されるアカウント証券番号と関連付けて記憶するアカウント型保険契約データベースと、前記アカウント型保険中の積立保険料を、前記アカウント証券番号と関連付けて記憶する積立契約内容データベースと、を備えたアカウント型保険管理システムと、種目ごとの既存の保険契約を管理する契約管理システムであって、前記各種目の保険の証券番号、保険料、契約開始日付を含む契約内容を格納する契約マスタと、を備えたシステムにおいて、アカウント型保険を管理する保険管理方法であって、
前記アカウント型保険管理システムにおいて、
ネットワークを介して接続されたユーザクライアントからのアカウント型保険契約の申込にしたがって、当該アカウント型保険を構成する各種目の保険契約内容に基づき、アカウント型保険のアカウント証券番号を発行するアカウント証券番号発行ステップと、
前記契約管理システムに、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、各種目の保険の、契約開始日付および保険料を含む契約内容を送信し、前記契約管理システムから、各種目の保険の証券番号を受信して、前記アカウント型保険契約データベースに、データを格納する第1の契約ステップと、
保険料の引き落としに際して、前記アカウント型保険契約データベースを参照して、アカウント型保険を構成する保険中、既に契約が開始している保険を特定し、その種目の保険の証券番号を前記契約管理システムに対して送信し、前記契約管理システムから、当該種目の保険の保険料を受信し、その保険料の総額、および、積立契約内容データベースに記憶された、当該アカウント型保険の積立保険料の総和を、保険料として、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、請求データとして金融機関システムに伝達する請求データ生成ステップと、
前記アカウント証券番号およびその積立保険料と、前記契約が開始している種目の保険の証券番号を含む第1の精算データを生成し、当該第1の精算データを、前記契約管理システムに送信する第1の精算データ生成ステップと、を備え、
前記契約管理システムにおいて、
アカウント型保険管理システムからの各種目の保険の保険契約内容を受信して、各種目の保険に証券番号を発行する種目証券番号発行ステップと、
発行された証券番号を、前記アカウント保険管理システムに送信するとともに、当該保険契約内容を、前記契約マスタに格納する第2の契約処理ステップと、
前記契約管理システムから、第1の精算データを受信するとともに、前記請求データに含まれる各種目の保険の証券番号に基づき、前記契約マスタから、当該証券番号と関連する保険料からなる第2の精算データを生成し、かつ、第1の精算データおよび第2の精算データを合成して、アカウント証券番号或いは種目の証券番号と、それぞれの保険料を含む第3の精算データを生成する第2の精算データ生成ステップと、
金融機関システムから伝達された、アカウント証券番号および引き落としされた保険料を含む入金データと、前記第2の精算データ生成手段とを照合して、消し込みを実行する消し込みステップと、を備えたことを特徴とするアカウント型保険の管理方法によってもされる。
好ましい実施態様においては、前記消し込みステップにおいて、
前記第2の精算データ中のアカウント証券番号および種目の保険の証券番号を参照して、前記入金データを、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに、保険料が対応付けられた形式に分解された第2の入金データを生成する入金データ分解ステップと、
前記第2の入金データと、第2の精算データとの間で、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに保険料を照合する照合ステップと、を有する。
より好ましい実施態様においては、前記アカウント型保険契約データベースが、各種目の保険の満期日付を含み、かつ、
前記契約マスタが、各種目の保険の満期日付、満期返戻金の金額、および、満期返戻金の支払先を示す情報を含み、
前記契約管理システムが、さらに、満期となった種目の保険について、その証券番号、満期日付および満期返戻金の金額を格納する返戻金データベースを有し、
さらに、前記契約管理システムにおいて、前記契約マスタを参照して、満期となった種目の保険を特定し、その証券番号および満期返戻金の金額を、前記返戻金データベースに格納する第1の返戻金処理ステップを備え、
前記アカウント型保険管理システムが、さらに、アカウント型保険にかかる入出金区分、入出金事由、および、その金額を、前記アカウント証券番号とともに記憶するアカウントデータベースを有し、
さらに、前記アカウント型保険管理システムにおいて、前記アカウント型保険契約データベースを参照して、満期となった種目の保険と特定し、前記契約管理システムの返戻金データベースを参照して、当該満期となった種目の保険の情報の送信を指示し、かつ、前記契約管理システムから満期返戻金を含む情報を受信し、満期返戻金の金額を、入出金区分、入出金事由、前記満期となった種目の保険に関連付けられたアカウント証券番号とともに、前記アカウントデータベースに記憶する第2の返戻金処理ステップを備えている。
別の好ましい実施態様においては、さらに、前記契約管理システムにおいて、会計システムに対して、ダミーデータとして、満期返戻金を積立金に加えたことを示す情報を伝達するステップを備えている。
また、別の好ましい実施態様において、種目ごとの既存の保険契約を管理する契約管理システムと、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理システムとを有するシステムにおいて、アカウント型保険を構成する保険の種目、種目ごとの証券番号、契約開始日付を、当該アカウント型保険に付されるアカウント証券番号と関連付けて記憶するアカウント型保険契約データベースと、前記アカウント型保険中の積立保険料を、前記アカウント証券番号と関連付けて記憶する積立契約内容データベースと、を備えたアカウント型保険管理システムにより読み出し可能なプログラムは、前記アカウント型保険管理システムを、
ネットワークを介して接続されたユーザクライアントからのアカウント型保険契約の申込にしたがって、当該アカウント型保険を構成する各種目の保険契約内容に基づき、アカウント型保険のアカウント証券番号を発行し、前記契約管理システムに、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、各種目の保険の、契約開始日付および保険料を含む契約内容を送信し、前記契約管理システムから、各種目の保険の証券番号を受信して、前記アカウント型保険契約データベースに、データを格納する第1の契約処理手段、
