JP2003178139A - 医療費控除手続支援装置およびプログラム - Google Patents

医療費控除手続支援装置およびプログラム

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JP2003178139A
JP2003178139A JP2001373994A JP2001373994A JP2003178139A JP 2003178139 A JP2003178139 A JP 2003178139A JP 2001373994 A JP2001373994 A JP 2001373994A JP 2001373994 A JP2001373994 A JP 2001373994A JP 2003178139 A JP2003178139 A JP 2003178139A
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Katsuji Takano
勝次 高野
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】医療費控除が適用される本人またはその法定家
族である家族患者が支払った医療費を収集管理して、控
除申告手続きを支援する支援サービスを提供できるよう
にする。 【解決手段】支援サービスセンタ2は、支援サービスの
利用申込を行ったユーザの家族患者が支出した支出額や
その支出先を含む情報を各医療機関端末9からネットワ
ークを介して取得して患者ログデータベースに収集管理
すると共に、この患者ログデータベースの内容に基づい
て家族単位毎の医療控除ノート(明細一覧)を作成し、
そのユーザ端末8へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医療費控除が適
用される家族(本人またはその法定家族である家族患者
など)が支払った医療費を収集管理して、控除申告手続
きを支援する支援サービスを行う医療費控除手続支援装
置および医療費控除手続支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、近年、インターネット技術の高度
化およびコンピュータ端末や通信料の低価格化に伴っ
て、各家庭のコンピュータ端末から業者側のサーバ装置
を呼び出すことにより、インターネットを利用して誰で
も容易に各種の商品を購入したり、各種のサービスを受
けることができるようになってきている。ところで、医
療費控除の申告を行う場合、医療費控除が適用される本
人またはその法定家族(本人と生計を一にする配偶者、
その他の親族)が支払った医療費等の必要事項を控除申
告書に詳細に記載して、税務署に出頭提出するようにし
ているが、控除申告書を作成する際、その作成者は、控
除申告書を取り寄せ、1年間、保管しておいた領収書の
内容を確認しながら、申告書内の「支出月日」、「支出
先」、「支出額」、「交通費」等の項目に手書きによっ
て必要事項を記入するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、医療関
係に支払った1年間の費用のうち、医療費控除の対象外
はどれか、1年間に支払った費用の合計がどの位であれ
ば、医療費控除の対象となるのか等、控除手続きに関す
る知識がない人は勿論、その知識があっても、1年保管
しておいた領収書の中から控除対象を探し出し、領収書
毎に必要事項を確認しながら記入する作業は、多くの手
間と時間を要する他、記載ミス等の危険性があった。一
方、税理士等の専門家に控除申告の手続きを依頼するこ
とは、費用がかかり、還付金等の関係で専門家に依頼し
ない方が良い場合もある。
【0004】この発明の課題は、医療費控除が適用され
る家族が支払った医療費を収集管理して、控除申告手続
きを支援する支援サービスを提供できるようにすること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
医療費控除が適用される家族が支払った医療費を収集管
理して、控除申告手続きを支援する支援サービスを行う
医療費控除手続支援装置であって、前記支援サービスの
利用申込を行ったユーザに関連付けて、その家族を識別
する家族識別情報を登録管理する家族情報登録手段と、
前記家族が支出した支出額、支出先を含む支払い情報を
当該支出先側の端末からネットワークを介して取得する
取得手段と、前記家族識別情報に関連付けて、前記取得
手段によって取得した各家族の支払い情報を記憶管理す
る支払い情報記憶手段と、この支払い情報記憶手段から
前記家族識別情報に対応付けられている各家族の支払い
情報を読み出して、家族単位毎の明細一覧を作成する作
成手段と、この作成手段によって家族単位毎に作成され
たユーザ対応の明細一覧を当該ユーザ端末へネットワー
クを介して送信する送信手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の
発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを
提供(請求項16記載の発明)するものである。
【0006】したがって、請求項1、16記載の発明
は、支援サービスの利用申込を行ったユーザの家族が支
出した支出額やその支出先を含む支払い情報を医療機関
(病院、調剤薬局)等の支出先側の端末からネットワー
クを介して取得して収集管理すると共に、家族単位毎に
読み出した支払い情報に基づいて家族単位毎の明細一覧
を作成して、そのユーザ端末へネットワークを介して送
信するようにしたから、ユーザにあっては、支援サービ
スの利用を申込んでおくだけで、医療費控除手続に必要
な明細一覧を入手することができ、控除手続きに関する
知識がない人でも、入手した明細一覧を元に容易に申告
することが可能となる。
【0007】なお、請求項1記載の発明は次のようなも
のであってもよい。前記支払い情報は、支出額、支出先
の他に、支出月日を含み、前記取得手段は、医療費控除
の対象となる対象期限経過後に、前記支出先側に蓄積保
管されている1年分の家族患者毎の支払い情報を一括取
得し、前記作成手段は、ユーザ対応の明細一覧を家族単
位毎に作成する際に、前記支払い情報内の支出月日をキ
ーとして、明細一覧の内容を支出月日の順に編集する
(請求項2記載の発明)。したがって、請求項2記載の
発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有す
る他に、支出先側に蓄積保管されている1年分の家族患
者毎の支払い情報を一括して取得したとしても、明細一
覧の内容を支出月日の順に編集するようにしたから、ユ
ーザにあっては、多数の領収書の中から明細一覧の内容
を元に控除対象を容易に探して整理することができ、申
告書内に領収書を添付する作業が容易となる他、税務署
側でも作業を効率良く行うことが可能となる。
【0008】医療費控除申告用として適用される申告書
式を記憶する書式情報記憶手段を設け、前記支払い情報
は、支出額、支出先の他、支出月日を含み、前記作成手
段は、前記申告書式内の各項目に、少なくとも、家族
名、支出先名、支出月日、支出額を配置した申告用の明
細一覧を作成する(請求項3記載の発明)。したがっ
て、請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明
と同様の効果を有する他に、申告用の明細一覧を作成す
るようにしたから、入手した明細一覧を印刷するだけ
で、その印刷物を税務署に提出することができる。
【0009】前記作成手段は、ユーザ対応の明細一覧を
家族単位毎に作成する際に、当該ユーザの各家族の支出
額を合計した合計支出額を算出して、当該明細一覧内の
合計欄に記入配置する(請求項4記載の発明)。したが
って、請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発
明と同様の効果を有する他に、明細一覧内には各家族の
支出額を合計した合計支出額が記入配置されているの
で、ユーザにあっては、合計支出額を算出する手間が省
けると共に、算出ミス等を防止することができる。
【0010】前記作成手段は、前記申告書式内の各項目
に、少なくとも、家族名、支出先名、支出月日、支出額
を配置した申告用の明細一覧を作成する際、支援サービ
スの提供業者が正式発行した明細一覧である旨を明示す
る為に、この申告用明細一覧の所定領域にその業者名と
共に電子承認印を付加する(請求項5記載の発明)。し
たがって、請求項5記載の発明によれば、請求項1記載
の発明と同様の効果を有する他に、入手した明細一覧を
印刷して税務署に提出したとしても、この明細一覧の中
には、支援サービスの業者名と共に承認印が付されてい
るので、税務署側にあっては、提供業者によって正式発
行したことを確認することができる。この場合、税務署
側においては、支援サービス業者との信頼関係が確立さ
れれば、その記載内容の確認作業を省略することもで
き、事務処理の大幅な簡素化が可能となり、更に、その
領収書の添付も不要とすれば、ユーザにあっても、領収
書を保管する必要がなくなり、面倒な作業から解放され
る。
【0011】前記家族情報登録手段は、前記支援サービ
スの利用申込を行ったユーザに関連付けて、その家族を
識別する家族識別情報を登録管理すると共に家族の個々
