JP2002041649A - 保険手続きシステム及び保険手続きシステムの制御方法 - Google Patents

保険手続きシステム及び保険手続きシステムの制御方法

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JP2002041649A
JP2002041649A JP2000223024A JP2000223024A JP2002041649A JP 2002041649 A JP2002041649 A JP 2002041649A JP 2000223024 A JP2000223024 A JP 2000223024A JP 2000223024 A JP2000223024 A JP 2000223024A JP 2002041649 A JP2002041649 A JP 2002041649A
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patient
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insurance
insurance card
patient data
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Seiji Yamaguchi
征治 山口
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】患者の保険証を提示するために携帯する煩わし
さと、診療報酬を保険組合毎に請求しなければならない
保険医療機関の負担との双方を軽減する。 【解決手段】医療情報保管管理会社11には、被保険者
毎の保険証データを格納する医療機関用データベースが
備えられており、病院等の保険医療機関で、患者が保険
証を提示しなくても、患者の氏名、住所、電話番号等の
患者固有の患者データを医療情報保管管理会社11の入
出力装置にネットワークを介して送信することで、医療
機関用データベースを検索し、患者がどの保険組合の被
保険者或いは被保険者の被扶養者であるかを調べる。
又、保険負担分の費用請求はネットワークを介して医療
情報保管管理会社11に行うことで、医療情報保管管理
会社11が費用請求を保険組合102毎に割振りし、そ
れぞれの医療費審査支払機関101へネットワークを経
由して費用請求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康保険被保険者
証の提示がなくても、患者が被保険者であることを調べ
ることができ、患者と診療機関との双方の負担を軽減す
ることの可能な保険手続きシステム及び保険手続きシス
テムの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】患者が、病院や診療所などの保険医療機
関で保険診療を受けようとする場合、自身が健康保険の
被保険者、又は被保険者の被扶養者である旨を、健康保
険被保険者証(以下、「保険証」と省略する)を、保険
医療機関の窓口に提示して、証明する必要がある。
【0003】この保険証の提示は、初診時、及び1ヶ月
毎等の定期的な提示が求められ、保険医療機関は受け付
けた保険証を患者の身分証として扱い、当該保険証に基
づいて診療事項や検査事項などを管理すると共に、適用
する保険機構を識別する。
【0004】そして、適用する保険機構での取扱に応じ
て、医療費、及び薬剤費の一部を患者から徴収し、残り
の部分を政府管掌健康保険、健康保険組合、国民健康保
険、共済組合等の保険者へ請求する。
【0005】この場合、保険医療機関は、保険者から診
療報酬を受け取るために、患者毎に1ヶ月分の診療内容
を取りまとめ、定められた書式の診療報酬明細書(レセ
プト)に記載し、定められた期間に提出することが義務
づけられている。
【0006】保険医療機関は、診療報酬明細書(レセプ
ト)を各都道府県単位の社会保険診療報酬支払基金、或
いは国民保険連合会に提出し、清算を受けることができ
る。社会保険診療報酬支払基金は、診療報酬明細書(レ
セプト)を取りまとめ、政府管掌や組合管掌、共済会等
の保険組合毎に振り分けて、各保険組合毎に医療費の請
求を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、患者が病院へ
診療を受けに出向く際に、保険証をうっかり忘れてしま
ったりする場合も多いが、このような場合、原則的に保
険診療を受けることができない。しかし、保険証をうっ
かり忘れただけで、保険診療が受けられないとすると、
患者に負担を背負わせることになる。又、保険証のサイ
ズが比較的大きいため、携帯し難いという問題もある。
【0008】一方、保険医療機関が保険証の提示がない
場合に、診察券の確認だけで保険扱いで治療を行い、保
険負担分の診療報酬を保険組合へ請求しても、患者の保
険資格が既に喪失している場合は、保険組合に支払義務
がなく、保険医療機関側が保険証の確認義務を怠ったと
の理由から、保険医療機関側に未回収金が発生する。
【0009】そのため、保険医療機関は、患者全員の保
険証の確認を徹底し、保険証の提示が無い場合は、保険
医療を拒否せざる得ない実状がある。又、患者が被保険
者或いは、被保険者の被扶養者であるかどうかを、保険
組合に逐一確認することは、時間と手間が掛かり、現実
的ではない。
【0010】ここで、社会保障制度の概略を、図40の
系統図を参照しながら説明する。社会保障制度は、狭義
の社会保障と、広義の社会保障とがあり、社会保険、老
人保険等、医療に拘わる保険は狭義の社会保障に属して
いる。そして、この社会保険に、被用者(サラリーマ
ン)を対象とする被用者保険と、自営業等の地域住民を
対象とする住民保険が有り、又、老人保険として老人医
療制度がある。
【0011】被用者保険には、一般のサラリーマンを対
象とする健康保険、船員を対象とする船員保険、各種公
務員、教職員を対象とする共済組合の各保険組合が設け
られており、更に、健康保険は、主として中小企業のサ
ラリーマンを対象とする政府管掌保険と、主として大企
業のサラリーマンを対象とし、企業やグループ毎に運営
する健康保険組合とがある。
【0012】又、住民保険には、主に自営業者を対象と
する国民健康保険と、退職者を対象とする国民健康保険
の各制度がある。
【0013】これらは、医療保険の取扱が個々に異なっ
ているので、保険医療機関では、適用する保険を確認す
るために、患者に対し保険証の提示を求める。又、老人
医療制度では、保険証以外に、医療受給者証、健康手帳
の提示が求められる。
【0014】次に、図41を参照しながら、健康保険組
合と自営業者などを対象とする国民健康保険とを例に、
保険医療機関が行う療費請求手続きを説明する。
【0015】国民健康保険:被保険者(被保険者の被扶
養者を含む)200が保険医療機関である病院・診療所
202で診療を受けようとした場合、病院・診療所20
2に保険証(国民健康保険被保険者証)を提示して
(a)、診療を受けると、病院・診療所202では、国
民保険連合会203に対し、保険負担分の診療報酬を申
請する(b)。
【0016】国民保険連合会203では、市町村の国民
保険組合204に対し、医療費の審査、請求を依頼する
(c)。国民保険組合204では、診療報酬明細書(レ
セプト)の内容を審査し、適式と判断した場合、申請さ
れた医療費を国民保険連合会203を通じて(d)、病
院・診療所202へ支払う(e)。
【0017】健康保険組合:被保険者(被保険者の被扶
養者を含む)200が保険医療機関である病院・診療所
202で診療を受けようとした場合、病院・診療所20
2に保険証(健康保険被保険者証)を提示して(a)、
診療を受けると、病院・診療所202では、社会保険診
療報酬支払基金205へ、保険負担分の診療報酬を申請
する(f)。
【0018】社会保険診療報酬支払基金205では、保
険者である健康保険組合206に対し、医療費の審査、
請求を依頼する(g)。健康保険組合206では、診療
報酬明細書(レセプト)の内容を審査し、適式と判断し
た場合、申請された医療費を社会保険診療報酬支払基金
205を通じて、病院・診療所202へ支払う(h)。
【0019】このように、診療報酬の請求先は、保険組
合毎に相違しており、病院・診療所202では、被保険
者毎に1ヶ月分の診療内容を取りまとめ、定められた書
式の診療報酬明細書(レセプト)に記載して、保険者毎
に別々に診療報酬を請求する。
【0020】このように、病院・診療所202等が、診
療報酬を請求しようとする場合、保険者毎に請求しなけ
ればならないため、請求手続きが極めて煩雑である。
【0021】更に、診療報酬は、保険組合、給付対象者
毎に相違しており、その一例を表1〜表5に示す。
【0022】定率の一部負担金:
【表1】
【0023】表1に示すように、被保険者の一部負担金
は、原則として定率負担であるが、都道府県知事に届け
出た保険医療機関、又は保険薬局について療養に要する
費用の額が、3,500円以下である療養の給付を受ける際
に支払う一部負担金の額は、表2に示すように、段階的
に定額負担とすることができる。
【0024】
【表2】
【0025】更に、薬剤に関しては、表3に示すよう
に、投薬する薬剤の類別(内服薬、外用薬、頓服薬)、
及び同類に属する薬剤であっても、投薬の種類が増加す
る毎に負担金が増加する。
【0026】薬剤に関する一部負担金:
【表3】
【0027】このように、病院・診療所2等の保険医療
機関が、保険者に対して診療報酬を請求しようとする場
合、保険者毎に請求しなければならず、しかも、その際
の被保険者の一部負担金額が、定率の場合も段階的に定
額となっている場合もあり、様々な条件を調査しなが
ら、診療報酬明細書(レセプト)を作成しなければなら
ず、請求手続きが極めて煩雑である。
【0028】ところで、被保険者が受ける保険給付につ
いても、表4に示すように、被保険者を対象とした場合
と、被扶養者を対象とした場合とで、取扱が異なり、更
に、保険給付として法定給付と附加給付とがある。ここ
で、法定給付は、健康保険法に定められ、必ず給付しな
ければならないもの、附加給付は、各保険組合が独自に
定めて、法定給付に加えて給付するものを云う。
【0029】
【表4】
【0030】更に、診療自体にも、表5に示すように、
保険が適用される診療と適用されない診療とがある。
【0031】
【表5】
【0032】その結果、被保険者であっても給付を受け
ることができる医療と、そうでない医療とがあり、更
に、給付が受けられる場合であっても、給付金額が条件
毎に相違し、又、診療内容によって保険が適用されるも
のと、適用されないものとがあり、保険組合の適用範囲
が不明確であり、自己の加盟している保険組合の内容を
充分に認知することが困難で、制度を充分に活用するこ
とができない。
【0033】本発明は、上記事情に鑑み、診療の際に健
康保険被保険者証を提示しなければならない被保険者の
負担と、診療報酬を保険組合毎に請求しなければならな
い保険医療機関の負担との双方を軽減することの可能な
保険手続きシステム及び保険手続きシステムの制御方法
を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1の保険手続きシステムは、複数の健康
保険被保険者証データを記憶可能な保険証データ記憶手
段と、患者固有の患者データを入力可能な患者データ入
力手段と、前記患者データ入力手段から入力された前記
患者データに基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶
された前記複数の健康保険被保険者証データを検索する
保険証データ検索手段と、前記保険証データ検索手段の
検索結果に基づき、前記患者データ入力手段から入力さ
れた前記患者データと対応する健康保険被保険者証情報
を出力する保険証情報出力手段とを具備したことを特徴
とする。
【0035】第2の保険手続きシステムは、複数の健康
保険被保険者証データを記憶可能な保険証データ記憶手
段と、患者固有の患者データを入力可能な患者データ入
力手段と、前記患者データ入力手段から入力された前記
患者データに基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶
された前記複数の健康保険被保険者証データを検索する
保険証データ検索手段と、前記保険証データ検索手段の
検索結果に基づき、前記患者データ入力手段から入力さ
れた前記患者データと対応する健康保険被保険者証情報
データが記憶される携帯可能な患者識別情報記憶手段と
を具備したことを特徴とする。
【0036】第3の保険手続きシステムは、複数の健康
保険被保険者証データを記憶可能な保険証データ記憶手
段と、前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接
続され、患者固有の患者データを入力可能な第1の患者
データ入力手段と、前記保険証データ記憶手段と通信回
線を介して接続され、患者固有の患者データを入力可能
な第2の患者データ入力手段と、前記第1の患者データ
入力手段または前記第2の患者データ入力手段から入力
された前記患者データに基づき、前記保険証データ記憶
手段に記憶された前記複数の健康保険被保険者証データ
を検索する保険証データ検索手段と、前記保険証データ
検索手段の検索結果に基づき、前記第1の患者データ入
力手段から入力された前記患者データと対応する健康保
険被保険者証情報を出力する第1の保険証情報出力手段
と、前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前
記第2の患者データ入力手段から入力された前記患者デ
ータと対応する健康保険被保険者証情報を出力する第2
の保険証情報出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0037】第4の保険手続きシステムは、複数の健康
保険被保険者証データを記憶可能な保険証データ記憶手
段と、前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接
続され、患者固有の患者データを入力可能な第1の患者
データ入力手段と、前記保険証データ記憶手段と通信回
線を介して接続され、患者固有の患者データを入力可能