保険料の引き落としに際して、前記アカウント型保険契約データベースを参照して、アカウント型保険を構成する保険中、既に契約が開始している保険を特定し、その種目の保険の証券番号を前記契約管理システムに対して送信し、前記契約管理システムから、当該種目の保険の保険料を受信し、その保険料の総額、および、積立契約内容データベースに記憶された、当該アカウント型保険の積立保険料の総和を、保険料として、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、請求データとして金融機関システムに伝達する請求データ生成手段、並びに、
前記アカウント証券番号およびその積立保険料と、前記契約が開始している種目の保険の証券番号を含む第1の精算データを生成し、当該第1の精算データを、前記契約管理システムに送信する精算データ生成手段として機能させる。
好ましい実施態様においては、前記アカウント型保険管理システムが、さらに、アカウント型保険にかかる入出金区分、入出金事由、および、その金額を、前記アカウント証券番号とともに記憶するアカウントデータベースを備え、前記プログラムが、前記アカウント型保険管理システムを、さらに、
前記アカウント型保険契約データベースを参照して、満期となった種目の保険と特定し、前記契約管理システムの、満期となった種目の保険についての証券番号、満期日付および麺気返戻金を格納した返戻金データベースを参照して、当該満期となった種目の保険の情報の送信を指示し、かつ、前記契約管理システムから満期返戻金を含む情報を受信し、満期返戻金の金額を、入出金区分、入出金事由、前記満期となった種目の保険に関連付けられたアカウント証券番号とともに、アカウントデータベースに記憶する返戻金処理手段として機能させる。
本発明によれば、本発明は、既存の種々の損害保険からアカウント型保険に移行する際に、ユーザに不利益を生じさせることなく、既存の保険およびアカウント型保険を管理するシステム、アカウント型保険管理方法、および、管理プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるシステムの全体の概略を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理サーバ10(以下、単に「保険管理サーバ」と称する。)は、インターネットなどのネットワーク51を介して、ユーザクライアント50−1、50−2、・・・と接続可能となっている。なお、本明細書において、特定のユーザクライアントを示すときを除き、ユーザクライアント50と記述する。
ユーザクライアント50は、保険契約者自体が操作しても良いし、保険代理店の職員が操作しても良い。ユーザクライアント50からのアクセスに応答して、保険管理サーバ10は、アカウント型保険の契約処理などを実行することができる。
また、保険管理サーバ10は、契約管理システム30および金融機関システム52とのデータ授受が可能となっている。たとえば、保険管理サーバ10と契約管理システム30との間は、VANやWANなどのネットワークを介して接続される。また、保険管理サーバ10と金融機関システム52との間のデータ授受は、VPNやWANなどネットワークを介したものであっても良いし、CD−ROMや磁気テープなどの可搬記憶媒体を介したものであっても良い。また、契約管理システム30と金融機関システム52との間でも、データ授受が可能である。これも、ネットワークを介したオンライン、或いは、可搬記憶媒体を介したオフラインの何れにても実現可能である。
契約管理システム30は、種々の保険商品の契約、入金、返戻金などを管理するもので、保険会社等に設けられている。本実施の形態においては、従来の契約管理システムのデータベースを変更せず、システムの機能を追加することで、保険管理サーバと協働してアカウント型保険を管理することを可能としている。また、金融機関システム52は、金融機関において、口座への入金を管理するものである。
図2は、本実施の形態にかかる保険管理サーバ10の構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、保険管理サーバ10は、契約処理部12、請求処理部14、満期返戻金処理部16、アカウントデータベース(DB)18、アカウント型保険契約マスタ20、および、商品マスタ24を有している。
契約処理部12は、ネットワーク51を介したユーザクライアント50からのアクセスに応じて、契約者の既契約情報をユーザクライアント50に提示するとともに、アカウント型保険を設定して、その情報を、アカウント型保険契約マスタ20に格納する。請求処理部14は、契約管理システム30および金融機関システム52と協働して、金融機関に入金された保険料を精算するために必要な処理を実行する。満期返戻金処理部16は、保険契約において満期返戻金が生じた場合に、当該満期返戻金をアカウント型保険に組み込むための必要な処理を実行する。保険管理サーバ10が備えるDBやマスタについては後述する。
図3は、本実施の形態にかかる契約管理システム30の構成を示すブロックダイヤグラムである。図3に示すように、契約管理システム30は、会計処理部32、アカウント振替処理部34、アカウント入金・精算処理部36、精算・収納処理部38、契約計上処理部40、返戻金処理部42、契約マスタ44、請求DB46、および、返戻金DB48を有している。なお、図示しないが、契約管理システム30は、商品マスタを有している。保険管理サーバ10の商品マスタ24は、契約管理システム30の商品マスタと同期しており、契約管理システム30の商品マスタが更新されたときには、保険管理サーバ10の商品マスタ24も更新される。
次に、本実施の形態において導入するアカウント型保険について以下に簡単に説明する。図4において、ある契約者が、自動車保険(保険料¥5,000/月)、傷害保険(保険料¥3,000/月)および火災保険(保険料:¥1,000/月)に加入していると考える。ここで、自動車保険、傷害保険および火災保険は、それぞれ、7月末日、6月末日および8月末日に満了すると考える。その一方、契約者は、これら3つの保険を組み込んだアカウント型保険に6月初日に加入したと考える。このアカウント型保険においては、自動車保険、傷害保険および火災保険の月の保険料の総額は同一、つまり、¥10,000、これに積立(アカウント)額を¥1,000加えて、月に¥10,000を支払うようになっていると考える。
