JP2004184106A - 地図更新情報提供装置および地図情報更新装置 - Google Patents

地図更新情報提供装置および地図情報更新装置 Download PDF

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Abstract

【課題】信憑性のある地図に関する更新情報の提供を可能にする地図更新情報提供装置、地図情報更新装置、地図情報更新システム、およびそれらを実現するプログラムを提供すること。
【解決手段】ナビゲージョン装置1において、例えばA地点に新しくできた店の名前をユーザの入力操作により入力する。次に、ナビゲージョン装置1は入力された店の名前のデータを地図情報サーバ3に送信する。そのとき、ユーザが入力操作した場所の情報と時刻の情報も同時に自動で送信する。地図情報サーバ3は、送信されてきた入力操作の場所の情報と新しい店が存在するA地点とを比較し、場所があまり離れていないと判断すると、現地で確認されたとして、新しい店の名前に関するデータは信憑性があると判断する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図に関する情報の更新技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置において、CD−ROMなどの記録媒体に記録された地図データにはない道路を、画面上の操作で道路データとして追加したり、実際にその道路を走行することにより道路データとして追加する技術が知られている(特開平8−271272号公報、特開2000−311175号公報)。また、追加更新された道路データ等の地図に関する情報をインターネット上で公開し、他のユーザが利用することも知られている(特開2000−311175号公報、特開2001−306417号公報)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−271272号公報
【特許文献2】
特開2000−311175号公報
【特許文献3】
特開2001−306417号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、追加更新された地図に関する情報を他のユーザが利用する場合、その情報の信憑性が問題となる。
【0005】
本発明は、信憑性のある地図に関する更新情報の提供を可能にする地図更新情報提供装置、地図情報更新装置、地図情報更新システム、およびそれらを実現するプログラムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、地図更新情報提供装置に適用され、地図に関する情報の一部を更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段と、更新情報の信憑性を評価できる付加情報を取得する付加情報取得手段と、取得した更新情報と付加情報を出力する出力手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の地図更新情報提供装置において、付加情報は、更新情報を取得した場所に関する情報および時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むこととするものである。
請求項3の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、送信位置情報を有する道路交通情報を受信する道路交通情報受信手段をさらに備え、付加情報は、更新情報に関係する位置に最も近い位置で受信した道路交通情報に基づく位置に関する情報および受信した時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むこととするものである。
請求項4の発明は、求項1〜3のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、車両の走行軌跡に関する情報および走行時刻に関する情報のうち少なくとも1つを取得する走行軌跡情報取得手段をさらに備え、付加情報は、走行軌跡情報取得手段により取得された更新情報に関係する位置近辺の車両の走行軌跡に関する情報および走行時刻に関する情報のうち少なくとも1つを含むこととするものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、付加情報は、出力手段により更新情報および付加情報を出力するときの場所に関する情報および時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むこととするものである。
請求項6の発明は、地図情報更新装置に適用され、地図に関する情報の一部を更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段と、更新情報の信憑性を評価できる付加情報を取得する付加情報取得手段と、付加情報を使用して更新情報の信憑性を評価する信憑性評価手段と、情報を格納する記憶手段と、更新情報が信憑性があると判断された場合、更新情報を記憶手段に格納し、格納された更新情報を地図に関する情報の一部を更新するための更新情報として使用を可能とする更新手段とを備えるものである。
請求項7の発明は、請求項6記載の地図情報更新装置において、更新情報取得手段は、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置から更新情報を取得し、付加情報取得手段は、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置から付加情報を取得することとするものである。
請求項8の発明は、請求項6〜7のいずれかに記載の地図情報更新装置において、信憑性評価手段は、付加情報を使用して更新情報が現地で確認して得られたものかを評価し、現地で確認して得られたものと判断できる場合に信憑性があると評価することとするものである。
請求項9の発明は、請求項6〜7のいずれかに記載の地図情報更新装置において、更新情報を地図情報更新装置側で取得した受領時間を取得する時間取得手段をさらに備え、信憑性評価手段は、付加情報と受領時間を使用して、更新情報が受領時間から所定の時間以内に得られた新しい情報かを評価し、所定の時間以内に得られた新しい情報であると判断できる場合に信憑性があると評価することとするものである。
請求項10の発明は、請求項9記載の地図情報更新装置において、時間取得手段は、更新情報を出力する地図更新情報提供装置側での更新情報の出力時間をさらに取得し、信憑性評価手段は、出力時間と受領時間との間に所定の時間以上の差があるとき、更新情報を信憑性がないと評価することとするものである。