な第2の患者データ入力手段と、前記第1の患者データ
入力手段または前記第2の患者データ入力手段から入力
された前記患者データに基づき、前記保険証データ記憶
手段に記憶された前記複数の健康保険被保険者証データ
を検索する保険証データ検索手段と、前記保険証データ
検索手段の検索結果に基づき、前記第1の患者データ入
力手段から入力された前記患者データと対応する健康保
険被保険者証情報データが記憶される携帯可能な第1の
患者識別情報記憶手段と、前記保険証データ検索手段の
検索結果に基づき、前記第2の患者データ入力手段から
入力された前記患者データと対応する健康保険被保険者
証情報データが記憶される携帯可能な第2の患者識別情
報記憶手段とを具備したことを特徴とする。
【0038】第1の保険手続きシステムの制御方法は、
患者データ入力手段から患者固有の患者データを入力す
る患者データ入力工程と、前記患者データ入力工程から
入力された前記患者データに基づき、複数の健康保険被
保険者証データを記憶する保険証データ記憶手段を検索
する保険証データ検索工程と、前記保険証データ検索工
程の検索結果に基づき、前記患者データ入力工程で入力
された前記患者データと対応する健康保険被保険者証情
報を出力する保険証情報出力工程と、を具備したことを
特徴とする。
【0039】第2の保険手続きシステムの制御方法は、
患者データ入力手段から患者固有の患者データを入力す
る患者データ入力工程と、前記患者データ入力工程から
入力された前記患者データに基づき、複数の健康保険被
保険者証データを記憶する保険証データ記憶手段を検索
する保険証データ検索工程と、前記保険証データ検索工
程の検索結果に基づき、前記患者データ入力工程で入力
された前記患者データと対応する健康保険被保険者証情
報を携帯可能な識別情報記憶手段に記憶する識別情報記
憶工程とを具備したことを特徴とする。
【0040】第3の保険手続きシステムの制御方法は、
患者データ入力手段から患者固有の患者データを入力す
る患者データ入力工程と、前記患者データ入力工程で入
力された前記患者データを、通信回線を介して送信する
患者データ送信工程と、前記患者データ送信工程で送信
された前記患者データを、前記通信回線を介して受信す
る患者データ受信工程と、前記患者データ受信工程で受
信された前記患者データに基づき、複数の健康保険被保
険者証データを記憶する保険証データ記憶手段を検索す
る保険証データ検索工程と、前記保険証データ検索工程
で検索された検索結果を、前記通信回線を介して送信す
る検索結果送信工程と、前記検索結果送信工程で送信さ
れた前記検索結果を、前記通信回線を介して受信する検
索結果受信工程と、前記検索結果受信工程で受信された
前記検索結果に基づき、前記患者データ入力工程で入力
された前記患者データと対応する健康保険被保険者証情
報を出力する保険証情報出力工程とを具備したことを特
徴とする。
【0041】第4の保険手続きシステムの制御方法は、
患者データ入力手段から患者固有の患者データを入力す
る患者データ入力工程と、前記患者データ入力工程で入
力された前記患者データを、通信回線を介して送信する
患者データ送信工程と、前記患者データ送信工程で送信
された前記患者データを、前記通信回線を介して受信す
る患者データ受信工程と、前記患者データ受信工程で受
信された前記患者データに基づき、複数の健康保険被保
険者証データを記憶する保険証データ記憶手段を検索す
る保険証データ検索工程と、前記保険証データ検索工程
で検索された検索結果を、前記通信回線を介して送信す
る検索結果送信工程と、前記検索結果送信工程で送信さ
れた前記検索結果を、前記通信回線を介して受信する検
索結果受信工程と、前記検索結果受信工程で受信された
前記検索結果に基づき、前記患者データ入力工程で入力
された前記患者データと対応する健康保険被保険者証情
報を、携帯可能な患者識別情報記憶手段に記憶する識別
情報記憶工程とを具備したことを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図39の図面に基づ
いて本発明の一実施の形態を説明する。図1に保険手続
きシステムの全体構成を示す。
【0043】同図に示すように、本実施の形態では、病
院1、診療所2、調剤薬局7a,7b等、複数の保険医
療機関が、専用通信回線としての専用ネットワーク8を
介して接続されており、各保険組合(本実施の形態で
は、その代表として「健康保険組合」と「国民保険組
合」とを示す)毎に専用通信回線としての専用ネットワ
ーク9a,9bを介して接続されている。
【0044】例えば、健康保険組合6の専用ネットワー
ク9aには、保険者である事業主6Aと社会保険診療報
酬支払基金5等が接続されている。又、国民保険組合4
の専用ネットワーク9bには、保険者である国或いは県
の管理機構4Aと国民保険連合会3等が接続されてい
る。
【0045】これらの専用ネットワーク8,9a,9b
が、相互接続通信回線としての相互接続ネットワーク1
0を介して接続されており、この相互接続ネットワーク
10に医療情報保管管理会社11が接続されている。更
に、医療情報保管管理会社11と一般家庭のパソコン1
2とが、インターネット等の一般公開用通信回線として
の一般公開用ネットワーク13を介して接続されてい
る。
【0046】各病院1、診療所2等の保険医療機関10
0(1)には、例えば、図2に示すように、受付15に
設置されているパソコン等で構成された受付データ入力
装置15aと、情報管理室16に備えられて、各患者毎
の診療情報ファイルを格納する院内データベース16a
と、診察室17に設置されて院内データベース16aに
格納されている患者毎の診療情報ファイルに診療結果、
投薬等のカルテデータを入力するパソコン等で構成され
た診療データ入力装置17aと、会計窓口18に設置さ
れているパソコン等で構成された会計データ入出力装置
18aとが、院内通信回線としての院内ネットワーク1
9を介して接続され、この院内ネットワーク19が専用
ネットワーク8に接続されている。又、受付データ入力
装置15aには、診察券としての機能を有する病院カー
ドを発行する共に、病院カードに記憶されているデー
タ、及び保険証カードに記憶されているデータを読込む
発行・カードリーダ15bが接続されている。
【0047】又、図3に示すように、医療情報保管管理
会社11には、主に、保険証データ記憶手段としての医
療機関用データベース11aに格納されている医療機関
用データを管理するパソコン等で構成された保険医療機
関用データ入出力装置11bと、主に、一般公開用デー
タベース11cに格納されている一般公開用データを管
理するパソコン等で構成された一般公開用データ入出力
装置11dと、保険医療機関用データ入出力装置11b
に接続されて保険証カードや病院カードを発行する発行
装置11eとを備えている。
【0048】ここで、保険証カードは患者識別情報記憶
手段としての機能を有し、通常のキャッシュカードとほ
ぼ同じサイズであり、磁気部或いはIC等の記憶部に、
保険証番号等の保険証(健康保険被保険者証)情報デー
タが記録されている。この保険証情報データには、被保
険者の住所、電話番号等、患者固有の患者データも記録
されている。又、病院カードは通常の診察券としての機
能を有するもので、磁気部分或いはIC等の記憶部に、
患者固有の患者データが記憶されている。これらは、原
則的に各保険組合、保険診療機関が発行するもので、医
療情報保管管理会社11も、各保険組合、保険診療機関
からの委託を受けて代理発行する。
【0049】医療機関用データベース11aに格納され
ている医療機関用データには、被保険者毎の保険証の内
容が登録されているデータ(以下、「保険証データ」と
称する)が含まれており、更に、この保険証データに
は、保険証番号等、保険証に記載される事項以外に、被
保険者の氏名、住所、電話番号等、被保険者を特定する
患者固有の患者データが記憶されている。尚、医療機関
用データベース11aに格納されている保険証データ
は、定期的(例えば、1ヶ月に一度)に更新される。
【0050】又、データベース11cには、被保険者の
給付金支給状況等の個人別保険情報等が格納されてい
る。尚、この個人別保険情報は、予め登録した対象者
に、自己の保険情報を閲覧させることが出来る。
【0051】更に、医療情報保管管理会社11では、各
病院1、診療所2、調剤薬局7a,7b等の保険医療機
関から、各保険組合に対する保険負担分の医療報酬の申
請を代行する。すなわち、各保険医療機関は、従来のよ
うに診療報酬明細書(レセプト)を各保険組合へ直接請
求するのではなく、ネットワークを介して全て医療情報
保管管理会社11へ費用請求を行う。
【0052】又、図4に示すように、国民保険連合会
3、社会保険診療報酬支払基金5等の医療費審査支払機
関101には、パソコン等で構成された入出力装置20
が備えられており、この入出力装置20にデータベース
20aが接続されている。このデータベース20aに
は、例えば、医療報酬の申請者である各保険医療機関の
情報、被保険者の情報等、医療費を審査する際に必要と
する情報が格納されいる。
【0053】更に、国民保険組合4、健康保険組合6等
の各保険組合102には、パソコン等で構成された保険
データ入出力装置21、データベース21a、及び保険
証/保険証カード発行装置22が設けられている。この
保険データ入出力装置21で被保険者の保険データを入
力すると、保険証/保険証カード発行装置22で、被保
険者の保険証、或いは保険証カードを発行することがで
きる。
【0054】又、データベース21aには、国民保険連
合会3、社会保険診療報酬支払基金5等の医療費審査支
払機関101から申請される請求内容を確認するに必要
な、保険医療機関、及び被保険者の個人情報が格納され
ている。
【0055】次に、図6〜図15の図面に基づき、各保
険医療機関での受付手続き、及びそれに続く診療手続き
の流れについて説明する。
【0056】先ず、図6に示す保険手続きの流れ、及び
図7に示す受付処理ルーチンに従い、手続きの流れを簡
単に説明する。
【0057】被保険者或いは被保険者の被扶養者(以
下、「被保険者等」と略称)である患者が、病院、診療
所、調剤薬局等の保険医療機関100で受付を行うと、
保険医療機関100では、受付け手続が開始される
([1])。
【0058】この受付手続きは、患者が被保険者等であ
るか、或いは何れの保険組合に加盟しているか等を調べ
るもので、予め発行されている保険証カードの提示があ
る場合は、この保険証カードに記憶されている内容を読
み込ませ、保険証カードの提示が無い場合であっても、
通常の保険証を携帯しているときは、その保険証に記載
されている保険証番号を入力し、又、保険証を携帯して
いない場合は、氏名、住所、電話番号等、本人を確認で
きる患者固有の患者データを入力する。
【0059】そして、この入力した保険証番号、或いは
患者固有の患者データをネットワークを介して医療情報
保管管理会社11へ送信する([2])。
【0060】医療情報保管管理会社11では、保険医療
機関100から受診した、保険証番号、或いは患者固有
の患者データに基づき、医療機関用データベース11a
を検索し、対応する被保険者の保険証データが登録され
ているか否かを調べる。
【0061】そして、被保険データが登録されていない
場合は、国民保険組合、或いは健康保険組合等の各保険
組合102に対し、保険証番号、或いは患者固有の患者
データを送信し、登録の有無の確認を要求する
([3])。
【0062】各保険組合102では、受診した保険証番
号、或いは患者固有の患者データに基づきデータベース
21aを検索して、対応する保険証データが登録されて
いるか否かを調べ、その結果を医療情報保管管理会社1
1へ送信する([4])。
【0063】医療情報保管管理会社11では、医療機関
用データベース11aに、保険証番号、或いは患者固有
の患者データに対応する保険証データが登録されている
ときは、その旨を保険医療機関100へ送信する。又、
保険証番号、或いは患者固有の患者データに対応する保
険証データが登録されていない場合は、保険組合102
からの検索結果を、保険医療機関100へ送信する
([5])。
【0064】保険医療機関100では、医療情報保管管
理会社11の検索結果報告により、患者が、何れかの保
険組合102に加盟しているか否かを確認し、何れの保
険組合102にも加盟していないときは、健康保険を適
用できない非加盟者である旨を告知し、非保険処理を行
った後、受付手続きを終了する。
【0065】次に、図7に示す受付処理ルーチンに沿
い、図8〜図15の図面を参照しながら、受付手続きの
流れを具体的に説明する。
【0066】病院(保険医療機関):保険医療機関10
0の受付け手続きを、病院1を例に挙げて、図8〜図1
0に示す診療受付処理ルーチンに従い、図11、図12
に示すモニタに表示される画面を参照しながら説明す
る。
【0067】病院1の受付15に設置されている受付デ
ータ入力装置15aのモニタには受付画面(検索)M1
が表示されていると共に(ステップS1)、保険証カー
ドの入力待ちの状態にある(ステップS2)。
【0068】図11に示すように、モニタに表示されて
いる受付画面(検索)M1には、保険証番号を入力する
ウインドウ30と、患者固有の患者データを入力するウ
インドウとが表示されている。この患者固有の患者デー
タ入力ウインドウは、本実施の形態では、電話番号を入
力するウインドウ31と、氏名、住所を入力するウイン
ドウ32とで構成されているが、患者を特定できるデー
タであれば、それ以外のデータであっても良い。又、画
面の右下には、「検索」ボタン33が表示されている。
【0069】そして、患者が保険証カード或いは病院カ
ードを提示した場合は、その何れかのカードを、発行・
カードリーダ15bに通して、そのカードに記憶されて
いる患者固有の患者データを受付データ入力装置15a
に読込ませる(ステップS3)。
【0070】すると、プログラムはステップS4へ進
み、保険証カード或いは病院カードの記憶部に記憶され
ている保険証番号を取得し、続くステップS5で、医療
情報保管管理会社11の保険医療機関用データ入出力装
置11bに専用ネットワーク8、及び相互接続ネットワ
ーク10を経由して接続し、保険証番号による問い合わ
せを行い、ステップS6で、医療情報保管管理会社11
から応答があるまで待機する。