を示す個人情報を登録管理し、前記作成手段は、医療費
控除が適用される本人の名前、住所およびその家族の名
前を含む個人情報を前記申告書式内の所定領域内に記入
配置する(請求項6記載の発明)。したがって、請求項
6記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効
果を有する他に、申告書式内の所定領域(例えば、表
紙)に医療費控除が適用される本人の名前、住所および
その法定家族の名前を含む個人情報が記入配置されてい
るので、ユーザにあっては各人の個人情報を記入する作
業が不要となり、一層効果的なものとなる。
【0012】前記作成手段は、前記申告書式内の各項目
に、少なくとも、家族名、支出先名、支出月日、支出額
を配置した申告用の明細一覧を作成する際に、この明細
一覧に続いて、ユーザ側で任意に記入する為のユーザ記
入欄として、申告書式の各項目に合わせた空白領域を配
置する(請求項7記載の発明)。したがって、請求項7
記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果
を有する他に、ユーザ記入欄が配置されているので、例
えば、一般薬局で購入した医療品等であっても、ユーザ
はそれを控除対象として追加記入して申告することがで
きる。
【0013】前記ユーザ端末に対してユーザ記入欄を送
信した後に、当該ユーザ端末からユーザ記入欄に記入さ
れた記入内容を受信し、このユーザ記入内容を含めて前
記作成手段は、家族単位毎の明細一覧を作成する(請求
項8記載の発明)。したがって、請求項8記載の発明に
よれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他
に、医療機関等の支出先側の端末から取得した情報の他
に、ユーザが直接記入した情報も含めた明細一覧を得る
ことができる。
【0014】各家族が医療等の施設に出向く為に利用し
た交通機関とその家族およびその施設の住所とに基づい
て当該施設に出向くのに要した交通費を算出する交通費
算出手段を設け、前記作成手段は、明細一覧内に前記算
出した交通費を記入配置する(請求項9記載の発明)。
したがって、請求項9記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を有する他に、交通機関とその患
者およびその施設の住所とに基づいて交通費を自動算出
することができると共に、交通費を記入配置した明細一
覧を得ることができ、ユーザの負担を軽減することが可
能となる。
【0015】各家族が医療等の施設に出向く為に利用し
た交通機関を問い合わせる為に、前記送信手段は、ユー
ザ対応の明細一覧と共にその問合せページを当該ユーザ
端末へ送信し、前記交通費算出手段は、前記ユーザ端末
側で前記問合せページの画面内に入力された入力内容に
基づいて利用交通機関を特定する(請求項10記載の発
明)。したがって、請求項10記載の発明によれば、請
求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、ユーザに
あっては、問合せページ内に利用交通機関、例えば、具
体的な路線名を入力しなくても、単に電車、バス等の利
用種別を入力するだけでよく、極めて簡単な入力で足り
る。
【0016】この場合、前記問合せページは、前記明細
一覧に付された連番を入力指定する項目と、この連番に
対応して、その利用交通機関の種別を入力指定する項目
とを有し、前記作成手段は、指定された連番において、
その家族および医療等の施設の住所に基づいて当該施設
に出向くのに利用した交通機関の種別を推測すると共
に、この推測結果と、ユーザ指定された利用交通機関の
種別とを比較して、ユーザ指定の利用種別が妥当である
場合には、前記交通費算出手段によって算出された交通
費を承認した旨を当該交通費に対応付けて記入配置する
(請求項11記載の発明)。したがって、請求項11記
載の発明によれば、請求項10記載の発明と同様の効果
を有する他に、税務署側においてはその承認有無を確認
するだけで足り、事務作業の効率化に役立つ。
【0017】前記問合せページは、前記明細一覧に付さ
れた連番を入力指定する項目と、この連番に対応して交
通費を直接入力する項目と、領収書の有無を指定する項
目と有し、前記作成手段は、ユーザ入力された交通費を
対応項目に記入配置すると共に、領収書の有無を記入配
置する(請求項12記載の発明)。したがって、請求項
12記載の発明によれば、請求項10記載の発明と同様
の効果を有する他に、税務署側にあっては、ユーザ入力
された交通費(例えば、タクシー代)に対する領収書の
有無を容易に確認することができ、作業を効率良く行う
ことが可能となる。
【0018】医療費控除の対象となる対象期間が経過し
たかを監視する監視手段を設け、前記送信手段は、医療
費控除の対象となる対象期間の経過後に、ユーザ別に作
成された明細一覧を対応する各ユーザ端末へ自動送信す
る(請求項13記載の発明)。したがって、請求項13
記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果
を有する他に、ユーザが要求しなくても明細一覧を必要
な時に入手することができるので、申告忘れ等を防止す
ることができる。
【0019】ユーザ対応の各家族の支出額を合計した合
計支出額が控除適用額未満かを判別する判別手段を設
け、この判別手段によって適用額未満であることが判別
された場合に、その旨を当該ユーザ端末へ案内通知する
(請求項14記載の発明)。したがって、請求項14記
載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を
有する他に、ユーザにあっては、控除対象外であること
を知ることができ、追加分を記入する等の対処策を講じ
ることが可能となる。
【0020】前記支援サービスの利用ユーザに課金した
代金の一部を支援サービスに協力した医療機関等の協力
者に対して還元する(請求項15記載の発明)。したが
って、請求項15記載の発明によれば、請求項1記載の
発明と同様の効果を有する他に、支援サービスに参加す
る医療機関等を増やすことができ、小規模医院等も取り
込んだ全国規模のビジネスモデルが実現可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
13を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図
1は、この実施形態における医療費控除手続支援システ
ムの全体構成を示したブロック図である。この医療費控
除手続支援システムは、インターネットを利用した広域
通信システムであり、集中管理センタ1は、都道府県別
あるいは団体・組合別に分散設置されている複数台の支
援サービスセンタ2を集中管理するもので、この集中管
理センタ1には、広域通信網(例えば、専用回線)を介
して各支援サービスセンタ2が接続されている。
【0022】支援サービスセンタ2は、医療費控除が適
用される家族(本人またはその法定家族である家族患者
などであり、以下はその例で説明する)が支払った医療
費を収集管理して、控除申告手続きを支援する支援サー
ビスを行うもので、この支援サービスセンタ2には、ネ
ットワーク網(インターネット)3を介して医療費控除
の対象となる各種の施設/店舗として、全国の各病院端
末4‥‥、調剤薬局端末5‥‥、介護仲介業者端末6‥
‥、療養施設端末7‥‥等が接続されている。また、支
援サービスセンタ2には、ネットワーク網(インターネ
ット)3を介してユーザ端末8が接続されている。ここ
で、ユーザとは、この支援サービスの利用申込を行った
会員ユーザであり、そのユーザ端末8は、例えば、家庭
内に設置されているパーソナルコンピュータ等である。
なお、この支援サービスは、誰でも自由に利用可能な一
般公開型のサービスの他、特定の団体・組合員に限定し
たサービスであってもよい。
【0023】なお、支援サービスセンタ2には、データ
ベースサーバ機能、Webサーバ機能、メールサーバ機
能等の各種のサーバ機能を有し、ユーザ端末8は、We
bブラウザ機能を有している。また、以下の説明におい
ては、病院端末4、調剤薬局端末5のみに特化して説明
し、介護仲介業者端末6、療養施設端末7に対しては、
病院端末4、調剤薬局端末5と略同様の動作処理を行う
ものである為、その説明は省略するものとする。また、
病院端末4、調剤薬局端末5を含めて、以下、医療機関
端末9と総称する。また、支援サービスの利用ユーザに
課金した代金の一部を支援サービスに協力した医療機関
等の協力者に対して還元するようにしている。
【0024】図2は、支援サービスセンタ2と医療機関
端末9との間で送受信される情報を示したものであり、
(A)は、医療機関端末9に対して送信する送信情報を
示した伝送フォーマット、(B)は、医療機関端末9か
らの受信情報を示した伝送フォーマットである。支援サ
ービスセンタ2は、医療費控除の対象となる対象期限
(12月31日)経過後に、医療機関端末9をアクセス
し、図2(A)で示した伝送フォーマットの送信情報、
つまり、「保険証記号・番号」、「本人氏名」、「家族
名(1)」、「家族名(2)」‥‥を含む情報を送り、
医療機関端末9側のデータベースに蓄積保管されている
1年分の家族患者毎の支払いに関する情報の取得要求を
各医療機関端末9に対して行うようにしている。なお、
