JP2008192016A - 領収証発行システムと領収証発行方法 - Google Patents

領収証発行システムと領収証発行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の広告等を領収証の裏面等の空きスペースに掲載するようにした領収証発行システムと領収証発行方法を提供する。
【解決手段】インターネットを介して互いに通信可能に接続された、少なくとも一台の管理サーバ及び広告サーバと、電子カルテ端末装置及び電子レセプト端末装置を有する複数台の医療機関サーバとからなる領収証発行システムにおいて、前記管理サーバに記録した領収証のひな形を医療機関サーバにダウンロードし、前記電子レセプト端末装置からの領収金額を当該ひな形上に配置すると共に、前記広告サーバに広告主が登録した複数枚の広告画像を、医療機関サーバへダウンロードし、電子レセプト若しくは電子カルテから判明する年齢層、診療時間帯、患者個人の情報等を広告選別条件として前記広告画像を検索し、当該条件に該当した広告画像を領収証の表面の一部及び裏面に配してプリントアウトするようにした領収証発行方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、医療費に係る領収証の発行システムとその発行方法に関し、特に広告若しくは医療情報を掲載した領収証の発行システムとその発行方法に関する。
近年、病院等の医療機関の情報管理については、電子化及びそれに伴うネットワーク化が急速に行われ、患者の個人情報を管理する電子カルテと、診療報酬点数とそれに係る医療費を管理する電子レセプトとから、構内情報網(以下「LAN」という)を構成し、各診療科等に設置された端末装置から、患者に提供する薬剤情報、診療報酬点数及び医療費に基づく請求金額情報を、受付に設置された端末装置に送ることで、薬剤提供、医療費支払等の医療事務に係る事務処理を迅速に行うことができるようにされている。
一方、診療報酬点数を勘案して患者本人が実際に支払う医療費は、従来、領収証の発行を医療機関の裁量とし、また上記診療報酬点数に基づく保険が適用されているため、不明瞭なことが多い。そのため、患者は、医療機関側から提示された金額に対し、疑うことなく支払っていたので、二重支払や、診療報酬点数の水増し請求等の診療報酬制度に関する問題が多く指摘されていた。そこで、医療費の明朗化を図り、患者本人が治療内容を容易に把握することができ、医療費は適正であるかどうか第三者が容易に判断できるように、保険適用割合等を記載した医療機関特有の領収証の発行が勧められている。
ここで、特開2006−154889号公報の薬局支援装置及び薬局のレシート発行方法には、繁忙時にも、顧客にその症状に適した商品を推奨することを目的として、処方された薬剤種別を特定する薬剤種別情報が入力される通信ポートを具備し、レシートを出力する出力手段と、前記通信ポートに入力された薬剤種別情報に基づいてレシートに表示すべき広告種別を決定し、決定された広告種別に対応する広告を表示したレシートを前記出力手段から出力するように制御する制御手段とを設けた薬局支援装置と、当該薬局支援装置を用いて、複数の薬種と表示すべき複数の広告とを対応付けておき、処方された薬剤と対応する広告をレシートに表示するレシート発行方法が記載されている。
特開2006−154889号公報
上記のように領収証の発行が奨励される現状にあって、発行する領収証に患者の傷病に関連する情報、及び医療機関に関連する情報等を掲載することは、インフォームドコンセントにつながり、社会情勢に合致するものと考えられる。また、医療機関は一般に地域性が高く、例えば、待合室やロビー等は高齢者のコミュニティスペースとなっている場合が多い。したがって、地域に根ざした商店街や、スーパーマーケットの特売情報、またドラッグストア等の広告が領収証に掲載されていれば、来訪した患者達の情報交換ツールとして領収証が役立ち、そのような中でやり取りされる広告の宣伝効果は非常に高くなるものと考えられる。
しかしながら、上記の薬局支援装置及び薬局のレシート発行方法は、レセプトコンピュータから入力された処方箋のみに基づいて、レシートに掲載する広告が決定されるため、当該広告は、当該処方箋に記載された薬剤種別情報、性別、年齢等の顧客属性に左右される。
また、そのような顧客属性に基づき、複数の広告のなかから抽出した一の広告をレシートへ掲載したり、広告に優先順位を付して優先順位の高い広告をレシートへ掲載しているので、同じ処方箋の場合には同じ広告しか掲載されないおそれがあり、また、掲載される広告の業種に関して変化が乏しくなり、掲載される広告が固定されてしまうことにより、宣伝効果が薄れてしまうおそれがある。