【0071】一方、患者が何れのカードも携帯していな
いが、通常の保険証を提示した場合は、受付画面(検
索)M1の保険証番号入力ウインドウ30に、保険証に
記載されている保険証番号をキーボード入力する。又、
保険証カード、病院カード、保険証の何れも携帯してな
い場合は、患者固有の患者データを入力すべく電話番号
入力ウインドウ31に自宅の電話番号を入力し、更に、
氏名及び住所入力ウインドウ32に氏名、住所をキーボ
ード入力する。この場合、氏名、及び住所は仮名入力と
して、入力誤りを防止する。又、入力項目は電話番号、
氏名、住所の中で、少なくとも2つ選択して入力するよ
うにしても良い。尚、符号34はマウス等と連動して画
面上を移動するポインタである。
【0072】そして、保険証番号、或いは患者固有の患
者データである電話番号、氏名、住所を所定に入力した
後、「検索」ボタン33をONする(ステップS7)。
【0073】すると、プログラムはステップS8へ進
み、キーボード入力された情報が保険証番号か否かを調
べ、保険証番号の場合は、ステップS5へ戻り、患者固
有の患者データの場合は、ステップS9へ進み、医療情
報保管管理会社11の保険医療機関用データ入出力装置
11bに専用ネットワーク8、及び相互接続ネットワー
ク10を経由して接続し、患者固有の患者データによる
問い合わせを行い、ステップS10で、医療情報保管管
理会社11から応答があるまで待機する。
【0074】医療情報保管管理会社:医療情報保管管理
会社11の保険医療機関用データ入出力装置11bに
て、病院1からの問い合わせデータが受信されると、図
13に示す保険証データ検索ルーチンのステップS31
で、この問い合わせデータが受信され、ステップS32
へ進み、問い合わせデータが保険証番号か、患者固有の
患者データかを調べる。
【0075】そして、問い合わせデータが保険証番号の
ときは、ステップS33へ進み、保険証番号により医療
機関用データベース11aを検索し、ステップS35へ
進む。又、問い合わせデータが患者固有の患者データの
ときは、ステップS34へ分岐し、患者固有の患者デー
タにより医療機関用データベース11aを検索し、ステ
ップS35へ進む。
【0076】そして、ステップS35で、医療機関用デ
ータベース11aに患者の保険証データが登録されてい
るか否かを調べ、保険証データが登録されているとき
は、ステップS36へ進み、当該患者の保険証データと
検索結果とを、病院1へ送信し、ルーチンを終了する。
【0077】又、医療機関用データベース11aに患者
の保険証データが登録されていないときは、ステップS
37へ分岐し、保険組合102の保険データ入出力装置
21へ問い合わせデータを送信し、ステップS38で、
応答があるまで待機する。
【0078】保険組合:保険組合102では、受診した
保険証番号、或いは患者固有の患者データに基づきデー
タベース21aを検索し、対応する保険証データが登録
されているか否かを調べ、その検索結果データを医療情
報保管管理会社11の保険医療機関用データ入出力装置
11bへ送信する。
【0079】医療情報保管管理会社:医療情報保管管理
会社11の保険医療機関用データ入出力装置11bで
は、保険組合102からの検索結果データを受信する
と、ステップS38からステップS39へ進み、この検
索結果データを医療機関用データベース11aに登録
し、ステップS40で、検索結果データを病院1へ送信
し、ルーチンを終了する。
【0080】病院:そして、病院1の受付データ入力装
置15aが医療情報保管管理会社11の保険医療機関用
データ入出力装置11bから検索結果データを受信する
と、プログラムは、図8のステップS6或いは、図9の
ステップSS10からステップS11或いはステップS
12へ進み、モニタに表示された受付画面(検索結果)
M2上に検索結果データを表示する。
【0081】図12(a)に示すように、受付画面(検
索結果)M2には、保険証番号を表示するウインドウ3
5、電話番号を表示するウインドウ36、氏名、住所を
表示するウインドウ37の送信を受けた情報を確認する
ウインドウと、検索結果データを表示するウインドウ3
8とが表示され、更に、画面の最下段に「適」ボタン3
9、「不適」ボタン40が表示されている。
【0082】検索結果データ表示ウインドウ38には、
保険証番号、或いは患者固有の患者データに基づいて検
索した検索対象者の、医療機関用データベース11aに
格納されている保険証データが表示される。すなわち、
本実施の形態では、保険の種別、被保険者名、被扶養者
名が表示される。又、患者が何れの保険組合にも加盟し
ていないとき、すなわち患者の保険証データが保険医療
機関用データ入出力装置11bの医療機関用データベー
ス11aに登録されていないときは、非加盟者である旨
の告知が検索結果データ表示ウインドウ38に表示され
る。
【0083】尚、この場合、検索結果データ表示ウイン
ドウ38に被保険者等が表示されているときは、受付係
が患者に対し、加盟している保険の種別、被保険者名等
を口頭で質問し、検索された本人であることを確認す
る。
【0084】そして、本人であることが確認できた場合
は、「適」ボタン40をONする。又、患者が保険機構
に非加盟である旨の告知が表示され、或いは本人である
ことが確認できない場合は、「不適」ボタン40をON
する。
【0085】すると、保険証カード或いは病院カードを
用いて検索条件を入力した場合は、ステップS13で、
ONされたボタンの種別を判定し、「適」の場合は、ス
テップS14へ進み、受診対象者である患者名を特定す
る。この患者名を特定する操作は、例えば、受付画面
(検索結果)M2の氏名が表示されているウインドウ3
8へポインタをマウス操作などにより移動させ、このウ
インドウ38をクリックすることで行う。尚、病院カー
ドを用いて検索情報を入力した場合は自動的に患者名が
特定される。
【0086】一方、「不適」ボタン40がONされたと
きは、ステップS13からステップS17へ進む。
【0087】又、検索条件として患者固有の患者データ
を入力した場合は、ステップS15で、ONされたボタ
ンの種別を判定し、「適」の場合は、ステップS14へ
戻り、受診対象者である患者名を特定する。この患者名
を特定する操作は、上述と同様、例えば、受付画面(検
索結果)M2の氏名が表示されているウインドウ38へ
ポインタをマウス操作などにより移動させ、このウイン
ドウ38をクリックすることで行う。
【0088】一方、「不適」ボタン40がONされたと
きは、ステップS16へ進む。ステップS16では、モ
ニタ上に再確認を行うか否かのメッセージボックス(図
示せず)が表示され、再確認を行う場合は、「YES」
ボタンをONし、再確認を必要としない場合は、「N
O」ボタンをONする。「YES」ボタンがONされる
と、ステップS9へ戻り、医療情報保管管理会社11に
対して再度の問い合わせを行う。又、「NO」ボタンを
ONするとステップS17へ進む。
【0089】ステップS17では、患者の承諾を得た上
で、非保険処理を行い、ステップS18へ進む。
【0090】そして、ステップS14或いはステップS
17からステップS18へ進むと、患者が初診か再診か
を判定し、初診の場合は、ステップS19へ進み、問診
データを入力する。
【0091】このとき、受付データ入力装置15aのモ
ニタには、図12(b)に示すような病院カード発行画
面M3が表示される。この病院カード発行画面M3に
は、保険医療機関用データ入出力装置11bから送信さ
れた保険証データに基づき自動入力される保険種別、保
険証番号、氏名、住所、電話番号の表示ウインドウ41
と、問診データ入力ウインドウ42とが表示されると共
に、画面の下段に「受完」ボタン43、「発行」ボタン
44が表示され、更に、カード発行時には、発行状態を
示すボックス45が表示される。尚、「受完」ボタン4
3は、受付が完了したときにONするボタンである。
又、ステップS17で非保険処理が行われた場合は、保
険種別或いは保険証番号を表示するウインドウに、「非
加盟」等の表示がなされる。
【0092】そして、問診データ入力ウインドウ42に
表示された入力項目に、所定事項を入力した後、ステッ
プS22へ進む。
【0093】一方、再診の場合は、ステップS18から
ステップS20へ分岐し、情報管理室16の院内データ
ベース16aに格納されている、当該患者のカルテデー
タを読込み、ステップS21へ進み、このカルテデータ
を、診察室17に備えられている診療データ入力装置1
7aへ送信し、ステップS22へ進む。
【0094】そして、ステップS19或いはS21から
ステップS22へ進むと、病院カードを発行するか否か
を選択する。病院カードを発行するか否かは、「受完」
ボタン43と「発行」ボタン44との何れをONしたか
で判定される。
【0095】「受完」ボタン43をONすると、病院カ
ードを発行することなく、そのままルーチンを終了し、
受付を完了する。
【0096】一方、「発行」ボタン44をONすると、
ステップS23ヘ進み、保険証データ等、病院カードに
書込むデータを読込み、ステップS24で、病院カード
の記憶部にカードデータを書込むと共に、氏名記入等の
カード発行手続きを行う。尚、カード発行中は、その発
行状態が発行状態を示すボックス45に表示される。
【0097】ところで、再診であっても、病院カードを
紛失した場合には、再発行の手続きが必要であるため、
ステップS23へ分岐しカード発行手続きを行う。
【0098】そして、カード発行が完了すると、今回の
ルーチンを終了し、受付を完了する。受付が完了する
と、初診の場合は、問診データの入力内容が確定したと
判断し、受付が完了した旨、及び保険証データと問診デ
ータとを、診察室17に備えられている診療データ入力
装置17aへ自動送信する。
【0099】次に、病院での診察・治療データ入力処理
について、図14に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0100】上述したように、受付手続きが終了する
と、患者のカルテデータが診察室17に設置されている
診療データ入力装置17aに転送されるため、先ず、ス
テップS51で、診療データ入力装置17aのモニタに
診察・治療画面M4(図15)が表示される。
【0101】図15に示すように診察・治療画面M4に
は、診療・治療項目の一覧が表示されており、この項目
の先頭に表示されたチェックボックス46をチェックす
ることで、医師の診察した項目を入力することができ
る。又、治療項目には、必要薬剤(処方箋情報)等の一
覧が表示されている。
【0102】そして、ステップS52へ進み、カルテデ
ータが送信されているか否かを調べ、送信されていると
きは、ステップS53へ分岐し、カルテデータを受信
し、ステップS54へ進む。又、初診の場合のようにカ
ルテデータが送信されていないときは、ステップS54
へジャンプする。
【0103】そして、ステップS54へ進むと、問診デ
ータを受信し、ステップS55で、受信したカルテデー
タと問診データとを表示とをモニタに表示させる。尚、
この両データは、診察・治療画面M4上に表示させて
も、画像を階層構造として、診察・治療画面M4とは別
の画面として表示させるようにしても良い。
【0104】そして、医師は、カルテデータと問診デー
タとの内容を読み、患者を診察した後、或いは診察中に
診察・治療画面M4上に表示されている診察項目の中
で、該当する項目のチェックボックス46をチェックし
て、診察結果を入力し、又、投薬が必要な場合は治療項
目の中から該当する項目のチェックボックス46をチェ
ックする。更に、特記事項がある場合は、適宜、キーボ
ード入力する(ステップS56)。
【0105】その間、プログラムは、ステップS57
で、診察・治療が終了する迄、ステップS56を繰り返
し実行し、医師が、診察・治療画面M4の右下に表示さ
れている「済」ボタン47をONすると、ステップS5
7からステップS58へ進み、会計データ入出力装置1
8aへ、今回の診察・治療データを送信し、ルーチンを
終了する。
【0106】尚、この診察・治療データ入力処理が終了
すると、医師の入力した診察・治療データは、情報管理
室16の院内データベース16aに作成されている当該
患者のカルテファイルにカルテデータとして格納され
る。
【0107】次に、病院での会計処理について、図16
に示すフローチャートに従って説明する。
【0108】会計窓口18に設置されている会計データ
入出力装置18aに、診療データ入力装置17aから診
察・治療データが送信されると、ステップS61で、そ
の診察・治療データが受信され、ステップS62で、会
計データ入出力装置18aのモニタに、会計データ画面
M5が表示される(図17)。
【0109】図17に示すように、会計データ画面M5
には、本人負担分の費用項目を記載したウインドウ50
と処方箋が表示されているウインドウ51と、医療情報
保管管理会社11へ保険組合負担分の医療費が表示され
た請求書を表示するウインドウ52とが表示され、更に
各ウインドウ50〜52の下段に「出力」ボタン50
a,51a,52aがそれぞれ表示されていると共に、
請求書の表示されているウインドウ52の下段には「請
求」ボタン52bが表示されている。
【0110】その後、ステップS63へ進むと、受信し
た診察・治療データを入力し、この診察・治療データに
基づき、保険の種類に応じた患者の負担する費用の一覧
と処方箋と医療情報保管管理会社11へ送信する保険組
合負担分の費用の一覧とを自動的に演算して、会計デー
タ画面M5の各ウインドウ50〜52に表示する。
【0111】そして、ステップS64へ進み、データプ
リントの指令が出力されたか否かを調べる。このデータ
プリントの指令は、各「出力」ボタン50a〜52aを
ONさせることで、所定部数ずつ出力させることができ
る。
【0112】そして、何れかの「出力」ボタン50a〜
52aをONすると、ステップS64からステップS6
5へ分岐し、指定されたウインドウに表示されている項
目をプリントアウトし、ステップS66へ進む。又、何
れの「出力」ボタン50a〜51aもONされていない
ときは、ステップS66へジャンプする。
【0113】そして、ステップS66では、会計が終了
するまで、ステップS63〜S66のルーチンを繰り返
し実行する。会計は、患者が、プリントアウトした本人