この実施形態においては、「保険証記号・番号」をその
本人およびその法定家族を識別する為の家族識別情報と
して使用するようにしている。
【0025】医療機関端末9側では、支援サービスセン
タ2からの取得要求に応答して、請求に関する情報を蓄
積管理しているデータベースをアクセスし、図2(B)
で示した伝送フォーマットの請求に関する情報、つま
り、「保険証記号・番号」、「患者名」、「請求月
日」、「請求元」、「請求額」、「種目」、「詳細」‥
‥を含む情報を支援サービスセンタ2へ送る。「請求
元」は、病院名・病院コードあるいは調剤薬局名・薬局
コードを示し、「請求額」は、その患者に対して請求し
た医療費を示している。「種目」は、病名等を示し、
「詳細」は、通院、入院、手術、薬名等のその他の詳細
な説明を示している。なお、この実施形態においては、
医療機関端末9側では支援サービスセンタ2からの取得
要求に応答して、各患者毎にその請求に関する情報を一
括して読み出し、支援サービスセンタ2へ自動送信する
ようにしているが、医療機関端末9側のオペレータが支
援サービスセンタ2からの取得要求を確認した場合に、
一定の操作手順にしたがって支援サービスセンタ2を呼
び出し、1年分の各患者の請求に関する情報を送信する
ようにしてもよい。
【0026】図3は、支援サービスセンタ2側に設けら
れているユーザデータベース21のレコード内容を示し
た図である。このユーザデータベース21は、会員ユー
ザに関する情報をユーザ別に記憶管理するデータベース
である。このユーザレコードは、会員登録時にユーザか
らの申込内容に基づいて作成されたもので、「ユーザI
D」、「ユーザ端末ID(電話番号、メールアドレ
ス)」、「保険証記号・番号」、「本人氏名・年齢」、
「本人住所」、「電話番号」、「法定家族(1)氏名・
年齢・続柄」、「法定家族(2)氏名・年齢・続柄」、
‥‥「所得200万以下フラグ」等の各項目を有してい
る。「ユーザID」は、支援サービスセンタ2側が会員
登録時に発行した当該ユーザ固有の識別情報である。
【0027】なお、「所得200万以下フラグ」は、医
療費控除の対象となるかを判断する法定基準として、所
得200万以下の場合には、1年間の医療費合計が10
万円未満でも控除対象となるので、この例外適用に対処
する為にセットされるものであるが、本年度の所得予測
が会員登録時に不明の場合には、その項目は空欄のまま
となる。つまり、本年度の所得は、会員登録後、何時で
も受け付けるようにしている。また、本人と生計を一に
する配偶者、その他の親族の「住所」は、本人住所と異
なる場合もあるが、この実施形態においては、家族の個
々の住所が本人住所と同一である場合を例示している。
【0028】図4(A)は、支援サービスセンタ2側に
設けられている患者ログデータベース22、(B)は、
医療機関データベース23の内容を示した図である。患
者ログデータベース22は、医療機関端末9側から支援
サービスセンタ2へ送信されて来た請求に関する情報に
基づいて作成されたもので、図2(B)で示した「患者
名」、「請求元」、「請求月日」、「請求額」、「種
目」、「詳細」に基づいて「ユーザID」、「患者
名」、「支出先」、「支出月日」、「支出額」、「種
目」、「詳細」の各項目からなるログレコードが作成さ
れる。「ユーザID」は、医療機関端末9側からの「保
険証記号・番号」および「患者名」に基づいてユーザデ
ータベース21をアクセスすることによって得られた
「ユーザID」である。なお、「支出先」、「支出月
日」、「支出額」は、医療機関側から見た「請求元」、
「請求月日」、「請求額」を患者側から見た項目名とし
たもので、その内容は「請求元」、「請求月日」、「請
求額」と同様である。
【0029】医療機関データベース23は、この支援サ
ービスに協力する医療機関に関する情報を記憶管理する
データベースであり、その各レコードは、「病院名・病
院コードあるいは調剤薬局名・薬局コード」、「住
所」、「電話番号」、「端末ID(電話番号、メールア
ドレス)」、「収集済みフラグ」の各項目を有してい
る。「収集済みフラグ」は、支援サービスセンタ2が医
療費控除の対象となる対象期限経過後において、医療機
関端末9をアクセスして1年分の各患者に関する情報を
一括取得して患者ログデータベース12に収集した場合
に、その収集完了を示す為に当該医療機関に対応してセ
ットされるフラグである。
【0030】図5(A)は、医療費控除申告用として税
務署に提出可能な申告書式を記憶する申告書式ファイル
24の内容を示した図である。この申告書式は、複数ペ
ージからなるもので、税務署側に用意されている書式よ
りも簡素化した書式であり、この申告書式ファイル24
には、この支援サービスの提供業者が正式発行した申告
書である旨を明示する為に、この申告書の所定領域に付
加する情報として、その「業者名および代表者名」およ
び「電子承認印」が記憶されている。そして、この申告
書式は、その1ページ目の書式を定義する表紙フォー
ム、見開きページの左側の書式を定義する領収書貼付欄
フォーム、見開きページの右側の書式を定義する明細一
覧フォーム(ユーザ記入欄フォームを含む)を有する構
成となっている。
【0031】図6は、申告書式に応じて作成された「医
療控除ノート」を示した図であり、この医療控除ノート
は複数ページからなり、その1ページ目は、表紙フォー
ムにしたがって作成されたもので、図6に示すように、
年度、提出日等のタイトルの他に、提出者の特定欄とし
て「本人氏名・電話番号」、「本人住所」、「家族
名」、「年齢」、「続柄」の各記入項目を有している。
図7は、医療控除ノート内の明細一覧等を説明する為の
図で、見開きページの左側に領収書貼付欄フォーム、そ
の右側に明細一覧フォーム、合計欄フォームが配置され
た場合を示している。この明細一覧フォームは、固定領
域ではなく、その行数に応じてその行方向(縦方向)の
サイズ(明細行の行数)は、任意に伸縮可能なものであ
り、例えば、その行数が多い場合には、明細一覧は、2
ページ以上となる。
【0032】この明細一覧フォームの列方向(横方向)
には、「連番」、「支出月日」、「患者名」、「続
柄」、「支出先」、「支出額」、「種目」、「詳細」、
「交通費」、「備考」の各項目を有している。そして、
図中、二重線で囲んだ部分は、患者ログデータベース2
2から家族単位毎に読み出したログレコード項目が配置
されるもので、支援サービスセンタ2側で自動作成した
領域、つまり、サービス提供業者が承認した記述内容で
ある旨を示す承認領域AEを示し、この承認領域AE内
の最後の部分には、その「業者名および代表者名」およ
び「電子承認印」が付加される。この場合、各明細行に
おいて、承認領域AEに該当する項目範囲は、「連番」
〜「詳細」の範囲であり、「交通費」、「備考」は、承
認範囲外となっている。「小計」には、承認領域内にお
いて、その各明細行の「支出額」を合計した支出額合計
が記入配置される。
【0033】ユーザ記入欄フォームは、承認領域AEの
明細一覧に続いて配置されるもので、その行方向を固定
サイズとしているが、ユーザの希望に応じて任意に増大
可能となっている。このユーザ記入領域BEは、「連
番」、「支出月日」、「患者名」、「続柄」、「支出
先」、「支出額」、「種目」、「詳細」、「交通費」、
「備考」の各項目に対応して、承認領域AE内に記載さ
れていない他の医療費(例えば、一般薬局から購入した
薬品購入費等)をユーザ自身が追加入力する為の領域で
ある。なお、このユーザ記入領域BEへの追加入力の他
に、承認範囲外となっている「交通費」、「備考」への
入力もユーザ自身が行うようにしている。
【0034】合計欄フォームは、上述したユーザ記入欄
BEの明細一覧に続いて配置、つまり、「医療控除ノー
ト」の最後の部分に配置されるもので、この合計領域C
Eには、承認領域AE、ユーザ記入領域BEの各「支出
額」を合計した「支出額合計」と、承認領域AE、ユ
ーザ記入領域BEの各「交通費」を合計した「交通費合
計」と、「支出額合計」および「交通費合計」を
加算した「総計額」の各項目を有している。ここで、各
SAM項目への記入をユーザ自身が行った後に、これを
印刷出力した「医療控除ノート」をユーザが税務署へ出
頭提出するようにしている。
【0035】図5(B)は、支援サービスセンタ2側に
設けられているユーザ別作成ノート保管ファイル25の
内容を示した図で、このユーザ別作成ノート保管ファイ
ル25は、ユーザ別に作成された「医療控除ノート」を
「ユーザID」に対応付けて記憶するファイルであり、
この「医療控除ノート」は、医療費控除の対象となる対
象期限経過後に、対応するユーザ端末8へ自動送信され
る。なお、自動送信の他に、ユーザ端末8からの送信要
求に応答して、当該ユーザの「医療控除ノート」を検索
して送信することもできる。
【0036】図8は、支援サービスセンタ2の基本的構
成要素を示したブロック図である。CPU201は、記
憶装置202内のオペレーティングシステムや各種アプ
リケーションソフトにしたがってこの支援サービスセン
タ2の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記
憶装置202は、オペレーティングシステムや各種アプ
リケーションソフトの他、上述したユーザデータベース
21、患者ログデータベース22、医療機関データベー