本発明は、上記の課題を鑑み成されたものであって、複数の広告等を領収証の裏面等の空きスペースに掲載するようにした領収証発行システムと領収証発行方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の領収証発行システムは、電子カルテ端末装置、電子レセプト端末装置、及びプリンタ端末装置を具備した構内情報網を有する医療機関サーバと、前記医療機関サーバを有する医療機関の名称、所在地、営業時間等を特定する識別データが複数登録されると共に、所定の領収証様式及び医学情報等が記録保管されている管理サーバと、複数の広告画像等が記録保管され、前記医療機関サーバからの配信要求に応じて、当該広告画像等を配信する広告サーバとが、インターネットを介して、ネットワークを形成した医療費領収証発行システムにおいて、前記医療機関サーバは、当該医療機関の識別データ、所定の領収証様式及び医学情報等を前記管理サーバから取得すると共に、前記広告サーバに複数記録された前記広告画像のうち、少なくとも一枚の必要な広告画像を当該広告サーバから取得して、前記医療機関の識別データ、医学情報等、前記広告画像を、前記プリンタ端末装置から発行する領収証の裏面等の空きスペースに記載するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の領収証発行システムは、請求項1に記載の発明において、前記広告サーバと前記医療機関サーバとの間の電気通信手段が有する双方向通信機能を利用して、前記医療機関サーバからの広告画像配信要求に対し、前記広告サーバ上に予め記録保存したタイムテーブルにしたがって、当該広告画像配信要求がされた時間帯に配信予定となっている広告画像を、前記広告サーバが即時応答して配信するようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の領収証発行システムは、請求項1に記載の発明において、前記広告サーバに、複数の広告画像と、当該広告画像を領収証に掲載する時間帯を指定したタイムテーブルとを記録保存し、前記医療機関サーバからの広告画像配信要求に対して、前記広告画像と前記タイムテーブルとを一括して配信するようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の領収証発行方法は、電子カルテ端末装置、電子レセプト端末装置、及びプリンタ端末装置を具備した構内情報網を有する医療機関サーバと、前記医療機関サーバを設けた医療機関の名称、所在地、営業時間等を特定する識別データが複数登録されると共に、所定の領収証様式及び医学情報等が記録保管されている管理サーバと、複数の広告画像等が記録保管され、前記医療機関サーバからの配信要求に応じて、当該広告画像等を配信する広告サーバとが、インターネットを介して、ネットワークを形成した領収証発行システムを用いた領収証発行方法において、前記電子カルテ端末装置から前記電子レセプト端末装置へ送信された、患者の傷病データ、個人データ等に基づいて、算出した医療費と、前記医療機関サーバが前記管理サーバから取得した当該医療機関の識別データ、及び医学情報等とを、予め管理サーバから取得した前記領収証様式にしたがって、前記医療機関サーバで、領収証用紙の所定位置へ配置した印刷イメージを形成するステップと、前記電子レセプト端末装置あるいは電子カルテ端末装置に記録されている患者の個人情報などに基づく広告選別条件と、領収証に掲載する広告を検索するために広告サーバ上に形成した広告データベースを構成する複数の広告レコードとを、前記広告選別条件にしたがって検索して一致する広告レコードを選別するステップと、前記広告レコードが有し、広告サーバの記憶媒体上で広告画像が記録保存されている場所を示すファイルパスから、当該ファイルパスに対応する広告画像を前記広告サーバから取得するステップと、医療費、識別データ、医学情報等を配置し、印刷イメージを形成した領収証用紙の空きスペースに、取得した前記広告画像を配置して、広告付の領収証の印刷イメージを形成し、前記プリンタ端末装置から領収証を印刷発行するステップと、を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の領収証発行方法は、請求項4に記載の発明において、前記広告画像を互いに関連付け、別々のフォルダに記録保存した画像データと前記広告管理データとから構成し、当該広告管理データから、広告主名及び所在地、広告掲載期間、広告掲載回数等の情報が登録された広告主マスタレコードと、広告を配布する希望地域が登録された地域レコードと、広告の大きさ、位置、範囲等が登録された印刷エリアレコードと、広告掲載の時間帯が登録された時間レコードと、広告主の業種が登録された業種レコードと、画像データの記録保存場所を示すファイルパスとからなる広告レコードを形成して、複数の当該広告レコードをまとめた広告データベースを前記広告サーバの記憶媒体上に形成したことを特徴とする。
請求項6に記載の領収証発行方法は、請求項4若しくは請求項5に記載の発明において、前記プリンタ装置から領収証が発行される時間帯、電子カルテ等に記録された患者の居住地域若しくは電子レセプトから取得した医療機関が存在する地域等の広告選別条件にしたがって、広告を掲載する時間帯、広告を配布する地域、広告宣伝期間、広告掲載回数等の前記広告レコードを検索し、該当した複数枚の広告画像を、前記業種レコードにしたがって、領収証用紙上で、同一又は類似の業種が競合しないように領収証の印刷イメージを形成するようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の領収証発行システムによれば、医療機関サーバと、広告を配信するサーバを別々に設けたので、広告を募集するホームページを作成したり、実際に集めた広告のレイアウト等、広告に関する登録等の作業を各医療機関が単独で行わなくても良い。また、広告サーバに集められた広告は、管理サーバに登録した全ての医療機関が自由に利用できるため、医療機関は、単独で広告を集めるよりも多種多様な広告を入手することができる。