負担分の費用請求書に記載されている医療を支払った
後、図示しない「会計終了」ボタンを入力し、会計を終
了する。
【0114】そして、会計が終了すると、ステップS6
6からステップS67へ進み、医療情報保管管理会社1
1へ送信する費用請求データを転送するために、「請
求」ボタン52bが押されたかを調べ、入力処理がなさ
れていないときは、ステップS68へ分岐し、費用請求
データを転送するための請求ボタンの入力処理を実行
し、ステップS67へ戻る。
【0115】そして、費用請求データの入力処理が完了
した場合、ステップS69へ進み、医療情報保管管理会
社11の保険医療機関用データ入出力装置11bへ費用
請求データを送信して、ルーチンを終了する。
【0116】調剤薬局:一方、調剤薬局7a,7bにお
いても、病院1の場合と同様、受付手続きが行われる。
尚、各調剤薬局7a,7bとも、手続きは同一であるた
め、以下においては、これらを調剤薬局7と統括して説
明する。
【0117】図18に示すように、調剤薬局7の受付に
は パソコン等で構成された受付データ入力装置23a
が備えられており、この受付データ入力装置23aに、
保険証カードに記憶されている保険証データ、及び提携
している病院の病院カードに記憶されている患者固有の
患者データを読みとることの可能なカードリーダ23b
と、患者の処方箋情報を格納するデータベース23cと
が接続されている。
【0118】次に、調剤薬局7での受付処理について、
図19〜21に示すフローチャートに従って説明する。
【0119】受付データ入力装置23aのモニタには受
付画面M6(図22(a))が表示されていると共に(ス
テップS71)、保険証カード或いは提携先の病院カー
ドの入力待ちの状態にある(ステップS72)。
【0120】図22(a)に示すように、モニタに表示
されている受付画面M6には、保険証番号を入力するウ
インドウ60と、患者固有の患者データを入力するウイ
ンドウとが表示されている。この患者固有の患者データ
入力ウインドウは、本実施の形態では、電話番号を入力
するウインドウ61と、氏名、住所を入力するウインド
ウ62とで構成されているが、患者を特定できるデータ
であれば、それ以外のデータであっても良い。又、画面
右側には、処方箋項目を明示するウインドウ63が表示
されており、更に、画面の下段に、「検索」ボタン64
が表示されている。
【0121】そして、患者が保険証カード或いは提携先
の病院カードを提示した場合は、その何れかのカード
を、カードリーダ23bに通して、そのカードに記憶さ
れているデータを受付データ入力装置23aに読込ませ
る(ステップS73)。
【0122】すると、プログラムはステップS74へ進
み、保険証カード或いは提携先の病院カードの記憶部に
記憶されている保険証番号を取得し、続くステップS7
5で、医療情報保管管理会社11の保険医療機関用デー
タ入出力装置11bに専用ネットワーク8、及び相互接
続ネットワーク10を経由して接続し、保険証番号によ
る問い合わせを行い、ステップS76で、医療情報保管
管理会社11から応答があるまで待機する。
【0123】一方、患者が何れのカードも携帯していな
いが、通常の保険証を携帯している場合は、受付画面M
6の保険証番号入力ウインドウ60に、保険証に記載さ
れている保険証番号をキーボード入力する。又、保険証
カード、提携先の病院カード、保険証の何れも携帯して
いない場合は、患者固有の患者データを入力すべく電話
番号入力ウインドウ61に自宅の電話番号を入力し、更
に、氏名及び住所入力ウインドウ62に氏名、住所をキ
ーボード入力する。この場合、氏名、及び住所は仮名入
力として、入力誤りを防止する。
【0124】そして、保険証番号、或いは患者固有の患
者データである電話番号、氏名、住所を所定に入力した
後、「検索」ボタン64をONする(ステップS7
7)。
【0125】すると、プログラムはステップS78へ進
み、キーボード入力された情報が保険証番号か否かを調
べ、保険証番号の場合は、ステップS75へ戻り、患者
固有の患者データの場合は、ステップS79へ進み、医
療情報保管管理会社11の保険医療機関用データ入出力
装置11bに専用ネットワーク8、及び相互接続ネット
ワーク10を経由して接続し、患者固有の患者データに
よる問い合わせを行い、ステップS80で、医療情報保
管管理会社11から応答があるまで待機する。
【0126】一方、医療情報保管管理会社11の保険医
療機関用データ入出力装置11bに、調剤薬局7の受付
データ入力装置23aから問い合わせデータが受信され
ると、図13に示す保険証データ検索ルーチンが起動さ
れる。このルーチンは、前述した病院1からの問い合わ
せによる場合と同様であるため、説明を省略する。
【0127】そして、受付データ入力装置23aが医療
情報保管管理会社11の保険医療機関用データ入出力装
置11bから検索結果データを受信すると、プログラム
は、ステップS81或いはステップS82へ進み、モニ
タに受付画面M7(図22(b))が表示され、この受付
画面M7上に検索結果データが表示される。
【0128】図22(b)に示すように、受付画面M7
には、検索結果データを表示するウインドウ65と、処
方箋項目を入力するウインドウ63とが表示され、患者
が何れかの保険組合に加盟しているときは、検索結果デ
ータ表示ウインドウ65の右下段に「請求」ボタン66
が表示される。尚、患者が何れの保険組合にも加盟して
いないとき、すなわち患者の保険証データが保険医療機
関用データ入出力装置11bの医療機関用データベース
11aに登録されていないときは、検索結果データ表示
ウインドウ65の保険種別の欄に、非加盟者である旨の
告知が表示される。又、処方箋項目を入力するウインド
ウ63の右下段に「出力」ボタン67が表示される。
【0129】そして、ステップS83或いはS85で、
患者が保険組合に加盟しているか否かを判定し、加盟し
ているとき、すなわち医療保険の適用が適格であるとき
は、ステップS84へ進み、薬の受取人である患者名を
特定する。この患者名を特定する操作は、例えば、受付
画面M7の検索結果データ表示ウインドウ65に表示さ
れている被保険者、或いは被保険者の被扶養者の項目の
該当する名前の位置へポインタをマウス操作などにより
移動させてクリックすることで行う。尚、提携先の病院
カードを用いて検索情報を入力した場合は自動的に患者
名が特定される。
【0130】又、非加盟のとき、すなわち医療保険の適
用が否適格のとき、検索条件として患者固有の患者デー
タを入力した場合は、ステップS85からステップS8
6へ進み、モニタ上に再確認を行うか否かのメッセージ
ボックス(図示せず)が表示され、再確認を行う場合
は、「YES」ボタンをONし、再確認を必要としない
場合は、「NO」ボタンをONする。「YES」ボタン
がONされると、ステップS79へ戻り、医療情報保管
管理会社11に対して再度の問い合わせを行う。又、
「NO」ボタンをONするとステップS87へ進む。
【0131】一方、患者が何れの保険組合にも非加盟の
とき、検索条件として保険証番号を入力した場合は、ス
テップS83からステップS87へ進む。
【0132】ステップS87では、患者の承諾を得た上
で、非保険処理を行い、ステップS88へ進む。
【0133】そして、ステップS84或いはステップS
87からステップS88へ進むと、患者の処方箋データ
を、患者が病院1から受け取った処方箋に記載されてい
る内容に従って入力する。すると、受付データ入力装置
23aでは、患者の加盟してる保険の種別応じて、患者
の医療費負担分、及び保険負担分を自動的に求め、患者
負担分の費用が処方箋項目の下段に表示される。尚、患
者が保険組合の非加盟者である場合は、医療保険の適用
がないため、処方箋項目の下段には全額が費用請求金額
として表示される。
【0134】その後、ステップS89へ進み、会計が終
了したか否かを調べ、会計が終了していないときはステ
ップS88へ戻り、又会計が終了したときはステップS
90へ進む。会計が終了したか否かは、「出力」ボタン
67がONされたか否かで判断し、ONされていない場
合は、ステップS88,S89のルーチンを繰り返し実
行する。
【0135】そして、「出力」ボタン67がONされる
と、ステップS90へ進み、処方箋項目をプリントアウ
トした後、患者が保険組合に加盟しているときは、「請
求」ボタン66をONすると、医療情報保管管理会社1
1へ保険負担分の費用請求データを送信して、ルーチン
を終了する。又、患者が保険組合の非加盟者であるとき
は、ステップS90からそのままルーチンを終了する。
【0136】次に、医療情報保管管理会社11から各保
険組合に対して行われる医療費請求の保険手続きについ
て説明する。
【0137】先ず、手続きのシステム全体における情報
の概略的な流れを、図6を参照しながら、図23に示す
フローチャートに従って説明する。
【0138】病院1、診療所2、調剤薬局7等の保険医
療機関100からの保険負担分の費用請求データは、ネ
ットワークを経由して医療情報保管管理会社11へ送信
される([2])。
【0139】この費用請求データを受信した医療情報保
管管理会社11では、費用請求審査先毎に、費用請求の
割り振りを行い、各医療費審査支払機関101へ費用請
求データを送信する([6])。
【0140】医療情報保管管理会社11から送信された
各保険医療機関100の費用請求データを受信した医療
費審査支払機関101は、費用請求データを審査し、審
査済請求データを医療情報保管管理会社11へ送信する
([7])。
【0141】審査済請求データを受信した医療情報保管
管理会社11は、費用申請先の割り振りを行い、費用申
請先の各保険組合102に対して、審査済費用請求デー
タを送信する([3])。
【0142】医療情報保管管理会社11から、審査済費
用請求データを受信した各保険組合102は、審査済費
用請求データを審査し、費用の払込み処理を行った後、
費用払込みデータを医療情報保管管理会社11へ送信す
る([4])。
【0143】医療情報保管管理会社11では受信した費
用払込みデータを、送信先の保険医療機関100、及び
医療費審査支払機関101毎に割振り処理を行い、費用
請求元の保険医療機関100である病院1の会計データ
入出力装置18a、及び費用請求審査元の医療費審査支
払機関101の入出力装置20へ費用払込みデータを送
信し([5][6])、医療費請求処理を終了する。
【0144】次に、図24〜図31の図面に従い、医療
費請求手続きの流れを具体的に説明する。
【0145】医療情報保管管理会社:医療情報保管管理
会社11の保険医療機関用データ入出力装置11bで
は、図24に示す費用請求処理ルーチンのステップS1
01で、病院1、診療所2、調剤薬局7からの費用請求
データを受信すると、ステップS102へ進み、費用請
求データを、加盟している保険組合別の費用請求審査先
毎に割振りする処理を行う。
【0146】次いで、ステップS103へ進み、費用請
求処理を含む保険情報の現在までの処理状況を、保険医
療機関用データ入出力装置11b(及び、一般公開用デ
ータベース11c)に登録し、ステップS104へ進
み、費用請求審査先の各保険組合102の医療費審査支
払機関101の入出力装置20へ費用請求データを送信
して、ルーチンを終了する。
【0147】医療費審査支払機関:国民保険組合4に属
する国民保険連合会3、健康保険組合6に属する社会保
険診療報酬支払基金5等の各医療費審査支払機関101
に備えられている入出力装置20では、医療情報保管管
理会社11の保険医療機関用データ入出力装置11bか
ら送信された費用請求データを受信すると、図25の費
用請求審査ルーチンのステップS111からステップS
112へ進み、モニタ上に費用請求用審査画面M8(図
26)を表示する。
【0148】図26に示すように、費用請求用審査画面
M8には、費用請求を受付けた保険医療機関名の一覧を
示すウインドウ70、被保険対象者を示すウインドウ7
1、請求の詳細情報を示すウインドウ72が表示される
と共に、詳細表示ウインドウ72の下段に、「○」ボタ
ン72a、「×」ボタン72b、「中断」ボタン72
c、「終了」ボタン72dが表示される。
【0149】そして、ステップS113へ進み、費用請
求用審査画面M8の詳細情報ウインドウ72に、費用請
求に関する被保険者毎の詳細情報を表示し、申請された
費用請求が適正であるか否かを審査する。
【0150】すなわち、保険医療機関名一覧ウインドウ
70に表示されている保険医療機関名にポインタを移動
させてクリックすると、下段の被保険者対象者ウインド
ウ71に当該保険医療機関から申請された被保険者の名
前が表示される。
【0151】更に、被保険者対象者ウインドウ71に表
示されている被保険者名にポインタを移動させてクリッ
クすると、画面右側に表示されている詳細情報ウインド
ウ72に、被保険者に関する請求内容が表示される。
【0152】そして、詳細情報ウインドウ72に表示さ
れている詳細情報を審査し、費用請求が適正であると判
断したときは、「○」ボタン72aをONする。又、申
請者に確認が必要であると判断したときは、「×」ボタ
ン72bをONする。
【0153】「○」ボタン72aをONすると、承認と
判断し、ステップS114からステップS116へ進
む。一方、「×」ボタン72bをONしたときは、確認
が必要であるため、ステップS115へ進み、医療情報
保管管理会社11へ確認のために差戻す処理を行い、ス
テップS116へ進む。
【0154】ステップS116ヘ進むと、追加審査の有
無を確認するメッセージボックスが表示され、「YE
S」(追加審査)をONすると、ステップS113へ戻
り、同一の被保険者の審査を再度行う。又、「NO」を
ONすると、ステップS117へ進む。
【0155】ステップS117では、送信するか否かが
判断され、送信する場合は、ステップS118へ進み、
今回の費用請求データを審査済請求データ、或いは差戻
データとして送信箱に保存した後、ステップS119へ
進む。又、送信しない場合は、そのままステップS11
9へ進む。
【0156】ステップS119では、全ての費用請求デ
ータの審査が終了したか否かを調べ、未だ全ての費用請
求データの審査が終了していないときは、ステップS1
13へ戻り、別の被保険者の詳細情報を表示させ、当該
被保険者の費用請求データの審査を行う。
【0157】そして、全ての費用請求データの審査が終