図4に示すように、既契約についてはそれぞれの保険期間が満了するまで、当該既契約が継続される(符号401参照)。したがって、アカウント型保険における新たな自動車保険、傷害保険および火災保険は、それぞれ、8月初日、7月初日および9月初日に開始される(符号402参照)。契約者は、保険料を加入時から支払う。このため、¥10,000の保険料が6月分から支払われる(符号403参照)。
本実施の形態においては、支払われた保険料から、アカウント型保険の保険料の総額を差し引き、利息を加えたものが積立金となる。たとえば、6月には、既存の契約が継続しているため、保険料¥10,000は、そのまま積立額累計となる。7月には、傷害保険のみが、アカウント型保険に含まれるようになるため、6月の積立額累計に、(7月分の保険料(¥10,000)−アカウント型保険の保険料(¥3,000)+利息(¥40))を加えた金額¥17,040が積立額累計となる。なお、ここでは年利5%と考える。8月には、さらに、自動車保険がアカウント型保険に含まれる。そこで、7月の積立額累計に、(8月分の保険料(¥10,000)−アカウント型保険の保険料(¥8,000)+利息(¥28))を加えた金額¥19,068が積立額累計となる。
9月には、さらに火災保険もアカウント型保険に含まれるようになるため、8月の積立額累計に、(9月分の保険料(¥10,000)−アカウント型保険の保険料(¥9,000)+利息(¥8))を加えた金額¥20,076が積立額累計となる。10月以降は、9月と同様の演算により積立額累計を得ることができる。
このように、本実施の形態においては、種々の保険の満了日が異なり、アカウント型保険への移行がずれることを吸収し、保険契約の移行や精算を円滑にするべく、後述するような処理を実行する。
次に、本実施の形態にかかる保険管理サーバ10および契約管理システム30を利用したアカウント型保険の契約および管理の処理の概要について、図5を参照して説明する。図5に示すように、まず、ユーザクライアント50からの指示に応答して、顧客が保有している原契約の内容を提示するとともに、ユーザクライアント50からの顧客の入力にしたがって、新契約を示す情報を受理する(ステップ501)。図6ないし図8は、保険契約サーバ10からユーザクライアント50に送信され、ユーザクライアント50の表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。
たとえば、顧客の自己の情報を入力し、或いは、契約中の保険の証券番号を入力すると、保険管理サーバ10は、ネットワーク(図示せず)を介して、契約管理システム30の契約マスタ44にアクセスして、顧客情報を取得し、また、証券番号をキーとして、当該顧客の契約中の(つまり現契約の)保険契約の情報を取得する。図6は、アカウント型保険への切り替えの申し込み用の画像の例を示す図である。また、既にアカウント型保険に契約している場合には、図7に示すような画像が、ユーザクライアント50の表示装置の画面上に表示される。たとえば、画像700において、顧客情報表示欄601には、顧客(契約者)の住所氏名等が、現契約情報表示欄602には、現在契約中のアカウント型保険を構成する各種保険の情報が表示される。図7の現契約情報表示欄602において、左端部に配置されたラジオボタンのいずれかを指定し、次いで、右端部に配置された「変更」ボタンをオンすると、指定された種目の保険について、保険内容を変更した新契約の情報を設定する画像(図8参照)が表示される。
顧客はユーザクライアント50を操作して、入力欄(符号801参照)に、変更後の契約における所望の情報を入力することができる。たとえば、画像800の右下部に配置された「試算」ボタンをオンすることで、保険管理サーバ10の契約処理部12は、変更後の契約内容をチェックし、また、保険料を試算する。より詳細には、保険管理サーバ10の契約処理部12は、商品マスタ24を検索し、商品マスタ24中の顧客の入力にかかる保険の契約内容、利率に基づき、所定の情報を得る。なお、保険管理サーバ10の商品マスタ24を構成する各商品のレコードには、アカウント型保険に組み入れの可否を示すフラグが含まれる。したがって、契約処理部12は、商品マスタ24の検索の際に、このフラグをチェックし、アカウント型保険に組み入れ不可能である場合には、ユーザクライアント50に、その旨を通知するのが望ましい。
顧客は現契約の保険のそれぞれについて、変更する契約の契約内容を入力していく。図7の例では、傷害保険および火災保険について、入力することになる。無論、現在加入していない新規な保険契約についての入力も可能である。これは、顧客がユーザクライアント50を操作し、「新規保険のご契約」欄(符号703参照)中、所望の保険を選択し、必要な情報を入力することにより実現される。アカウント型保険の切り替えの際(図6参照)においても、ほぼ同様に、各種目について、アカウント型保険に組み込むべき保険を設定することができる。
顧客がユーザクライアント50を操作して所定の情報を入力し、入力された情報が保険管理サーバ10に伝達され、保険管理サーバ10において、商品マスタ24の検索、および、保険料の算出が繰り返され、アカウント型保険を構成する現契約の保険が満期後の新契約の保険や、新規に契約する保険の内容が確定される。また、顧客はユーザクライアント50を操作して、アカウント型保険における積立金の金額、或いは、各保険の保険料の総額に対する積立金の比率を設定する。
保険管理サーバ10の契約処理部12は、確定した保険の契約内容のそれぞれに基づく保険料、および、顧客設定にかかる積立金の金額、或いは、上記保険料の総額および顧客設定にかかる積立金の比率に基づき算出された積立金の金額、上記保険料の総額に積立金の金額を加えたアカウント型保険の総額保険料、並びに、月額の合計保険料を算出し、ユーザクライアント50に提示する(ステップ503)。アカウント型保険の「アカウント内金額」(顧客が保険料として使用できる金額の総額)および月額の合計保険料は、たとえば、図7の画像700の下欄(符号704参照)に表示される。
このようにして、顧客に提示したアカウント型保険の契約内容について、顧客の操作するユーザクライアント50からの確認の指示を受理すると、保険管理サーバ10の契約処理部12は、当該アカウント型保険の証券番号(アカウント証番)を採番するとともに、当該アカウント証番に関連付けて、当該アカウント型保険を構成する新契約の保険のそれぞれの契約内容を、アカウント型保険契約マスタ20に記憶する(ステップ504)。
図9(a)、(b)は、アカウント型保険契約マスタに含まれるテーブルのデータ構成の例を示す図である。アカウント型保険契約マスタ20は、アカウント型保険と、それに含まれる各種の保険とを関連付けた親子証番紐付けテーブル(図9(a))と、アカウント(積立)の契約内容を示す積立契約内容テーブル(図9(b))とを有する。