ス23、申告書式ファイル24、ユーザ別作成ノート保
管ファイル25等が格納され、磁気的、光学的、半導体
メモリ等やその駆動系によって構成されている。この記
録装置202はハードディスク等の固定的なメモリの
他、CD−ROM、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装
着可能な構成であってもよい。この記憶装置2内のプロ
グラムやデータは、必要に応じてRAM(例えば、スタ
ティックRAM)203にロードされたり、RAM20
3内のデータが記憶装置202にセーブされる。更に、
CPU201は通信装置204を介して他の電子機器の
プログラム/データを直接アクセスして使用したり、他
の電子機器から通信装置204を介してダウンロード受
信することもできる。一方、CPU201にはその入出
力周辺デバイスである通信装置204、入力装置20
5、表示装置206がバスラインを介して接続されてお
り、入出力プログラムにしたがってCPU201はそれ
らの動作を制御する。
【0037】次に、この第1実施形態における支援サー
ビスセンタ2の動作アルゴリズムを図9〜図13に示す
フローチャートを参照して説明する。ここで、これらの
フローチャートに記述されている各機能は、読み取り可
能なプログラムコードの形態で格納されており、このプ
ログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。ま
た、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラム
コードにしたがった動作を逐次実行することもできる。
このことは後述する他の実施形態においても同様であ
り、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプ
ログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を
実行することもできる。
【0038】図9は、会員登録の要求があつた際に実行
開始されるユーザ登録処理を示したフローチャートであ
る。先ず、支援サービスセンタ2は、会員登録の要求を
受信すると、登録ページを要求元のユーザ端末8へ送信
する(ステップA1)、この登録ページ内には、「ユー
ザ端末ID(電話番号、メールアドレス)」、「保険証
記号・番号」、「本人氏名・年齢」、「本人住所」、
「電話番号」、「法定家族(1)氏名・年齢・続柄」、
「法定家族(2)氏名・年齢・続柄」、‥‥「所得20
0万以下」の各項目に対応して、その入力領域が設けら
れており、この入力領域内に必要事項が記入されて返信
されて来た場合、支援サービスセンタ2は、これを受信
して(ステップA2)、ユーザレコードを作成し、ユー
ザデータベース21へ追加登録する(ステップA3)。
そして、当該ユーザ固有の「ユーザID」を発行生成し
て、要求元のユーザ端末8へ送信する(ステップA
4)。
【0039】図10は、医療費控除の対象となる対象期
限(12月31日)経過後に、定期的に各医療機関端末
9をアクセスして情報を収集する収集処理を示したフロ
ーチャートである。先ず、支援サービスセンタ2は、現
在のシステム年月日を取得して(ステップB1)、医療
費控除の対象となる対象期限(12月31日)が経過し
たかをチェックし(ステップB2)、その対象期限前で
あれば、このフローの終了となるが、対象期限の経過が
検出された場合には、医療機関データベース23からそ
の「収集済みフラグ」がリセットされている未収集の医
療機関を1つ選択指定し(ステップB3)、この医療機
関に対応付けられている「端末ID」を読み出す(ステ
ップB4)。そして、この「端末ID」で指定される医
療機関端末9をアクセスして収集要求を行い、応答待ち
となる(ステップB5)。
【0040】ここで、指定した医療機関端末9から肯定
(OK)応答を受信した場合には(ステップB6)、ユ
ーザデータベース21から「ユーザID」を1つ選択し
(ステップB7)、それに対応する「保険証記号・番
号」、「本人氏名」、「各法定家族の氏名」を読み出し
て(ステップB8)、図2(A)に示した送信情報
(「保険証記号・番号」、「本人氏名」、「各法定家族
の氏名」を含めた情報)を作成し、その医療機関端末9
へ送信する(ステップB9)。この場合、医療機関端末
9側では、「保険証記号・番号」、「本人氏名」、「各
法定家族の氏名」に該当する請求に関する情報を検索
し、図2(B)に示す「保険証記号・番号」、「患者
名」、「請求月日」、「請求元」、「請求額」、「種
目」、「詳細」‥‥を含む情報を支援サービスセンタ2
へ送る。
【0041】すると、支援サービスセンタ2は、医療機
関端末9からの情報を受信し(ステップB10)、この
受信内容に基づいて「患者名」、「請求元」、「請求月
日」、「請求額」、「種目」、「詳細」に基づいて「ユ
ーザID」、「患者名」、「支出先」、「支出月日」、
「支出額」、「種目」、「詳細」の各項目からなるログ
レコードを作成して、患者ログデータベース22に追加
登録する(ステップB11)。これによって1ユーザ分
の登録が終了すると、全ユーザ分の登録を行う為に、以
下、上述の動作を繰り返す(ステップB7〜B12)。
【0042】いま、全ユーザ分の登録が終了した場合に
は(ステップB12)、その医療機関に対応付けて医療
機関データベース23内に「収集済みフラグ」をセット
する(ステップB13)。そして、医療機関データベー
ス23にセットされている全ての医療機関を選択し終わ
ったかをチェックし(ステップB13)、全ての医療機
関を選択し終わるまでステップB3に戻り、次の未収集
の医療機関を選択し、以下、上述の動作を繰り返す(ス
テップB3〜B14)。なお、このような収集処理を定
期的に繰り返し実行することによって医療機関側の都合
を考慮したとしても、全ての医療機関端末9からの情報
を比較的短期間に収集することができる。
【0043】図11および図12は、医療控除ノートの
作成処理を示したフローチャートである。先ず、支援サ
ービスセンタ2は、医療機関データベース23をアクセ
スし(ステップC1)、全医療機関の「収集済みフラ
グ」がセットされているかをチェックし(ステップC
2)、未収集の医療機関があれば、上述した図10の収
集処理を再起動させる(ステップC3)。これによって
全ての医療機関端末9から情報を収集し終わった場合に
は(ステップC2)、申告書式ファイル24をアクセス
してその1ページ目(表紙フォーム)を読み出し、RA
M203内のワーク域にセットする(ステップC5)。
そして、ユーザデータベース21から「ユーザID」を
1つ選択し(ステップC6)、このユーザID対応の家
族情報、つまり、「本人氏名・年齢」、「本人住所」、
「電話番号」、「法定家族(1)氏名・年齢・続柄」、
「法定家族(2)氏名・年齢・続柄」、‥‥を取得し
(ステップC7)、表紙フォーム内に記入配置する(ス
テップC8)。
【0044】次に、申告書式ファイル24から領収書貼
付欄フォームを読み出してRAM203内のワーク域に
セットする(ステップC9)。更に、明細一覧フォー
ム、ユーザ記入欄フォーム、合計欄フォームを読み出し
てRAM203内のワーク域にセットする(ステップC
10)。そして、選択指定の「ユーザID」に基づいて
患者ログデータベース22をアクセスし(ステップC1
1)、1家族分のログレコードを全て取得すると共に
(ステップC12)、この各レコードを「支出月日」を
キーとして、支出月日順にソートする(ステップC1
3)。次に、図12のステップに移り、取得した1家族
分のレコード数をカウントし(ステップC14)、1ペ
ージ内に全てのレコードを配置可能かをチェックし(ス
テップC15)、配置不可能であれば、必要ページ数分
の明細一覧フォームをワーク域内に展開した後、(ステ
ップC16)、それ以降に続くワーク域内のユーザ記入
欄フォーム、合計欄フォームをシフトする(ステップC
17)。
【0045】次に、取得した1家族分のログレコードの
中からその1つを選択し(ステップC18)、選択レコ
ードの各項目を「連番」と共に、対応する明細行に記入
配置する(ステップC19)。このような配置処理を全
ログレコード分繰り返す(ステップC18〜C20)。
これによって「連番」、「支出月日」、「患者名」、
「続柄」、「支出先」、「支出額」、「種目」、「詳
細」、「交通費」、「備考」の各項目が対応する明細行
に記入配置される。その後、全レコードの「支出額」を
合計した合計額を算出し(ステップC21)、この算出
値を明細一覧フォーム内の「小計欄」に記入配置する
(ステップC22)。更に、申告書式ファイル24から
「業者名および代表者名」および「電子承認印」を読み
出して付加配置した後(ステップC23)、ワーク域内
の全ページを医療控除ノートとして、ユーザ別作成ノー
ト保管ファイル25に格納する(ステップC24)。こ
れによって1ユーザ分のノートを作成保管する処理が終
了すると、全ユーザ分の処理が終了するまで以下、上述
の動作を繰り返す(ステップC4〜C25)。
【0046】図13は、医療控除ノートの自動送信処理
を示したフローチャートである。先ず、支援サービスセ
ンタ2は、ユーザデータベース21から「ユーザID」
を1つ選択し(ステップD1)、このユーザIDに基づ
いてユーザ別作成ノート保管ファイル25を検索して、