請求項11の発明は、請求項6〜10のいずれかに記載の地図情報更新装置において、信憑性評価手段は、付加情報の種類に応じて点数を設定し、所定の条件を満足する取得した付加情報の種類および数に応じて点数を加算し、加算された点数が所定の値以上であると信憑性があると評価することとするものである。
請求項12の発明は、請求項6〜11のいずれかに記載の地図情報更新装置において、信憑性評価手段は、実質的に同一の更新情報について複数の地図更新情報提供装置から取得しているか否かに応じて更新情報の信憑性を評価することとするものである。
請求項13の発明は、請求項6〜12のいずれかに記載の地図情報更新装置において、信憑性評価手段による信憑性評価結果に基づき、信憑性のある更新情報を提供した提供者にポイントを付与するポイント付与手段をさらに備え、ポイントは、地図情報更新装置からのサービスを受けるための料金に還元可能であることとするものである。
請求項14の発明は、請求項13記載の地図情報更新装置において、ポイント付与手段は、信憑性評価手段による評価された信憑度に応じてポイントを付与することとするものである。
請求項15の発明は、請求項13〜14のいずれかに記載の地図情報更新装置において、ポイント付与手段は、更新情報の更新対象情報の重要度に応じてポイントを付与することとするものである。
請求項16の発明は、地図情報更新システムに適用され、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置と、地図更新情報提供装置とインターネットを介して接続する請求項6〜15のいずれかに記載の地図情報更新装置とを備えるものである。
請求項17の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置の機能をコンピュータに実行させるための地図更新情報提供プログラムである。
請求項18の発明は、請求項6〜15のいずれかに記載の地図情報更新装置の機能をコンピュータに実行させるための地図情報更新プログラムである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施の形態における、車載用ナビゲーション装置(以下、単にナビゲーション装置と言う)の地図情報更新システムを示す図である。複数のナビゲーション装置1は、携帯電話などの通信装置(図2)を介してインターネット2に接続し、さらにインターネット2を介して地図情報サーバ3に接続する。地図情報サーバ3は、制御装置4および地図データを格納する地図データベース5から構成される。本実施の形態では、ナビゲージョン装置1は地図に関する情報である地図データの更新データ(更新情報)を提供するので地図更新情報提供装置とも言え、地図情報サーバ3はその更新データに基づき地図データを更新するので地図情報更新装置とも言える。
【0008】
図2は、ナビゲーション装置1のブロック図である。ナビゲーション装置1は、制御装置11、不揮発性メモリ12、現在地検出装置13、DVD駆動装置14、メモリ15、通信インターフェース16、VICS(登録商標)受信装置17、モニタ18、入力装置19を有する。
【0009】
制御装置11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路から構成される。不揮発性メモリ12は、ナビゲーション装置1の内部に設けられたハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。地図データの更新データが格納される。不揮発性メモリ12は、ナビゲーション装置1の電源が落とされても、書きこまれたデータが消えない記憶装置であればどのようなものでもよい。
【0010】
現在地検出装置13は車両の現在地を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の進行方位を検出する方位センサや車速を検出する車速センサやGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ等から成る。DVD駆動装置14は、記録媒体20を搭載して地図データなどを読み込む装置である。本実施の形態では、記録媒体20はDVD−ROMとする。なお、CD−ROMや他の記録媒体であってもよい。
【0011】
メモリ15は、現在地検出装置13によって検出された車両位置情報等を格納したり、制御装置11が演算した推奨経路上のノード情報やリンク情報等を格納するメモリである。メモリ15は、制御装置11のワーキングエリアである。通信インターフェース16は、通信装置21を接続するインターフェースである。通信インターフェース16を介して携帯電話の利用や、インターネットとの接続が可能である。
【0012】
VICS受信装置17は、電波ビーコン受信装置(不図示)、光ビーコン受信装置(不図示)、FM多重放送受信装置(不図示)からなり、VICSセンタから送信される渋滞情報などの道路交通情報(VICS情報)を受信する。電波ビーコン、光ビーコンによるVICS情報には、各ビーコンが設置されている位置情報が含まれている。これにより、車両が通過した位置を把握することができる。
【0013】
モニタ18は、地図や推奨経路や各種情報を表示する表示装置である。モニタ18は、ナビゲーション装置本体の一部として一体に設けてもよいし、筐体としては別々に設けてもよい。さらに、モニタ18のみを、ナビゲーション装置本体とケーブルなどによって接続し、分離した位置に設けるようにしてもよい。入力装置19は、経路探索時に車両の目的地等を入力したりする入力装置であ、画面上のカーソル等移動させるために使用するジョイスティックを有する。入力装置19はリモコンであってもよい。また、モニタ18の画面上に設けられたタッチパネルなどで構成してもよい。
【0014】
制御装置11は、現在地検出装置13で検出された車両の現在地情報と記録媒体20や不揮発性メモリ12に格納された地図データなどを使用して、道路地図の表示、経路計算(経路探索)、経路誘導等の各種のナビゲーション処理を行う。なお、制御装置11が実行する各種の処理プログラムは、制御装置11内部に設けられたROM(不図示)に組み込まれている。
【0015】
本実施の形態のナビゲージョン装置1は、ユーザ(ドライバや搭乗者)自身による地図データの更新情報の入力を受付けて蓄積する機能を持つ。記録媒体20に格納された地図データにはない情報を、ユーザ自身が入力したり、車両の走行軌跡などを自動的に入力したりすることにより、不揮発性メモリ12に更新データとして蓄積する。同時に、地図情報サーバ3にも送信する。地図情報サーバ3は、送信された更新データを地図データベース5に格納し、後述する一定の信憑性評価をした後、他のユーザにも公開する。
【0016】
他のユーザのナビゲージョン装置1は、地図情報サーバ3より、公開された更新データを取得し、自己の不揮発性メモリ12に格納する。不揮発性メモリ12に格納された更新データは、記録媒体20に格納された地図データに優先して各種のナビゲージョン処理に使用される。