図9(a)に示すように、親子証番紐付けテーブル900のレコードは、アカウント証番、種目、種目証番、満期日付、契約開始日付などの項目を有する。同じアカウント証番を有するレコード群が、一つのアカウント型証券番号に関連付けられていることになる。図9(b)に示すように、積立契約内容テーブル910は、アカウント証番、保険料、口座区分、口座番号などの項目を有する。口座区分は、保険料の引き落とし方法を示す情報であり、たとえば、値として、「アカウント」、「口座振替」、「クレジットカード」などをとることができる。なお、アカウント型保険に含まる各種の保険の情報は、後述するように契約管理システム30の契約マスタに記憶される。したがって、保険管理サーバ10には、上記各種の保険以外の保険、つまり、積立分の情報のみが記憶されれば足りる。
図10は、本実施の形態にかかるアカウントDB18のデータ構成を示す図である。図10に示すように、アカウントDB18のレコードは、アカウント証券番号、履歴連番、日付、入出金区分、入出金事由、金額などの項目を有している。アカウントDB18には、積立金からの入出金があった場合に、それぞれの入出金について、上記項目に値が格納されたレコードが追加される。
図11(a)、(b)は、それぞれ、契約管理システム30の契約マスタ44および返戻金DB48のデータ構成を示す図である。図11(a)に示すように、契約マスタ44のレコードは、種目証番、口座区分、保険料、口座番号、満期日付、契約開始日付などの項目を有する。また、図示しないが、満期返戻金がある場合には、満期返戻金の金額、および、当該満期返戻金の支払先の項目を有する。この支払先の項目には、具体的な口座番号や後述する「アカウント」という値が格納され得る。この契約マスタ44は、種目の保険のみを取り扱う従来の契約管理システムと同様のレコード構成をとることができる。
また、図11(b)に示すように、返戻金DB48のレコードは、種目証番、満期日付、満期返戻金、口座区分などのレコードを有する。返戻金DB48は、満期返戻金のある保険が満期になった場合に、その保険の情報を保持するために設けられる。
保険管理サーバ10は、アカウント型保険を形成するそれぞれの保険の内容を示す情報を、契約管理システム30に伝達する(ステップ505)。契約管理システム30は、受信した情報に基づいて、契約マスタ44を更新する。この際に、契約ごとに種目証番を採番して、それぞれの保険契約に付与する。この種目証番は、保険管理サーバ10に返される。したがって、保険管理サーバ10は、種目証番を、必要なDB(たとえば、アカウント型保険契約マスタ20)のレコードに追加する(ステップ506)。
次いで、保険管理サーバ10は、現契約と新規契約との連結処理を実行する(ステップ507)。この処理では、アカウント型保険を構成するそれぞれの種目の保険の契約開始日付を、親子証番紐付けテーブル900に格納する。それぞれの種目の保険の契約開始日付を、保険ごとに異なるように設定することが可能である。たとえば、ある種目の保険について、現在加入中の保険があれば、その保険満期日付の翌日が、アカウント型保険における、当該種目の保険の契約開始日付となる。また、全く新規に加入した保険については、顧客が指定した契約開始日付が、親子証番紐付けテーブル中に格納される。
保険管理サーバ10および契約管理システム30を利用して、アカウント型保険の契約がなされ、当該保険契約に関する種々のデータが格納される。格納されたデータを利用して、入出金処理や満期返戻金支払い時の処理が以下のように実行される。
図12は、本実施の形態にかかる入出金処理の流れを示す図である。また、図15(a)は、保険管理サーバ10の請求処理部14において実行される処理を示すフローチャートである。
保険管理サーバ10の請求処理部14は、金融機関向けの保険料払込の請求データを生成して(図15(a)のステップ1501)、これを金融機関システム52に送付する(ステップ1502)。より詳細には、契約管理システム30との間でのデータ通信により、保険管理サーバ10は、親子紐付けテーブルを参照して、請求にかかるアカウント証番と関連付けされた種目証番(口座区分の項目が「アカウント」であるようなレコードの種目証番)を、契約管理システム30に通知し、契約管理システム30において契約マスタ44中、当該種目証番ごとの保険料の情報を受信する。請求にかかる保険料の総額は、種目ごとの保険料の総和に、積立契約内容テーブルに記憶された、当該アカウント証番にかかる保険料(つまり、積立保険料)を加算した金額となる。
このようにして、図12の符号1200に示すように、証券番号(アカウント型保険の証券番号)、保険料および口座番号を含む、請求データのレコードが、金融機関システム52に送付される。従来の保険に関しては、契約管理システム30が、それぞれの保険の証券番号、保険料および口座番号を含む請求データを、金融機関システム52に送付し、金融機関システム52が、それぞれの保険の証券番号および保険料を含む入金データを作成する。アカウント型保険において、当該アカウント型保険を形成する種目の保険ごと、つまり、種目証番単位で請求データや入金データを生成することになると、同一の口座に対して複数の請求データのレコードが送られることになり、非効率である。そこで、本実施の形態においては、保険管理サーバ10が、アカウント証番で取りまとめた請求データを生成し、これを、金融機関システム52に送付することで、ある口座について単一の請求データのレコードが送られるようにして、金融機関システム52での処理負荷を軽減している。
金融機関システム52においては、受信した請求データに基づき、口座番号にて特定される口座から引き落としを実行して、保険金の入金データを生成し、これを契約管理システム30に送信する(符号1201参照)。この入金データのレコードは、証券番号および保険料を含む。
また、保険管理サーバ10の請求処理部14は、親子証番紐付けテーブルを参照して、請求にかかるアカウント証番に関連付けられた種目証番を特定し(ステップ1503)、かつ、積立契約内容テーブルから、請求にかかるアカウント証番を含むレコードを取り出す(ステップ1304)。これに基づいて、請求処理部14は、証券番号、保険料および口座区分の項目の複数のレコードを含む精算データ(第1の精算データ)を生成する(ステップ1305、および、図12の符号1202参照)。なお、第1の精算データを生成する際に、親子証番紐付けテーブルのレコード中、契約開始日付が参照され、既に契約が開始されている種目の保険についてのみ、第1の精算データのレコードが作成される。たとえば、図16(a)に示すように、親子証番紐付けテーブル(符号1601参照)を参照すると、2004年10月31日の時点で、契約開始されているのは「自動車保険」のみであったと考える。この場合には、図16(b)に示すように、第1の精算データは、証券番号がアカウント証番であり、その保険料および口座区分に値が格納されているレコードと、証券番号が、契約が開始されている自動車保険のもの(種目証番が「1001」)であり、その保険料および口座区分に値が格納されていないレコードとから構成される(符号1611参照)。