了し、「終了」ボタン72dをONすると、終了と判断
し、ステップS120へ進み、今回の審査済請求データ
を、入出力装置20のデータベース20aに登録する。
その後、モニタには、図28に示される費用請求画面M
9が表示される。
【0158】図28に示すように、この費用請求画面M
9には、保険組合毎に作成した被保険者毎の審査済費用
請求データの一覧73,74が表示され、その下段に
「送信」ボタン73a,74aが表示される。
【0159】そして、この「送信」ボタン73a,74
aをONすると、ステップS121へ進み、送信箱に保
存されている審査済請求データを、一括して医療情報保
管管理会社11の保険医療機関用データ入出力装置11
bへ送信し、費用請求審査ルーチンを終了する。
【0160】医療情報保管管理会社:医療費審査支払機
関101から一括送信された審査済請求データを受信し
た医療情報保管管理会社11の保険医療機関用データ入
出力装置11bでは、図27に示す審査済請求処理ルー
チンのステップS131からステップS132へ進み、
一括送信された審査済請求データを、申請先の保険組合
毎に割振り処理する。そして、現在までの保険情報の処
理状況を、保険医療機関用データ入出力装置11b(及
び、一般公開用データベース11c)に登録(或いは更
新)し、ステップS134へ進み、費用請求申請先の保
険組合102の保険データ入出力装置21へ、審査済費
用請求データを送信して、審査済請求処理ルーチンを終
了する。
【0161】保険組合:医療情報保管管理会社11から
送信された審査済費用請求データを受信した保険組合1
02の保険データ入出力装置21では、図29に示す審
査済請求処理ルーチンのステップS141からステップ
S142へ進み、モニタに審査済費用請求処理画面M1
0(図30)を表示する。
【0162】図30に示すように、審査済費用請求処理
画面M10には、費用請求内容として、画面左半分に請
求年月日毎の被保険者別請求費用一覧75が表示され、
画面右半分に被保険者詳細情報ウインドウ76が表示さ
れる。更に、被保険者詳細情報ウインドウ76の下段
に、「○」ボタン76a、「×」ボタン76b、「中
断」ボタン76c、「終了」ボタン76dが表示され
る。
【0163】そして、ステップS143へ進み、審査済
費用請求処理画面M10の詳細情報ウインドウ76に、
被保険者毎の費用請求に関する詳細情報を表示し、審査
済費用請求が適正であるか否かを審査する。
【0164】すなわち、画面左半分の被保険者別請求費
用一覧75に表示されている被保険者名にポインタを移
動させてクリックすると、画面右半分の詳細情報ウイン
ドウ76に被保険者の費用詳細情報が表示される。
【0165】そして、詳細情報ウインドウ76に表示し
た被保険者毎の費用詳細情報を確認し、費用請求が適正
であると判断したときは、「○」ボタン76aをONす
る。又、申請者に確認が必要であると判断したときは、
「×」ボタン76bをONする。
【0166】「○」ボタン76aをONすると、差戻し
不要と判断し、ステップS144からステップS146
へ進む。一方、「×」ボタン76bをONしたときは、
確認が必要であるため、ステップS145へ分岐し、医
療情報保管管理会社11へ確認のために差戻す処理を行
い、ステップS146へ進む。
【0167】ステップS146ヘ進むと、追加確認の有
無を確認するメッセージボックスが表示され、「YE
S」(追加確認)をONすると、ステップS143へ戻
り、「NO」をONすると、ステップS147へ進む。
【0168】ステップS147では、今回の審査済費用
請求を承認するか否かが判断され、承認するときは、ス
テップS148へ分岐し、払込みデータを入力し、ステ
ップS149へ進む。又、承認できないときは、そのま
まステップS149へ進む。
【0169】ステップS149では、全ての審査済費用
請求データの確認が終了したか否かを調べ、未だ全ての
審査済費用請求データの確認が終了していないときは、
ステップS143へ戻り、別の被保険者の詳細情報を表
示させ、当該被保険者の審査済費用請求データの確認を
行う。
【0170】そして、全ての審査済費用請求データの確
認が終了し、「終了」ボタン76dをONすると、終了
と判断し、ステップS150へ進み、ステップS148
で入力した払込みデータに基づき費用払込み処理、すな
わち申請元の保険医療機関100への振り込み手続きを
行った後、ステップS151で、今回の費用払込みデー
タを、保険データ入出力装置21のデータベース21a
に登録する。
【0171】その後、ステップS152へ進み、費用払
込みデータを、一括して医療情報保管管理会社11の保
険医療機関用データ入出力装置11bへ送信し、審査済
費用請求ルーチンを終了する。
【0172】医療情報保管管理会社:医療情報保管管理
会社11の保険医療機関用データ入出力装置11bで
は、図31に示す費用払込みデータ処理ルーチンのステ
ップS161で、各保険組合102の保険データ入出力
装置21から費用払込みデータを受信すると、ステップ
S162へ進み、費用払込みデータを費用請求審査元の
医療費審査支払機関101、及び費用請求元の保険医療
機関100別に割振りする処理を行う。
【0173】次いで、ステップS163へ進み、保険情
報の現在までの処理状況を、保険医療機関用データ入出
力装置11b(及び、一般公開用データベース11c)
に登録(或いは更新)し、ステップS164へ進み、費
用請求審査元の医療費審査支払機関101の入出力装置
20、及び費用請求元の保険医療機関100である病院
1の会計データ入出力装置18aに費用払込みデータを
送信して、ルーチンを終了する。
【0174】医療費審査支払機関101の入出力装置2
0、及び病院1の会計データ入出力装置18aと、この
会計データ入出力装置18aに院内ネットワーク19を
介して接続する受付データ入力装置15aでは、保険医
療機関用データ入出力装置11bから送信された費用払
込みデータを表示させることができる。
【0175】例えば、医療費審査支払機関101の入出
力装置20のモニタには、図32に示すような費用払込
情報受付画面M11が表示される。この費用払込情報受
付画面M11には、日付毎の申請保険医療機関名毎の費
用払込み情報を一覧表示するウインドウ77,78が表
示される。又、各一覧表示ウインドウ77,78の下段
に「送信」ボタン7a,78aが表示され、この「送
信」ボタン78a,78aをONすると、振込み情報が
各機関に送信される。尚、この送信データには各保険医
療機関から請求された詳細情報が共に付与される。
【0176】又、病院1の会計データ入出力装置18a
及び受付データ入力装置15aに設けられているモニタ
には、図33に示すような費用払込情報受付画面M12
が表示される。この費用払込情報受付画面M12には、
日付毎の費用払込み情報を表示するウインドウ80が表
示され、費用払込表示ウインドウ80に表示されている
被保険者名をクリックすると、隣のウインドウ81に被
保険者に関する費用請求時の詳細情報が表示される。こ
の詳細表示ウインドウ81の下段には、「戻」ボタン8
1aと「確認」ボタン81bとが表示され、「確認」ボ
タン81bをONすると、その内容の払込状況を確認し
たものと認識され、又、「戻」ボタン81aをONする
と、承認することなく元の画面に戻ることができる。
【0177】又、各保険医療機関100の入出力装置で
は、医療情報保管管理会社11の保険医療機関用データ
入出力装置11bにアクセスして、医療機関用データベ
ース11aに格納されている情報を検索することができ
る。
【0178】例えば、各保険医療機関100の入出力装
置にて医療情報保管管理会社11の保険医療機関用デー
タ入出力装置11bにアクセスすると、モニタ上に、図
34〜36に示すような、契約機関一覧表示画面M1
3、保険情報処理状況画面M14、保険証/病院カード
発行画面M15等を階層表示させることができる。
【0179】契約機関一覧表示画面M13には、契約機
関の一覧を表示するウインドウ82が表示されており、
この契約機関一覧表示ウインドウ82に表示されている
特定の保険医療機関を指定し、下段の「詳細」ボタン8
2bをONすると、次の保険情報処理状況画面M14が
表示される。
【0180】保険情報処理状況画面M14には、指定し
た保険医療機関の保険処理状況が表示されており、医療
費請求の処理状況が何処まで進んでいるのかを確認する
ことができる。すなわち、図においては、保険組合に対
しては費用請求は行われているが、費用払込みが未だで
あることを示している。
【0181】そして、下段に表示された「次」ボタン8
3をONすると次画面へ進み、「戻る」ボタン84をO
Nすると前画面へ戻る。
【0182】又、契約機関一覧表示画面M13の下段に
表示されている「発行」ボタン82aをONすると、保
険証/病院カード発行画面M15が表示される。この保
険証/病院カード発行画面M15には、指定された保険
医療機関に関する保険加盟者一覧を表示するウインドウ
86が表示され、その中の特定の加盟者をクリックする
と、左側の保険証番号、氏名表示ウインドウ85に加盟
者の情報が表示される。又、病院カードを発行する場合
は、保険証番号、氏名表示ウインドウ85に直接被保険
者の保険証番号と氏名とを入力することもできる。
【0183】そして、「発行」ボタン87aをONする
と、指定された期間のカードを発行するためのカード発
行画面が表示される(図示せず)。また、「取消」ボタ
ン87bをONすると、保険証番号、氏名表示ウインド
ウ85に入力した情報がクリアされる。
【0184】更に、一般家庭のパソコン12(図1参
照)からは、医療情報保管管理会社11の一般公開用デ
ータ入出力装置11dにアクセスして、一般公開用デー
タベース11cに登録されている情報を閲覧することが
できる。
【0185】この場合、一般公開するか否かは、契約し
ている保険医療機関毎に決定される。保険医療機関10
0では、入出力装置にて、医療情報保管管理会社11の
一般公開用データ入出力装置11dにアクセスし、図3
7に示す情報公開可否入力画面M16を読込み、一般公
開の可否を設定或いは変更することができる。
【0186】又、一般家庭のパソコン12から医療情報
保管管理会社11の一般公開用データ入出力装置11d
にアクセスする際には、予め、医療情報保管管理会社1
1に対して登録しておく必要がある。
【0187】この場合、一般家庭のパソコン12から医
療情報保管管理会社11の一般公開用データ入出力装置
11dにアクセスし、図38に示す情報公開希望者追加
/表示画面M17を読込み、登録ウインドウ91に自己
の保険証番号、氏名、住所、パスワード等を入力して登
録する。
【0188】そして、一般家庭のパソコン12から医療
情報保管管理会社11の一般公開用データ入出力装置1
1dにアクセスすると、先ず、図39(a)に示す保険
情報検索画面M18が表示され、個人情報入力ウインド
ウ94に、保険証番号、氏名、電話番号、パスワード等
の複数の条件の入力が要求され、それらが一致したとき
のみ、次画面、すなわち同図(b)に示す検索結果表示
画面M19が表示され、検索対象者情報を入力するウイ
ンドウ97に所定事項を入力し、キーボードの「Ent
er」キーを押すと、右側の検索結果一覧ウインドウ9
8に検索結果が表示され、この検索結果を確認すること
で、給付金支給、受取状況等を確認することができる。
【0189】[付記]以上、説明したように本実施の形
態によれば以下に示す構成を得ることができる。
【0190】A−1)−(1)複数の健康保険被保険者証
データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、患者固有
の患者データを入力可能な患者データ入力手段と、前記
患者データ入力手段から入力された前記患者データに基
づき、前記保険証データ記憶手段に記憶された前記複数
の健康保険被保険者証データを検索する保険証データ検
索手段と、前記保険証データ検索手段の検索結果に基づ
き、前記患者データ入力手段から入力された前記患者デ
ータと対応する健康保険被保険者証情報を出力する保険
証情報出力手段と、を具備したことを特徴とする保険手
続きシステム。
【0191】A−1)−(2)複数の健康保険被保険者
証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、患者固
有の第1の患者データおよび第2の患者データを入力可
能な患者データ入力手段と、前記患者データ入力手段か
ら入力された前記第1の患者データおよび前記第2の患
者データに基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶さ
れた前記複数の健康保険被保険者証データを検索する保
険証データ検索手段と、前記保険証データ検索手段の検
索結果に基づき、前記患者データ入力手段から入力され
た前記第1の患者データおよび前記第2の患者データで
特定される前記健康保険被保険者証データに対応する健
康保険被保険者証情報を出力する保険証情報出力手段
と、を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
【0192】A−1)−(3)複数の健康保険被保険者
証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、患者固
有の識別情報を記憶する携帯可能な患者識別情報記憶手
段と、前記識別情報記憶手段に記憶された前記識別情報
を読み取り可能な識別情報読み取り手段と、前記識別情
報読み取り手段で読み取られた前記識別情報に基づき、
前記保険証データ記憶手段に記憶された前記複数の健康
保険被保険者証データを検索する保険証データ検索手段
と、前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前
記識別情報記憶手段が記憶する患者固有の識別情報と対
応する健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報出
力手段と、を具備したことを特徴とする保険手続きシス
テム。
【0193】A−1)−(4)複数の健康保険被保険者
証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、患者固
有の患者データを入力可能な患者データ入力手段と、前