【0017】
図3は、ナビゲーション装置1における地図データの更新処理を説明するフローチャートである。図3のフローチャートに基づく制御プログラムは、制御装置11が実行し、ナビゲージョン装置1の電源がオンされると開始する。
【0018】
ステップS1では、メモリ15にVICS用メモリが残っているか否かを判断する。VICS用メモリは、メモリ15においてVICS情報格納領域として一定容量割り当てられている。ステップS1で、VICS用メモリ残量有りと判断するとステップS2に進む。ステップS1でVICS用メモリ残量なしと判断すると、ステップS3に進む。ステップS3では、最古データを消去してステップS2に進む。ステップS2では、新しいVICS情報によるVICS位置と受信時刻をVICS用メモリに格納する。VICS情報は、渋滞情報などの交通情報であるが、電波ビーコンや光ビーコン(以下まとめてビーコンと言う)からは、それらが設置されている位置情報(以下VICS位置情報と言う)も取得することができる。ステップS4では、そのVICS位置情報と受信時刻を格納する。受信時刻は、ナビゲージョン装置1が所有するタイマーにより取得する。このようにして、走行中、常に最新に取得されたVICS位置情報と受信時刻を一定個数保持している。
【0019】
ステップS4では、メモリ15に走行軌跡用メモリが残っているか否かを判断する。走行軌跡用メモリは、メモリ15において走行軌跡情報格納領域として一定容量割り当てられている。ステップS4で、走行軌跡用メモリ残量有りと判断するとステップS5に進む。ステップS4で、走行軌跡用メモリ残量なしと判断するとステップS6に進む。ステップS6では、最古データを消去してステップS5に進む。ステップS5では、走行軌跡データと走行時刻を走行軌跡用メモリに自動記録する。ステップS5は一定時間間隔毎に実行される。走行軌跡データとは、車両の現在地情報などである。ステップS4〜S6の処理により、走行軌跡用メモリには、一連の車両位置情報とそれぞれの走行時刻が格納され、常に最新の走行軌跡情報が格納されている。
【0020】
ステップS7では、ユーザによる地図データの更新情報の入力を受け付け、更新データとして不揮発性メモリ12に格納する。ユーザが、車両走行中、ナビゲージョン装置1が出力する地図データに誤りや、更新すべき情報を発見したとき、車両を停止し入力装置19を使用して地図データの更新のための入力操作を行う。前述した例による、A地点に新しくできた店を発見した場合や、道路Aの一方通行の指示が実際の交通規制と違うことを発見した場合などである。ステップS7は、ユーザによる操作を受け付け、それに関する情報を記録する処理である。更新の対象となるデータは、記録媒体20に格納されている地図データ全般であり、例えば、地図、地名、店、施設のサービス情報、交通規制、電話番号、住所、郵便番号等に関するデータである。
【0021】
ステップS8では、さらに、付加データとして、ステップS7の入力操作を受け付けた場所、時刻を不揮発性メモリ12に記録する。入力操作を受け付けた場所は、現在地検出装置13より取得する。例えば、ユーザが、A地点に新しくできた店を発見。ユーザはB地点まで移動し、入力装置19を使用して新しい店のデータの追加登録作業を行う。その際、制御装置11は、B地点の場所とその時の時刻を、A地点のお店のデータに関連付けて不揮発性メモリ12に自動で記録する。これにより、A地点とB地点が近ければ、現地で確認した可能性が高いと判断できる。また、時刻データは、地図情報サーバ3に送信した時にそれが最近の情報なのかを地図情報サーバ3側が判断することを可能とする。
【0022】
ステップS9では、更新データに関連付けてステップS1〜S3で取得しているVICS位置情報と受信時刻を記録する。例えば、ユーザが、A地点に新しくできた店を発見。B地点まで移動し、入力装置19を使用して店のデータの追加登録作業を行う。追加登録作業によるA地点の新しい店の更新データは、不揮発性メモリ12に格納される。その際、VICS用メモリの中からA地点に最も近いビーコンが発信しているVICS位置情報とそれを受信した時の時刻を、A地点のお店のデータに関連付けて、不揮発性メモリ12に自動で記録する。これにより、A地点とA地点に最も近いビーコンが発信しているVICS位置情報が近ければ、現地で確認した可能性が高いと判断できる。また、時刻データは、地図情報サーバ3に送信した時にそれが最近の情報なのかを地図情報サーバ3側が判断することを可能とする。
【0023】
ステップS10では、更新データに関連付けてステップS4〜S6で取得している走行軌跡データと走行時刻を記録する。例えば、ユーザが、ナビゲージョン装置1による道路Aの一方通行の指示が実際の交通規制と違うことを発見。実際に走行しB地点まで移動した後、入力装置19を使用して道路Aのデータの変更作業を行う。その際、道路A上の走行軌跡(少なくとも2ポイント)、または道路Aに最も近い走行軌跡(少なくとも2ポイント)とその地点の走行時刻を、道路Aのデータに関連付けて不揮発性メモリ12に自動で記録する。これにより、道路Aと走行軌跡が一致している又は近ければ、現地で確認した可能性が高いと判断できる。また走行時刻データは、サーバに送信した時にそれが最近の情報なのかをサーバ側が判断可能とする。また走行時刻データは、どちらに向って走行したのかの判別を可能にし、さらに一方通行道路の方向性の確認を可能にする。
【0024】
なお、ステップS9のVICS位置情報に関するデータとS10の走行軌跡に関するデータは、更新データの種類にかかわらず、付加データとして記録する。ただし、更新データの種類に応じて選択して記録するようにしてもよい。
【0025】
ステップS11では、地図情報サーバ3からの接続要求があるか否かを判断する。地図情報サーバ3は、地図データを生成する生成元として機能するため、ユーザから更新情報を積極的に吸い上げる。そのため、一定間隔で接続要求を送信する。地図情報サーバ3は、ステップS11で接続要求が有ると判断するとステップS12に進み、ないと判断するとステップS13に進む。なお、ナビゲージョン装置1側では、地図情報サーバ3からの接続要求を許可しない設定をすることもできる。その場合は、ステップS11をスキップしてステップS13へ直接進む。ステップS13では、ユーザからの接続要求があるか否かを判断する。ステップS13で接続要求がないと判断すると、ステップS1に戻り処理を繰り返す。ステップS13で接続要求があると判断するとステップS12に進む。
【0026】
ステップS12では、地図情報サーバ3との接続処理を行う。接続処理とは、携帯電話などの通信装置21を使用してインターネット2を介して接続する処理である。ステップS14では、ユーザを特定するために、ナビゲージョン装置1の製造番号、携帯電話21の電話番号、ユーザに個別に割り当てられた個別番号などを送信する。これら4種の情報をすべて送信してもよいし、いずれか1つあるいは2以上を送信してもよい。