第1の精算データにおいては、積立契約内容テーブルに含まれるアカウント(積立金)に関するレコードについて、証券番号、保険料および口座区分に、値が格納される。その一方、親子証番紐付けテーブルに格納されていた、当該アカウント型保険を構成する各種目の保険に関するレコードについては、証券番号として、その種目証番の項目のみに値が格納され、他の項目には値が格納されていない。第1の精算データは、保険管理サーバ10から契約管理システム30に送付される(ステップ1306)。
契約管理システム30のアカウント振替処理部34は、受信した第1の精算データ中、種目の証券番号の項目を有するレコードを特定する。これは第1の精算データにおいて、保険料および口座区分に値が格納されていないレコードを特定すればよい。
次いで、契約管理システム30のアカウント振替処理部34は、第1の精算データにおいて特定されたレコードの証券番号(種目証番)を有するレコードを、契約マスタ44から取得し、証券番号、保険料および口座区分の項目の、複数のレコードを含む精算データ(第2の精算データ)を生成する(図12の符号1203参照)。第2の精算データを生成する際にも、契約マスタ44のレコード中、契約開始日付を参照して、既に契約が開始されている保険についてのレコードのみが、第2の精算データのレコードとして生成される(たとえば、図16(b)の符号1612参照)。
図15(b)は、契約管理システムのアカウント入金・精算処理部にて実行される処理を示すフローチャートである。契約管理システム30のアカウント入金・精算処理部36は、第1の精算データおよび第2の精算データから、最終的な精算データを生成する(図15(b)のステップ1511、および、図12の符号1222参照)。本実施の形態にかかるアカウント入金・精算処理部36の処理(アカウント入金・精算処理)においては、契約管理システム30中の既存の精算収納処理部38のプログラムの変更の必要がないように、精算収納処理部38に入力可能なフォーマットの精算データが生成される。
図13(a)に示すように、第1の精算データ(符号1301参照)においては、証券番号が種目証番であるようなレコードについては、保険料および口座区分に値が格納されていない。そこで、第1の精算データにおいて証券番号が種目証番であるレコードの種目証番と一致する証券番号を有する、第2の精算データのレコード(符号1302参照)を特定して、第1の精算データのレコード中の保険料および口座区分に、特定された第2の精算データのレコードの保険料および口座区分を格納するように、最終的な精算データ(第3の精算データ)を生成する(符号1310参照)。
次いで、アカウント入金・精算処理部36は、金融機関システム52から受信した入金データ中の証券番号と、第3の精算データ中の証券番号とを照合する(ステップ1512)。次いで、口座区分をチェックする(ステップ1513)。この場合には、第3の精算データのレコードにおいて、入金区分の項目が「アカウント」であることを確認する。その後、第3の精算データにしたがって、入金データを分解して、複数のレコードを有する第2の入金データを生成する(ステップ1514)。より詳細には、図13(b)に示すように、証券番号としてアカウント証番を有する入金データのレコード(符号1311参照)を、第3の精算データ(符号1310参照)のレコードと同じように、アカウント証番および種目証番ごとの証券番号および保険料からなる複数のレコードからなる第2の入金データ(符号1312参照)に変換する。
その後、第2の入金データおよび第3の精算データは、精算収納処理部38に送られる。精算収納処理部38は、既存の精算・収納処理を実行するプログラムによりその機能が実現されている。ここでは、証券番号ごとに、入金番号データのレコードと精算データのレコードとを照合して消し込みを実行する。図13に示すように、第3の精算データ(符号1310参照)と、第2の入金データ(符号1312参照)との間で、証券番号の項目をキーとしてレコードごとに、保険料が照合される。保険料が一致すれば、保険料が一致したレコードからなる精算済データが生成される。
なお、第2の入金データのレコード中の保険料と、第3の精算データの対応するレコード中の保険料とが一致しない場合には、種目証番の保険料を優先的に割り振るのが望ましい。たとえば、契約管理システム30の精算収納処理部38は、保険管理サーバ10に、アカウント証番を通知し、アカウントDB18から、当該アカウント証番に関連付けられた積立額から、不足分を引き落とすことを依頼しても良い。保険管理サーバ10の請求処理部14は、依頼に応答して、アカウントDB18(図10参照)において、依頼されたアカウント証番について、「入出金区分=出金」、「入出金事由=*月分保険料不足分」、「金額=不足分に相当する金額」とするレコードを生成し、積立額から不足分を減じておく。
精算済データは会計処理部32に送られる。会計処理部32も既存の会計処理プログラムによりその機能が実現される。ここでは、会計データと、精算済データとの照合が行われる。照合において、それぞれのレコードの件数や内容が一致していることを確認した上で、会計上必要なデータを生成して、生成されたデータを請求DB46に記憶する。たとえば、会計処理部32は、会計データと精算済データに基づいて、責任準備金を算出、集計し、この責任準備金のデータを、請求DB46に記憶する。
次に、満期返戻金に関する処理について説明する。図17および図18は、それぞれ、本実施の形態における、アカウント形保険の満期返戻金の設定処理および支払処理を示す図である。図17に示す処理は、図5に示す保険契約時のデータ登録(ステップ504〜ステップ507)において実行される。
顧客のクライアントの操作に伴って、必要なデータが、保険管理サーバ10に伝達され、新規アカウント契約が結ばれると(図17の符号1700参照)、前述したように、アカウント型契約マスタ20に契約内容が記憶される。ここでは、アカウント型契約マスタ20の親子証番紐付けテーブルにおいて、アカウント型保険を構成するそれぞれの種目の保険の満期日付を格納すればよい(ステップ1701)。また、契約内容が、契約管理システム30に受理されると、契約管理システム30において、契約マスタ44の該当レコードにおいて、満期返戻金の支払先の項目に、「アカウント」という値を格納する(ステップ1702)。