該当する全ページ分の医療控除ノートを読み出すと共に
(ステップD2)、ユーザデータベース21から医療控
除の例外適用の基準である「所得200万以下フラグ」
を読み出す(ステップD3)。そして、このユーザID
対応の「端末ID」をユーザデータベース21から読み
出し(ステップD4)、この端末IDに基づいてユーザ
端末8をアクセスする(ステップD5)。
【0047】そして、ユーザ対応の医療控除ノート内か
ら「支出額合計(小計)」を読み出し(ステップD
6)、「所得200万以下フラグ」を参照して合計支出
額が医療控除の適用額(所得200万越えの場合には1
0万円)未満かを判別し(ステップD7)、適用額未満
の場合には、控除適用外を示すメッセージを通知と共
に、当該医療控除ノートをそのユーザ端末8へ送信する
が(ステップD8)、合計支出額が適用額以上の場合に
は、控除適用を示すメッセージを通知と共に、医療控除
ノートをそのユーザ端末8へ送信する(ステップD
9)。これによって1ユーザ分の送信処理が終了する
と、全てのユーザに対する送信処理が繰り返される(ス
テップD1〜D10)。
【0048】以上のように、この第1実施形態において
支援サービスセンタ2は、支援サービスの利用申込を行
ったユーザの家族患者が支出した支出額やその支出先を
含む情報を各医療機関端末9からネットワークを介して
取得して患者ログデータベース22に収集管理すると共
に、この患者ログデータベース22の内容に基づいて家
族単位毎の医療控除ノート(明細一覧)を作成し、その
ユーザ端末8へ送信するようにしたから、ユーザにあっ
ては、支援サービスの利用を申込んでおくだけで、医療
費控除手続に必要な明細一覧を入手することができ、控
除手続きに関する知識がない人でも、入手した明細一覧
を元に容易に申告することが可能となる。
【0049】この場合、明細一覧の内容を支出月日の順
に編集するようにしたから、ユーザにあっては、多数の
領収書の中から明細一覧の内容を元に控除対象を容易に
探して整理することができ、申告書内に領収書を添付す
る作業が容易となる他、税務署側でも作業を効率良く行
うことが可能となる。また、申告書式ファイル24にし
たがって申告用の明細一覧を作成するようにしたから、
入手した明細一覧を印刷するだけで、その印刷物を税務
署に提出することができる。更に、明細一覧内には各家
族患者の支出額を合計した合計支出額(小計)が記入配
置されているので、ユーザにあっては、合計支出額を算
出する手間が省けると共に、算出ミス等を防止すること
ができる。
【0050】また、入手した明細一覧を印刷して税務署
に提出したとしても、この明細一覧の中には、支援サー
ビスの業者名と共に承認印が付されているので、税務署
側にあっては、提供業者によって正式発行したものであ
ることを確認することができる。この場合、税務署側に
おいては、支援サービス業者との信頼関係が確立されれ
ば、その記載内容の確認作業を省略することもでき、事
務処理の大幅な簡素化が可能となり、更に、その領収書
の添付も不要とすれば、ユーザにあっても、領収書を保
管する必要がなくなり、面倒な作業から解放される。
【0051】申告書式の表紙には、医療費控除が適用さ
れる本人の名前、住所およびその法定家族の名前を含む
個人情報が記入配置されているので、ユーザにあっては
各人の個人情報を記入する作業が不要となり、一層効果
的なものとなる。また、明細一覧に続いて、ユーザ側で
任意に記入する為のユーザ記入欄として、申告書式の各
項目に合わせた空白領域を配置するようにしたから、例
えば、一般薬局で購入した医療品等であっても、ユーザ
はそれを控除対象として追加記入して申告することがで
きる。
【0052】医療費控除の対象となる対象期間が経過し
た場合に、ユーザ別に作成された医療控除ノートを対応
する各ユーザ端末8へ自動送信するようにしたから、ユ
ーザが要求しなくても明細一覧を必要な時に入手するこ
とができるので、申告忘れ等を防止することができる。
また、ユーザ対応の各家族患者の支出額を合計した合計
支出額が控除適用額未満の場合には、その旨を当該ユー
ザ端末8へ案内通知するようにしたから、ユーザにあっ
ては追加分を記入する等の対処策を講じることが可能と
なる。一方、支援サービスの利用ユーザに課金した代金
の一部を支援サービスに協力した医療機関等の協力者に
対して還元するようにしたから、支援サービスに参加す
る医療機関等を増やすことができ、小規模医院等も取り
込んだ全国規模のビジネスモデルが実現可能となる。
【0053】(第2実施形態)以下、この発明の第2実
施形態について図14〜図18を参照して説明する。な
お、上述した第1実施形態においては、医療控除ノート
の各明細行に対応する「交通費」の項目を空欄として、
ユーザ自身が交通費を直接記入するようにしたが、この
第2実施形態においては、医療控除の対象となる交通費
を支援サービスセンタ2側で自動算出して記入配置する
ようにしたものである。ここで、両実施形態において基
本的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明
を省略する他、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に
説明するものとする。
【0054】図14(A)は、交通費算出用として、支
援サービスセンタ2側に設けられている各種のデータベ
ースを示し、支援サービスセンタ2は、地図データベー
ス26、交通機関データベース27、料金データベース
28を参照して、交通費の算出を行う。地図データベー
ス26は、地域別住所(市区町村、町域、丁目)の位置
情報(経緯度情報)と、その地域内に存在している医療
機関名やその位置情報(経緯度情報)等を記憶管理する
データベースである。交通機関データベース27は、地
域別住所(市区町村、町域、丁目)において利用可能な
交通機関(電車、バス等)を記憶管理し、料金データベ
ース28は、交通機関別に各ポイント(駅)毎の交通費
(路線別運賃表)を記憶管理するデータベースである。
【0055】図14(B)は、ユーザに利用交通機関を
問い合せる問い合せページの画面内容を示した図で、問
い合せページ画面内には、「連番」、「交通機関の種
別」、「その他」の項目に対応して入力領域を有し、ユ
ーザは、支援サービスセンタ2から送信されて来た医療
控除ノートを参照して、その連番を入力した後、その利
用交通機関の種類を選択指定するようにしている。この
場合、図示の例は、連番「01〜10」、「12〜1
5」は、自宅から同一の医療機関へ出向く為に利用した
交通機関が「バス」、「電車」、「バス」であることを
示している。「その他」の項目には、例えば、タクシー
利用の場合であり、その交通費を直接入力すると共に、
領収書を保管している場合には、領収書の有無のチェッ
ク欄にチェックを入れるようにしている。また、この問
い合せページ画面内には、次のページへの切り換えを指
示する切り換えボタン「次へ」と、支援サービスセンタ
2への送信を指示する「送信ボタン」が配置されてい
る。
【0056】図15は、医療控除ノートの部分拡大図で
あり、自動算出した交通費を明細行に追加記入した状態
を示している。すなわち、問い合せ画面内に入力された
情報にしたがって支援サービスセンタ2は、上述したよ
うに地図データベース26、交通機関データベース2
7、料金データベース28を参照して、交通費の算出を
行い、自動算出された交通費は、当該ユーザ対応の控除
ノート内において、その各明細行に記入される。ここ
で、支援サービス業者が認証した交通費の場合には、そ
の交通費の項目内に認証マーク(認)が付加され、ま
た、ユーザが領収書を保管している場合には、領収書有
りを示すマーク(領)がその交通費の項目内に付加され
る。この場合、備考の項目には、利用した交通機関の種
類が列記される。
【0057】図16は、支援サービスセンタ2が各ユー
ザに対して交通機関を問い合わせる場合の処理を示した
フローチャートである。先ず、支援サービスセンタ2
は、ユーザIDを選択し(ステップE1)、このユーザ
IDに基づいてユーザデータベース21を検索し、該当
する「端末ID」を取得する(ステップE2)。このユ
ーザ端末IDに基づいてユーザ端末8をアクセスし、上
述した第1実施形態のように医療機関端末9からの情報
に基づいて自動生成した医療控除ノートを仮ノートとし
て、この仮ノートと共に、交通機関問い合せページを送
信する(ステップE3)。以下、全ユーザを選択し終わ
るまで上述の動作を繰り返す(ステップE1〜E4)。
ここで、ユーザ端末8側においては、図14(B)に示
した問い合せ画面内に必要事項を入力して送信ボタンを
操作すると、その画面内の入力情報は支援サービスセン
タ2へ送信される。
【0058】図17および図18は、交通費算出配置処
理を示したフローチャートである。支援サービスセンタ
2は、ユーザ端末8からの問合せ結果の受信待ち状態に
おいて(ステップF1)、何れからのユーザ端末8から
問合せ結果を受信すると、その受信内容に基づいて当該
ユーザを特定すると共に(ステップF2)、問合せ結果
をワーク域に展開する(ステップF3)。このワーク域
内の問合せ結果から「連番」を1つ選択し(ステップF
4)、この連番に対応する受信データ(選択指定された
交通機関の種別あるいは直接入力された交通費)を読み