記患者データ入力手段から入力された前記患者データに
基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶された前記複
数の健康保険被保険者証データを検索する保険証データ
検索手段と、前記保険証データ検索手段の検索結果に基
づき、前記患者データ入力手段から入力された前記患者
データと対応する健康保険被保険者証情報データが記憶
される携帯可能な患者識別情報記憶手段と、を具備した
ことを特徴とする保険手続きシステム。
【0194】A−2)−(1)複数の健康保険被保険者証
データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、前記保険
証データ記憶手段と通信回線を介して接続され、患者固
有の患者データを入力可能な第1の患者データ入力手段
と、前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続
され、患者固有の患者データを入力可能な第2の患者デ
ータ入力手段と、前記第1の患者データ入力手段または
前記第2の患者データ入力手段から入力された前記患者
データに基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶され
た前記複数の健康保険被保険者証データを検索する保険
証データ検索手段と、前記保険証データ検索手段の検索
結果に基づき、前記第1の患者データ入力手段から入力
された前記患者データと対応する健康保険被保険者証情
報を出力する第1の保険証情報出力手段と、前記保険証
データ検索手段の検索結果に基づき、前記第2の患者デ
ータ入力手段から入力された前記患者データと対応する
健康保険被保険者証情報を出力する第2の保険証情報出
力手段と、を具備したことを特徴とする保険手続きシス
テム。
【0195】A−2)−(2)複数の健康保険被保険者
証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、前記保
険証データ記憶手段と通信回線を介して接続され、患者
固有の患者データを入力可能な第1の患者データ入力手
段と、前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接
続され、患者固有の患者データを入力可能な第2の患者
データ入力手段と、前記第1の患者データ入力手段また
は前記第2の患者データ入力手段から入力された前記患
者データに基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶さ
れた前記複数の健康保険被保険者証データを検索する保
険証データ検索手段と、前記保険証データ検索手段の検
索結果に基づき、前記第1の患者データ入力手段から入
力された前記患者データと対応する健康保険被保険者証
情報データが記憶される携帯可能な第1の患者識別情報
記憶手段と、前記保険証データ検索手段の検索結果に基
づき、前記第2の患者データ入力手段から入力された前
記患者データと対応する健康保険被保険者証情報データ
が記憶される携帯可能な第2の患者識別情報記憶手段
と、を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
【0196】A−2)−(3)通信回線を介して健康保
険被保険者証データを受信する保険証データ受信手段
と、前記保険証データ受信手段で受信された健康保険被
保険者証データを複数記憶可能な保険証データ記憶手段
と、前記通信回線を介して患者固有の患者データを受信
する患者データ受信手段と、前記患者受信手段で受信さ
れた前記患者データに基づき、前記保険証データ記憶手
段に記憶された前記複数の健康保険被保険者証データを
検索する保険証データ検索手段と、前記保険証データ検
索手段で検索された前記健康保険被保険者証データに関
する情報を、前記通信回線を介して送信する検索結果送
信手段と、を具備したことを特徴とする保険手続きシス
テム。
【0197】A−2)−(4)第1の複数の健康保険被
保険者証データを記憶可能な第1の保険証データ記憶手
段と、前記第1の保険証データ記憶手段と通信回線を介
して接続され、第2の複数の健康保険被保険者証データ
を記憶可能な第2の保険証データ記憶手段と、前記第1
の保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続され、
患者固有の患者データを入力可能な患者データ入力手段
と、前記患者データ入力手段から入力された前記患者デ
ータに基づき、前記第1の保険証データ記憶手段に記憶
された前記第1の複数の健康保険被保険者証データを検
索する第1の保険証データ検索手段と、前記第1の保険
証データ検索手段の検索結果に応じて、前記第2の保険
証データ記憶手段に問い合わせする問い合わせ手段と、
前記問い合わせ手段の前記問い合わせに応じて、前記第
2の保険証データ記憶手段に記憶された前記第2の複数
の健康保険被保険者証データを検索する第2の保険証デ
ータ検索手段と、前記第1の保険証データ検索手段およ
び前記第2の保険証データ検索手段の検索結果に基づ
き、前記患者データ入力手段から入力された前記患者デ
ータと対応する健康保険被保険者証情報を出力する保険
証情報出力手段と、を具備したことを特徴とする保険手
続きシステム A−3)−(1)患者データ入力手段から患者固有の患者
データを入力する患者データ入力工程と、前記患者デー
タ入力工程から入力された前記患者データに基づき、複
数の健康保険被保険者証データを記憶する保険証データ
記憶手段を検索する保険証データ検索工程と、前記保険
証データ検索工程の検索結果に基づき、前記患者データ
入力工程で入力された前記患者データと対応する健康保
険被保険者証情報を出力する保険証情報出力工程と、を
具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御方
法。
【0198】A−3)−(2)患者データ入力手段から
患者固有の第1の患者データおよび第2の患者データを
入力する患者データ入力工程と、前記患者データ入力工
程から入力された前記第1の患者データおよび前記第2
の患者データに基づき、複数の健康保険被保険者証デー
タを記憶する保険証データ記憶手段を検索する保険証デ
ータ検索工程と、前記保険証データ検索工程の検索結果
に基づき、前記患者データ入力工程で入力された前記第
1の患者データおよび前記第2の患者データで特定され
る前記健康保険被保険者証データに対応する健康保険被
保険者証情報を出力する保険証情報出力工程と、を具備
したことを特徴とする保険証手続きシステムの制御方
法。
【0199】A−3)−(3)携帯可能な患者識別情報
記憶手段に記憶された患者固有の識別情報を、識別情報
読み取り手段で読み取る識別情報読み取り工程と、前記
識別情報読み取り工程で読み取られた前記識別情報に基
づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する保険
証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程と、
前記保険素湯データ検索工程の検索結果に基づき、前記
識別情報記憶手段が記憶する前記患者固有の識別情報と
対応する健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報
出力工程と、を具備したことを特徴とする保険証手続き
システムの制御方法。
【0200】A−3)−(4)患者データ入力手段から
患者固有の患者データを入力する患者データ入力工程
と、前記患者データ入力工程から入力された前記患者デ
ータに基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶
する保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索
工程と、前記保険証データ検索工程の検索結果に基づ
き、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
タと対応する健康保険被保険者証情報を携帯可能な識別
情報記憶手段に記憶する識別情報記憶工程と、を具備し
たことを特徴とする保険手続きシステムの制御方法。
【0201】A−4)−(1)患者データ入力手段から患
者固有の患者データを入力する患者データ入力工程と、
前記患者データ入力工程で入力された前記患者データ
を、通信回線を介して送信する患者データ送信工程と、
前記患者データ送信工程で送信された前記患者データ
を、前記通信回線を介して受信する患者データ受信工程
と、前記患者データ受信工程で受信された前記患者デー
タに基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶す
る保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工
程と、前記保険証データ検索工程で検索された検索結果
を、前記通信回線を介して送信する検索結果送信工程
と、前記検索結果送信工程で送信された前記検索結果
を、前記通信回線を介して受信する検索結果受信工程
と、前記検索結果受信工程で受信された前記検索結果に
基づき、前記患者データ入力工程で入力された前記患者
データと対応する健康保険被保険者証情報を出力する保
険証情報出力工程と、を具備したことを特徴とする保険
手続きシステムの制御方法。
【0202】A−4)−(2)患者データ入力手段から
患者固有の患者データを入力する患者データ入力工程
と、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
タを、通信回線を介して送信する患者データ送信工程
と、前記患者データ送信工程で送信された前記患者デー
タを、前記通信回線を介して受信する患者データ受信工
程と、前記患者データ受信工程で受信された前記患者デ
ータに基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶
する保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索
工程と、前記保険証データ検索工程で検索された検索結
果を、前記通信回線を介して送信する検索結果送信工程
と、前記検索結果送信工程で送信された前記検索結果
を、前記通信回線を介して受信する検索結果受信工程
と、前記検索結果受信工程で受信された前記検索結果に
基づき、前記患者データ入力工程で入力された前記患者
データと対応する健康保険被保険者証情報を、携帯可能
な患者識別情報記憶手段に記憶する識別情報記憶工程
と、を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの
制御方法。
【0203】A−4)−(3)患者データ入力手段から
患者固有の患者データを入力する患者データ入力工程
と、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
タを、通信回線を介して送信する患者データ送信工程
と、前記患者データ送信工程で送信された前記患者デー
タを、前記通信回線を介して受信する患者データ受信工
程と、前記患者データ受信工程で受信された前記患者デ
ータに基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶
する第1の保険証データ記憶手段を検索する第1の保険
証データ検索工程と、前記第1の保険証データ検索工程
で検索された第1の検索結果に基づき、前記通信回線を
介して問い合わせデータを送信する第1の検索結果送信
工程と、前記第1の検索結果送信工程で送信された前記
問い合わせデータを、前記通信回線を介して受信する第
1の検索結果受信工程と、前記第1の検索結果受信工程
で受信された問い合わせデータに基づき、複数の健康保
険被保険者証データを記憶する第2の保険証データ記憶
手段を検索する第2の保険証データ検索工程と、前記第
2の保険証データ検索工程で検索された第2の検索結果
を、前記通信回線を介して送信する第2の検索結果送信
工程と、前記第2の検索結果送信工程で送信された前記
第2の検索結果を、前記通信回線を介して受信する第2
の検索結果受信工程と、前記第2の検索結果受信工程で
受信された前記第2の検索結果に基づき、前記患者デー
タ入力工程で入力された前記患者データと対応する健康
保険被保険者証情報を出漁する保険証情報出力工程と、
を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御
方法。
【0204】A−4)−(4)通信回線を介して健康保
険被保険者証データを受信する保険証データ受信行程
と、前記保険証データ受信行程で受信された健康保険被
保険者証データを保険証データ記憶手段に記憶する保険
証データ記憶行程と、前記通信回線を介して患者固有の
患者データを受信する患者データ受信行程と、前記患者
受信行程で受信された前記患者データに基づき、前記保
険証データ記憶手段に記憶された複数の健康保険被保険
者証データを検索する保険証データ検索行程と、前記保
険証データ検索行程で検索された前記健康保険被保険者
証データに関する情報を、前記通信回線を介して送信す
る検索結果送信行程と、を具備したことを特徴とする保
険手続きシステムの制御方法。
【0205】A−5)−(1)患者データ入力手段から患
者固有の患者データを入力する患者データ入力工程と、
前記患者データ入力工程から入力された前記患者データ
に基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する
保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程
と、前記保険証データ検索工程の検索結果に基づき、前
記患者データ入力工程で入力された前記患者データと対
応する健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報出
力工程と、を有する制御プログラムを記録したことを特
徴とする保険手続きシステム用記録媒体。
【0206】A−5)−(2)患者データ入力手段から
患者固有の第1の患者データおよび第2の患者データを
入力する患者データ入力工程と、前記患者データ入力工