図18に示すように、契約管理システム30において、契約マスタ44を参照することで、ある種目の保険について満期になったことが検出され、かつ、その保険に満期返戻金がある場合には、満期返戻金が確定する(符合1801参照)。したがって、契約管理システム30の返戻金処理部42は、契約マスタ42中、満期返戻金が確定した保険に関するレコードを参照して、満期返戻金の支払先の項目が「アカウント」であれば、返戻金DB48中に、その種目証番、満期日付、満期返戻金、口座区分(=アカウント)という項目を含むレコードを生成する(符号1802参照)。無論、満期返戻金の支払先の項目が、通常の口座番号であれば、種目証番、満期日付、満期返戻金、口座区分(=具体的な口座番号)という項目を含むレコードが、返戻金DB48中に生成される。
その一方、保険管理サーバ10においても、満期返戻金処理部16が、アカウント型保険契約マスタ20を参照することにより、ある種目の保険について、満期となったことが検出される(符号1811参照)。そこで、満期返戻金処理部16は、契約管理システム30に対して、満期となった保険について、その種目証番を送付して、満期返戻金の有無やその支払い先の口座区分について照会する(符号1812参照)。契約管理システム30においては、返戻金DB48を参照して、満期返戻金が確定し、口座区分が「アカウント」であるような保険に関するレコードのデータを、保険管理サーバ10に送付する。
保険管理サーバ10の満期返戻金処理部16は、上記満期返戻金に関するデータを受信すると、そのレコードを、当該種目と関連付けられたアカウント証番とともに、アカウントDB18に格納する(符号1813参照)。アカウントDB(図10参照)の該当レコードにおいては、入出金事由として、満期になった保険の満期返戻金であることを示す情報が格納されることになる。これにより、満期返戻金は、アカウント型保険における積立金に加算される。
また、契約管理システム30は、満期返戻金についての会計処理のため、ダミーデータを会計処理部32に伝達する。会計処理部32においては、通常、満期返戻金をある口座に支払ったことを示すファームバンキングデータを生成する。アカウント型保険において満期返戻金が積立金に加算される場合には、満期返戻金のデータをアカウントDB18に格納したことを示すダミーデータを会計処理部32が受理する。これにより、会計処理部32は、満期返戻金の支払(この場合積立金への加算)に応じたファームバンキングデータを生成する。
本実施の形態によれば、既存の契約管理システム30のDB構成には手を加えず、また、その処理の追加も最小限にしつつ、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理サーバ10を追加することで、損害保険におけるアカウント型保険を実現することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、アカウント型保険管理サーバ10が、契約管理システム30と協働して、それぞれの契約開始日や満期日が異なる種目の保険に関して、適切に、入出金や満期返戻金の積立金への組み込みなどを実現することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
図1は、本実施の形態にかかるシステムの全体の概略を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる保険管理サーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる契約管理システムの構成を示すブロックダイヤグラムである。 図4は、損害保険におけるアカウント型保険の一例を説明する図である。 図5は、本実施の形態にかかる保険管理サーバおよび契約管理システムを利用したアカウント型保険の契約および管理の処理の概要を示すフローチャートである。 図6は、保険契約サーバからユーザクライアントに送信され、ユーザクライアントの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図7は、保険契約サーバからユーザクライアントに送信され、ユーザクライアントの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図8は、保険契約サーバからユーザクライアントに送信され、ユーザクライアントの表示装置の画面上に表示される画像の例を示す図である。 図9(a)、(b)は、それぞれ、アカウント型保険契約マスタに含まれるテーブルのデータ構成の例を示す図である。 図10は、本実施の形態にかかるアカウントDBのデータ構成を示す図である。 図11(a)、(b)は、それぞれ、契約管理システム30の契約マスタおよび返戻金DBのデータ構成を示す図である。 図12は、本実施の形態にかかる入出金処理の流れを示す図である。 図13(a)、(b)は、本実施の形態における入出金処理において生成されるデータの例および処理を説明する図である。 図14は、本実施の形態にかかる入出金処理において生成されるデータの例および処理を説明する図である。 図15(a)は、保険管理サーバの請求処理部において実行される処理を示すフローチャート、図15(b)は、契約管理システムのアカウント入金・精算処理部にて実行される処理を示すフローチャートである。 図16(a)は、親子証番紐付けテーブルの例、図16(b)は、アカウント保険を構成する保険のうち、一部の保険の契約が開始している場合に、入出金処理において生成されるデータの例を示す図である。 図17は、本実施の形態におけるアカウント形保険の満期返戻金の設定処理を示す図である。 図18は、本実施の形態におけるアカウント形保険の満期返戻金の支払処理を示す図である。
符号の説明
10 アカウント型保険管理サーバ
12 契約処理部
14 請求処理部
16 満期返戻金処理部
18 アカウントDB
20 アカウント型保険契約マスタ
24 商品マスタ
32 会計処理部
34 アカウント振替処理部
36 アカウント入金・精算処理部
38 精算収納処理部
40 契約計上処理部
42 返戻金処理部
44 契約マスタ
46 請求DB
48 返戻金DB

Claims (8)

  1. 種目ごとの既存の保険契約を管理する契約管理システムと、アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理システムとを有するシステムであって、