【0027】
ステップS15では、車両の現在地である送信場所と、送信時刻を送信する。例えば、ユーザが、A地点に新しくできた店を発見。B地点まで移動し、入力装置19を使用して店のデータの追加登録作業を行う。その後、C地点まで移動して地図情報サーバ3に接続。ナビゲージョン装置1と接続した地図情報サーバ3は、変更・追加データおよび後に述べる管理番号と共に送信ナビゲージョン装置1の送信場所および送信時刻と地図情報サーバ3の受信時刻を記録する。これにより、A地点と送信場所が近ければ、現地で確認した可能性が高いと判断できる。また、送信時刻データは、サーバに送信した時にそれが最近の情報なのかをサーバ側が判断することを可能とする。さらに、ナビゲージョン装置1の送信時刻と地図情報サーバ3の受信時刻を比較することで、ユーザ所有のナビゲージョン装置1への時間的な偽造の確認を可能にする。なお、ナビゲージョン装置1において、送信場所は、現在地検出装置13により取得してもよいし、携帯電話の基地局のデータに基づき得たものであってもよい。
【0028】
ステップS16では、ステップS7〜S10で不揮発性メモリ12に格納された更新データと付加データを読み出し送信する。ステップS17では、地図情報サーバ3との接続を解除する。
【0029】
このようにして、ナビゲージョン装置1では、記録媒体20に格納された地図データの更新データを取得し、自己の不揮発性メモリ12に格納するとともに、地図情報サーバ3にも送信する。この際、更新データの信憑性判断に役立つ付加データも、不揮発性メモリ12に格納するとともに、地図情報サーバ3にも送信する。なお、実地との違い・変更・追加情報である更新データをナビゲージョン装置1に登録するのはユーザ自身である。上記ステップS8〜S10の付加データは、モニタ18上には見えない隠しファイルとして、ナビゲージョン装置1に自動で登録される。また、地図情報サーバ3へも自動で送信される。従って、ユーザは、記録や送信を特に意識する必要がない。
【0030】
次に、地図情報サーバ3側における処理について説明する。地図情報サーバ3では、まず、ナビゲージョン装置1から送信されてきた更新データの信憑性の判断を行う。信憑性があると判断すると、地図データベース5を更新する。地図データベース5上で更新された更新データは、他のユーザにも公開される。さらに、信憑性があると判断された更新データの提供者にポイントを付与し、地図情報更新システム利用料金の割り引き等に利用する。すなわち、ポイントは、地図情報サーバ3からのサービスを受けるための料金に還元することができる。以下、これらの処理について詳細に説明する。
【0031】
図4は、地図情報サーバ3における地図データの更新データの処理を説明するフローチャートである。図4のフローチャートに基づく制御プログラムは、地図情報サーバ3の制御装置4が実行する。地図情報サーバ3の電源がオンされた場合、あるいは、オペレータによってプログラムの起動が指示がされた場合に開始する。
【0032】
ステップS21では、ナビゲージョン装置1との接続処理を行う。接続処理とは、携帯電話等の電話網およびインターネット2を介して接続する処理である。ステップS22では、図3のステップS14で送信されたナビゲージョン装置1の製造番号、携帯電話21の電話番号、ユーザに個別に割り当てられた個別番号などを受信する。これにより、どのユーザか、またどのユーザのナビゲージョン装置1かを特定する。
【0033】
ステップS23では、特定されたユーザが過去にデータの偽造経験があるか否かを判断する。例えば、後述するように、送信時刻に偽造を施したような場合であり、偽造の履歴が地図情報サーバ3のデータに蓄積されているような場合である。偽造の経験があるユーザのデータは信用できないので、使用しないようにする。従って、ステップS23で、偽造経験有りと判断すると地図データベース5の更新をせず処理を終了する。一方、ステップS23で偽造経験なしと判断するとステップS24に進む。
【0034】
ステップS24では、図3のステップS15で送信された送信場所と送信時刻を受信する。ステップS25では、図3のステップS16で送信された更新データと付加データを受信する。ステップS26では、地図情報サーバ3のタイマーを使用して、受信時刻を取得し記録する。ステップS27では、受信した更新データが、現地で確認されて生成されたものかどうかを評価する。現地で確認されたものであれば、信憑性があるとして評価する。
【0035】
ステップS27の現地で確認されたか否かの評価は、次の要素に基づいて判断する。
(1)現地と操作入力を行った場所が許容距離以内か
(2)現地とVICS位置が許容距離以内か
(3)現地と走行軌跡が許容距離以内か
(4)現地と送信場所が許容距離以内か
【0036】
(1)現地と操作入力を行った場所が許容距離以内かは、図3のステップS8により取得され、送信されてきた付加データに基づき判断する。(2)現地とVICS位置が許容距離以内かは、図3のステップS9により取得され、送信されてきた付加データに基づき判断する。(3)現地と走行軌跡が許容距離以内かは、図3のステップS10により取得され、送信されてきた付加データに基づき判断する。(4)現地と送信場所が許容距離以内かは、図3のステップS15により取得され、送信されてきた付加データに基づき判断する。
【0037】
上記(1)〜(4)の判断要素には、各要素の重要度に応じた得点が設定され、各要素が肯定された場合、その得点を加算する。加算して得られる得点を信憑性ランクと言う。ステップS27で、(1)〜(4)のいずれの要素も肯定されない場合、信憑性がないとして地図データベース5の更新をせず処理を終了する。ステップS27で、(1)〜(4)のいずれかの要素が肯定されるとステップS28に進む。ステップS28では、肯定された個数および配点に応じて得点が加算され、信憑性ランクが設定される。
【0038】
ステップS29では、受信した更新データが、最新データであるか否かを評価する。データが新しいと信憑性があると判断する。具体的には、次の要素に基づいて判断する。
(5)受信時刻と操作入力を行った時刻が許容時間差以内か
(6)受信時刻とVICS受信時刻が許容時間差以内か
(7)受信時刻と走行時刻が許容時間差以内か
(8)受信時刻と送信時刻が許容時間差以内か
【0039】
(5)受信時刻と操作入力を行った時刻が許容時間差以内かは、図3のステップS8により取得され、送信されてきた付加データとステップS26の受信時刻とに基づき判断する。(6)受信時刻とVICS受信時刻が許容時間差以内かは、図3のステップS9により取得され、送信されてきた付加データとステップS26の受信時刻とに基づき判断する。(7)受信時刻と走行時刻が許容時間差以内かは、図3のステップS10により取得され、送信されてきた付加データとステップS26の受信時刻とに基づき判断する。(8)受信時刻と送信時刻が許容時間差以内かは、図3のステップS15により取得され、送信されてきた付加データとステップS26の受信時刻とに基づき判断する。