出し(ステップF5)、受信データが交通費の直接入力
であれば(ステップF6)、ユーザ対応の医療控除ノー
トをアクセスし、このノート内において選択連番に対応
付けられている明細行の交通費の項目に、ユーザ入力の
金額を記入配置する(ステップF7)。そして、領収書
の有無をチェックし(ステップF8)、有れば、この交
通費の項目に領収書有りマークを付加配置する(ステッ
プF9)。
【0059】一方、選択連番対応の受信データが交通機
関の種別を示すものであれば(ステップF6)、その連
番に対応付けられている患者名を医療控除ノートから取
得し、この患者名に基づいてユーザデータベース21を
アクセスしてその住所を取得する(ステップF10)。
また、選択連番に対応付けられている支出先名を医療控
除ノートから取得し、この支出先名に基づいて医療機関
データベース23をアクセスしてその住所を取得する
(ステップF11)。更に、選択連番対応の受信データ
である利用交通機関の種別を取得する(ステップF1
2)。そして、取得した患者住所と医療機関住所と利用
交通機関の種別とに基づいて交通機関データベース2
7、料金データベース28を参照し(ステップF1
3)、患者が自宅から医療機関へ出向く為に要した交通
費を算出する(ステップF14)。
【0060】この場合、支援サービスセンタ2は、患者
住所と医療機関住所とに基づいて地図データベース26
を検索し、患者の自宅から医療機関へ出向く為の方向や
距離を求めた後に、この方向や距離に基づいて交通機関
データベース27を検索し、利用交通機関を特定すると
共に、その利用経路を特定する(ステップF13)。こ
れによって特定した交通機関に基づいて料金データベー
ス28を参照し、患者が自宅から医療機関へ出向く為に
要した交通費、例えば、電車、バスを乗り継いで通院し
た場合には、その合計額を算出し(ステップF14)、
この算出額をユーザ対応の医療控除ノート内において、
その交通費の項目に記入配置する(ステップF15)。
【0061】次に、図18のステップF16に移り、患
者住所と医療機関住所とに基づいて地図データベース2
6を検索し、患者の自宅から医療機関へ出向く為の方向
や距離を求めた後に、この方向や距離に基づいて交通機
関データベース27を検索し、最適な交通機関を推測す
る。つまり、患者の自宅から医療機関へ出向くのに最短
となる交通機関を推測し、ユーザ指定の交通機関と比較
し(ステップF17)、その結果、略妥当かを判別する
(ステップF18)。例えば、患者が医療機関へ出向く
のに極端に遠回りしたような場合には、ユーザ指定の交
通機関は妥当ではないと判断するが、時間的にも距離的
にも大差が無い場合にはユーザ指定の交通機関が妥当な
ものと判断し、交通費の項目に承認マークを付加配置す
る(ステップF19)。
【0062】これによって連番1つに対する交通費算出
配置が終了すると、全連番に対して同様の算出配置処理
を行う為に、全ての連番を選択し終わったかを判別し
(ステップF20)、全ての連番を選択し終わるまで図
17のステップF4に戻り、以下、上述の動作を繰り返
す。この結果、全ての連番を選択し終わった場合には
(ステップF20)、各明細行の交通費を合計してその
合計額を算出すると共に(ステップF21)、その算出
結果を医療控除ノート内の交通費の合計欄に記入配置す
る(ステップF22)。その後、図17のステップF1
に戻り、問合せ結果の受信待ち状態となる。
【0063】以上のように、この第2実施形態において
支援サービスセンタ2は、患者が自宅から医療機関へ出
向く為に利用した交通機関とその患者住所と医療機関住
所とに基づいて地図データベース26、交通機関データ
ベース27、料金データベース28を参照して、患者が
自宅から医療機関へ出向く為に要した交通費を算出して
医療控除ノート内における各明細行の交通費の項目に記
入配置するようにしたから、交通費の自動算出と記入配
置を行うことができ、ユーザの負担を軽減することが可
能となる。この場合、支援サービスセンタ2は、ユーザ
端末8に対して仮の医療控除ノートと共に、交通機関問
い合せページを送信するようにしたから、ユーザにあっ
ては、自宅から医療機関へ出向く為に利用した交通機関
の種別として、例えば、具体的な路線名を入力しなくて
も、単に電車、バス等の利用種別をこの問合せページ内
に入力指定するだけでよく、極めて簡単な入力で足り
る。
【0064】この問合せページは、明細一覧に付された
連番を入力指定する項目と、この連番に対応して、その
利用交通機関の種別を入力指定する項目とを有し、支援
サービスセンタ2は、指定された連番において、その患
者および医療機関の住所に基づいて当該医療機関に出向
くのに利用した交通機関の種別を推測すると共に、この
推測結果と、ユーザ指定された利用交通機関の種別とを
比較して、ユーザ指定の利用種別が妥当である場合に
は、自動算出した交通費を承認したマークを交通費に対
応付けて記入配置するようにしたから、税務署において
はその承認有無を確認するだけで、交通費が妥当なもの
であることを確認することができ、事務作業の効率化に
役立つ。
【0065】また、問合せページは、明細一覧に付され
た連番を入力指定する項目と、この連番に対応して交通
費を直接入力する項目と、領収書の有無を指定する項目
と有し、支援サービスセンタ2は、ユーザ入力された交
通費を対応項目に記入配置すると共に、領収書の有無を
記入配置するようにしたから、税務署にあっては、交通
費(例えば、タクシー代)に対する領収書の有無を容易
に確認することができ、作業を効率良く行うことが可能
となる。
【0066】(第3実施形態)以下、この発明の第3実
施形態について図19〜図21を参照して説明する。な
お、上述した第1実施形態においては、承認領域AEの
明細一覧に続いて配置されるユーザ記入欄を空欄とし、
承認領域AE内に記載されていない他の医療費(例え
ば、一般薬局から購入した薬品購入費等)をこのユーザ
記入欄内にユーザ自身が直接追加記入して税務署に提出
するようにしたが、この第3実施形態においては、追加
記入の問合せページをユーザ端末8へ送信し、この問合
せ結果を含めた医療控除ノートを作成してユーザへ送信
するようにしたものである。ここで、両実施形態におい
て基本的に同一のものは、同一符号を付して示し、その
説明を省略する他、以下、第2実施形態の特徴部分を中
心に説明するものとする。
【0067】図19は、追加記入分の問合せページ画面
を示した図である。この問合せページ画面内には、「連
番」、「支出月日」、「患者名」、「続柄」、「支出
先」、「支出額」、「種目」、「詳細」、「交通費」の
各項目を有し、そのうち図中太線で囲んだ項目、つま
り、「連番」、「続柄」を除く各項目は、ユーザ自身が
入力する為の入力項目を示している。なお、問合せペー
ジ画面内には、1ページ内に記入しきれない場合に次ペ
ージへの切り換えを指示する切り換えボタン「次へ」
と、記入内容を支援サービスセンタ2へ送信すべきこと
を指示する送信ボタンが配置されている。
【0068】図20は、追加記入分の問合せ処理を示し
たフローチャートである。先ず、支援サービスセンタ2
は、ユーザデータベース21から「ユーザID」を1つ
選択して(ステップG1)、このユーザID対応のユー
ザ端末IDをユーザデータベース21から取得し(ステ
ップG2)、このユーザ端末IDに基づいてユーザ端末
8をアクセスし、上述した第1実施形態のように医療機
関端末9からの情報に基づいて自動生成した医療控除ノ
ートを仮ノートとして、この仮ノートと共に追加記入分
の問合せページを送信する(ステップG3)。このよう
な処理を全ユーザ分繰り返し実行する(ステップG1〜
G4)。この場合、ユーザ端末8側では、図17に示し
た問合せページ画面内の各明細行に、例えば、一般薬局
から購入した薬品購入費等を入力する。
【0069】図21は、追加記入分を含めた医療控除ノ
ートを作成する処理を示したフローチャートである。先
ず、支援サービスセンタ2は、追加問合せ結果の受信待
ち状態において(ステップH1)、何れからのユーザ端
末8から追加問合せ結果を受信すると、その受信内容に
基づいて当該ユーザを特定すると共に(ステップH
2)、受信した問合せ結果をワーク域に展開する(ステ
ップH3)。そして、このワーク域内の問合せ結果から
「連番」を1つ選択し(ステップH4)、この連番に対
応する明細行分(1レコード分)の入力データを読み出
し(ステップH5)、特定したユーザ対応の医療控除ノ
ートのユーザ記入欄に追加登録する(ステップH6)。
そして、全連番に対する処理が終了するまで上述の動作
を繰り返す(ステップH4〜H7)。
【0070】これによって1ユーザ分の追加作成処理が
終了すると(ステップH7)、追加分の各明細行に基づ
いて「支出額」、「交通費」別にその合計額を算出する
(ステップH8)。そして、図7で示した合計領域CE
内において、承認領域AE、ユーザ記入領域BEの各
「支出額」を合計した「合計」と、承認領域AE、ユ
ーザ記入領域BEの各「交通費」を合計した「合計」
と、「合計」および「合計」を加算した「総計額」
を算出して、合計領域CE内の対応項目位置に記入配置
する(ステップH9)。
【0071】以上のように、この第3実施形態において
支援サービスセンタ2は、各ユーザ端末8に対して送信
した追加記入分の問合せページに対して、ユーザ端末8
からその問合せ結果が送信されて来た場合には、このユ