    前記契約管理システムが、
    各種目の保険の証券番号、保険料、および、契約開始日付を含む契約内容を含むレコードを格納する契約マスタを備え、
    前記アカウント型保険管理システムが、
    アカウント型保険を構成する保険の種目、種目ごとの証券番号、契約開始日付、および、当該アカウント型保険に付されるアカウント証券番号を含むレコードを格納するアカウント型保険契約データベースと、
    前記アカウント型保険中の積立保険料を、前記アカウント証券番号と関連付けて記憶する積立契約内容データベースと、を備え、
    前記アカウント型保険管理システムが、
    ネットワークを介して接続されたユーザクライアントからの各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容を含むアカウント型保険契約の申込を受理すると、アカウント型保険のアカウント証券番号を採番し、前記契約管理システムに、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、各種目の保険の、契約開始日付および保険料を含む契約内容を送信し、前記契約管理システムから、各種目の保険の証券番号を受信して、前記アカウント型保険契約データベースのレコードに、データを格納する第1の契約処理手段を備え、
    前記契約管理システムが、
    アカウント型保険管理システムからの各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容を受信して、各種目の保険に証券番号を採番し、当該各種目の保険の証券番号を、前記アカウント保険管理システムに送信するとともに、前記アカウント証券番号、前記各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容および各種目の保険の証券番号を含むレコードを、前記契約マスタに格納する第2の契約処理手段を備え、
    前記アカウント型保険管理システムが、
    保険料の引き落としに際して、前記アカウント型保険契約データベースのレコード中、保険開始日を参照して、アカウント型保険を構成する保険中、既に契約が開始されている保険のレコードを特定し、当該契約が開始されている種目の保険の証券番号を前記契約管理システムに対して送信し、前記契約管理システムから、前記契約マスタから取得された当該種目の保険の保険料を受信し、受信した保険料の総額、および、前記積立契約内容データベースに記憶された、当該アカウント型保険の積立保険料の総和を請求データとして、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、金融機関システムに伝達する請求データ生成手段と、
    前記アカウント証券番号と、積立保険料と、前記契約が開始されている種目の保険の証券番号と、を含む第1の精算データを生成し、当該第1の精算データを、前記契約管理システムに送信する第1の精算データ生成手段と、を備え、
    前記契約管理システムが、
    前記アカウント型保険管理システムから、第1の精算データを受信するとともに、前記第1の精算データに含まれる各種目の保険の証券番号に基づき、前記契約マスタを参照して、前記契約マスタにおいて、当該証券番号を有するレコードを特定して、当該レコード中の保険料を含む第2の精算データを生成し、かつ、第1の精算データおよび第2の精算データを合成して、アカウント証券番号および種目の証券番号と、それぞれの保険料とを含む第3の精算データを生成する第2の精算データ生成手段と、
    金融機関システムから伝達された、前記請求データに基づく、アカウント証券番号および引き落としされた保険料を含む入金データと、前記第の精算データとを照合して、消し込みを実行する消し込み手段と、を備えたことを特徴とするシステム。
  2. 前記消し込み手段が、
    前記第3の精算データ中のアカウント証券番号および種目の保険の証券番号と、それぞれの保険料とを参照して、前記入金データに含まれる保険料を、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとの保険料に分解した第2の入金データを生成する入金データ分解手段と、
    前記第2の入金データと、第3の精算データとの間で、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに保険料を照合する照合手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記アカウント型保険契約データベースのレコードが、各種目の保険の満期日付を含み、かつ、
    前記契約マスタのレコードが、各種目の保険の満期日付、満期返戻金の金額、および、満期返戻金の支払先を示す情報を含み、
    前記契約管理システムが、さらに、満期となった種目の保険について、その証券番号、満期日付および満期返戻金の金額を含むレコードを格納する返戻金データベースと、
    前記契約マスタ中の各種目の保険の満期日付を参照して、満期となった種目の保険のレコードを特定し、当該レコード中の証券番号および満期返戻金の金額を、前記返戻金データベースに格納する第1の返戻金処理手段と、を有し、
    前記アカウント型保険管理システムが、さらに、
    アカウント型保険にかかる入出金区分、入出金事由、および、その金額を、前記アカウント証券番号とともに記憶するアカウントデータベースと、
    前記アカウント型保険契約データベース中の各種目の保険の満期日付を参照して、満期となった種目の保険のレコードを特定し、当該レコード中の証券番号を前記契約管理システムに送信し、前記契約管理システムが返戻金データベースを参照して取得した、前記満期になった種目の保険の証券番号を有するレコード中の満期返戻金を含む情報を、前記契約管理システムから受信し、満期返戻金の金額を、入出金区分、入出金事由、前記満期となった種目の保険に関連付けられたアカウント証券番号とともに、前記アカウントデータベースに記憶する第2の返戻金処理手段と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記契約管理システムの第1の返戻金処理手段が、会計システムに対して、ダミーデータとして、満期返戻金を積立金に加えたことを示す情報を伝達することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. アカウント型保険を管理するアカウント型保険管理システムであって、