【0040】
上記(5)〜(8)の判断要素には、各要素の重要度に応じた得点が設定され、各要素が肯定された場合、その得点を信憑性ランクに加算する。ステップS29で、(5)〜(8)のいずれの要素も肯定されない場合、信憑性がないとして地図データベース5の更新をせず処理を終了する。ステップS29で、(5)〜(8)のいずれかの要素が肯定されるとステップS30に進む。ステップS30では、肯定された個数および配点に応じて得点が信憑性ランクに加算される。
【0041】
ステップS31では、更新データが一方通行情報であるか否かを判断する。更新データが一方通行情報であると判断するとステップS32に進み、更新データが一方通行情報でないと判断すると、ステップS32をスキップしてステップS33に進む。ステップS32では、走行方向と更新後の一方通行情報が一致しているか否かを判断する。走行方向は、付加データの走行軌跡により判断する。ステップS32で、走行方向と更新後の一方通行情報が一致していないと判断する場合は、一方通行を実際に走行して確認したと思われないので、データの信憑性がないと判断される。従って、地図データベース5の更新をせず処理を終了する。ステップS32で、走行方向と更新後の一方通行情報が一致していると判断するとステップS33進む。
【0042】
ステップS33では、送信時刻に時間の偽造がないかどうかを判断する。具体的には、ステップS24で取得したナビゲージョン装置1のタイマーに基づく送信時刻と、ステップS26で取得した地図情報サーバ3のタイマーに基づく受信時刻を比較する。その差分が所定の値以上であれば、ナビゲージョン装置1からの送信時刻に偽造があると判断する。ステップS33で、送信時刻に偽造があると判断すると、そのユーザを特定するナビゲージョン装置1の製造番号等を記録し、更新データに信憑性がないとして地図データベース5の更新をせず処理を終了する。ステップS33で、送信時刻に偽造がないと判断するとステップS34に進む。
【0043】
ステップS34では、信憑性ランクが所定の値より大きいか否かを判断する。信憑性ランクが所定の値以下であると判断すると、更新データに信憑性がないとして地図データベース5の更新をせず処理を終了する。信憑性ランクが所定の値より大きいと判断すると、ステップS35に進む。
【0044】
ステップS35では、更新データが不特定多数のユーザから送信があったか否かを判断する。本実施の形態では、不特定多数とは2以上の異なるユーザとする。1のユーザからのみの更新データであると、更新データに信憑性がないとして地図データベース5の更新をせず処理を終了する。複数のユーザから更新データの送信があったと判断するとステップS36に進む。不特定多数の判断基準である、ユーザ数は、2以外の値であってもよい。値が大きくなれば信憑度が増す。
【0045】
ステップS36では、更新データを使用して地図データベース5の地図データを更新する。更新データは、信憑性があると判断されているので、認められた他のユーザにも公開する。他のユーザは、地図情報サーバ3の地図データベース5にアクセスして更新データを取得し、自己のナビゲージョン装置1内部に更新データとして格納し利用することが可能となる。
【0046】
ステップS37では、更新データの提供者(ユーザ)を評価し、ポイントを付与する。ポイントは、提供された更新データの信憑度(信憑性ランク)、重要度に応じて付与する。ユーザが取得したポイントは、地図情報サーバ3にユーザを特定して積算記録され、また、ナビゲージョン装置1にもその値が送信されナビゲージョン装置1でも記録される。ポイントは、地図情報サーバ3との通信料金や、各種サービスの利用料金に利用できる。
【0047】
更新データの重要性評価は、例えば、次のようにして行う。更新変更されたデータを、そのデータ種別で重要度分けをしてその重要性を評価する。道路を例に挙げれば、高速道路>国道>県道>市道>一般道>細道路、と重要度設定をすることができる。また、実地新規道路>実地道路削除>形状変更(データ不正)>実地名称変更>データ名称不正>・・・、と重要度を設定することができる。
【0048】
記号種別を例に挙げれば、都道府県庁>市区役所>警察署>学校>・・・の順に重要度を設定することができる。施設情報については「その施設がどの道路に面しているか(面していないか)」、「誘導情報に目印施設として採用されているか」,「施設検索情報に登録されているか(登録されているのはどの種別か)」,等で重要度を設定することができる。
【0049】
これらの要素毎に重要度評価基準を設定して、提供された情報の重要性を点数で評価することができる。そして、信憑性ランクと重要性のポイントを加算したり掛け算をしたりして、ポイントを決定する。
【0050】
地図情報サーバ3は、ナビゲージョン装置1から申告されるポイント値を受けて各種サービスの料金請求額を減縮する。このとき、地図情報サーバ3内部に記録されているポイントと比較を行い、不正な申告でないかどうかもチェックする。また、地図情報サーバ3に更新データ等の情報を報告する際に使った通信費は、その情報が採用・公開された場合に限りポイントに換算してユーザに返還される。これにより、ユーザは地図情報サーバ3に報告した情報が信憑性(信頼性)・重要性共に高くて公開となった場合には、情報提供料をポイントとして得ることができる。しかし、信憑性の乏しい情報を報告した際にはポイントは得られず、報告に費やした通信料金の分だけ損をすることになる。これによって、曖昧・不正な情報の提供を抑止し、より信憑性の高い重要な情報の発見・提供にユーザを導くことができる。また、地図情報サーバ3は、実地の変化に対応する最新情報を即時に入手出来るようになる。
【0051】
次に、ナビゲージョン装置1における、ユーザによる地図データ等のデータ変更(更新)の方法について説明する。図3のステップS7の詳細である。データの変更については、ナビゲージョン装置1の制御装置11が所定のプログラムを実行することによりサポートする。
【0052】
(1)まず、制御装置11はモニタ18にメニューを表示し、ユーザに「データの変更」を選択させる(この項目は車両停車中のみ操作可能とする)。(2)変更する種別が「地図」か「検索」かをユーザに選ばせる。(3)変更する場所をユーザに選ばせる。「検索」の場合、検索画面を操作して目的の情報まで辿りつかせ、その情報の文字列を編集可能とする。「地図」の場合、「画面スクロール」か「住所検索」を選ばせて地点を決めさせる。(4)変更する内容をユーザに選ばせて変更する。画面上のカーソルをジョイスティックで動かすと、カーソル位置に属する情報が「関連情報ウインドウ」になって出てくる。出力される情報はナビゲージョン装置1利用時にユーザに通常提供される情報部分のみとする。以下、変更内容についていくつか例をあげて説明する。