程から入力された前記第1の患者データおよび前記第2
の患者データに基づき、複数の健康保険被保険者証デー
タを記憶する保険証データ記憶手段を検索する保険証デ
ータ検索工程と、前記保険証データ検索工程の検索結果
に基づき、前記患者データ入力工程で入力された前記第
1の患者データおよび前記第2の患者データで特定され
る前記健康保険被保険者証データに対応する健康保険被
保険者証情報を出力する保険証情報出力工程と、を有す
る制御プログラムを記録したことを特徴とする保険証手
続きシステム用記録媒体。
【0207】A−5)−(3)携帯可能な患者識別情報
記憶手段に記憶された患者固有の識別情報を、識別情報
読み取り手段で読み取る識別情報読み取り工程と、前記
識別情報読み取り工程で読み取られた前記識別情報に基
づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する保険
証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程と、
前記保険素湯データ検索工程の検索結果に基づき、前記
識別情報記憶手段が記憶する前記患者固有の識別情報と
対応する健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報
出力工程と、を有する制御プログラムを記録したことを
特徴とする保険証手続きシステム用記録媒体。
【0208】A−5)−(4)患者データ入力手段から
患者固有の患者データを入力する患者データ入力工程
と、前記患者データ入力工程から入力された前記患者デ
ータに基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶
する保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索
工程と、前記保険証データ検索工程の検索結果に基づ
き、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
タと対応する健康保険被保険者証情報を携帯可能な識別
情報記憶手段に記憶する識別情報記憶工程と、を有する
制御プログラムを記録したことを特徴とする保険手続き
システム用記録媒体。
【0209】A−6)−(1)ネットワークを介して健康
保険被保険者証情報を検索する入力端末側の制御プログ
ラムの記録と、患者データ入力手段から患者固有の患者
データを入力する患者データ入力工程と、前記患者デー
タ入力工程で入力された前記患者データを、通信回線を
介して送信する患者データ送信工程と、前記患者データ
送信工程で送信した前記患者データに基づき、複数の健
康保険被保険者証データを記憶する保険証データ記憶手
段を検索した検索結果を前記通信回線を介して受信する
検索結果受信工程と、前記検索結果受信工程で受信され
た前記検索結果に基づき、前記患者データ入力工程で入
力された前記患者データと対応する健康保険被保険者証
情報を出力する保険証情報出力工程と、を有する制御プ
ログラムと、を記録したことを特徴とする保険手続きシ
ステム用記録媒体。
【0210】A−6)−(2)患者データ入力手段から
入力された患者固有の患者データを、前記通信回線を介
して受信する患者データ受信工程と、前記患者データ受
信工程で受信された前記患者データに基づき、複数の健
康保険被保険者証データを記憶する保険証データ記憶手
段を検索する保険証データ検索工程と、前記保険証デー
タ検索工程で検索された検索結果を、前記通信回線を介
して送信する検索結果送信工程と、を有する制御プログ
ラムを記録したことを特徴とする保険手続きシステム用
記録媒体。
【0211】A−6)−(3)患者データ入力手段から
患者固有の患者データを入力する患者データ入力工程
と、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
タを、通信回線を介して送信する患者データ送信工程
と、前記患者データ送信工程で送信した前記患者データ
に基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する
保険証データ記憶手段を検索した検索結果を前記通信回
線を介して受信する検索結果受信工程と、前記検索結果
受信工程で受信された前記検索結果に基づき、前記患者
データ入力工程で入力された前記患者データと対応する
健康保険被保険者証情報を、携帯可能な患者識別情報記
憶手段に記憶する識別情報記憶工程と、を有する制御プ
ログラムを記憶したことを特徴とする保険手続きシステ
ムの制御方法。
【0212】A−6)−(4)通信回線を介して健康保
険被保険者証データを受信する保険証データ受信行程
と、前記保険証データ受信行程で受信された健康保険被
保険者証データを保険証データ記憶手段に記憶する保険
証データ記憶行程と、前記通信回線を介して患者固有の
患者データを受信する患者データ受信行程と、前記患者
受信行程で受信された前記患者データに基づき、前記保
険証データ記憶手段に記憶された複数の健康保険被保険
者証データを検索する保険証データ検索行程と、前記保
険証データ検索行程で検索された前記健康保険被保険者
証データに関する情報を、前記通信回線を介して送信す
る検索結果送信行程と、を有する制御プログラムを記録
したことを特徴とする保険手続きシステム用記録媒体。
【0213】B−1)−(1)患者固有の健康保険被保険
者証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、前記
患者に対する医療行為をあらわす医療行為データを入力
可能な医療行為データ入力手段と、前記医療行為データ
入力手段から入力された前記医療行為データと、前記保
険証データ記憶手段に記憶された前記健康保険被保険者
証データとに基づき保険請求費用を演算する請求費用演
算手段と、前記費用請求演算手段で演算された前記保険
請求費用を出力する請求費用データ出力手段と、を具備
したことを特徴とする保険手続きシステム。
【0214】B−2)−(1)患者固有の健康保険被保険
者証データを記憶可能な保険証データ記憶手段と、前記
患者に対する医療行為をあらわす医療行為データを入力
可能な医療行為データ入力手段と、前記医療行為データ
入力手段から入力された前記医療行為データと、前記保
険証データ記憶手段に記憶された前記健康保険被保険者
証データとに基づき保険請求費用を演算する請求費用演
算手段と、前記費用請求演算手段で演算された前記保険
請求費用を、通信回線を介して送信する請求費用送信手
段と、前記請求費用送信手段で送信された前記保険請求
費用に対する処理情報を、前記通信回線を介して受信す
る請求費用処理情報受信手段と、前記請求費用処理情報
受信手段で受信された前記処理情報を出力する処理情報
出力手段と、を具備したことを特徴とする保険手続きシ
ステム。
【0215】B−2)−(2)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請された保険請求費用データを、
通信回線を介して受信する請求費用データ受信手段と、
前記請求費用データ受信手段で受信した前記保険請求費
用データに対する審査確認状況情報を入力する審査状況
情報入力手段と、前記審査状況情報入力手段で確認状況
が入力された前記保険請求費用データを、前記通信回線
を介して送信する確認済保険請求費用データ送信手段
と、を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
【0216】B−2)−(3)保険費用請求に対して審
査済の保険請求費用データを、通信回線を介して受信す
る確認済保険請求費用データ受信手段と、前記確認済保
険請求費用データ受信手段で受信された前記保険請求費
用データを表示する請求データ表示手段と、前記保険請
求費用データに対する支払いデータを入力する支払いデ
ータ入力手段と、前記支払いデータ入力手段で入力され
た前記支払いデータを、前記通信回線を介して送信する
支払いデータ送信手段と、を具備したことを特徴とする
保険手続きシステム。
【0217】B−2)−(4)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請される保険費用請求状況情報
を、通信回線を介して受信する費用請求状況情報受信手
段と、前記保険費用請求に対してなされる審査の進行状
況情報を、前記通信回線を介して受信する審査進行状況
情報受信手段と、審査済の前記保険費用請求に対してな
される支払いの進行状況情報を、前記通信回線を介して
受信する支払い状況情報受信手段と、前記費用請求状況
情報受信手段、前記審査進行状況情報受信手段および前
記支払い状況受信手段で受信した各情報に基づき、前記
保険費用請求に対する処理状況を、前記通信手段を介し
て公開する保険費用処理状況公開手段と、を具備したこ
とを特徴とする保険手続きシステム。
【0218】B−3)−(1)患者に対する医療行為をあ
らわす医療行為データを入力する医療行為データ入力行
程と、前記医療行為データ入力行程から入力された前記
医療行為データと、保険証データ記憶手段に記憶された
健康保険被保険者証データとに基づき保険請求費用を演
算する請求費用演算行程と、前記費用請求演算行程で演
算された前記保険請求費用を出力する請求費用データ出
力行程と、を具備したことを特徴とする保険手続きシス
テムの制御方法。
【0219】B−4)−(1)患者に対する医療行為をあ
らわす医療行為データを入力する医療行為データ入力行
程と、前記医療行為データ入力行程で入力された前記医
療行為データと、保険証データ記憶手段に記憶された健
康保険被保険者証データとに基づき保険請求費用を演算
する請求費用演算行程と、前記請求費用演算行程で演算
された前記保険請求費用を、通信回線を介して送信する
請求費用送信行程と、前記請求費用送信行程で送信され
た前記保険請求費用に対する処理情報を、前記通信回線
を介して受信する請求費用処理情報受信行程と、前記請
求費用処理情報受信行程で受信された前記処理情報を出
力する処理情報出力行程と、を具備したことを特徴とす
る保険手続きシステムの制御方法。
【0220】B−4)−(2)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請された保険請求費用データを、
通信回線を介して受信する請求費用データ受信行程と、
前記請求費用データ受信行程で受信した前記保険請求費
用データに対する審査確認状況情報を入力する審査状況
情報入力行程と、前記審査状況情報入力行程で確認状況
が入力された前記保険請求費用データを、前記通信回線
を介して送信する確認済保険請求費用データ送信行程
と、を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの
制御方法。
【0221】B−4)−(3)保険請求費用に対して審
査済の保険請求費用データを、通信回線を介して受信す
る確認済保険請求費用データ受信行程と、前記確認済保
険請求費用データ受信行程で受信された前記保険請求費
用データを表示する請求データ表示行程と、前記保険請
求費用データに対する支払いデータを入力する支払いデ
ータ入力行程と、前記支払いデータ入力行程で入力され
た前記支払いデータを、前記通信回線を介して送信する
支払いデータ送信行程と、を具備したことを特徴とする
保険手続きシステムの制御方法。
【0222】B−4)−(4)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請される保険費用請求状況情報
を、通信回線を介して受信する費用請求状況情報受信行
程と、前記保険費用請求に対してなされる審査の進行状
況情報を、前記通信回線を介して受信する審査進行状況
情報受信行程と、審査済の前記保険費用請求に対してな
される支払いの進行状況情報を、前記通信回線を介して
受信する支払い状況情報受信行程と、前記費用請求状況
情報受信行程、前記審査進行状況情報受信行程および前
記支払い状況受信行程で受信した各情報に基づき、前記
保険費用請求に対する処理状況を、前記通信手段を介し
て公開する保険費用処理状況公開行程と、を具備したこ
とを特徴とする保険手続きシステムの制御方法。
【0223】B−5)−(1)患者に対する医療行為をあ
らわす医療行為データを入力する医療行為データ入力行
程と、前記医療行為データ入力行程から入力された前記
医療行為データと、保険証データ記憶手段に記憶された
健康保険被保険者証データとに基づき保険請求費用を演
算する請求費用演算行程と、前記費用請求演算行程で演
算された前記保険請求費用を出力する請求費用データ出
力行程と、を有する制御プログラムを記録したことを特
徴とする保険手続きシステム用記録媒体。
【0224】B−6)−(1)患者に対する医療行為をあ
らわす医療行為データを入力する医療行為データ入力行
程と、前記医療行為データ入力行程で入力された前記医
療行為データと、保険証データ記憶手段に記憶された健
康保険被保険者証データとに基づき保険請求費用を演算
する請求費用演算行程と、前記請求費用演算行程で演算
された前記保険請求費用を、通信回線を介して送信する
請求費用送信行程と、前記請求費用送信行程で送信され
た前記保険請求費用に対する処理情報を、前記通信回線
を介して受信する請求費用処理情報受信行程と、前記請
求費用処理情報受信行程で受信された前記処理情報を出
力する処理情報出力行程と、を有する制御プログラムを
記録したことを特徴とする保険手続きシステム用記録媒
体。
【0225】B−6)−(2)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請された保険請求費用データを、
通信回線を介して受信する請求費用データ受信行程と、
前記請求費用データ受信行程で受信した前記保険請求費
用データに対する審査確認状況情報を入力する審査状況
情報入力行程と、前記審査状況情報入力行程で確認状況
が入力された前記保険請求費用データを、前記通信回線
を介して送信する確認済保険請求費用データ送信行程
と、を有する制御プログラムを記録したことを特徴とす
る保険手続きシステム用記録媒体。
【0226】B−6)−(3)保険請求費用に対して審
査済の保険請求費用データを、通信回線を介して受信す
る確認済保険請求費用データ受信行程と、前記確認済保
険請求費用データ受信行程で受信された前記保険請求費