ーザ記入内容を含めた医療控除ノートを作成するように
したから、上述した第1実施形態のように医療機関端末
9からの情報に基づいて自動生成した明細一覧の他に、
ユーザが直接記入した情報も含めた明細一覧を得ること
ができる。この場合、合計領域CE内には、承認領域A
E、ユーザ記入領域BEの各「支出額」を合計した「支
出額合計」と、承認領域AE、ユーザ記入領域BEの
各「交通費」を合計した「交通費合計」と、「合計
」および「合計」を加算した「総計額」が自動算出
されて記入配置される為、ユーザにあっては、「支出額
合計」、「交通費合計」、「総計額」を計算する手
間が省けると共に、正確な値を得ることができる。
【0072】なお、上述した各実施形態においては、支
援サービスセンタ2が医療費控除の対象となる対象期限
(12月31日)経過後を監視するようにしたが、その
監視を集中管理センタ1側で行い、各支援サービスセン
タ2に対してその期限経過後を通知するようにしてもよ
い。このことは、他の処理についても同様であり、例え
ば、ユーザの会員登録を集中管理センタ1側で一括して
行ってもよい。つまり、上述した各実施形態で行ってい
る支援サービスセンタ2側の各種機能のうち、その一部
を集中管理センタ1側に委ねるようにしてもよい。
【0073】申告書式は、図6および図7に示すものに
限定されず、医療費控除申告用として税務署に提出可能
な書式であれば任意である。また、上述した各実施形態
においては、自動生成した医療控除ノートを各ユーザ宛
に自動送信するようにしたが、ユーザの要求に応じて医
療控除ノートを要求元のユーザ端末8へ送信するように
してもよい。この場合、医療控除の対象となるかを示す
メッセージを通知した後に、控除対象者からの要求に応
答して医療控除ノートを送信するようにしてもよい。
【0074】また、上述した各実施形態において自動生
成した医療控除ノートは、承認領域AE、ユーザ記入領
域BE、合計領域CEを有する構成としたが、承認領域
AEのみからなる医療控除ノートであってもよく、ユー
ザ記入領域BE、合計領域CEの対応するページは、ユ
ーザの希望に応じて別個に送信送付するようにしてもよ
い。また、ユーザ記入時に参考となる資料として、税務
署への申告手続きの仕方を説明した内容の資料をユーザ
へ案内送信するようにしてもよい。
【0075】上述した第2実施形態において支援サービ
スセンタ2は、患者が自宅から医療機関へ出向く為に利
用した交通機関とその患者住所と医療機関住所とに基づ
いて地図データベース26、交通機関データベース2
7、料金データベース28を参照して、患者が自宅から
医療機関へ出向く為に要した交通費を算出するようにし
たが、地図データベース26、交通機関データベース2
7、料金データベース28を集中管理センタ1側に設
け、集中管理センタ1側で算出した交通費を支援サービ
スセンタ2側が受取るようにしてもよい。
【0076】なお、上述した第3実施形態においては、
ユーザ追加記入分の問合せ結果を受信した場合に、医療
機関端末9からの情報に基づいて自動生成した明細一覧
の他に、ユーザが直接記入した情報も含めた明細一覧を
得るようにしたが、支援サービスセンタ2側で問合せ結
果に基づいてユーザ追加記入分が控除対象となるか等を
審査するようにしてもよい。この場合、控除対象外であ
ると認識した場合に、その旨をユーザに通知して修正依
頼を行ったり、支援サービスセンタ2側で自動修正した
旨を通知するようにしてもよい。
【0077】その他、ユーザは、レシート等の領収書イ
メージを読取るイメージ読取装置を利用して領収書イメ
ージをユーザ識別情報(例えば、指紋情報等)と共に支
援サービスセンタ2へ送信すると、支援サービスセンタ
2は、このユーザ別に領収書イメージを収集管理すると
共に、各ユーザ対応の医療控除ノートの作成時に、当該
ユーザの領収書イメージを読み出して、医療控除ノート
内の領収書貼り付け欄に自動添付するようにしてもよ
い。このように領収書の貼り付けも自動化することによ
って、ユーザの負担を更に軽減することが可能となる。
【0078】一方、コンピュータに対して、上述した各
手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記
録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデ
スク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコ
ードを有する記録媒体であって、医療費控除が適用され
る本人またはその法定家族である家族患者が支払った医
療費を収集管理して、控除申告手続きを支援する支援サ
ービスの利用申込を行ったユーザに関連付けて、その家
族を識別する家族識別情報を登録管理する機能と、前記
家族患者が支出した支出額、支出先を含む支払い情報を
当該支出先側の端末からネットワークを介して取得する
機能と、前記家族識別情報に関連付けて、前記取得手段
によって取得した各家族患者の支払い情報を記憶管理す
る機能と、前記家族識別情報に対応付けられている各家
族患者の支払い情報を読み出して、家族単位毎の明細一
覧を作成する機能と、家族単位毎に作成されたユーザ対
応の明細一覧を当該ユーザ端末へネットワークを介して
送信する機能とを実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するよ
うにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】この発明(請求項1記載の発明)によれ
ば、支援サービスの利用申込を行ったユーザの家族が支
出した支出額やその支出先を含む支払い情報を医療機関
(病院、調剤薬局)等の支出先側の端末からネットワー
クを介して取得して収集管理すると共に、家族単位毎に
読み出した支払い情報に基づいて家族単位毎の明細一覧
を作成して、そのユーザ端末へネットワークを介して送
信するようにしたから、ユーザにあっては、支援サービ
スの利用を申込んでおくだけで、医療費控除手続に必要
な明細一覧を入手することができ、控除手続きに関する
知識がない人でも、入手した明細一覧を元に容易に申告
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療費控除手続支援システムの全体構成を示し
たブロック図。
【図2】支援サービスセンタ2と医療機関端末9との間
で送受信される情報を示し、(A)は、医療機関端末9
に対して送信する送信情報を示した伝送フォーマット、
(B)は、医療機関端末9からの受信情報を示した伝送
フォーマットを示した図。
【図3】支援サービスセンタ2側に設けられているユー
ザデータベース21のレコード内容を示した図。
【図4】(A)は、支援サービスセンタ2側に設けられ
ている患者ログデータベース22、(B)は、医療機関
データベース23の内容を示した図。
【図5】(A)は、医療費控除申告用として税務署に提
出可能な申告書式を記憶する申告書式ファイル24の内
容を示した図、(B)は、支援サービスセンタ2側に設
けられているユーザ別作成ノート保管ファイル25の内
容を示した図。
【図6】申告書式に応じて作成された「医療控除ノー
ト」を示した図。
【図7】医療控除ノート内の明細一覧等を説明する為の
図。
【図8】支援サービスセンタ2の基本的構成要素を示し
たブロック図。
【図9】会員登録の要求があつた際に実行開始されるユ
ーザ登録処理を示したフローチャート。
【図10】医療費控除の対象となる対象期限経過後に、
定期的に各医療機関端末9をアクセスして情報を収集す
る収集処理を示したフローチャート。
【図11】医療控除ノートの作成処理を示したフローチ
ャート。
【図12】図11に続く、医療控除ノートの作成処理を
示したフローチャート。
【図13】医療控除ノートの自動送信処理を示したフロ
ーチャート。
【図14】第2実施形態において、(A)は、交通費算
出用として支援サービスセンタ2側に設けられている各
種のデータベースを示した図、(B)は、ユーザに利用
交通機関を問い合せる問い合せページの画面内容を示し
た図。
【図15】第2実施形態において、医療控除ノートの部
分拡大図。
【図16】第2実施形態において、支援サービスセンタ
2が各ユーザに対して交通機関を問い合わせる場合の処
理を示したフローチャート。
【図17】第2実施形態において、交通費算出配置処理
を示したフローチャート。
【図18】図17に続く、交通費算出配置処理を示した
フローチャート。
【図19】第3実施形態において、追加記入分の問合せ
ページ画面を示した図。
【図20】第3実施形態において、追加記入分の問合せ
処理を示したフローチャート。
【図21】第3実施形態において、追加記入分を含めた
医療控除ノートを作成する処理を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 集中管理センタ 2 支援サービスセンタ 3 ネットワーク網 4 病院端末 5 調剤薬局端末 6 介護仲介業者端末 7 療養施設端末 8 ユーザ端末 9 医療機関端末 21 ユーザデータベース 22 患者ログデータベース 23 医療機関データベース 24 申告書式ファイル 25 ユーザ別作成ノート保管ファイル 26 地図データベース 27 交通機関データベース 28 料金データベース AE 承認領域 BE ユーザ記入領域 CE 合計領域 201 CPU 202 記憶装置 204 通信装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療費控除が適用される家族が支払った医