【0053】
a.交差点。交差点上では「交差点名称」や交差点拡大図内の「一方通行マーク」や「目印店舗マーク」等の交差点進入時にナビ画面に現れる情報について「文字列変更」や「位置変更・削除・追加」ができる。
【0054】
b.道路。道路上では「道路名称」や「方面名称」が表示され、「文字列変更」ができる。また、「関連情報ウインドウ」中に「形状」が表示され、道路の形状変更ができる。これを選択すると「関連情報ウインドウ」は閉じ、「終了」ボタンが画面隅に表示されると共に、前画面時にカーソルで選んだ道路の形状データのノード位置が選んだ道路上に強調表示される。これら複数のノードの中からカーソルで一つのノードを選択する。選ばれたノードは変色し、ここでカーソルを動かすと選ばれたノードが位置を変えて道路の形状が変化する。「選択」ボタンを再度押下するとノード位置が確定する。このとき、選択した道路を走行した時の軌跡データを参考情報として重畳表示しても良い。ここで、再度カーソルで同一あるいは別のノードを選択して、更に形状を変更することも出来る。また、画面隅に表示されている「終了」を選択すると形状変更作業は終了し、「関連情報ウインドウ」が表示されている前画面に戻る。
【0055】
c.背景。背景上ではカーソルで選んだポリゴンや文字列や記号の「建物名」「地名」「施設名」等が「関連情報ウインドウ」に表示され、「文字列変更」ができる。更に、文字列や記号は「位置変更」を選択することで位置を変更可能とする。また、記号については「種別変更」を選択することでその種別を変更可能とする。「種別変更」を選択すると変更の「候補」が一覧表示されて、カーソルで何れかを選択出来る。
【0056】
d.住宅地図。住宅地図レベルの画面では「関連情報ウインドウ」に建物毎の関連情報「施設名」「住所」「テナント情報」「高さ情報」等が表示され、これらについて「文字列変更」ができる。また、建物の「有無」も選択可能で、「関連情報ウインドウ」中に表示される「削除」を選ぶと、その建物ポリゴンを非表示に設定することも出来る。
【0057】
e.アイコン。アイコン上ではアイコンの関連情報「施設種別・位置情報」等が表示され、「種別変更・削除・位置変更」が出来る。
【0058】
f.新規登録。画面隅に表示される「新規」を選択すると「道路」「施設」の選択メニューが表示されユーザはどちらかを選択する。「道路」を選択すると「終了」ボタンが画面隅に表示されると共に、画面上に表示されている道路を構成するノードが全て強調表示される。カーソルで何れかのノードを選ぶと、そこを起点に新規ノード一つを他端点に持つ新規リンクが表示される。ここで、この起点が間違いない位置であることを確認したユーザが、この新規ノードをカーソルで選択すると他の強調表示されていたノードは全て消去され、この新規ノードの位置がカーソルに合わせて移動する。ユーザはこのカーソルを操作して実地の新規道路の方向に合わせて新規ノードの位置を決めて「選択」ボタンを押下すると新規ノードの位置は固定され、「終了」を選択すると新規道路の起点位置とその接続方向が確定する。
【0059】
この後、走行中に自車位置がこの起点ノードを通ってこの接続方向に移動した場合には、ロケータソフトは既存のデータには無い新規道路を走行しているものと判断して、既存の道路データ上に自車位置を修正する位置補正機能を停止し、走行軌跡データを生成する。この動作を自車位置が既存の道路データ上に戻ってくるまで継続し、それまでの軌跡データを前出の新規道路登録データに接続・登録することで新規道路の生成・登録が完了する。これ以降、地図表示ソフトはこの登録情報を参照して道路データを表示し、ロケータソフトはこれを正規の道路として認識する。
【0060】
「施設」を選択すると、記号とアイコンのデータの一覧が表示される。ユーザはカーソルで所望の記号/アイコンを一つ選択する。選択すると一覧画面から地図画面に戻り、選択した記号/アイコンがカーソル位置に表示される。ユーザはカーソルを所望の位置に動かして「選択」ボタンを押下して位置を設定する。ここで「関連情報ウインドウ」がこの新規記号/アイコンについて表示され、「文字列変更」手順を使って施設名称や住所・電話番号等を入力できる。以降、地図表示ソフトは常時これら登録データを認識し、この位置を画面表示する際には、この周囲にあって登録データの記号/アイコンと重畳してしまう既存の背景データよりこの記号/アイコンデータを優先して表示するようにする。
【0061】
これら操作における「文字列変更」は「関連情報ウインドウ」上に表示されるテキストを選択し修正することで可能となる。これら操作における「位置変更」は「関連情報ウインドウ」上に表示される「位置変更」のボタンを選び、画面上のカーソルを移動させることで可能となる。また「関連情報ウインドウ」上に表示される「表示位置:0,0」が示す「0,0」の値を変更することで画面上での表示位置を変更することを可能としても良い。この場合の「0,0」は既存データの設定位置を基準位置とし表示している画面のドット単位でXY方向に座標変更出来ることを表す。
【0062】
これら操作における「追加」は上記「施設」の新規追加手法に同じとする。これら操作における「削除」は関連情報ウインドウに表示される各情報に関する「削除」を選択することで表示対象外に設定登録するものとする。これらの変更は「関連情報ウインドウ」上に表示される「確定」「中止」ボタンを選択することで、「変更内容の登録」と「変更せず」を選択可能とする。なお、上記以外のデータについても、同様に、「文字列変更」「位置変更」等を行うことができる。
【0063】
(5)変更内容の登録・利用。変更された内容は一件毎に従来の地点登録機能と同様の形式でナビゲージョン装置1の不揮発性メモリ12に登録保存される。登録後は、これらはメニュー中に設定された「登録情報一覧」の中に列記され、これらを選択することで登録情報の確認や再編集が可能になる。ナビゲージョン装置1はこれらの登録情報を常時参照し、その地点の登録情報を利用する際には地図データ読込み時にこれらの登録情報を地図データメディア(CD,DVD,HDDなど)から読込んだ情報に上書きして各機能に利用する。
【0064】
なお、他のユーザが、地図情報サーバ3で公開された変更更新データを読み込んで、自己のナビゲージョン装置1内の不揮発性メモリ12に登録保存する場合も、上記と同様に利用される。
【0065】
以上のようにして構成されたナビゲージョン装置1、地図情報サーバ3、およびそれらからなる地図情報更新システムは、次のような効果を奏する。
(1)信憑性のある地図データのみが地図情報サーバ3に公開されるので、他のユーザは安心して信憑性(信頼性)のある更新データを利用することができる。他のユーザは、受信したデータの真偽の判断に労力を費やす必要がなくなる。