    アカウント型保険を構成する保険の種目、種目ごとの証券番号、契約開始日付、および、当該アカウント型保険に付されるアカウント証券番号を含むレコードを格納するアカウント型保険契約データベースと、前記アカウント型保険中の積立保険料を、前記アカウント証券番号と関連付けて記憶する積立契約内容データベースと、を備えたアカウント型保険管理システム、並びに、
    種目ごとの既存の保険契約を管理する契約管理システムであって、各種目の保険の証券番号、保険料、および、契約開始日付を含む契約内容を含むレコードを格納する契約マスタを備えた契約管理システムにおいて、アカウント型保険を管理する保険管理方法であって、
    前記アカウント型保険管理システムにおいて、
    ネットワークを介して接続されたユーザクライアントからの各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容を含むアカウント型保険契約の申込を受理すると、アカウント型保険のアカウント証券番号を採番するアカウント証券番号発行ステップと、
    前記契約管理システムに、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、各種目の保険の、契約開始日付および保険料を含む契約内容を送信し、前記契約管理システムから、各種目の保険の証券番号を受信して、前記アカウント型保険契約データベースのレコードに、データを格納する第1の契約ステップと、を備え、
    前記契約管理システムにおいて、
    アカウント型保険管理システムからの各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容を受信して、各種目の保険に証券番号を採番する種目証券番号発行ステップと、
    当該各種目の保険の証券番号を、前記アカウント保険管理システムに送信するとともに、前記アカウント証券番号、前記各種目の保険の保険開始日および保険料を含む保険契約内容および各種目の保険の証券番号を含むレコードを、前記契約マスタに格納する第2の契約処理ステップを備え、
    前記アカウント型保険管理システムにおいて、
    保険料の引き落としに際して、前記アカウント型保険契約データベースのレコード中、保険開始日を参照して、アカウント型保険を構成する保険中、既に契約が開始されている保険のレコードを特定し、当該契約が開始されている種目の保険の証券番号を前記契約管理システムに対して送信し、前記契約管理システムから、前記契約マスタから取得された当該種目の保険の保険料を受信し、受信した保険料の総額、および、前記積立契約内容データベースに記憶された、当該アカウント型保険の積立保険料の総和を請求データとして、前記アカウント型保険のアカウント証券番号とともに、金融機関システムに伝達する請求データ生成ステップと、
    前記アカウント証券番号と、積立保険料と、前記契約が開始されている種目の保険の証券番号と、を含む第1の精算データを生成し、当該第1の精算データを、前記契約管理システムに送信する第1の精算データ生成ステップと、を備え、
    前記契約管理システムにおいて、
    前記アカウント型保険管理システムから、第1の精算データを受信するとともに、前記第1の精算データに含まれる各種目の保険の証券番号に基づき、前記契約マスタを参照して、前記契約マスタにおいて、当該証券番号を有するレコードを特定して、当該レコード中の保険料を含む第2の精算データを生成し、かつ、第1の精算データおよび第2の精算データを合成して、アカウント証券番号および種目の証券番号と、それぞれの保険料とを含む第3の精算データを生成する第2の精算データ生成ステップと、
    金融機関システムから伝達された、前記請求データに基づく、アカウント証券番号および引き落としされた保険料を含む入金データと、前記第の精算データとを照合して、消し込みを実行する消し込みステップと、を備えたことを特徴とするアカウント型保険の管理方法。
  6. 前記消し込みステップにおいて、
    前記第3の精算データ中のアカウント証券番号および種目の保険の証券番号と、それぞれの保険料とを参照して、前記入金データに含まれる保険料を、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとの保険料に分解した第2の入金データを生成する入金データ分解ステップと、
    前記第2の入金データと、第3の精算データとの間で、アカウント証券番号および種目の保険の証券番号ごとに保険料を照合する照合ステップと、を有することを特徴とする請求項5に記載のアカウント型保険の管理方法。
  7. 前記アカウント型保険契約データベースのレコードが、各種目の保険の満期日付を含み、かつ、
    前記契約マスタのレコードが、各種目の保険の満期日付、満期返戻金の金額、および、満期返戻金の支払先を示す情報を含み、
    前記契約管理システムが、さらに、満期となった種目の保険について、その証券番号、満期日付および満期返戻金の金額を含むレコードを格納する返戻金データベースを有し、
    前記契約管理システムにおいて、前記契約マスタ中の各種目の保険の満期日付を参照して、満期となった種目の保険のレコードを特定し、当該レコード中の証券番号および満期返戻金の金額を、前記返戻金データベースに格納する第1の返戻金処理ステップを備え、
    前記アカウント型保険管理システムが、さらに、アカウント型保険にかかる入出金区分、入出金事由、および、その金額を、前記アカウント証券番号とともに記憶するアカウントデータベースを有し、
    前記アカウント型保険管理システムにおいて、前記アカウント型保険契約データベース中の各種目の保険の満期日付を参照して、満期となった種目の保険のレコードを特定し、当該レコード中の証券番号を前記契約管理システムに送信し、前記契約管理システムが返戻金データベースを参照して取得した、前記満期になった種目の保険の証券番号を有するレコード中の満期返戻金を含む情報を受信し、満期返戻金の金額を、入出金区分、入出金事由、前記満期となった種目の保険に関連付けられたアカウント証券番号とともに、前記アカウントデータベースに記憶する第2の返戻金処理ステップを備えたことを特徴とする請求項5または6に記載のアカウント型保険の管理方法。
  8. さらに、前記契約管理システムにおいて、会計システムに対して、ダミーデータとして、満期返戻金を積立金に加えたことを示す情報を伝達するステップを備えたことを特徴とする請求項7に記載のアカウント型保険の管理方法。
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