    療費を収集管理して、控除申告手続きを支援する支援サ
    ービスを行う医療費控除手続支援装置であって、 前記支援サービスの利用申込を行ったユーザに関連付け
    て、その家族を識別する家族識別情報を登録管理する家
    族情報登録手段と、 前記家族が支出した支出額、支出先を含む支払い情報を
    当該支出先側の端末からネットワークを介して取得する
    取得手段と、 前記家族識別情報に関連付けて、前記取得手段によって
    取得した各家族の支払い情報を記憶管理する支払い情報
    記憶手段と、 この支払い情報記憶手段から前記家族識別情報に対応付
    けられている各家族の支払い情報を読み出して、家族単
    位毎の明細一覧を作成する作成手段と、 この作成手段によって家族単位毎に作成されたユーザ対
    応の明細一覧を当該ユーザ端末へネットワークを介して
    送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする医療費控除手続支援装置。
  2. 【請求項2】前記支払い情報は、支出額、支出先の他
    に、支出月日を含み、 前記取得手段は、医療費控除の対象となる対象期限経過
    後に、前記支出先側に蓄積保管されている1年分の患者
    毎の支払い情報を一括取得し、 前記作成手段は、ユーザ対応の明細一覧を家族単位毎に
    作成する際に、前記支払い情報内の支出月日をキーとし
    て、明細一覧の内容を支出月日の順に編集する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の医療費控除
    手続支援装置。
  3. 【請求項3】医療費控除申告用として適用される申告書
    式を記憶する書式情報記憶手段を設け、 前記支払い情報は、支出額、支出先の他、支出月日を含
    み、 前記作成手段は、前記申告書式内の各項目に、少なくと
    も、家族患者名、支出先名、支出月日、支出額を配置し
    た申告用の明細一覧を作成する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の医療費控除
    手続支援装置。
  4. 【請求項4】前記作成手段は、ユーザ対応の明細一覧を
    家族単位毎に作成する際に、当該ユーザの各家族の支出
    額を合計した合計支出額を算出して、当該明細一覧内の
    合計欄に記入配置する、 ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の
    医療費控除手続支援装置。
  5. 【請求項5】前記作成手段は、前記申告書式内の各項目
    に、少なくとも、家族名、支出先名、支出月日、支出額
    を配置した申告用の明細一覧を作成する際、支援サービ
    スの提供業者が正式発行した明細一覧である旨を明示す
    る為に、この申告用明細一覧の所定領域にその業者名と
    共に電子承認印を付加する、 ようにしたことを特徴とする請求項3あるいは4記載の
    医療費控除手続支援装置。
  6. 【請求項6】前記家族情報登録手段は、前記支援サービ
    スの利用申込を行ったユーザに関連付けて、その家族を
    識別する家族識別情報を登録管理すると共に家族の個々
    を示す個人情報を登録管理し、 前記作成手段は、医療費控除が適用される本人の名前、
    住所およびその家族の名前を含む個人情報を前記申告書
    式内の所定領域内に記入配置する、ようにしたことを特
    徴とする請求項3乃至5いずれか記載の医療費控除手続
    支援装置。
  7. 【請求項7】前記作成手段は、前記申告書式内の各項目
    に、少なくとも、家族名、支出先名、支出月日、支出額
    を配置した申告用の明細一覧を作成する際に、この明細
    一覧に続いて、ユーザ側で任意に記入する為のユーザ記
    入欄として、申告書式の各項目に合わせた空白領域を配
    置する、 ようにしたことを特徴とする請求項3乃至6いずれか記
    載の医療費控除手続支援装置。
  8. 【請求項8】前記ユーザ端末に対してユーザ記入欄を送
    信した後に、当該ユーザ端末からユーザ記入欄に記入さ
    れた記入内容を受信し、このユーザ記入内容を含めて前
    記作成手段は、家族単位毎の明細一覧を作成する、 ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の
    医療費控除手続支援装置。
  9. 【請求項9】各家族が医療等の施設に出向く為に利用し
    た交通機関とその家族およびその施設の住所とに基づい
    て当該施設に出向くのに要した交通費を算出する交通費
    算出手段を設け、 前記作成手段は、明細一覧内に前記算出した交通費を記
    入配置する、 ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の
    医療費控除手続支援装置。
  10. 【請求項10】各家族が医療等の施設に出向く為に利用
    した交通機関を問い合わせる為に、前記送信手段は、ユ
    ーザ対応の明細一覧と共にその問合せページを当該ユー
    ザ端末へ送信し、 前記交通費算出手段は、前記ユーザ端末側で前記問合せ
    ページの画面内に入力された入力内容に基づいて利用交
    通機関を特定する、 ようにしたことを特徴とする請求項9記載の医療費控除
    手続支援装置。
  11. 【請求項11】前記問合せページは、前記明細一覧に付
    された連番を入力指定する項目と、この連番に対応し
    て、その利用交通機関の種別を入力指定する項目とを有
    し、 前記作成手段は、指定された連番において、その家族お
    よび医療等の施設の住所に基づいて当該施設に出向くの
    に利用した交通機関の種別を推測すると共に、この推測
    結果と、ユーザ指定された利用交通機関の種別とを比較
    して、ユーザ指定の利用種別が妥当である場合には、前
    記交通費算出手段によって算出された交通費を承認した
    旨を当該交通費に対応付けて記入配置する、 するようにしたことを特徴とする請求項10記載の医療
    費控除手続支援装置。
  12. 【請求項12】前記問合せページは、前記明細一覧に付
    された連番を入力指定する項目と、この連番に対応して
    交通費を直接入力する項目と、領収書の有無を指定する
    項目と有し、 前記作成手段は、ユーザ入力された交通費を対応項目に
    記入配置すると共に、領収書の有無を記入配置する、 するようにしたことを特徴とする請求項10記載の医療
    費控除手続支援装置。
  13. 【請求項13】医療費控除の対象となる対象期間が経過
    したかを監視する監視手段を設け、 前記送信手段は、医療費控除の対象となる対象期間の経
    過後に、ユーザ別に作成された明細一覧を対応する各ユ
    ーザ端末へ自動送信する、 ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の
    医療費控除手続支援装置。
  14. 【請求項14】ユーザ対応の各家族の支出額を合計した
    合計支出額が控除適用額未満かを判別する判別手段を設
    け、 この判別手段によって適用額未満であることが判別され
    た場合に、その旨を当該ユーザ端末へ案内通知する、 ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは3記載の
    医療費控除手続支援装置。
  15. 【請求項15】前記支援サービスの利用ユーザに課金し
    た代金の一部を支援サービスに協力した医療機関等の協
    力者に対して還元する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の医療費控除
    手続支援装置。
  16. 【請求項16】コンピュータに対して、 医療費控除が適用される家族が支払った医療費を収集管
    理して、控除申告手続きを支援する支援サービスの利用
    申込を行ったユーザに関連付けて、その家族を識別する
    家族識別情報を登録管理する機能と、 前記家族患者が支出した支出額、支出先を含む支払い情
    報を当該支出先側の端末からネットワークを介して取得
    する機能と、 前記家族識別情報に関連付けて、前記取得手段によって
    取得した各家族患者の支払い情報を記憶管理する機能
    と、 前記家族識別情報に対応付けられている各家族患者の支
    払い情報を読み出して、家族単位毎の明細一覧を作成す
    る機能と、 家族単位毎に作成されたユーザ対応の明細一覧を当該ユ
    ーザ端末へネットワークを介して送信する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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