用データを表示する請求データ表示行程と、前記保険請
求費用データに対する支払いデータを入力する支払いデ
ータ入力行程と、前記支払いデータ入力行程で入力され
た前記支払いデータを、前記通信回線を介して送信する
支払いデータ送信行程と、を有する制御プログラムを記
録したことを特徴とする保険手続きシステム用記録媒
体。
【0227】B−6)−(4)患者固有の健康保険被保
険者証情報に基づき申請される保険費用請求状況情報
を、通信回線を介して受信する費用請求状況情報受信行
程と、前記保険費用請求に対してなされる審査の進行状
況情報を、前記通信回線を介して受信する審査進行状況
情報受信行程と、審査済の前記保険費用請求に対してな
される支払いの進行状況情報を、前記通信回線を介して
受信する支払い状況情報受信行程と、前記費用請求状況
情報受信行程、前記審査進行状況情報受信行程および前
記支払い状況受信行程で受信した各情報に基づき、前記
保険費用請求に対する処理状況を、前記通信手段を介し
て公開する保険費用処理状況公開行程と、を有する制御
プログラムを記録したことを特徴とする保険手続きシス
テム用記録媒体。
【0228】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
診療の際に健康保険被保険者証を携帯しなければならな
い被保険者の負担と、診療報酬を保険組合毎に請求しな
ければならない保険医療機関の負担との双方を軽減する
ことができ、手続きの簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保険手続きシステムの全体構成
【図2】保険医療機関のシステム構成図
【図3】保険医療機関のシステム構成図
【図4】医療費審査支払機関のシステム構成図
【図5】保険組合のシステム構成図
【図6】保険手続きのシステム全体における情報の概略
的な流れを示す説明図
【図7】保険手続きのシステム全体における受付処理ル
ーチンを示すフローチャート
【図8】診療受付処理ルーチンを示すフローチャート
(その1)
【図9】診療受付処理ルーチンを示すフローチャート
(その2)
【図10】診療受付処理ルーチンを示すフローチャート
(その3)
【図11】受付画面(検索)の説明図
【図12】受付画面(検索結果)の説明図
【図13】保険証データ検索ルーチンを示すフローチャ
ート
【図14】診察・治療データ入力処理を示すフローチャ
ート
【図15】診察・治療画面の説明図
【図16】会計処理ルーチンを示すフローチャート
【図17】会計データ画面の説明図
【図18】調剤薬局のシステム構成図
【図19】調剤薬局での受付処理ルーチンを示すフロー
チャート(その1)
【図20】調剤薬局での受付処理ルーチンを示すフロー
チャート(その2)
【図21】調剤薬局での受付処理ルーチンを示すフロー
チャート(その3)
【図22】受付画面の説明図
【図23】手続きのシステム全体における情報処理ルー
チンを示すフローチャート
【図24】費用請求処理ルーチンを示すフローチャート
【図25】費用請求審査ルーチンを示すフローチャート
【図26】費用請求用審査画面の説明図
【図27】審査済請求処理ルーチンを示すフローチャー
【図28】費用請求画面の説明図
【図29】審査済請求処理ルーチンの説明図
【図30】審査済費用請求処理画面の説明図
【図31】費用払込みデータ処理ルーチンを示すフロー
チャート
【図32】費用払込情報受付画面の説明図
【図33】費用払込情報受付画面の説明図
【図34】契約機関一覧表示画面の説明図
【図35】保険情報処理状況画面の説明図
【図36】保険証/病院カード発行画面の説明図
【図37】情報公開可否入力画面の説明図
【図38】情報公開希望者追加/表示画面の説明図
【図39】(a)保険情報検索画面の説明図(b)検索
結果表示画面の説明図
【図40】社会保障制度の仕組みを示す系統図
【図41】保険組合のシステム構成図
【符号の説明】
8,9a,9b 専用ネットワーク(通信回線) 10 相互接続ネットワーク(通信回線) 11a 医療機関用データベース(保険証データ記憶手
段) 11b 保険医療機関用データ入出力装置(保険証デー
タ検索手段) 15a,23a 受付データ入力装置(患者データ入力
手段、保険証情報出力手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の健康保険被保険者証データを記憶可
    能な保険証データ記憶手段と、 患者固有の患者データを入力可能な患者データ入力手段
    と、 前記患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    に基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶された前記
    複数の健康保険被保険者証データを検索する保険証デー
    タ検索手段と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記患
    者データ入力手段から入力された前記患者データと対応
    する健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報出力
    手段と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
  2. 【請求項2】複数の健康保険被保険者証データを記憶可
    能な保険証データ記憶手段と、 患者固有の患者データを入力可能な患者データ入力手段
    と、 前記患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    に基づき、前記保険証データ記憶手段に記憶された前記
    複数の健康保険被保険者証データを検索する保険証デー
    タ検索手段と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記患
    者データ入力手段から入力された前記患者データと対応
    する健康保険被保険者証情報データが記憶される携帯可
    能な患者識別情報記憶手段と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
  3. 【請求項3】複数の健康保険被保険者証データを記憶可
    能な保険証データ記憶手段と、 前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続さ
    れ、患者固有の患者データを入力可能な第1の患者デー
    タ入力手段と、 前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続さ
    れ、患者固有の患者データを入力可能な第2の患者デー
    タ入力手段と、 前記第1の患者データ入力手段または前記第2の患者デ
    ータ入力手段から入力された前記患者データに基づき、
    前記保険証データ記憶手段に記憶された前記複数の健康
    保険被保険者証データを検索する保険証データ検索手段
    と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記第
    1の患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    と対応する健康保険被保険者証情報を出力する第1の保
    険証情報出力手段と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記第
    2の患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    と対応する健康保険被保険者証情報を出力する第2の保
    険証情報出力手段と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
  4. 【請求項4】複数の健康保険被保険者証データを記憶可
    能な保険証データ記憶手段と、 前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続さ
    れ、患者固有の患者データを入力可能な第1の患者デー
    タ入力手段と、 前記保険証データ記憶手段と通信回線を介して接続さ
    れ、患者固有の患者データを入力可能な第2の患者デー
    タ入力手段と、 前記第1の患者データ入力手段または前記第2の患者デ
    ータ入力手段から入力された前記患者データに基づき、
    前記保険証データ記憶手段に記憶された前記複数の健康
    保険被保険者証データを検索する保険証データ検索手段
    と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記第
    1の患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    と対応する健康保険被保険者証情報データが記憶される
    携帯可能な第1の患者識別情報記憶手段と、 前記保険証データ検索手段の検索結果に基づき、前記第
    2の患者データ入力手段から入力された前記患者データ
    と対応する健康保険被保険者証情報データが記憶される
    携帯可能な第2の患者識別情報記憶手段と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステム。
  5. 【請求項5】患者データ入力手段から患者固有の患者デ
    ータを入力する患者データ入力工程と、 前記患者データ入力工程から入力された前記患者データ
    に基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する
    保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程
    と、 前記保険証データ検索工程の検索結果に基づき、前記患
    者データ入力工程で入力された前記患者データと対応す
    る健康保険被保険者証情報を出力する保険証情報出力工
    程と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御
    方法。
  6. 【請求項6】患者データ入力手段から患者固有の患者デ
    ータを入力する患者データ入力工程と、 前記患者データ入力工程から入力された前記患者データ
    に基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する
    保険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程
    と、 前記保険証データ検索工程の検索結果に基づき、前記患
    者データ入力工程で入力された前記患者データと対応す
    る健康保険被保険者証情報を携帯可能な識別情報記憶手
    段に記憶する識別情報記憶工程と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御
    方法。
  7. 【請求項7】患者データ入力手段から患者固有の患者デ
    ータを入力する患者データ入力工程と、 前記患者データ入力工程で入力された前記患者データ
    を、通信回線を介して送信する患者データ送信工程と、 前記患者データ送信工程で送信された前記患者データ
    を、前記通信回線を介して受信する患者データ受信工程
    と、 前記患者データ受信工程で受信された前記患者データに
    基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する保
    険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程
    と、 前記保険証データ検索工程で検索された検索結果を、前
    記通信回線を介して送信する検索結果送信工程と、 前記検索結果送信工程で送信された前記検索結果を、前
    記通信回線を介して受信する検索結果受信工程と、 前記検索結果受信工程で受信された前記検索結果に基づ
    き、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
    タと対応する健康保険被保険者証情報を出力する保険証
    情報出力工程と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御
    方法。
  8. 【請求項8】患者データ入力手段から患者固有の患者デ
    ータを入力する患者データ入力工程と、 前記患者データ入力工程で入力された前記患者データ
    を、通信回線を介して送信する患者データ送信工程と、 前記患者データ送信工程で送信された前記患者データ
    を、前記通信回線を介して受信する患者データ受信工程
    と、 前記患者データ受信工程で受信された前記患者データに
    基づき、複数の健康保険被保険者証データを記憶する保
    険証データ記憶手段を検索する保険証データ検索工程
    と、 前記保険証データ検索工程で検索された検索結果を、前
    記通信回線を介して送信する検索結果送信工程と、 前記検索結果送信工程で送信された前記検索結果を、前
    記通信回線を介して受信する検索結果受信工程と、 前記検索結果受信工程で受信された前記検索結果に基づ
    き、前記患者データ入力工程で入力された前記患者デー
    タと対応する健康保険被保険者証情報を、携帯可能な患
    者識別情報記憶手段に記憶する識別情報記憶工程と、 を具備したことを特徴とする保険手続きシステムの制御
    方法。
JP2000223024A 2000-07-24 2000-07-24 保険手続きシステム及び保険手続きシステムの制御方法 Withdrawn JP2002041649A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004078519A (ja) * 2002-08-16 2004-03-11 Medico Media:Kk 調剤業務支援システム
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