また、管理サーバに当該医療機関の所在地等を登録し、医療機関を特定する識別情報を記録保存するようにしたので、集められた広告のうち、地域指定があった場合や、診療科等の種類にあわせて、特定の広告を特定の領収証に振り分けて発行することができ、また、識別情報を利用して、医療機関検索用のホームページ等を管理サーバに設けることができる。
そして、同一ネットワーク上にある医療機関は、領収証の様式を統一して使用することができるので、電子レセプトの傷病名マスターコード、診療報酬点数等が改訂されても、管理サーバで一元的に対応することができ、医療機関が独自に電子レセプトのデータを修正しなくても良いので、医療事務の負担を軽くすることができる。
請求項2に記載の領収証発行システムによれば、医療機関サーバへの広告配信を、広告サーバと当該医療機関サーバとの間に設けた双方向通信機能を用いて、医療機関サーバ側からの広告画像の配信要求に対し、広告サーバが即時応答して配信するようにした。したがって、診療時、領収証発行時等、時間帯に合わせて、目的に適った広告を領収証に掲載することができる。そのため、時間帯によって、年齢層、職種等が偏りがちな医療機関において発行する広告は、それら年齢層等に的を絞って発行することができるので、領収証に付ける広告を固定するよりも高い広告宣伝効果が望める。
請求項3に記載の領収証発行システムによれば、医療機関サーバへの広告配信を、複数の広告画像を一括して、例えば深夜、早朝等のインターネット回線が比較的空いている時間帯に広告サーバから医療機関サーバに配信するようにした。そのため、インターネットの回線速度に左右されること無く、配信された広告を、例えば掲載する時間帯を指定したタイムテーブルを用いる等して、領収証に掲載することができる。したがって、領収証を発行するにあたって、広告画像のダウンロード待ち等をせずに済み、医療機関サーバに接続するプリンタ端末装置で広告付きの領収証を迅速に印刷することができる。
請求項4に記載の領収証発行方法によれば、用紙裏面等の空スペースに広告を掲載した領収証を発行するようにしたので、その余白部分を有効に利用することができる。
また、管理サーバに医療機関を登録するようにしたので、当該医療機関単独ではホームページ等の作成や運営等ができない診療所等の小規模な医療機関においても、医療情報等を患者に提供することができ、また登録した医療機関同士でネットワークを形成することができるので、最新の医療情報等の情報を容易に共有することができる。
そして、口頭で患者に症状を伝達するよりも、例えば領収証の裏面等、書面に記載したほうが、患者は容易に理解することができ、質問し易い。
更に、医療機関サーバが有する電子カルテ端末装置や電子レセプト端末装置に記録されているコード等を用いて、広告を振り分けて領収証に掲載することができるようにした。そのため、例えば、地域、診療科、発行時間等に合わせて、目的に適った広告を領収証に掲載することができる。
請求項5に記載の領収証発行方法によれば、広告画像を画像データと当該画像データの概要を示す画像データパスとから構成し、広告サーバ上の記憶媒体に別々にフォルダを設けて記録保存するようにした。そのため、画像データと比べてデータ容量が小さくて済む画像データパスを、医療機関サーバに所定の時間に送信しておき、双方向通信機能に利用すれば、画像データそのものをサーバ間でやりとりするよりも高速に通信することができる。また、画像データパスに広告主マスタデータ等の情報タグを付したので、広告掲載回数、広告発行時間帯を容易に把握することができる。したがって、掲載回数や時間帯に合わせて料金を設定することができ、また広告主マスタデータに含まれる印刷範囲データ等とあわせれば、一般的に広告を出さない、例えば商店街等の小さな商店でも容易に広告を登録することができるので、より地域に密着した広告を領収証に掲載することができる。
請求項6に記載の領収証発行方法によれば、領収証に掲載する広告画像を、掲載時間帯、広告宣伝地域等によって振り分けて、また、業種が競合しないようにしてレイアウトするようにした。そのため、例えば午前中に支払をした場合と、夕方に支払をした場合とでは、領収証に掲載される広告が異なり、また、同一の医療機関で受診したとしても、居住地域が違っていたりすれば、領収証に掲載される広告が異なるようにした。すなわち、領収証には、時間帯、居住地域等の種々の広告検索条件によって様々な広告が掲載されることになるので、所定の広告のみを繰り返して掲載するようにした場合と比べて、広告が注目され易く、高い集客効果若しくは宣伝効果を得ることができる。
以下、本願発明に関する実施例を添付した図面にしたがって説明する。図1は、領収証発行システムの一例を示す医療機関のネットワーク図である。
図1に示す領収証発行システム10は、インターネット11を介して互いに通信可能に接続された、少なくとも一台の管理サーバ12及び広告サーバ13と、複数台の医療機関サーバ14とからなり、当該医療機関サーバは集線装置15(HUB)によって各端末装置を連結した構内情報網(LAN)を有する。なお、図示してはいないが、広告サーバに広告を登録するための広告主端末装置も、本実施例のネットワークに接続している。