(2)地図データを提供する地図データ提供業者(地図情報サーバ3を所有する業者)は、自分たちで現地で確認しながら更新データを作成する必要がない。契約するユーザからの情報提供に基づき、少ない労力、低コストで、信憑性のある更新データを作成し、提供することができる。
(3)信憑性を評価する付加情報を各種設けているので、緻密かつ精度の高い信憑性評価をすることができる。
(4)VICS情報を利用して信憑性を評価しているので、公的な情報を有効に利用し、緻密かつ精度の高い信憑性評価をすることができる。
(5)更新データの偽造をチェックしているので、悪意のある不正な更新データを排除することができる。
(6)更新データの偽造のチェックを、ナビゲージョン装置1からの送信時刻と地図情報サーバ3での受信時刻の差に基づき判断しているので、容易な手法でデータの偽造をチェックすることができる。
(7)情報を提供したユーザに対してポイントを付与し、取得したポイントに応じた利用料金の還元を行う。これにより、情報を提供したユーザに対して見返りを与えて情報提供への意欲を喚起し、より多くの情報が集まる相乗効果が望める。
(8)更新対象地図データの重要度に応じてユーザが取得できるポイントを高くしているので、重要度の高い地図データの情報を提供しようとするインセンティブが生じる。
(9)ユーザが所有するナビゲージョン装置1は、インターネットを通じて地図情報サーバ3と接続するので、全国各地で走行しているナビゲージョン装置1から実際に現地で確認された信憑性のある更新情報を容易に取得することができる。また、諸外国の地図データを日本の業者が提供する場合でも、日本にいながらにして諸外国の信憑性のある更新データを取得し、公開することができる。また、より多くの他のユーザが、公開された更新データを容易に利用することができる。
【0066】
上記の実施の形態では、ナビゲーション装置の制御装置11が実行する制御プログラムはROMに格納されている例で説明をしたが、この内容に限定する必要はない。制御プログラムやそのインストールプログラムをDVDなどの記録媒体で提供してもよい。なお、記録媒体はDVDに限定する必要はなく、CD−ROM、磁気テープやその他のあらゆる記録媒体を使用するようにしてもよい。
【0067】
さらに、それらのプログラムをインターネットなどに代表される通信回線などの伝送媒体を介して提供することも可能である。すなわち、プログラムを、伝送媒体を搬送する搬送波上の信号に変換して送信することも可能である。プログラムを記録媒体やインターネットで提供する場合は、図1と同じような構成で提供すればよい。例えば、記録媒体2をプログラム提供の記録媒体にし、地図情報サーバ3をアプリケーションプログラムを提供するサーバーとすればよい。
【0068】
また、上述の制御プログラムをパソコン上で実行させてカーナビゲーション装置を実現するようにしてもよい。その場合、現在地検出装置13や入力装置19などは、パソコンの所定のI/Oポートなどに接続するようにすればよい。
【0069】
上記の実施の形態では、不揮発性メモリ12はナビゲーション装置1の内部に設けられる例を説明したが、この内容に限定する必要はない。ケーブルなどによって接続される外部記憶装置であってもよい。
【0070】
上記の実施の形態では、車載用ナビゲーション装置の例を説明したが、この内容に限定する必要はない。携帯用ナビゲーション装置であってもよい。また、携帯電話にナビゲージョン機能が搭載されている場合にも適用できる。すなわち、地図に関する情報を処理するあらゆる装置に本発明は適用できる。
【0071】
上記の実施の形態では、地図データ、すなわち地図に関する情報の一部を更新する例を説明したが、この内容に限定する必要はない。上記実施の形態で説明したような付加情報で、更新データの信憑性が評価できるようなデータであればどのようなものにも適用できる。また、付加情報は、上記実施の形態で説明した内容に限定する必要はない。更新データの信憑性が評価できる他の付加データであってもよい。
【0072】
上記の実施の形態では、現地で確認されたことを示す付加情報が少なくとも1つ存在し、かつ、最新データであることを示す付加情報が少なくとも1つ存在する場合に、信憑性があると評価する例を説明したが、この内容に限定する必要はない。現地確認の付加情報や、最新データを示す付加情報が1つでもあれば信憑性があるとしてもよい。また、信憑性のランクが所定の値以上の付加情報が1つあるいは所定の数あれば信憑性があるとしてもよい。すなわち、信憑性の評価の判断基準は、付加情報のいろいろな組み合わせが考えられ、また、その得点もいろいろな配点が考えられる。
【0073】
上記の実施の形態では、同一の更新データについて複数のユーザからの情報の提供でないと信憑性がないと判断する例を説明したが、この内容に限定する必要はない。単一のユーザからの情報提供であっても、信憑性ランクが高ければ信憑性があると判断するようにしてもよい。すなわち、上記付加情報以外の信憑性を評価する要素についても、いろいろな組み合わせで、信憑性の評価をしてもよい。
【0074】
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
【0075】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成しているので、次のような効果を奏する。信憑性のある地図に関する情報の更新情報を提供するので、他のユーザは安心して更新情報を利用することができる。また、信憑性のある更新情報を、容易かつ低コストで、より多く提供することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における、ナビゲーション装置の地図情報更新システムを示す図である。
【図2】ナビゲーション装置のブロック図である。
【図3】ナビゲーション装置における地図データの更新処理を説明するフローチャートである。
【図4】地図情報サーバにおける地図データの更新データの処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
2 インターネット
3 地図情報サーバ
4 制御装置
5 地図データベース
11 制御装置
12 不揮発性メモリ
13 現在地検出装置
14 DVD駆動装置
15 メモリ
16 通信インターフェース
17 VICS受信装置
18 モニタ
19 入力装置
20 記録媒体
21 通信装置

Claims (18)

  1. 地図に関する情報の一部を更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段と、
    前記更新情報の信憑性を評価できる付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    前記取得した更新情報と付加情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする地図更新情報提供装置。
  2. 請求項1記載の地図更新情報提供装置において、
    前記付加情報は、前記更新情報を取得した場所に関する情報および時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする地図更新情報提供装置。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、
    送信位置情報を有する道路交通情報を受信する道路交通情報受信手段をさらに備え、
    前記付加情報は、前記更新情報に関係する位置に最も近い位置で受信した道路交通情報に基づく位置に関する情報および受信した時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする地図更新情報提供装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、
    車両の走行軌跡に関する情報および走行時刻に関する情報のうち少なくとも1つを取得する走行軌跡情報取得手段をさらに備え、
    前記付加情報は、走行軌跡情報取得手段により取得された前記更新情報に関係する位置近辺の車両の走行軌跡に関する情報および走行時刻に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする地図更新情報提供装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の地図更新情報提供装置において、
    前記付加情報は、前記出力手段により前記更新情報および付加情報を出力するときの場所に関する情報および時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする地図更新情報提供装置。
  6. 地図に関する情報の一部を更新するための更新情報を取得する更新情報取得手段と、
    前記更新情報の信憑性を評価できる付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    前記付加情報を使用して前記更新情報の信憑性を評価する信憑性評価手段と、
    情報を格納する記憶手段と、
    前記更新情報が信憑性があると判断された場合、前記更新情報を前記記憶手段に格納し、格納された前記更新情報を前記地図に関する情報の一部を更新するための更新情報として使用を可能とする更新手段とを備えることを特徴とする地図情報更新装置。
  7. 請求項6記載の地図情報更新装置において、
    前記更新情報取得手段は、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置から前記更新情報を取得し、
    前記付加情報取得手段は、請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置から前記付加情報を取得することを特徴とする地図情報更新装置。
  8. 請求項6〜7のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記信憑性評価手段は、前記付加情報を使用して前記更新情報が現地で確認して得られたものかを評価し、現地で確認して得られたものと判断できる場合に信憑性があると評価することを特徴とする地図情報更新装置。
  9. 請求項6〜7のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記更新情報を前記地図情報更新装置側で取得した受領時間を取得する時間取得手段をさらに備え、
    前記信憑性評価手段は、前記付加情報と前記受領時間を使用して、前記更新情報が前記受領時間から所定の時間以内に得られた新しい情報かを評価し、所定の時間以内に得られた新しい情報であると判断できる場合に信憑性があると評価することを特徴とする地図情報更新装置。
  10. 請求項9記載の地図情報更新装置において、
    前記時間取得手段は、前記更新情報を出力する地図更新情報提供装置側での前記更新情報の出力時間をさらに取得し、
    前記信憑性評価手段は、前記出力時間と前記受領時間との間に所定の時間以上の差があるとき、前記更新情報を信憑性がないと評価することを特徴とする地図情報更新装置。
  11. 請求項6〜10のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記信憑性評価手段は、前記付加情報の種類に応じて点数を設定し、所定の条件を満足する前記取得した付加情報の種類および数に応じて前記点数を加算し、加算された点数が所定の値以上であると信憑性があると評価することを特徴とする地図情報更新装置。
  12. 請求項6〜11のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記信憑性評価手段は、実質的に同一の更新情報について複数の地図更新情報提供装置から取得しているか否かに応じて前記更新情報の信憑性を評価することを特徴とする地図情報更新装置。
  13. 請求項6〜12のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記信憑性評価手段による信憑性評価結果に基づき、信憑性のある更新情報を提供した提供者にポイントを付与するポイント付与手段をさらに備え、
    前記ポイントは、地図情報更新装置からのサービスを受けるための料金に還元可能であることを特徴とする地図情報更新装置。
  14. 請求項13記載の地図情報更新装置において、
    前記ポイント付与手段は、前記信憑性評価手段による評価された信憑度に応じてポイントを付与することを特徴とする地図情報更新装置。
  15. 請求項13〜14のいずれかに記載の地図情報更新装置において、
    前記ポイント付与手段は、前記更新情報の更新対象情報の重要度に応じてポイントを付与することを特徴とする地図情報更新装置。
  16. 請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置と、
    前記地図更新情報提供装置とインターネットを介して接続する請求項6〜15のいずれかに記載の地図情報更新装置とを備えることを特徴とする地図情報更新システム。
  17. 請求項1〜5のいずれかに記載の地図更新情報提供装置の機能をコンピュータに実行させるための地図更新情報提供プログラム。
  18. 請求項6〜15のいずれかに記載の地図情報更新装置の機能をコンピュータに実行させるための地図情報更新プログラム。
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