総合病院、診療所等の医療機関19に設置される医療機関サーバ14が有するLANには、患者の傷病履歴のデータと当該傷病履歴に対する指導内容データとを記録管理する電子カルテ端末装置16と、傷病コード、診療報酬点数等から医療費を算出し、領収証の印刷イメージのひな形が記録保存されている電子レセプト端末装置17と、領収証を印刷するプリンタ装置18とが、それぞれ少なくとも一台設けられている。
管理サーバ12は、本実施例のネットワークに繋がる医療機関サーバ14を特定するための識別データ、例えば、病院名、所在地、診療時間、連絡事項等が記録保存されており、医療機関検索用サーバを兼ねるようにデータベースが形成されている。この場合に、ホームページ等のインターネット上の情報開示手段を持たない医療機関19が、休診日や診療時間の急な変更等、当該医療機関19に関する情報を開示をすることができるように、病院名、所在地等を除き、その登録内容を変更しても影響のない当該識別データのうちの一部は、医療機関サーバからの認証によって書換可能にされていることが好ましい。
そして、管理サーバ12には、登録された医療機関19等によって更新可能にした医学情報を記録保存してデータベースを形成し、当該管理サーバ12に設けたホームページにおいて当該医学情報を公開している。したがって、管理サーバ12にアクセスすると、本実施例の領収証発行システム10に登録している医療機関19を検索することができ、また、風邪の予防方法等の簡単な医学情報から専門的な医学情報まで、様々な医療情報を入手することができる。そして登録された医学情報等を取りまとめて領収証31発行時に配布情報34として、領収証31に記載することができる。
また、管理サーバ12には、上記電子レセプト端末装置17に記録保存された領収証31の印刷イメージのひな形が記録保存されている。すなわち、図3から図8に示したような、当該印刷イメージのひな形が医療機関サーバ14を経由して電子レセプト端末装置17へダウンロードされることによって、健康保健制度や診療報酬制度をふまえた領収証を作成することができる。また当該ひな形とあわせて、傷病名コード、診療報酬点数等のレセプトデータを管理サーバ12に記録保存している。したがって、法令の改正等で、領収証様式、レセプトデータ等が修正されても、変更された領収証様式に基づいて印刷イメージのひな形を管理サーバ12において変更し、またレセプトデータ等を変更すれば、各医療機関19においては、修正されたひな形等を電子レセプト端末装置17にダウンロードすることによって一括して変更することができるので、各医療機関19が単独で作業するよりも大幅に作業時間を短縮することができる。
広告サーバ13は、図2に示したように、医療機関サーバ14へ配信する広告画像20は、広告画像データ21と、当該広告画像20を識別管理する広告管理データ22とからなり、記憶媒体上にそれぞれ記録保存されている。また、当該広告サーバ13は、広告画像20を登録するための登録フォームを設けたホームページを有し、不特定多数の広告主が有する広告主端末装置から、それぞれ広告画像20等を容易に入力することができるように構成されている。
広告画像データ21は、広告画像20の登録の際に当該画像20を符号化したデータからなり、ビットマップや、HTML等の規格に準拠していることが望ましいが、広告画像20の登録時に広告サーバ13上で圧縮変換等の画像処理をすることもできる。
一方、広告管理データ22は、広告主を識別する広告主識別データ23と、広告画像20を識別する広告識別データ24とからなり、当該広告管理データ22に基づいて、広告主マスタ26、地域マスタ27、時間マスタ28、印刷エリアマスタ29、業種マスタ30等の検索用索引を抽出した広告レコード25が形成される。
そして、広告サーバ13の記憶媒体上には、広告画像データ21をまとめた広告画像フォルダが形成され、広告管理データ22と、広告レコード25とが格納保管される広告データベースのテーブルが形成される。医療機関サーバ14から配信要求等があったときには、当該広告データベースを用いて、所定の広告管理データ22に対応する広告画像データ21が検索され、当該広告画像データ21と当該広告管理データ22とからなる広告画像20は、速やかに目的の医療機関サーバ14へ配信される。
ここで、本実施例の領収証発行システムを利用し、後述する発行方法によって発行される領収証31は、図3から図8に示したように、表裏面をそれぞれ上下2段に分割し、表面の上半分に領収金額が記載される領収証書面32部分を配し、表面の下半分及び裏面の上下段に、広告33の掲載用に横手方向に長い長方形を3行3列のマス目状に配置した印刷イメージで構成される。
マス目状に分割された部分を占める範囲によって、例えば図3に示したように縦長の広告33a、横長の広告33b、若しくは図5に示したように全マス目を占める広告33c等、様々な大きさの広告33が掲載可能となっている。そのため、図3から図8の各レイアウト例に示したように予めマス目にしたがってレイアウトのパターンを定めたプログラムを作成し、医療機関サーバ14の記憶媒体上に記録保存しておけば、広告画像20を領収証上へ迅速に配置することができ、同様のプログラムを広告サーバ13の記憶媒体上に記録保存しておけば、占めるマス目の数にしたがって広告料金等を定めることができる。
領収証発行システムの構成は以上であって、次に領収証発行方法について説明する。
ここで、本実施例における広告付き領収証を発行するために、広告サーバに登録される広告の登録及び配信方法を説明する。広告画像は、図9に示したように、広告サーバへ登録され、図10及び図11に示したように、記録保存された広告画像は、広告サーバから各医療機関サーバへ配信される。以下、上記の添付図面にしたがって説明する。
広告宣伝を希望し、領収証への広告掲載を希望する者(以下「広告主」という)は、広告主端末装置から広告サーバへアクセスして、登録フォームに所定事項を入力して、広告画像を広告サーバへ登録する。このときの登録方法を図9に示す。
ステップS10では、広告画像の登録フォームが表示される。当該登録フォームは、広告画像を広告サーバに登録するに当って必要な事項、例えば、広告主の名称、住所、電話番号、メールアドレス、掲載を希望する広告画像等の広告主を識別する事項が入力可能な複数個の空欄からなり、広告サーバ上に設けたホームページに表示される。
広告主の名称等や、新規登録か否かを入力することにより、ステップS11で新規登録か否かを判断し、新規登録する場合はステップS15に進み、既に広告主として登録している場合は、広告主識別番号、暗証番号等を入力することによって、ステップS12の広告画像入力ステップに進む。
ステップS15は、新規に広告主を登録するための新規広告主登録フォームであって、広告主の名称、住所等の入力を要求し、ステップS16の登録内容確認後、ステップS17で広告主として登録され、ステップS18で形成された広告主データは、図9に示したように、広告管理データ22の一部として記録保存され、複数の広告主データをまとめて広告レコード25のうちの広告主マスタ26を形成する。
ステップS12では、広告画像を入力する。上記ステップS17で新規に登録した広告主のデータ、或いは、登録済みの広告主は、識別番号の入力を求めて、広告データベースから当該広告主の広告主データを呼び出し、加えて、掲載を希望する広告画像の入力を求める。
ステップS13で、登録された広告画像を確認し、掲載を希望する広告や広告主の情報が正しく入力されていた場合、広告主と広告サーバとの間で広告掲載契約が結ばれ、ステップS14で広告画像登録は終了する。
一方、ステップS14で入力された広告画像及び登録内容から、ステップS19で広告画像データ21と、広告管理データ22が作成され、それぞれ、広告サーバ13の記憶媒体上に形成した広告画像フォルダ、広告管理フォルダに記録保存される。その記録保存された広告画像データ21及び広告管理データ22から、後述するように、広告選択のための検索を容易にする広告レコード25が形成され、広告レコード25と広告画像データ21及び広告管理データ22からなる広告データベースが広告サーバ13の記憶媒体上に記録保存される。
図2に示したように、広告サーバ13には広告画像データ21と広告管理データ22が記録保存される。広告管理データ22はさらに広告主識別データ23と、広告識別データ24とからなる。広告主識別データ23は広告主登録フォームから広告画像とは別に登録されたデータであって、広告レコード25においては、広告主マスタ26を構成する。
広告識別データ24は広告画像登録フォームから登録されたデータであって、広告宣伝する地域を指定する地域データと、広告宣伝する時間帯、広告宣伝する期間を指定する時間データと、広告主および広告画像がどの業種に属するかを示す業種データと、広告画像の位置、大きさ、範囲等を示す印刷エリアデータ等からなり、更には、広告画像の登録時と、広告画像データの記録保存された場所を示すファイルパスが形成され、また、広告画像及び広告管理データを識別するためのIDが自動的に記録される。
そして、上記の地域データ、時間データ、業種データ、印刷エリアデータを有する複数の広告識別データは、広告レコード25では、それぞれ地域マスタ27、印刷エリアマスタ28、時間マスタ29、業種マスタ30として、広告主マスタ26と共に広告レコード25を構成している。
上記の広告主マスタ26、地域マスタ27、印刷エリアマスタ28、時間マスタ29、業種マスタ30、からなる広告レコード25が、広告選択決定時の検索に備えて広告データベースに蓄積され、分類管理されている。また、各マスタには、以下に示すような事項が記録されている。
(1)広告主マスタ26は、企業名、企業コード、所在地、業種、業種コード、連絡先、担当者等が記録されている。そのため、一度広告主登録を済ませれば、次回以降は、広告主マスタ26から自己の広告主データを呼び出せば良いので、広告登録作業を容易にすることができる。
(2)地域マスタ27は、郵便番号等のような、地域名と当該地域名に対応する地域コードが記録されている。そのため、広告宣伝する地域或いは、広告宣伝しない地域を指定することができる。
(3)印刷エリアマスタ28は、登録された広告画像の位置、大きさ、範囲等が記録されている。そのため、広告画像の規格、レイアウト等を定めておけば、広告画像を領収証の所定の位置へ、容易に配置することができる
(4)時間マスタ29は、広告掲載期間と、一日のうちで広告を掲載する開始時間と終了時間が記録されている。したがって、季節を絞って広告宣伝したり、また、時間帯を絞って広告宣伝することができるので、目的に適った広告を掲載することができ、より高い宣伝効果が期待できる。ここで、時間マスタの正確性を期すために、インターネット上のタイムプロトコルサーバ(NTPサーバ)と連動し、領収証発行システムの各サーバの時刻を統一する時計合わせ機能を本実施例のシステムが有することが好ましい。
(5)業種マスタ30は、業種名、業種名に基づいた業種コードが記録されている。そのため、広告画像を印刷する際に、領収証の同一面上に、同一業種コードを有する広告画像が掲載されないようにしたり、地域マスタと連動して、広告宣伝しない地域を指定することができる。
図10は、広告サーバ13と、医療機関サーバ14との間で、ネットワークの双方向通信機能を用いて、広告画像20をオンデマンド配信する場合を示したものであって、ステップS20で予め管理サーバから領収証のひな形31をダウンロードし、また、ステップS21で予め広告サーバから広告画像のファイルパスをダウンロードする。ファイルパスとは、広告サーバ13の記憶媒体上に記録保存してある広告画像20の記録場所を示すものであって、当該広告画像20の記録場所が判明すれば、連動して広告管理データ22が判明する。ここでまず、医療機関サーバ14からは、ステップS22で、管理サーバ12へ配布情報34の配信を要求する。配布情報34とは、前述した管理サーバに登録された医学情報や、例えば、風邪の予防方法であったり、同一又は近隣地域にある医療機関の休診情報であったり、健康増進に役立つ料理の紹介等の一般的な医療に関連するような情報であることが好ましい。
そして、ステップS22では、広告サーバ13へ広告画像20の配信を要求する。このとき広告サーバ13では、広告データベースの中から、配信要求のあった時間帯の時間コードを有する広告管理データ21を抽出し、当該広告管理データ21が有するファイルパスと配信要求のあった医療機関サーバ14が有するファイルパスとを照合し、合致した場合に当該ファイルパスを有する広告画像20を配信要求した医療機関サーバ14へ即時配信する。
そして、ステップS24で配信された配布情報34及び広告画像20は、医療機関サーバ14に記録保存され、領収証31の印刷イメージとして読み込まれ、ステップS25で印刷イメージが作成される。上記のように電気通信回線の双方向通信機能を用いて、広告画像20をオンデマンド配信することによって、広告の登録から発行までが短時間で済むので、タイムセール等、即応性の高い広告宣伝をすることができる。
一方、図11は、広告サーバ13と、医療機関サーバ14との間でインターネット回線が比較的空いている時間帯に、広告画像20を一括配信する場合を示したものであって、図10と同様に、ステップS22で、医療機関サーバ14は、管理サーバ12に配布情報34の配信を要求する。当該要求に対し、ステップS28で、管理サーバへ記録保存されている配布情報を医療機関サーバに配信する。
一方、広告画像20は、広告サーバ13から医療機関サーバ14へ、広告画像データ21及び広告管理データ22がステップS26で予め一括配信される。記録保存された広告画像20等は、ステップS28で医療機関サーバ14の記録媒体上の記録場所から呼び出され、配信された配布情報34とあわせて、領収証31の印刷イメージとして読み込まれ、ステップS29で印刷イメージが作成される。
このように医療機関サーバ14へ一括配信すれば、例えば、医療機関19の診療時間外或いは深夜等の比較的インターネット回線が空いている時間帯に配信時刻を設定する等した場合、前述の図10に示したような広告画像20をオンデマンド配信する場合と比べて記憶容量の大きい画像を回線に負担を掛けることなく取り込むことができる。また、長期間掲載する広告画像20は、領収証31発行のたびに広告サーバ13へ配信要求をするよりも、医療機関サーバ14内へ記録保存しておくほうが、回線負担を軽減し、また領収証31を迅速に発行することができる。
以上のように広告画像データ21及び広告管理データ22を広告サーバ13へ登録し、配信することによって、医療機関19が領収証31を発行する際に、登録された広告画像20等を領収証31に付けることができる。以下に領収証31の発行方法を図12にしたがって説明する。
広告付き領収証31を発行するにあたって、ステップS30に示したように、医療機関サーバ14から電子レセプト端末装置17へ、前記傷病データに対応する傷病コード、治療方法等に基づく診療報酬点数及び領収金額、そして、診療科、診療時間帯等のデータ等の広告選別条件の配信要求をし、ステップS31に示したように、医療機関サーバ14から電子カルテ端末装置16へ、患者の傷病データ、治療方法、処方する薬種データ等を含む個人データ等の広告選別条件の配信要求をする。
そして、ステップS32で、電子レセプト端末装置17、電子カルテ端末装置16から送信された広告選別条件を医療機関サーバ14は受信する。ステップS33では、電子レセプト端末装置17から受信した、傷病コード、治療方法等に基づく診療報酬点数及び領収金額を、、領収証31の印刷イメージの所定位置、好ましくは図2、図3、図4に示したように表面上半分に配置し、領収証部分32を作成する。このとき用いる領収証31の様式は、予め管理サーバ12に記録保存されているものをダウンロードして医療機関サーバ14に記録保存したものを用いる。
次のステップS34からは、広告33を領収証31の空きスペースに配置するステップに移る。ステップS35では、取得した広告選別条件にしたがって、広告サーバ13、若しくは自サーバ14内に記録保存されている広告レコード25を検索する。この広告レコード25は前述したように、例えば、患者の居住地域、掛かった診療科、午前中であるか、昼時であるか夕方であるか等の診療時間帯、空いている印刷エリア等の広告登録時に作成されたものである。
そして、ステップS36aで広告サーバ13に保管されている広告画像20広告画像を検索し、若しくはステップS36bで自サーバ14に保管している広告画像20を検索し、広告選別条件と合致する広告画像20を取り出す。このとき、一括ダウンロードした広告画像と、オンデマンド配信された広告画像の記載スペースの比率を予め設定しておいても良く、また、図12では、並行したチャートで示したが、いずれか一方の処理を先に行い、順次他の処理を行うようにしても良い。
ステップS37の領収証レイアウトパターンは、先ず、優先的に掲載する事項として、管理サーバより取得した配布情報34を、領収証31の印刷イメージの所定位置、好ましくは、図5、図6、図7に示したように領収証裏面の下半分に配置し、管理サーバ12の名称、アドレス等を記載した広告33dを、領収証の印刷イメージの所定位置、好ましくは、図5、図6、図7に示したように裏面上半分を9マスに分割した部分の上3マス分を占める位置に配置する。
そして広告画像20を領収証31の印刷イメージの広告掲載用空きスペース33へ、ステップS35からステップS37を繰り返して順次配置し、広告付き領収証31の印刷イメージを形成する。ステップS38では、作成と同時に、広告付き領収証印刷イメージを確認するステップであって、表面及び裏面にそれぞれ領収証、広告画像、配布情報等が掲載されているか確認する。そしてステップS39で、作成された広告付き領収証印刷イメージを、プリンタ端末装置18に送信して、広告付き領収証31をプリントアウトすることで、一連の処理ステップは終了する。
以上のように、広告付き領収証31を発行することによって、通常発行される領収証31の空白部分、例えば裏面等の無駄をなくすことができる。また、広告画像20を掲載するにあたって、広告掲載料を広告主から徴収するようにすれば、高額になりがちな医療費や、電子レセプト、電子カルテ等のシステム運営費に広告料を利用できるので、患者負担を強いることなく、医療機関19は、管理システムを容易に電子化することができ、医療事務従事者の負担を減らすことができる。さらに、医療費に関する領収証31は、医療費控除等のために、確定申告時まで患者の下で長期間保管されることが多いため、掲載した広告の宣伝効果は、新聞等の折り込み広告よりも長く持続することが期待できる。
また、本実施例では、医療機関サーバ14と別体に、病院等の医療機関19を登録して管理する管理サーバ12と、広告主を登録して管理する広告サーバ13を設けたので、医療機関19毎にそれぞれ専門に広告等を管理する者を置かなくても、一箇所で管理を一括することができるので、人件費コストを抑えることができる。
また、複数の医療機関19を登録する管理サーバ12を設け、当該管理サーバ12を医療機関検索用サーバと兼用するようにしたので、例えば、別の病気に罹った場合等、容易に目的の病院を検索することができる。さらに、管理サーバ12に、領収証31発行時の配布情報34として、簡単な医療情報からより専門的な医療情報を記録保管できるようにしたので、当該管理サーバ12に登録した複数の医療機関サーバ14は、これ等の医療情報を共有することができる。すなわち、例えば、がん専門、アレルギー専門等の特定の症例に特化した医療機関19が、当該配布情報34として最新の情報を管理サーバ12へ登録する場合等、登録した医療機関19が互いに最新の医学知識を共有することができる。
本実施例に係る領収証発行システムを示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムの広告サーバ上に記録保存された状態を示した説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行システムによって発行される領収証の印刷例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行方法のうち、広告登録方法に関する説明図である 本実施例に係る領収証発行方法のうち、広告発行方法の一例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行方法のうち、他の広告発行方法の例を示す説明図である。 本実施例に係る領収証発行方法を示す説明図である。
符号の説明
10…領収証発行システム、11…インターネット回線、12…管理サーバ、13…広告サーバ、14…医療機関サーバ、15…集線装置、16…電子カルテ端末装置、17…電子レセプト端末装置、18…プリンタ装置、19…医療機関
20…広告画像、21…広告画像データ、22…広告管理データ、23…広告主識別データ、24…広告識別データ、25…広告レコード、26…広告主マスタ、27…地域マスタ、28…印刷エリアマスタ、29…時間マスタ、30…業種マスタ、
31…領収証、32…領収証記載部分、33…広告記載部分、33a…縦長広告、33b…横長広告、33c…全マス広告、33d…管理サーバのアドレスを含む広告、34…配布情報。

Claims (6)

  1. 電子カルテ端末装置、電子レセプト端末装置、及びプリンタ端末装置を具備した構内情報網を有する医療機関サーバと、前記医療機関サーバを有する医療機関の名称、所在地、営業時間等を特定する識別データが複数登録されると共に、所定の領収証様式及び医学情報等が記録保管されている管理サーバと、複数の広告画像等が記録保管され、前記医療機関サーバからの配信要求に応じて、当該広告画像等を配信する広告サーバとが、インターネットを介して、ネットワークを形成した医療費領収証発行システムにおいて、
    前記医療機関サーバは、当該医療機関の識別データ、所定の領収証様式及び医学情報等を前記管理サーバから取得すると共に、前記広告サーバに複数記録された前記広告画像のうち、少なくとも一枚の必要な広告画像を当該広告サーバから取得して、前記医療機関の識別データ、医学情報等、前記広告画像を、前記プリンタ端末装置から発行する領収証の裏面等の空きスペースに記載するようにしたことを特徴とする領収証発行システム。
  2. 前記広告サーバと前記医療機関サーバとの間の電気通信手段が有する双方向通信機能を利用して、前記医療機関サーバからの広告画像配信要求に対し、前記広告サーバ上に予め記録保存したタイムテーブルにしたがって、当該広告画像配信要求がされた時間帯に配信予定となっている広告画像を、前記広告サーバが即時応答して配信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の領収証発行システム。
  3. 前記広告サーバに、複数の広告画像と、当該広告画像を領収証に掲載する時間帯を指定したタイムテーブルとを記録保存し、前記医療機関サーバからの広告画像配信要求に対して、前記広告画像と前記タイムテーブルとを一括して配信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の領収証発行システム。
  4. 電子カルテ端末装置、電子レセプト端末装置、及びプリンタ端末装置を具備した構内情報網を有する医療機関サーバと、前記医療機関サーバを設けた医療機関の名称、所在地、営業時間等を特定する識別データが複数登録されると共に、所定の領収証様式及び医学情報等が記録保管されている管理サーバと、複数の広告画像等が記録保管され、前記医療機関サーバからの配信要求に応じて、当該広告画像等を配信する広告サーバとが、インターネットを介して、ネットワークを形成した領収証発行システムを用いた領収証発行方法において、
    前記電子カルテ端末装置から前記電子レセプト端末装置へ送信された、患者の傷病データ、個人データ等に基づいて、算出した医療費と、前記医療機関サーバが前記管理サーバから取得した当該医療機関の識別データ、及び医学情報等とを、予め管理サーバから取得した前記領収証様式にしたがって、前記医療機関サーバで、領収証用紙の所定位置へ配置した印刷イメージを形成するステップと、
    前記電子レセプト端末装置あるいは電子カルテ端末装置に記録されている患者の個人情報などに基づく広告選別条件と、領収証に掲載する広告を検索するために広告サーバ上に形成した広告データベースを構成する複数の広告レコードとを、前記広告選別条件にしたがって検索して一致する広告レコードを選別するステップと、
    前記広告レコードが有し、広告サーバの記憶媒体上で広告画像が記録保存されている場所を示すファイルパスから、当該ファイルパスに対応する広告画像を前記広告サーバから取得するステップと、
    医療費、識別データ、医学情報等を配置し、印刷イメージを形成した領収証用紙の空きスペースに、取得した前記広告画像を配置して、広告付の領収証の印刷イメージを形成し、前記プリンタ端末装置から領収証を印刷発行するステップと、
    を設けたことを特徴とする領収証発行方法。
  5. 前記広告画像を互いに関連付け、別々のフォルダに記録保存した画像データと前記広告管理データとから構成し、
    当該広告管理データから、
    広告主名及び所在地、広告掲載期間、広告掲載回数等の情報が登録された広告主マスタレコードと、広告を配布する希望地域が登録された地域レコードと、広告の大きさ、位置、範囲等が登録された印刷エリアレコードと、広告掲載の時間帯が登録された時間レコードと、広告主の業種が登録された業種レコードと、画像データの記録保存場所を示すファイルパスとからなる広告レコードを形成して、
    複数の当該広告レコードをまとめた広告データベースを前記広告サーバの記憶媒体上に形成したことを特徴とする請求項4に記載の領収証発行方法。
  6. 前記プリンタ装置から領収証が発行される時間帯、電子カルテ等に記録された患者の居住地域若しくは電子レセプトから取得した医療機関が存在する地域等の広告選別条件にしたがって、広告を掲載する時間帯、広告を配布する地域、広告宣伝期間、広告掲載回数等の前記広告レコードを検索し、該当した複数枚の広告画像を、前記業種レコードにしたがって、領収証用紙上で、同一又は類似の業種が競合しないように領収証の印刷イメージを形成するようにしたことを特徴とする請求項4若しくは請求項5に記載の領収証発行方法。
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